JPH0627622U - 綿棒の収納容器およびその詰め替え用包装容器 - Google Patents

綿棒の収納容器およびその詰め替え用包装容器

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JPH0627622U
JPH0627622U JP6720392U JP6720392U JPH0627622U JP H0627622 U JPH0627622 U JP H0627622U JP 6720392 U JP6720392 U JP 6720392U JP 6720392 U JP6720392 U JP 6720392U JP H0627622 U JPH0627622 U JP H0627622U
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packaging
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株式会社山洋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 綿棒収納容器を再使用方式にし、綿棒は包装
容器に入れて提供し、綿棒の軸を抓んで取出せるように
する。 【構成】 収納容器1は、上面開放で直方体の容器本体
2と、その開放部を遮蔽する蓋体3とからなる。包装容
器5は角筒状で、内部には綿棒Aを横に寝かした状態で
収容する。綿棒Aを収容した包装容器5は容器本体2内
に入れる。包装容器5の上面板6は切取線7から切り離
して除去できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は家庭などで使用する綿棒の収納容器、及びその詰め替え用の包装容器 に関する。
【0002】
【従来の技術】
綿棒は通常、50〜200本程度を適当な収納容器に入れて市販提供され、家 庭では収納容器ごと所定箇所に置いて使用される。そして、器内の綿棒を使いき ると、その収納容器は捨てられる。また、従来の収納容器の形状は、通常、円筒 状であり、綿棒は器内に縦方向に収容されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の収納容器は使い捨て方式である為、資源浪費の点に問題がある上に、高 コストのものは使えないので、勢い美的配慮の乏しい、粗末なものとなっていた 。また、綿棒は縦方向に収納されているので、その取出しは綿棒の綿の部分を指 で抓んで引上げねばならず、取り出しにくい上に、綿に指が触れる為、衛生上に も問題があった。
【0004】 本考案はこのような点に鑑み、収納容器をくり返し使用するようにして、資源 の節約を図ると共に、綿棒を取り出し易く、かつ、指が綿に触れないようにした 綿棒収納容器、及びその詰め替え用包装容器を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の綿棒収納容器の技術的手段は、上面開放で、直方体の収納容器本体と 、上面開放部を遮蔽する蓋体とからなり、詰め替え用包装容器内に横に寝かした 状態で収容された綿棒を、包装容器ごと前記収納容器本体に入れて使用すること にある。
【0006】 本考案の綿棒の詰め替え用包装容器の技術的手段は、角形で、内部には綿棒が 横に寝かされた状態で収容され、上面板は切取線から簡単に除去できるようにな っていることにある。
【0007】
【作用】
本考案の収納容器では、蓋体は開閉自在であり、上面開放部から容器本体内に 包装容器を入れることができる。包装容器の上面板は切取線から切り離して除去 でき、包装容器の上面を開放できる。包装容器内には綿棒が横に寝かされた状態 で収容されている。綿棒の取出しは、軸の部分を抓んで行うことができ、綿に触 れることがない。綿棒を使いきると、包装容器を収納容器本体から取り出し、新 たな詰め替え用の綿棒を包装容器ごと入れる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面について説明する。1は収納容器で、容器本体2と蓋体 3とからなる。容器本体2の形状は直方体であり、上面は開放で、ここを蓋体3 で遮蔽する。4はヒンジの役目を果たす連結薄板である。容器本体2はプラスチ ック製で、希望に応じ抗菌処理を施しておくことも可能である。
【0009】 5は詰め替え綿棒の包装容器であり、その形状は両端面開放の4角筒状である 。その外形寸法は容器本体2に合わせ、包装容器5をそのまま容器本体2内に嵌 入できるようにする。包装容器5の素材は紙や、塩化ビニル樹脂など自由である が、再生紙を用いるのが、資源節約上、最も好ましい。この包装容器5内には多 数の綿棒Aが横に寝かせた状態で収容されている。
【0010】 包装容器5の上面板6の縁辺には、ミシン目などの切取線7が設けられていて 、この上面板6のみを切取除去できるようになっている。8は包装容器5を被包 する外装紙であり、これは使用時には除去される。
【0011】 次に、使用方法について説明する。綿棒Aは包装容器5に収容された状態で市 販提供される。この際、包装容器5を外装紙8で包んだだけの詰め替え用として の提供の他、包装容器5を収納容器1に入れた状態で提供されることもある。
【0012】 包装容器5に入れられた詰め替え用の綿棒は、外装紙8を取り除いた後に、包 装容器5ごと収納容器1に入れる。その後、図2のように包装容器5の上面板6 を切取線7から切り離して除去する。これにより包装容器5の上面が開放状にな るので、ここから綿棒Aを取り出して使用する。綿棒Aは横に寝かされた状態で 収容されているので、軸の部分を抓んで取出すことができ、綿に指が触れない。 綿棒Aを使いきると、包装容器5を収納容器本体2から取り出し、新たなものを 入れ、収納容器1は何度も使用する。
【0013】 図3に示されているのは他の実施例である。この実施例では包装容器5は6面 全面が遮蔽された箱体である。従って、切取線7が4辺に設けられている。また 、綿棒Aの収容方向が、前記実施例のものとは90゜異なっている。なお、この 綿棒Aの収容方向は自由であり、取出し易さを考慮して適宜定めてればよい。
【0014】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範 囲に記載された範囲内で自由に変形実施可能である。特に、容器本体2や蓋体3 の形状、包装容器の形状、切取る上面板6の面積や形状などは自由に採択可能で ある。更に、切取線7はミシン目の他、簡単に切り取りができるものであれば、 どのようなものでも使用可能である。
【0015】
【考案の効果】
本考案の収納容器は、何度でも使用可能であり、使い捨ては包装容器だけであ るので、資源節約に優れ、収納容器を高コストのものにすることが可能となる。 詰め替え作業は包装容器ごと行うので、操作が極めて簡単である。また、綿棒は 横に寝かされた状態で収容されているので、取り出しは軸を抓んで行うことがで き、取り出し易い上に、綿に指が触れないので衛生的である。
【0016】 本考案の詰め替え用包装容器は、綿棒を最大限低コストの状態で市販提供でき る上に、切取線により上面を開放する形式であるので、製造及び取扱いが容易で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の収納容器と包装容器との分離状態の斜
視図。
【図2】包装容器を収納容器に入れた状態の断面図。
【図3】他の実施例の分離状態の斜視図。
【符号の説明】
1 収納容器 2 容器本体 3 蓋体 5 包装容器 6 上面板 7 切取線 8 外装紙

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面開放で、直方体の収納容器本体と、
    上面開放部を遮蔽する蓋体とからなり、詰め替え用包装
    容器内に横に寝かした状態で収容された綿棒を、包装容
    器ごと前記収納容器本体に入れて使用する綿棒の収納容
    器。
  2. 【請求項2】 角形で、内部には綿棒が横に寝かされた
    状態で収容され、上面板は切取線から簡単に除去できる
    ようになっている詰め替え用包装容器。
JP1992067203U 1992-08-31 1992-08-31 綿棒の収納容器およびその詰め替え用包装容器 Expired - Fee Related JP2585457Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819697U (ja) * 1981-07-31 1983-02-07 ピジヨン株式会社 綿棒容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5819697U (ja) * 1981-07-31 1983-02-07 ピジヨン株式会社 綿棒容器

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