JPH06276562A - 呼返し接続方式 - Google Patents

呼返し接続方式

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Publication number
JPH06276562A
JPH06276562A JP5917193A JP5917193A JPH06276562A JP H06276562 A JPH06276562 A JP H06276562A JP 5917193 A JP5917193 A JP 5917193A JP 5917193 A JP5917193 A JP 5917193A JP H06276562 A JPH06276562 A JP H06276562A
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JP
Japan
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call
connection
dial
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connection processing
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Withdrawn
Application number
JP5917193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kousou Shimada
弘僧 嶋田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH06276562A publication Critical patent/JPH06276562A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交換網における呼返し接続方式に関し、被呼
内線が空き状態の場合にも、発呼加入者が通話料金を課
金されることが無く、更に経済的公専接続を実行して通
話料金を極力削減可能とすることを目的とする。 【構成】 各構内交換機(300)に、公衆網(10
0)から着信したダイヤルイン呼を直接接続とするか或
いは呼返し接続とするかを指定する接続処理情報を、各
ダイヤルイン呼の被呼者に対応して予め登録する接続処
理登録手段(301)と、公衆網(100)からダイヤ
ルイン呼が着信した場合に、被呼者に対応して接続処理
登録手段(301)に登録済の接続処理情報に基づき、
ダイヤルイン呼を直接接続および呼返し接続〔出来れば
経済的公専接続を適用〕の何れで接続するかを指定する
接続処理選定手段(302)とを設ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換網における呼返し
接続方式に関し、特に複数の構内交換機と、各構内交換
機に対してダイヤルイン接続を通話料金を徴収し乍ら実
行する公衆網と、各構内交換機相互間を通話料金を徴収
すること無く接続する私設網とから構成される交換網に
おける呼返し接続方式に関する。
【0002】近年、公衆網に収容される発呼者が、構内
交換機に収容される被呼者の電話番号をダイヤルするこ
とにより、構内交換機に設置される局線中継台を経由す
ることなく、直接被呼者に接続可能とする、所謂ダイヤ
ルイン接続が普及しつつある。
【0003】一方、複数の構内交換機を分散設置し、各
構内交換機に収容される内線相互間で頻繁に通話を行う
利用者においては、構内交換機相互を専用線で接続する
私設網を構築し、複数の構内交換機に跨がる内線相互
を、公衆網を経由すること無く私設網を経由して接続
し、通話料金を削減している場合が少なくない。
【0004】また公衆網に収容される加入者と、私設網
に収容される内線とが接続する場合にも、制度上許容さ
れれば、私設網と公衆網とを経由して接続を設定し、且
つ私設網を最大限に活用し、公衆網を経由する区間を必
要最小限とする如き接続経路を選定することにより、通
話料金を削減する接続〔以後経済的公専接続と称する〕
も考慮される。
【0005】
【従来の技術】図7は従来ある交換網の一例を示す図で
ある。図7に示される交換網は、二組の構内交換機(P
BX)〔個々の構内交換機(PBX)を(11 )および
(12 )と称する、以下同様〕が、それそれ局線(5)
を経由して公衆網(CON)(6)に収容されていると
共に、専用線(4)により相互に接続され、私設網を構
成している。
【0006】また公衆網(CON)(6)に収容される
加入者(7)から、各構内交換機(PBX)(1)に収
容される内線(3)へは、ダイヤルイン形式による接続
を可能とする。
【0007】また各構内交換機(PBX)(1)は、内
線(3)相互接続のみならず、局線(5)からの着信接
続の際にも、所謂キャンプオン機能、即ち被呼内線
(3)が話中の際に、発呼加入者(7)が所定のキャン
プオン操作を実行した後に復旧することにより、被呼内
線(3)が終話して空き状態となると、直ちに発呼加入
者(7)と被呼内線(3)とを呼出して接続〔以後呼返
し接続と称する〕を設定する機能を具備しているものと
する。
【0008】更に構内交換機(PBX)(11 )と加入
者(71 )とは同一料金区域〔例えば市内通話区域〕に
所属し、最も低廉な市内通話料金で通話が可能である
が、構内交換機(PBX)(12 )は加入者(71 )と
は異なる市内通話区域に所属している為、市内通話料金
より割高な市外通話料金を徴収されるものとする。
【0009】図7において、加入者(71 )が発呼し、
内線(32 )に付与された電話番号(DN32)をダイヤ
ルすると、加入者(71 )は、公衆網(CON)
(6)、局線(52 )および構内交換機(PBX)(1
2 )を経由して内線(32 )にダイヤルイン接続され
る。
【0010】接続設定時に、内線(32 )が空き状態に
あれば、構内交換機(PBX)(1 2 )は内線(32
を呼出し、内線(32 )が応答すると、加入者(71
と内線(32 )との間に、公衆網(CON)(6)、局
線(52 )および構内交換機(PBX)(12 )を経由
する通話路が設定され、両者は通話可能となる。
【0011】公衆網(CON)(6)は、加入者
(71 )と局線(52 )との間の接続に対し、発呼側の
加入者(71 )に市外通話料金を課金する〔以後直接接
続と称する〕。
【0012】なお着信時に内線(32 )が通話中であ
り、加入者(71 )が前述のキャンプオン操作を実行し
て復旧すると、構内交換機(PBX)(12 )はキャン
プオン機能を起動して内線(32 )の空塞状態を周期的
に監視し、内線(32 )が通話終了して空き状態となる
と、前述のキャンプオン機能に基づき、局線(52 )か
ら公衆網(CON)(6)に発呼して加入者(71 )を
呼出すと共に、内線(3 2 )を呼出し、両者が応答する
と、加入者(71 )と内線(32 )とを接続する通話路
を設定し、通話を可能とする。
【0013】なお公衆網(CON)(6)は、加入者
(71 )から内線(32 )へ接続を試みた場合には通話
路が設定されなかった為、市外通話料金を発呼加入者
(71 )に課金せず、後刻局線(52 )から加入者(7
1 )へキャンプオン接続した場合に通話路が設定された
為、局線(52 )、即ち構内交換機(PBX)(12
の所有者から市外通話料金を徴収することとなる。
【0014】加入者(71 )から内線(32 )に掛けた
通話料金を、構内交換機(PBX)(12 )の所有者が
支払うことにより、例えば構内交換機(PBX)
(11 )および(12 )を或る企業が所有し、同企業の
社員が出張先から企業に電話を掛ける場合等の、電話料
金の精算が確実に実行されることとなる。
【0015】更に構内交換機(PBX)(12 )が、前
述の経済的公専接続機能を具備している場合には、構内
交換機(PBX)(12 )はキャンプオン機能により加
入者(71 )を呼出す場合に、局線(52 )から公衆網
(CON)(6)に発呼せず、公衆網(CON)(6)
を経由して加入者(71 )に発呼した場合に、通話料金
が最も低廉となる構内交換機(PBX)(1)〔以後最
寄りの構内交換機(PBX)(1)と称する〕、図7に
おいては加入者(71 )と同一市内区域に存在する構内
交換機(PBX)(11 )に専用線(4)を経由して接
続した後、局線(51 )から公衆網(CON)(6)に
発呼して加入者(71 )へ着信接続させ、専用線(4)
と局線(51 )とを接続させる如く依頼することによ
り、加入者(71 )と内線(32 )との間に、構内交換
機(PBX)(12 )、専用線(4)、構内交換機(P
BX)(11 )、局線(51 )および公衆網(CON)
(6)を経由する通話路が設定されることとなる。
【0016】今回は、加入者(71 )と構内交換機(P
BX)(11 )とは、前述の如く、同一の市内通話区域
に所属する為、最も低廉な市内通話料金を課金されるこ
ととなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある交換網においては、加入者(71 )か
ら内線(32 )にダイヤルイン形式で着信接続した場合
に、内線(32 )が話中の場合にはキャンプオン機能が
起動されて呼返し接続が設定される為、局線(5 2 )か
ら加入者(71 )への市外通話料金は加入者(71 )の
負担とならず、構内交換機(PBX)(12 )の所有者
に課金されることとなり、更に構内交換機(PBX)
(12 )がキャンプオン機能と共に経済的公専接続機能
を具備する場合には、呼返し接続は内線(32 )から構
内交換機(PBX)(12 )、専用線(4)、構内交換
機(PBX)(11 )、局線(51 )および公衆網(C
ON)(6)を経由して加入者(71 )に接続される
為、構内交換機(PBX)(12)の所有者も局線(5
1 )から加入者(71 )への市内通話料金のみを課金さ
れることとなり、通信費の削減に効果があるが、内線
(32 )が空き状態にある場合には直接接続されること
となり、加入者(71 )から局線(52 )への発信接続
に対する市外通話料金が加入者(71 )に課金されるこ
ととなる。
【0018】本発明は、内線へダイヤルイン接続し、被
呼内線が空き状態の場合にも、発呼加入者が通話料金を
課金されることが無く、更に許容されれば経済的公専接
続を実行して通話料金を極力削減可能とすることを目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、100は公衆網、200は
私設網、300は複数の構内交換機であり、交換網を構
成する。
【0020】公衆網(100)は、各構内交換機(30
0)へダイヤルイン形式の着信接続を可能とし、且つ接
続毎に発呼者から所定の通話料金を徴収する。また私設
網(200)は、各構内交換機(300)相互間を接続
毎に通話料金を徴収すること無く接続する。
【0021】301は、本発明により各構内交換機(3
00)に設けられた接続処理登録手段である。302
は、本発明により各構内交換機(300)に設けられた
接続処理選定手段である。
【0022】
【作用】接続処理登録手段(301)は、公衆網(10
0)から着信したダイヤルイン呼を、直ちに被呼者を呼
出す直接接続とするか、或いはダイヤルイン呼を被呼者
に接続すること無く一旦解放した後、着信構内交換機
(300)から発呼者を呼返す呼返し接続とするかを指
定する接続処理情報を、各ダイヤルイン呼の被呼者に対
応して予め登録する。
【0023】接続処理選定手段(302)は、公衆網
(100)からダイヤルイン呼が着信した場合に、被呼
者に対応して接続処理登録手段(301)に登録済の接
続処理情報に基づき、ダイヤルイン呼を前記直接接続お
よび呼返し接続の何れで接続するかを指定する。
【0024】なお接続処理選定手段(302)は、発呼
者へ呼返し接続する場合に、発呼者に発信接続した場合
の通話料金が最も低廉となる最寄りの構内交換機(30
0)迄、被呼者から私設網(200)を経由して接続
し、最寄りの構内交換機(300)から公衆網(10
0)を経由して発呼者に接続することが考慮される。
【0025】また接続処理登録手段(301)は、直接
接続および呼返し接続を、発呼者が選定可能とする如き
接続処理情報を登録し、また接続処理選定手段(30
2)は、接続処理登録手段(301)に登録済の接続処
理情報に基づき、ダイヤルイン呼を直接接続および呼返
し接続の何れで接続するかを、発呼者に指定させること
が考慮される。
【0026】更に接続処理登録手段(301)は、ダイ
ヤルイン呼に対して公衆網(100)により徴収される
通話料金の指標が予め定められた値以下の場合には無条
件に直接接続を指定する如き接続処理情報を登録し、ま
た接続処理選定手段(302)は、着信したダイヤルイ
ン呼に対する通話料金の指標を識別し、該識別結果を接
続処理登録手段(301)に登録済の接続処理情報に基
づき、ダイヤルイン呼を無条件で直接接続させるか、或
いは発呼者の指定により直接接続または呼返し接続で接
続させることが考慮される。
【0027】従って、被呼者が空き状態の場合にも、着
信構内交換機から発呼者に対して呼返し接続が実行され
ることとなり、発呼者は公衆網から通話料金を課金され
ることが無くなり、更に経済的公専接続を実行すること
により、構内交換機が課金される通話料金も大幅に削減
され、当該構内交換機の所有者の負担する通信費が大幅
に削減可能となる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による交換網を示す図であ
り、図3は図2における処理登録部の一例を示す図であ
り、図4は図2における発電話番号解析部の一例を示す
図であり、図5は図2における制御部の処理過程の一例
を示す図であり、図6は図2における信号シーケンスの
一例を示す図である。なお、全図を通じて同一符号は同
一対象物を示す。
【0029】図2においては、図1における公衆網(1
00)として公衆網(CON)(6)が示され、また図
1における私設網(200)として専用線(4)が示さ
れ、また図1における複数の構内交換機(300)とし
て二組の構内交換機(PBX)(1)が示されている。
【0030】各構内交換機(PBX)(1)には、それ
ぞれ呼返し処理装置(CBP)(2)が、図1における
接続処理登録手段(301)および接続処理選定手段
(302)を実現する為に付加されている。
【0031】各呼返し処理装置(CBP)(2)は、そ
れぞれ制御部(CTL)(21)、PB信号解析部(P
BA)(22)、発電話番号解析部(ONA)(2
3)、音声ガイダンス発生部(AGS)(24)および
接続処理登録部(PRR)(25)を具備しており、接
続処理登録部(PRR)(25)は、図3に示される如
く、構内交換機(PBX)(1)に収容され、公衆網
(CON)(6)からダイヤルイン形式で着信接続可能
な内線(3)に付与された電話番号(DN3X)に対応し
て、接続処理情報〔e〕が登録され、制御部(CTL)
(21)と共に図1における接続処理登録手段(30
1)の役割を主として果たし、また発電話番号解析部
(ONA)(23)は、図4に示される如く、公衆網
(CON)(6)に収容される加入者(7)に付与され
る電話番号(DN7Y)に含まれる市外局番および市内局
番〔以後単に局番(ON)と称する〕に対応して、帯域
情報〔f〕と、最寄りの構内交換機(PBX)(1)の
構内交換機番号(PN)とが格納されており、制御部
(CTL)(21)、PB信号解析部(PBA)(2
2)および発電話番号解析部(ONA)(23)と共
に、図1における接続処理選定手段(302)の役割を
果たす。
【0032】発電話番号解析部(ONA)(23)に登
録される帯域情報〔f〕は、対応する局番〔ON〕が、
構内交換機(PBX)(1)にとって予め定められた公
衆網(CON)(6)の課金指数以内の通話料金を課金
されるか否かを示す情報であり、本実施例では、帯域情
報〔f1 〕は、市内通話料金を課金される局番〔O
N〕、即ち構内交換機(PBX)(1)と同一市内区域
を示す局番〔ON〕に対応し、帯域情報〔f2 〕は、市
外通話料金を課金される局番〔ON〕、即ち構内交換機
(PBX)(1)と同一市内区域以外の総ての局番〔O
N〕に対応する。
【0033】接続処理登録部(PRR)(25)に登録
される接続処理情報〔e〕は、対応する各内線(3)に
ダイヤルイン呼が着信した場合の接続処理形式の指定す
る情報で、接続処理情報〔e1 〕、〔e2 〕および〔e
3 〕の三種類の何れかを選択して指定することとなる。
【0034】接続処理情報〔e1 〕は、加入者(7)か
ら公衆網(CON)(6)および局線(5)を経由して
内線(3)にダイヤルイン接続呼が着信した場合に、従
来と同様に、直ちに被呼内線(3)に直接接続するもの
で、公衆網(CON)(6)は通話料金を発呼加入者
(7)に課金することとなる。
【0035】接続処理情報〔e2 〕は、加入者(7)か
ら公衆網(CON)(6)および局線(5)を経由して
内線(3)にダイヤルイン呼が着信した場合に、直接接
続させて通話料金を課金されるか、或いは呼返し接続さ
せ、通話料金を構内交換機(PBX)(1)の所有者に
課金させるかを、発呼加入者(7)に選択させる情報で
ある。
【0036】接続処理情報〔e3 〕は、加入者(7)か
ら公衆網(CON)(6)および局線(5)を経由して
内線(3)にダイヤルイン呼が着信した場合に、発呼加
入者(7)に付与される局番〔ON〕に対応する帯域情
報〔f〕が〔f1 〕の場合には直接接続させ、発呼加入
者(7)に市内通話料金を課金させ、また発呼加入者
(7)に付与される局番〔ON〕に対応する帯域情報
〔f〕が〔f2 〕の場合には呼返し接続させ、通話料金
を構内交換機(PBX)(1)の所有者に課金させるこ
とも可能とすることを示す情報である。
【0037】なお制御部(CTL)(21)は、図5に
示される如き処理過程で、呼返し処理装置(CBP)
(2)全般の制御を実行する。図2乃至図6において、
構内交換機(PBX)(11 )および(12 )を稼働さ
せるに先立ち、それぞれ付加されている呼返し処理装置
(CBP)(2)内の接続処理登録部(PRR)(2
5)に、ダイヤルイン形式で着信接続可能な各内線
(3)の電話番号(DN3X)に対応して、それぞれ接続
処理情報〔e〕を初期登録する為の初期設定情報〔a〕
を、収容されている内線(3)の一つから、或いは保守
コンソール(17)から入力する。
【0038】かかる状態で、公衆網(CON)(6)に
収容される加入者(71 )が、構内交換機(PBX)
(12 )に収容される内線(32 )との通話を希望し、
内線(32 )の電話番号(DN32)〔以後着電話番号
(DN32)と称する〕を含む発呼信号〔b(DN32)〕
を公衆網(CON)(6)に送出すると、公衆網(CO
N)(6)は、公知の手順により、局線(52 )を選択
・捕捉し、また発呼加入者(71 )の電話番号(D
71)〔以後発電話番号(DN71)と称する〕を識別
し、着電話番号(DN32)と発電話番号(DN71)とを
含むダイヤルイン用の着呼信号〔c(DN32、D
71)〕を、局線(52 )を経由して構内交換機(PB
X)(12 )に送出する。
【0039】構内交換機(PBX)(12 )において
は、中央制御装置(CC)(122 )が、公衆網(CO
N)(6)から送出される着呼信号〔c(DN32、DN
71)〕を、局線トランク(COT)(162 )を介して
受信し、ダイヤルイン呼の着信と識別すると、受信した
着呼信号〔c(DN32、DN71)〕を呼返し処理装置
(CBP)(22 )に伝達する。
【0040】呼返し処理装置(CBP)(22 )におい
ては、制御部(CTL)(212 )が、構内交換機(P
BX)(12 )から伝達された着呼信号〔c(DN32
DN 71)〕を受信すると〔図5ステップS1〕、着呼信
号〔c(DN32、DN71)〕から着電話番号(DN32
を抽出して接続処理登録部(PRR)(252 )に伝達
し、被呼内線(32 )の接続処理情報〔e〕の返送を要
求する〔ステップS2〕。
【0041】接続処理登録部(PRR)(252 )は、
制御部(CTL)(212 )から伝達された着電話番号
(DN32)に対応して登録済の接続処理情報〔e〕を抽
出し、制御部(CTL)(212 )に返送する。
【0042】制御部(CTL)(212 )は、接続処理
登録部(PRR)(252 )から返送された接続処理情
報〔e〕を解析し〔ステップS3〕、返送された接続処
理情報〔e〕が〔e1 〕である場合には、ダイヤルイン
呼を被呼内線(32 )に直接接続させる為の接続要求信
号〔g1 〕を、中央制御装置(CC)(122 )に伝達
する〔ステップS4〕。
【0043】また返送された接続処理情報〔e〕が〔e
2 〕である場合には、ダイヤルイン呼を直接接続させる
か或いは呼返し接続させるかの選択を、発呼加入者
(7)に問合せる為に、着信局線(52 )をネットワー
ク(NW)(112 )を介して呼返し処理装置(CB
P)(22 )に接続させる為の接続要求信号〔g2
を、中央制御装置(CC)(122 )に伝達する〔ステ
ップS5〕。
【0044】更に返送された接続処理情報〔e〕が〔e
3 〕である場合には、発呼加入者(71 )が構内交換機
(PBX)(12 )と同一市内区域内に設置されている
場合には無条件に直接接続させ、同一市内区域外に設置
されている場合には、接続処理情報〔e2 〕と同様に、
直接接続と呼返し接続とを加入者(71 )に選択させる
為に、着呼信号〔c(DN32、DN71)〕に発電話番号
(DN71)が含まれているか否かを解析し〔ステップS
6〕、発電話番号(DN71)が含まれている場合には、
発電話番号(DN71)を発電話番号解析部(ONA)
(232 )に伝達し、発電話番号(DN71)に対応する
帯域情報〔f〕の返送を要求する〔ステップS7〕。
【0045】発電話番号解析部(ONA)(232
は、制御部(CTL)(212 )から伝達された発電話
番号(DN71)る含まれる局番(ON71)を解析し、対
応する帯域情報〔f〕を制御部(CTL)(212 )に
返送する。
【0046】制御部(CTL)(212 )は、発電話番
号解析部(ONA)(232 )から返送された局番(O
71)に対応する帯域情報〔f〕を解析し〔ステップS
8〕、返送された帯域情報〔f〕が〔f1 〕である場合
には、ダイヤルイン呼を直接接続させる為の接続要求信
号〔g1 〕を、中央制御装置(CC)(122 )に伝達
する〔ステップS4〕。
【0047】また返送された帯域情報〔f〕が〔f2
である場合には、ダイヤルイン呼を直接接続させるか呼
返し接続させるかの選択を、発呼加入者(71 )に問合
せる為の接続要求信号〔g2 〕を、中央制御装置(C
C)(122 )に伝達する〔ステップS5〕。
【0048】なお公衆網(CON)(6)が発電話番号
(DN71)を構内交換機(PBX)(12 )に伝達する
機能を具備しておらず、着呼信号〔c(DN32)〕に発
電話番号(DN71)が含まれていない場合には〔ステッ
プS6〕、総て接続要求信号〔g2 〕を中央制御装置
(CC)(122 )に伝達する〔ステップS5〕。
【0049】図6においては、接続処理登録部(PR
R)(252 )から接続処理情報〔e 3 〕が返送され、
発電話番号解析部(ONA)(232 )に発電話番号
(DN71)を伝達した結果、発電話番号解析部(ON
A)(232 )から帯域情報〔f2〕が返送され、その
結果接続要求信号〔g2 〕を中央制御装置(CC)(1
2)に伝達した場合が示されている。
【0050】中央制御装置(CC)(122 )は、呼返
し処理装置(CBP)(22 )から接続要求信号
〔g1 〕を伝達された場合には、直ちに被呼内線
(32 )に対する直接接続を実行し、被呼内線(32
が応答すると、直ちにネットワーク(NW)(112
を制御して、着信局線(52 )と被呼内線(32 )との
間に通話路を設定させ、発呼加入者(71 )と通話可能
とする。なおこの時、公衆網(CON)(6)は加入者
(71 )と局線(52 )との間の市外通話料金を、発呼
加入者(71 )に課金する。
【0051】一方、中央制御装置(CC)(122
は、呼返し処理装置(CBP)(22)から接続要求信
号〔g2 〕を伝達された場合には、ネットワーク(N
W)(112 )を制御して着信局線(52 )と呼返し処
理装置(CBP)(22 )との間に通話路を設定させ
る。
【0052】その結果、発呼加入者(71 )と呼返し処
理装置(CBP)(22 )との間には、公衆網(CO
N)(6)、局線(52 )およびネットワーク(NW)
(11 2 )を経由する通話路〔p1 〕が設定されること
となる。
【0053】制御部(CTL)(212 )は、加入者
(71 )との間に通話路が設定されたことを確認すると
〔ステップS9〕、音声ガイダンス発生部(AGS)
(242)にガイダンス再生要求信号〔h1 〕を伝達す
る〔ステップS10〕。
【0054】ガイダンス再生要求信号〔h1 〕を受信し
た音声ガイダンス発生部(AGS)(242 )は、ガイ
ダンス再生要求信号〔h1 〕により指定された音声ガイ
ダンス〔i1 〕、即ち発呼加入者(71 )が直接接続を
希望し、その代わりに通話料金を自分に課金されること
を容認する場合には接続処理指定情報〔k1 〕を押しボ
タンダイヤルにより選択し、また呼返し接続を希望し、
通話料金を構内交換機(PBX)(12 )の所有者に課
金して貰う場合には接続処理指定情報〔k2 〕を押しボ
タンダイヤルにより選択することを促すガイダンス〔i
1 〕を再生し、設定されている通話路〔p1 〕を経由し
て発呼加入者(71 )に返送する。
【0055】なお制御部(CTL)(212 )が、着電
話番号(DN32)を伝達した接続処理登録部(PRR)
(252 )から接続処理情報〔e2 〕または〔e3 〕を
伝達され〔ステップS2およびS3〕、且つ公衆網(C
ON)(6)が発電話番号(DN71)を着呼信号〔c
(DN32、DN71)〕により構内交換機(PBX)(1
2 )に通知する機能を具備しておらず、構内交換機(P
BX)(12 )から伝達された着信通知信号〔d(DN
32)〕に発電話番号(DN71)が含まれていなかった場
合には、接続処理指定情報〔k〕の選択と共に、発電話
番号(DN71)の送出を促すガイダンス再生要求信号
〔h1 〕を音声ガイダンス発生部(AGS)(242
に伝達し、音声ガイダンス発生部(AGS)(242
は接続処理指定情報〔k〕と共に発電話番号(DN71
の選択を促す音声ガイダンス〔i1 〕を送出する。
【0056】音声ガイダンス〔i1 〕を聴取した発呼加
入者(71 )は、通話料金を自分で支払うことを容認し
た上で、直接接続を希望する場合には、その旨を示す接
続処理指定情報〔k1 〕を押しボタンダイヤルにより選
択し、また通話料金を自分で支払うことを希望せず、呼
返し接続を希望する場合には、その旨を示す接続処理指
定情報〔k2 〕を押しボタンダイヤルにより選択する。
【0057】更に音声ガイダンス〔i1 〕が発電話番号
(DN71)の送出をも促す場合には、発電話番号(DN
71)を押しボタンダイヤルにより選択する。加入者(7
1 )からは、選択された接続処理指定情報〔k〕、また
は接続処理指定情報〔k〕および発電話番号(DN71
がPB信号〔j〕形式で送出され、呼返し処理装置(C
BP)(22 )との間に設定されている通話路〔p1
を経由して制御部(CTL)(212 )に伝達される。
【0058】なお図6においては、公衆網(CON)
(6)は着呼信号〔c(DN32、DN 71)〕により発電
話番号(DN71)を構内交換機(PBX)(12 )に通
知し、呼返し処理装置(CBP)(22 )も着信通知信
号〔d(DN32、DN71)〕により発電話番号(D
71)を通知されている為、呼返し処理装置(CBP)
(2 2 )は音声ガイダンス〔i1 〕により接続処理指定
情報〔k〕の送出のみを要求し、その結果内線(32
から送出されるPB信号〔j〕は、呼返し接続を希望す
る接続処理指定情報〔k2 〕のみを伝達した場合が示さ
れている。
【0059】呼返し処理装置(CBP)(22 )におい
ては、PB信号解析部(PBA)(222 )が、加入者
(71 )から通話路〔p1 〕を経由して伝達されるPB
信号〔j〕を受信・解析し、接続処理指定情報〔k〕、
または接続処理指定情報〔k〕および電話番号(D
71)を識別すると、制御部(CTL)(212 )に識
別した接続処理指定情報〔k〕、または接続処理指定情
報〔k〕および発電話番号(DN71)を制御部(CT
L)(212 )に伝達する。
【0060】制御部(CTL)(212 )は、PB信号
解析部(PBA)(222 )から伝達された接続処理指
定情報〔k〕を解析し〔ステップS12〕、接続処理指
定情報〔k〕が〔k1 〕である場合には、発呼加入者
(71 )が直接接続を指定していると判定し、中央制御
装置(CC)(122 )に接続要求信号〔g1 〕を伝達
するが〔ステップS4〕、接続処理指定情報〔k〕が
〔k2 〕である場合には、発呼加入者(71 )が呼返し
接続を指定していると判定し、音声ガイダンス発生部
(AGS)(242 )に呼返し接続を実行することを示
す音声ガイダンス〔i 2 〕の再生を要求する為のガイダ
ンス再生要求信号〔h2 〕を音声ガイダンス発生部(A
GS)(242 )に伝達する〔ステップS13〕。
【0061】制御部(CTL)(212 )からガイダン
ス再生要求信号〔h2 〕を伝達された音声ガイダンス発
生部(AGS)(242 )は、呼返し接続を実行するこ
とを示す音声ガイダンス〔i2 〕〔例えば「一旦電話を
切ってお待ち下さい」〕を再生し、通話路〔p1 〕を経
由して発呼加入者(71 )に返送する。
【0062】続いて制御部(CTL)(212 )は、発
呼加入者(71 )から着信中のダイヤルイン呼を切断さ
せる為の切断要求信号〔m〕を中央制御装置(CC)
(12 2 )に伝達する〔ステップS14〕。
【0063】切断要求信号〔m〕を伝達された中央制御
装置(CC)(122 )は、局線トランク(COT)
(162 )を制御し、局線(52 )を経由して公衆網
(CON)(6)に切断信号〔n〕を送出させる。
【0064】切断信号〔n〕を受信した公衆網(CO
N)(6)は、発呼加入者(71 )に切断信号〔o〕を
返送し、発呼加入者(71 )と局線(52 )との間のダ
イヤルイン呼を解放する。
【0065】続いて制御部(CTL)(212 )は、発
呼加入者(71 )に対する呼返し接続の設定を開始する
が、制御部(CTL)(212 )は発呼加入者(71
との間に経済的公専接続を設定する為に、発電話番号解
析部(ONA)(232 )に発電話番号(DN71)を伝
達し、経済的公専接続に適合した構内交換機(PBX)
(1)の構内交換機番号(PN)の返送を要求する〔ス
テップS15〕。
【0066】発電話番号解析部(ONA)(232
は、制御部(CTL)(212 )から伝達された発電話
番号(DN71)に含まれる局番(ON71)を解析し、構
内交換機(PBX)(12 )との間に経済的公専接続を
設定するに適合した構内交換機(PBX)(1)とし
て、局番(ON71)で指定される市内区域に設置されて
いる構内交換機(PBX)(11 )の構内交換機番号
(PN11)を制御部(CTL)(212 )に返送する。
【0067】制御部(CTL)(212 )は、発電話番
号解析部(ONA)(232 )から構内交換機番号(P
11)を返送されると、構内交換機(PBX)(12
から構内交換機番号(PN11)により指定される構内交
換機(PBX)(11 )迄は専用線(4)を経由して呼
を設定し、構内交換機(PBX)(11 )から公衆網
(CON)(6)を経由して同一市内区域内の加入者
(71 )に呼を設定すると共に、被呼内線(32 )に対
しても呼を設定することを中央制御装置(CC)(12
2 )に要求する接続要求信号〔q(PN11、DN71、D
32)〕を、中央制御装置(CC)(122 )に伝達す
る〔ステップS16〕。
【0068】中央制御装置(CC)(122 )は、制御
部(CTL)(212 )から接続要求信号〔q(P
11、DN71、DN32)〕を伝達されると、専用線トラ
ンク(PVT)(152 )を制御し、専用線(4)を経
由して構内交換機(PBX)(1 1 )に、前述の経済的
公専接続の設定を要求する為の発呼要求信号〔r(DN
71)〕を送出すると共に、内線(32 )に対する着呼処
理を実行し、内線(32 )に着呼信号〔u〕を送出す
る。
【0069】構内交換機(PBX)(11 )は、構内交
換機(PBX)(12 )から専用線(4)を経由して発
呼要求信号〔r(DN71)〕を受信すると、公知の手順
に基づき局線トランク(COT)(161 )を制御し、
局線(51 )を経由して公衆網(CON)(6)に発呼
し、加入者(71 )に対して呼を設定する為の発呼信号
〔s(DN71)〕を送出した後、ネットワーク(NW)
(111 )を制御し、専用線(4)を収容する専用線ト
ランク(PVT)(151 )と、局線(51 )を収容す
る局線トランク(COT)(161 )との間に通話路を
設定する。
【0070】公衆網(CON)(6)は、構内交換機
(PBX)(11 )から発呼信号〔s(DN71)〕を送
出されると、公知の手順に基づき、加入者(71 )に対
する着呼処理を実行し、加入者(71 )に着呼信号
〔t〕を伝達する。
【0071】着呼信号〔u〕を受信した内線(32 )が
応答し、構内交換機(PBX)(1 2 )に応答信号
〔v〕を返送すると、構内交換機(PBX)(12 )は
ネットワーク(NW)(112 )を制御し、内線
(32 )を収容する加入者回路(SLC)(142
と、専用線(4)を収容する専用線トランク(PVT)
(152 )との間に通話路を設定する。
【0072】また着呼信号〔t〕を受信した加入者(7
1 )が応答し、応答信号〔w〕を公衆網(CON)
(6)に返送すると、公衆網(CON)(6)は局線
(51 )と加入者(71 )との間に通話路を設定する。
【0073】以上により、加入者(71 )と内線
(32 )との間には、公衆網(CON)(6)、局線
(51 )、構内交換機(PBX)(11 )、専用線
(4)および構内交換機(PBX)(12 )を経由して
通話路〔p2 〕が設定され、加入者(71)と内線(3
2 )とは通話が可能となる。
【0074】なお公衆網(CON)(6)は、同一市内
区域に所属する構内交換機(PBX)(11 )から加入
者(71 )への呼設定に対し、市内通話料金を、発呼側
の構内交換機(PBX)(11 )の所有者に対して課金
することとなり、加入者(7 1 )は通話料金を支払う必
要が無くなる。以上の説明から明らかな如く、本実施例
によれば、加入者(71 )が内線(3 2 )に対してダイ
ヤルイン形式の着信接続を希望した場合に、被呼内線
(32 )が空き状態にある場合にも、加入者(71 )の
希望に応じて、被呼内線(32 )に直接接続する代わり
に、加入者(71 )から構内交換機(PBX)(12
への接続に対する市外通話料金を発呼加入者(71 )に
課金するか、或いは経済的公専接続により呼返し接続
し、呼出した内線(32 )と通話をさせる代わりに、構
内交換機(PBX)(11 )から加入者(71 )への接
続に対する市内通話料金を構内交換機(PBX)
(11 )の所有者に課金し、加入者(71 )には全く通
話料金を課金させないことも可能となる。
【0075】なお、図2乃至図6はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば加入者(71)と構内交換機(P
BX)(11 )とは同一市内区域に所属するものに限定
されることは無く、市内区域は異なるが、構内交換機
(PBX)(12 )よりは加入者(71 )に対する市外
通話料金が低廉となるとして発電話番号解析部(ON
A)(232 )が選択する等、他に幾多の変形が考慮さ
れるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。ま
た接続処理登録部(PRR)(25)への接続処理情報
〔e〕の登録は、保守コンソール(17)から実行する
ものに限定されることは無く、内線(3)から実行する
等、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。また呼返し処理装置(CB
P)(2)の構成および構内交換機(PBX)(1)と
の接続形式は図示されるものに限定されることは無く、
他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明
の効果は変わらない。また私設網(200)は図示され
る如く、二組の構内交換機(PBX)(1)が専用線
(4)により接続されるものに限定されることは無く、
他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明
の効果は変わらない。更に本発明の対象となる交換網
は、図示されるものに限定されぬことは言う迄も無い。
【0076】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記交換網にお
いて、被呼者が空き状態の場合にも、着信構内交換機か
ら発呼者に対して呼返し接続が実行されることとなり、
発呼者は公衆網から通話料金を課金されることが無くな
り、更に経済的公専接続を実行することにより、構内交
換機が課金される通話料金も大幅に削減され、当該構内
交換機の所有者の負担する通信費が大幅に削減可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による交換網を示す図
【図3】 図2における処理登録部の一例を示す図
【図4】 図2における発電話番号解析部の一例を示す
【図5】 図2における制御部の処理過程の一例を示す
【図6】 図2における信号シーケンスの一例を示す図
【図7】 従来ある交換網の一例を示す図
【符号の説明】
1、300 構内交換機(PBX) 2 呼返し処理装置(CBP) 3 内線 4 専用線 5 局線 6、100 公衆網(CON) 7 加入者 11 ネットワーク(NW) 12 中央制御装置(CC) 13 主記憶装置(MM) 14 加入者回路(SLC) 15 専用線トランク(PVT) 16 局線トランク(COT) 17 保守コンソール 21 制御部(CTL) 22 PB信号解析部(PBA) 23 発電話番号解析部(ONA) 24 音声ガイダンス発生部(AGS) 25 接続処理登録部(PRR) 200 私設網 301 接続処理登録手段 302 接続処理選定手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の構内交換機(300)と、前記各
    構内交換機(300)へダイヤルイン形式で着信接続
    し、且つ接続毎に発呼者から所定の通話料金を徴収する
    公衆網(100)と、前記各構内交換機(300)相互
    間を接続毎に通話料金を徴収すること無く接続する私設
    網(200)とから構成される交換網において、 前記各構内交換機(300)に、前記公衆網(100)
    から着信した前記ダイヤルイン呼を、直ちに被呼者を呼
    出す直接接続とするか、或いは前記ダイヤルイン呼を被
    呼者に接続すること無く一旦解放した後、前記着信構内
    交換機(300)から前記発呼者を呼返す呼返し接続と
    するかを指定する接続処理情報を、前記各ダイヤルイン
    呼の被呼者に対応して予め登録する接続処理登録手段
    (301)と、 前記公衆網(100)から前記ダイヤルイン呼が着信し
    た場合に、被呼者に対応して前記接続処理登録手段(3
    01)に登録済の前記接続処理情報に基づき、前記ダイ
    ヤルイン呼を前記直接接続および呼返し接続の何れで接
    続するかを指定する接続処理選定手段(302)とを設
    けることを特徴とする呼返し接続方式。
  2. 【請求項2】 前記接続処理選定手段(302)は、前
    記発呼者へ呼返し接続する場合に、前記発呼者に発信接
    続した場合の通話料金が最も低廉となる最寄りの構内交
    換機(300)迄、前記被呼者から前記私設網(20
    0)を経由して接続し、前記最寄りの構内交換機(30
    0)から前記公衆網(100)を経由して前記発呼者に
    接続することを特徴とする請求項1記載の呼返し接続方
    式。
  3. 【請求項3】 前記接続処理登録手段(301)は、前
    記直接接続および呼返し接続を、前記発呼者が選定可能
    とする如き前記接続処理情報を登録し、前記接続処理選
    定手段(302)は、前記接続処理登録手段(301)
    に登録済の前記接続処理情報に基づき、前記ダイヤルイ
    ン呼を前記直接接続および呼返し接続の何れで接続する
    かを、前記発呼者に指定させることを特徴とする請求項
    1記載の呼返し接続方式。
  4. 【請求項4】 前記接続処理登録手段(301)は、前
    記ダイヤルイン呼に対して前記公衆網(100)により
    徴収される通話料金の指標が予め定められた値以下の場
    合には無条件に前記直接接続を指定する如き接続処理情
    報を登録し、前記接続処理選定手段(302)は、着信
    したダイヤルイン呼に対する通話料金の指標を識別し、
    該識別結果を前記接続処理登録手段(301)に登録済
    の前記接続処理情報に基づき、前記ダイヤルイン呼を無
    条件で直接接続させるか、或いは前記発呼者の指定によ
    り前記直接接続または呼返し接続で接続させることを特
    徴とする請求項3記載の呼返し接続方式。
JP5917193A 1993-03-19 1993-03-19 呼返し接続方式 Withdrawn JPH06276562A (ja)

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