JPH0627836Y2 - 斜軸式アキシャルピストンポンプ・モ−タの可変装置 - Google Patents
斜軸式アキシャルピストンポンプ・モ−タの可変装置Info
- Publication number
- JPH0627836Y2 JPH0627836Y2 JP1985095715U JP9571585U JPH0627836Y2 JP H0627836 Y2 JPH0627836 Y2 JP H0627836Y2 JP 1985095715 U JP1985095715 U JP 1985095715U JP 9571585 U JP9571585 U JP 9571585U JP H0627836 Y2 JPH0627836 Y2 JP H0627836Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve plate
- motor
- piston pump
- axial piston
- variable device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、可変容量形の斜軸式アキシヤルピストンポン
プ・モータの可変装置に関するものである。
プ・モータの可変装置に関するものである。
従来の技術 この種の可変装置には実開昭58-79076号公報に示された
ものがある。
ものがある。
考案が解決しようとする問題点 上記従来例のものでは、弁板を揺動操作するサーボピス
トンが弁板の片側にだけに設けた構成であるため、弁板
の揺動時に操作力によるコジリモーメントが発生する。
トンが弁板の片側にだけに設けた構成であるため、弁板
の揺動時に操作力によるコジリモーメントが発生する。
このコジリモーメントにより弁板は円弧状摺動面上でね
じられるため、ポートのシール部が開き、ここから高圧
油が噴出したり、摺動面が損傷するなどの問題が考えら
れる。
じられるため、ポートのシール部が開き、ここから高圧
油が噴出したり、摺動面が損傷するなどの問題が考えら
れる。
また従来では、弁板の駆動装置は斜軸式アキシャルピス
トンポンプ・モータのケーシングの内部又は外部に設け
られていて、前者にあっては、製作・組立に時間がかか
り、又、後者にあっては、結果的にケーシングの外径を
拡大したと同様の結果をもたらし、スペース的に問題が
あった。本願考案は同時にこれらの問題を解決した可変
装置を提供しようとするものである。
トンポンプ・モータのケーシングの内部又は外部に設け
られていて、前者にあっては、製作・組立に時間がかか
り、又、後者にあっては、結果的にケーシングの外径を
拡大したと同様の結果をもたらし、スペース的に問題が
あった。本願考案は同時にこれらの問題を解決した可変
装置を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段及び作用 シリンダブロックが摺接する弁板を円弧状の摺動面に沿
って揺動することにより容量を変えるようにした斜軸式
アキシャルピストンポンプ・モータの可変装置におい
て、該斜軸式アキシャルピストンポンプ・モータのエン
ドカバー内に、弁板の摺動部を形成すると共に、弁板の
摺動方向の両側にサーボピストン等の1対の駆動装置を
相互に平行に内蔵させ、弁板の両側方に設けたトラニオ
ンと前記1対の駆動装置をそれぞれ連携するようにする
ことによって、弁板は摺動方向両側から駆動力が作用さ
れると共に、コンパクトで製作及びメンテナンスが容易
な可変装置を提供する。
って揺動することにより容量を変えるようにした斜軸式
アキシャルピストンポンプ・モータの可変装置におい
て、該斜軸式アキシャルピストンポンプ・モータのエン
ドカバー内に、弁板の摺動部を形成すると共に、弁板の
摺動方向の両側にサーボピストン等の1対の駆動装置を
相互に平行に内蔵させ、弁板の両側方に設けたトラニオ
ンと前記1対の駆動装置をそれぞれ連携するようにする
ことによって、弁板は摺動方向両側から駆動力が作用さ
れると共に、コンパクトで製作及びメンテナンスが容易
な可変装置を提供する。
実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中1はケース、2はこのケース1に支承された回転
軸、3はケース1の開放部を閉じるエンドカバー、4は
エンドカバー3の内側に設けた円弧状の案内溝、5はこ
の案内溝4に円弧状の摺動面を構成して係合した弁板、
6はこの弁板5に摺接するシリンダブロツク、7はシリ
ンダブロツク6に円周方向に複数個設けたシリンダボア
8に嵌合するピストンであり、このピストン7の先端は
上記回転軸2の端面部に摺動自在に係合されている。9
はセンタピンであり、このセンタピン9の一端は回転軸
2の端面の軸心位置に揺動自在に係合され、他端部は弁
板5に支承されている。
軸、3はケース1の開放部を閉じるエンドカバー、4は
エンドカバー3の内側に設けた円弧状の案内溝、5はこ
の案内溝4に円弧状の摺動面を構成して係合した弁板、
6はこの弁板5に摺接するシリンダブロツク、7はシリ
ンダブロツク6に円周方向に複数個設けたシリンダボア
8に嵌合するピストンであり、このピストン7の先端は
上記回転軸2の端面部に摺動自在に係合されている。9
はセンタピンであり、このセンタピン9の一端は回転軸
2の端面の軸心位置に揺動自在に係合され、他端部は弁
板5に支承されている。
弁板5の両側、すなわち、弁板5の摺動方向と直角方向
両側にはトラニオン5a,5bが突設してある。一方エ
ンドカバー3の上記弁板5の両側部には一対のサーボピ
ストン10a,10bが内装してあり、この各サーボピ
ストン10a,10bにリンク部材11a,11bを介
して上記トラニオン5a,5bが連結してある。上記一
対のサーボピストン10a,10bは同期して作動する
ようになつている。
両側にはトラニオン5a,5bが突設してある。一方エ
ンドカバー3の上記弁板5の両側部には一対のサーボピ
ストン10a,10bが内装してあり、この各サーボピ
ストン10a,10bにリンク部材11a,11bを介
して上記トラニオン5a,5bが連結してある。上記一
対のサーボピストン10a,10bは同期して作動する
ようになつている。
上記構成において、一対のサーボピストン10a,10
bを伸縮動することにより弁板5が案内溝4に沿つて摺
動されてポンプ・モータの容量が変えられる。
bを伸縮動することにより弁板5が案内溝4に沿つて摺
動されてポンプ・モータの容量が変えられる。
このとき、弁板5は摺動方向両側部で付勢されるので、
弁板5はこじれることなくスムーズに摺動される。
弁板5はこじれることなくスムーズに摺動される。
考案の効果 本考案によれば、弁板5を両側から操作されるので弁板
5はこじれることなくスムーズに摺動され、ポートのシ
ール部が開いたり、摺動面を損傷するようなことがなく
なる。また可変装置全体がエンドカバー内に納まってい
ることから、製作組立及びメンテナンスが容易であると
共に、全体がコンパクトに構成された斜軸式アキシャル
ピストンポンプ・モータを提供できる。
5はこじれることなくスムーズに摺動され、ポートのシ
ール部が開いたり、摺動面を損傷するようなことがなく
なる。また可変装置全体がエンドカバー内に納まってい
ることから、製作組立及びメンテナンスが容易であると
共に、全体がコンパクトに構成された斜軸式アキシャル
ピストンポンプ・モータを提供できる。
第1図は本考案に係る可変装置を適用しようとする斜軸
式アキシヤルピストンポンプ・モータの断面図、第2図
は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は弁板とサー
ボピストンとの連結部を概略的に示す説明図である。 5は弁板、6はシリンダブロツク、10a,10bはサ
ーボピストン。
式アキシヤルピストンポンプ・モータの断面図、第2図
は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は弁板とサー
ボピストンとの連結部を概略的に示す説明図である。 5は弁板、6はシリンダブロツク、10a,10bはサ
ーボピストン。
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダブロック6が摺接する弁板5を円
弧状の摺動面に沿って揺動することにより容量を変える
ようにした斜軸式アキシャルピストンポンプ・モータの
可変装置において、 該斜軸式アキシャルピストンポンプ・モータのエンドカ
バー3内に、弁板5の摺動部4を形成すると共に、弁板
5の摺動方向の両側にサーボピストン10a,10b等
の1対の駆動装置を相互に平行に内蔵させ、弁板5の両
側方に設けたトラニオン5a,5bと前記1対の駆動装
置をそれぞれ連携するようにしたことを特徴とする斜軸
式アキシャルピストンポンプ・モータの可変装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985095715U JPH0627836Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | 斜軸式アキシャルピストンポンプ・モ−タの可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985095715U JPH0627836Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | 斜軸式アキシャルピストンポンプ・モ−タの可変装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626482U JPS626482U (ja) | 1987-01-16 |
JPH0627836Y2 true JPH0627836Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=30960589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985095715U Expired - Lifetime JPH0627836Y2 (ja) | 1985-06-26 | 1985-06-26 | 斜軸式アキシャルピストンポンプ・モ−タの可変装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627836Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5958779U (ja) * | 1982-10-12 | 1984-04-17 | 日立建機株式会社 | 斜軸式液圧回転機 |
-
1985
- 1985-06-26 JP JP1985095715U patent/JPH0627836Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS626482U (ja) | 1987-01-16 |
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