JPH06277229A - 髄質内ネイルの穴のセンタリングの装置及び方法 - Google Patents

髄質内ネイルの穴のセンタリングの装置及び方法

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JPH06277229A
JPH06277229A JP5259051A JP25905193A JPH06277229A JP H06277229 A JPH06277229 A JP H06277229A JP 5259051 A JP5259051 A JP 5259051A JP 25905193 A JP25905193 A JP 25905193A JP H06277229 A JPH06277229 A JP H06277229A
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axis
nail
template
external jig
metal detector
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Giovanni Faccioli
ファッチョーリ ジョバンニ
Stefano Rossi
ロッシ ステファノ
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Orthofix SRL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着済の髄質内ネイル内の盲穴の位置を、x
線を必要とせずに、探しだす改良された装置と技術を提
供する。 【構成】 細長い末梢部に伸びた第1部分11と細長い
基部に伸びた第2部分12を有する型板部と、一端が第
2部分12に接続され、第2部分12の長手方向に直交
するオフセット方向13′を確定するためのオフセット
用支持アーム13と、ネイルの軸線が第2部分12と略
平行に伸び、ネイルの軸線がオフセット方向13′とと
もに第1幾何平面Vを形成するように、支持アーム13
の他端で、アーム13を髄質内ネイル10の基部に着脱
可能に接続するチャック手段20,21と、第1部分1
1に設けられ、アーム13のオフセット方向13′と平
行なガイド孔24と、第1幾何平面Vに直交する第2幾
何平面Q内で、第1部分11の相対的な運動を可能とす
るように第1部分11を第2部分12に接続する手段3
5とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は骨の手術に使われる髄質
内ネイルの穴のセンタリングの装置及び方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】大腿骨、腰骨、上はく骨、ひ骨等の長い
骨の破片の外科的修復と安定には、適合する長さの髄質
内ネイルを髄質の空洞に挿入し、骨の破片をネイルに固
定することが永い間知られている。固定は髄質の空洞の
両側の骨の壁にねじ込まれるボルトまたはピンにより行
われ、これらのボルトやピンは髄質内ネイルの基部およ
び末梢部の付近に位置する穴を通る。固定ボルトは骨折
した骨の相対向した端部が完全に復元するまでその位置
におかれ、髄質内ネイルを外すときに取り除かれる。こ
れらの穴に挿入する手順は(a)髄質内ネイルの貫通穴
の正確な位置を知り、(b)骨の皮質とスポンジ組織に
ボルトを通す穴をあけ、そして(c)骨の破片に最も適
当な位置にネイルを固定するようにボルトを挿入する。
【0003】この手順のうち最も重要な点は、外部から
ネイルのいわゆる盲穴の位置と中心を決定することであ
る;穴あけの中心がずれたり骨の穴あけを繰り返さない
ように出来得る限りの正確さで行わねばならない。
【0004】今までに知られているセンターリングの方
法はドリリング・マスクまたは横長の型板のフレームを
髄質内ネイルの基部に取り付け、このフレームにはネイ
ルの穴の位置に合わせて骨に穴をあけるためにブッシュ
を収容するための穴がある。
【0005】髄質内ネイルの基部側の穴のセンターリン
グは、フレームの取り付け部分に近いので、比較的に簡
単でとりたてた問題はない。一方、髄質内ネイルの末梢
部側の盲穴のセンターリングは非常に困難で、これは型
板の弾性と、フレームと髄質内ネイルの結合部近くの遊
びによる。
【0006】非常に多くのセンターリング装置が提案さ
れていて、これらは方向を変えられる穴あけブッシュや
もっと剛性がありフレーム/ネイルの結合部での遊びを
少なくした型板部を用いている。しかしながら、これら
の提案された方法はどれ一つも充分に確実でなく;結果
的にこれらの提案された方法ではネイルの末梢部におけ
る精密な穴あけを再現出来るだけの正確さを保証してい
ない。またもう一つ注意しなくてならないことは今まで
に知られている上述の装置はx線を必要とすることで、
それは外科医が患者の患部の外表面から穴の位置を確か
めるのに用いられている。
【0007】これらの従来の技術は危険である。なぜな
らこれらの方法では患者と周囲の医療関係者が再度にわ
たりまた永い間x線に曝されるからであり、これがある
限度以上は有害であることはよく知られておりながら、
手術の成功を犠牲にしない限り照射を止めることはでき
ない。また、x線により患部の外表面から穴の軸線の方
向を正確に求めることはできない。これはx線の映像は
平面上に映されるので穴の傾きの誤差をはっきりと定め
ることはできないからである。
【0008】米国特許第4,667,664号は髄質内
ネイルの盲穴のセンターリング装置を開示していて、バ
ーの片方の端がx線照準装置を支持しもう一つの端が髄
質内ネイルを支持している;この装置は一本のアームが
バーの中間部と、ネイルの基部と末梢部の中間部とを接
続する安定化手段を備えている。しかし、この装置でも
ネイルの末梢部に関しては充分に安定しておらず、した
がって末梢部の骨の穴あけの正確さと安定性に最大の保
証を与えていない。また、この装置もx線を使っている
ので、信頼性に欠け安全でない。
【0009】我々の同時係属出願中のイタリア出願番号
VR92A000081、1992年9月22日出願、
に於いて我々は改良した穴のセンターリング装置と装着
した髄質内ネイルの末梢部の盲穴を探す技術を開示し、
ここにおいてはx線の使用を避けた。上述の同時係属出
願特許の開示部分はここに参照として組み入れられてい
る。しかしながら、ここに要約を述べると、上述の同時
係属出願特許においては、一つの治具が、すでに装着さ
れていて末梢部にボルト穴を持つ髄質内ネイルの基部に
取り外し可能のように取り付けられている。治具はオフ
セット用アームを持ちこの上に細長い型板部を載せ、そ
の末梢部はネイルと概ね幾何学的に平行な平面内を柔軟
に曲がることができる。型板部の末梢部近くにあるガイ
ド孔の軸線は幾何学的平面に垂直である。治具がネイル
に取り付けられると、型板部のガイド孔の軸線はネイル
の軸と平行になり、ガイド孔の軸線とボルト孔の軸線の
オフセット用アームからの距離が大体同じになる。型板
部の末梢部端には金属検知器を取り外し出来る形で装着
することができ、この磁界が方向軸の回わりに形成さ
れ、金属検知器は型板部とネイルが平行になる中心位置
の両側の位置間を選択的に動くことができる。中心部の
両側に於いて同一の検出信号を受けることにより型板部
の中心を定めることができ、型板部のガイド孔の軸線が
ネイルのボルト孔の軸線と整合する場所を決めることが
できる。上述の同時係属出願特許で開示したごとく、処
置する骨の末梢部に最初に特定場所を定め、これにより
柔軟な曲がり易い型板部の末梢部を片持により支持する
ことができ、制御され正確に測られたオフセットが得ら
れ、中心点を同一信号を得られる2点の中間に見い出す
ことができれば、最終的に型板部を特定場所に結合する
ことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は装着済
の髄質内ネイル内の盲穴の位置を、x線を必要とせず
に、探しだす改良された装置と技術を提供することであ
る。
【0011】特定の目的の一つは型板部または装置のい
かなる部分にも柔軟性による曲げを必要とせずに上述の
目的を達することである。
【0012】もう一つの特定の目的は上述の目的を単独
の型板部構造で得ることで、これにより髄質内ネイルの
盲穴を全ての場合に探し出し、ある範囲内の寸法の髄質
内ネイルに適用でき、この範囲内に於いて末梢部と基部
双方のドリル孔のアラインメント(整合)の決定ができ
る。
【0013】更にもう一つの特定の目的は上述の目的
を、髄質内ネイルの末梢部ボルト孔に末梢部ドリル孔を
正確に整合させるために、損傷した骨の末梢部に特定の
場所を決める必要のない装置で得ることである。
【0014】またもう一つの特定の目的は調節により動
かせる型板部を持った改良された装置を提供することで
あり、この装置は計算されたネイルの中心がデジタル表
示される特性があり、それゆえ型板部の現在の位置を表
示された計算値により適合する位置に調節できる。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明はこれら
の目的を達し、基部と末梢部の両端近くに複数の貫通す
る穴を持つ髄質内ネイルの場合、患者の患部の外部にド
リルガイドを支持する治具またはフレーム状構造を用い
る。フレームは二つの細長い型板部からなり、末梢部は
基部と旋回可能な関節部で接続する。末梢部はドリル工
具を通すガイド孔を持ち、これらのガイド孔の間隔は少
なくとも髄質内ネイルの一対の貫通孔の間隔と等しい。
フレームはさらにネイルの基部に取り外しできるように
接続した横断的な、またはオフセット用アームを持ち、
これは型板部の基部にも取り外し可能で接続し、型板部
の基部はネイルと平行になり、型板部の末梢部はオフセ
ット用アームの直交方向の幾何学的平面内で移動でき、
型板部末梢部のガイド孔はネイルの穴とのアラインメン
トのためにオフセットが大体等しくなる。旋回軸のまわ
りの型板部の関節状の調節は正確に検知され、現在位置
として数字により表示される。
【0016】型板部の末梢部端に近く置かれた金属検知
器は“中心”位置を探し計算することができ、これによ
り型板部の末梢部のガイド孔の軸線を、ネイルの軸と交
差させ、それゆえネイル末梢部の貫通孔の軸線と整合さ
せる;検知器のアウトプットは正確に“センターリン
グ”された位置の計算値の数字表示で、オペレーターは
型板部の末梢部を現在位置の表示が計算された“センタ
ーリング”の位置と一致するまで動かす。
【0017】
【実施例】本発明の治具の穴のセンターリングの方法は
図1に示され、ここでは長さの方向の中間に切断部Fを
持つ骨(破線で示す)へ応用した場合で、髄質内ネイル
10は切断点Fの修復のために髄質内の空洞に位置して
いる;ネイル10は金属であり、望ましくはステンレス
スチールである。
【0018】治具は型板部をもち、これは細長く末梢部
に伸びる第1部品11と基部に伸びる第2部品12が大
体中間にある旋回軸aにより関節状に結合されていて、
aは11と12に対称の垂直平面にある。
【0019】“垂直”と“水平”の用語のここでの使い
方は部品とそれらの関係の説明を容易にするためであ
り、本発明においては部品が重力的に垂直とか水平であ
る必要はない。したがって、容易な説明のために、図1
を“垂直”面V、すなわち図面の平面、における側面図
とし、“水平”の方向を図1の部品の左右の方向、水平
の平面Qが紙面の平面で、部品11、12が伸びる中心
軸がこの平面にあると考える。
【0020】部品11、12の好ましい断面は同一の8
角型であり、アルミニウムの押し出し成型品であり、垂
直の高さHが横幅Wより3:2の割合で大きく、これに
より断面二次モーメントが大きく片持ちによる垂れ下り
に抵抗を持ち、水平面の断面二次モーメントも相当強い
ものの部品11、12の長さ方向の横への曲げに対する
抵抗は比較的弱い。
【0021】剛性のあるオフセット用アーム13は前面
と後面のプレート14、15を持ち両者はリリース出来
るように、例えばボルト16で、クランプされ、部品1
2の末梢部方向への延長部ともクランプされているが、
アーム13の上部と部品12のクランプは貫通孔17と
部品12の基部に配列され好ましくは同じ間隔S1 で開
けられた穴の列18の一つを選ぶことができる。手動の
ノブ19はアーム13が部品12の選ばれた位置に確実
につながれていることを確認するためのシャンクまたは
ピンの頭である。
【0022】アーム13はその下端で、髄質内ネイル1
0の基部端と取り外す目的及び軸の一致の為のチャック
構造を操作するためのマンドレル20と、手動ネジ21
と協働するチャック構造に取り付けられている。このチ
ャック式連結がネイル10とチャック構造の協働動作の
鍵で、これによりネイル10の末梢部ボルト孔22、2
2′と基部ボルト孔23、23′の軸方向が全て型板構
造の延長部11、12の対称の垂直面にはいる。したが
って、ネイル10、アーム13、基部に伸びる部分12
が概ね同一の垂直面Vに結び付けられていれば、末梢部
に伸びる部分11は水平面Qにあり、この水平面Qはネ
イル10の軸と平行であるか、少なくともアーム13の
下部でマンドレル20によりチャックで連結されている
付近のネイル10の軸と平行である。これに関連しても
う一つ注意すべきことは、正確に決められ固定されてい
る横方向の距離S2 はネイルボルト孔23の軸線と、基
部に伸びる部分12にクランプされているアーム13の
選ばれた位置(軸17を経由)にあり直角関係にある軸
線13′により決められていることである。もうひとつ
注意すべき事は固定された横方向の間隔S3 は、ネイル
10の末梢部にある一対のボルト孔の中心距離であり、
ネイル10の基部にある一対のボルト孔の中心距離であ
り、型板構造の末梢部へ伸びる部分11の端にあるガイ
ドスリーブ孔24、24′の中心距離である。
【0023】この決められた間隔S3 は外部の固定部品
の長手方向の両端にある骨スクリュークランプ部間の標
準距離である。前記外部の固定部材は最終的に破損した
骨の破片同士を固定維持する。
【0024】部品11とヒンジ26で結合されたクラン
プアーム25は、相当するスリーブ内のドリルガイド用
のスリーブ(図示されていない)に確実に維持され、方
向付けられた位置で軸24、24′の垂直方向に手動ネ
ジ27により作動可能である。末梢部のクランプ孔2
4、24′はアーム13の垂直軸13′より、ネイル1
0の末梢部のボルト孔22、22′と長手方向に同じ距
離にあることが知られる。
【0025】そして孔24、24′の中間に、末梢部の
クランプは金属検知器またはプローブ31の伸びるステ
ム30を調節し装着できるような大きさの孔で、ステム
30の中心軸が孔24、24′の軸線に平行になるよう
な第3の孔29を持つ。装置31は好ましくは良く知ら
れた磁気構造で第1、第2コイルが装置の下部近くにフ
ェライトコアー33を通して付いている。ステム30の
上半分はアルミチューブで、コイル32、32′と電子
励起検出装置の間に励起リードを持つ。ステム30の下
半分はコアー33とその巻線よりなり、上半分と同じ寸
法の筒状エポキシに収めてもよい。ステム30の下端近
くに金属が存在しないので、コイル32、32′の励起
はコアー33の軸中心付近に対称形の磁界をつくり、こ
の磁界内に金属が入るとコア−30に金属が一番近い時
に最大の検出信号を出し、信号の大きさは最も近い地点
からどちらかにコアーが離れると減少し;本発明におけ
るこの信号と応用に関して図6との関連で以下述べる。
【0026】図1と図2は軸a付近の関節接合を示し、
図3、4、5は蝶番構造35経由の部分11と12の旋
回結合を示し、軸a付近の部品11と12の角度を持つ
関係の(36による)手動による調整と、末梢部に伸び
る部品11の型板の長さを選択できるように部品11の
取り外し可能に接続することを示している。図示された
ように、アッセンブリー35は、型板構造の基部への延
長部分12の近い端とピントル34を経由して旋回ベア
リング結合する短い強固なアーム37を持つ。そのもう
一つの端において、アーム37は部品11の端部と重な
り合うように機械加工され結合している。部品11の上
の間隔のあいた2つのダウエルピン38はアーム37と
部分11とを重ね合わせるための位置決め用で、アーム
37と選ばれた11の部分は手動で動かせるダウエルピ
ンの間にあるクランプスクリュー39により固定され
る。
【0027】通常U形のブラケット40は部品12の側
面にボルト締めされた連結台座42より伸びる離間した
上部と下部のアーム41、41′を持ち、アーム41、
41′は部品12の上部および下部に着座している。ア
ーム41、41′は関節軸aに平行で、好ましくは部品
12の対称的な縦平面Vと直交する軸aとcの整合43
上にある第2の旋回軸c用の横方向のオフセットを確定
する。ボスまたはハブ44は軸cのまわりの屈折移動の
ためにアーム41、41′の中間でジャーナルし、ボス
44はノブ36で手動で動かせる調節ロッド46のリー
ドスクリューの長さにネジ切りされた中心に置かれ直径
方向に伸びた孔45を持つ。
【0028】平面にオフセットした出っ張り47は輪郭
48へ中心的に機械加工されていて、これにより36に
おけるリードスクリュー調節による移動調節作用をう
け、ハブまたはボス49のジャーナル支持の第3の軸b
上に位置する垂直方向に離間した上部と下部のイヤーを
決め、関節軸aに対するアーム12の屈折を決める。こ
れまで、ハブ49は中心に置かれ直径方向に伸びる孔と
して図示され、この孔の中でヘッドピンまたはスタッド
50は回転できるが、スタッドの突出した端部に側面か
らピンで止められたカラー51により軸方向が止められ
ている;この突出したスタッドの端部はリードスクリュ
ーのステム46の近傍に挿入されるように孔あけをされ
ていて、カラー51をスタッド50にとめるピンは、ま
たスタッド50をリードスクリューのステム46の端部
に固定している。スタッド50の頭部とカラー51はハ
ブ49の相対するベアリングフラットに載り、これによ
り36における調節用のリードスクリューと共に回転出
来るが、同時にハブの相対するフラットへの支持が関節
軸aに対するアーム37のトルクの滑らかな、正確な調
節を可能にしている。
【0029】図2はさらにブラケット40のベース42
の直交した直立表面の間の角部へ正確に収めるショルダ
ーまたはリブ55を持つ延長アーム54を示す。延長ア
ーム54は部品11の近い壁に連続的に接触するために
スプリング付きの内部へ導かれたロッド57を持つ移動
伝達装置56を載せる台であり;ロッド57は部分11
の隣接する側壁と連続的に接触するためスプリングによ
り押され、ロッド57は軸aにおける部品11、12の
関節の調節した角度がどうであれ、部品11に対する伝
達装置の距離の変化に反応する。
【0030】図示されたように、延長アーム54とこれ
に載った伝達装置は、ブラケット40のベース42経由
で部品12の近い端へアッセンブリーを固定するため
の、操作ノブ58をもつ保持されネジを持つ部品により
独立のアッセンブリーを形成する。伝達装置56は市販
のものでよく、多くのメーカーがあり、ポテンショメー
ターをベースとする変位装置RS コンポネント Sp
A(イタリー)は充分に満足でき、現在の応用例のごと
く10mm以上のロッド47の変位移動距離において、
ポテンショメーターのレンジ5Kオームは線形変化+2
%である。
【0031】図7について述べると、再充電できる電池
を電源とする単独のマイクロプロセッサー60は金属検
知器31の出力と、協調して働く角度の即座位置を追跡
するポテンショメーターの出力の両方に使われる。ロッ
ド57の変位の既述の10mm以上におけるポテンショ
メーターの出力のアナログ−デジタル変換は8ビットの
マイクロプロセッサー60の255の不連続数字ステッ
プへの分割により行なわれる。これはポテンショメータ
ーの線形作用範囲内のマイクロプロセッサーの能力であ
る。しかし必要とされる軸aに対してのアーム11の角
度の変位は少ない数字で、このためネイル10内の予想
されるアラインメント上の金属検知器の直角走査では、
変位の中心が明確でないことからも、探査ステムの20
mmの変位が通常で用いられ;部品11とロッド57の
作用点の放射状オフセットと較べ、軸aからのステム3
3の放射状オフセットの期待される典型的な5:1比率
においては、ロッド57の4mmの変位のみが必要とさ
れ、これがポテンショメーターとマイクロプロセッサー
の線形能力ないの可能な225デジタルステップのうち
約100ステップの使用を必要とする。
【0032】金属検知器の信号出力は通常図6に示され
たごとく、ネイル10の軸線との交差アラインメントの
片側からもう一方側への探査ステム33の軸のオフセッ
トのあいだにガウス曲線に従う。
【0033】この信号はマイクロプロセッサーのもう一
つの出力としてアナログからデジタルへ変換される。ア
ナログへ変換されたマイクロプロセッサーからの出力は
増幅器61のしきい値の設定に用いられ、これによりし
きい値以上の金属検知器信号のみネイル−センターのア
ラインメント位置の計算に用いられ;図6に於いてはレ
ベル61は相対したオフセット位置AとBが用いられる
ようにこのしきい値がネイル10の軸との検知器33の
両側で決められる。
【0034】増幅器61はネイル10の片側から片側へ
の最初の探査の間の検知器31の信号の探査された最大
振幅としてマイクロプロセッサーによる決定に合った、
ゲインの自己調節を前提として図式的に示されていて、
最大の検知器31の信号の振幅はネイル10への探査端
の接近範囲の関数であり、異なった骨のサイズは、一人
一人の患者の応用において、異なった接近範囲を必要と
することに注意すべきである。しきい値61′は信号の
(図1)傾斜の最も大きい、即ち、通常発見された最大
信号の30から70%の範囲で自動的に決定され;都合
が良ければしきい値61′を大体発見された最大値の5
5%に定める。
【0035】他の表示器62、63で表示するものは図
7に於いて、角度調節のノブ36が部品11を、ネイル
10の存在の磁気探査の反応の本当の中心の正しいマイ
クロプロセッサーの計算値へ正確に動かしたことを保証
する為の運転者用のものである。凡例に示したごとく、
表示器62の表示は数字で、計算された”中心”位置を
表わし、表示器63における表示はポテンショメ−タ−
の56の線形配列の全225ステップ内の即座角度位置
(すなはちロッド57の変位位置)の数字表示である。
【0036】操作手順を次にのべるが、これは治具が既
に述べたごとく、装着された髄質内ネイルに組み立てら
れ、(i)ポテンショメ−タ−/伝達装置56が決めら
れた位置にあり;(ii)金属検知器ステム30が、そ
の下端が患者の損傷した手足に近いが接触しない位置に
27において垂直にクランプされ;(iii)ノブ36
がネイル軸との交差のステム30の軸のアラインメント
最初の予測の為に部品11の角度の変化のために調節さ
れていて;(iv)電気機能回路が、65におけるクラ
ンプに示されるように、十分なウオーム−アップ時間を
掛けて電源(即ち電池65)に接続されている、ことを
想定している。このように準備して、次の連続した手順
を始める為にスタ−トのボタン65を押す:
【0037】(a)金属検知器(プローブ)31の出力
信号に最適に応答するための増幅器61のゲインの自己
調整 ネイル10の上をプローブ31の最初の角度方向の掃引
で、マイクロプロセッサは、プローブ(31)信号の最
大検出面を評価することができるようにプログラムされ
ているものと諒解される。前述したように、プローブ
(31)信号は、ネイルに近接するプローブステムの位
置の関数である。この検出された最大値の評価に基づい
て、マクイロプロセッサは、増幅器61のゲイン設定を
調整し、ポテンショメータ56からの距離の測定に用い
られる信号レベルを識別する閾値61′を設定する。こ
のような設定が自動的に有効になると、音響信号と65
のインディケータランプがこの自己調整作業の完了を知
らせ、装置は次の段階に進む準備ができる。
【0038】(b)データ処理 オペレータは、プローブステム30がスキャンの途中で
物理的に何かと接触することのないように注意しなが
ら、関節の治具部分11の角度を(36で)調整するこ
とによって、骨をゆっくり、繰り返し端から端へスキャ
ンする。表示器63は、常に即時のポテンショメータ5
6のスキャン位置の読み取り値を数値で表示する。読み
取り値は、初期状態では、即ちスキャン前は、例えば、
表示可能範囲の0から255の範囲の間の“120”と
いうような、どのような数値でもよく、表示可能範囲の
中心である必要はない。スキャンは、音響信号及びイン
ディケータランプ65が閾値61が少なくとも1回、し
かし好ましくは、プローブ応答の中央部のピークの両側
(位置“A”と“B”)に数回越えられたことを示す
迄、続けられる。この段階で、装置は十分なデータを取
得し、第3のステップへの準備ができたことになる。
【0039】(c)中心の計算 マクイロプロセッサに関連したソフトウエアの手段によ
って、閾値61を反対側へ横切ることによる位置データ
が記憶され、そしてネイル10のセンタが計算される。
一旦この計算がされると、ネイル10のセンタが表示器
62に数値(例えば“146”)として現れる。音響信
号と、インディケータ65の緑色光が、装置は第4のス
テップへの移行準備が完了したことを知らせる。スキャ
ニングを通して(即ち、少なくとも、プローブ31信号
のカーブが閾値61を横切ることによって画定される範
囲において)、即時のプローブ31の位置の表示器63
における表示は、連続的に動作状態のままであるという
ことは留意されるべきである。
【0040】 (d)中心におけるプローブ(31)の位置決め オペレータは、表示器62における計算されたネイル1
0の中心位置の表示値(例えば、“146”)、同様に
表示器63における即時のプローブ31位置の表示値に
注目する。そして、そこに差がある限り、ノブ36が、
表示器63で表示されるプローブ31の即時位置の数値
が、表示器62のネイル10のセンタの計算値の表示位
置の数値と等しく(例えば、“146”)なるように調
整される。この時点で、案内軸24,24′は正確に髄
質内ネイルのボルト穴軸22,22′に位置合わせさ
れ、骨の末端の想定位置にk−ワイアが、治具の位置を
安定にするために力を加えることなく挿入されることが
勧められる。クランプ25は、その後、プローブ31の
除去と2個の末端のスクリューガイドとこれらのドリル
ガイドの穴24,24′への挿入のために緩められる。
ドリルガイドを介したドリリングは、スクリューの挿入
に先立って力を加えることなく行われる。
【0041】目視できない髄質内ネイルの基部側の一対
の穴(23,23′)を介してスクリューを挿入するた
めの穴の位置決めとドリリングは、末端の穴22,2
2′の位置決めで述べられたような金属検知器の使用や
変位測定や、又は計算を要求されるような問題ではない
ということが、上述から示唆されている。これらの基部
の穴のドリリングの段階を設定すると、前述の治具は、
アーム13にクランプされた基部の部分12をアーム1
3から取除し、及び蝶番アセンブリ35のアーム37か
ら末端に伸びているテンプレート部分11を取除するこ
とによって、その目的に適合しているように見える。部
分11が近い側のガイド穴24から横方向に位置する貫
通孔18′をオフセットS2 で備えていることから、図
8は、部分11が直接、ピン17を部分11の貫通孔1
8′を通して配置することによって、部分12に置き換
えられてアーム13にクランプされた状態を示してい
る。そのようにクランプされ配置されたので、部分11
は、そのガイド穴24,24′をネイル10の基部のボ
ルト穴に合わせるように位置しており、基部のスクリュ
ーガイドとドリルガイドはクランプ25をセットするこ
とによりドリリングの位置に合わされる。再びドリルガ
イドを介しての基部のドリリングが基部スクリューの挿
入に先立って力を加えることなしに行われる。
【0042】ボルト穴を介して末端を基部の破損された
骨の部分への望ましいスクリューの挿入を完了したなら
ば、ネイル10及び外部の固定部材からのチャックリリ
ースにより、治具は取り除かれる。イタリア特許VR9
2A000070に述べられたタイプの外部の固定部材
12は、該固定部材の中心部材へのボールジョイント結
合の一端で現在組み込まれた一対の末端スクリュー、及
び他端で現在組み込まれた一対の基部スクリューをクラ
ンプしたスクリュー装着装置が組み込まれている
(?)。
【0043】以上に説明した治具の構造は、すべての前
述の目的に適合し、ある標準セットの比較的広い範囲の
長さの髄質内ネイルに等しく適用可能であるように見え
る。標準セットにおいては、それぞれのネイルの基部側
端は、心棒20と動作手段21に関連したチャック手段
によって適正に係合するためのまったく同じキー構造を
有している。そのセットにおけるそれぞれのネイルは、
同じ標準の間隔S3 (例えば25mm)で一対の基部ボ
ルト穴(23,23′)を有しており、チャックされる
時には、アーム13の中心に位置する軸13′から基部
のオフセットS2 を確立するように、そのボルト穴23
のオフセットを有している。そのような共通性のポイン
トに従って、本発明の治具は、全体の長さ280mmか
ら500mmの12本の髄質内ネイルの次の表の中に示
されたセットについて、即ち末端のボルト穴軸22,2
2′がその髄質内ネイルの基部側端から距離D1 及びD
2 として次の表に示されたものでは、前述のように末端
側のセンタリングに汎用的に適用可能であるように見ら
れる。 髄質内ネイルのセット ネイルのサイズ 全体の長さ D1 2 No. (mm) (mm) (mm) 1 280 240 265 2 300 260 285 3 320 280 305 4 340 300 325 5 360 320 345 6 380 340 365 7 400 360 385 8 420 380 405 9 440 400 425 10 460 420 445 11 480 440 465 12 500 460 485
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、髄
質内ネイル内のボルト孔の位置をx線を必要とせずに検
知することができ、髄質内ネイルの抹消部ボルト孔に抹
消部ドリル孔を正確に整合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の治具の髄質内ネイルと関連し
た操作位置における側面図で、骨の基部と末梢部の破片
に応用した状況を示す。
【図2】図2は、図1に示した治具部分の上面図であ
る。
【図3】図3は、拡大した部分の上面図であり、一部は
断面を示し、図1および図2の治具の関節部を示す。
【図4】図4は、同じく拡大した部分の側面図であり、
一部は断面を示し、図3の関節部を4−4′の方向から
眺めたもので、図3の旋回軸a、bを示す。
【図5】図5は、図3の5−5′方向からの眺めたもの
で、図3の旋回軸a、b、cを示す。
【図6】図6は、図1の治具の金属検知器の電気信号の
アウトプットのダイアグラムである。
【図7】図7は、本発明を操作するときの電気回路の簡
略化されたブロック図である。
【図8】図8は、図1と同様に側面図であるが、異なっ
た部品の配列を示す。
【符号の説明】
10 ネイル 11 第1部品 12 第2部品 13 オフセット用アーム 14,15 プレート 16 ボルト 18 穴 22,22′ ボルト孔 23,23′ ボルト孔 30 ステム 31 金属検知器 32 コイル 33 コアー 37 アーム 40 ブラケット 41,41′ アーム

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破損した横長の手足の骨の髄質内空洞に
    埋め込まれた髄質内ネイル(10)のボルト孔の軸線の
    センタリング用の外部用治具において、 細長い末梢部に伸びた第1部分(11)と細長い基部に
    伸びた第2部分(12)を有する型板部と、 一端が前記第2部分(12)に接続され、前記第2部分
    (12)の長手方向に直交するオフセット方向(1
    3′)を確定するためのオフセット用支持アーム(1
    3)と、 ネイルの軸線が前記第2部分(12)と略平行に伸び、
    該ネイルの軸線が前記オフセット方向(13′)ととも
    に第1幾何平面(V)を形成するように、前記支持アー
    ム(13)の他端で、前記アーム(13)を髄質内ネイ
    ル(10)の基部に着脱可能に接続するチャック手段
    (20,21)と、 前記第1部分(11)に設けられ、前記アーム(13)
    のオフセット方向(13′)と平行なガイド孔24と、 前記第1幾何平面(V)に直交する第2幾何平面(Q)
    内で、前記第1部分(11)の相対的な運動を可能とす
    るように前記第1部分(11)を前記第2部分(12)
    に接続する手段(35)とを備え、 前記手段(35)は前記ガイド孔(24)を前記ネイル
    (10)のボルト孔(22)と整合させるため前記第1
    部分(11)の位置を前記第2部分(12)に対して調
    整するために設けられていることを特徴とする外部用治
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の外部用治具において、前
    記第1部分(11)を前記第2部分(12)に接続する
    手段は、前記オフセット用支持アーム(13)のオフセ
    ット方向(13′)に平行な旋回軸(a)を有した関節
    状結合(35)であることを特徴とする外部用治具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の外部用治具にお
    いて、前記第1部分(11)の末梢方向に伸びた端部に
    設けられた金属検知器(31)を更に具備し、この金属
    検知器(31)は前記ガイド孔(24)の軸線と平行な
    中心軸を有する対称形の磁界を発生することを特徴とす
    る外部用治具。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の外部用治具において、前
    記金属検知器(31)は、前記ガイド孔(24)からわ
    ずかに長手方向にオフセットして前記第1部分(11)
    の末端に設けられた細長状のステム(30)を有するこ
    とを特徴とする外部用治具。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の外部用治具において、前
    記金属検知器(31)は、前記ステム(30)の軸線を
    中心とした一様に分布した磁界をつくる手段(33)
    と、ネイル(10)に接近した状態で横切る間に振幅が
    ピークになる電気信号を出力する検出回路(32,3
    2′)とを有することを特徴とする外部用治具。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の外部用治具において、前
    記関節状結合は前記第2部分(12)にジャーナルされ
    たピントル(34)と蝶番型アダプター(37)とから
    なり、前記第1部分(11)は前記蝶番型アダプター
    (37)に着脱可能に固定されうる基端部を有すること
    を特徴とする外部用治具。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の外部用治具において、前
    記第2部分(12)に設けられ、前記第1部分(11)
    の変位位置を検知し電気信号を出力するために前記第1
    部分(11)と連携して作動するポテンショメーターを
    含む変位測定手段(56,57)を更に具備したことを
    特徴とする外部用治具。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の外部用治具において、前
    記金属検知器(31)及びポテンショメータに接続さ
    れ、ネイルに接近して応答し金属検知器(31)の中心
    位置を第1表示器(62)に表示し、かつステム位置を
    第2表示器(63)に表示する電子信号処理手段(6
    0)を更に具備することを特徴とする外部用治具。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の外部用治具において、前
    記表示器(62,63)が両方とも数値表示であること
    を特徴とする外部用治具。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の外部用治具において、
    前記第2部分(12)は、前記オフセット用支持アーム
    (13)の前記オフセット方向(13′)により決めら
    れる第2幾何平面(V)に垂直でかつ前記第2部分(1
    2)の長手方向へ伸びる複数の間隔を置いた据え付け用
    穴(18)を含むことを特徴とする外部用治具。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の外部用治具において、
    前記オフセット用支持アーム(13)の一端を前記第2
    部分(12)に接続する手段は、前記据え付け用穴(1
    8)の一つと整合可能であるボルト孔(17)と、前記
    ボルト孔(17)を介して前記第2部分(12)に沿っ
    た選択された長手方向の位置に前記アームを接続するボ
    ルト手段(16)とを含むことを特徴とする外部用治
    具。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の外部用治具において、
    前記第1,第2部分(11,12)が同一の断面を持
    ち、前記第1幾何平面(V)における高さ(H)方向の
    断面二次モーメントが前記第2幾何平面(Q)における
    幅(W)方向のそれより大きいことを特徴とする外部用
    治具。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の外部用治具において、
    前記ボルト孔(22,22′)が髄質内ネイル内の少な
    くとも二つ(22,22′,23,23′)のうちの一
    つであり、前記ボルト孔(23,23′)の一つはネイ
    ルの基端部の近くにあり、前記支持アーム(13)の一
    端は前記第1部分(11)及び第2部分(12)の各々
    に沿って少なくとも一つの位置決め穴とボルト整合する
    手段を有し、チャックした時に、ネイル(10)の基部
    ボルト孔(23,23′)と前記支持アーム(13)の
    ボルト整合の軸線との距離(S2 )が第1部分(11)
    の位置決め穴(18′)と前記ガイド孔(22)との距
    離(S2 )に等しいことを特徴とする外部用治具。
  14. 【請求項14】 破損した骨の髄質内空洞に埋め込まれ
    た髄質内ネイルの見えないボルト孔の位置の見当を付け
    型板部のガイド孔の位置決めをする方法において、 a)前記骨の外部から型板を髄質内ネイルの基部に接続
    するように髄質内ネイルに装着し、型板のガイド孔と前
    記ボルト孔の軸線は平行であり、かつ前記接続部から等
    距離にあり、前記型板の末梢部は前記軸線に垂直な平面
    内で可動であり、 b)方向軸を有する磁界を発生し、前記ネイルに対する
    前記方向軸の接近の変化に応答して電気信号を発するよ
    うな金属検知器を選定し、 c)前記金属検知器を、方向軸が前記平面に垂直にな
    り、骨に侵入しない接近状態で型板に設置し、 d)前記末梢部端を前記平面内で髄質内ネイルの見当に
    沿って動かし、磁界をネイルの見当の端から端に走査
    し、金属検知器の軸線が前記ネイルの軸線に一致すると
    電気出力信号が最大になり、ピークの両側では対称的に
    落ち、 e)走査運動中の金属検知器の軸線の現在位置を測定し
    継続的に表示し、 f)金属検知器の出力信号のオフピーク時のしきい値を
    決定し、 g)前記ピークの両側におけるしきい値の出力信号と前
    記しきい値の出力信号での走査位置とから、ピークの両
    側でのしきい値の中間点の位置数値を計算し、前記中間
    点を同定する計算された位置数値を表示し、 h)現在位置が計算値と一致するまで前記末梢部端を動
    かす、ことを特徴とする位置決めの方法。
  15. 【請求項15】 前記第1,第2表示が数値であること
    を特徴とする請求項14記載の位置決めの方法。
  16. 【請求項16】 着脱可能な治具をネイルの基端部に接
    続し、型板部のガイド孔を、破損した骨の髄質内空洞に
    埋め込まれた髄質内ネイルの見えないボルト孔に見当を
    付けて位置決めする方法において、 a)末梢部端近くにガイド孔を有する細長い型板部を選
    び、型板部の基部端をネイルの基端部と旋回可能に結合
    し、ここでこの結合を満足させるのに、 i)結合点の旋回軸と型板部のガイド孔の軸線がネイル
    のボルト孔と平行であり、 ii)ボルト孔の軸線と、ネイルの中心軸と、旋回軸と
    が全て第1垂直平面内にあり、 iii)ガイド孔の軸線と旋回軸とが該旋回軸の回りで
    蝶番関節を持つ第2縦平面内にあり、 iV)型板部は前記ネイルとの結合点より水平にオフセ
    ットしており、ネイルの中心軸に平行な水平平面内の旋
    回軸の回りで関節状に曲がることができ、ガイド孔の軸
    線とボルト孔の軸線が旋回軸から同じ水平なオフセット
    位置にあり、型板部のネイルに対する水平面での関節状
    の走査はボルト孔とガイド孔とが整合したセンターリン
    グされた旋回位置を通して行われ、 b)ガイド孔の軸線がボルト孔の軸線と整合及び非整合
    するように走査する範囲を通して型板部の関節状の移動
    の増加をデジタル追跡し、 c)金属検知器を選び前記型板部に設置し、この金属検
    知器は前記第2垂直面内にあり、ガイド孔の軸線に垂直
    な軸を持ち末梢部近くに対称形の磁界を作り、この磁界
    は前記走査範囲においてネイルの存在により影響を受け
    るほどに充分に強力であり、金属検知器は前記走査範囲
    における関節点の間で最大振幅から上昇及び下降する電
    気信号を出力し、前記最大振幅は磁界の軸線とネイルの
    軸の交差を示し、 d)前記最大振幅より小さい金属検知器信号をしきい値
    に決め、デジタルの追跡の増加を金属検知器信号のしき
    い値通過に合わせ、 e)最大信号振幅の発生の関節点のデジタル数字の増加
    の計算値を計算し表示し、また現在の関節点における変
    位位置のデジタル増加の表示に前記しきい値通過を用
    い、 f)型板部の関節点の位置を現在位置の表示が計算され
    た数値と一致するまで調節する、ことを特徴とする位置
    決めの方法。
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