JPH06275341A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JPH06275341A JPH06275341A JP5083852A JP8385293A JPH06275341A JP H06275341 A JPH06275341 A JP H06275341A JP 5083852 A JP5083852 A JP 5083852A JP 8385293 A JP8385293 A JP 8385293A JP H06275341 A JPH06275341 A JP H06275341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- terminal
- wire harness
- tab
- erroneous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気接続箱におけるワイヤーハーネス用雄コ
ネクタの誤組付け防止をコネクタ形状の変更や別部品の
使用を伴わないで実現する。 【構成】 ジョイントボックス側雌コネクタ2は、バス
バーを利用して雄タブ端子7を形成すると共に、雄タブ
端子の一つを省略して代わりにワイヤーハーネス側雄コ
ネクタ3の端子収容室に挿通可能な誤組付防止用タブ8
を形成する。正常嵌合では、前記誤組付防止用タブ8が
挿入するワイヤーハーネス用雄コネクタの端子収容室を
空端子状態にして嵌合を実現させる。誤嵌合では、前記
誤組付防止用タブはワイヤーハーネス用雄コネクタの雌
端子と突き当たって嵌合することができない。
ネクタの誤組付け防止をコネクタ形状の変更や別部品の
使用を伴わないで実現する。 【構成】 ジョイントボックス側雌コネクタ2は、バス
バーを利用して雄タブ端子7を形成すると共に、雄タブ
端子の一つを省略して代わりにワイヤーハーネス側雄コ
ネクタ3の端子収容室に挿通可能な誤組付防止用タブ8
を形成する。正常嵌合では、前記誤組付防止用タブ8が
挿入するワイヤーハーネス用雄コネクタの端子収容室を
空端子状態にして嵌合を実現させる。誤嵌合では、前記
誤組付防止用タブはワイヤーハーネス用雄コネクタの雌
端子と突き当たって嵌合することができない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の機器類の配
線に用いられる電気的接続装置に関し、特にワイヤーハ
ース側コネクタの誤組付を阻止する誤組付防止用タブが
設けられた、電気接続箱に関する。
線に用いられる電気的接続装置に関し、特にワイヤーハ
ース側コネクタの誤組付を阻止する誤組付防止用タブが
設けられた、電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気接続箱はワイヤーハーネスの
分岐配線の簡略化と信頼性の向上を目的とし、バスバー
と呼ばれている打抜金属回路を絶縁板にて挟み、これら
を積層せしめて必要部分を導通させて外部回路部品を取
付けているものである。この電気接続箱と外部機器類に
繋がったワイヤーハーネスとの接続は、電気接続箱とし
て一体的に形成され、該接続箱に内蔵されたバスバー回
路の一部を雄タブ端子として突設せしめたジョイントボ
ックス側コネクタに、ワイヤーハーネス側コネクタを嵌
合せしめて行われる。処で、このような電気接続箱で
は、例えば自動車等の高機能化に伴って回路網が複雑に
なると多数のジョイントボックス側コネクタが設けら
れ、一方、ワイヤーハーネス側コネクタも多数個が設け
られて、特定コネクタ間でコネクタ接続が図られること
になる。
分岐配線の簡略化と信頼性の向上を目的とし、バスバー
と呼ばれている打抜金属回路を絶縁板にて挟み、これら
を積層せしめて必要部分を導通させて外部回路部品を取
付けているものである。この電気接続箱と外部機器類に
繋がったワイヤーハーネスとの接続は、電気接続箱とし
て一体的に形成され、該接続箱に内蔵されたバスバー回
路の一部を雄タブ端子として突設せしめたジョイントボ
ックス側コネクタに、ワイヤーハーネス側コネクタを嵌
合せしめて行われる。処で、このような電気接続箱で
は、例えば自動車等の高機能化に伴って回路網が複雑に
なると多数のジョイントボックス側コネクタが設けら
れ、一方、ワイヤーハーネス側コネクタも多数個が設け
られて、特定コネクタ間でコネクタ接続が図られること
になる。
【0003】多数組のコネクタ間でコネクタ接続が図ら
れる場合、コネクタ同士の誤組付けを回避するため、例
えば実開昭55−149278号公報に開示されたもの
がある。図10および図11によりこの開示されたもの
を示すと、図10に示すジョイントボックス側コネクタ
20は、雄端子21を突出させてなるハウジング周壁2
2がコネクタ毎に異なる位置で切りかかれた切溝23を
有して構成されており、他方、図11に示すワイヤーハ
ーネス側コネクタ30は、複数個の雌端子31を収容し
てなる端子収容室の、前記切溝23に対応する箇所の特
定収容室に、本体の外壁面に跨がって嵌着される誤送入
ピン32を有して構成されている。
れる場合、コネクタ同士の誤組付けを回避するため、例
えば実開昭55−149278号公報に開示されたもの
がある。図10および図11によりこの開示されたもの
を示すと、図10に示すジョイントボックス側コネクタ
20は、雄端子21を突出させてなるハウジング周壁2
2がコネクタ毎に異なる位置で切りかかれた切溝23を
有して構成されており、他方、図11に示すワイヤーハ
ーネス側コネクタ30は、複数個の雌端子31を収容し
てなる端子収容室の、前記切溝23に対応する箇所の特
定収容室に、本体の外壁面に跨がって嵌着される誤送入
ピン32を有して構成されている。
【0004】そして、前記誤送入ピン32が前記ジョイ
ントボックス側コネクタ20のハウジング周壁22と当
接することなく前記切溝23に嵌入されるものに於い
て、コネクタ同士の誤組付けが認められないで正常組付
けが実現される。又、他の従来技術として、図12に示
すように、ワイヤーハーネス側コネクタ30Aの特定端
子収容室にダミーピン33を嵌入し、このダミーピン3
3とジョイントボックス側コネクタの端子とが当接した
ものに於いて誤組付けが検出されるように構成したもの
がある。
ントボックス側コネクタ20のハウジング周壁22と当
接することなく前記切溝23に嵌入されるものに於い
て、コネクタ同士の誤組付けが認められないで正常組付
けが実現される。又、他の従来技術として、図12に示
すように、ワイヤーハーネス側コネクタ30Aの特定端
子収容室にダミーピン33を嵌入し、このダミーピン3
3とジョイントボックス側コネクタの端子とが当接した
ものに於いて誤組付けが検出されるように構成したもの
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たいずれのものでも、電気接続箱の製造工程に於いて、
誤送入ピンやダミーピンは、ワイヤーハーネス側コネク
タへの組付け忘れや組付け位置誤りを招くことがあるた
め、誤組付防止手段として充分なものではなかった。
又、いずれのものも、誤組付け防止はコネクタ以外の別
部品によるため、製造コストをその分だけ上昇させて望
ましいものではなかった。
たいずれのものでも、電気接続箱の製造工程に於いて、
誤送入ピンやダミーピンは、ワイヤーハーネス側コネク
タへの組付け忘れや組付け位置誤りを招くことがあるた
め、誤組付防止手段として充分なものではなかった。
又、いずれのものも、誤組付け防止はコネクタ以外の別
部品によるため、製造コストをその分だけ上昇させて望
ましいものではなかった。
【0006】又、カラー化やコネクタ形状の違いにより
誤組付けを防止する誤組付防止手段もあるが、いずれの
場合も部品数の増加に結びついて製造コストの上昇につ
ながる。特に、コネクタ形状の異なるものを用いてそれ
らを複数組配置した場合には、その配置に無駄が生じ易
いため、配置空間が極めて制約される電気接続箱には不
都合となる。本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、誤送入ピンやダミー
ピン等の別部品を用いることなく、ワイヤーハーネス側
コネクタの誤組付けを完璧に防止でき、しかも製造コス
トの上昇も招かない電気接続箱を提供しようとするもの
である。
誤組付けを防止する誤組付防止手段もあるが、いずれの
場合も部品数の増加に結びついて製造コストの上昇につ
ながる。特に、コネクタ形状の異なるものを用いてそれ
らを複数組配置した場合には、その配置に無駄が生じ易
いため、配置空間が極めて制約される電気接続箱には不
都合となる。本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、誤送入ピンやダミー
ピン等の別部品を用いることなく、ワイヤーハーネス側
コネクタの誤組付けを完璧に防止でき、しかも製造コス
トの上昇も招かない電気接続箱を提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電気接続箱は、ワイヤーハース側コネクタ
と嵌合するジョイントボックス側コネクタが、バスバー
を折曲して形成する誤組付防止用タブを前記ワイヤーハ
ーネス側コネクタの特定の端子収容室に挿通可能に突出
させていることを特徴とするものである。
め、本発明の電気接続箱は、ワイヤーハース側コネクタ
と嵌合するジョイントボックス側コネクタが、バスバー
を折曲して形成する誤組付防止用タブを前記ワイヤーハ
ーネス側コネクタの特定の端子収容室に挿通可能に突出
させていることを特徴とするものである。
【0008】
【作 用】上記した構成による電気接続箱は、機能回路
を形成するバスバーの端部を折曲して、ワイヤーハーネ
ス側コネクタと結合されるバスバー端子を形成すると共
に、該バスバー端子に代えてその一部を誤組付防止用タ
ブとして形成し、誤組付けに於いては誤組付防止用タブ
がワイヤーハーネス側コネクタの端子と突き当たること
によりこの誤組付けを検出できる。
を形成するバスバーの端部を折曲して、ワイヤーハーネ
ス側コネクタと結合されるバスバー端子を形成すると共
に、該バスバー端子に代えてその一部を誤組付防止用タ
ブとして形成し、誤組付けに於いては誤組付防止用タブ
がワイヤーハーネス側コネクタの端子と突き当たること
によりこの誤組付けを検出できる。
【0009】一方、正常組付けは、ワイヤーハーネス側
コネクタが前記ジョイントボックス側コネクタの誤組付
防止用タブに対応した箇所の端子収容室を、端子を収容
しない空端子状態にして、前記誤組付防止用タブを前記
端子収容室に挿通可能にすることにより、コネクタ接合
を実現できる。なお、誤組付防止用タブは、バスバーを
ワイヤーハーネス側コネクタの例えば雌端子と突き当た
るいずれの形状にもプレス成形により形成することがで
きる。
コネクタが前記ジョイントボックス側コネクタの誤組付
防止用タブに対応した箇所の端子収容室を、端子を収容
しない空端子状態にして、前記誤組付防止用タブを前記
端子収容室に挿通可能にすることにより、コネクタ接合
を実現できる。なお、誤組付防止用タブは、バスバーを
ワイヤーハーネス側コネクタの例えば雌端子と突き当た
るいずれの形状にもプレス成形により形成することがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図9に
よって説明する。図9において、電気接続箱(ジョイン
トボックス)1は、メインカバー1aおよびアンダーカ
バー1bによって形成される筐体内に、ワイヤーハーネ
ス4の分岐回路を内蔵し、外部に多数のジョイントボッ
クス側雌コネクタ21 〜24 を備え、例えば自動車に装
着されている各種電装品との接続を、後述する分岐用の
ワイヤーハーネス側雄コネクタを介して行なうものであ
る。なお、図中、雌コネクタ21 、22 には電気部品5
aおよび電子ユニット5bがそれぞれ装着されている。
よって説明する。図9において、電気接続箱(ジョイン
トボックス)1は、メインカバー1aおよびアンダーカ
バー1bによって形成される筐体内に、ワイヤーハーネ
ス4の分岐回路を内蔵し、外部に多数のジョイントボッ
クス側雌コネクタ21 〜24 を備え、例えば自動車に装
着されている各種電装品との接続を、後述する分岐用の
ワイヤーハーネス側雄コネクタを介して行なうものであ
る。なお、図中、雌コネクタ21 、22 には電気部品5
aおよび電子ユニット5bがそれぞれ装着されている。
【0011】上述のジョイントボックス側雌コネクタお
よびワイヤーハーネス側雄コネクタについて、図1によ
り更に説明すると、ジョイントボックス側雌コネクタ
(以下、単に雌コネクタと呼ぶ)2は、前記メインカバ
ー1aと一体に形成されたハウジング6内に、バスバー
端子として複数個(本例では5つ)の雄タブ端子7を突
出させていると共に、本来、前記雄タブ端子7が突出さ
れる一つの位置に、誤組付防止用タブ8を突出して構成
されている。又、前記ハウジング6には、ワイヤーハー
ネス側雄コネクタ3がコネクタ接合された際、これをロ
ック状態にする嵌合部10が内壁面に係止突起9を有し
て連成されている。
よびワイヤーハーネス側雄コネクタについて、図1によ
り更に説明すると、ジョイントボックス側雌コネクタ
(以下、単に雌コネクタと呼ぶ)2は、前記メインカバ
ー1aと一体に形成されたハウジング6内に、バスバー
端子として複数個(本例では5つ)の雄タブ端子7を突
出させていると共に、本来、前記雄タブ端子7が突出さ
れる一つの位置に、誤組付防止用タブ8を突出して構成
されている。又、前記ハウジング6には、ワイヤーハー
ネス側雄コネクタ3がコネクタ接合された際、これをロ
ック状態にする嵌合部10が内壁面に係止突起9を有し
て連成されている。
【0012】前記雌コネクタ2を、図1のA−A断面で
ある図2によって更に詳述すると、前記雄タブ端子7お
よび誤組付防止用タブ8は、電気接続箱1内の絶縁板1
4上のバスバー15、15を利用して形成されており、
バスバー15、15はそれぞれ端部が折曲されかつ、ハ
ウジング底部6aに形成した透孔6cを貫通してハウジ
ング6内に突設されている。
ある図2によって更に詳述すると、前記雄タブ端子7お
よび誤組付防止用タブ8は、電気接続箱1内の絶縁板1
4上のバスバー15、15を利用して形成されており、
バスバー15、15はそれぞれ端部が折曲されかつ、ハ
ウジング底部6aに形成した透孔6cを貫通してハウジ
ング6内に突設されている。
【0013】前記雄タブ端子7および誤組付防止用タブ
8は、予め設計されてバスバー15のプレス成形時に選
択して打抜き加工されるものであり、誤組付防止用タブ
8はバスバー端部が、図3(a)に示すように成形さ
れ、図中の破線に沿って切り起こしかつ、折曲されて図
3(b)に示すように水平断面がコ字形状となるように
形成される。なお、雄タブ端子7は、従来と同様にスト
レート状にプレス成形されたバスバーの端部を一方向に
切り起こして形成される。
8は、予め設計されてバスバー15のプレス成形時に選
択して打抜き加工されるものであり、誤組付防止用タブ
8はバスバー端部が、図3(a)に示すように成形さ
れ、図中の破線に沿って切り起こしかつ、折曲されて図
3(b)に示すように水平断面がコ字形状となるように
形成される。なお、雄タブ端子7は、従来と同様にスト
レート状にプレス成形されたバスバーの端部を一方向に
切り起こして形成される。
【0014】一方、ワイヤーハーネス側雄コネクタ3
(以下、単に雄コネクタと呼ぶ)は、通常用いられてい
るもので、図4を併せ参照して説明すると、複数室に区
画された端子収容室11内に、分岐用のワイヤーハーネ
ス12と接続された雌端子13を収容して構成されてお
り、収容室前方の開口16より前記雄タブ端子7が挿入
された際に、該雄タブ端子7が前記雌端子13と接続さ
れる。
(以下、単に雄コネクタと呼ぶ)は、通常用いられてい
るもので、図4を併せ参照して説明すると、複数室に区
画された端子収容室11内に、分岐用のワイヤーハーネ
ス12と接続された雌端子13を収容して構成されてお
り、収容室前方の開口16より前記雄タブ端子7が挿入
された際に、該雄タブ端子7が前記雌端子13と接続さ
れる。
【0015】ただし、前記誤組付防止用タブ8と対応す
る端子収容室11には、前記雌端子13が装着されてい
ないで該誤組付防止用タブ8がこの空端子状態の端子収
容室に挿通可能になされている。なお、この雄コネクタ
3には、雌コネクタ2と嵌合した際、該雌コネクタ2の
嵌合部10に嵌入して係止突起9と係合するロックアー
ム17が設けられ、雄コネクタは、前記雌コネクタ2と
ロック状態に結合される。また、前記雌端子13は端子
収容室11に装着された際、該端子収容室11内の係止
ランス19と係止して脱落が防止されている。
る端子収容室11には、前記雌端子13が装着されてい
ないで該誤組付防止用タブ8がこの空端子状態の端子収
容室に挿通可能になされている。なお、この雄コネクタ
3には、雌コネクタ2と嵌合した際、該雌コネクタ2の
嵌合部10に嵌入して係止突起9と係合するロックアー
ム17が設けられ、雄コネクタは、前記雌コネクタ2と
ロック状態に結合される。また、前記雌端子13は端子
収容室11に装着された際、該端子収容室11内の係止
ランス19と係止して脱落が防止されている。
【0016】以上にように構成された雌コネクタ2と雄
コネクタ3とのコネクタ接合に於いて、例えば雄コネク
タ3が図1に示したと同様に構成され、図5の丸枠Xで
示す位置の端子収容室11を、雌端子13を設けない空
端子状態にして、図1の雌コネクタ2と嵌合されると、
この雄コネクタ3は、図6に示すように誤組付防止用タ
ブ8が、この空端子状態の端子収容室11内に挿通され
てコネクタ接合が達成できる。
コネクタ3とのコネクタ接合に於いて、例えば雄コネク
タ3が図1に示したと同様に構成され、図5の丸枠Xで
示す位置の端子収容室11を、雌端子13を設けない空
端子状態にして、図1の雌コネクタ2と嵌合されると、
この雄コネクタ3は、図6に示すように誤組付防止用タ
ブ8が、この空端子状態の端子収容室11内に挿通され
てコネクタ接合が達成できる。
【0017】一方、図7に示すような端子配列の異なる
同形状の雄コネクタ3Aを、誤作業等によって図1の雌
コネクタ2と嵌合しようとすると、この雄コネクタ3A
は、図7の丸枠Yで示す位置の端子収容室11に雌端子
13を収容しているので、図8に示すように、この雌端
子13が誤組付防止用タブ8と突き当たって嵌合できな
いため、雌コネクタ2との誤組付けが阻止される。上記
実施例から明らかなように、同形状からなる複数組のコ
ネクタ同士をコネクタ接合する場合、雌コネクタは誤組
付防止タブをそれぞれコネクタ毎に異なる位置に突出さ
せると共に、雄コネクタは対応する位置の端子収容室を
空端子状態にすることにより、特定コネクタ同士の接合
を可能にし、複数組コネクタ間での誤組付けが防止され
る。
同形状の雄コネクタ3Aを、誤作業等によって図1の雌
コネクタ2と嵌合しようとすると、この雄コネクタ3A
は、図7の丸枠Yで示す位置の端子収容室11に雌端子
13を収容しているので、図8に示すように、この雌端
子13が誤組付防止用タブ8と突き当たって嵌合できな
いため、雌コネクタ2との誤組付けが阻止される。上記
実施例から明らかなように、同形状からなる複数組のコ
ネクタ同士をコネクタ接合する場合、雌コネクタは誤組
付防止タブをそれぞれコネクタ毎に異なる位置に突出さ
せると共に、雄コネクタは対応する位置の端子収容室を
空端子状態にすることにより、特定コネクタ同士の接合
を可能にし、複数組コネクタ間での誤組付けが防止され
る。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の電気接
続箱は、誤組付防止手段として、バスバーを利用して誤
組付防止用タブを形成しているので、従来技術に於いて
みられた別部品による組付け忘れや組付け位置誤り等の
作業ミスを防止し、しかも製造コストの上昇も回避でき
る。
続箱は、誤組付防止手段として、バスバーを利用して誤
組付防止用タブを形成しているので、従来技術に於いて
みられた別部品による組付け忘れや組付け位置誤り等の
作業ミスを防止し、しかも製造コストの上昇も回避でき
る。
【図1】本発明の一実施例に基づくコネクタの分離斜視
図である。
図である。
【図2】図1に示すジョイントボックス側雌コネクタの
A−A断面図である。
A−A断面図である。
【図3】図3(a)は図2の誤組付防止用タブの成形前
の平面図であり、図3(b)は成形後の斜視図である。
の平面図であり、図3(b)は成形後の斜視図である。
【図4】図1に示すワイヤーハーネス側雄コネクタのB
−B断面図である。
−B断面図である。
【図5】図4のワイヤーハーネス側雄コネクタの平面図
である。
である。
【図6】図4の丸枠Xに対応し、誤組付防止用タブが空
端子の端子収容室を貫通している様子を示す図である。
端子の端子収容室を貫通している様子を示す図である。
【図7】端子配列が異なるワイヤーハーネス側雄コネク
タの平面図である。
タの平面図である。
【図8】図7の丸枠Yに対応し、雌端子が誤組付防止用
タブに当接している様子を示す図である。
タブに当接している様子を示す図である。
【図9】電気接続箱の全体構成を示す斜視図である。
【図10】従来例によるジョイントボックス側コネクタ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図11】図10のコネクタと結合されるワイヤーハー
ネス側コネクタを説明する図である。
ネス側コネクタを説明する図である。
【図12】他の従来例によるワイヤーハーネス側コネク
タの斜視図である。
タの斜視図である。
【符号の説明】 1 電気接続箱 2 ジョイントボックス側雌コネクタ 3 ワイヤーハーネス側雄コネクタ 7 雄タブ端子 8 誤組付防止用タブ 11 端子収容室 13 雌端子 14 絶縁板 15 バスバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の機器類の配
線に用いられる電気的接続装置に関し、特にワイヤーハ
ーネス側コネクタの誤組付を阻止する誤組付防止用タブ
が設けられた、電気接続箱に関する。
線に用いられる電気的接続装置に関し、特にワイヤーハ
ーネス側コネクタの誤組付を阻止する誤組付防止用タブ
が設けられた、電気接続箱に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に基づくコネクタの分離斜視
図である。
図である。
【図2】図1に示すジョイントボックス側雌コネクタの
A−A断面図である。
A−A断面図である。
【図3】図3(a)は図2の誤組付防止用タブの成形前
の平面図であり、図3(b)は成形後の斜視図である。
の平面図であり、図3(b)は成形後の斜視図である。
【図4】図1に示すワイヤーハーネス側雄コネクタのB
−B断面図である。
−B断面図である。
【図5】図4のワイヤーハーネス側雄コネクタの平面図
である。
である。
【図6】図5の丸枠Xに対応し、誤組付防止用タブが空
端子の端子収容室を貫通している様子を示す図である。
端子の端子収容室を貫通している様子を示す図である。
【図7】端子配列が異なるワイヤーハーネス側雄コネク
タの平面図である。
タの平面図である。
【図8】図7の丸枠Yに対応し、雌端子が誤組付防止用
タブに当接している様子を示す図である。
タブに当接している様子を示す図である。
【図9】電気接続箱の全体構成を示す斜視図である。
【図10】従来例によるジョイントボックス側コネクタ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図11】図10のコネクタと結合されるワイヤーハー
ネス側コネクタを説明する図である。
ネス側コネクタを説明する図である。
【図12】他の従来例によるワイヤーハーネス側コネク
タの斜視図である。
タの斜視図である。
【符号の説明】 1 電気接続箱 2 ジョイントボックス側雌コネクタ 3 ワイヤーハーネス側雄コネクタ 7 雄タブ端子 8 誤組付防止用タブ 11 端子収容室 13 雌端子 14 絶縁板 15 バスバー
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
Claims (2)
- 【請求項1】 ワイヤーハース側コネクタと嵌合するジ
ョイントボックス側コネクタが、バスバーを折曲して形
成する誤組付防止用タブを前記ワイヤーハーネス側コネ
クタの特定の端子収容室に挿通可能に突出させているこ
とを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項2】 前記ワイヤーハース側コネクタの特定の
端子収容室は端子を有しない空端子状態に設けられ前記
誤組付防止用タブが挿通されることを特徴とする請求項
1に記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083852A JPH06275341A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083852A JPH06275341A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06275341A true JPH06275341A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13814232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5083852A Pending JPH06275341A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06275341A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001039328A3 (es) * | 1999-11-26 | 2001-11-08 | Lear Automotive Eeds Spain | Conector electrico perfeccionado |
US8816716B2 (en) | 2011-02-14 | 2014-08-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Diagnostic apparatus for erroneous installation of power storage stacks and vehicle |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP5083852A patent/JPH06275341A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001039328A3 (es) * | 1999-11-26 | 2001-11-08 | Lear Automotive Eeds Spain | Conector electrico perfeccionado |
US8816716B2 (en) | 2011-02-14 | 2014-08-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Diagnostic apparatus for erroneous installation of power storage stacks and vehicle |
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