JPH0627348Y2 - 流体通路内蔵手首を備える産業用ロボット - Google Patents

流体通路内蔵手首を備える産業用ロボット

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JPH0627348Y2
JPH0627348Y2 JP1989004850U JP485089U JPH0627348Y2 JP H0627348 Y2 JPH0627348 Y2 JP H0627348Y2 JP 1989004850 U JP1989004850 U JP 1989004850U JP 485089 U JP485089 U JP 485089U JP H0627348 Y2 JPH0627348 Y2 JP H0627348Y2
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shaft
wrist
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around
central shaft
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正史 森本
俊 山田
康彦 橋本
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、流体通路を内蔵した手首を備える産業用ロボ
ツトに関する。
従来の技術 産業用ロボツトを用いてシーリング作業を行う場合、そ
の産業用ロボツトとワークとの干渉を避けるため、でき
るだけ小形の手首が要求される。この手首の構造を小形
に構成しても、その手首の先端部に取付けられるシーリ
ングガンにシーラ剤および圧縮空気などを供給する可撓
管が、大きなデツドスペースまたは占有空間を生むの
で、手首の小形化および産業用ロボツトのスリムさが生
かされない。
典型的な先行技術は、第8図に示されている。このシー
リング作業を行う産業用ロボツトでは、基台1上に、ア
ーム2が軸3のまわりに前後に角変位可能に設けられ、
このアーム2にはもう1つの軸4のまわりに上下に角変
位可能なアーム5が設けられる。モータ6によつてアー
ム5は軸7のまわりに旋回可能である。アーム5の先端
部に取付けられている手首8にはシーリングガン9が装
着される。このシーリングガン9には、シーラ剤および
圧縮空気を供給する可撓管10が参照符11で示す範囲
において大きく弛ませて設けられ、この可撓管10はア
ーム5に沿つて巻付けられ、アーム2側に延びる手首
8、したがつてシーリングガン9はアーム5に対して3
自由度で角変位可能に構成される。
このような第8図に示される先行技術では、可撓管10
の可動範囲11がデツドスペースとなる。この可動範囲
11内にワークが存在すると、その可撓管10がワーク
に接触して干渉し、可撓管10が破損するおそれがあ
る。
他の先行技術は、たとえば特開昭61−33887に開
示されている。この先行技術では、複数の中空管を同心
構造に重設し、これら中空管の両端部に回転伝動歯車を
回転可能に保持させた中空ロボツトアームの一端をロボ
ツト関節部に結合し、また他端を中空構造手首に結合す
るように構成し、中空ロボツトアームの内部の中空室を
配管用の空間として利用する。
このような先行技術では、アームの全長にわたつてシー
ラ剤を輸送するためなどの管を内蔵しているので、スペ
ース的にも、加工上も、せいぜい1本の管しか内蔵する
ことができず、それ以上の本数の管は、アームの外部に
沿つて配置する必要があり、そのようにすれば前述の先
行技術と同様な問題が生じる。
またこの先行技術では、管がアームに複雑に折れ曲がっ
て内蔵されるので、管の保守点検作業が困難となり、特
にシーラ剤が固形化しやすい材質の場合などには、その
管内を洗浄することが困難であるという問題がある。
考案が解決すべき課題 本考案の目的は、前述の先行技術における可撓管が生じ
る大きなデツドスペースを必要とせず、しかも複数の流
体を個別に輸送することができるようにした産業用ロボ
ツトの流体通路内蔵手首を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、流体通路内蔵手首を備える産業用ロボツトに
おいて、 流体通路内蔵手首は、第1軸21に同軸に設けられる中
心軸26と、 中心軸26の基端部に着脱可能に固定され、第1軸21
に垂直な第2軸20に同軸に延びる接続用軸27と、 中心軸26に第1軸21のまわりに回転自在に、かつ中
心軸26を着脱可能に外嵌される先端部材22と、 接続用軸27に第2軸20のまわりに回転自在に、かつ
接続用軸27を着脱可能に外嵌される接続部材28と、 接続用軸27と、先端部材22と、接続部材28とを相
互に回転自在に支持する手首本体15とを含み、 中心軸26と接続用軸27とにわたってL字状に屈曲し
た通路が形成され、この通路の両端部は、中心軸26と
接続用軸27との外周面にそれぞれ形成された開口端に
連なり、 先端部材22と、接続部材28とには、前記各開口端に
連なる環状凹溝と、この環状凹溝にそれぞれ連なる接続
口83,79とが形成され、 手首本体16の基端部が、第1軸21を含みかつ第2軸
20に垂直な平面内で、第2軸20に垂直な第3軸18
を有するアーム17に固定され、 アーム17内には、第3軸18を有する駆動軸23と、
その駆動軸23が同軸に挿通する駆動部材120とが、
第3軸18のまわりに回転自在に設けられ、 駆動軸23によって先端部材22が第1軸21のまわり
に回転駆動され、駆動部材120によって先端部材22
が第2軸20のまわりに回転駆動され、 アーム17の外周に、可撓管91が緩やかに巻付けら
れ、接続部材28の接続口79に接続されることを特徴
とする流体通路内蔵手首を備える産業用ロボツトであ
る。
作用 本考案に従えば、手首本体はアームなどに固定され、こ
の手首本体に回転自在に支持されている接続部材の接続
口に、可撓管などの管を接続する。この管からの流体
は、接続部材の前記接続口から環状凹溝を経て、接続用
軸と中心軸とにわたって形成されているL字状の通路を
経て流れ、その中心軸の開口端から先端部材の環状凹溝
を経て、その先端部材に形成されている接続口に導か
れ、あるいは、この逆方向に流れる。したがって先端部
材が第1軸のまわりに回転したとき、ならびに中心軸お
よび接続用軸が第2軸のまわりに回転したときには、接
続部材の接続口に接続されている管は変位しない。こう
して前述の先行技術における管が必要とする大きなデツ
ドスペースを生ぜず、また複数の通路を個別に形成する
ことが可能となる。こうしてロボツトの手首の小形化お
よび産業用ロボツトのスリムさを生かすことが可能にな
る。
またこの中心軸と接続用軸とにわたつて形成される通路
はL字状に屈曲しており、したがつて通路の形状が単純
であり、このことによつて、管の保守点検が容易とな
り、シーラ剤が固形化しやすい材質の場合などにおいて
も、管内の通路の洗浄などを容易に行うことが可能とな
る。
実施例 第1図は本考案の一実施例の手首15の断面図であり、
第2図はその手首15の平面図であり、第3図はその手
首15の底面図である。この手首15の手首本体16
は、アーム17のスイベル軸18のまわりに回転する外
筒19に固定される。このアーム17は、外筒19と、
この外筒19に同軸に設けられるベンド軸20のための
筒状の駆動部材120と、この駆動部材120上に同軸
に挿通されツイスト軸21のまわりに先端部材22を駆
動する駆動軸23とを有する。
スイベル軸18は、ツイスト軸21を含みかつベンド軸
20に垂直な平面内で、そのベンド軸20に垂直であ
る。
第4図は、先端部材22の第1図における左方から見た
正面図である。この先端部材22は、取付片23によつ
て回転筒24に固定される。先端部材22と回転筒24
とには、軸受25によつてツイスト軸21のまわりに回
転可能にして中心軸26が挿通される。この中心軸26
の基端部(第1図の右方の端部)には、接続用軸27が
固定される。
第5図は、中心軸26と接続用軸27との分解斜視図で
ある。中心軸26はツイスト軸21に同軸である。接続
用軸27は、ツイスト軸21に垂直なベンド軸20に同
軸に延びる。接続用軸27には、ベンド軸20のまわり
に回転自在に接続部材28が外嵌される。回転筒24は
軸受29によつて支持部材30に支持される。この支持
部材30には、軸受31,32によつて接続部材28が
支持される。支持部材30は、ボルト33によつて接続
用軸27に固定される。この支持部材30は、軸受3
4,35によつて手首本体16に回転自在に支持され
る。
第6図は、接続用軸27と接続部材28とを示す簡略化
した斜視図である。軸受32の外輪の外径は、軸受31
の外輪の外径よりも小さく形成されている。軸受31の
外輪31aは、支持部材30に形成された段差36と、
この支持部材30から着脱可能な軸受抑え37によつて
挟持される。軸受31の内輪31bは、接続部材28に
形成された段差38と、その接続部材28に取付けられ
た軸受抑え39とによつて挟持される。接続用軸27に
は、その軸線方向に平行な取付用ボルト40が挿通し、
このボルト40は中心軸26の基端部41に形成された
内ねじ42に螺合し、こうして前述のように基端部41
と接続用軸27とが固定される。取付ボルト40を基端
部41の内ねじ42から外すとともに、軸受抑え37を
支持部材30から取外すことによつて、第6図に示され
るように接続用軸27と、接続部材28とを軸受31,
32とともに支持部材30から抜き出すことが可能であ
る。これによつて後述のように洗浄などの保守が容易と
なる。
手首本体16には、接続部材28が挿通するカバー43
と、ケース44とが着脱自在に取付けられる。接続用軸
27および接続部材28を前述のように支持部材30か
ら取出す際には、カバー43を手首本体16から予め取
外しておく。
駆動部材120は軸受45によつて手首本体16に支持
されている。この駆動部材120の端部には傘歯車46
が取付けられている。この傘歯車46は、軸線18に垂
直な回転軸線を有する傘歯車47に噛合う。傘歯車47
は、軸受48によつて手首本体16に支持される。傘歯
車47には歯車49が固定される。この歯車49は、手
首本体16に軸受50によつて支持されている歯車51
に噛合う。歯車51は、支持部材30に一体的である歯
車52に噛合う。こうして駆動部材120が回転するこ
とによつて、接続用軸27および中心軸26は、ベンド
軸20のまわりに回転することができる。
駆動軸23は、軸受53によつて駆動部材120と相互
に回転自在に支持される。この駆動軸23には傘歯車5
4が固定されており、この傘歯車54は軸線18に垂直
な回転軸線を有する傘歯車55に噛合う。傘歯車55の
軸56は、軸受57によつて手首本体16に支持され
る。回転軸56に固定されているプーリ58と、ベンド
軸20に同軸のもう1つのプーリ59との間には、無端
状の歯付ベルト60が巻掛けられており、このベルト6
0に接触するアイドラ61は手首本体16に支承され
る。プーリ59の軸62は軸受63によつて支持部材3
0に回転自在に支持される。この回転軸62は減速機6
4の入力軸に連結される。減速機64の出力軸は傘歯車
65に連結される。この傘歯車65は回転筒24に形成
されている傘歯車66に噛合う。減速機64は、軸受6
8によつて支承される。こうして駆動軸23の動力は、
傘歯車54,55、ベルト60、減速機64および傘歯
車65,66を介して先端部材22に伝達され、この先
端部材22がツイスト軸21のまわりに回転駆動され
る。
さらにまたアーム17の外筒19が、軸線18であるス
イベル軸のまわりに回転されて手首本体16が回転され
る。
中心軸26には、その軸線であるツイスト軸21に平行
であつて、かつそのツイスト軸21からずれた位置に通
路168が形成されている。この通路168はたとえば
ドリルによつて穿孔され、基端部41寄りで栓69によ
つて閉塞される。通路168は半径方向に延びる通路7
0によつてその外周面に形成された開口端71に連な
る。基端部41にはまた、通路168に連なる半径方向
に延びる通路72が形成される。
接続用軸27には、その軸線であるベンド軸20に平行
であつて、かつベンド軸20からずれた位置に通路73
が形成される。この通路73は接続用軸27の遊端部で
栓74によつて閉塞される。通路73と通路72とは、
基端部41に接続用軸27がボルト40を用いて固定さ
れた状態において、相互に連通する。こうして通路16
8と通路72,73とはL字状に屈曲して連なる。これ
らの通路168,72,73は、シーラ剤を輸送するた
めに用いられる。基端部41の端面には通路72を囲ん
でOリング96が設けられており、このOリング96が
接続用軸27の端面97に当接し、これによつて通路7
2,73が気密に連通される。また圧縮空気を供給する
ための通路が同様に形成されており、対応する部分には
添字a,bを付して示す。接続用軸27の通路73は、
その遊端部付近において通路75を介して開口端76に
連なる。開口端76,76a,76bは接続用軸27の
軸線方向にずれて配置される。
接続部材28の内周面には接続用軸27に形成されてい
る開口端76,76a,76bに個別的に対応して環状
凹溝77,77a,77bが形成される。環状凹溝77
は接続部材28内に形成された通路78を介して接続口
79に連なる。また同様にして環状凹溝77a,77b
は接続口79a,79bに連なる。これらの環状凹溝7
7,77a,77bに関連して気密性を確保するOリン
グ80が設けられる。
先端部材22の内周面には、中心軸26に形成されてい
る開口端71,71a,71bに個別的に対応して軸線
方向にずれて形成された環状凹溝81,81a,81b
が形成される。この環状凹溝81は先端部材22に形成
された通路82を介してその外周面に形成された接続口
83に連なる。環状凹溝81a,81bは、先端部材2
2の端面に形成された接続口83a,83bに連なる。
第7図は、手首15が備えられた産業用ロボツトの側面
図である。この産業用ロボツトは、基本的には、軸90
のまわりに左右に角変位可能な基台85上に、軸90に
直交し水平な軸86まわりにアーム87が前後に角変位
可能に設けられ、このアーム87の上部には水平な軸8
8のまわりに上下に角変位可能なアーム17が設けられ
る。
接続部材28の接続口79に接続される可撓性を有する
シーラ剤輸送用可撓管91はアーム17の外周に緩やか
に巻付けられて、そのアーム17に沿つて配置される。
先端部材22に固定されるシーリングガン92には接続
口83からシーラ剤が供給される。圧縮空気を輸送する
ための可撓管もまた同様にして接続口79a,79bに
接続され、先端部材22の接続口83a,83bから供
給される。このようにして手首15の先端部材22がツ
イスト軸21のまわりに動くとき、および中心軸26お
よび接続用軸27がベンド軸20のまわりに動くとき、
接続部材28に連結されている可撓管91は全く動かな
い。したがつて手首15にワークが接触しないようにす
るためのデツドスペースは前述の先行技術に比べて大幅
に減少され、本件手首15の適用範囲が大幅に広がり、
狭い場所で本件手首15を適用しても、ワークの干渉に
よる可撓管91の損傷の心配がなくなる。
アーム17の外筒19が軸線18のスイベル軸のまわり
に動くとき、可撓管91はその外筒19の動きに伴つて
動くけれども、この可撓管91はアーム17の外周に巻
付けられているので、その可撓管91が作業時に大きな
デツドスペースを生むことはなく、したがつてその可撓
管91をアーム17に内蔵する必要はない。
シーラ剤を供給せずに使用しないときには、第6図に示
されるように接続用軸27と接続部材28と軸受31,
32とを支持部材30から取出して、通路73などの洗
浄を行うことができる。また支持部材30に第1図に示
されるようにボルト94によつて着脱自在に取付けられ
ている端板95を取外すことによつて、中心軸26と回
転筒24と、軸受29とを支持部材30から外部に取出
すことができ、これによつて中心軸26の通路168な
どの洗浄を行うことができる。このような洗浄時には栓
69,74などを取外し、圧縮空気を吹込むようにすれ
ばよい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、前述の先行技術における
可撓管が必要とする大きなデツドスペースを、本考案で
は生ぜず、複数の流体を個別に容易に輸送することが可
能となり、手首の小形化および産業用ロボツトのスリム
さを生かすことが可能になるとともに、中心軸と接続用
軸とにわたつて形成された通路をL字状に屈曲して形成
することによつて、その通路の洗浄などの保守が容易と
なる。
特に本考案によれば、アーム17には複数の可撓管91
を配置し、先端部材22に複数の各流体を供給すること
ができる。
しかも本考案では、中心軸26と接続用軸27とは着脱
可能であり、また中心軸26と先端部材22とは着脱可
能であり、さらに接続用軸27と接続部材28とは着脱
可能であり、このような構成によつて、中心軸26と接
続用軸27との通路を洗浄することが容易であり、シー
ラ剤および塗料などを輸送するとき、洗浄が容易であ
り、メンテナンス性が優れている。しかも流体を輸送す
る必要がないときには、中心軸26および接続用軸27
を取外しておけばよく、このときであつても、手首とし
て使用することができる。
しかも本考案では、先端部材22が第1軸21のまわり
に動くとき、ならびに中心軸26および接続用軸27が
第2軸20のまわりに動くとき、接続部材28の接続口
79に接続されている可撓管91は全く動かない。した
がつて手首にワークが接触しないようにするためのデツ
ドスペースは、前述の先行技術に比べて大幅に減小さ
れ、本件手首の適用範囲が大幅に広がり、狭い場所で本
件手首を適用しても、ワークの干渉による可撓管91の
損傷の心配がなくなるという優れた効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の手首15の断面図、第2図
はその手首15の平面図、第3図はその手首15の底面
図、第4図は先端部材22の第1図における左方から見
た正面図、第5図は中心軸26と接続用軸27との分解
斜視図、第6図は接続用軸27と接続部材28とを示す
簡略化した斜視図、第7図は手首15が備えられた産業
用ロボツトの側面図、第8図は先行技術の側面図であ
る。 15…手首、16…手首本体、17…アーム、19…外
筒、120…駆動部材、22…先端部材、23…駆動
軸、26…中心軸、27…接続用軸、28…接続部材、
68,71,72,73,75…通路、76,71…開
口端、77,81…環状凹溝、79…接続口、91…可
撓管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−274896(JP,A) 特開 昭63−109994(JP,A) 実公 昭59−17589(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体通路内蔵手首を備える産業用ロボツト
    において、 流体通路内蔵手首は、第1軸21に同軸に設けられる中
    心軸26と、 中心軸26の基端部に着脱可能に固定され、第1軸21
    に垂直な第2軸20に同軸に延びる接続用軸27と、 中心軸26に第1軸21のまわりに回転自在に、かつ中
    心軸26を着脱可能に外嵌される先端部材22と、 接続用軸27に第2軸20のまわりに回転自在に、かつ
    接続用軸27を着脱可能に外嵌される接続部材28と、 接続用軸27と、先端部材22と、接続部材28とを相
    互に回転自在に支持する手首本体15とを含み、 中心軸26と接続用軸27とにわたつてL字状に屈曲し
    た通路が形成され、この通路の両端部は、中心軸26と
    接続用軸27との外周面にそれぞれ形成された開口端に
    連なり、 先端部材22と、接続部材28とには、前記各開口端に
    連なる環状凹溝と、この環状凹溝にそれぞれ連なる接続
    口83,79とが形成され、 手首本体16の基端部が、第1軸21を含みかつ第2軸
    20に垂直な平面内で、第2軸20に垂直な第3軸18
    を有するアーム17に固定され、 アーム17内には、第3軸18を有する駆動軸23と、
    その駆動軸23が同軸に挿通する駆動部材120とが、
    第3軸18のまわりに回転自在に設けられ、 駆動軸23によつて先端部材22が第1軸21のまわり
    に回転駆動され、駆動部材120によつて先端部材22
    が第2軸20のまわりに回転駆動され、 アーム17の外周に、可撓管91が緩やかに巻付けら
    れ、接続部材28の接続口79に接続されることを特徴
    とする流体通路内蔵手首を備える産業用ロボツト。
JP1989004850U 1989-01-18 1989-01-18 流体通路内蔵手首を備える産業用ロボット Expired - Lifetime JPH0627348Y2 (ja)

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JPS63109994A (ja) * 1986-10-27 1988-05-14 株式会社日立製作所 工業用ロボツトの手首機構

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