JPH0627789A - 画像形成装置のパターン露光装置 - Google Patents

画像形成装置のパターン露光装置

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JPH0627789A
JPH0627789A JP4180113A JP18011392A JPH0627789A JP H0627789 A JPH0627789 A JP H0627789A JP 4180113 A JP4180113 A JP 4180113A JP 18011392 A JP18011392 A JP 18011392A JP H0627789 A JPH0627789 A JP H0627789A
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JP
Japan
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light
pattern
light source
pattern exposure
exposure apparatus
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Pending
Application number
JP4180113A
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English (en)
Inventor
Makoto Sakanobe
真 坂廼辺
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH0627789A publication Critical patent/JPH0627789A/ja
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構造で光源に起因するパターン
潜像の濃度むらを無くし、写真等の絵的画像の階調再現
性をさらに向上させることができる手段を得ること。 【構成】 電子写真方式の画像形成装置に使用され、一
様帯電した感光体表面に階調再現性向上用のスリットパ
ターン潜像を形成するパターン露光装置であって、この
パターン露光装置は、感光体Fの略全幅に照射可能な蛍
光灯11と、この蛍光灯11を被い一定間隔で微細な光
透過孔13を形成した遮光部材12と、蛍光灯11と感
光体Fの間に配置され、蛍光灯11の照射光によって感
光体F表面にスリットパターンを形成するパターンプレ
ート15を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を採用し
た複写機等の画像形成装置に使用され、写真等の絵的画
像の階調再現性を向上させる画像形成装置のパターン露
光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用した画像形成装置に
おいては、例えば、本出願人により出願された特願平3
−15736号明細書で提案されているように、感光体
に一様な帯電を与えた後、原稿画像に対応する静電潜像
を形成する前又は後の工程において、感光体上に複数の
線から成るパターン潜像を形成するパターン露光装置が
提案されている。
【0003】図7は、上記公報に示す従来のパターン露
光装置で、図7(a)は縦断面図、図7(b)は図7
(a)のA−A線断面図である。
【0004】同図において、パターン露光装置は、微小
光源としてのLEDチップ1が4mmピッチに配列され
た基板2、シリンドリカルレンズ3、LEDのランプハ
ウスも兼ねたハウジング4、125μm間隔で光透過部
と遮光部とを交互に形成したパターンプレート5、補強
板6、透明防塵カバー7等で構成され、感光体Fと一定
の間隔で保持されている。
【0005】このパターン露光装置を設けることによっ
て、静電潜像の電荷分布パターンが改善され、特に写真
等の中間調を有する画像の再現性を大幅に向上させるこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、同装置に使
用される発光ダイオードチップ1は、通常各々の輝度が
±40%程度ばらつきがあり、このため、図8(a)に
示すようにパターン露光装置の光量分布を±20%程度
に抑えても、画質上は同図(b)に示すように感光体の
移動方向と直角方向に濃度むらとして現れ、充分に絵的
画像の階調再現性を向上させることができない。この対
策として、発光量にばらつきのない発光ダイオードチッ
プを選別して使用することが考えられるが、完全にばら
つきを無くすことは困難で、しかもコストアップの原因
となる。
【0007】本発明が解決すべき課題は、比較的簡単な
構造で光源に起因するパターン潜像の電位むらをなくす
ことにより画像上の濃度むらを改善し、写真等の絵的画
像の階調再現性をさらに向上させることができる手段を
得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、電子写真方式の画像形成装置に使用され、
一様帯電した感光体表面に階調再現性向上用のスリット
パターン潜像を形成するパターン露光装置において、前
記感光体の略全幅に照射可能な光源と、該光源を被い一
定間隔で光透過孔を形成した遮光部材と、該光源と前記
感光体の間に配置され、前記光源の照射光によって前記
感光体表面に前記スリットパターンを形成するパターン
プレートを備えたことを特徴とする。
【0009】ここで、遮光部材をパターン露光装置のハ
ウジングの一部として構成したり、パターンプレートの
光量が不足する両端部分に光量増加用スリット部を形成
したり、また、光源として、感光体の除電に使用する除
電ランプを共用することもできる。
【0010】なおここでいう光源としては、感光体と略
同じ幅の、直径10mm程度の蛍光灯や冷陰極管、また
は幅10mm程度のEL板等を用いるできる。
【0011】また、遮光部材に形成した光透過孔として
は、光量,スリットの深度,感光体との間隔の適正値等
の関係から、直径が200〜300μm、間隔は4mm
程度が望ましい。
【0012】
【作用】本発明の画像形成装置のパターン露光装置の光
源は、基本的に蛍光灯や冷陰極管等の単一光源を用い、
この光源の一部を遮蔽して結果として複数の発光源を得
るものであり、従来の独立した光源とくらべ濃度むらの
ない一様な光源となりうる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の画像形成装置のパターン露光
装置を図面に示す実施例に基づき具体的に説明する。
【0014】図1(a)は、本発明の第1の実施例のパ
ターン露光装置の縦断面図、同図(b)は同図(a)の
B−B線断面図である。なお本実施例において、従来例
で示したパターン露光装置と同一のものは同じ符号を付
して説明を省略する。
【0015】図中11は、本実施例に用いた直径10m
mの蛍光灯からなる光源であり、感光体Fの幅と略同じ
長さを有し、その外周部には図2(a)の正面図及び図
2(b)の断面図に示すように、円筒状の遮光部材12
が取付けられている。遮光部材12は合成ゴム製で、蛍
光灯の外周面に密着状に取付けられ、図1(a)の感光
体Fを向く面には、一辺が275μmの矩形状の光透過
孔13を4mm間隔で形成している。この蛍光灯11
は、ハウジング4の側面に取り付けられた補強部材14
の下端部をU字状に形成し、ここを光源である蛍光灯1
1のカバーとしている。
【0016】図中15はスリットパターンを形成するた
めのパターンプレートで、図3(a)に示すように、表
面に125μmの等間隔でスリット16を形成し、光源
の光量が不足する両端部分はスリット16の長さを徐々
に長くして光量増加用スリット部17を設けている。
【0017】上記構成において、本実施例の画像形成装
置のパターン露光装置は、光源として蛍光灯11からな
る単一光源を用い、この光源の一部を遮蔽して結果とし
て複数の発光源を得るものであり、従来の独立した光源
とくらべ輝度むらのない一様な光源となりうる。さら
に、パターンプレート15の両端部に光量増加用スリッ
ト部17を形成しているため、特に光量が不足しがちな
両端部の光量を増加させることができ、図3(b)に示
すように中心部から両端部で全て同一の光量を得ること
ができる。これらの相乗効果によって、図4に示すよう
な均一な安定した光量を得ることができ、感光体表面に
電位むらのないスリットパターン潜像を形成することが
可能となる。なお、図3(b)の破線は、光量増加用ス
リット部17を設けない場合、すなわち、スリット16
の長さが光源の全幅に渡って等しい場合の光源両端での
光量低下を示す。
【0018】上記第1の実施例では、蛍光灯11の外周
に個別の部品として構成された遮蔽部材12を設けた
が、無論これに限定されるものではなく、以下に説明す
る第2の実施例に示すように、例えば遮蔽材料で形成さ
れたパターン露光装置のハウジングの一部に透光孔を設
け、これを遮蔽部材とすることもできる。
【0019】図5は、本発明の第2の実施例を示してお
り、同図(a)は縦断面図、同図(b)は同図(a)の
D−D線断面図である。なお第2の実施例において、第
1の実施例で示したパターン露光装置と同一のものは同
じ符号を付して説明を省略する。
【0020】第2の実施例においては、ハウジング4の
下端部に内側に延びる突出部4aを設け、突出部4aに
囲まれる部分に光透過孔13を形成する。
【0021】図6は、本発明のパターン露光装置の第3
の実施例を示す画像形成装置の概略図である。第3の実
施例におけるパターン露光装置25は、光源部を除いて
基本的には第1,第2の実施例と同様な構造を有してお
り、ベルト状感光体26とは反対側の端部、すなわち、
ハウジング底部に、上記したような一定間隔の透過孔
(図示せず)が設けられている。そして、光源として、
感光体の除電に用いる除電ランプ24を共用可能な構造
となっている。
【0022】図中、22は除電ランプ24の照射光を所
定方向に反射させる反射板、23は照射光をパターン露
光装置25に選択的に供給するシャッター、26はベル
ト状感光体、27は帯電器、28は現像機、29は清掃
機をそれぞれ示す。
【0023】本実施例においては、反射板22とシャッ
ター23により、光路と照射タイミングとが制御され、
除電工程での除電ランプ24の照射光を利用してパター
ン露光を行なうことができる。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の画像形
成装置のパターン露光装置は、光源として光量むらのな
い単一光源を使用しており、これによって簡単な構造で
感光体表面にむらのないパターン潜像を形成でき、写真
等の絵的画像の階調再現性をさらに向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の第1の実施例のパターン露
光装置の縦断面図、(b)は(a)のB−B線断面図で
ある。
【図2】 (a)は図1のパターン露光装置に使用した
光源及び遮光部材の正面図、(b)は(a)のC−C線
断面図である。
【図3】 (a)スリットパターンの正面図、(b)は
(a)のスリットパターン通過後の光量を示すグラフで
ある。
【図4】 第1の実施例による光量分布を示すグラフで
ある。
【図5】 (a)は本発明の第2の実施例のパターン露
光装置の縦断面図、(b)は(a)のD−D線断面図で
ある。
【図6】 本発明のパターン露光装置の第3の実施例を
示す画像形成装置の概略図である。
【図7】 (a)は従来のパターン露光装置の縦断面
図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図8】 従来のパターン露光装置における濃度むらの
説明図である。
【符号の説明】
1 LEDチップ、2 基板、3 シリンドリカルレン
ズ、4 ハウジング、4a 突出部、5 プレート、6
補強板、7 カバー、11 蛍光灯、12遮光部材、
13 光透過孔、14 補強部材、15 パターンプレ
ート、16スリット、17光量増加用スリット部、22
反射板、23 シャッター、24除電ランプ、25
パターン露光装置、26 ベルト状感光体、27 帯電
器、28 現像機、29 清掃機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式の画像形成装置に使用さ
    れ、一様帯電した感光体表面に階調再現性向上用のスリ
    ットパターン潜像を形成するパターン露光装置におい
    て、同パターン露光装置は、前記感光体の略全幅に照射
    可能な光源と、該光源を被い一定間隔で微細な光透過孔
    を形成した遮光部材と、該光源と前記感光体の間に配置
    され、前記光源の照射光によって前記感光体表面に前記
    スリットパターンを形成するパターンプレートを備えた
    ことを特徴とする画像形成装置のパターン露光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遮光部材は、パターン露
    光装置のハウジングの一部であることを特徴とする画像
    形成装置のパターン露光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のパターンプレートは、前
    記光源の光量が不足する両端部分に光量増加用スリット
    部を形成したものであることを特徴とする画像形成装置
    のパターン露光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光源は、前記感光体の除
    電に使用する除電ランプであることを特徴とする画像形
    成装置のパターン露光装置。
JP4180113A 1992-07-07 1992-07-07 画像形成装置のパターン露光装置 Pending JPH0627789A (ja)

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