JPH06276710A - 固定子のコイルに付属品を縛り付ける装置 - Google Patents

固定子のコイルに付属品を縛り付ける装置

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JPH06276710A
JPH06276710A JP5063567A JP6356793A JPH06276710A JP H06276710 A JPH06276710 A JP H06276710A JP 5063567 A JP5063567 A JP 5063567A JP 6356793 A JP6356793 A JP 6356793A JP H06276710 A JPH06276710 A JP H06276710A
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JP
Japan
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block
yarn
coil
thread
blocks
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JP5063567A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Ogata
勉 小方
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OGATA SEIKO KK
Original Assignee
OGATA SEIKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定子のコイルに付属品を縛り付ける手間を
減らす。 【構成】 コイルCの端部に挿入する縦片部17とコイ
ル端部上の付属品r上を横断する横片部16を有する2
個の第1ブロック13、固定子端面とコイル端部間に挿
通して縦片部17に当接する棒状部27を前に突出した
2個の第2ブロック24と、横片部16と第2ブロック
24後面に重合する2個の第3ブロック29を前後左右
に重合し、両第3,両第2,両第1ブロック間及び第3
と第2ブロック間にコイル端部と付属品の周りを回る糸
通路32,28,18とこの糸通路の周りを回る糸通路
33を形成し、空気を糸通路に吹き込んで又は吸い出し
て糸通路に糸tを挿通する装置、各ブロックを分離して
糸通路から糸を取り出す装置、糸の結び目を移動して緊
締する装置と糸の両側を切断する装置を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機や発電機等の回
転電気機械の固定子のコイルにサーマルリレーやリード
線束等の付属品を糸で縛り付ける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転電気機械の固定子部分を組み立てる
場合、筒状の固定子の内周面に軸芯方向に沿って挿通し
た多数のスロットにそれぞれコイルを挿入し、固定子の
両端面から突出したコイルの両端部を所定の形状に成形
する。
【0003】固定子の端面から突出したコイルの端部に
は、コイルの過電流を検出するサーマルリレーや、絶縁
チューブを被せたコイルのリード線束を糸で縛り付け
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、固定子のコ
イルの端部にサーマルリレーやリード線束等の付属品を
糸で縛り付ける作業は、作業者が、図1に例示するよう
に、糸tを固定子Sの端面とこの上側に突出したコイル
Cの端部の間の隙間に挿通し、この糸tの両側をコイル
Cの端部の上に載置したサーマルリレーrやリード線束
等の付属品の上側で結んで、コイルCの端部に付属品r
を縛り付ける。即ち、手作業で行なっており、多くの手
間が掛る。
【0005】本発明の目的は、上記のような従来の課題
を解決することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定子の端面
の上側に突出したコイルの端部の内側に挿入する縦片部
と、コイルの端部に載置したサーマルリレーやリード線
束等の付属品の上側を横断する横片部を有する2個の第
1ブロックを、左右に重合して配置し、隔離可能に及び
昇降可能に装置し、固定子の端面とコイルの端部の間の
隙間に挿通してコイル内の第1ブロックの縦片部に当接
する棒状部を前側に突出した2個の第2ブロックを、左
右に重合して配置し、隔離可能に及び前後動可能に装置
し、第1ブロックの横片部と第2ブロックの後面に重合
する2個の第3ブロックを、左右に重合して配置し、隔
離可能に及び前後動可能に装置し、両第3ブロックの
間、両第2ブロックの間、両第1ブロックの間、及び、
第3ブロックと第2ブロックの間に、コイルの端部と付
属品の周りを回る糸通路と、この糸通路の周りを回る糸
通路を連続して形成し、空気を糸通路に吹き込んで又は
糸通路から吸い出して糸通路に糸を挿通する糸挿通装置
を設け、各ブロックを前後左右に重合し、また、糸を糸
通路に挿通した各ブロックを分離して糸通路から糸を取
り出すブロック移動装置を設け、糸通路から取り出した
糸の結び目をコイルの端部側に移動して緊締する結び目
移動緊締装置を設け、コイルの端部と付属品を縛り付け
た糸の両側を切断する糸切断装置を設けたことを特徴と
する固定子のコイルに付属品を縛り付ける装置である。
【0007】
【作用】本発明の装置においては、左右に重合した両第
1ブロックが下降して、第1ブロックの縦片部が固定子
の端面の上側に突出したコイルの端部の内側に挿入する
と共に、第1ブロックの横片部がコイルの端部に載置し
たサーマルリレーやリード線束等の付属品の上側を横断
する。左右に重合した両第2ブロックが前進して、第2
ブロックの棒状部が固定子の端面とコイルの端部の間の
隙間に挿通してコイル内の第1ブロックの縦片部に当接
する。左右に重合した両第3ブロックが前進して第1ブ
ロックの横片部と第2ブロックの後面に重合する。即
ち、各ブロックが前後左右に重合する。
【0008】糸挿通装置で空気が重合ブロック間の糸通
路に吹き込まれて又は糸通路から吸い出されて糸通路に
糸が挿通される。
【0009】糸を糸通路に挿通した各ブロックが分離し
て、糸通路から糸が取り出される。
【0010】糸通路から取り出された糸の結び目が結び
目移動緊締装置でコイルの端部側に移動させられて緊締
される。即ち、コイルの端部と付属品が糸で縛られる。
【0011】コイルの端部と付属品を縛り付けた糸の両
側が糸切断装置で切断される。
【0012】
【発明の効果】本発明の装置においては、固定子のコイ
ルの端部にサーマルリレーやリード線束等の付属品が糸
で縛り付けられる。
【0013】従って、固定子のコイルに付属品を縛り付
けのに多くの手間が掛らない。
【0014】
【実施例】本例は、図1に示すように、固定子Sの端面
上に突出したコイルCの端部の上にサーマルリレーrや
リード線束等の付属品を糸tで縛り付ける装置であっ
て、糸tを二重こま結びdにし、更に一重こま結びsに
する装置である。
【0015】<構 成>本例の縛り付け装置は、固定子
Sを付属品縛り付け位置に供給する装置を設けている。
【0016】水平な基板1上には、図4に示すように、
レール2を前後方向に固定し、レール2上に移動台3を
載架し、移動台3上に2段径の位置決め軸4を縦に突設
している。固定子Sは、図4に鎖線で示すように、その
下部が位置決め軸4に嵌合されて移動台3上に位置決め
される。
【0017】基板1上のレール2後側には、図4に示す
ように、シリンダ5を前後方向に取り付け、シリンダ5
のピストンロッドを移動台3に連結している。シリンダ
5を前進作動すると、図4に実線で示すように、移動台
3は、固定子Sを位置決め軸4に嵌合する又は抜き取る
位置に移動する。シリンダ5を後退作動すると、図4に
一点鎖線で示すように、移動台3は、その上の固定子S
に付属品を縛り付ける位置に移動する。
【0018】基板1には、図4に示すように、支柱6を
設立し、支柱6の下部に第1床板7を上下位置調整可能
に水平に取り付け、第1床板7の前端を固定子Sの付属
品縛り付け位置の直後に配置している。支柱6の上部に
は、図4に示すように、第2床板8を上下位置調整可能
に水平に取り付け、第2床板8の前部を固定子Sの付属
品縛り付け位置の上方に配置している。
【0019】第2床板8の前部には、二重こま結び用の
第1ブロックとその移動装置を設けている。
【0020】第2床板8の前部上には、図4と図5に示
すように、シリンダ9を縦に取り付け、シリンダ9のピ
ストンロッドを第2床板8の下側に突出し、シリンダ9
のピストンロッドの下端にレール10の中央部を固定し
ている。第2床板8のシリンダ9右側位置と左側位置に
は、図5に示すように、それぞれ、案内軸11を貫通し
て軸受し、左右の案内軸11の下端にレール10の左右
の端部を固定して、レール10を第2床板8の下側に左
右方向に配置している。
【0021】レール10には、図4と図5に示すよう
に、2個の移動片12を嵌合し、左右の移動片12の下
面にそれぞれ二重こま結び用第1ブロック13を固定し
ている。レール10の左右の端部には、図5に示すよう
に、それぞれ、シリンダ14を左右方向に取り付け、左
右のシリンダ14のピストンロッドをそれぞれ左右の第
1ブロック13の外面に当接している。左右の第1ブロ
ック13の間には、図3に示すように、螺旋ばね15を
嵌め込んでいる。両シリンダ14を前進作動すると、螺
旋ばね15が圧縮され、両第1ブロック13が接近して
重合する。両シリンダ14を後退作動すると、螺旋ばね
15が復元して伸張し、両第1ブロック13が隔離す
る。
【0022】第1ブロック13は、図4に示すように、
横片部16の前端に縦片部17を下向きに突出してい
る。第1ブロック13の内面には、図3に示すように、
縦片部17の下部後面から横片部16の後面に挿通する
溝状の糸通路18を形成している。
【0023】シリンダ9を下降作動又は上昇作動する
と、レール10が下降又は上昇し、両第1ブロック13
が下降又は上昇する。第1ブロック13が下降すると、
図3に示すように、縦片部17が付属品縛り付け位置の
固定子のコイルCの端部の内側に挿入すると共に、横片
部16がコイルCの端部上の付属品rの直上位置を前後
方向に横断する。
【0024】第1床板7には、二重こま結び用の第2,
第3ブロック、一重こま結び用の第4,第5ブロックと
最終ブロック及びそれらの移動装置を設けている。
【0025】第1床板7上には、図5に示すように、シ
リンダ19とレール20をそれぞれ前後方向に取り付
け、レール20上に第1移動板21を載架し、第1移動
板21にシリンダ19のピストンロッドを連結してい
る。
【0026】第1移動板21の前端上には、図5に示す
ように、レール22を左右方向に固定し、レール22上
に2個の移動片23を嵌合し、左右の移動片23の上面
にそれぞれ二重こま結び用第2ブロック24を固定して
いる。
【0027】レール22の左右の端部には、図5に示す
ように、それぞれ、シリンダ25を左右方向に取り付
け、左右のシリンダ25のピストンロッドをそれぞれ左
右の第2ブロック24の外面に当接している。左右の第
2ブロック24の間には、図3に示すように、螺旋ばね
26を嵌め込んでいる。両シリンダ25を前進作動する
と、螺旋ばね26が圧縮され、両第2ブロック24が接
近して重合する。両シリンダ25を後退作動すると、螺
旋ばね26が復元して伸張し、両第2ブロック24が隔
離する。
【0028】第2ブロック24は、図3に示すように、
前面に棒状部27を突出し、内面に、後面から棒状部2
7の前端面に挿通する溝状の糸通路28を形成してい
る。
【0029】シリンダ19を前進作動又は後退作動する
と、第1移動板21が前進又は後退し、両第2ブロック
24が前進又は後退する。第2ブロック24が前進する
と、棒状部27は、付属品縛り付け位置の固定子Sの端
面とこの上側に突出したコイルCの端部の間の隙間に挿
入して、コイルCの端部の内側に挿入した第1ブロック
13の縦片部17に当接する。すると、第2ブロック2
4の糸通路28が第1ブロック13の糸通路18に接続
する。
【0030】左右の第2ブロック24の後面には、図3
に示すように、それぞれ、二重こま結び用第3ブロック
29に貫通した2本の案内軸30の先端を固定し、第2
ブロック24の後側に第3ブロック29を前後動可能に
取り付け、第2ブロック24と第3ブロック29の間に
螺旋ばね31を嵌合している。第3ブロック29の内面
には、図3に示すように、後面から前面に挿通する溝状
の糸通路32を形成している。
【0031】両第3ブロック29を前側に押すと、螺旋
ばね31が圧縮され、両第3ブロック29が両第2ブロ
ック24に接近して重合する。すると、第3ブロック2
9の糸通路32が第2ブロック24の糸通路28に接続
する。両第3ブロック29を前側に押す力をなくする
と、螺旋ばね31が復元して伸張し、両第3ブロック2
9が両第2ブロック24から隔離する。
【0032】両第3ブロック29の前面には、図3に示
すように、糸通路32の回りを渦巻き状に二回転半する
溝状の糸通路33を形成し、糸通路33の入口と出口を
糸通路32の上側と下側に配置し、第2ブロック24の
内面と第3ブロック29の内面に、糸通路33の出口か
ら第3ブロック29の後面に至る溝状の糸通路34を形
成している。
【0033】第3ブロック29を後面に重合した第2ブ
ロック24が前進すると、第3ブロック29の前面上部
は、付属品縛り付け位置の固定子SのコイルCの端部上
の付属品rの直上位置を前後方向に横断した第1ブロッ
ク13の横片部16後面に重合する。すると、第3ブロ
ック29の螺旋状の糸通路33の入口に第1ブロック1
3の糸通路18の出口が接続する。
【0034】第1移動板21上のレール22後側には、
図6に示すように、シリンダ35とレール36をそれぞ
れ前後方向に取り付け、レール36の前部上に第2移動
板37を載架し、第2移動板37にシリンダ35のピス
トンロッドを連結している。
【0035】第2移動板37上には、図6に示すよう
に、レール38を左右方向に固定し、レール38上に2
個の移動片39を嵌合し、左右の移動片39の上面にそ
れぞれ一重こま結び用第4ブロック40を固定し、レー
ル38の左右の端部にそれぞれシリンダ41を左右方向
に取り付け、左右のシリンダ41のピストンロッドをそ
れぞれ左右の第4ブロック40の外面に当接している。
左右の第4ブロック40の間には、図3に示すように、
螺旋ばね42を嵌め込んでいる。
【0036】両シリンダ41を前進作動すると、螺旋ば
ね42が圧縮され、両第4ブロック40が接近して重合
する。両シリンダ41を後退作動すると、螺旋ばね42
が復元して伸張し、両第4ブロック40が隔離する。
【0037】第4ブロック40の内面には、図3に示す
ように、後面から前面に挿通する溝状の糸通路43と、
前面から後面に挿通する溝状の糸通路44を上下に形成
している。
【0038】シリンダ35を前進作動又は後退作動する
と、第2移動板37が前進又は後退し、両第4ブロック
40が前進又は後退する。第4ブロック40が前進する
と、図2に示すように、第4ブロック40の前面内側部
が第3ブロック29の後面に当接して重合し、第3ブロ
ック29が前側に押される。すると、第4ブロック40
の上側の糸通路43が第3ブロック29の上側の糸通路
32に接続すると共に、第4ブロック40の下側の糸通
路44に第3ブロック29の下側の糸通路34が接続す
る。
【0039】左右の第4ブロック40の後面には、図3
に示すように、それぞれ、一重こま結び用第5ブロック
45に貫通した2本の案内軸46の先端を固定し、第4
ブロック40の後側に第5ブロック45を前後動可能に
取り付け、第4ブロック40と第5ブロック45の間に
螺旋ばね47を嵌め込んでいる。第5ブロック45の内
面には、図3に示すように、後面から前面に挿通する溝
状の糸通路48を形成している。左右の第5ブロック4
5の前面には、図3に示すように、糸通路48の回りを
渦巻き状に一回転半する溝状の糸通路49を形成し、糸
通路49の入口と出口を糸通路48の下側と上側に配置
し、第4ブロック40の内面に、後面から上面に挿通す
る溝状の糸通路50を形成している。
【0040】両第5ブロック45を前側に押すと、螺旋
ばね47が圧縮され、両第5ブロック45が両第4ブロ
ック40に接近して重合する。すると、第5ブロック4
5の糸通路48が第4ブロック40の糸通路43に接続
し、第5ブロック45の螺旋状の糸通路49の入口に第
4ブロック40の糸通路44が接続し、第5ブロック4
5の螺旋状の糸通路49の出口が第4ブロック40の糸
通路50に接続する。両第5ブロック45を前側に押す
力をなくすると、螺旋ばね47が復元して伸張し、両第
5ブロック45が両第4ブロック40から隔離する。
【0041】第1移動板21上のレール36上には、図
4に示すように、第3移動板51を第2移動板37の後
側位置に載架し、第3移動板51にシリンダ52を前後
方向に取り付け、シリンダ52のピストンロッドを第2
移動板37に連結している。
【0042】第3移動板51の前部上には、図4に示す
ように、最終ブロック53を前側に突出して固定してい
る。最終ブロック53は、図3に示すように、前面から
後面に貫通する吹き込み孔54を形成し、上面から吹き
込み孔54の途中に連通する糸挿入孔55を形成してい
る。
【0043】シリンダ52を後退作動又は前進作動する
と、第3移動板51が第2移動板37に対して前進又は
後退し、最終ブロック53が第4ブロック40と第5ブ
ロック45に対して前進又は後退する。最終ブロック5
3が第5ブロック45に対して前進すると、図2又は図
4に示すように、最終ブロック53の前面が両第5ブロ
ック45の後面に当接して重合し、両第5ブロック45
が前側に押される。すると、最終ブロック53の吹き込
み孔54の出口が第5ブロック45の糸通路48に接続
する。
【0044】糸通路に空気を吹き込み、また、糸通路か
ら空気を吸い出して糸tを糸通路に挿通する装置を設け
ている。
【0045】吹き込み孔54の入口には、図2に示すよ
うに、空気圧縮機のような高圧空気発生装置56を図示
しない制御機器を介して接続している。
【0046】第3移動板51の後部上には、図4に示す
ように、シリンダ57を縦に取り付け、シリンダ57の
ピストンロッドの上端に吸引管58の途中を前後方向に
固定し、吸引管58の前端を下向きに折曲し、吸引管5
8の下向き前端を第4ブロック40の上面に当接して糸
通路50の出口に接続している。吸引管58の後端に
は、図2に示すように、真空ポンプのような吸気装置5
9を接続している。シリンダ57を上昇作動すると、吸
引管58が上昇し、吸引管58の前端が第4ブロック4
0の上面から隔離する。シリンダ57を下降作動する
と、吸引管58が元位置に戻る。
【0047】第3移動板51上には、糸tの送りを制御
したり、糸tを緊張する装置を設けている。
【0048】第3移動板51の側部上には、図7に示す
ように、第1取付板60を設立して前後方向に配置し、
第1取付板60の上部内面側に第2取付板61と第3取
付板62を固定し、第1取付板60と第2取付板61及
び第3取付板62をそれらの間に間隔を設けて並列して
いる。
【0049】第1取付板60の外面には、図7に示すよ
うに、モータ63を取り付け、第1取付板60と第2取
付板61の間に伝達トルク制限用クラッチ64を取り付
け、第2取付板61と第3取付板62の間に一対の入口
側糸送りローラ65を前後に取り付けている。入口側糸
送りローラ65の前側ローラには、伝達トルク制限用ク
ラッチ64を介してモータ63の回転軸を連結してい
る。モータ63を正転駆動又は逆転駆動すると、入口側
糸送りローラ65の前側ローラが正転又は逆転する。
【0050】入口側糸送りローラ65の後側ローラは、
前後動可能にし、図7に示すように、第2取付板61と
第3取付板62の後端にシリンダ66を前後方向に取り
付けている。シリンダ66のピストンロッドは、入口側
糸送りローラ65の後側ローラに連結している。シリン
ダ66を前進作動すると、入口側糸送りローラ65の後
側ローラが前進して入口側糸送りローラ65の前側ロー
ラに所定の力で当接する。シリンダ66を後退作動する
と、入口側糸送りローラ65の後側ローラが後退して入
口側糸送りローラ65の前側ローラから隔離し、前後の
ローラ65の間に、糸tを挿通する隙間ができる。
【0051】入口側糸送りローラ65の後方には、図2
に示すように、糸巻き67を配置している。糸巻き67
から繰り出した糸tは、図3に示すように、入口側糸送
りローラ65の間に通して、最終ブロック53の糸挿入
孔55から吹き込み孔54の出口側に挿入する。
【0052】第1取付板60の外面には、図6に示すよ
うに、モータ68を取り付け、第1取付板60と第2取
付板61の間に伝達トルク制限用クラッチ69を取り付
け、第2取付板61と第3取付板62の間に一対の出口
側糸送りローラ70の後側ローラを取り付けている。出
口側糸送りローラ70の後側ローラには、伝達トルク制
限用クラッチ69を介してモータ68の回転軸を連結し
ている。モータ60を回転駆動すると、出口側糸送りロ
ーラ70の後側ローラが回転する。
【0053】第2取付板61の前部と後部には、図4に
示すように、レバー71とシリンダ72を取り付け、レ
バー71の後上端にシリンダ72のピストンロッドを連
結し、レバー71の前端に出口側糸送りローラ70の前
側ローラを取り付けている。吸引管58が上昇した状態
でシリンダ72を前進作動すると、出口側糸送りローラ
70の前側ローラは、下後側に回動して、第4ブロック
40の糸通路50の出口と吸引管58の前端の間を横切
り、出口側糸送りローラ70の後側ローラに所定の力で
当接する。
【0054】第2床板8には、糸tの結び目を固定子S
のコイルCの端部側に移動させる装置を設けている。
【0055】第2床板8の第1ブロック昇降用シリンダ
9後側には、図4に示すように、四角形の窓73を設
け、第2床板8上の窓73の前側と後側にそれぞれレー
ル74を左右方向に固定し、両レール74の一方の端部
に二重こま結び用の結び目移動装置を、他方の端部に一
重こま結び用の結び目移動装置をそれぞれ設けている。
【0056】両結び目移動装置は、同様な構造であり、
図4に示すように、両レール74の端部上に第4移動板
75を載架し、図6又は図7に示すように、第2床板8
上の第4移動板75外側位置にシリンダ76を左右方向
に取り付け、シリンダ76のピストンロッドを第4移動
板75に連結している。シリンダ76を前進作動又は後
退作動すると、第4移動板75が内側又は外側に移動す
る。
【0057】第4移動板75上には、図4に示すよう
に、2本の案内軸77を前後に設立し、両案内軸77の
上端に連結板78を掛け渡して固定し、連結板78上に
シリンダ79を縦に取り付け、シリンダ79のピストン
ロッドを連結板78の下側に突出し、両案内軸77に第
5移動板80を貫通し、第5移動板80にシリンダ79
のピストンロッドを連結している。シリンダ79を上昇
作動又は下降作動すると、第5移動板80が上昇又は下
降する。
【0058】第5移動板80の下面には、図6に示すよ
うに、レール81を前後方向に固定し、レール81に第
6移動板82を嵌合し、第6移動板82の後端にシリン
ダ83を前後方向に取り付け、シリンダ83のピストン
ロッドを第6移動板82に連結している。シリンダ83
を前進作動又は後退作動すると、第6移動板82が前進
又は後退する。
【0059】第6移動板82には、図6に示すように、
腕84を縦に固定し、腕84の下端を窓73を貫通して
第2床板8の下側に突出し、腕84の下端内面に二重こ
ま結び用の2本の糸掛け棒85又は一重こま結び用の2
本の糸掛け棒86を突設している。二重こま結び用糸掛
け棒85と一重こま結び用糸掛け棒86は、図6に示す
ように、第1移動板21上のブロック群の両側に配置
し、ブロック群側に突出している。両者85,86は、
それぞれ、シリンダ76,79,83の作動によって左
右、上下、前後に移動する。
【0060】第2床板8には、コイルCの端部と付属品
rを縛り付けた糸tの結び目の両側を切断する装置を設
けている。
【0061】第2床板8の第1ブロック昇降用シリンダ
9前側には、図4に示すように、小窓87を設け、第2
床板8上にシリンダ88を小窓87に向って下後側向き
に取り付け、シリンダ88のピストンロッドを小窓87
に貫通し、シリンダ88のピストンロッドの下端に刃物
89を固定している。刃物89は、図5に示すように、
V形状先端の内側に刃を形成した鎌形状であり、第2床
板8の下側に突出している。両第1ブロック13を左右
に分離した状態でシリンダ88を前進作動すると、刃物
89が付属品縛り付け位置の固定子SのコイルC上の付
属品rの直上後側位置を斜めに通過して突き出される。
シリンダ88を後退作動すると、刃物89が第2床板8
の真下位置に引っ込む。
【0062】<作 用>本例の縛り付け装置は、作動直
前には、各可動部が図4に示す位置にある。
【0063】先ず、固定子嵌合抜取位置に停止した移動
台3の位置決め軸4には、図4に示すように、固定子S
が嵌合されて位置決めされ、固定子SのコイルCの端部
の後部上に付属品rが載置される。移動台3が付属品縛
り付け位置に移動する。移動台上の固定子Sは、図8と
図9に示すように、付属品縛り付け位置に配置され、コ
イルCの端部の後部とその上の付属品rが第1ブロック
13の下方であって第2ブロック24の直前に位置す
る。
【0064】次に、両第1ブロック13は、左右に重合
した状態で下降する。第1ブロック13は、図10と図
11に示すように、縦片部17がコイルCの端部の内側
に挿入されると共に、横片部16がコイルCの端部上の
付属品rの直上位置を前後方向に横断する。
【0065】第1移動板21が前進し、第1移動板21
上の左右前後に重合した第2〜第5ブロックと最終ブロ
ック等が一体となって前進する。第2ブロック24の棒
状部27は、図10に示すように、固定子Sの端面とこ
の上側に突出したコイルCの端部の間の隙間に挿入し、
第1ブロック13の縦片部17に当接する。第2ブロッ
ク24の糸通路28は、第1ブロック13の糸通路18
に接続する。また、第3ブロック29の前面上部は、図
10と図11に示すように、第1ブロック13の横片部
16に重合する。第3ブロック29の螺旋状の糸通路3
3には、第1ブロック13の糸通路18が接続する。
【0066】第1移動板21上の重合ブロック群の糸通
路が第1ブロックの糸通路18に接続すると、高圧空気
発生装置56から最終ブロックの吹き込み孔54に高圧
空気が吹き込まれると共に、吸気装置59が作動して吸
引管58内の空気が吸い出される。最終ブロックの吹き
込み孔54から第1移動板21上のブロック群の糸通路
48,43,32,28と第1ブロックの糸通路18及
び第1移動板21上のブロック群の糸通路33,34,
44,49,50を経て吸引管58に至る空気流が発生
する。入口側糸送りローラ65は、前側ローラが正転駆
動され、前後に当接した両ローラが正転する。
【0067】すると、糸巻き67から入口側糸送りロー
ラ65の間を経て糸挿入孔55から吹き込み孔54に挿
入された糸tは、空気流で輸送され、吹き込み孔54と
各ブロックの糸通路及び吸引管58に順次挿通される。
【0068】吹き込み孔54を通過した糸tの先端は、
図3の分解斜視図から明かなように、第5ブロックの糸
通路48、第4ブロックの糸通路43、第3ブロックの
糸通路32、第2ブロックの糸通路28、第1ブロック
の糸通路18と第3ブロックの渦巻き状の糸通路33を
順次通過して、第2ブロックと第3ブロックの糸通路3
4に達する。即ち、糸tは、コイルCの端部とその上の
付属品rの回りを一回転し、コイルCの端部と付属品r
の回りを通過した部分が通過する前の部分の回りを二回
転し、二重こま結び用の経路に配置される。
【0069】更に、第3ブロックの糸通路34を通過し
た糸tの先端は、図3の分解斜視図から明かなように、
第4ブロックの糸通路44、第5ブロックの渦巻き状の
糸通路49と第4ブロックの糸通路50を順次通過し
て、吸引管58に達する。即ち、糸tは、二重こま結び
用の経路を通過した部分が通過する前の部分の回りを一
回転し、一重こま結び用の経路に配置される。
【0070】糸tの先端が吸引管58に挿入されると、
吹き込み孔54への空気の吹き込みと吸引管58からの
空気の吸い出しが停止すると共に、入口側糸送りローラ
65が停止する。
【0071】次に、両第1ブロック13が左右に分離し
つつ上昇する。第1ブロック13の糸通路18に挿入さ
れていた糸tは、図12に示すように、露出して取り残
される。一方、第1移動板21が後退し、第1移動板2
1上の左右前後に重合したブロック群等が一体となって
後退する。第2ブロック24と第3ブロック29は、図
12に示すように、それぞれ、第1ブロック13から分
離し、第2ブロック24の棒状部27が固定子Sの端面
とコイルCの端部の間の隙間から抜き出される。第2ブ
ロック24の棒状部27から第3ブロック29に至る糸
tは、図12に示すように、コイルCの端部と付属品r
の下側と内側及び上側を通過する。
【0072】吸引管58が上昇する。出口側糸送りロー
ラ70は、図13に示すように、前側ローラが下後側に
回動して後側ローラに当接し、両ローラで第4ブロック
40から吸引管58に至る糸tを挟持する。入口側糸送
りローラ65は、前側ローラが逆転駆動され、両ローラ
が逆転して、両ローラに挟持された糸tを戻す。入口側
糸送りローラ65から出口側糸送りローラ70に至る糸
tは、緊張される。
【0073】第2移動板37と第3移動板51が一体と
なって後退し、両移動板37,51上の左右前後に重合
した第4ブロック、第5ブロックと最終ブロック等が一
体となって後退する。図14に示すように、第4ブロッ
ク40が第3ブロック29から分離し、第3ブロック2
9が第2ブロック24から分離する。第3ブロック29
と第2ブロック24の間には、図14に示すように、第
3ブロック29から第2ブロック24に至る糸tとその
糸の回りを二回転した糸t即ち二重こま結び用の結び目
dが露出する。第4ブロック40と第3ブロック29の
間には、図14に示すように、第4ブロック40から第
3ブロック29に至る糸tと、第3ブロック29から第
4ブロック40に至る糸tが上下位置に露出する。
【0074】二重こま結び用の結び目移動装置は、ブロ
ック側の内側に移動し、図14と図15に示すように、
二重こま結び用の2本の糸掛け棒85が第4ブロック4
0と第3ブロック29の間及びその間の上下位置の糸t
の間に挿入される。
【0075】第3移動板51が単独で更に後退し、第3
移動板51上の最終ブロック53等が後退する。図16
と図17に示すように、最終ブロック53が第5ブロッ
ク45から分離し、第5ブロック45が第4ブロック4
0から分離する。第5ブロック45と第4ブロック40
の間には、図16に示すように、第5ブロック45から
第4ブロック40に至る糸tとその糸の回りを一回転し
た糸t即ち一重こま結び用の結び目sが露出する。最終
ブロック53と第5ブロック45の間には、図16に示
すように、最終ブロック53から第5ブロック45に至
る糸tが露出する。また、第3移動板51上の出口側糸
送りローラ70が第4ブロック40から遠ざかって、第
4ブロック40から出口側糸送りローラ70に至る糸t
が長くなる。
【0076】一重こま結び用の結び目移動装置は、ブロ
ック側の内側に移動し、図16と図17に示すように、
一重こま結び用の2本の糸掛け棒86が最終ブロック5
3と第5ブロック45の間及びその間の糸tと第4ブロ
ック40から出口側糸送りローラ70に至る糸tの間に
挿入される。
【0077】前後に分離した第2ブロック24と第3ブ
ロック29及び第4ブロック40と第5ブロック45
は、図18と図19に示すように、それぞれ、左右に分
離し、それらのブロックの内面の糸通路に挿入されてい
た糸tが露出して取り残される。
【0078】二重こま結び用の結び目移動装置は、上昇
しつつ前進し、図20に示すように、二重こま結び用の
2本の糸掛け棒85がコイルCの端部上の付属品rの直
上位置と直後位置に移動する。二重こま結び用の結び目
dは、付属品rの上後側に移動する。また、一重こま結
び用の結び目移動装置も上昇しつつ前進し、図20に示
すように、一重こま結び用の2本の糸掛け棒86が二重
こま結び用の2本の糸掛け棒85の直後位置に移動す
る。一重こま結び用の結び目sは、二重こま結び用の2
本の糸掛け棒85の直後位置に移動する。
【0079】入口側糸送りローラ65が逆転駆動される
と共に出口側糸送りローラ70が回転駆動され、図20
に示すように、一重こま結び用の結び目sの両側の糸t
と二重こま結び用の結び目dの両側の糸tが引っ張られ
る。一重こま結び用の結び目sと二重こま結び用の結び
目dはそれぞれ緊締され、二重こま結び用の結び目dが
付属品rの上後側の稜線に配置される。
【0080】二重こま結び用の結び目移動装置は、外側
に移動し、図21に示すように、二重こま結び用の糸掛
け棒85が糸tの間から抜け出る。
【0081】一重こま結び用の結び目移動装置は、前進
し、図22に示すように、一重こま結び用の2本の糸掛
け棒86がコイルCの端部上の付属品rの直上位置と直
後位置に移動する。一重こま結び用の結び目sは、付属
品rの上後側に移動する。入口側糸送りローラ65が逆
転駆動されると共に出口側糸送りローラ70が回転駆動
され、図22に示すように、一重こま結び用の結び目s
の両側の糸tが引っ張られる。一重こま結び用の結び目
sが二重こま結び用の結び目dの隣に緊締される。
【0082】一重こま結び用の結び目移動装置は、外側
に移動し、図23に示すように、一重こま結び用の糸掛
け棒86が糸tの間から抜け出る。
【0083】即ち、コイルCの端部と付属品rが糸tの
二重こま結びと一重こま結びによって縛り付けられる。
【0084】その後、入口側糸送りローラ65が逆転駆
動されると共に出口側糸送りローラ70が回転駆動さ
れ、図24に示すように、結び目s,dの両側の糸tが
引っ張られる。結び目s,dの両側の糸tが緊張する
と、図24に示すように、刃物89が結び目s,dの直
上後側に向って突き出される。刃物89のV形状先端
は、結び目s,dの両側の糸tを一旦側方に折曲して、
結び目s,dの両側の糸tの下側に達する。刃物89
は、図25に示すように、引っ込み、V形状先端内側の
刃が結び目s,dの両側の糸tを切断する。
【0085】入口側糸送りローラ65が逆転駆動され、
出口側糸送りローラ70が回転駆動される。また、吸気
装置59が作動する。入口側糸送りローラ65に挟まれ
た糸tの切断端は、図25に示すように、後退し、最終
ブロックの吹き込み孔54に挿入される。出口側糸送り
ローラ70に挟まれた糸tの切れ端は、吸引管58に吸
い込まれ、吸気装置59を経て排出される。
【0086】糸tの切断後、移動台3が移動し、付属品
rが糸tでコイルCの端部に縛り付けられた固定子S
は、固定子嵌合抜取位置に移動し、位置決め軸4から抜
き取られる。
【0087】一方、図26に示すように、両第1ブロッ
ク13が接近して左右に重合し、両第2ブロック24と
両第3ブロック29がそれぞれ接近して左右に重合し、
両第4ブロック40と両第5ブロック45がそれぞれ接
近して左右に重合する。
【0088】第2移動板37が前進し、図27に示すよ
うに、両第4ブロック40が前進して両第3ブロック2
9に当接し、両第3ブロック29が前側に押されて両第
2ブロック24に当接する。また、第3移動板51が前
進し、図27に示すように、最終ブロック53が前進し
て両第5ブロック45に当接し、両第5ブロック45が
前側に押されて両第4ブロック40に当接する。即ち、
両第2ブロック24、両第3ブロック29、両第4ブロ
ック40、両第5ブロック45と最終ブロック53が前
後に重合する。
【0089】また、二重こま結び用の結び目移動装置と
一重こま結び用の結び目移動装置がそれぞれ下降しつつ
後退し、図26に示すように、二重こま結び用の糸掛け
棒85と一重こま結び用の糸掛け棒86がそれぞれ元位
置に戻る。出口側糸送りローラ70の前側ローラは、図
27に示すように、上前側に回動し、元位置に戻る。吸
引管58は、図27に示すように、下降し、元位置に戻
る。
【0090】即ち、各可動部が元位置に戻る。
【0091】その後は、前回と同様に、位置決め軸4に
次の固定子が嵌合され、固定子のコイルの端部の後部上
に付属品が載置され、コイルの端部と付属品が糸で縛り
付けられる。
【0092】<変形例> 1)実施例は、糸結び用のブロック群を2群設けて糸を
2回結ぶが、糸結び用のブロック群を1群又は3群設け
て糸を1回又は3回結ぶ。
【0093】2)実施例は、二重こま結び用のブロック
群と一重こま結び用のブロック群を設けて糸を二重こま
結びと一重こま結びにするが、他の結び方用のブロック
群を設けて糸を他の結び方にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の固定子のコイルへの付属品の
縛り付け装置における糸の結び方を示す説明用縦断面図
である。
【図2】同例の縛り付け装置の主要な部分の斜視図であ
る。
【図3】同例の縛り付け装置の主要な部分の分解斜視図
である。
【図4】同例の縛り付け装置の縦断側面図である。
【図5】図4のA−A線矢視図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】図4のC−C線断面図である。
【図8】同例の装置において固定子が供給された状態の
概略側面図である。
【図9】図8と同一状態の概略平面図である。
【図10】同例の装置において各ブロックが固定子側に
移動した状態の概略側面図である。
【図11】図10と同一状態の概略平面図である。
【図12】同例の装置において各ブロックが固定子と反
対側に移動した状態の概略側面図である。
【図13】同例の装置において糸が緊張された状態の概
略側面図である。
【図14】同例の装置において第4,第5,最終ブロッ
ク等と第3ブロックが後退した状態の概略側面図であ
る。
【図15】同例の装置において二重こま結び用の糸掛け
棒が内側に移動した状態の概略平面図である。
【図16】同例の装置において最終ブロック等と第5ブ
ロックが後退した状態の概略側面図である。
【図17】同例の装置において一重こま結び用の糸掛け
棒が内側に移動した状態の概略平面図である。
【図18】同例の装置において第2,第3,第4,第5
ブロックが左右に分離した状態の概略平面図である。
【図19】図18と同一状態の概略側面図である。
【図20】同例の装置において二重こま結び用の糸掛け
棒と一重こま結び用の糸掛け棒が固定子側に移動した状
態の概略側面図である。
【図21】同例の装置において二重こま結び用の糸掛け
棒が外側に移動した状態の概略平面図である。
【図22】同例の装置において一重こま結び用の糸掛け
棒が固定子側に更に移動した状態の概略側面図である。
【図23】同例の装置において一重こま結び用の糸掛け
棒が外側に移動した状態の概略平面図である。
【図24】同例の装置において糸が緊張されて刃物が突
き出された状態の概略側面図である。
【図25】同例の装置において糸が切断されて糸の切断
端が後退し糸の切れ端が排出された状態の概略側面図で
ある。
【図26】同例の装置において各可動部が元位置に戻っ
た状態の概略平面図である。
【図27】図26と同一状態の概略側面図である。
【符号の説明】
S 固定子 C コイル r サーマルリレー,付属品 t 糸 d 二重こま結び用の結び目 13 第1ブロック 16 横片部 17 縦片部 18 糸通路 24 第2ブロック 27 棒状部 28 糸通路 29 第3ブロック 32 糸通路 33 糸通路 56 高圧空気発生装置 59 吸気装置 80 刃物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子の端面の上側に突出したコイルの
    端部の内側に挿入する縦片部と、コイルの端部に載置し
    たサーマルリレーやリード線束等の付属品の上側を横断
    する横片部を有する2個の第1ブロックを、左右に重合
    して配置し、隔離可能に及び昇降可能に装置し、 固定子の端面とコイルの端部の間の隙間に挿通してコイ
    ル内の第1ブロックの縦片部に当接する棒状部を前側に
    突出した2個の第2ブロックを、左右に重合して配置
    し、隔離可能に及び前後動可能に装置し、 第1ブロックの横片部と第2ブロックの後面に重合する
    2個の第3ブロックを、左右に重合して配置し、隔離可
    能に及び前後動可能に装置し、 両第3ブロックの間、両第2ブロックの間、両第1ブロ
    ックの間、及び、第3ブロックと第2ブロックの間に、
    コイルの端部と付属品の周りを回る糸通路と、この糸通
    路の周りを回る糸通路を連続して形成し、 空気を糸通路に吹き込んで又は糸通路から吸い出して糸
    通路に糸を挿通する糸挿通装置を設け、 各ブロックを前後左右に重合し、また、糸を糸通路に挿
    通した各ブロックを分離して糸通路から糸を取り出すブ
    ロック移動装置を設け、 糸通路から取り出した糸の結び目をコイルの端部側に移
    動して緊締する結び目移動緊締装置を設け、 コイルの端部と付属品を縛り付けた糸の両側を切断する
    糸切断装置を設けたことを特徴とする固定子のコイルに
    付属品を縛り付ける装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1081831A1 (en) * 1999-09-06 2001-03-07 Giovanni Fortuna Method and apparatus for making a self-locking knot in a stator lacing machine
US6944932B2 (en) 1999-08-27 2005-09-20 Giovanni Fortuna Method for making a self-locking knot in a stator lacing machine
JP2007174718A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Toyota Motor Corp 糸縛り装置および糸縛り方法

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