JPH06275018A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH06275018A
JPH06275018A JP7628392A JP7628392A JPH06275018A JP H06275018 A JPH06275018 A JP H06275018A JP 7628392 A JP7628392 A JP 7628392A JP 7628392 A JP7628392 A JP 7628392A JP H06275018 A JPH06275018 A JP H06275018A
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JP
Japan
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recording
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signal
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recorded
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JP7628392A
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Inventor
Masaru Nagumo
大 南雲
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動があっても良好な記録動作の可能な記録
再生装置を得る。 【構成】 記録再生の対象にされている情報信号に対し
て情報量圧縮手段を含む信号処理によって情報量が最小
1/Nから最大1/M(N,Mは2以上の数)の範囲に圧縮された第
1の転送レートをもつ第1のデジタルデータを、最大N個
の信号源からの情報信号のそれぞれについて発生させ、
前記した最大N種類の第1のデジタルデータを、それぞれ
予め定められた変調方式に従って変調されており、前記
した第1の転送レートのN倍以上の第2の転送レートを有
する記録再生用のデジタルデータに変換して、それぞれ
第2の転送レートを有する記録再生用の最大N種類のデジ
タルデータを時分割式に記録媒体に書込み、また記録媒
体から時分割的に読出された最大N種類の記録再生用の
デジタルデータを、最大N種類の第1のデジタルデータに
復原し、前記した最大N種類の第1のデジタルデータを最
大N種類個の再生信号に変換して、最大N個の再生信号を
同時的に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の情報信号を高い記録密度で記録す
ることについての要望が高まるのにつれて、近年になっ
て色々な構成原理や動作原理に基づいて作られた情報記
録媒体を用いて情報信号の高密度記録再生が行なわれる
ようになり、例えば、情報記録媒体の信号面に情報信号
に応じた凹凸を形成させて情報信号の記録を行い、記録
された情報信号を光学的な手段によって再生するように
した記録再生装置が、映像信号や音声信号の記録再生用
として既に実用されている。また各種の技術分野におけ
る高密度記録再生の要求に応じるために、情報記録媒体
の記録層に情報信号によって強度変調されたビームを照
射することにより、情報記録媒体における記録層に情報
信号に応じた物理変化あるいは化学変化を生じさせて情
報信号の記録が行なわれるようにした情報記録媒体につ
いても研究が行なわれるようになったが、近年、安定な
動作を行う半導体レーザが容易に得られるようになった
のに伴い、レーザ光を用いて高密度記録再生を行うよう
にした各種の光学的記録媒体が、非接触の状態で記録再
生を行なうことができることにより、傷や塵埃に強く、
また、高密度記録により大きな記憶容量が得られる等の
利点を有するために、既に実用化されたり、あるいは実
用化のための研究開発が行なわれている現状にあること
は周知のとおりである。
【0003】すなわち、幾何学的な凹部あるいは凸部と
して形成されているピットにより情報信号が記録された
原盤から大量に複製された記録済み光ディスク(再生専
用の光ディスク)としては、例えばコンパクト・ディス
クが普及している他、書換え可能な光ディスクとして
は、例えば光磁気ディスクその他の光ディスクが、例え
ばオフィス用ファイルメモリ、その他の用途で実用化さ
れている。前記した光磁気ディスクは、磁性材料におけ
る熱による磁気特性の変化を利用して、垂直磁化膜より
なる記録層に記録情報と対応した磁化の変化により情報
の記録を行い、また、前記した磁性層における記録情報
と対応した磁化の変化の状態をファラディ効果やカー効
果などのような磁気に付随する光学効果を利用して読出
すようにした記録媒体であるが、光磁気ディスクでは情
報信号によって磁界強度を変化させている部分に、垂直
磁化膜のキュリー温度以上の温度に加熱できるような一
定の光強度の微小な光のスポットを照射することにより
オーバーライトを行なうこともできる。光磁気ディスク
では記録時にもトラッキング制御が行われうるように、
例えば透明基板にトラッキング用の案内溝、その他のト
ラッキング用の幾何学的な形状の変化部分を設けている
のが一般的である。
【0004】さて、前記したコンパクト・ディスクの普
及に伴い、コンパクト・ディスク用の再生機構を使用し
て再生を可能とした光磁気ディスク装置、あるいはコン
パクト・ディスクの駆動機構や一部の回路を兼用すると
ともに、記録装置を付加して構成した光磁気ディスク装
置等も提案されて来ており、最近になって、コンパクト
・ディスクよりも小型なディスクにコンパクト・ディス
クで規定されている信号フォーマットの信号を記録した
記録済み光ディスクからデジタルオーディオ信号の再生
を行なったり、コンパクト・ディスクで規定されている
信号フォーマットの信号の記録再生を行なう光磁気ディ
スクによってデジタルオーディオ信号の記録再生を行な
ったりする記録再生装置が発表された。図10は前記し
た記録再生装置の概略構成を示すブロック図であり、こ
の図10において1はディスク駆動モータであり、2は
ディスク駆動モータ1の回転軸である。3は記録済みの
光ディスク(または光磁気ディスク)であり、4は前記
した記録済みの光ディスク(または光磁気ディスク)3
を収納してあるカートリッジであって、4aはカートリ
ッジ4に設けられているシャッタであり、このシャッタ
4aはカートリッジ4が記録再生装置に装着されたとき
に開放状態となって、記録済みの光ディスク(または光
磁気ディスク)3の信号面がレーザビームによって照射
されるようにしたり、光磁気ディスク3の記録面に記録
用磁気ヘッド7が近接配置されるようにすることを可能
にする。
【0005】カートリッジ4が記録再生装置に装着され
ると、カートリッジ4に収納されている光ディスク(ま
たは光磁気ディスク)3はディスク駆動モータ1の回転
軸2に固着される。前記したディスク駆動モータ1が所
定の回転数で回転すると、カートリッジ4内の光ディス
ク(または光磁気ディスク)3が所定の回転数で駆動回転
される。光学ヘッド6は送り機構10によって光ディス
ク(または光磁気ディスク)3の径方向に移動して、対物
レンズ5から射出したレーザビームを光ディスク(また
は光磁気ディスク)3上で副走査方向に変位させる。前
記したディスク駆動モータ1の回転数や回転位相、送り
機構の送り量、光学ヘッドに設けられている対物レンズ
5の自動焦点制御及びトラッキング制御のための変位量
等は、サーボ制御回路13の制御動作によって周知のよ
うに自動制御される。
【0006】21は記録の対象にされている音響信号の
入力端子であり、記録再生装置が記録モードに設定され
た状態において、前記した入力端子21に供給された音
響信号はアナログデジタル変換器19によって所定のビ
ット数(16ビット)のデジタル信号に変換された後に
音声圧縮エンコーダデコーダ18に与えられる。音声圧
縮エンコーダデコーダ18では、それに供給されたデジ
タル信号を音声圧縮エンコーダによって略々1/5の情
報量のデジタルデータに圧縮して、転送レートが0.3
メガビット毎秒(0.3Mbps)のデジタルデータと
して、前記のように情報量が1/5に圧縮されたデジタ
ルデータは、耐振用メモリコントローラ16を介して、
EFMと誤り訂正エンコーダデコーダ15において誤り
訂正コードが付加された状態のEFM信号による転送レ
ートが1.4Mbpsの記録信号に変換された後に、記
録ヘッド駆動部8を介して記録用磁気ヘッド7に記録信
号を供給する。記録用磁気ヘッド7はカードリッジ4内
で所定の回転数で回転している直径が64mmの光磁気
ディスク3に記録信号と対応して磁界強度が変化してい
る記録磁界を与える。また、光学ヘッド6はカードリッ
ジ4内で所定の回転数で回転している光磁気ディスク3
における情報が記録されるべき位置に対物レンズ5から
射出されたレーザ光束の集光点を生じさせる。それによ
り光磁気ディスク3にはEFM信号による転送レートが
1.4Mbpsの記録信号に対応した記録が行なわれ
る。
【0007】次に、記録済みの光ディスク(または光磁
気ディスク)3を収納してあるカートリッジが記録再生
装置に装着された後に、記録再生装置が再生モードに設
定された状態において、カードリッジ4内で所定の回転
数で回転している直径が64mmの記録済みの光ディス
ク(または光磁気ディスク)3に、光学ヘッド6はカー
ドリッジ4内で所定の回転数で回転している記録済みの
光ディスク(または光磁気ディスク)3における記録情
報が再生されるべき位置に対物レンズ5から射出された
所定の弱い光強度の読取り用のレーザ光束の集光点を生
じさせる。それにより記録済みの光ディスク(または光
磁気ディスク)3からは、EFM信号による転送レート
が1.4Mbpsの再生信号を含む反射光が対物レンズ
5を介して光学ヘッド6に設けられている光ピックアッ
プ装置に与えられる。
【0008】前記した光学ヘッド6に設けられている光
ピックアップ装置では、前記した再生の対象にされた記
録済みのディスクが、記録情報がピット配列によって記
録されている記録済みの光ディスクの場合には、記録済
みのディスクからの反射光の強度変化分と対応して再生
されたEFM信号による転送レートが1.4Mbpsの
再生信号を出力し、また前記した再生の対象にされた記
録済みのディスクが、光磁気ディスクの場合には、光磁
気ディスクからの反射光の偏光面の偏りの程度の変化分
と対応して再生されたEFM信号による転送レートが
1.4Mbpsの再生信号を出力する。前記した光学ヘ
ッド6に設けられている光ピックアップ装置から出力さ
れた再生信号は、高周波増幅器11によって増幅された
後に、アドレスデコーダ12とEFMと誤り訂正エンコ
ーダデコーダ15とサーボ制御回路13などに供給され
る。アドレスデコーダ12で復号されたアドレス情報は
前記したEFMと誤り訂正エンコーダデコーダ15に供
給される。また、前記したサーボ制御回路13は、それ
に供給された信号に基づいて発生した各種の制御信号に
よって、周知のように送り機構10とディスク駆動モー
タと光学ヘッド6とを制御する。
【0009】前記したEFMと誤り訂正エンコーダデコ
ーダ15はシステムコントローラ14の制御の下に、供
給されたEFM信号による転送レートが1.4Mbps
のデジタルデータを復号し、それに誤り訂正を施こした
後に、耐振用メモリコントローラ16に供給する。耐振
用メモリコントローラ16はシステムコントローラ14
の制御の下に、EFMと誤り訂正エンコーダデコーダ1
5から供給されたデジタルデータをバッファメモリ17
に記憶させた後に、バッフアメモリ17から転送レート
が0.3Mbpsのデジタルデータとして読出して、音
声圧縮デコーダエンコーダ18に供給する。音声圧縮デ
コーダエンコーダ18では、それのデコーダによって復
号して16ビットのデジタル信号としてデジタルアナロ
グ変換器20に与え、デジタルアナログ変換器20で
は、それに与えられた16ビットのデジタル信号を、ア
ナログ信号形態の音響信号に変換して出力端子22に出
力する。
【0010】そして、前記した記録再生装置では、記録
再生の対象にされている音響信号に対して情報量圧縮手
段を含む信号処理によって情報量が1/5に圧縮された
0.3Mbpsの転送レートを有する第1のデジタルデ
ータを得て、前記した第1のデジタルデータをコンパク
トディスクの規格で定められている1.4Mbpsの転
送レートを有するEFM信号による記録再生用の第2の
デジタルデータに変換して記録媒体に書込み、記録媒体
に記録されている1.4Mbpsの転送レートを有する
EFM信号による記録再生用の第2のデジタルデータを
読出して、それを復号し、誤り訂正を施こしてからバッ
ファメモリ17に記憶させ、バッファメモリ17から前
記した0.3Mbpsの転送レートを有する第1のデジ
タルデータとして読出してからデコーダで復号し、次い
でデジタルアナログ変換を行なってアナログ信号形態の
音響信号を得るようにしているから、例えば、振動によ
って再生動作中に光学ヘッド6による記録媒体からの信
号の読取り動作ができない場合でも、バッファメモリ1
7に記憶されているデジタルデータを読出して得られる
再生信号は途切れることなく得られ、前記のバッファメ
モリ17に記憶されているデジタルデータが全部読出さ
れるまでの間に、振動によって光学ヘッド6が読取れな
かった部分の記録再生用の第2のデジタルデータを再度
読出すようにできるので、記録再生装置に大きな振動が
加わった場合でも再生音に音飛びを生じさせないように
することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図10を参照して説明
した既提案の記録再生装置では、既述の説明から明らか
なように、光学ヘッド6による書込み動作や振動が無い
状態における読出し動作は、図9の(a)中に「動作」
と表示してある期間に示されている期間、すなわち、全
体の時間の1/5だけであって、残りの4/5の期間は
図9の(a)中に「動作しない」と表示してあるように
全く遊んでいる期間である。それで、前記した遊びの時
間を有効に利用することにより記録再生装置の機能を向
上させることについての要望がなされた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は記録再生の対象
にされている情報信号に対して情報量圧縮手段を含む信
号処理によって情報量が最小1/Nから最大1/M(た
だし、N,Mは2以上の数)の範囲に圧縮された第1の
転送レートを有する第1のデジタルデータを得る手段
と、前記した第1のデジタルデータを予め定められた変
調方式に従って変調されているとともに前記した第1の
転送レートの最小N倍から最大M倍までの第2の転送レ
ートを有する記録再生用のデジタルデータに変換する手
段と、前記した第2の転送レートを有する記録再生用の
デジタルデータを記録媒体に書込む手段と、記録媒体に
記録されているデジタルデータを前記した第2の転送レ
ートで読出す手段とを備えている記録再生装置であっ
て、最大N個の記録再生の対象にされる情報信号と対応
して発生された最大N個の記録再生用のデジタルデータ
を時分割的に記録媒体に書込む手段と、記録媒体から時
分割的に読出された最大N個の記録再生用のデジタルデ
ータを、最大N個の第1のデジタルデータに復原する手
段と、前記した最大N個の第1のデジタルデータを最大
N個の再生信号に変換して、最大N個の再生信号を同時
的に出力する手段とを備えてなる記録再生装置、及び記
録再生の対象にされている情報信号に対して情報量圧縮
手段を含む信号処理によって情報量が最小1/Nから最
大1/M(ただし、N,Mは2以上の数)の範囲に圧縮さ
れた第1の転送レートを有する第1のデジタルデータ
が、予め定められた変調方式に従って変調されていると
ともに前記した第1の転送レートの最小N倍から最大M
倍までの第2の転送レートを有する記録再生用のデジタ
ルデータとして記録されている記録済み記録媒体から、
記録再生用のデジタルデータを前記した第2の転送レー
トで読出す手段を備えている記録再生装置であって、最
大N個の記録再生の対象にされる情報信号と対応して発
生された最大N個の記録再生用のデジタルデータを時分
割的に記録媒体から読出す手段と、記録媒体から時分割
的に読出された最大N個の記録再生用のデジタルデータ
を、最大N個の第1のデジタルデータに復原する手段
と、前記した最大N個の第1のデジタルデータを最大N
個の再生信号に変換して、最大N個の再生信号を同時的
に出力する手段とを備えてなる記録再生装置を提供す
る。
【0013】
【作用】記録再生の対象にされている情報信号に対して
情報量圧縮手段を含む信号処理によって情報量が最小1
/Nから最大1/M(ただし、N,Mは2以上の数)の
範囲に圧縮された第1の転送レートを有する第1のデジ
タルデータを、最大N個の信号源からの情報信号のそれ
ぞれについて発生させる。前記した最大N種類の第1の
デジタルデータを、それぞれ予め定められた変調方式に
従って変調されているとともに前記した第1の転送レー
トの最小N倍から最大M倍までの第2の転送レートを有
する記録再生用のデジタルデータに変換して、それぞれ
第2の転送レートを有する記録再生用の最大N種類のデ
ジタルデータを時分割式に記録媒体に書込む。また、記
録媒体から時分割的に読出された最大N種類記録再生用
のデジタルデータを、最大N種類の第1のデジタルデー
タに復原し、前記した最大N種類の第1のデジタルデー
タを最大N種類個の再生信号に変換して、最大N個の再
生信号を同時的に出力する。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の記録再生
装置の具体的な内容を詳細に説明する。図1乃至図3及
び図6乃至図8は本発明の記録再生装置の概略構成を示
すブロック図、図4は動作説明用のフローチャート、図
5はバッファメモリの記憶領域の構成例図、図9は動作
説明用の図、図10は従来の記録再生装置の概略構成を
示すブロック図である。本発明の記録再生装置のそれぞ
れ異なる実施例を示す図1乃至図3及び図6乃至図8に
おいて、既述した図10に示されている記録再生装置に
おける各構成部分と対応する構成部分には図10中で使
用した図面符号と同一の図面符号を付してある。図1乃
至図3に示す本発明の記録再生装置は、書換え可能な光
ディスクを使用して、情報信号の記録動作や再生動作を
行なうことができるとともに、記録済み光ディスク(再
生専用の光ディスク)を使用して再生動作を行なうこと
ができるように構成されている記録再生装置であり、ま
た、図6乃至図8に示す本発明の記録再生装置は、記録
済み光ディスク(再生専用の光ディスク)を使用して再生
動作を行なうことができるように構成されている記録再
生装置である。以下の実施例の説明では、記録済み光デ
ィスク(再生専用の光ディスク)としては、ピット配列に
よって記録が行なわれている光ディスクが用いられ、ま
た書換え可能な光ディスクとしては光磁気ディスクが使
用されるものとしており、さらに記録再生の対象にされ
ている情報信号としては音響信号であるとしてある。
【0015】図1に示す記録再生装置において、32,
33,34は複数の信号源(ソース)からの音響信号を入
力したり、記録再生装置からの再生信号を出力させたり
する信号の入出力端子である。図1中には多数の入出力
端子の内で3個の入出力端子だけを示している。また、
29,30,31はアナログデジタル変換器及びデジタ
ルアナログ変換器を備えて構成されている信号変換部、
26,27,28は圧縮エンコーダデコーダ部、23,
24,25はバッファメモリであり、前記以外の構成部
分は既述した図10について説明した記録再生装置と同
様のものとして示されている。図1において、記録再生
動作に先立ってディスク駆動モータ1の回転軸2には記
録済みの光ディスク(または光磁気ディスク)3を収納
してあるカートリッジ4中の記録済みの光ディスク(ま
たは光磁気ディスク)3が固着される。カートリッジ4
が記録再生装置に装着されたときにシャッタ4aが開放
状態となって、記録済みの光ディスク(または光磁気デ
ィスク)3の信号面がレーザビームによって照射される
ようにしたり、光磁気ディスク3の記録面に記録用磁気
ヘッド7が近接配置されることは既述のとおりである。
【0016】カートリッジ4が記録再生装置に装着され
て、カートリッジ4に収納されている光ディスク(また
は光磁気ディスク)3がディスク駆動モータ1の回転軸
2に固着された後に、ディスク駆動モータ1が所定の回
転数で回転すると、カートリッジ4内の光ディスク(ま
たは光磁気ディスク)3が所定の回転数で駆動回転さ
れ、また、光学ヘッド6は送り機構10により光ディス
ク(または光磁気ディスク)3の径方向に移動して、対物
レンズ5から射出したレーザビームを光ディスク(また
は光磁気ディスク)3上で副走査方向に変位させる。前
記したディスク駆動モータ1の回転数や回転位相、送り
機構の送り量、光学ヘッドに設けられている対物レンズ
5の自動焦点制御及びトラッキング制御のための変位量
等は、サーボ制御回路13の制御動作によって周知のよ
うに自動制御される。
【0017】記録再生装置が記録モードに設定された状
態において、前記した複数の入出力端子32〜34に供
給された音響信号は、前記した各入出力端子32〜34
に個別にそれぞれ対応して設けられている信号変換部2
9〜31内に設けられているアナログデジタル変換器に
よって所定のビット数(16ビット)のデジタル信号に
変換された後に、前記した各信号変換部29〜31にそ
れぞれ個別に対応して設けられている圧縮エンコーダデ
コーダ26〜28に与えられる。圧縮エンコーダデコー
ダ26では、それに供給されたデジタル信号を圧縮エン
コーダによって1/5の情報量のデジタルデータに圧縮
して、転送レートが0.3メガビット毎秒(0.3Mbp
s)のデジタルデータとした後にバッファメモリ23に
供給し、また、圧縮エンコーダデコーダ27では、それ
に供給されたデジタル信号を圧縮エンコーダによって1
/5の情報量のデジタルデータに圧縮して、転送レート
が0.3メガビット毎秒(0.3Mbps)のデジタルデ
ータとした後にバッファメモリ24に供給し、さらに、
圧縮エンコーダデコーダ27ではそれに供給されたデジ
タル信号を圧縮エンコーダによって1/5の情報量のデ
ジタルデータに圧縮して、転送レートが0.3メガビッ
ト毎秒(0.3Mbps)のデジタルデータとした後に
バッファメモリ25に供給する。前記した各バッファメ
モリ23〜25の書込み動作、及び読出し動作はシステ
ムコントローラ14の制御の下に行なわれる。本明細書
の説明においては説明を簡単にするために、圧縮エンコ
ーダによって情報量を一定の圧縮率(一例として1/
5)で圧縮するとしているが、実施に当っては適応型の
圧縮エンコーダを用いて、情報の内容に応じて最小1/
Nから最大1/Mまでの範囲で圧縮できるようにするの
である。なお、適応型の圧縮エンコーダを用いた場合に
は、再生時には当然のことながら適応型のデコーダによ
って情報の伸長が行なわれることになる。
【0018】前記の各バッファメモリ23〜25にそれ
ぞれ記憶された転送レートが0.3メガビット毎秒(0.
3Mbps)の各デジタルデータ、すなわち、それぞれ
別個の信号源から前記した複数の入出力端子32〜34
に供給された音響信号と対応する各デジタルデータは、
システムコントローラ14の制御の下に所定の順序に読
出された後に、耐振用メモリコントローラ16を介し
て、それぞれEFMと誤り訂正エンコーダデコーダ15
において誤り訂正コードが付加された状態のEFM信号
による転送レートが1.4Mbpsの記録信号に変換さ
れて、前記のそれぞれ別個の信号源から前記した複数の
入出力端子32〜34に供給された音響信号と対応する
各デジタルデータは、時分割多重化された状態の記録信
号として記録ヘッド駆動部8を介して記録用磁気ヘッド
7に供給される。記録用磁気ヘッド7はカートリッジ4
内で所定の回転数で回転している光磁気ディスク3に前
記の時分割多重化された状態の記録信号と対応して磁界
強度が変化している記録磁界を与える。また、光学ヘッ
ド6はカートリッジ4内で所定の回転数で回転している
光磁気ディスク3における情報が記録されるべき位置に
対物レンズ5から射出されたレーザ光束の集光点を生じ
させる。それにより光磁気ディスク3には、複数の信号
源からの音響信号にそれぞれ個別に対応して生成された
転送レートが1.4MbpsのEFM信号による時分割
多重化形態の記録信号と対応した記録情報が記録され
る。
【0019】次に、記録済みの光ディスク(または光磁
気ディスク)3を収納してあるカートリッジが記録再生
装置に装着された後に、記録再生装置が再生モードに設
定された状態において、カートリッジ4内で所定の回転
数で回転している記録済みの光ディスク(または光磁気
ディスク)3に、光学ヘッド6はカートリッジ4内で所
定の回転数で回転している記録済みの光ディスク(また
は光磁気ディスク)3における記録情報が再生されるべ
き位置に対物レンズ5から射出された所定の弱い光強度
の読取り用のレーザ光束の集光点を生じさせる。再生の
対象にされている記録済みの光ディスク(または光磁気
ディスク)3からは、EFM信号による転送レートが
1.4Mbpsの再生信号を含む反射光が対物レンズ5
を介して光学ヘッド6に設けられている光ピックアップ
装置に与えられる。そして、前記した記録済みの光ディ
スク(または光磁気ディスク)3に記録されていた記録
情報が、複数の信号源からの音響信号にそれぞれ個別に
対応して生成された転送レートが1.4MbpsのEF
M信号による時分割多重化形態の記録信号と対応した記
録情報の場合に、前記の光学ヘッド6に設けられている
光ピックアップ装置に対して対物レンズ5を介して与え
られる反射光は、複数の信号源からの音響信号にそれぞ
れ個別に対応して生成された転送レートが1.4Mbp
sのEFM信号による時分割多重化形態の再生信号を含
む反射光であることはいうまでもない。
【0020】前記した光学ヘッド6に設けられている光
ピックアップ装置では、前記した再生の対象にされた記
録済みのディスクが、記録情報がピット配列によって記
録されている記録済みの光ディスクの場合には、記録済
みのディスクからの反射光の強度変化分と対応して再生
されたEFM信号による転送レートが1.4Mbpsの
再生信号(または複数の信号源からの音響信号にそれぞ
れ個別に対応して生成された転送レートが1.4Mbp
sのEFM信号による時分割多重化形態の再生信号)を
出力し、また、前記した再生の対象にされた記録済みの
ディスクが、光磁気ディスクの場合には、光磁気ディス
クからの反射光の偏光面の偏りの程度の変化分と対応し
て再生されたEFM信号による転送レートが1.4Mb
psの再生信号(または、複数の信号源からの音響信号
にそれぞれ個別に対応して生成された転送レートが1.
4MbpsのEFM信号による時分割多重化形態の再生
信号)を出力する。
【0021】前記した光学ヘッド6に設けられている光
ピックアップ装置から出力された再生信号は、高周波増
幅器11によって増幅された後に、アドレスデコーダ1
2とEFMと誤り訂正エンコーダデコーダ15とサーボ
制御回路13などに供給される。アドレスデコーダ12
で復号されたアドレス情報は前記したEFMと誤り訂正
エンコーダデコーダ15に供給される。また前記したサ
ーボ制御回路13は、それに供給された信号に基づいて
発生した各種の制御信号によって、周知のように送り機
構10とディスク駆動モータと光学ヘッド6とを制御す
る。前記したEFMと誤り訂正エンコーダデコーダ15
はシステムコントローラ14の制御の下に、供給された
EFM信号による転送レートが1.4Mbpsのデジタ
ルデータ(または、複数の信号源からの音響信号にそれ
ぞれ個別に対応して生成された転送レートが1.4Mb
psのデジタルデータ)を復号して、それに誤り訂正を
施こした後に、耐振用メモリコントローラ16に供給す
る。
【0022】耐振用メモリコントローラ16はシステム
コントローラ14の制御の下に、EFMと誤り訂正エン
コーダデコーダ15から供給されたデジタルデータをバ
ッファメモリ17の所定の記憶領域に記憶させる。図5
はバッファメモリ17における記憶領域を例示した図で
あり、図5中に示されているソースA1,ソースA2…ソ
ースAn等の各区画は、複数個(n個)の信号源からの
音響信号にそれぞれ個別に対応して生成された転送レー
トが1.4Mbpsのデジタルデータにおける各個別の
信号源毎のデジタルデータの記憶領域を示している。前
記のバッファメモリ17に記憶されたデジタルデータ
は、耐振用メモリコントローラ16がシステムコントロ
ーラ14の制御の下に、バッフアメモリ17から転送レ
ートが0.3Mbpsのデジタルデータとして読出され
て、複数個(n個)の信号源における各個別の信号源毎
に設けられている圧縮エンコーダデコーダ26〜28に
対して、それぞれ個別のバッファメモリ23〜25を介
して供給される。
【0023】前記した圧縮デコーダエンコーダ26で
は、デコーダによって復号した16ビットのデジタル信
号を信号変換部29に与え、信号変換部29におけるデ
ジタルアナログ変換器では、それに与えられた16ビッ
トのデジタル信号をアナログ信号形態の音響信号に変換
して入出力端子32に出力し、また、音声圧縮デコーダ
エンコーダ27では、デコーダによって復号した16ビ
ットのデジタル信号を信号変換部30に与え、信号変換
部30におけるデジタルアナログ変換器ではそれに与え
られた16ビットのデジタル信号をアナログ信号形態の
音響信号に変換して入出力端子33に出力し、さらに音
声圧縮デコーダエンコーダ28では、デコーダによって
復号した16ビットのデジタル信号を信号変換部31に
与え、信号変換部31におけるデジタルアナログ変換器
ではそれに与えられた16ビットのデジタル信号をアナ
ログ信号形態の音響信号に変換して入出力端子34に出
力する。前記した複数の入出力端子32〜34からそれ
ぞれ出力される音響信号は同時信号である。
【0024】前記のように図1について説明した記録再
生装置では、記録再生の対象にされている複数個(n個)
の信号源毎の音響信号を、それぞれ情報量圧縮手段を含
む信号処理によって情報量が1/5に圧縮された0.3
Mbpsの転送レートを有する第1のデジタルデータと
し、前記した複数個(n個)の信号源毎の音響信号による
各第1のデジタルデータを、前記した第1のデジタルデ
ータの転送レートよりも高い1.4Mbpsの転送レー
トを有するEFM信号によるn個の記録再生用の第2の
デジタルデータに変換して、前記のn個の記録再生用の
第2のデジタルデータを時分割多重化して記録媒体に書
込み、記録媒体に記録されている1.4Mbpsの転送
レートを有するEFM信号によるn個の記録再生用の第
2のデジタルデータを読出して、それを復号して誤り訂
正を施こしてから、バッファメモリ17における各信号
源毎の音響信号と対応する第2のデジタルデータ毎に設
けられた記憶領域に記憶させ、前記のバッファメモリ1
7から前記した各信号源毎の音響信号と対応する第2の
デジタルデータを、それぞれ0.3Mbpsの転送レー
トを有する第1のデジタルデータとして順次に読出して
から、それぞれ個別に設けられたデコーダで復号し、次
いで各個別に設けられた信号変換器においてそれぞれデ
ジタルアナログ変換を行なって、複数個(n個)のアナ
ログ信号形態の音響信号が同時的に得られるようにして
いる。
【0025】図9の(b)は、記録再生の対象にされてい
る音響信号の信号源が、例えばソースA,ソースB,ソ
ースC,ソースDのように4個の場合に、第1のデジタ
ルデータの転送レートを、第2のデジタルデータの転送
レートの1/5として、前記した4個の異なる音響信号
に基づいてそれぞれ生成された第2のデジタルデータを
時分割的に、記録媒体(光ディスクまたは光磁気ディス
クや,その他の記録媒体)に記録したり、記録媒体から
再生したりできるよう様子を説明している図である。前
記のように第1のデジタルデータの転送レートを、第2
のデジタルデータの転送レートの1/5とした場合に
は、最大5個の異なる信号源からの音響信号に基づいて
それぞれ生成された第2のデジタルデータを時分割的に
記録媒体に記録したり、記録媒体から再生したりでき
る。図4は前述のように複数個(n個)の信号源からの
音響信号に基づくデジタルデータが記録されている記録
媒体からの記録情報の再生動作を説明するためのフロー
チャートである。なお、前述のように複数個(n個)の
信号源からの音響信号に基づくデジタルデータが記録さ
れている記録媒体からの記録情報の再生に当っては、そ
れに記録されている複数種類(n種類)の記録情報の内
から任意のものだけを選択的に同時再生できることはい
うまでもなく、再生の対象にされる記録情報の種類の数
が少ない場合には、それによって生じた動作の遊びの時
間を、図10を参照して既述したような記録再生装置の
耐振性能の向上のために使用できることは勿論である。
【0026】図1について既述した記録再生装置におい
ては、1個の耐振用メモリコントローラ16を介して記
憶動作や読出し動作が制御される1個のバッファメモリ
17に複数の記憶領域を設定しておき、複数の信号源か
らの音響信号とそれぞれ個別に対応しているデジタルデ
ータの信号処理に際して、前記の1個のバッファメモリ
17に設定された複数の記憶領域に対して複数の信号源
からの音響信号とそれぞれ個別に対応しているデジタル
データを個別に記憶させるようにしていたが、図2に示
す記録再生装置は、複数の信号源からの音響信号とそれ
ぞれ個別に対応しているデジタルデータの信号処理に際
して、それぞれ、個別のメモリコントローラ50,5
1,52とバッファメモり47,48,49を用いて、
前記した個別に設けたバッファメモリ47,48,49
に対して複数の信号源からの音響信号とそれぞれ個別に
対応しているデジタルデータを個別に記憶させるように
構成するとともに、それぞれ個別の圧縮エンコーダデコ
ーダ26,27,28を用いて複数の信号源からの音響
信号とそれぞれ個別に対応しているデジタルデータのエ
ンコードやデコードが行なわれるように構成したもので
ある。なお、前記した各バッファメモリ47〜49に対
するデジタルデータの記憶動作と読出し動作とは、シス
テムコントローラ14の制御の下に動作する個別のメモ
リコントローラ50〜52によって行なわれる。図2に
示されている記録再生装置における基本的な記録再生動
作は、図1を参照して既述した記録再生装置の記録再生
動作と同様のものであるから、それの詳細な記述は省略
する。
【0027】図1及び図2に示されている既述の記録再
生装置においては、複数の信号源からの音響信号とそれ
ぞれ個別に対応しているデジタルデータの信号処理に際
してそれぞれ個別の圧縮エンコーダデコーダ26,2
7,28を用いて複数の信号源からの音響信号とそれぞ
れ個別に対応しているデジタルデータのエンコードやデ
コードが行なわれるように構成されていたが、図3に示
す記録再生装置は、複数の信号源からの音響信号とそれ
ぞれ個別に対応しているデジタルデータの信号処理に際
して、共通に設けられた圧縮エンコーダデコーダ57を
用いて複数の信号源からの音響信号とそれぞれ個別に対
応しているデジタルデータのエンコードやデコードが行
なわれるように構成したものであり、図3中において、
35〜37はバッファメモリである。この図3に示す記
録再生装置における基本的な記録再生動作も、図1を参
照して既述した記録再生装置の記録再生動作と同様であ
るから、それの詳細な記述は省略する
【0028】これまでに図1乃至図3を参照して説明し
て来た記録再生装置は、記録動作と再生動作とを行なう
ことができるように構成した記録再生装置であったが、
図6乃至図8にそれぞれ示してある記録再生装置は、記
録機能を除いて構成されている記録再生装置、すなわ
ち、記録済み光ディスク(または記録済み光磁気ディス
ク)から記録情報を再生するだけの機能を有する再生専
用の記録再生装置の構成例を示しているものであって、
図6に示されている記録再生装置は、既述した図1に示
されている記録再生装置から記録機能に必要な構成部分
を除いた状態の構成態様を有する記録再生装置であり、
また、図7に示されている記録再生装置は、既述した図
2に示されている記録再生装置から記録機能に必要な構
成部分を除いた状態の構成態様を有する記録再生装置で
あり、さらに図8に示されている記録再生装置は、既述
した図3に示されている記録再生装置から記録機能に必
要な構成部分を除いた状態の構成態様を有する記録再生
装置である。また図6乃至図8において41〜43はデ
ジタルアナログ変換器、44〜46は出力端子であり、
図6及び図7における38〜40はバッファメモリであ
り、図8における53は圧縮デコーダである。
【0029】さて、図6に示されている再生専用の記録
再生装置において、再生の対象にされている記録済みの
光ディスク(または光磁気ディスク)3を収納してあるカ
ートリッジが記録再生装置に装着された後に、記録再生
装置が再生モードに設定された状態において、カートリ
ッジ4内で所定の回転数で回転している記録済みの光デ
ィスク(または光磁気ディスク)3に、光学ヘッド6は
カートリッジ4内で所定の回転数で回転している記録済
みの光ディスク(または光磁気ディスク)3における記
録情報が再生されるべき位置に対物レンズ5から射出さ
れた所定の弱い光強度の読取り用のレーザ光束の集光点
を生じさせる。再生の対象にされている記録済みの光デ
ィスク(または光磁気ディスク)3からは、EFM信号に
よる転送レートが1.4Mbpsの再生信号を含む反射
光が対物レンズ5を介して光学ヘッド6に設けられてい
る光ピックアップ装置に与えられる。そして、前記した
記録済みの光ディスク(または光磁気ディスク)3に記
録されていた記録情報が、複数の信号源からの音響信号
にそれぞれ個別に対応して生成された転送レートが1.
4MbpsのEFM信号による時分割多重化形態の記録
信号と対応した記録情報の場合に、前記の光学ヘッド6
に設けられている光ピックアップ装置に対して対物レン
ズ5を介して与えられる反射光は、複数の信号源からの
音響信号にそれぞれ個別に対応して生成された転送レー
トが1.4MbpsのEFM信号による時分割多重化形
態の再生信号を含む反射光であることはいうまでもな
い。
【0030】前記した光学ヘッド6に設けられている光
ピックアップ装置では、前記した再生の対象にされた記
録済みのディスクが、記録情報がピット配列によって記
録されている記録済みの光ディスクの場合には、記録済
みのディスクからの反射光の強度変化分と対応して再生
されたEFM信号による転送レートが1.4Mbpsの
再生信号(または複数の信号源からの音響信号にそれぞ
れ個別に対応して生成された転送レートが1.4Mbp
sのEFM信号による時分割多重化形態の再生信号)を
出力し、また、前記した再生の対象にされた記録済みの
ディスクが、光磁気ディスクの場合には、光磁気ディス
クからの反射光の偏光面の偏りの程度の変化分と対応し
て再生されたEFM信号による転送レートが1.4Mb
psの再生信号(または、複数の信号源からの音響信号
にそれぞれ個別に対応して生成された転送レートが1.
4MbpsのEFM信号による時分割多重化形態の再生
信号)を出力する。
【0031】前記した光学ヘッド6に設けられている光
ピックアップ装置から出力された再生信号は、高周波増
幅器11によって増幅された後に、EFMと誤り訂正エ
ンコーダデコーダ15とサーボ制御回路13などに供給
される。また前記したサーボ制御回路13は、それに供
給された信号に基づいて発生した各種の制御信号によっ
て、周知のように送り機構10とディスク駆動モータと
光学ヘッド6とを制御する。前記したEFMと誤り訂正
エンコーダデコーダ15はシステムコントローラ14の
制御の下に、供給されたEFM信号による転送レートが
1.4Mbpsのデジタルデータ(または、複数の信号
源からの音響信号にそれぞれ個別に対応して生成された
転送レートが1.4Mbpsのデジタルデータ)を復号
して、それに誤り訂正を施こした後に、耐振用メモリコ
ントローラ16に供給する。
【0032】耐振用メモリコントローラ16はシステム
コントローラ14の制御の下に、EFMと誤り訂正エン
コーダデコーダ15から供給されたデジタルデータをバ
ッファメモリ17の所定の記憶領域に記憶させる。図5
はバッファメモリ17における記憶領域を例示した図で
あり、図5中に示されているソースA1,ソースA2…ソ
ースAn等の各区画は、複数個(n個)の信号源からの
音響信号にそれぞれ個別に対応して生成された転送レー
トが1.4Mbpsのデジタルデータにおける各個別の
信号源毎のデジタルデータの記憶領域を示している。前
記のバッファメモリ17に記憶されたデジタルデータ
は、耐振用メモリコントローラ16がシステムコントロ
ーラ14の制御の下に、バッフアメモリ17から転送レ
ートが0.3Mbpsのデジタルデータとして読出され
て、複数個(n個)の信号源における各個別の信号源毎
に設けられている圧縮デコーダ38〜40に供給され
る。
【0033】前記した圧縮デコーダ38で復号されて圧
縮デコーダ38から出力された16ビットのデジタル信
号は、デジタルアナログ変換器41でアナログ信号形態
の音響信号に変換されて出力端子44に出力され、ま
た、前記した圧縮デコーダ39で復号されて圧縮デコー
ダ39から出力された16ビットのデジタル信号は、デ
ジタルアナログ変換器42でアナログ信号形態の音響信
号に変換されて出力端子45に出力され、さらに、圧縮
出力された16ビットのデジタル信号は、デジタルアナ
ログ変換器43でアナログ信号形態の音響信号に変換さ
れて出力端子46に出力される。前記した複数の入出力
端子44〜46からそれぞれ出力される音響信号は同時
信号である。
【0034】図6について説明した前記した記録再生装
置では、再生の対象にされている記録済みの光ディスク
(または光磁気ディスク)3に記録されていた記録情報
が、複数の信号源からの音響信号にそれぞれ個別に対応
して生成された転送レートが1.4MbpsのEFM信
号による時分割多重化形態の記録信号と対応した状態の
記録情報である場合には、記録済みの光ディスク(また
は光磁気ディスク)3に記録されている1.4Mbps
の転送レートを有するEFM信号による複数個の記録再
生用の第2のデジタルデータを読出して、それを復号し
て誤り訂正を施こしてから、バッファメモリ17におけ
る各信号源毎の音響信号と対応する第2のデジタルデー
タ毎に設けられた記憶領域に記憶させ、前記のバッファ
メモリ17から前記した各信号源毎の音響信号と対応す
る第2のデジタルデータを、それぞれ0.3Mbpsの
転送レートを有する第1のデジタルデータとして順次に
読出してから、それぞれ個別に設けられたデコーダ38
〜40で復号し、次いで各個別に設けられたデジタルア
ナログ変換器41〜43においてそれぞれデジタルアナ
ログ変換を行なって、複数個のアナログ信号形態の音響
信号が同時的に得られるようなものとして構成されてい
るが、図7に示す記録再生装置は、再生の対象にされて
いる記録済みの光ディスク(または光磁気ディスク)3に
記録されていた記録情報が、複数の信号源からの音響信
号にそれぞれ個別に対応して生成された転送レートが
1.4MbpsのEFM信号による時分割多重化形態の
記録信号と対応した状態の記録情報である場合には、記
録済みの光ディスク(または光磁気ディスク)3に記録さ
れている1.4Mbpsの転送レートを有するEFM信
号による複数個の記録再生用の第2のデジタルデータが
読出されると、それが復号された後に誤り訂正が施こさ
れてから、システムコントローラ14の制御の下にそれ
ぞれ個別のメモリコントローラ50〜52を介してそれ
ぞれ個別のバッファメモリ47〜49に記憶され、前記
の各バッファメモリ47〜49から個別に読出された前
記した各信号源毎の音響信号と対応する第2のデジタル
データ、すなわち、それぞれ0.3Mbpsの転送レー
トを有する第1のデジタルデータとして前記の各バッフ
ァメモリ47〜49から個別に読出された各信号源毎の
音響信号と対応する第1のデジタルデータが、それぞれ
個別に設けられたデコーダ38〜40で復号された後
に、次いで各個別に設けられたデジタルアナログ変換器
41〜43においてそれぞれデジタルアナログ変換され
て、前記した複数個のデジタルアナログ変換器41〜4
3からは、複数個のアナログ信号形態の音響信号が同時
的に出力端子44〜46に出力されるようなものとして
構成されている。
【0035】また、図8に示す記録再生装置は、再生の
対象にされている記録済みの光ディスク(または光磁気
ディスク)3に記録されていた記録情報が、複数の信号
源からの音響信号にそれぞれ個別に対応して生成された
転送レートが1.4MbpsのEFM信号による時分割
多重化形態の記録信号と対応した状態の記録情報である
場合には、記録済みの光ディスク(または光磁気ディス
ク)3に記録されている1.4Mbpsの転送レートを有
するEFM信号による複数個の記録再生用の第2のデジ
タルデータが読出されると、EFMと誤り訂正エンコー
ダデコーダ15はシステムコントローラ14の制御の下
に、供給されたEFM信号による転送レートが1.4M
bpsのデジタルデータ(または、複数の信号源からの
音響信号にそれぞれ個別に対応して生成された転送レー
トが1.4Mbpsのデジタルデータ)を復号して、そ
れに誤り訂正を施こした後に、耐振用メモリコントロー
ラ16に供給する。
【0036】耐振用メモリコントローラ16はシステム
コントローラ14の制御の下に、EFMと誤り訂正エン
コーダデコーダ15から供給されたデジタルデータをバ
ッファメモリ17の所定の記憶領域に記憶させる(図5
参照) 前記のバッファメモリ17に記憶されたデジタ
ルデータは、耐振用メモリコントローラ16がシステム
コントローラ14の制御の下に、バッフアメモリ17か
ら転送レートが0.3Mbpsのデジタルデータとして
読出されて、各個別の信号源毎のデジタルデータの信号
処理に共通に使用されるように設けられている一個の圧
縮デコーダ53に供給される。前記した圧縮デコーダ5
3で復号されて圧縮デコーダ53から出力された各信号
源毎の16ビットのデジタル信号は、それぞれ個別のバ
ッファメモリ54〜56を介して、個別のデジタルアナ
ログ変換器41でアナログ信号形態の音響信号に変換さ
れて出力端子44〜46から同時信号として出力され
る。図4は前述のように複数個(n個)の信号源からの
音響信号に基づくデジタルデータが記録されている記録
媒体からの記録情報の再生動作を説明するためのフロー
チャートである。なお、前述のように複数個(n個)の
信号源からの音響信号に基づくデジタルデータが記録さ
れている記録媒体からの記録情報の再生に当っては、そ
れに記録されている複数種類(n種類)の記録情報の内
から任意のものだけを選択的に同時再生できることはい
うまでもなく、再生の対象にされる記録情報の種類の数
が少ない場合には、それによって生じた動作の遊びの時
間を、図10を参照して既述したような記録再生装置の
耐振性能の向上のために使用できることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明の記録再生装置は、記録再生の対象にさ
れている情報信号に対して情報量圧縮手段を含む信号処
理によって情報量が最小1/Nから最大1/M(ただ
し、N,Mは2以上の数)の範囲に圧縮された第1の転
送レートを有する第1のデジタルデータを、最大N個の
信号源からの情報信号のそれぞれについて発生させ、前
記した最大N種類の第1のデジタルデータを、それぞれ
予め定められた変調方式に従って変調されているととも
に前記した第1の転送レートの最小N倍から最大M倍ま
での第2の転送レートを有する記録再生用のデジタルデ
ータに変換して、それぞれ第2の転送レートを有する記
録再生用の最大N種類のデジタルデータを時分割式に記
録媒体に書込み、また、記録媒体から時分割的に読出さ
れた最大N種類記録再生用のデジタルデータを、最大N
種類の第1のデジタルデータに復原し、前記した最大N
種類の第1のデジタルデータを最大N種類個の再生信号
に変換して、最大N個の再生信号を同時的に出力できる
ようにした記録再生装置であるから、この本発明の記録
再生装置では、第1の転送レートと第2の転送レートの
違いによって記録再生装置の構成部分の一部に発生する
動作の遊び時間を利用して、複数種類の信号源からの音
響信号の同時的な記録再生動作ができるのであり、従
来、複数種類の信号源からの音響信号の同時的な記録再
生を行なうためには、記録再生の対象にされている音響
信号の数だけの記録再生装置を用いることが必要であっ
たのに、本発明によれば1台の記録再生装置によって、
複数種類の信号源からの音響信号の同時的な記録再生を
行なうことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の記録再生装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の記録再生装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】動作説明用のフローチャートである。
【図5】バッファメモリの記憶領域の構成例図である。
【図6】本発明の記録再生装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の記録再生装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の記録再生装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】動作説明用の図である。
【図10】従来の記録再生装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…1…ディスク駆動モータ、2…ディスク駆動モータ
1の回転軸、3…記録済みの光ディスク(または光磁気
ディスク)、4…記録済みの光ディスク(または光磁気
ディスク)3を収納してあるカートリッジ、4a…カー
トリッジ4のシャッタ、5…対物レンズ、6…光学ヘッ
ド、7…記録用磁気ヘッド、8…記録ヘッド駆動部、1
0…送り機構、11…高周波増幅器、12…アドレスデ
コーダ、13…サーボ制御回路、14…システムコント
ローラ、5…EFMと誤り訂正エンコーダデコーダ、1
6…耐振用メモリコントローラ、17,23〜25,3
5〜37,47〜49,54〜56…バッファメモリ、
18…音声圧縮エンコーダデコーダ、19…アナログデ
ジタル変換器、20,41〜43…デジタルアナログ変
換器、26〜28,57…圧縮エンコーダデコーダ、2
9〜31…信号変換部、50〜52…メモリコントロー
ラ、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は記録再生の対象
にされている情報信号に対して情報量圧縮手段を含む信
号処理によって情報量が最小1/Nから最大1/M(た
だし、N,Mは2以上の数)の範囲に圧縮された第1の
転送レートを有する第1のデジタルデータを得る手段
と、前記した第1のデジタルデータを予め定められた変
調方式に従って変調されているとともに前記した第1の
転送レートのN倍以上の第2の転送レートを有する記録
再生用のデジタルデータに変換する手段と、前記した第
2の転送レートを有する記録再生用のデジタルデータを
記録媒体に書込む手段と、記録媒体に記録されているデ
ジタルデータを前記した第2の転送レートで読出す手段
とを備えている記録再生装置であって、最大N個の記録
再生の対象にされる情報信号と対応して発生された最大
N個の記録再生用のデジタルデータを時分割的に記録媒
体に書込む手段と、記録媒体から時分割的に読出された
最大N個の記録再生用のデジタルデータを、最大N個の
第1のデジタルデータに復原する手段と、前記した最大
N個の第1のデジタルデータを最大N個の再生信号に変
換して、最大N個の再生信号を同時的に出力する手段と
を備えてなる記録再生装置、及び記録再生の対象にされ
ている情報信号に対して情報量圧縮手段を含む信号処理
によって情報量が最小1/Nから最大1/M(ただし、
N,Mは2以上の数)の範囲に圧縮された第1の転送レ
ートを有する第1のデジタルデータが、予め定められた
変調方式に従って変調されているとともに前記した第1
の転送レートの最小N倍から最大M倍までの第2の転送
レートを有する記録再生用のデジタルデータとして記録
されている記録済み記録媒体から、記録再生用のデジタ
ルデータを前記した第2の転送レートで読出す手段を備
えている記録再生装置であって、最大N個の記録再生の
対象にされる情報信号と対応して発生された最大N個の
記録再生用のデジタルデータを時分割的に記録媒体から
読出す手段と、記録媒体から時分割的に読出された最大
N個の記録再生用のデジタルデータを、最大N個の第1
のデジタルデータに復原する手段と、前記した最大N個
の第1のデジタルデータを最大N個の再生信号に変換し
て、最大N個の再生信号を同時的に出力する手段とを備
えてなる記録再生装置を提供する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【作用】記録再生の対象にされている情報信号に対して
情報量圧縮手段を含む信号処理によって情報量が最小1
/Nから最大1/M(ただし、N,Mは2以上の数)の
範囲に圧縮された第1の転送レートを有する第1のデジ
タルデータを、最大N個の信号源からの情報信号のそれ
ぞれについて発生させる。前記した最大N種類の第1の
デジタルデータを、それぞれ予め定められた変調方式に
従って変調されているとともに前記した第1の転送レー
トのN倍以上の第2の転送レートを有する記録再生用の
デジタルデータに変換して、それぞれ第2の転送レート
を有する記録再生用の最大N種類のデジタルデータを時
分割式に記録媒体に書込む。また、記録媒体から時分割
的に読出された最大N種類記録再生用のデジタルデータ
を、最大N種類の第1のデジタルデータに復原し、前記
した最大N種類の第1のデジタルデータを最大N種類個
の再生信号に変換して、最大N個の再生信号を同時的に
出力する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明の記録再生装置は、記録再生の対象にさ
れている情報信号に対して情報量圧縮手段を含む信号処
理によって情報量が最小1/Nから最大1/M(ただ
し、N,Mは2以上の数)の範囲に圧縮された第1の転
送レートを有する第1のデジタルデータを、最大N個の
信号源からの情報信号のそれぞれについて発生させ、前
記した最大N種類の第1のデジタルデータを、それぞれ
予め定められた変調方式に従って変調されているととも
に前記した第1の転送レートのN倍以上の第2の転送レ
ートを有する記録再生用のデジタルデータに変換して、
それぞれ第2の転送レートを有する記録再生用の最大N
種類のデジタルデータを時分割式に記録媒体に書込み、
また、記録媒体から時分割的に読出された最大N種類記
録再生用のデジタルデータを、最大N種類の第1のデジ
タルデータに復原し、前記した最大N種類の第1のデジ
タルデータを最大N種類個の再生信号に変換して、最大
N個の再生信号を同時的に出力できるようにした記録再
生装置であるから、この本発明の記録再生装置では、第
1の転送レートと第2の転送レートの違いによって記録
再生装置の構成部分の一部に発生する動作の遊び時間を
利用して、複数種類の信号源からの音響信号の同時的な
記録再生動作ができるのであり、従来、複数種類の信号
源からの音響信号の同時的な記録再生を行なうために
は、記録再生の対象にされている音響信号の数だけの記
録再生装置を用いることが必要であったのに、本発明に
よれば1台の記録再生装置によって、複数種類の信号源
からの音響信号の同時的な記録再生を行なうことができ
るのである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生の対象にされている情報信号に
    対して情報量圧縮手段を含む信号処理によって情報量が
    最小1/Nから最大1/M(ただし、N,Mは2以上の
    数)の範囲に圧縮された第1の転送レートを有する第1
    のデジタルデータを得る手段と、前記した第1のデジタ
    ルデータを予め定められた変調方式に従って変調されて
    いるとともに前記した第1の転送レートの最小N倍から
    最大M倍までの第2の転送レートを有する記録再生用の
    デジタルデータに変換する手段と、前記した第2の転送
    レートを有する記録再生用のデジタルデータを記録媒体
    に書込む手段と、記録媒体に記録されているデジタルデ
    ータを前記した第2の転送レートで読出す手段とを備え
    ている記録再生装置であって、最大N個の記録再生の対
    象にされる情報信号と対応して発生された最大N個の記
    録再生用のデジタルデータを時分割的に記録媒体に書込
    む手段と、記録媒体から時分割的に読出された最大N個
    の記録再生用のデジタルデータを、最大N個の第1のデ
    ジタルデータに復原する手段と、前記した最大N個の第
    1のデジタルデータを最大N個の再生信号に変換して、
    最大N個の再生信号を同時的に出力する手段とを備えて
    なる記録再生装置。
  2. 【請求項2】 記録再生の対象にされている情報信号に
    対して情報量圧縮手段を含む信号処理によって情報量が
    最小1/Nから最大1/M(ただし、N,Mは2以上の
    数)の範囲に圧縮された第1の転送レートを有する第1
    のデジタルデータが、予め定められた変調方式に従って
    変調されているとともに前記した第1の転送レートの最
    小N倍から最大M倍までの第2の転送レートを有する記
    録再生用のデジタルデータとして記録されている記録済
    み記録媒体から、記録再生用のデジタルデータを前記し
    た第2の転送レートで読出す手段を備えている記録再生
    装置であって、最大N個の記録再生の対象にされる情報
    信号と対応して発生された最大N個の記録再生用のデジ
    タルデータを時分割的に記録媒体から読出す手段と、記
    録媒体から時分割的に読出された最大N個の記録再生用
    のデジタルデータを、最大N個の第1のデジタルデータ
    に復原する手段と、前記した最大N個の第1のデジタル
    データを最大N個の再生信号に変換して、最大N個の再
    生信号を同時的に出力する手段とを備えてなる記録再生
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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