JPH06278175A - 射出成形機械 - Google Patents

射出成形機械

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JPH06278175A
JPH06278175A JP5223129A JP22312993A JPH06278175A JP H06278175 A JPH06278175 A JP H06278175A JP 5223129 A JP5223129 A JP 5223129A JP 22312993 A JP22312993 A JP 22312993A JP H06278175 A JPH06278175 A JP H06278175A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 沈殿物を形成しやすい粒子の懸濁液に特に適
した射出成形機械を提供する。 【構成】 押し型は、供給通路6の一部分と射出通路4
の一部分とが、通路が開かれた時に、外部から制御され
る密閉部材9の中の1つの通路によって形成される、ヘ
ッド1を有している。供給通路6のための制御される密
閉部材と射出通路4のための制御される密閉部材とは、
同一の密閉部材か、又は近接する密閉部材であり、射出
オリフィス5に接近して配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は材料を型の中に射出する
機械に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の機械はプラスチック用に、特にエ
ラストマー用に設計され、射出ヘッドを含むものとして
すでに公知である。そして上記射出ヘッドは、以下の構
成要素を具備している。
【0003】ピストンが動くことのできる円筒形の射出
室と前記射出室をオリフィスに連結して型の中に射出す
るようにしている射出通路とに分割された軸方向の空洞
であって、射出通路が各端部に収れんし、すなわち一方
が射出室との接合部に他方が取外し自在のノズルの内部
で射出オリフィスの直前に、収れんするようにしてい
る、軸方向の空洞。
【0004】前記軸方向の空洞に開口し、他端が、外側
に加熱手段を有しウオームが中で回転する可塑化シリン
ダに連結されている供給通路。
【0005】前記供給通路に設けられた逆止弁であっ
て、ピストンが射出室の中で射出オリフィスから離れる
よう動いた時供給通路を開いたままとし、それにより前
記射出室に可塑化シリンダからのエラストマーが供給さ
れるようにし、またピストンが射出オリフィスに向って
動いた時供給通路を射出圧力の作用のもとに閉じ、それ
によりエラストマーが射出オリフィスを通って押出され
るようにする逆止弁。
【0006】射出通路上に配設された制御される密閉部
材であって、ピストンが射出室の中で射出オリフィスか
ら離れるよう動いた時射出通路を閉じまたピストンが反
対方向に動いた時射出通路を開いたままとするようにし
ている制御される密閉部材。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属又はセ
ラミックの粒子のような、粒子の懸濁液にとって、また
WIPO国際公開第8807902号及び第88079
03号に記載されている型式の上記粒子の混合やさらに
一般的には沈殿物を形成する傾向のある材料を包含する
スラッジ又はプラスチックにとって特に適している射出
成形機械を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は実際に、可塑
化手段を省略することによっても、これを含んでいた従
来の射出機械が上記の粒子の懸濁液に対して正しく作用
することができないことを知った。
【0009】本発明は射出ヘッドを含む射出成形機械を
提供するが、この射出ヘッドは、
【0010】ピストンが中で動くことのできる射出室
と、この射出室をオリフィスに連結して型の中に射出す
るようにしている射出通路とに、分割された軸方向の空
洞と、
【0011】前記軸方向の空洞に開口する供給通路と、
【0012】射出通路と供給通路上にあって、ピストン
が射出室の中を射出オリフィスから離れるように動いた
時射出通路を閉じ供給通路を開いたままとし、軸方向の
空洞に射出されるべき材料が供給されるようにし、ピス
トンが射出オリフィスに向って動いた時射出通路を開き
供給通路を閉じ、射出されるべき材料が射出オリフィス
を通って押出されるようにする、逆止め手段、とを有
し、
【0013】供給通路の一部と射出通路の一部が、その
一方又は他方が開かれた時、前記逆止め手段の一部を形
成する外部から制御される密閉部材の中の1つの通路に
よって形成され、供給通路のための制御される密閉部材
と射出通路のための制御される密閉部材が、同一の又は
隣接した密閉部材でありまた射出オリフィスの近くに配
設された密閉部材であることを特徴としている。
【0014】本発明の機械は、懸濁液を沈殿させること
をなくし、すなわち粒子が残りの懸濁液と分離しこの粒
子が射出ヘッドの正しい作動を妨げる沈殿物を形成する
ことがないように作られている。
【0015】したがって、上記の従来機械と異なり、本
発明の機械には逆止ボール弁がないが、それは粒子がこ
の弁のテーパーつき座部に沈殿し、必要な時に供給通路
の流体密の閉鎖を保証することができなくなるような箇
所に閉じ込められるからである。
【0016】一方において、供給通路の逆止め手段に制
御される密閉部材を設けることにより、開かれた時に供
給通路の一部を形成する通路を有するこの密閉部材が、
密閉部材の閉鎖が供給通路の一部を省略したことに相当
するため、流体密を失う危険をなくすることを可能にす
る。
【0017】当然に、供給通路の逆止め手段に関する上
記の説明がまた射出通路の逆止め手段についても当ては
まるものである。
【0018】供給通路と射出通路のための密閉部材が同
一であるか隣接した手段であるという事実は材料が射出
される時に加圧される供給通路の容積がゼロ(同一密閉
部材の場合)又は実際上ゼロ(隣接の密閉部材の場合)
となり、これは沈殿の現象を阻止するのに好ましいこと
である。本発明は事実、懸濁液の同じ容積の反覆した加
圧は懸濁液を沈殿させる結果を生じることを見出した。
【0019】射出オリフィスに密接して密閉部材を設け
ることはまた同じ理由で沈殿現象をなくするのに好まし
いが、それは密閉部材が射出オリフィスに近くなるほど
型の中に射出されずに加圧される懸濁液の容量が小さく
なるからである。
【0020】射出オリフィスに近いことはまた、射出オ
リフィスと射出通路のための密閉部材との間に残る材料
の量を制限しまたそのためこの容量からの材料が充填段
階の間に外に流出する危険を少なくする利点をもたらす
が、その理由は沈殿がこの流れの結果として射出オリフ
ィスの外側周辺に生じこの沈殿により型と射出ヘッドと
の間の流体密が失われまたそのため型への充填が不完全
となるような射出段階の間に漏れが生じるからである。
【0021】“隣接”なる用語は密閉部材が合理的な範
囲で実際の製造上の制約をもって達成することのできる
ほど相互に接近していることを意味し、また“接近して
いる”という表現も同じ意味に理解すべきことがわかる
であろう。実例として、この1つの密閉部材又は隣接す
る密閉部材の最も離れた部分が射出オリフィスから10
cm以下で位置し、また射出されずに射出中に加圧される
材料の容量が加圧される全容量の30%より少なく保た
れることを知ることができる。
【0022】好適な特徴によれば、射出通路の各収れん
部分は軸方向の長さの1cm当り3mmより少なく直径が減
少している。
【0023】これらの特徴は、射出通路がその射出室と
の接合部に高度に収れんしたテーパーつき縮径部を有し
この縮径部がまたこの場合ピストンのテーパーつき端部
のためのストッパとしての作用をする上記の従来機械と
は異なり、射出通路に絞りの存在をなくすることにな
る。
【0024】粒子の沈殿は事実このような絞り又は縮径
部に生じるものである。
【0025】他の好適な特徴によれば、開かれた時射出
通路の一部を形成する制御される密閉部材の前記通路
は、射出オリフィスに向って収れんしている。
【0026】これらの特徴により、射出通路が狭くなっ
ている長さを増大させまたそのためその縮径比率を限定
することができ、それにより上記した2つの要求、すな
わち短いことと低い縮径率であることの両方を満足させ
る射出通路を有することができる。
【0027】他の好適な特徴によれば、供給通路は射出
通路の直径と同じかわずかに小さい直径を有し、また縮
径部を有していない。
【0028】これらの特徴はまた沈殿の現象を阻止する
のに有利である。
【0029】本発明者は現在、この現象は懸濁液が受け
る加速度と剪断作用に本質的に基づくものであり、粒子
が懸濁液の他の成分よりも大きな密度を有しているとい
う事実は、これら粒子が加速された場合に異なった(高
い)動力学的な力を受けることになる、と信じている。
【0030】沈殿の現象はしたがって、上記の特徴によ
り、すなわち一方において供給通路の直径が最大とされ
そのためその中の流れの速度が最小となり懸濁液が停止
している時とこれが最大の流速に達した時との間に生じ
る加速度がまた最小となり、他方において縮径部によっ
て発生する局部的な加速度がなくなるために、阻止され
るものとなる。
【0031】他の好適な特徴によれば、供給通路のため
の密閉部材と射出通路のための密閉部材は、供給通路と
射出通路が共に開かれているヘッドを清掃するための構
造をもたらす。
【0032】射出ヘッドがもっぱら保守作用(また正常
の使用時でない)中に差込まれるこの清掃構造は、その
中に形成されたいかなる沈殿物も全て取除かれる射出ヘ
ッドの完全な清掃作用を行うのに特に適している。
【0033】他の好適な特徴によれば、その開かれた状
態にある供給通路は、軸方向の空洞に連通する時、この
空洞の軸線方向と鋭角を形成する方向に向けられた傾斜
した長さ部分と、またこの軸方向を横切る垂直方向の長
さ部分とを有し、この垂直方向の長さ部分は軸方向の空
洞とは反対側に栓によって閉じられた延長部分を有して
いる。
【0034】射出されるべき材料を供給する管が連結さ
れているこの傾斜した長さ部分はこの管が、例えば、射
出ヘッドの端部が型に到達するには通過しなければなら
ないプレートによって、邪魔されることなく射出オリフ
ィスに非常に接近した位置で連結できるようにし、同時
に射出ヘッドを清掃する相補的な手段を簡単かつ便利に
設けることができるようにする。
【0035】第1の好適な特にコンパクトな実施態様に
おいては、供給通路のための制御される密閉部材と射出
通路のための制御される密閉部材とは、射出通路が閉じ
られまた供給通路が開かれる充填位置と、射出通路が開
かれまた供給通路が閉じられる射出位置とをもたらす単
一の回転3方向密閉部材に組合わされる。
【0036】この3方向密閉部材は好ましくは第1の方
向と第2の方向との間の直径方向部分と直径方向部分と
第3の方向との間の半径方向部分とを有するT字形通路
を有し、前記充填位置において第1の方向と第3の方向
との間に位置する通路が供給通路の部分を形成し、第2
の方向が閉じられまた半径方向部分が射出通路と同軸で
第3の方向が射出室に対面するようにし、前記射出位置
で第3の方向が閉じられまた直径方向部分が射出通路と
同軸で射出通路の部分を形成し、第1の方向が射出室に
対面し第2の方向が射出オリフィスに対面するように
し、また清掃位置においては、前記第1、第2及び第3
の方向の全てが閉じられることがなく、第3の方向と第
2の方向との間に位置する通路が供給通路の部分を形成
しまた直径方向部分が射出通路と同軸で射出通路の部分
を形成し、第2の方向が射出室に対面し第1の方向が射
出オリフィスに対面するようにしている。
【0037】これらの特徴により、密閉部材は自己清掃
特性を有している。事実、凹所を形成する通路の各部分
−それぞれ、充填位置での半径方向部分と第2の方向と
の間に位置する直径方向部分の一部と、射出位置での半
径方向部分−が、懸濁液が流れる通路上の対向位置にあ
ることがわかる。このため上記位置の一方の凹所に形成
されたいかなる沈殿物も他方の位置の懸濁液の流れによ
って拌出されることになる。
【0038】第2の好適な実施態様においては、上記の
実施態様よりは経済的ではないが、供給通路のための密
閉部材と射出通路のための密閉部材とが別々であり、射
出通路のための密閉部材が回転可能で2つの方向を有
し、この2つの方向の間に直径方向の通路を有してい
る。
【0039】したがって、供給通路と射出通路との間に
共通の部分が存在せず(さきの実施態様では第1の方向
と半径方向部分との間に位置する直径方向部分の一部が
共通である)、またそのため相反する要求の間で折衷を
図る必要がなくなり、特に一方において供給通路のため
に射出室の直径にできるだけ接近した直径を有するこ
と、他方において射出通路のため密閉部材の通路におい
て収れんさせることが必要でなくなる。
【0040】好ましくは、供給通路のための密閉部材
は、前記傾斜した長さ部分と垂直の長さ部分と延長部分
との間の接合部に配設され、3つの方向を有するように
回転可能であり、供給通路が開かれ前記延長部分と連通
する充填位置と供給通路が閉じられる射出位置とをもた
らす。
【0041】供給通路のための密閉部材は第1の方向と
第2の方向との間の直径方向部分と、直径方向部分と第
3の方向との間の半径方向部分とを備えたY字形の通路
を有し、前記充填位置において、第3の方向と第2の方
向との間に位置する通路が供給通路の部分を形成し、直
径方向部分が前記垂直の長さ部分と延長部分に同軸であ
り第1の方向が延長部分に対面し第2の方向が軸方向の
空洞に対面し、また半径方向部分が前記傾斜した長さ部
分と同軸で第3の方向が傾斜した長さ部分に対面するよ
うにし、また前記射出位置において前記直径方向部分が
前記垂直の長さ部分と延長部分を横切り半径方向部分が
直径方向部分の上方にあるようにする。
【0042】射出ヘッドは供給通路のための回転密閉部
材と射出通路のための密閉部材との間に伝動部を有し、
それにより射出通路のための密閉部材の直径方向通路が
射出通路の部分を形成し、供給通路のための密閉部材が
この通路を閉じる射出位置にあるようにし、また射出通
路のための密閉部材が射出通路を閉じた時供給通路のた
めの密閉部材がこの通路の開かれる充填位置にあるよう
にする。
【0043】射出ヘッドは前記伝動部を取外す手段を含
み、それにより供給通路と射出通路とのそれぞれの密閉
部材が、供給通路と射出通路の両方が開かれる清掃状態
をもたらすようにする。
【0044】他の好適な特徴によれば、ピストンが射出
パイプに対面する凹面を有し、少なくともその底部に突
出部分を有している。
【0045】ピストンの端部はしたがって、特に供給通
路が軸方向空洞に開口する領域の底部に形成される全て
の沈殿物をかき落すことのできる一種のすくい具を形成
し、このかき落された粒子は“すくい具”の空洞の中に
回収されあとに続く充填の間供給通路から流入する懸濁
液と自然に再び混合する。
【0046】他の好適な特徴によれば、本発明の機械は
射出されるべき材料を供給するユニットを有し、このユ
ニットは前記供給通路に連結されるチューブによって前
記射出ヘッドに連結され、また射出されるべき材料を収
容するホッパーと前記チューブへの連結部との間に強制
計量ポンプを有し、前記強制計量ポンプは好ましくはホ
ッパーに近接してその下側に配置され、ピストンが動く
ことのできる計量室とこの計量室と前記連結部との間に
位置する第1の導管とに分割される内腔を備えたシリン
ダを有し、第2の導管が第1の導管にホッパーのために
設けられた連結部を連結し、回転3方向密閉部材が第1
の導管と第2の導管との間の接合部に配設され、この密
閉部材が、計量室を第2の導管に連結しまた計量室を第
1の導管から隔離する流入位置と、計量室を第1の導管
に連結しまた計量室を第2の導管から隔離する放出位置
とをもたらすようにしている。
【0047】この供給ユニットは特に、ここに開示され
た機械に適しているが、特にプラスチックを射出するの
に適した機械に対し独立して用いることができる。
【0048】
【実施例】本発明の記載は添付図面を参照し、実例が限
定されないものとして与えられる2つの実施態様の記載
によって以下に続けられる。
【0049】図1及び2に示される射出ヘッド1は、ピ
ストン3が動くことのできる円筒状射出室2とこの円筒
状射出室2を型に射出するオリフィス5に連結する収れ
ん射出通路4とに分割された軸方向の空洞を有してい
る。
【0050】軸方向空洞に供給するため、ヘッド1は外
側で可撓チューブ7の一端に連結された供給通路6を有
し、可撓チューブの他端(図4及び5参照)は射出され
るべき懸濁液を供給するユニット8に連結されている。
【0051】図1に示される状態において、軸方向空洞
に最も近い端部に位置する供給通路6の部分は、射出通
路4を閉じる回転密閉部材9の中の通路によって形成さ
れる。一方において、図2に示す状態においては、供給
通路6は密閉部材9によって閉じられ、密閉部材中の通
路が射出通路4の一部を形成する。
【0052】図1に示す状態は射出されるべき懸濁液を
充填する段階の開始時に射出ヘッド1のとる状態を示
し、ピストン3はついで図1で右側に移動しまた懸濁液
は供給通路6を通って軸方向空洞に向って流れる。ピス
トン3が所定距離動いた後、停止しそして密閉部材9が
回転されて図2に示す位置となる。ピストン3はそれか
ら射出室2の中を左側に向って動き、すなわちピストン
は射出オリフィス5に向って動き、射出オリフィス5を
通ってある量の懸濁液が押出される。ピストン3が図2
に示される位置に到達すると、型への射出は終了する。
【0053】回転密閉部材9が、射出通路4のための密
閉部材と通路6のための密閉部材との両方の作用をし、
また図1の状態で射出通路4上に逆止め手段がもたらさ
れ図2の状態で通路6上に逆止め手段がもたらされるこ
とがわかる。
【0054】回転密閉部材9を制御する手段が、もっぱ
ら図2に示されている。この手段は、回転密閉部材9に
固定されまた密閉部材9と反対側の端部にリンク13の
一端に固定されたブラケット12の垂直溝に係合するフ
ィンガー11が設けられたレバー10を含み、リンク1
3の他端はヘッド1に固定されたアクチェータの軸部1
6に固定されたフォーク状接合部15上の軸線の周りに
関節接合されている。
【0055】回転密閉部材9を図2の位置(射出位置)
から図1の位置(充填位置)に動かすため、アクチェー
タが作動され、レバー10が軸線17によって図解式に
示される位置に到達するまで軸16をその軸線に沿って
図2の右側に向って動かす。
【0056】当然に、充填位置から射出位置に移動する
ためには、同様な手順が行われるが、これは反対方向に
軸部16を図2の左側に向って動かすことにより行われ
る。
【0057】ブラケット12はレバー10とフィンガー
11の取外し自在のピンとの間に保持される。レバー1
0を回転密閉部材9を制御する他の構成要素から、解放
するには、前記ピンを取外しレバー13とブラケット1
2とを軸線14の周りに、フィンガー11がブラケット
12の溝から取外されるまで傾斜させることにより、行
うことができる。この取外しを行った後、回転密閉部材
9を、レバー10が図2に示す位置とは直径方向反対側
の位置にある清掃位置に動かすことができる。この位置
で射出通路4と通路6とが開かれることがわかる。
【0058】さらに詳細には、この清掃作用を行うた
め、ヘッド1の端部が取外され、本体18をシリンダ1
9からねじを弛めることにより取外し、ピストン3が次
に室2から引出される。オリフィス5が端部にあるノズ
ル20がまた取外され、また通路6の垂直の長さ部分2
3の延長部分22を閉じる栓21も取外され、この垂直
の長さ部分23には軸方向空洞の方向と鋭角を形成する
傾斜した長さ部分24が連結されている。
【0059】これらの取外しが行われた後、流体が室
2、供給通路6及び延長部分22を通って、清掃位置に
置かれた回転密閉部材9に導入され、この清掃流体は射
出通路4を通って出ていく。このような操作により、ヘ
ッド1の作用の間に形成された粒子のいかなる沈殿も効
果的に除去される。
【0060】射出ヘッドはまた、これを取外すことな
く、ピストン3を内腔2から完全に引出し清掃流体、特
に水又は他の適当な溶剤を内腔2と延長部分22とに射
出することにより、簡単に清掃することができる。
【0061】上記の説明された種々の連結を行うため、
回転密閉部材9は3つの方向25,26,27の間にT
字形の通路を有し、この通路は方向25と26との間の
直径方向部分28とこの部分28と方向27との間の半
径方向部分29とを有している。
【0062】充填位置(図1)において、方向25と2
7との間に位置する通路は供給通路6の一部を形成し、
方向26は閉じられまた部分29が射出通路4と同軸で
あり、方向27は射出室2に対面している。
【0063】射出位置(図2)において、方向27は閉
じられまた直径方向部分28が射出通路4と同軸でその
一部を形成し、方向25が射出室2に対面し方向26が
オリフィス5に対面している。
【0064】最後に、清掃位置において、方向25,2
6及び27のいずれも閉じられず、方向27と方向26
との間に位置する通路が通路6の一部を形成しまた部分
28が射出通路4と同軸でその一部を形成し、方向26
が内腔2に対面し方向25がオリフィス5に対面してい
る。
【0065】充填位置(図1)において、方向26と部
分29との間に位置する部分28の一部が懸濁粒子が沈
殿する凹所を形成し、また同じことが射出位置(図2)
における部分29に対して言えることがわかるであろ
う。
【0066】これら凹所の各々はしかし、密閉部材9が
他の位置へと動いた時に清掃されるが、その理由は、充
填位置で存在する凹所が射出位置での射出通路4の一部
を形成し、また射出位置で存在する凹所が充填位置での
通路6の一部を形成し、それにより前記位置の一方の位
置で凹所に蓄積された全ての粒子が他方の位置でこの凹
所から懸濁液の流れによって取除かれるからである。
【0067】図示の例において、射出ヘッド1はその軸
線に沿って動くことができ、それによりオリフィス5の
周囲が、懸濁液の射出される型と流体密状に相互に作用
することができ、ヘッドは射出後に型から離れるよう動
く。
【0068】したがって、完全な作動サイクルは次のと
おりである。ヘッドが型から離れた位置にあり回転密閉
部材9が充填位置にありピストン3がオリフィス5にで
きるだけ接近していることにより(図1)、ヘッド1に
は射出されるべき懸濁液が供給されまたピストン3が引
っ込み、ピストン3の引っ込みにより空となった射出室
2が懸濁液で充たされ、懸濁液が通路6を通って流入
し、ヘッド1が充たされると、ヘッド1はオリフィス5
の周囲が型に接触するまで前方に向って動く。回転密閉
部材9がついで射出位置へと動きまたピストン3がその
最大前進位置(図2)に動き、内腔2がピストン3の動
きのため減少された容量に等しい懸濁液の容量を受け入
れる。このピストンは型の中の懸濁液が凝固され又は固
まるまで保持される(圧力下に保たれる)。射出ヘッド
は次に引っ込み、回転密閉部材9が充填位置に戻りサイ
クルが再び始まる。
【0069】必要ならば、懸濁液が型の中で凝固した後
でヘッド1が引っ込む前に、ピストン3を少し引っ込
め、オリフィス5の周囲が型に接触しなくなった時に懸
濁液がオリフィス5を通って流れるのを阻止することが
できる。
【0070】図2に見られるように、この機械は型に接
近して比較的厚いプレート30を有し、ヘッド1が型に
到達するにはこのプレートのオリフィスを通過しなけれ
ばならないようにしている。
【0071】プレート30にもかかわらず、密閉部材9
はオリフィス5に接近して配設することができるが、そ
の理由は、通路6の傾斜部分24がプレート30によっ
て占められる空間に密閉部材9を配設することができる
ようになっているからである(図2参照)。
【0072】図示の例では、この機械はプラスチックの
射出のため大きさが決められたフレームを有し、それに
より射出ヘッドを取替えることによりこのプラスチック
材料のために用いることができるようにする。機械がも
っぱら懸濁液の射出を意図して製造された場合には、プ
レート30の厚さを著しく減少しまた型をプレートに極
めて接近させることができ、これにより一方において密
閉部材9とノズル20とを相互にさらに接近するように
しまた他方においてノズル20を短くし、密閉部材と射
出オリフィス5との間の距離をさらに減少させることが
できる。
【0073】図3に示される変形例において、ヘッド4
0はその構造と作用がヘッド1と同様である(同一符号
が同一構成要素に付けられている)が、射出通路4と通
路6とに共通の制御される密閉部材9が、射出通路4の
ための密閉部材41と通路6のための密閉部材42との
別々の密閉部材によって置換えられている。
【0074】射出通路4のための回転密閉部材41はそ
の間に直径方向通路43を有する2つの方向を有してい
る。図示の位置において、密閉部材41は射出通路4を
開いたままとしその通路43が通路4の一部を形成す
る。射出通路4を閉じるため、密閉部材41は矢印44
で示されるように90°にわたって回転することができ
る。
【0075】回転密閉部材42は傾斜した長さ部分24
と垂直の長さ部分23と延長部分22との間の接合部に
配設される。この密閉部材は3つの方向44,45及び
46を備えたY字形通路を有している。図3に示す位置
(射出位置)において、密閉部材42は通路6を閉じ
る。この密閉部材が矢印47で示されるように、90°
にわたって回転されると、密閉部材42は供給通路6が
開かれ延長部分22と連通する充填位置となる。
【0076】密閉部材42のY字形通路は方向44と方
向45との間に直径方向部分48と、この部分48と方
向46との間に半径方向部分49とを含んでいる。
【0077】充填位置において、方向46と方向45と
の間に位置する通路は通路6の一部を形成し、部分48
は垂直の長さ部分23と延長部分22とに同軸であり、
方向44が延長部分22に対面しまた方向45が軸方向
空洞に対面し、一方、部分49は傾斜した長さ部分24
に同軸で方向46が傾斜した長さ部分24に対面する。
【0078】射出位置(図3)において、部分48は長
さ部分23と延長部分22とを横切り、部分49が部分
48の上方にある。
【0079】密閉部材41と42との間に伝動部が設け
られ、この場合はピッチ線のみが図示されている扇形歯
車によって形成され、それにより密閉部材41の通路4
3が射出通路4の一部を形成した時密閉部材42が射出
位置(図3)にあり、また密閉部材41が射出通路4を
閉じた時密閉部材42が充填位置にあるようになってい
る。
【0080】密閉部材41と42との間の伝動部は、密
閉部材41が矢印44′で示されるように回転した時密
閉部材42が矢印47で示すように回転し(射出位置か
ら充填位置に動く)、同様に反対方向に回転する(充填
位置から射出位置に動く)ようになっている。
【0081】密閉部材41と42との間の伝動部はこの
場合扇形歯車の一方を密閉部材42に連結するピンを取
外すことにより分離されるようになっており、ヘッド4
0を、密閉部材41が図示の位置にあり密閉部材42が
通路6を開いたままとする位置にある清掃位置に置くよ
うにする。
【0082】密閉部材41と42のための制御装置は示
されていないが、密閉部材9のための制御装置と同様で
あり、レバー10と同様のレバーが密閉部材41に取付
けられている。
【0083】ヘッド40において、ピストン3がピスト
ン50に取替えられ、このピストン50はその端部に、
少なくとも底部で突出する部分を備えた、射出通路に対
面する凹面50′を有している。
【0084】ピストン40の端部はしたがって一種のす
くい具を形成し、このすくい具は通路6が軸方向空洞に
開口する領域の底部に形成されたいかなる沈殿物もかき
落すことができる。
【0085】底部に突出部分を保持するため、ピストン
50がそれ自体回転するのを阻止する手段が設けられ
る。
【0086】ヘッド1とヘッド40とにおいて、射出通
路の各収れん部分が特に低い縮小比率、この場合は軸方
向長さ1cm当り3mmより少ない縮小率を有していること
がわかるであろう。さらに、開かれた時射出通路4の一
部を形成する密閉部材9と41の部分28と43が、そ
れぞれ射出オリフィスに向って収れんされていることが
わかるであろう。
【0087】また通路6が内腔2の直径よりほんの僅か
に小さい直径を有し、また縮径部を全く有しないことが
わかるであろう。
【0088】懸濁液供給ユニット8は懸濁液を均一に保
つため回転する撹拌機52を備えた、射出されるべき懸
濁液を収容するホッパー51を有している。ホッパー5
1と可撓チューブ7との間に強制計量ポンプ53が設け
られ、計量ポンプ53はピストン56が動くことのでき
る計量室55と、計量室55とチューブ7への連結部5
8との間に位置する導管57とに分割された内腔を備え
たシリンダ54を有し、導管59が導管57にホッパー
のために設けられた連結部60を連結している。
【0089】回転3方向密閉部材61が導管59と57
との間の接合部に配設される。これは、計量室55を導
管59に連結しまた計量室55を導管57から隔離する
流入位置(図4)と、計量室55を導管57に連結しま
た計量室を導管59から隔離する放出位置(図5)と
を、もたらす。
【0090】作動サイクルは次のとおりである。密閉部
材61が流入位置に置かれピストン56が前方に最大限
動かされ(図4)、ピストン56が所定のように引っ込
みホッパー51に収容された懸濁液の所定量(一部分)
がシリンダ54に流入する。密閉部材61が回転され放
出位置(図5)に置かれ、ピストン56が前方に動かさ
れて懸濁液の前記所定量をチューブ7を通って放出す
る。密閉部材61が回転されこれを充填位置に戻し、サ
イクルが再開する。
【0091】強制計量ポンプ53がヘッド1と全く同様
な構造と作用とを有することがわかるであろう。
【0092】図示の機械においては、ピストン3又は5
0は、ヘッドがピストン56の前方への運動の作用のも
とに充填される段階で引っ込むことができる。同様にピ
ストン56と3又は50が制御され同様の作用を得るよ
うにする。
【0093】ポンプ53を使用する利点は、懸濁液の吸
入によりヘッド1又は40に充填することとキャビテー
ションの危険と射出されるべき懸濁液内部に空気の泡が
形成されることとを回避し、また射出ヘッドに流入する
懸濁液の量を非常に正確に配分することである。
【0094】この配分を行うことが必要でなくまたキャ
ビテーションの危険がない時には、チューブ7が直接ホ
ッパー51に連結される。
【0095】上記の射出機械は粒子の懸濁液のために特
に設計されているが、射出されるべき他の材料に対して
も適合させることができる。
【0096】この機械は特に型又は型の空洞の中での主
要部の凝固が懸濁液又は射出もしくは成形材料の中での
固化によって得られるような、極低温を必要とする射出
工程又は圧力ダイキャスト工程のために用いられるが、
また他の射出工程にも適合している。
【図面の簡単な説明】
【図1】粒子の懸濁液を射出するための、本発明の機械
の射出ヘッドの、充填段階を開始した状態にあるところ
を示す、縦断正面図である。
【図2】射出ヘッドの、射出段階の終りの状態を示す図
1と同様の図である。
【図3】射出ヘッドの変更実施態様を示す図2と同様の
状態を示す図である。
【図4】ヘッドに供給するユニットの、流入段階の開始
時の状態を示す縦断正面図である。
【図5】図4のユニットの、放出段階の開始時の状態を
示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1…射出ヘッド 2…射出室 3…ピストン 4…射出通路 5…射出オリフィス 6…供給通路 7…可撓チューブ 8…ユニット 9…密閉部材 20…ノズル 22…延長部 23…垂直長さ部分 24…傾斜長さ部分 25…第1の方向 26…第2の方向 27…第3の方向 28…直径方向部分 29…半径方向部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラインハルト シュテゲル ドイツ連邦共和国,7800 フライブルク, オッフェンブルゲルシュトラーセ 21

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出ヘッド(1,40)を含む射出成形
    機械であって、射出ヘッド(1,40)が、 ピストン(3,50)が動くことのできる円筒状の射出
    室(2)と該射出室(2)をオリフィス(5)に連結し
    型の中に材料を射出する射出通路(4)とに分割された
    軸方向の空洞と、 前記軸方向空洞に開口する供給通路(6)と、 ピストンが射出室(2)の中で射出オリフィス(5)か
    ら離れるよう動いた時射出通路(4)を閉じ供給通路
    (6)を開いたままとし、軸方向空洞に射出されるべき
    材料が供給されるようにし、ピストンが射出オリフィス
    (5)に向って動いた時射出通路(4)を開き供給通路
    (6)を閉じ、射出されるべき材料が射出オリフィス
    (5)を通って押出されるようにする、射出通路(4)
    と供給通路(6)上の逆止め手段、 とを有し、 供給通路(6)の一部と射出通路(4)の一部とが、そ
    の一方又は他方が開いた時、前記逆止め手段の部分を形
    成する外部から制御される密閉部材(9,41,42)
    の中の1つの通路によって、形成され、供給通路のため
    の制御される密閉部材と射出通路のための制御される密
    閉部材が同一の又は隣接する密閉部材でありかつ射出オ
    リフィス(5)に接近して配設されていることを特徴と
    する射出成形機械。
  2. 【請求項2】 射出通路(4)の各収れん部分が軸方向
    長さ1cm当たり3mm以下の縮径部を有していることを特
    徴とする請求項1に記載の機械。
  3. 【請求項3】 開かれた時射出通路(4)の一部を形成
    する、制御される密閉部材(9,41)の前記通路(2
    8,43)が射出オリフィス(5)に向って収れんして
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の機械。
  4. 【請求項4】 供給通路(6)が射出室(2)の直径と
    等しいか僅かに小さい直径を有していることを特徴とす
    る請求項1から3のうちの1項に記載の機械。
  5. 【請求項5】 供給通路(6)のための制御される密閉
    部材(9,42)と射出通路(4)のための制御される
    密閉部材(9,41)とが、供給通路と射出通路とが共
    に開かれる、ヘッドを清掃するための構造をもたらすこ
    とを特徴とする請求項1から4のうちの1項に記載の機
    械。
  6. 【請求項6】 供給通路(6)が、その開いた状態で、
    軸方向空洞に連通した時、前記空洞の軸線方向と鋭角を
    形成する方向に向けられた傾斜した長さ部分(24)
    と、前記軸線方向を横切る垂直の長さ部分(23)とを
    有し、垂直の長さ部分(23)が軸方向空洞とは反対側
    の端部に栓(21)で閉じられた延長部分(22)を有
    していることを特徴とする請求項1又は5に記載の機
    械。
  7. 【請求項7】 供給通路のための制御される密閉部材と
    射出通路のための制御される密閉部材とが、射出通路
    (4)が閉じられ供給通路(6)が開かれる充填位置
    と、射出通路が開かれ供給通路が閉じられる射出位置と
    をもたらす単一の回転3方向密閉部材(9)に組合わさ
    れていることを特徴とする請求項1から6のうちの1項
    に記載の機械。
  8. 【請求項8】 前記3方向密閉部材(9)が第1及び第
    2の方向(25,26)の間の直径方向部分(28)と
    直径方向部分(28)と第3の方向(27)との間の半
    径方向部分(29)とを備えたT字形通路を有し、前記
    充填位置において、第1及び第3の方向(25,27)
    の間に位置する通路が供給通路(6)の部分を形成し、
    第2の方向(26)が閉じられまた半径方向部分(2
    9)が射出通路(4)と同軸で第3の方向(27)が射
    出室(2)に対面し、前記射出位置において、第3の方
    向(27)が閉じられまた直径方向部分(28)が射出
    通路(4)と同軸で射出通路(4)の部分を形成し、第
    1の方向(25)が射出室(2)に対面し第2の方向
    (26)が射出オリフィス(5)に対面し、さらに清掃
    位置において、前記第1、第2及び第3の方向のいずれ
    もが閉じられず、第3及び第2の方向(27,26)が
    供給通路(6)の部分を形成しまた直径方向部分(2
    8)が射出通路(4)と同軸で射出通路(4)の部分を
    形成し、第2の方向(26)が射出室(2)に対面し第
    1の方向(25)が射出オリフィス(5)に対面するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の機械。
  9. 【請求項9】 供給通路のための制御される密閉部材と
    射出通路のための制御される密閉部材が別々の密閉部材
    (41,42)であり、射出通路(4)のための密閉部
    材(41)が回転自在であり2方向でその間に直径方向
    通路(43)を有していることを特徴とする請求項1か
    ら6のうちの1項に記載の機械。
  10. 【請求項10】 供給通路(6)のための密閉部材(4
    2)が前記傾斜した長さ部分(24)と垂直の長さ部分
    (23)と延長部分(22)との間の接合部に配設さ
    れ、回転自在であり、3方向(44,45,46)を有
    し、供給通路が開かれ前記延長部分に連通する充填位置
    と供給通路が閉じられる射出位置とをもたらすことを特
    徴とする請求項6と組合せた請求項9に記載の機械。
  11. 【請求項11】 供給通路(6)のための密閉部材(4
    2)が第1及び第2の方向(44,45)の間の直径方
    向部分(48)と直径方向部分(48)と第3の方向
    (46)との間の半径方向部分(49)とを備えたY字
    形通路を有し、また前記充填位置において、第3及び第
    2の方向(46,45)の間に位置する通路が供給通路
    (6)の部分を形成し、直径方向部分(48)が前記垂
    直の長さ部分(23)と延長部分(22)とに同軸で第
    1の方向(44)が延長部分(22)に対面し第2の方
    向(45)が軸方向空洞に対面し、また半径方向部分
    (49)が前記傾斜した長さ部分(24)と同軸で第3
    の方向(46)が傾斜した長さ部分に対面し、さらに前
    記射出位置において、前記直径方向部分(48)が前記
    垂直の長さ部分(23)と延長部分(22)とを横切
    り、半径方向部分が直径方向部分の上方にあることを特
    徴とする請求項10に記載の機械。
  12. 【請求項12】 射出ヘッド(40)が供給通路のため
    の回転密閉部材(42)と射出通路のための回転密閉部
    材(41)との間に伝動部を有し、それにより、射出通
    路のための密閉部材(41)の直径方向通路(43)が
    射出通路(4)の部分を形成した時、供給通路のための
    密閉部材(42)が供給通路を閉じる射出位置にあり、
    また射出通路のための密閉部材(41)が供給通路を閉
    じた時供給通路のための密閉部材(42)が供給通路が
    開かれる充填位置にあるようにしていることを特徴とす
    る請求項9から11のうちの1項に記載の機械。
  13. 【請求項13】 射出ヘッド(40)が前記伝動部を取
    外す手段を含み、供給通路(6)と射出通路(4)との
    ための密閉部材(41,42)がそれぞれ、供給通路と
    射出通路が共に開かれる清掃構造をもたらすようにして
    いることを特徴とする請求項12に記載の機械。
  14. 【請求項14】 ピストン(50)が射出通路に対面す
    る凹面(50′)を有し、少なくともその底部に突出部
    分を備えていることを特徴とする請求項1から13のう
    ちの1項に記載の機械。
  15. 【請求項15】 射出されるべき材料を供給し、前記供
    給通路(6)に連結されたチューブ(7)によって前記
    射出ヘッド(1,40)に連結された、ユニット(8)
    を有し、前記供給ユニット(8)が射出されるべき材料
    を収容するホッパー(51)と前記チューブ(7)への
    連結部(58)との間に強制計量ポンプ(53)を有
    し、前記強制計量ポンプ(53)が、ピストン(56)
    が動くことのできる計量室(55)と計量室(55)と
    前記連結部(58)との間に位置する第1の導管とに分
    割された内腔を備えたシリンダ(54)を有し、第2の
    導管(59)が第1の導管にホッパーのために設けられ
    た連結部(60)を連結し、回転3方向密閉部材(6
    1)が第1と第2の導管(57,59)の間の接合部に
    配設され、この密閉部材が、計量室(55)を第2の導
    管(59)に連結し計量室(55)を第1の導管(5
    7)から隔離する流入位置と、計量室(55)を第1の
    導管(57)に連結し計量室(55)を第2の導管(5
    9)から隔離する放出位置とをもたらすことを特徴とす
    る請求項1から14のうちの1項に記載の機械。
  16. 【請求項16】 強制計量ポンプ(53)が好ましくは
    ホッパー(51)に近接しかつその下側に位置している
    ことを特徴とする請求項15に記載の機械。
  17. 【請求項17】 粒子、特に金属又はセラミックの粒子
    の懸濁液、スラッジ、充填材を有するプラスチック、エ
    ラストマー、さらに一般的には沈殿物を形成する可能性
    のある任意の材料を射出するための請求項1から16の
    うちの1項に記載の機械の使用方法。
  18. 【請求項18】 型又は型の空洞における部分の凝固が
    懸濁液又は射出もしくは成形材料の固化によって得られ
    る、極低温を必要とする射出工程又はダイキャスト工程
    を実施する請求項17に記載の使用方法。
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