JPH06277857A - アセンブリ方法 - Google Patents

アセンブリ方法

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JPH06277857A
JPH06277857A JP5298637A JP29863793A JPH06277857A JP H06277857 A JPH06277857 A JP H06277857A JP 5298637 A JP5298637 A JP 5298637A JP 29863793 A JP29863793 A JP 29863793A JP H06277857 A JPH06277857 A JP H06277857A
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JP
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electron beam
cavity
joint surface
joint surfaces
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JP5298637A
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Jean-Paul Gaudin
ジャン−ポール・ゴーダン
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Fragema
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K15/00Electron-beam welding or cutting
    • B23K15/0033Preliminary treatment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K15/00Electron-beam welding or cutting
    • B23K15/0046Welding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成部材の全厚にわたって完全に連続する高
品質な溶接を可能とするアセンブリ方法を提供する。 【構成】 構成部材13,14の接合面15,16を互
いに当接させる前に、接合面15,16のうち少なくと
も1つの接合面に、該接合面15,16の横断方向にお
ける幅の実質的な部分にわたり、かつ該接合面の全長に
わたって、空洞17,18を加工することによって形成
する。そして、非磁性金属材20を空洞17,18内に
挿入する。さらに、構成部材13,14をこれらの接合
面15,16を介して互いに当接させた後に、空洞1
7,18の横断方向に沿って向けられる電子ビーム23
の効果に基づき、非磁性金属材20を、構成部材13,
14を構成する金属を溶融させるのと同時に溶融させ
る。これにより、接合面15,16の間の間隙に生ずる
磁界による電子ビーム23の偏向を防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に厚さが大きい平
面状あるいは管状の2つの構成部材を電子ビーム溶接に
よって組み立てるアセンブリ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大きな寸法のものをボイラー製造技術を
用いて組立製造する分野においては、厚板あるいは厚い
シェルのような2つの構成部材、あるいは管状のケーシ
ングに取り付けられる分岐接合具のようなその他のあら
ゆる構成のものを突合わせ溶接する必要が頻繁に生ず
る。特に、原子炉の導管の製造分野においては、50m
m以上、好ましくは200mmあるいはそれ以上、例え
ば350mm以上の厚さを有するシェルを突合わせ溶接
することによって導管を組み立てる必要がある。
【0003】従来より、原子炉の導管のシェル・リング
のような厚さの大きい構成部材を電子ビーム溶接によっ
て組み立てる方法が知られている。この方法では、溶接
のために製造を短時間に行うことが求められることか
ら、製造時間の実質的な削減を可能とする点で利点があ
る。電子ビーム溶接は、構成部材の全厚について1回の
パスによって行われる。電子ビーム溶接は、例えばアー
ク溶接機を用いる方法のように、数回の連続的なパス
(各々のパスでビードが溶着される)を必要とし、2つ
の構成部材の間で形成される溝に溶加材を溶着させる方
法に比し、時間を大幅に節約することができる。
【0004】2つの構成部材は、電子ビーム溶接を行う
ために、これらの接合面を介して互いに当接される。接
合面の幅は、実質的にその構成部材の厚さに対応し、接
合面の長さは、2つの構成部材の結合方向に沿った方向
の長さに対応する。そして、溶接は、溶加材を使用せず
に、電子ビームを、これら構成部材を横断する方向に、
2つの接合面が接合する接合線に沿って移動させること
によって行われる。こうして、2つの構成部材を構成す
る金属は小さい幅の領域において溶融する。この溶接に
よれば、構成部材として使用すべき合金材を適切に選定
した場合には、極めて高い冶金学的な品質を得ることが
可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、厚い構
成部材を組み立てるために使用される電子ビーム溶接
は、幾つかの細かな欠陥を生じさせる。その欠陥とは、
例えば軸方向の亀裂や端部あるいは溶接部の底における
欠陥である。これらの欠陥は、溶接の状態を厳密に調節
することによって防止あるいは抑制することができる。
さらに、電子ビーム溶接の場合、溶接すべき構成部材
は、電子ビームによる磁界にさらされる。構成部材は、
一般に強磁性材からなっており、その残留誘導によって
これらの接合面の間の間隙を通過する電子ビームに偏向
が生じる。このため、ビームの方向は構成部材の接合面
に正確に沿わなくなり、これによって溶接が部分的にし
か施されなくなる。これは、形成される溶接に重大な欠
陥をもたらす。この欠陥は、特に厚い構成部材の場合に
深刻となる。200mmあるいは350mmの厚さに達
する構成部材の場合、溶接は、電子ビームが偏向するた
めに極めて不十分なものとなる。
【0006】この発明の目的は、2つの構成部材を互い
の接合面を介して当接させる段階と、一致した接合面の
接合線に沿って向けられる電子ビームを移動させること
によって該接合面の近傍における構成部材を構成する金
属を溶融させる段階とを有し、電子ビーム溶接によって
2つの構成部材を組み立てる方法において、特に構成部
材の全厚にわたって完全に連続する高品質な溶接を可能
とするアセンブリ方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は、上
記目的を達成するため、構成部材を互いに当接させる前
に、少なくとも1つの接合面に、該接合面の横断方向に
おける幅の実質的な部分にわたり、かつ該接合面の全長
にわたって、空洞を加工することによって形成し、その
空洞に非磁性金属材を挿入する。そして、構成部材をこ
れらの接合面を介して当接させた後に、非磁性金属材
を、空洞を横断する方向に向けられる電子ビームによっ
て構成部材を溶融させるのと同時に溶融させる。
【0008】
【実施例】以下、この発明をさらに明確にするために、
この発明を何等限定するものでない例として、平面状あ
るいは管状の構成部材の突合わせ溶接、あるいは円筒状
の部材に対する分岐接合具の固定に適用される、この発
明による方法の幾つかの実施例について説明する。
【0009】図1は、厚さの大きい2つの平面状の構成
部材1,2の端部を示している。これら構成部材1,2
は、例えば厚く軟らかい合金鋼板によって構成されてお
り、それぞれの断面を構成する2つの平面状接合面3,
4を介して互いに突合わせ結合される。
【0010】接合面3,4の幅は、鋼板1,2の厚さ
であり、接合面3,4の長さは、鋼板3,4の幅であ
る。これら鋼板1,2を電子ビーム溶接によって突合わ
せ結合するためには、矢印5によって図示するように面
3,4が互いに当接される。
【0011】溶接は、一致した接合面3,4の長手方向
のエッジの1つに沿って電子ビームを移動することによ
って行われる。この電子ビームは、鋼板1,2の大きい
方の表面に対して垂直に鋼板1,2の接合面に沿って向
けられる。電子ビームは、鋼板1,2に対して電子銃を
移動させるか、あるいは電子銃に対して鋼板1,2を移
動させることにより、一致した接合面3,4の長手方向
のエッジによって構成された接合線に沿って移動させる
ことが可能である。
【0012】図2は、接合部9,10を介して結合され
る2つの円筒状のシェル7,8の各々の端部を示してい
る。各々の接合部9,10は、環状の形状を有してお
り、矢印12によって示すように、電子ビーム溶接の前
に互いに接合する位置に設定される。
【0013】電子ビーム溶接は、電子ビームをシェル
7,8の周囲に沿って移動させることによって行われ
る。すなわち、電子ビームは、シェル7,8に対して放
射状の方向でこれらシェルの接合面に沿って移動され、
方向づけられる。シェルのような管状の2つ構成部材の
場合、図示9,10のような環状の接合面は、シェルの
壁厚を横切る方向と、シェルの放射方向に沿った長手方
向とを有することになる。
【0014】電子ビームのシェルに対する放射状の動き
は、固定位置にある電子銃を用い、電子ビームが接合部
9,10の間の環状の接合線を通るよう、シェル7,8
をその軸の周りで回転させることによって得ることが可
能である。
【0015】誘導磁界が構成部材1,2あるいは7,8
に残留誘導を生じさせるため、組み立てられる構成部材
の間の間隙を横切る方向に沿って向けられる電子ビーム
は、結合の際に偏向される可能性がある。このような場
合、組み立てられる2つの構成部材を構成する金属の溶
融は、図示3,4あるいは9,10のような接合面の近
傍領域において正確に起こらなくなる。
【0016】以下で説明するこの発明による組立方法を
実施すれば、磁界の影響による電子ビームの偏向を防止
あるいは抑制することが可能となる。図3および図4
は、この発明による方法を用いて電子ビーム溶接により
組み立てられる2つの厚い構成部材13,14を示して
いる。また、図3および図4は、構成部材の接合面1
5,16に対して垂直な平面で切った断面図であり、図
4に示すように、接合面15,16は溶接の際に一致さ
れる。
【0017】図1に示すように平面状の2つの構成部材
の場合、上記断面は鋼板の長手方向に平行、かつ接合面
3,4の長手方向に対して垂直の方向に向けられる。一
方、図2に示すように管状の2つの構成部材の場合、上
記断面は管状の構成部材の軸上の平面となる。
【0018】この発明による組立方法を実施するために
は、最初に各々の空洞17,18が、構成部材13,1
4の接合面15,16を加工することによって形成され
る。これら空洞17,18は、接合面15,16の横断
方向、すなわち構成部材13,14の厚さ方向に幅
有し、構成部材13,14の長手方向あるいは軸方向に
深さを有する。
【0019】空洞の幅は、構成部材13,14の厚さ
の実質的な部分を占め、空洞17,18のそれぞれの
側における構成部材13,14の加工されていない長さ
の部分15a,15b,16a,16bは、電子ビー
ム溶接の前に互いに対向する構成部材13,14の位置
合わせと確実な接触のためのエッジを構成するものであ
る。また、空洞17,18は、接合部15,16の全長
にわたって加工されて形成される。
【0020】図1に示す構成部材1,2のような平面状
の2つの構成部材の場合、空洞の長さは平面状構成部材
1,2の幅に対応する。一方、図2に示すように、管
状の2つの構成部材の場合、空洞は図示17,18のよ
うな環状の形状となり、その長さは管状構成部材7,8
の円周長に対応する。
【0021】次に、この発明による方法の第2段階で
は、構成部材13,14のうちいずれか一方の空洞17
あるいは18の中に非磁性金属材で構成された帯板20
が取り付けられ固定される。金属材の帯板は、金属蒸着
あるいはこれと等価な複合めっきに置き換え可能であ
り、例えば吹きつけもしくは溶融による蒸着、化学的蒸
着あるいは電解蒸着によって形成することができる。ま
た、非磁性金属材の帯板20は、例えば仮付け溶接(タ
ック溶接)あるいはスポット溶接によって、空洞17あ
るいは18内で固定される金属箔のような平らな生成物
によって構成してもよい。
【0022】金属の帯板20は、空洞17,18の幅の
2倍とほぼ等しい厚さを有している。構成部材13,1
4は、エッジ15a,16aが当接される一方、エッジ
15b,16bが当接されることにより、互いに突合わ
されて一致される。非磁性金属材の帯板20は、 図4
に示すように、上記一致された空洞17,18によって
構成されるハウジングの内部空間のほぼ全領域を満た
す。
【0023】そして、構成部材13,14の電子ビーム
溶接は、接合面15,16のいずれか一方の側における
構成部材13,14を構成する金属と、帯板20を構成
する非磁性金属材とを溶融させることによって行われ
る。電子銃22は、このために用いられるものであっ
て、この電子銃22によって生成される電子ビーム23
が接合部15,16を横断する方向に構成部材の接合面
に沿って方向づけられるよう調整される。図1に示すよ
うに平面状の2つの構成部材の場合、その横断方向は構
成部材の大きい方の面に対して垂直の方向に対応する。
一方、図2に示すように管状の2つの構成部材の場合、
その横断方向は管状の構成部材の円周方向に対応する。
【0024】平面状の2つの構成部材の場合、電子銃あ
るいは構成部材は、ビーム23が面15,16の間の接
合部をその全長にわたって通るよう直線状に移動され
る。一方、管状の2つの構成部材の場合、電子銃22
は、固定された位置に設置され、管状の2つの構成部材
は、ビーム23が一致された構成部材13,14の接合
部15,16の上を円周状に通るようそれらの共通の軸
の周りを回転される。
【0025】上記それぞれの場合において、電子ビーム
23は、構成部材13,14の全厚にわたって通過する
が、非磁性金属材の帯板20が存在するため、その通過
中の大部分の間、構成部材13,14の間の間隙におけ
る磁界の影響を受けなくなる。非磁性金属材20が溶融
すると、同時に接合面15,16の近傍の構成部材1
3,14を構成する金属が溶融する。これにより、非磁
性金属材20のエレメントと構成部材13,14を構成
する金属のエレメントとが拡散し混ざり合い、均質な接
合部が形成される。
【0026】非磁性金属材20の組成としては、形成さ
れる溶接継手の極めて高い冶金学的品質が得られるもの
が採用される。これにより、組み立てにおける満足な機
械的特性が得られる。
【0027】例えば、2つのシェルが18%のカーボン
と、マンガン、ニッケル、モリブデンおよびシリコンと
を含む軟らかい合金鋼18MNDSからなり、その厚さ
が50mm以上、例えば270mmである場合、ニッケ
ルに加えて主としてクロムと鉄を含むニッケル合金箔
(Alloy600)からなり、極めて小さい残留要素の比率を
有する非磁性金属材の帯板20が使用される。
【0028】ここで、並置されることによって金属箔の
ハウジングを構成する空洞17,18の深さが、0.
2mm程度であれば、金属箔の厚さは0.4mmとな
る。また、構成部材13,14の当接部の長さが20
mmであれば、金属箔の幅は230mmとなる。この
ような状況下においては、冶金学的な結合品質が極めて
高くなり、電子ビームは、構成部材13,14をその厚
さに沿って通過する際、著しい偏向を全く起こさなくな
る。
【0029】次に、図5は、この発明の第2実施例によ
る方法を実施したときの2つの構成部材13′,14′
を示している。構成部材13′の接合面15′に加工に
よって形成される空洞17′は、非磁性金属材の帯板2
0′を収容するために用いられる。第2の構成部材1
4′は、その接合面16′を介して構成部材13′の接
合面15′と非磁性金属材の帯板20′の外面とに当接
される。
【0030】電子ビーム23′による溶接は、一致され
た接合部15′,16′の横断方向に沿ってビーム2
3′が向かうよう設置された電子銃22′を用いて行わ
れる。電子ビーム23′は、その移動中の極めて僅かな
間、構成部材13′と構成部材14′との間の間隙にお
ける磁界にさらされる。この著しい偏向を全く受けない
電子ビーム23′は、接合面15′,16′の近傍にお
ける構成部材13′,14′を構成する金属と、空洞1
7′を満たしている非磁性金属材20′とを溶融させ
る。
【0031】図5に示す第2の実施例の場合、好ましく
は、空洞17′は0.4mm程度の深さを有すると共
に、構成部材13′,14′の厚さが270mmである
とき、230mmの幅を有する。非磁性金属材20′
は、厚さ0.4mmの金属箔、あるいは選択的に空洞内
に蒸着される被覆層によって構成してもよい。
【0032】この発明の方法によれば、構成部材の厚さ
に沿って完全に連続的かつ均質な電子ビーム溶接による
結合が得られ、少なくとも従来技術による周知の方法に
よって得られる結合と同等の冶金学的および機械的な品
質が得られる。
【0033】また、この発明は、既述した実施例に限定
されるものではない。したがって、鋼製の2つの構成部
材を組み立てる場合において、ニッケル合金と異なる非
磁性金属材、例えばオーステナイト鋼を使用することも
可能である。また、非磁性金属材の厚さと、組み立てら
れる構成部材の1つに形成される1つの空洞あるいはそ
の両方に形成される2つの空洞の深さとは、既述した実
施例と異なる場合もあり得る。
【0034】図6は、厚さの大きい円筒状のケーシング
たる管体26に溶接継手27によって取り付けられ固定
された分岐接合具25を示している。分岐接合具25と
円筒状のケーシング26との溶接結合は、この発明によ
る方法を用いた電子ビームによって行われる。
【0035】最後に、この発明は、原子炉の導管に用い
られるシェルとは異なる、厚さの大きい構成部材の組み
立てにも適用可能であり、ボイラ製造分野において極め
て広く適用することができる。またこの発明は、原則的
には、50mm以上、好ましくは200mm以上の厚さ
の部材の組み立てに適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの平面状の構成部材が電子ビーム溶接によ
って接合される前の各々の端部を示す斜視図である。
【図2】2つの管状の構成部材が電子ビーム溶接によっ
て接合される前の各々の端部を示す斜視図である。
【図3】加工によって空洞が形成された、組み立てるべ
き2つの構成部材をその接合面に対して垂直な平面で切
った断面図である。
【図4】この発明の第1実施例による組立方法を実施し
たときの2つの構成部材をその接合面に対して垂直な平
面で切った断面図である。
【図5】この発明の第2実施例による組立方法を実施し
たときの2つの構成部材をその接合面に対して垂直な平
面で切った断面図である。
【図6】電子ビーム溶接によって管状の構成部材に固定
された分岐接合具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,2,7,8,13,14,13′,14′ 構成部
材 3,4,9,10,15,16,15′,16′ 接合
面 20,20′ 非磁性金属材 22,22′ 電子銃 23,23′ 電子ビーム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの構成部材(1,2,7,8,1
    3,14,13′,14′)を電子ビーム溶接によって
    組み立てるアセンブリ方法であって、 前記2つの構成部材をこれらの2つの接合面(3,4,
    9,10,15,16,15′,16′)を介して互い
    に当接させる段階と、 前記接合面(3,4,9,10,15,16,15′,
    16′)の近傍における前記構成部材を構成する金属
    を、該接合面の長手方向にその一致した接合面に沿って
    向けられる電子ビーム(23,23′)を移動させるこ
    とによって溶融させる段階とを有し、 前記接合面(3,4,9,10,15,16,15′,
    16′)を互いに当接させる前に、前記接合面(15,
    16,15′,16′)のうち少なくとも1つの接合面
    に、該接合面(15,16,15′,16′)の横断方
    向における幅の実質的な部分にわたり、かつ該接合面の
    全長にわたって、空洞(17,18,17′)を加工す
    ることによって形成し、 非磁性金属材(20,20′)を前記空洞(17,1
    8,17′)内に挿入し、さらに、 前記構成部材(13,14,13′,14′)をこれら
    の接合面(15,16,15′,16′)を介して互い
    に当接させた後に、前記空洞(17,18,17′)の
    横断方向に沿って向けられる前記電子ビーム(23,2
    3′)の効果に基づき、前記非磁性金属材(20,2
    0′)を、前記構成部材(13,14,13′,1
    4′)を構成する金属を溶融させるのと同時に溶融させ
    ることを特徴としている。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、空洞(1
    7,18)は、各々の構成部材(13,14)に加工に
    よって形成され、非磁性材からなる要素(20)は、前
    記構成部材(13,14)の空洞(17,18)のうち
    の1つに挿入され、さらに、前記構成部材(13,1
    4)をこれらの接合面(15,16)を介して当接さ
    せ、前記空洞(17,18)を一致させることによっ
    て、前記非磁性材(20)のためのハウジングが形成さ
    れることを特徴としている。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法であって、空洞(1
    7′)は、前記構成部材のうちの1つあるいは第1の構
    成部材(13′)の接合面(15′)に形成され、非磁
    性材は、前記第1の構成部材(13′)に形成された空
    洞(17′)内に挿入され、さらに第2の構成部材(1
    4′)は、空洞を有していない接合面(16′)を介し
    て前記第1の構成部材(13′)に当接されることを特
    徴としている。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の方法であって、前記非磁性材(20,20′)は、金
    属箔のような薄く平らな部材の形で前記空洞(17,1
    8,17′)内に挿入されることを特徴としている。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法であって、前記平ら
    な部材は、0.4mm程度の厚さを有することを特徴と
    している。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の方法であって、前記非磁性材は、吹きつけ蒸着、溶融
    による蒸着、化学的蒸着あるいは電解蒸着のうちいずれ
    かの方法による被覆膜の形で前記空洞(17,18,1
    7′)内に蒸着されることを特徴としている。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の方法であって、前記構成部材(13,14,13′,
    14′)は、軟らかい合金鋼によって構成され、前記非
    磁性材は、ニッケル合金あるいはオーステナイト鋼のい
    ずれかの材料によって構成されることを特徴としてい
    る。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の方法であって、前記構成部材(13,14,13′,
    14′)は、少なくとも50mmに等しい厚さを有し、
    好ましくは200mmに等しいかあるいはそれ以上の厚
    さを有することを特徴としている。
JP5298637A 1992-11-30 1993-11-29 アセンブリ方法 Withdrawn JPH06277857A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9214411A FR2698573B1 (fr) 1992-11-30 1992-11-30 Procédé d'assemblage de deux pièces par soudage par faisceau d'électrons.
FR9214411 1992-11-30

Publications (1)

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JPH06277857A true JPH06277857A (ja) 1994-10-04

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ID=9436065

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