JPH06276423A - テレビカメラの遠隔制御装置 - Google Patents

テレビカメラの遠隔制御装置

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JPH06276423A
JPH06276423A JP5061567A JP6156793A JPH06276423A JP H06276423 A JPH06276423 A JP H06276423A JP 5061567 A JP5061567 A JP 5061567A JP 6156793 A JP6156793 A JP 6156793A JP H06276423 A JPH06276423 A JP H06276423A
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television camera
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在位置から目的位置への撮影位置の移動に
おいてパン、チルト等の各ファンクションの移動を同時
にスタートして同時に完了させるについて、画角による
速度変動を画面移行速度の検出補正で抑えて操作を簡単
にする。 【構成】 テレビカメラ1の各ファンクションの駆動を
行う駆動手段6〜9、特定の撮影位置での各ファンクシ
ョンの位置情報を記憶するショット記憶手段12、映像の
駆動速度を速度または時間によって設定する速度設定手
段13、テレビカメラによる撮影像を記憶する画像記憶手
段14、記憶画像の画像処理に基づいて静止した被写体の
移行速度を演算する画面速度演算手段15、画面移行速度
に応じて雲台の駆動速度を補正する速度補正手段16、現
在位置から目的位置への移行に要する移行時間で同時に
終了するように各ファンクションの移動速度を演算する
速度演算手段17とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビカメラにおける
パン、チルト等の各ファンクションの作動を遠隔操作に
よって行うようにしたテレビカメラの遠隔制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、気象情報、上方からの画像等
を得るために、屋外、天井部分などの各所に雲台に支持
されたテレビカメラを設置し、このテレビカメラによる
撮影位置を、例えば雲台に配設したパン駆動手段、チル
ト駆動手段によるパン、チルト操作、およびテレビカメ
ラのズーム、フォーカス操作等を遠隔制御可能に設け、
オペレータによって離れた位置から操作するようにした
テレビカメラの遠隔制御装置が知られている。
【0003】また、上記テレビカメラの遠隔操作を行う
について、特定の撮影位置(ショット)でのパン、チル
ト、ズーム、フォーカス等の各ファンクションの作動状
態を予め設定記憶しておき、現在撮影位置から記憶撮影
位置に自動的に変更する際に、各ファンクションの移動
が同時に終了するように制御する技術が例えば、特公昭
58−6163号公報に見られるように公知である。
【0004】上記先行技術においては、任意の撮影位置
から予め設定してある記憶撮影位置に変更するについ
て、各ファンクションの移動を同時にスタートして同時
に停止させるために、オペレータによって移動時間を設
定し、この指示された移動時間に応じてそれぞれ演算さ
れた移動速度により各駆動手段に駆動信号を出力して制
御を行うようにしている。その際、指示された時間で常
に移動が完了するとは限らず、移動量の大きいファンク
ション例えばパンもしくはチルトに関しては、その最高
移動速度でも指示時間内に移動が完了しない場合が発生
し、この時、上記先行例では上記指示時間を自動的に増
加更新して修正し、各ファンクションの移動が同時に終
了するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記のよう
な撮影位置を予め設定している目的位置に自動的に移動
する場合に、スタート位置での画角は一定ではなく、画
面上の被写体の移動速度が画角に応じて異なり、駆動時
間の変更が必要となったり、現在位置からの移動の途中
にズームの操作が同時に行われるときには、ズームに応
じて映像の移動速度が異なり、パン、チルトが同じ速度
で動いていても、ズームが望遠となって画角が小さい
と、撮影画面上においては被写体が移動する速度は速
く、画角の大きい広角画面では移動は遅くなり、ズーム
の変化に従ってパン、チルト速度が変化しているように
感じられ、移行途中の映像が不自然なものとなる問題を
有している。
【0006】すなわち、撮影位置の移動に関しての要求
は、第1に、移行が完了した撮影位置での映像のみを必
要として可及的に短時間で移行を完了させたい場合と、
第2に、移動途中の映像も必要として適切な速度で移動
させたい場合とがあり、前者の場合には移動時間が最小
となるように指示して途中の映像の移動速度は無視すれ
ばよいが、後者では最適移動速度を得るための移動時間
の指示が画角によって異なり、撮影映像の移行に適した
速度に制御するには、同じ移動を何回かリハーサルして
決定しなければならず、操作が煩雑となるものである。
【0007】特に、目的位置への変更速度をその移行時
間によって設定するものでは、スタート位置からの移動
量の大きさに応じて最適な移動速度が得られるように時
間設定を行う必要があるのに加えて、上記のように画角
に応じて移動時間を設定し直さなければならず、操作が
煩雑となるものである。
【0008】そこで本発明は上記事情に鑑み、撮影位置
の移動において各ファンクションの移行を同時にスター
トして同時に完了するように指示するについて簡易な指
示操作で良好な移行が行えるようにしたテレビカメラの
遠隔制御装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のテレビカメラの遠隔制御装置は、図1に基本構
成を示すように、テレビカメラ1はズームレンズ3を備
え、雲台4上にパンおよびチルト可能に設置されてお
り、この雲台4にはテレビカメラ1の旋回動によるパン
ニングを行うパン駆動手段6、上下傾動によるチルティ
ングを行うチルト駆動手段7が設置され、また、ズーム
レンズ3にはズーミングを行うズーム駆動手段8、フォ
ーカシングを行うフォーカス駆動手段9が設置され、さ
らに、これらの各ファンクションの駆動手段6〜9には
駆動制御手段11から制御信号が出力され、それぞれの停
止位置および駆動速度の制御が行われる。
【0010】一方、予め特定の撮影位置での各ファンク
ションの位置情報を記憶するショット記憶手段12が設置
されるとともに、このショット記憶手段12に記憶された
目的位置への映像の移行速度をオペレータによって操作
され、速度もしくは時間によって設定指示する速度設定
手段13、および、前記テレビカメラ1による撮影像を記
憶する画像記憶手段14、該画像記憶手段14の信号から画
面移行速度を演算する画面速度演算手段15が設けられて
いる。上記画面速度演算手段15は、前記画像記憶手段14
に記憶された撮影像の画像処理に基づいて、静止した被
写体がテレビカメラ1の雲台4の駆動に応じた撮影画面
内での移行速度を演算するものである。
【0011】そして、上記ショット記憶手段12、速度設
定手段13および画面速度演算手段15の信号に基づいて現
在の撮影位置から目的位置へ移行する際に、画角が変動
しても映像の変動速度が略同一で、しかも、前記各駆動
手段6〜9の駆動速度を各駆動手段6〜9の移動終了時
点が同一時期となるように前記駆動制御手段11による制
御量を設定するものである。
【0012】すなわち、前記速度設定手段13による設定
値および画面速度演算手段15による画面移行速度の信号
が速度補正手段16に入力され、この速度補正手段16で画
面移行速度に応じて雲台4の駆動速度を画面移行速度が
大きいときには低速側(移行時間は増大側)に補正す
る。この速度補正手段16による速度信号と、前記ショッ
ト記憶手段12に記憶された目的位置の位置情報とが速度
演算手段17に入力され、該速度演算手段17では現在位置
から目的位置への移行に要する移行時間で各ファンクシ
ョンの移行が同時に終了するように各ファンクションの
駆動速度をそれぞれ演算設定する。そして、この速度演
算手段17による速度信号と前記ショット記憶手段12によ
る目的位置情報とが前記駆動制御手段11に出力され、該
駆動制御手段11は現在位置から目的位置に画面移行速度
に応じた所定の速度でパン、チルト、ズーム、フォーカ
スの各作動を行うように、同時に各駆動手段6〜9の作
動を開始してそれぞれ所定の速度で移動させて目的位置
で同時に停止するように駆動信号を出力するものであ
る。
【0013】なお、上記ファンクションとしては前記4
種に限られず、例えば、テレビカメラを昇降移動するハ
イトのファンクションも考えられ、必要に応じて制御対
象としてのファンクションが増減される。
【0014】
【作用】上記のようなテレビカメラの遠隔制御装置で
は、テレビカメラはパン、チルト等の各ファンクション
の駆動手段の作動によって撮影位置の変更が遠隔制御可
能であり、予め所定の撮影位置での映像を得るためにそ
の撮影位置における各ファンクションの位置情報をショ
ット記憶手段に登録しておく。そして、現在の撮影位置
から上記ショット記憶手段に記憶している目的位置に移
行する際に、画面速度演算手段によって得た画面移行速
度に応じて該画面移行速度が速い時には雲台の駆動速度
を遅く、画面移行速度が遅いときには雲台の駆動速度が
速くなるように補正を行い、この速度で映像を移動させ
つつ上記各ファンクションが目的位置に到達した際に同
時に変更終了するように、現在位置から目的位置への移
行に要する駆動時間に基づいて各ファンクションでのそ
れぞれの移動速度を算出し、この算出したそれぞれの移
動速度に基づく信号を各駆動手段に出力して、撮影画面
での被写体の移動が略等速となるように目的位置への移
動を制御するものである。
【0015】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例を説明す
る。図2にこの実施例のテレビカメラの遠隔制御装置の
全体構成を示す。
【0016】テレビカメラ1はカメラ本体2とズームレ
ンズ3とで構成され、上記カメラ本体2は旋回方向のパ
ンおよび上下傾動方向のチルト可能な雲台4に支承され
ている。この雲台4は三脚5などによって固定部分に設
置されている。そして、上記雲台4のパンおよびチルト
操作が後述のサーボモータ42,43 (図3)によって駆動
可能に設けられている。また、同様にテレビカメラ1の
ズームレンズ3におけるズームおよびフォーカス操作が
後述のサーボモータ44,45 (図3)によって駆動可能に
設けられている。
【0017】そして、それらのパン、チルト、ズーム、
フォーカス作動が、操作盤10でのオペレータの操作に基
づいて遠隔制御が行えるように構成されている。なお、
前記テレビカメラ1の雲台4の部分と操作盤10とは、ケ
ーブル21(アナログ信号)等の通信手段によって接続さ
れ、この通信手段としては電話回線等を使用するように
してもよい。また、テレビカメラ1からの映像信号はケ
ーブル29によって操作盤10に入力される。
【0018】前記操作盤10の操作部材を説明すれば、通
常のテレビカメラ1のズーム、フォーカス、パン、チル
ト操作を行うために、フォーカスつまみ22、ズームスイ
ッチ23、ジョイスティック24が配設されている。フォー
カスつまみ22は回転式の操作部材であり、その回転でロ
ータリエンコーダ39(図3)を操作して近・遠のフォー
カス調整を行うものである。また、ズームスイッチ23は
シーソタイプのものが使用され、その揺動でポテンショ
メータ35(図3)を操作して広角・望遠のズーム調整を
行うものである。ジョイスティック24は左右上下に傾動
可能な棒状の操作部材であり、その左右方向の傾動でパ
ン用ポテンショメータ36(図3)を操作して左・右のパ
ン調整を行い、その上下方向の傾動でチルト用ポテンシ
ョメータ37(図3)を操作して上・下のチルト調整を行
うものである。なお、上記ズームスイッチ23およびジョ
イスティック24の各ポテンショメータ35〜37は、操作部
材の操作を解放した際には中立位置に復帰する構造に設
けられている。
【0019】また、操作盤10の上部には、多数のショッ
トスイッチ25と書き込み用のメモスイッチ26とが配設さ
れている。このショットスイッチ25およびメモスイッチ
26はオン・オフの押しボタン式に設けられている。上記
ショットスイッチ25は、メモスイッチ26が一度押されて
書き込みモードにある時にオン操作されると、そのとき
のパン、チルト、ズーム、フォーカスの位置情報すなわ
ち撮影位置のデータを所定のアドレスに記録するもので
あり、また、書き込みモードでない時にオン操作される
と、上記所定のアドレスに記録した位置情報を読み出す
ものであり、前述のショット記憶手段12として機能す
る。
【0020】さらに、速度調整つまみ27とモード切換え
スイッチ28が設置され、速度調整つまみ27はロータリエ
ンコーダに構成され、現在位置から目的の撮影位置に移
動する速度の調整指示を行うものであり、その中央位置
は移動途中の映像を必要とする際の標準速度に設定され
る。なお、この標準値は別途の調整機構によって設定変
更可能に設けられる。上記速度調整つまみ27による指示
値はモード切換えスイッチ28がオート側(オートスピー
ドモード)に操作されている際に、書き込みモードでな
い状態でのショットスイッチ25のオン操作時に取り込ま
れる。
【0021】また、上記モード切換えスイッチ28は、上
記オートスピードモードと高速モードとの切換えを行う
ものであり、高速モード側に操作された場合には、途中
の映像を必要としない時の最高移動速度に応じた設定値
が、書き込みモードでない状態でのショットスイッチ25
のオン操作時に取り込まれる。なお、この最高速度の設
定値についても、例えばスタジオ内では最大限界速度に
設定すると駆動騒音が大きくなることから、その最高速
度を多少低く設定する必要等に応じて別途の調整機構に
よって設定変更可能に設けられる。
【0022】次に、図3に操作盤10の概略構成を示し、
該操作盤10には遠隔制御用の演算処理を行うメインCP
U30が内蔵され、RAM31(バッテリーバックアッ
プ)、ROM32がデータバス33で接続されるとともに、
A/Dコンバータ34を介して前記ズームスイッチ23、ジ
ョイスティック24により操作される各ポテンショメータ
35〜37の信号(電圧)が入力され、同様にI/Oポート
38を介してフォーカスつまみ22で操作されるロータリエ
ンコーダ39の信号、ショットスイッチ25、メモスイッチ
26の信号、速度調整つまみ27の指示信号、モード切換え
スイッチ28の信号が入力される。
【0023】また、上記操作盤10には、画面移行速度を
検出するために画像処理用CPU60が内蔵され、RAM
61、ROM62が接続されるとともに、画像を記憶する画
像メモリ64(フレームメモリ)の信号が入力される。こ
の画像メモリ64には前記テレビカメラ1からの映像信号
(ビデオ信号)がA/Dコンバータ65を介して入力さ
れ、画像記憶用のコントローラ66によって画像処理用C
PU60からの指令に基づいて所定の時期に画像メモリ64
の記憶内容を更新するとともに、そのデータを読み込ん
でパターン化し単位時間における画面の移動を算出し、
画面移行速度を求めるものである。この画像処理用CP
U60からの画面移行速度の信号は、前記遠隔制御用のメ
インCPU30のI/Oポート38に入力される。
【0024】一方、前記メインCPU30からはD/Aコ
ンバータ41を介して、雲台4のパン駆動手段6、チルト
駆動手段7、および、ズームレンズ3のズーム駆動手段
8、フォーカス駆動手段9にそれぞれ制御信号、具体的
には位置信号が出力される。上記各駆動手段6〜9には
それぞれサーボモータ42〜45が設置されてそれぞれの駆
動部材を操作してパン、チルト、ズームおよびフォーカ
ス操作を行うものであり、それぞれの作動位置は位置検
出用のポテンショメータ46〜49によって検出される。そ
して、前記D/Aコンバータ41からの位置指令信号と位
置検出用ポテンショメータ46〜49からの位置検出信号と
が位置サーボアンプ51〜54に入力されて、両者が一致す
るようにサーボモータ42〜45の駆動制御を行う構成とな
っている。
【0025】上記メインCPU30の演算処理によるテレ
ビカメラ1の撮影位置の遠隔制御を、図4ないし図6の
フローチャートに基づいて説明し、また、画像処理用C
PU60による画面移行速度の演算処理を図7に基づいて
説明する。
【0026】図4で電源オンに伴う制御スタート後、ス
テップS1で初期設定を行い、メモスイッチ26のオン・
オフ状態を読み込む(S2)。そして、ステップS3で
メモスイッチ26がオン操作されたか否かを判定し、この
判定がNOの場合にはそのままステップS5に進む一
方、判定がYESでメモスイッチ26がオン操作されてい
る場合には、ステップS4で書き込みモードにセットし
てからステップS5に進む。
【0027】ステップS5はショットスイッチ25のオン
・オフ状態を読み込むものであり、ステップS6でこの
ショットスイッチ25がオン操作されたか否かを判定す
る。このショットスイッチ25がオフ状態にあるNO判定
時には、ステップS7でジョイスティック24、フォーカ
スつまみ22、ズームスイッチ23の操作状態をそれぞれの
ポテンショメータ35〜37およびロータリエンコーダ39の
信号から取り込み、その操作量を各ファンクションの位
置データに変換して現在位置に加算し(S8)、この更
新した現在位置の信号をD/Aコンバータ41を経て各駆
動手段6〜9の位置サーボアンプ51〜54に出力し(S
9)、位置検出用ポテンショメータ46〜49からの位置検
出信号とずれている場合には入力信号の位置に一致する
ようにサーボモータ42〜45を駆動して、ジョイスティッ
ク24の操作によるパンおよびチルト駆動、および、フォ
ーカスつまみ22、ズームスイッチ23の操作によるフォー
カス、ズーム駆動がそれぞれのマニュアル操作量に応じ
て行われるものである。
【0028】一方、前記ステップS6の判定がYESで
いずれかのショットスイッチ25がオン操作された場合に
は、ステップS10で書き込みモードになっているか否
か、すなわちメモスイッチ26がオン操作されていたか否
かを判定し、書き込みモードになっている時には、ステ
ップS11でオン操作されたショットスイッチ25の番号に
対応したメモリのアドレスにパン、チルト、ズームおよ
びフォーカスの現在位置(位置検出用ポテンショメータ
46〜49の信号に基づくD/Aコンバータ41に入力されて
いる位置情報)を書き込んだ後、書き込みモードを解除
する(S12)。
【0029】続いて、前記ステップS10の判定がNOで
書き込みモードになくショットスイッチ25のみオン操作
された場合には、ステップS13に進み、オン操作された
ショットスイッチ25の番号に対応したメモリ(RAM3
1)のアドレスに書き込まれているパン、チルト、ズー
ムおよびフォーカスの目的位置の情報を読み出しAmに代
入するとともに、ステップS14で各ファンクションの現
在位置の情報を取り込みAnに代入する。そして、各ファ
ンクションの目的位置Amから現在位置Anを減算してそれ
ぞれの移動量Dを計算し(S15)、ステップS16で移動
量が最大となるファンクションMを選出する。
【0030】上記移動量が最大となるファンクションの
選出は、具体的には図6のルーチンに示すように行われ
る。ステップS40〜43で各ファンクションの目的位置Pm
〜Fmと現在位置Pn〜Fnの差すなわち移動量Pd〜Fdを演算
するものであり、その際、それぞれのファンクションで
の移動量は単純比較できないので、最高移動速度等を考
慮した係数K1〜K4を掛けて比較レベルを統一する。そし
て、ステップS44でパン移動量Pdとチルト移動量Tdを比
較して、チルト移動量Tdが大きいか否かを判定し、YE
S判定時には最大ファンクションMにTを書き込み(S
47)、最大移動量Dmax にチルト移動量Tdを書き込む
(S48)一方、NO判定すなわちパン移動量Pdが大きい
時には最大ファンクションMにPを書き込み(S45)、
最大移動量Dmax にパン移動量Pdを書き込む(S46)。
【0031】続いて、ステップS49で上記最大移動量D
max がズーム移動量Zdより小さいか否かを判定し、YE
S判定でズーム移動量Zdが大きい場合には、ステップS
50で最大ファンクションMにZを書き込み、最大移動量
Dmax にズーム移動量Zdを書き込んでから(S51)、N
O判定時とともにステップS52に進んで最大移動量Dma
x がフォーカス移動量Fdより小さいか否かを判定し、Y
ES判定でフォーカス移動量Fdが大きい場合には、ステ
ップS53で最大ファンクションMにFを書き込み、最終
的に最大ファンクションMに書き込まれているファンク
ション名P,T,Z,FによってステップS16での最大
移動量となるファンクションを選定する。
【0032】そして、図5のステップS17に進んで、モ
ード切換えスイッチ28がオート側に操作されたオートス
ピードモードか否かを判定する。この判定がNOで高速
モード側に操作されている場合には、ステップS19に進
んでモード切換えスイッチ28によって設定されている最
高移動速度Vmax に基づき、前記最大移動量のファンク
ションの移動量Mm−Mnを最高速度Vmax で除算して最小
移動時間tを算出する。
【0033】また、前記ステップS17の判定がYESで
オートスピードモードにある場合には、ステップS18で
速度調整つまみ27の操作位置から移動速度の設定値Vを
取り込む。そして、ステップS20で画面移行速度Vpを取
り込む。この画面移行速度の算出は後述するが、撮影画
面での静止している被写体が移動する画面速度である。
【0034】また、ステップS21で最大移動量のファン
クションMの現在の移動速度Vmを取り込み、ステップS
22で現在の画面移行速度Vpと移動速度の設定値Vとを比
較し、画面移行速度Vpが設定値Vよりも小さく、ステッ
プS22の判定がYESの場合にはステップS24に進んで
移動速度Vmに所定定数a(加速定数)を加算して加速す
る。
【0035】一方、ステップS22の判定がNOで画面移
行速度Vpが設定値V以上の場合には、ステップS23で画
面移行速度Vpが設定値Vより大きいか否化を判定し、画
面移行速度Vpが設定値Vより大きいYES判定時には、
ステップS25に進んで移動速度Vmから所定定数aを減算
して減速する。なお、上記加速定数aは最大移動量のフ
ァンクションMの現在の移動速度Vmと画面移行速度Vpの
関係から演算して求めてもよい。
【0036】そして、ステップS26で移動速度Vmに応じ
た移動時間tを計算するものであり、前記最大移動量の
ファンクションの移動量Mm−Mnを、ステップS21で取り
込んだ移動速度VmまたはステップS24もしくはS25で補
正した移動速度Vmで除算して移動時間tを算出する。
【0037】次に、ステップS27では、上記のように場
合に応じてステップS19またはS26で求めた移動時間t
によって各ファンクションの移動量Am−Anを除算して各
単位時間移動量を算出し、それぞれの現在位置Anに加算
し、それを新しい現在位置Anとして更新する。
【0038】そして、ステップS28で更新タイマに同期
して単位時間t=1(例えば数msec〜数10msec)の経過
を待ち、単位時間経過した時にステップS29に進んで更
新した現在位置の信号をD/Aコンバータ41に出力し、
この信号に基づいて各駆動手段6〜9の位置サーボアン
プ51〜54に位置信号が入力されて、位置検出信号との比
較によってサーボモータ42〜45を駆動して、ステップS
30で目的位置に到達したか否かを判定し、到達するまで
上記ステップS17〜S29の処理を繰り返して現在位置を
更新してサーボモータ42〜45を駆動し、予め登録されて
いるショットスイッチ25に対応する撮影位置に同時に停
止するように駆動するものである。
【0039】次に、前記画面移行速度Vpの演算について
説明すれば、画像処理用CPU60の処理を示す図7のル
ーチンにおいて、制御スタート後、ステップS60でテレ
ビカメラ1の映像信号を画像メモリ64に記憶させるとと
もにその記憶に基づく画像データを取り込み、パターン
化して記憶する。このパターン化した画像データの例を
図8(A)に示す。そして、ステップS61で更新タイマ
がΔt時間経過して同期するのを待ち、更新タイマの同
期時すなわちΔt後にステップS62で画像メモリ64の記
憶を更新するとともに、更新画像データを取り込んでパ
ターン化して記憶するものであり、このΔt後のパター
ン化した画像データの例を図8(B)に示す。
【0040】続いて、ステップS63で前回の画像データ
と比較して、図8(A)と(B)との両者の画面でのパ
ターンを合致させて、それぞれの座標点、例えばP1
2を求め、ステップS64でその移動量P=P2 −P1
を算出する。この移動量Pを前記Δtで除算することで
画面移行速度Vpを算出し(S65)、ステップS66で該画
面移行速度Vpを遠隔制御用のメインCPU30に対して出
力する。
【0041】なお、前記撮影画像のパターン認識の技術
は公知であり、形状認識もしくは特異点の設定等に基づ
いて行われる。また、本例においては、パン、チルトの
方向が遠隔制御用のメインCPU30には入力されている
ことから、このデータを受けて予め画面の移動方向を求
めて、その方向の移動量を演算するように処理してもよ
い。
【0042】上記のような実施例によれば、現在位置か
ら目的位置への映像の移動を行うについて、オペレータ
が移動速度をモード切換えスイッチ28および速度調整つ
まみ27によって指示し、この指示速度に基づいて現在位
置がどこにあっても所定の速度で映像が目的位置に移行
し、可及的に短時間で移行させる高速モードでの高速移
動を行うとともに、途中の映像を必要としつつ移行させ
るときには実際の撮影画面からその画面の移動速度を画
像処理に基づいて求め、この画面移行速度の大きさに応
じて駆動速度を補正し、移動に応じてズームを変更させ
る場合にも画面における被写体の移動速度が略一定とな
るように制御を行うものであって、簡易な速度指示だけ
の操作で所望の作動が得られるものである。
【0043】特に、上記実施例では移動速度を時間でな
く速度で指示するようにしたことにより、目的位置への
移動を時間設定するようにした場合に比べて、移動にお
ける速度がスタート時点の変化にかかわらず指示値によ
って映像の移動に適した速度で行うことが可能となり、
指示操作が簡易でリハーサル回数の低減、操作性の改善
が図れる。
【0044】なお、上記実施例においては、目的位置に
移行のためにショットスイッチ25が操作された際に速度
調整つまみ27およびモード切換えスイッチ28による指示
速度を取り込むようにしているが、ショットスイッチ25
の番号に対応したメモリのアドレスに目的位置情報を記
録する際に同時にそのときの指示速度を書き込み、目的
位置情報と同時に読み出すようにしてもよい。また、現
在位置から目的位置への最大移動量が非常に大きく移動
時間が過大となる場合には、ステップS18での指示速度
Vを適切な値に自動的に変更(増加)するようにしても
よい。さらに、移動速度の指示は、移行時間の設定によ
って行うようにしてもよい。
【0045】また、前記画面移行速度は、パン、チルト
の駆動速度が入力されている場合には画角によって変動
することから、この画角を検出して駆動速度を補正する
ようにしてもよいが、画角の検出においてレンズのズー
ム位置Znと画角との関係は計算式または変換テーブルに
よって求める必要があり、その関係はレンズ系により異
なることから、使用するレンズ系に対応して計算式また
は変換テーブルを切り換えなければならず、この点、本
発明では画面移行速度を直接検出することでレンズ系に
関係なくその検出が行え、計算式および変換テーブルも
不要でレンズ系の交換により制御系の変更を要しないも
のである。
【0046】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、現在の画
面移行速度を計算する画面速度演算手段を設け、速度補
正手段によって画面移行速度に応じて駆動速度を画面移
行速度が大きいときには低速側に補正し、現在位置から
目的位置への移行に要する移行時間で各ファンクション
の移行が同時に終了するように各ファンクションの移動
速度をそれぞれ演算設定するようにしたことにより、ど
のような画角の現在位置からスタートしても設定速度を
現在の画面移行速度によって補正することで画面上の被
写体が所望の速度で移動するものであって、画角による
設定速度の再調整が不要となり、移動の途中に画角が変
化してもこれに応じて移動速度を調整して、移行途中の
映像が不自然なものとなるのを改善でき、その操作が簡
単でリハーサル回数の低減、操作性の改善を図ることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビカメラの遠隔制御装置の構成を
明示するための基本構成図
【図2】具体例を示すテレビカメラの遠隔制御装置の全
体構成図
【図3】操作盤の概略構成を示す回路図
【図4ないし図6】遠隔制御用のメインCPUの処理を
説明するための要部フローチャート図
【図7】画像処理用CPUによる画面移行速度の演算処
理を説明するための要部フローチャート図
【図8】画面移行速度演算用のパターン化した画像デー
タ例を示す説明図
【符号の説明】
1 テレビカメラ 3 ズームレンズ 4 雲台 6 パン駆動手段 7 チルト駆動手段 8 ズーム駆動手段 9 フォーカス駆動手段 10 操作盤 11 駆動制御手段 12 ショット記憶手段 13 速度設定手段 14 画像記憶手段 15 画面速度演算手段 16 速度補正手段 17 速度演算手段 30 メインCPU 60 画像処理用CPU 64 画像メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラのパン、チルト等の各ファ
    ンクションの駆動を行う各別の駆動手段を設け、特定の
    撮影位置での各ファンクションの位置情報を予め記憶す
    るショット記憶手段を備え、該ショット記憶手段に記録
    された目的位置に現在の撮影位置から各ファンクション
    を同時にスタートして同時に終了するように前記各駆動
    手段の作動を駆動制御手段によって制御するテレビカメ
    ラの遠隔制御装置であって、 前記ショット記憶手段に記憶された目的位置への駆動速
    度を速度もしくは時間によって設定する速度設定手段
    と、前記テレビカメラによる撮影像を記憶する画像記憶
    手段と、該画像記憶手段の信号を受け、画像処理に基づ
    いて静止した被写体がテレビカメラの雲台の駆動に応じ
    た撮影画面内での移行速度を演算する画面速度演算手段
    と、上記速度設定手段および画面速度演算手段の信号を
    受け、画面移行速度に応じて雲台の駆動速度を画面移行
    速度が大きいときには低速側に補正する速度補正手段
    と、前記ショット記憶手段に記憶された目的位置の位置
    情報と速度補正手段の信号を受け、現在位置から目的位
    置への移行に要する移行時間で各ファンクションの移行
    が同時に終了するように各ファンクションの移動速度を
    それぞれ演算設定する速度演算手段とを備え、この速度
    演算手段による速度信号と前記ショット記憶手段による
    目的位置情報とが前記駆動制御手段に入力され、該駆動
    制御手段によって各ファンクションの駆動手段をそれぞ
    れの速度で移動させる制御信号を出力することを特徴と
    するテレビカメラの遠隔制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100322751B1 (ko) * 1999-08-05 2002-02-07 김운용 팬/틸트 카메라 제어방법
JP2002139665A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Sony Corp 撮像方法及び装置
JP2010114521A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Sony Corp カメラ制御装置及びカメラ制御方法
JP2014078896A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Jvc Kenwood Corp 撮像装置及び画像処理方法
US11943528B2 (en) 2021-03-30 2024-03-26 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, information processing method, and program

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