JPH06277482A - 液体混合装置 - Google Patents

液体混合装置

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Publication number
JPH06277482A
JPH06277482A JP10583093A JP10583093A JPH06277482A JP H06277482 A JPH06277482 A JP H06277482A JP 10583093 A JP10583093 A JP 10583093A JP 10583093 A JP10583093 A JP 10583093A JP H06277482 A JPH06277482 A JP H06277482A
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JP
Japan
Prior art keywords
mixing chamber
liquid
mixing
stirrer
mixer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10583093A
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English (en)
Inventor
Minoru Nakamura
稔 中村
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】絵具、塗料、エポキシ樹脂等の複数液を混合比
率に従って混合室内に注入し、モーターで回転する撹拌
子にて液を混合するミキサーに於いて撹拌子を単純な円
板形成とし回転軸に対して傾けて設置し、液に回転円周
方向、回転軸方向、遠心方向の三つの動きを与えて混合
する。 【効果】小型軽量、分解洗浄容易なミキサーが得られ
る。多液の混合、流量の多い混合にも適応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】絵具、塗料、エポキシ樹脂などの
複数液を混合比率に従ってミキサーの混合室内に注入
し、モーターで回転する撹拌子にて液を混合する。混合
された液は未混合液が混合室内に送り込まれると吐出口
より押し出される。以上の様に液の管路途中に設置され
るミキサー。
【0002】
【従来の技術】混合室内の液をモーターで回転する撹拌
子にて混合する形式のミキサーをダイナミックミキサー
と呼称する。ダイナミックミキサーの性能は撹拌子形
状、混合室形状でほとんど決定され、他に分解洗浄が容
易か、消耗品の発生度合、小型軽量か、安価か、流動抵
抗が小さいか等が問われる。撹拌子はその回転により液
を混合することのみが必要で、液を送り出したり、吸い
込んだりしては混合度や吐出量に悪影響を及ぼす。従来
撹拌子は円柱形、円錘形及びこれらの外周に三角形、四
角形などの円周溝、立て溝などを付加している。螺線溝
は液を送り出す作用をするのでよくない。混合室はこの
撹拌子を内蔵するため、長い円筒形状をしている。混合
室内壁と、撹拌子との間を液が通過している間に撹拌子
の回転に供ない液は混合される。この時液は撹拌子の回
転方向にはよく移動するが、回転軸方向には液の流れ速
度以上には移動しない。そして液の流れの前後では混じ
り合うことがない。このため液の注入速度に変動がある
場合、縞模様の混合状態になる。撹拌子外周に立溝や凹
凸を付加した場合、液の混合度は向上するが回転抵抗
増、気泡発生、洗浄難、等の問題が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】注入始めから終わりま
での液を一旦前混合室で受け、粗混合を行い、後混合室
でさらによく混合し、混合むらをなくす。撹拌子を凹凸
のない単純形状にして、混合抵抗、流れ抵抗を少なくし
モーターの小容量化を計り、全体を小型軽量にする。
【0004】
【課題を解決するための手段】偏平形状の混合室内に円
板状撹拌子を、撹拌子の回転軸に対して傾けて混合室を
斜めに二分するように配置し、この二分された混合室の
前側に注入口を開口し、後側に吐出口を開口する。注入
口を開口した側を前混合室とし、吐出口を開口した側を
後混合室とする。
【0005】
【作 用】各々の注入口より液を混合室に注入すると、
液は一旦前混合室に流入する。撹拌子をモーターで回転
さすと、撹拌子は回転と共に、その傾きの位相が変る。
この動きで液は回転移動と、遠心力による移動と、回転
軸方向の移動との三つの動きに、混合室壁との抵抗が加
えられ複雑な運動をして撹拌が行われる。さらに新しい
液が注入されると、撹拌子と混合室との隙間を通って混
合液は後混合室に押し出される。後混合室でも同じ混合
作用が発生し、一層混合度合いが増す。
【0006】
【効果】液の三方向への移動と混合室壁との抵抗により
混合するため短時間、短距離でも、混合度合いが良好で
ある。撹拌子、混合室共に単純形状で凹凸も無く洗浄が
簡単、安価に製造できる。超小形化が可能。混合抵抗が
小さいのでモーターは小容量のものですむ。
【0007】
【実施例1】ミキサー1はA液供給口2、B液供給口3
よりA、B二液を供給され吐出口4より混合液を吐出す
る。短い円筒状の混合室5内に、この混合室5の直径よ
り少し小さい円板状の撹拌子6を、撹拌子の回転軸7に
対して少し傾けて、混合室5を二分する様に設置する。
撹拌子6は斜駒8と斜ナット9で回転軸7に固定され
る。混合室のボディ10は上蓋11、下蓋12と共に取
付具13へ固定ボルト14、14’で固定されている。
回転軸7は上蓋11を貫通して回転自在に支持され、上
端は二面切欠15を形成している。取付具13の上部に
装着されたモーター16は回転軸端を二面切欠として回
転軸7の二面切欠15と嵌合し、モーター16の回転を
回転軸7に伝導する。Oリング17、18、19は液洩
れ防止シール。A液供給口2、B液供給口3より供給さ
れた液は、まず上蓋11と撹拌子6で形成される空隙2
0に注入される。撹拌子6が回転すると液は撹拌子6に
つれて回転する。回転軸7が180°回転した位置で
は、撹拌子6の傾きは左右が逆になり空隙20の左側を
小さくし、右側は大きくする。この動きは、撹拌子6の
360°回転のどの位置でも発生する。この動きで液は
回転軸方向の動きを与えられる。撹拌子6の回転速度を
上げると液は遠心力で外側へ移動する。回転方向への動
き、回転軸方向への動き、遠心方向への動き、この三つ
の動きと混合室壁との抵抗で液は撹拌される。新しい液
が供給されると、混合液は撹拌子6と下蓋12で形成さ
れる空隙21に押し出され、ここでも同じ撹拌動作を与
えられ、一層混合の度合いを増し、吐出口4より吐出す
る。分解洗浄の場合、固定ボルト14、14’を引き抜
くとボディ10、上蓋11、下蓋12は分解でき、さら
に斜ナット9を緩めると撹拌子6、斜駒8、回転軸7も
上蓋11より分解できる。このミキサー1は軸方向に極
端に短く構成でき、容量増大のためには直径のみを大き
くすれば良い。
【0008】
【実施例2】実施例2は安価な使い捨てミキサー。高粘
度液、硬化してゲル化した液、色のついた液等がミキサ
ー内にあるとき、洗浄するのは面倒なものである。安価
に製造できれば使い捨てが可能になる。本体40はホー
ス接手41、42を一体形成し、それぞれ中央の混合室
43に、管路44、45を導通さしている。回転軸46
は本体40に回転自在に支持され、混合室内に撹拌子4
7を一体形成している。撹拌子47は円板の両端を折り
曲げて形成している。シール48は回転軸46よりの液
洩れを防止する。下蓋49は本体40に圧着して混合室
43を蓋すると共に吐出ノズル50を一体形成してい
る。混合作用は実施例と同じ本体40、下蓋49は透明
プラスチックとすると内部の様子が目視できる。部品点
数はわずか4点なので安価に製造できる。
【0009】
【実施例3】実施例3は流量の多い液を混合する多連ミ
キサー。多連ミキサー50は本体51に前混合室52、
後混合室53を設け、内部に前撹拌子54、後撹拌子5
5を設け、回転軸56に連設している。前撹拌子54、
後撹拌子55はソロバン玉を傾けた形状を成し、液の流
れ抵抗を減じている。注入口57は所要液数だけ設置す
る。(三液混合なら三個所)回転軸56は外部のモータ
ーに連結される。注入口57より液が注入されると前混
合室52、後混合室53を通り、吐出口58より吐出す
る。撹拌子は差し込みにすると、多数連設することがで
き混合度合いに応じて増減できる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1のミキサ1の横断面図
【図2】本発明実施例2の使い捨てミキサーの横断面図
【図3】本発明実施例3の多連ミキサーの横断面図
【符号の説明】
1.ミキサー 2.A液供給口 3.B液供給口 4.
吐出口 5.混合室 6.撹拌子 7.回転軸 8.斜駒 9.斜ナット 1
0.ボディ 11.上蓋 12.下蓋 13.取付具 14.固定ボルト 15.
二面切欠 16.モーター 17.Oリング 20.空隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏平形状の混合室内に円板状の撹拌子を、
    撹拌子の回転軸に対して傾けて混合室を二分するように
    配置し、この二分された混合室の前側に注入口を開口
    し、後側に吐出口を開口した液体混合装置。
JP10583093A 1993-03-26 1993-03-26 液体混合装置 Pending JPH06277482A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10583093A JPH06277482A (ja) 1993-03-26 1993-03-26 液体混合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10583093A JPH06277482A (ja) 1993-03-26 1993-03-26 液体混合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06277482A true JPH06277482A (ja) 1994-10-04

Family

ID=14417975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10583093A Pending JPH06277482A (ja) 1993-03-26 1993-03-26 液体混合装置

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JP (1) JPH06277482A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5308582B1 (ja) * 2013-02-05 2013-10-09 株式会社バイオレドックス研究所 攪拌装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5308582B1 (ja) * 2013-02-05 2013-10-09 株式会社バイオレドックス研究所 攪拌装置

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