JPH06273524A - ガストフロント検出方法 - Google Patents

ガストフロント検出方法

Info

Publication number
JPH06273524A
JPH06273524A JP5087822A JP8782293A JPH06273524A JP H06273524 A JPH06273524 A JP H06273524A JP 5087822 A JP5087822 A JP 5087822A JP 8782293 A JP8782293 A JP 8782293A JP H06273524 A JPH06273524 A JP H06273524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
region
unit
area
doppler radar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5087822A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Maruyama
智之 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5087822A priority Critical patent/JPH06273524A/ja
Publication of JPH06273524A publication Critical patent/JPH06273524A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パルスドップラレーダとガストフロントとの
相対的な位置関係にかかわりなく、ガストフロントの位
置検出誤差を小さくする。 【構成】 パルスドップラレーダ1の測定領域6を複数
の小さな単位領域8に区分し、パルスドップラレーダ1
で大気中の粒子速度及び粒子の移動方向を測定し、測定
したデータに基づいて単位領域8毎に粒子の最大運動量
を求める。そして、求められた粒子の最大運動量がスレ
ッショルドSより大きい単位領域8を「揺らぎの大きい
領域」と判定して、判定された「揺らぎの大きい領域」
を結んだ線をガストフロントの位置として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パルスドップラレー
ダで大気中に発生したガストフロントの位置を検出する
ガストフロント検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のガストフロント検出方法を
説明した説明図であり、図において、1は2次元用のパ
ルスドップラレーダ、2は大気中の暖かい領域、3は大
気中の冷たい領域、4は大気中の冷たい領域3と暖かい
領域2の前線(以下、ガストフロントと称す)である。
5はガストフロント4に沿って大気中の冷たい領域3に
発生した前線風であり、前線風5は大気中の暖かい領域
2に向って流れる層流である。なお、6は2次元空間の
測定領域である。
【0003】次に動作について説明する。まず、パルス
ドップラレーダ1の送信機から大気中の測定領域6に向
けてパルス7を発射すると、発射されたパルス7は測定
領域6内の大気中の粒子で反射されてパルスドップラレ
ーダ1の受信機に受信される。この場合、前線風5の領
域内の大気中の粒子は前線風5の層流に乗って移動して
いて、パルスドップラレーダ1は粒子で反射されたパル
ス7の反射波のドップラシフトを利用して層流に乗って
いる粒子の移動速度を検出する。そして、検出された粒
子の移動速度に基づいて前線風5が求められ、求められ
た前線風5に基づいてガストフロント4の位置が検出さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のガストフロント
検出方法は以上のように構成されているので、ガストフ
ロント4がパルスドップラレーダ1を中心とする円周上
に発生して、前線風5がパルスドップラレーダ1に向っ
て流れる場合、前線風5の層流の乗った粒子の移動速度
の検出誤差が大きくなる。これにより、前線風5の位置
検出誤差が大きくなるなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ガストフロントの位置検出誤差
を小さくすることができるガストフロント検出方法を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るガ
ストフロント検出方法は、パルスドップラレーダの測定
領域を複数の単位領域に区分し、前記パルスドップラレ
ーダの送信機からパルス信号を前記測定領域に発射し、
前記測定領域の大気中の粒子で反射された前記パルス信
号をパルスドップラレーダの受信機で受信して前記測定
領域の単位領域毎に大気中の粒子の速度及び移動方向を
測定し、該測定された粒子の速度及び移動方向に基づい
て前記単位領域毎に粒子の最大運動量を求め、該求めら
れた粒子の最大運動量が所定値より大きい値となる前記
単位領域を揺らぎの大きい領域と判定し、該揺らぎの大
きい領域を結んだ線をガストフロントとして検出するも
のである。
【0007】請求項2の発明に係るガストフロント検出
方法は、2次元用のパルスドップラレーダで2次元空間
測定領域を測定し、この測定で得たデータを2次元空間
の単位領域毎に分割して揺らぎの大きい領域を判定する
ものである。
【0008】請求項3の発明に係るガストフロント検出
方法は、3次元用のパルスドップラレーダで3次元空間
測定領域を測定し、この測定で得たデータを3次元空間
の単位領域毎に分割して揺らぎの大きい領域を判定する
ものである。
【0009】請求項4の発明に係るガストフロント検出
方法は、単位領域毎に粒子の最大運動量のヒストグラム
を作成し、作成したヒストグラムにスレッショルドをか
けてスレッショルドを越える最大粒子運動量を持つ単位
領域を揺らぎの大きい領域と判定するものである。
【0010】請求項5の発明に係るガストフロント検出
方法は、判定対象となる単位領域の周囲の最大粒子運動
量の平均値を求め、求められた平均値と判定対象となる
単位領域の最大粒子運動量との運動量差を求め、この運
動量差がスレッショルドを越える場合に判定対象となる
単位領域を揺らぎの大きい領域と判定するものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明におけるガストフロント検出方
法は、パルスドップラレーダの測定領域を複数の単位領
域に区分し、パルスドップラレーダで大気中の粒子の速
度及び移動方向を測定し、測定した粒子の速度及び移動
方向に基づいて単位領域毎に粒子の最大運動量(粒子の
ランダム運動による経時的な揺らぎ)を求める。そして
求められた粒子の最大運動量が所定値より大きい単位領
域を揺らぎの大きい領域と判定して揺らぎの大きい領域
を結んだ線をガストフロントとして検出する。このよう
に、粒子のランダム運動による経時的な揺らぎを検出す
ることにより、大気中の冷たい領域と暖かい領域の境界
面近傍に発気する前線風の乱流領域を検出してガストフ
ロントの位置を検出することができる。従って、ガスト
フロントがパルスドップラレーダを中心とした円周上に
存在している場合でも、ガストフロント位置の測定誤差
を小さくすることができる。
【0012】請求項2の発明におけるガストフロント検
出方法は、2次元用のパルスドップラレーダで2次元空
間測定領域を測定し、測定して得たデータを2次元空間
の単位領域毎に分割して揺らぎの大きい領域を判定する
ので、2次元空間のガストフロント位置の検出誤差を小
さくすることができる。
【0013】請求項3の発明におけるガストフロント検
出方法は、3次元用のパルスドップラレーダで3次元空
間測定領域を測定し、測定して得たデータを3次元空間
の単位領域毎に分割して揺らぎの大きい領域を判定する
ので、3次元空間のガストフロント位置の検出誤差を小
さくすることができる。
【0014】請求項4の発明におけるガストフロント検
出方法は、単位領域毎に粒子の最大運動量のヒストグラ
ムを作成し、作成されたヒストグラムに基づいて単位領
域の粒子の運動量がスレッショルドを越えるか否かを判
定するので、揺らぎの大きい領域の分布状態を容易に検
出することができる。
【0015】請求項5の発明におけるガストフロント検
出方法は、判定対象となる単位領域の周囲の最大粒子運
動量の平均値を求め、求められた平均値と判定対象とな
る単位領域の粒子の運動量との運動量差を求め、この運
動量差がスレッショルドを越える場合に判定対象となる
単位領域を揺らぎの大きい領域と判定する。このよう
に、判定対象となる単位領域は周囲の粒子運動量を考慮
して揺らぎの大きい領域に該当するか否かが判定される
ので、ガストフロントの位置検出の誤差が小さくなる。
【0016】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明に係るガストフロント検出方法を
説明する実施例1の説明図である。図において、8は2
次元空間の測定領域6が小さな領域に区分けされた単位
領域、9は2次元用のパルスドップラレーダ1に電気的
に接続されたヒストグラム作成手段であり、ヒストグラ
ム作成手段9は各々の単位領域8毎に粒子運動量(例え
ば、粒子の速度、粒子の移動方向)の分布状態のヒスト
グラムを作成する。なお、図1上で図5に示す構成要素
と同一類似の構成要素については同一符号を付して説明
を省略する。
【0017】ところで、前述したように大気中の冷たい
領域3内に発生した前線風5は、全体的に大気中の暖か
い領域2に向う層流を形成する。しかしながら、前線風
5はガストフロント4の近傍において暖かい領域2内に
生じている前線風5と異なった層流に接するので、乱流
を形成する。これにより、ガストフロント4の近傍の大
気中の粒子は乱流に乗ってランダムに運動する。従っ
て、ガストフロント4がパルスドップラレーダ1を中心
とする円周上に発生して、前線風5の層流がパルスドッ
プラレーダ1の放射線方向に流れる場合でも、粒子のラ
ンダム運動による経時的な揺らぎを検出することによ
り、ガストフロントを検出することができる本願発明に
係るガストフロント検出方法はこの点に注目したもので
あり、前線風5の層流を検出してガストフロント位置を
検出する従来の方法と比較してガストフロント位置の検
出誤差を小さくすることができる。
【0018】次に動作について説明する。まず、パルス
ドップラレーダ1の送信機から大気中の測定領域6に向
けてパルス(パルス信号)7を発射する。発射したパル
ス7は測定領域6の大気中の粒子で反射されてパルスド
ップラレーダ1の受信機に受信される。そして、パルス
ドップラレーダ1の受信機に受信された測定データは各
々の単位領域8毎に分割される。次に、ヒストグラム作
成手段9が分割された測定データに基づいて、各々の単
位領域8毎に、ある一定時間にわたって粒子運動(粒子
の速度、粒子の移動方向)のヒストグラムを作成し、各
々の単位領域8毎の粒子の最大運動量を求める。
【0019】以下、図1及び図2(A),(B)に基づ
いてヒストグラムについて説明する。図2(A)のヒス
トグラムは、図1上の測定領域6が区分けされた縦列A
−Aの単位領域8A1 〜8A12を横軸に示し、単位領域
8A1 〜8A12の粒子の最大運動量を縦軸に示してい
る。このヒストグラムの各々の粒子の最大運動量に対し
て、予め設定されているスレッショルド(所定値)Sを
基準にした判別を行い、スレッショルドSを越える最大
運動量が含まれている単位領域8A5 ,8A6 ,8A
7 ,8A8 を揺らぎの大きい領域と判定する。また、図
2(B)のヒストグラムは図1上の列B−Bの単位領域
8B1 〜8B12を横軸に示し、単位領域8B1 〜8B12
毎の粒子の最大運動量を縦軸に示している。図2(B)
の場合も図2(A)と同様に、予め設定されているスレ
ッショルドSを越える最大運動量が含まれている単位領
域8B4 ,8B8 ,8B9 を揺らぎの大きい領域と判定
する。
【0020】上記の方法で測定領域6内の全ての単位領
域8に対してスレッショルドをかけることにより、測定
領域6内の揺らぎの大きい領域(図1上で斜線で示す単
位領域8)を求めることができる。そして、求められた
揺らぎの大きい領域を結んだ線がガストフロント4の位
置として検出される。なお、揺らぎの大きい領域が幅を
持って存在する場合には幅の中心を結んでガストフロン
トの位置とする。
【0021】実施例2.前記実施例1においては各々の
単位領域8の最大運動量に直接プリセットしたスレッシ
ョルドをかけて揺らぎの大きい領域を求めたが、これに
限らず、その他の方法で揺らぎの大きい領域を求めても
よい。例えば、判定対象となる単位領域8の周囲の単位
領域8における粒子の最大運動量の平均値を求め、求め
られた平均値と判定対象となる単位領域8の最大運動量
との運動量差に対してスレッショルドをかけてもよい。
これによれば、判定対象となる単位領域8の粒子の最大
運動量と周囲の単位領域8の粒子の最大運動量との差が
考慮されるので、揺らぎの大きい領域の検出誤差を小さ
くすることができる。従って、ガストフロントの位置検
出誤差を実施例1より小さくすることができる。
【0022】実施例3.前記実施例においては、2次元
空間の測定領域におけるガストフロントを検出する場合
について説明したが、これに限らず、3次元空間の測定
領域においても2次元空間と同様にガストフロントを検
出することができる。以下、図3に基づいて3次元空間
のガストフロント検出方法を説明する。同図において、
11は3次元用のパルスドップラレーダ、19はヒスト
グラム作成手段であり、パルスドップラレーダ11とヒ
ストグラム作成手段19は実施例1と同様に電気的に接
続されている。また、16は3次元空間の測定領域、1
2,13はそれぞれ3次元空間の暖かい領域及び冷たい
領域であり、14は3次元空間に発生したガストフロン
トである。さらに、15は3次元空間の測定領域16に
発生した前線風、17は3次元空間に発射されたパルス
(パルス信号)であり、18は3次元空間の測定領域1
6を小さな領域に区分された単位領域である。
【0023】次に動作について説明する。3次元空間に
おけるガストフロント14の検出方法は実施例1で説明
した2次元空間のガストフロント検出方法と同一なので
動作の詳説は省略する。図4(A),(B)には図2
(A),(B)と同様に、それぞれ3次元空間の測定領
域16内に区分けされた縦列A−Aの単位領域18A1
〜18A13、及び縦列B−Bの単位領域18B1 〜18
13のヒストグラムが示されている。図4(A)におい
て、単位領域18A1 ,18A2 ,18A4 が揺らぎの
大きい領域として判定され、図4(B)において単位領
域18B1 ,18B4 ,18B5 が揺らぎの大きい領域
として判定される。そして、他の単位領域18,18・
・・についても図4(A),(B)と同様にヒストグラ
ムを作成して3次元空間の測定領域16内の揺らぎの大
きい領域(図3上で斜線で示す単位領域8)を検出す
る。これにより、2次元空間と同様に3次元空間のガス
トフロントを検出することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、大気中の冷たい領域と暖かい領域の境界面近傍に発
生する乱流領域の粒子のランダム運動による経時的な揺
らぎを検出するように構成したので、ガストフロントが
パルスドップラレーダを中心とした円周上に存在してい
る場合でも粒子の運動の測定誤差を小さくすることがで
きる。従って、パルスドップラレーダとガストフロント
の位置関係に影響されずに、ガストフロントの位置検出
誤差を小さくすることができる。
【0025】また、請求項2の発明によれば、2次元空
間測定領域の測定データを2次元空間の単位領域毎に分
割して揺らぎの大きい領域を判定するように構成したの
で、2次元空間測定領域のガストフロント位置の検出誤
差を小さくすることができる。
【0026】また、請求項3の発明によれば、3次元空
間測定領域の測定データを3次元空間の単位領域毎に分
割して揺らぎの大きい領域を判定するように構成したの
で、3次元空間測定領域のガストフロント位置の検出誤
差を小さくすることができる。
【0027】また、請求項4の発明によれば、単位領域
毎に粒子の最大運動のヒストグラムを作成し、作成され
たヒストグラムに基づいて単位領域の粒子の運動量がス
レッショルドを越えるか否かを判定するように構成した
ので、揺らぎの大きい領域の分布状態を容易に検出する
ことができる。
【0028】さらに、請求項5の発明によれば、周囲の
最大粒子運動量を考慮して判定対象となる単位領域が揺
らぎの大きい領域に該当するか否かを判定するように構
成したので、ガストフロントの位置検出の誤差を小さく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る2次元空間におけるガストフロ
ント検出方法の説明図である。
【図2】この発明に係るガストフロント検出方法で求め
た2次元空間のヒストグラムの説明図である。
【図3】この発明に係る3次元空間におけるガストフロ
ント検出方法の説明図である。
【図4】この発明に係るガストフロント検出方法で求め
た3次元空間のヒストグラムの説明図である。
【図5】従来のガストフロント検出方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1,11 パルスドップラレーダ 4,14 ガストフロント 6,16 測定領域 7,17 パルス(パルス信号) 8,18 単位領域 8A5 〜8A8 ,8B4 ,8B8 ,8B9 ,18A1
18A2 ,18A4 ,18B1 ,18B4 ,18B5
揺らぎの大きい領域 S スレッショルド(所定値)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルスドップラレーダの測定領域を複数
    の単位領域に区分し、前記パルスドップラレーダの送信
    機からパルス信号を前記測定領域に発射し、前記測定領
    域の大気中の粒子で反射された前記パルス信号をパルス
    ドップラレーダの受信機で受信して前記測定領域の単位
    領域毎に大気中の粒子の速度及び移動方向を測定し、該
    測定された粒子の速度及び移動方向に基づいて前記単位
    領域毎に粒子の最大運動量を求め、該求められた粒子の
    最大運動量が所定値より大きい値となる前記単位領域を
    揺らぎの大きい領域と判定し、該揺らぎの大きい領域を
    結んだ線をガストフロントとして検出するガストフロン
    ト検出方法。
  2. 【請求項2】 2次元用のパルスドップラレーダの2次
    元空間測定領域を複数の単位領域に区分し、前記パルス
    ドップラレーダの送信機からパルス信号を前記2次元空
    間測定領域に発射し、前記2次元空間測定領域の大気中
    の粒子で反射された前記パルス信号をパルスドップラレ
    ーダの受信機で受信して前記2次元空間測定領域の単位
    領域毎に大気中の粒子の速度及び移動方向を測定し、該
    測定された粒子の速度及び移動方向に基づいて前記2次
    元空間の単位領域毎に粒子の最大運動量を求め、該求め
    られた粒子の最大運動量が所定値より大きい値となる前
    記単位領域を揺らぎの大きい領域と判定し、該揺らぎの
    大きい領域を結んだ線をガストフロントとして検出する
    ガストフロント検出方法。
  3. 【請求項3】 3次元用のパルスドップラレーダの3次
    元空間測定領域を複数の単位領域に区分し、前記パルス
    ドップラレーダの送信機からパルス信号を前記3次元空
    間測定領域に発射し、前記3次元空間測定領域の大気中
    の粒子で反射された前記パルス信号をパルスドップラレ
    ーダの受信機で受信して前記3次元空間測定領域の単位
    領域毎に大気中の粒子の速度及び移動方向を測定し、該
    測定された粒子の速度及び移動方向に基づいて前記3次
    元空間の単位領域毎に粒子の最大運動量を求め、該求め
    られた粒子の最大運動量が所定値より大きい値となる前
    記単位領域を揺らぎの大きい領域と判定し、該揺らぎの
    大きい領域を結んだ線をガストフロントとして検出する
    ガストフロント検出方法。
  4. 【請求項4】 前記揺らぎの大きい領域の判定は、前記
    単位領域毎に粒子の最大運動量のヒストグラムを作成
    し、該ヒストグラムにスレッショルドをかけて該スレッ
    ショルドを越える粒子の最大運動量が含まれている単位
    領域を前記揺らぎの大きい領域と判定することを特徴と
    する請求項1、2または3いずれか1項に記載のガスト
    フロント検出方法。
  5. 【請求項5】 前記揺らぎの大きい領域の判定は、前記
    単位領域毎に粒子の最大運動量のヒストグラムを作成
    し、該ヒストグラムに基づいて判定対象となる単位領域
    の周囲の最大粒子運動量の平均値を求め、求められた平
    均値と前記判定対象となる単位領域の最大粒子運動量と
    の運動量差にスレッショルドをかけて該運動量差がスレ
    ッショルドを越える場合に前記判定対象となる単位領域
    を揺らぎの大きい領域と判定することを特徴とする請求
    項1、2または3いずれか1項に記載のガストフロント
    検出方法。
JP5087822A 1993-03-24 1993-03-24 ガストフロント検出方法 Pending JPH06273524A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5087822A JPH06273524A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 ガストフロント検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5087822A JPH06273524A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 ガストフロント検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06273524A true JPH06273524A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13925656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5087822A Pending JPH06273524A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 ガストフロント検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06273524A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106526558A (zh) * 2016-09-27 2017-03-22 天津大学 基于多普勒天气雷达资料的阵风锋自动识别方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106526558A (zh) * 2016-09-27 2017-03-22 天津大学 基于多普勒天气雷达资料的阵风锋自动识别方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6970936B2 (ja) 物体検出装置、物体検出プログラム、および記録媒体
US6094159A (en) Process for measuring distance with adaptive amplification
US9162620B2 (en) Method and apparatus of determining position of obstacle, and parking assist method and system
US4729660A (en) Position measuring apparatus of moving vehicle
US5691902A (en) Moving body measuring device and an image processing device for measuring traffic flows
US10302760B2 (en) Vehicle water detection system
CN105549020B (zh) 对象检测装置
KR101956102B1 (ko) 레이더를 이용하여 차량의 주차를 감지하는 방법 및 장치
JP2003228421A5 (ja)
CN108369271A (zh) 配置用于确定空闲域的车辆雷达系统
JP2016080645A (ja) 物体検知装置
JP3035768B2 (ja) 車両用対照物検知装置
JPH0830734B2 (ja) 視界を決定する方法
JP2009042177A (ja) 物体検出装置
WO2019080946A1 (zh) 车辆速度测量方法及装置
KR20200108464A (ko) 임계적인 횡방향 이동을 검출하는 방법 및 장치
CN105882630A (zh) 车辆制动方法及其装置和车辆
JPH06273524A (ja) ガストフロント検出方法
US6947841B2 (en) Method for identifying obstacles for a motor vehicle, using at least three distance sensors for identifying the lateral extension of an object
CN108099906A (zh) 安装在汽车上的碰撞预警系统和汽车
JP2000180537A5 (ja)
KR20150040584A (ko) 사각지대 감지 장치 및 방법
JP2005069739A (ja) 車載用障害物検知装置
JP2001289948A (ja) 空港面監視装置
JP2009139228A (ja) 物体検出装置