JPH11277478A - 工業用ロボット - Google Patents

工業用ロボット

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JPH11277478A
JPH11277478A JP7953498A JP7953498A JPH11277478A JP H11277478 A JPH11277478 A JP H11277478A JP 7953498 A JP7953498 A JP 7953498A JP 7953498 A JP7953498 A JP 7953498A JP H11277478 A JPH11277478 A JP H11277478A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は手首部の内部に挿通されたチューブ
が捩じれないように構成することを課題とする。 【解決手段】 塗装用ロボット1は、第2アーム6の先
端に塗装ガン8を支持する手首部7を有する。手首部7
の最内周部分に回動自在に支持された中空部材63と7
4との間は、ベベルギヤ100,75の噛合により相互
の回動規制され、中空部材74と83との間は、ベベル
ギヤ76、84の噛合により相互の回動規制されてい
る。そのため、軸88は、上記中空部材83に固定され
ているので、中空部材63,74,83とベベルギヤ1
00,75,76,84により相対回転が防止される。
そのため、中空部材63,74,83の各挿通路63
a,74a,83aに挿通されたチューブ46〜48
は、手首部7の回動動作に拘わらず捩れることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手首部の内部に作業
用治具に接続される索条体を挿通させるよう構成された
工業用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば塗装用ロボットによりワーク表面
を塗装する塗装工程では、ワークがコンベヤにより搬送
されると、塗装用ロボットが予めティーチングされた塗
装プログラムにしたがって所定の塗装作業を行う。即
ち、塗装用ロボットは、ワークが作業エリアに到着する
と、自動的に塗装作業を開始し、ワークが作業エリアを
通過するまでに所定の塗装作業を終了させる。そして、
所定の塗装作業が終了すると、塗装用ロボットは、アー
ムを旋回させて塗装開始位置に戻す。
【0003】このように塗装用ロボットを使用して自動
的に塗装作業を行う塗装システムでは、ワークによって
塗料の色が指定されており、ワークの塗装色が切り替わ
る場合、ワークの搬送に連動して所謂色替えを行ってい
る。また、塗装用ロボットにおいては、アーム上に色替
バルブユニットが設けられており、アーム先端の手首部
には塗装ガンが装着されている。色替バルブユニットか
ら引き出された塗料チューブ、エアチューブ、シンナチ
ューブは、手首部のスイベル機構により構成されたアー
ム側チューブ接続部に接続される。さらに、アーム側端
部から引き出された各チューブは、手首部の外周に螺旋
状に巻付けられており、手首部の動作を邪魔しないよう
に取り付けられている。
【0004】そして、アーム側チューブ接続部から引き
出された各チューブの端部は、手首部の先端に設けられ
た手首部側チューブ接続部に接続される。さらに、手首
部側チューブ接続部から引き出された各チューブは、塗
装ガンに接続される。このように、各チューブが接続さ
れるチューブ接続部は、手首部の回動動作を妨げないよ
うにスイベル機構により回動可能に取り付けられてお
り、スイベル機構の内部には、チューブ接続部に連通す
る環状の通路が形成されている。そのため、各チューブ
から供給された塗料、エア、シンナは、スイベル機構内
に形成された通路を介して供給されるため、手首部の回
動位置に拘わらず塗装ガンに安定供給される。
【0005】そして、各スイベル機構に形成された回動
部分は、手首部の回動動作により相対的に回転できるよ
うに構成されており、この回動部分にはスイベル機構内
を流れる塗料、シンナ、エアが外部に漏れないようにO
リング又はリップシール等よりなるシール部材が取り付
けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の塗装用ロボ
ットでは、手首部の外側に塗料チューブやエアチューブ
等を巻き付ける構成であるため、塗料チューブやエアチ
ューブの弛み長さが短いと手首部の回動範囲が制限さ
れ、塗料チューブやエアチューブの弛み長さを大きくす
ると、色替え時にパージする塗料の増加、洗浄用シンナ
の増加等の無駄を招くばかりか、塗料チューブやエアチ
ューブに塗料が付着して液垂れを起こすおそれがある。
【0007】さらに、従来は、手首部の先端軸のみスイ
ベル機構であるため、手首部を軸回りに360°以上回
動させると、塗装ガンに接続された塗料チューブやエア
チューブ等の索条体が捩じれてしまい、手首部が無限回
転制御できないので、塗装ガンの軸回りの回動範囲が3
60°以下に制限されていた。また、上記構成の塗装用
ロボットでは、スイベル機構の拘束手段が手首部の外部
に設けられているので外側への出張りが多く、その分塗
料が付着しやすく、洗浄しづらい。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決した塗装
用ロボットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
記載の発明は、アーム先端に回動自在に支持された複数
の円筒軸が同軸上に配され、各円筒軸の回動により各軸
の駆動力が伝達されて向きが変更されるように作業用治
具が装着された工業用ロボットにおいて、前記作業用治
具と前記アーム先端との間を連通する中空部材を前記複
数の円筒軸の最内周に挿通するように設け、前記作業用
治具の動作に伴う前記中空部材と前記アーム先端との相
対回転を防止する相対回転防止機構を設け、前記中空部
材の内側に前記作業用治具に接続される索条体を挿通さ
せたことを特徴とするものである。
【0010】従って、請求項1記載の発明によれば、作
業用治具とアーム先端との間を連通する中空部材を複数
の円筒軸の最内周に挿通し、作業用治具の動作に伴う中
空部材とアーム先端との相対回転を防止する相対回転防
止機構を設けると共に、中空部材の内側に作業用治具に
接続される索条体を挿通させるため、作業用治具を回動
させても作業用治具に接続される索条体が捩じれること
が防止され、作業用治具の回動範囲を制限する必要がな
い。さらに、複数の円筒軸の最内周に挿通され回動自在
に支持された中空部材にチューブ等の索条体を挿通して
チューブ等の索条体を手首部の外側に露出させないた
め、これらのチューブ等に塗料の付着及び塗料の液垂れ
を防止できる。
【0011】また、上記請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の工業用ロボットであって、前記中空部材と
前記回転防止機構とを連結する連結部材を軸方向に移動
可能に設けたことを特徴とするものである。従って、請
求項2記載の発明によれば、中空部材と回転防止機構と
を連結する連結部材を軸方向に移動可能に設けたため、
作業用治具をワンタッチで取り付けることができ、作業
用治具の交換作業が容易に行える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる工業用ロボ
ットとしての塗装用ロボットの構成を示す斜視図であ
る。また、図2はロボットのアーム内部の構成を示す縦
断面図である。塗装用ロボット1は、塗装作業を行う塗
装エリア内に設置されており、塗装エリア2には、被塗
装物がコンベヤ(共に図示せず)により一定の速度で供
給される。
【0013】塗装用ロボット1は、被塗装物が搬送され
ると、予めティーチングされた塗装動作を行うプレイバ
ック形の多関節ロボットである。この塗装用ロボット1
は、大略、基台3と、基台3上で旋回する旋回ベース4
と、旋回ベース4上で起立する第1アーム5と、第1ア
ーム5の上端から水平方向に延在する第2アーム6と、
第2アーム6の先端に設けられた手首部7とよりなる。
【0014】手首部7は、第1手首部材10と、第2手
首部材11と、塗装ガン8をF軸回りに回動させる治具
支持部13とを有する。手首部材10,11は、各々相
対回転することにより手首部7をD軸回りに回転させた
り、E軸回りに曲げたりする。手首部材10,11及び
治具支持部13は、第2アーム6の基端側の後部に取り
付けられたモータ収納ケース19内に収納された各手首
駆動モータ14〜16(図1では隠れて見えない)によ
り駆動される。そして、各手首駆動モータ14〜16の
回転駆動力は、第2アーム6及び手首部7の内部に設け
られた伝達機構17(図1では隠れて見えない)を介し
て手首部7の手首部材10,11に伝達される。
【0015】図2に示されるように、第2アーム6の内
部には、筒状の内部通路6aと、内部通路6aの外側に
形成された内部空間6bが形成されている。また、第2
アーム6の後端には、モータ取付部18が設けられてい
る。そして、モータ取付部18には、減速機20〜22
を介して各手首駆動モータ14〜16が取り付けられて
いる。このモータ取付部18には、各手首駆動モータ1
4〜16及び減速機20〜22を覆うモータ収納ケース
19が取り付けられている。
【0016】また、塗装用ロボット1は、可燃性雰囲気
中で稼働されるため、手首駆動モータ14〜16が収容
されるモータ取付部18とモータ収納ケース19との間
に形成された空間23内には、可燃性雰囲気の侵入を防
止するため、保護気体が供給されている。すなわち、保
護気体供給用のチューブ24が継手25を介してモータ
取付部18に接続され、保護気体排気用のチューブ26
が継手27を介してモータ取付部18に接続されてい
る。
【0017】そのため、空間23内は、保護気体供給用
のチューブ24から供給された保護気体により大気圧以
上に加圧されている。これにより、シンナ等の可燃性雰
囲気が空間23内に侵入することが防止される。また、
空間23内に供給された保護気体は、保護気体排気用の
チューブ26を介して排気されており、常に一定圧力を
保つように給排される。
【0018】また、各手首駆動モータ14〜16に接続
されるケーブル28a〜28fは、保護気体の流出を防
止するため、モータ取付部18に設けられたシール部材
24にシールされた状態で空間23内に挿通されてい
る。そして、手首駆動モータ14〜16の回転駆動力を
手首部7に伝達する伝達機構17は、減速機20〜22
に連結された駆動軸33〜35と、駆動軸33〜35の
端部に結合されたギヤ36〜38とからなる。ギヤ36
〜38は、後述するように手首部材10,11及び治具
支持部13のギヤ(図2では隠れて見えない)に噛合し
ており、手首駆動モータ14〜16からの回転駆動力を
手首部材10,11及び治具支持部13に伝達する。
【0019】第2アーム6の先端には、手首部7を支持
する円筒状の支持ケース41が取り付けられている。こ
の支持ケース41の内部には、上記ギヤ36〜38が収
容されている。そして、モータ収納ケース19を貫通す
る貫通孔19a及び、第2アーム6の内部通路6a,後
部開口6dには、塗装ガン8に接続される塗料、還流塗
料、エアチューブ(索条体)46〜48が挿通されてい
る。このチューブ46〜48は、基台3又は塗装用ロボ
ット1から離間した位置に設置された色替えバルブユニ
ット(図示せず)からアーム6の後部開口6dから内部
通路6aの内部に挿通される。
【0020】このように、アーム6は、色替えバルブユ
ニット(図示せず)が取り付けられていない分、重量が
軽減されている。そのため、アーム6を駆動するモータ
の負荷が軽減され、アーム6の動作特性を向上させるこ
とが可能となる。また、アーム6の内部通路6aに挿通
されたチューブ46〜48は、上記支持ケース41の開
口41aを通過して手首部7の手首部材10,11の中
心部分(図示せず)に挿通される。そして、後述するよ
うに手首部材10,11の最内周に位置する部分にチュ
ーブ46〜48を挿通させるための中空部材が設けられ
ている。
【0021】そのため、チューブ46〜48は、第2ア
ーム6の中心に形成された内部通路6a及び手首部材1
0,11の中心軸(図示せず)に挿通された状態で塗装
ガン8に接続される。よって、各チューブ46〜48
は、塗装ガン8に接続されるまで外部に露出されずに配
設されている。上記のように、アーム6内部の上部空間
6cにチューブ46〜48を収容させることができるの
で、各チューブ46〜48がアーム外側に露出せず、各
チューブ46〜48の全長を短くできると共に、各チュ
ーブ46〜48を保護することができる。また、各チュ
ーブ46〜48の全長がアーム6の外側に装架される場
合よりも短くなるため、色替時にパージされる塗料を節
約できると共に洗浄時間を短縮することができる。
【0022】これにより、各チューブ46〜48は、ア
ーム6の周囲に露出させずに塗装ガン8に接続されるた
め、例えばアーム6がワーク内部に進入させてワーク内
面を塗装する場合でも、各チューブ46〜48がワーク
に接触しないため、各チューブ46〜48が損傷するこ
とを防止できる。また、塗装用ロボット1では、アーム
6に色替えバルブユニット(図示せず)が設けられてい
ないので、塗料が色替えバルブユニットに付着して液垂
れを生じるおそれもない。
【0023】ここで、手首部7の内部構造について説明
する。図3は手首部7の内部構造を示す縦断面図であ
る。また、図4は手首部7の内部のチューブ接続構造を
拡大して示す縦断面図である。図3及び図4に示される
ように、第2アーム6の先端部の支持ケース41には、
駆動軸33〜35を軸承する軸受40(40a〜40
c)が保持されている。この軸受40a〜40cより手
首部7側に延在する駆動軸33〜35の端部には、ギヤ
36〜38が支持される。
【0024】また、支持ケース41の内側には、軸受5
1を介して円筒軸52がD軸回りに回転可能に支持され
ている。そして、円筒軸52の一端に設けられたギヤ5
3は、上記駆動軸33のギヤ36と噛合している。ま
た、円筒軸52の他端には、フランジ54が設けられて
いる。さらに、円筒軸52の内側には、軸受55a,5
5bが嵌合されており、軸受55a,55bの内周側に
は、円筒軸56がD軸回りに回転可能に支持されてい
る。そして、円筒軸56の一端には、ギヤ57が取り付
けられており、ギヤ57には駆動軸34のギヤ37が噛
合している。
【0025】また、円筒軸56の他端には、ベベルギヤ
58が取り付けられている。そして、円筒軸56の内周
には、軸受59a,59bが嵌合されており、軸受59
a,59bの内周には、円筒軸60がD軸回りに回転可
能に支持されている。円筒軸60の一端には、ギヤ61
が取り付けられており、ギヤ61には駆動軸35のギヤ
38が噛合している。また、円筒軸67の他端には、ベ
ベルギヤ62が取り付けられている。
【0026】さらに、円筒軸60の内側には、中空部材
63が挿通されており、中空部材63の一端は第2アー
ム6の先端部に固着されている。この中空部材63は、
D軸回りの最内周位置となるように取り付けられてい
る。また、中空部材63の他端には、ベベルギヤ100
が取り付けられている。そして、中空部材63の挿通路
63aの一端は、上記第2アーム6の先端部に設けられ
た開口41aに連通される。そのため、中空部材63の
内側に形成された挿通路63aには、上記各チューブ4
6〜48が挿通される。すなわち、中空部材63は、駆
動力の伝達のためでなく、各チューブ46〜48を塗装
ガン8へ導くためのガイド通路を形成するものである。
【0027】また、上記円筒軸52のフランジ54に
は、手首部材10のケース64が設けられている。この
ケース64は、内側の軸受65を介して円筒軸66をE
軸回りに回動可能に支持している。円筒軸66の一端に
は、上記ベベルギヤ58と噛合するベベルギヤ67が取
り付られている。また、円筒軸66の他端には、フラン
ジ68が取り付けられている。
【0028】さらに、円筒軸66は、内周に軸受69
a,69bが嵌合され、軸受69a,69bを介して内
周の円筒軸70をE軸回りに回動可能に支持している。
また、円筒軸70は、一端に上記ベベルギヤ62と噛合
するベベルギヤ7lが取り付けられている。さらに、円
筒軸70は、他端にはベベルギヤ72が取り付けられて
いる。そして、円筒軸70の内周には、軸受73a,7
3bが嵌合されている。この軸受73a,73bは、内
周に中空部材74をE軸回りに回動可能に支持してい
る。
【0029】中空部材74は、内部に挿通路74aが形
成されている。この挿通路74aは、上記中空部材63
の挿通路63aと所定角度に傾斜した状態で対向してお
り、内部には、挿通路63aから引き出された上記各チ
ューブ46〜48が挿通される。すなわち、中空部材7
4は、上記中空部材63と共に、各チューブ46〜48
を塗装ガン8へ導くためのガイド通路を形成している。
【0030】また、中空部材74は、一端に中空部材6
3のベベルギヤ100と噛合するベベルギヤ75が取り
付けられている。さらに、中空部材74は、他端には、
ベベルギヤ76が取り付けられている。また、円筒軸6
6のフランジ68は、手首部材11のケース77が取り
付けられている。このケ―ス77は、内周に軸受78が
嵌合されており、軸受78の内周に嵌合する円筒軸79
をF軸回りに回動可能に支持している。
【0031】さらに、円筒軸79の一端には、上記ベベ
ルギヤ72に噛合するベベルギヤ80が取り付けられて
いる。また、円筒軸79の他端には、フランジ8lが設
けられている。そして、円筒軸79の内周には、軸受け
82a,82bが嵌合している。軸受82a,82b
は、内周に嵌合する中空部材83をF軸回りに回動可能
に支持している。この中空部材83は、一端にベベルギ
ヤ76に噛合するベベルギヤ84が取り付けられてい
る。中空部材83は、内部に挿通路83aが形成されて
いる。この挿通路83aは、上記中空部材74の挿通路
74aと所定角度に傾斜した状態で対向しており、内部
には、挿通路74aから引き出された上記各チューブ4
6〜48が挿通される。すなわち、中空部材83は、上
記中空部材63,74と共に、各チューブ46〜48を
塗装ガン8へ導くためのガイド通路を形成している。
【0032】図5は図2中X−X線に沿う縦断面図であ
る。また、図6は図2中Y−Y線に沿う縦断面図であ
る。中空部材83の一端には、連結ピン85(85a〜
85d)が同一半径の周方向上90°間隔で植設されて
いる。また、各連結ピン85a〜85dの外周には、コ
イルバネ86(86a〜86d)が巻装されている。さ
らに、各連結ピン85a〜85dは、軸方向に摺動可能
に嵌合された円盤状の摺動体(連結部材)87が嵌合し
ている。
【0033】そして、摺動体87の先端側の端面に対向
するように、円柱状の軸88が取り付けられている。ま
た、摺動体87の一端には、継手89(89a〜89
c)が取り付けられ、他端にはシール部材90(90a
〜90c)が取り付けられている。継手89a〜89c
には、夫々上記中空部材63,74,83の挿通路63
a,74a,83aに挿通されたチューブ46〜48の
先端部分が接続される。また、軸88には、シール部材
90a〜90cに連通されるように形成された通路88
a〜88cが設けられている。
【0034】軸88の他端側の外周には、軸受92が嵌
合されており、軸受92を介して治具支持部13のハウ
ジング93をF軸回りに回動可能に支持している。そし
て、ハウジング93の一端には、上記フランジ8lが取
り付けられ、他端(先端)には塗装ガン8が取り付けら
れている。また、軸88の外周とハウジング93の内周
との間には、F軸回りに形成された環状流路91a〜9
1cが設けられている。そして、環状流路91a〜91
cは、軸88の外周とハウジング93の内周との間に介
在するシール部材91d〜91gによって画成されてい
る。
【0035】また、ハウジング93には、環状流路91
a〜91cの外周側に連通されるように形成された連通
孔93a〜93cが設けられている。図7は摺動体8
7、軸88、ハウジング93の分解斜視図である。図7
に示されるように、摺動体87は、4本の連結ピン85
a〜85dにガイドされて軸方向に摺動可能に取り付け
られている。また、摺動体87の中央部には、チューブ
46〜48が接続された継手89a〜89cが設けられ
ている。
【0036】さらに、摺動体87を貫通して突出した各
連結ピン85a〜85dの先端は、軸88の端面に形成
された位置決め用孔88a〜88dに挿入されて軸88
と摺動体87との相対位置を規制する。そして、連結ピ
ン85a〜85dにより軸88と摺動体87との相対位
置が位置決めされた状態で軸88は、フランジ81に固
定される。
【0037】また、摺動体87は、軸88により軸方向
に押圧されると、コイルバネ86a〜86dが伸縮動作
して連結ピン85a〜85dの延在方向に摺動するた
め、塗装ガン8及び軸88、ハウジング93からなる塗
装ガンユニットを装着する際の位置決めが容易となり、
ワンタッチで装着できると共に、塗装ガン8の装着操作
又は取り外し操作を容易に行うことができる。
【0038】また、軸88には、環状流路91a〜91
cの内周側に連通される連通孔88e〜88gが設けら
れている。この連通孔88e〜88gは、一端が摺動体
87側の軸88の端面に開口し、他端が各環状流路91
a〜91cに連通されている。各環状流路91a〜91
cは、軸方向にずれて設けられているので、連通孔88
e〜88gの他端の開口位置も軸方向にずらして設けら
れている。
【0039】次に、上記構成とされた手首部7の動作に
ついて説明する。手首駆動モータ14〜16の回転駆動
力は、駆動軸33〜35を介して手首部7に伝達され
る。そして、駆動軸33に伝達された回転駆動力は、ギ
ヤ36,53,円筒軸52,フランジ54を介して手首
部材10のケース64に伝達される。これにより、塗装
ガン8は、D軸回りに回動する。
【0040】また、駆動軸34に伝達された回転駆動力
は、ギヤ37,57,円筒軸56,ベベルギヤ58,6
7,66,フランジ68を介して手首部材11のケース
77に伝達される。これにより、塗装ガン8は、E軸回
りに回動する。また、駆動軸35に伝達された回転駆動
力は、ギヤ38,61,円筒軸60,ベベルギヤ82,
71,円筒軸70,ベベルギヤ72,80,円筒軸79
を介して手首部材11のハウジング93及び塗装ガン8
に伝達される。これにより、塗装ガン8は、F軸回りに
回動する。
【0041】そして、手首部7の最内周部分に回動自在
に支持された中空部材63と74との間は、ベベルギヤ
100,75の噛合により相互の回動規制され、中空部
材74と83との間は、ベベルギヤ76、84の噛合に
より相互の回動規制されている。上記中空部材63,7
4,83とベベルギヤ100,75,76,84により
相対回転防止機構が構成されている。
【0042】また、中空部材63は、第2アーム6の端
部に固定され、且つ中空部材83は、軸88の端部に連
結されている。さらに、軸88は、軸受92を介してハ
ウジング93の内部で回動自在に支持されている。しか
しながら、軸88は、上記中空部材83に固定されてい
るので、中空部材63,74,83とベベルギヤ10
0,75,76,84により相対回転が防止される。
【0043】よって、手首部7の手首部材10,11又
は塗装ガン8がD,E,F軸回りに回動されても軸88
は、回動せずに同一位置に保持されている。そのため、
中空部材63,74,83の各挿通路63a,74a,
83aに挿通されたチューブ46〜48は、手首部7の
回動動作に拘わらず捩れることがない。従って、上記手
首部7の構成によれば、無限回転制御が可能となり、塗
装ガン8の向きを制御する際の制限がなくなり、被塗装
面に対する塗装ガン8の向きが最適となるように動作制
御することができる。
【0044】次に塗袋ガン8への塗料及びエアの供給に
ついて説明する。塗料供給装置(図示せず)から供給さ
れた塗料及びエアは、上記チューブ46〜48、連通孔
88e〜88g、環状流路91a〜91c、連通孔93
a〜93cを介して塗袋ガン8へ供給される。そのた
め、軸88に対してハウジング93がF軸回りに回動し
た場合、軸88に設けられた連通孔88e〜88gは、
ハウジング93に設けられた連通孔93a〜93cとの
相対位置が変化するが、軸88とハウジング93との間
に形成された環状流路91a〜91cを介して連通孔9
3a〜93cと連通されているので、塗装ガン8へ塗
料、エア、シンナ等の供給が手首部7の回動動作に拘わ
らず安定的に行われる。
【0045】尚、上記実施の形態では、3本のチューブ
46〜48が第2アーム6及び手首部7の内部に挿通さ
れて摺動体87に接続される構成を一例として挙げた
が、これに限らず、4本あるいはそれ以上のチューブ数
を接続することも可能である。また、上記実施の形態で
は、手首部7に塗装ガン8が装着された場合の構成を用
いて説明したが、これに限らず、例えば手首部7に塗装
ガン8以外の作業用治具を装着した場合にも適用するこ
とができる。
【0046】また、作業用治具の種類によって、上記よ
うなチューブの代わりに電源用ケーブルあるいは制御用
ケーブルやワイヤ等を第2アーム6及び手首部7の内部
に挿通させる構成とすることもできる。図8は本発明の
変形例を説明するための縦断面図である。図8に示され
るように、手首部7の最内周部分には、中空部材として
の蛇腹軸94が挿通されている。この蛇腹軸94は、上
記中空部材63,74,83とベベルギヤ100,7
5,76,84の代わりに相対回転防止機構として設け
られたものである。
【0047】蛇腹軸94は、円筒軸60の内側に挿通さ
れる筒状部95と、ケース64内で伸縮する第1の蛇腹
部96と、筒状部70の内周側で軸受73a,73bを
介して回転自在に支持された中空部97と、ケース77
内で伸縮する第2の蛇腹部98と、筒状部79の内周側
で軸受82a,82bを介して回転自在に支持された筒
状部99とから構成されている。
【0048】そして、蛇腹軸94の一端に設けられた筒
状部95は、第2アーム6の端部に固定されている。ま
た、蛇腹軸94の他端に設けられた筒状部99は、上記
中空部材83と同様に、連結ピン85(85a〜85
d)が同一半径の周方向上90°間隔で植設されてい
る。従って、筒状部99は、連結ピン85(85a〜8
5d)及び円盤状の摺動体87を介して軸88に連結さ
れている。
【0049】また、蛇腹軸94の内部に形成された挿通
路94aには、チューブ46〜48が挿通されている。
そのため、手首部7の手首部材10,11又は塗装ガン
8がD,E,F軸回りに回動されても蛇腹軸94は、回
動せずに保持されている。そのため、蛇腹軸94の挿通
路94aに挿通されたチューブ46〜48は、手首部7
の回動動作に拘わらず捩れることがない。従って、上記
手首部7の構成によれば、無限回転制御が可能となり、
塗装ガン8の向きを制御する際の制限がなくなり、被塗
装面に対する塗装ガン8の向きが最適となるように動作
制御することができる。
【0050】上記蛇腹軸94は、手首部7の回動動作に
応じて第1の蛇腹部96及び第2の蛇腹部98が伸縮動
作して半径方向へ変形するフレキシブルな構成であり、
各D,E,F軸回りに対しては変形しないように構成さ
れている。また、蛇腹軸94は、例えばゴム等の弾性材
などによって形成されている。このように、蛇腹軸94
は、一部材として形成されるため、前述した実施例より
も部品点数が少なく、メンテナンス性が向上している。
また、手首部7の軽量化が可能となり、その分動作制御
の制御性が向上して動作精度を改善して作業品質を高め
ることができる。
【0051】尚、上記実施例では、塗装用ロボットを用
いて説明したが、これ以外のロボットの手首部にも本発
明を適用できるのは勿論である。
【0052】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、作業用治具とアーム先端との間を連通する中空部材
を複数の円筒軸の最内周に挿通し、作業用治具の動作に
伴う中空部材とアーム先端との相対回転を防止する相対
回転防止機構を設けると共に、中空部材の内側に作業用
治具に接続される索条体を挿通させるため、作業用治具
を回動させても作業用治具に接続される索条体が捩じれ
ることが防止され、作業用治具の回動範囲を制限する必
要がない。そのため、いつでも作業用治具の向きを作業
に適した向きとすることができ、生産性を向上させるこ
とができる。
【0053】さらに、複数の円筒軸の最内周に挿通され
回動自在に支持された中空部材にチューブ等の索条体を
挿通してチューブ等の索条体を手首部の外側に露出させ
ないため、索条体が損傷しにくい状態に保護することが
でき、例えば塗装用ロボットにおいては、塗装ガンに接
続されるチューブ等に塗料の付着及び塗料の液垂れを防
止できる。
【0054】また、請求項2記載の発明によれば、中空
部材と回転防止機構とを連結する連結部材を軸方向に移
動可能に設けたため、作業用治具をワンタッチで取り付
けることができ、作業用治具の交換作業が容易に行え
る。よって、作業用治具の交換作業に要する交換時間を
短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる工業用ロボットとしての塗装用ロ
ボットの構成を示す斜視図である。
【図2】ロボットのアーム内部の構成を示す縦断面図で
ある。
【図3】手首部7の内部構造を示す縦断面図である。
【図4】手首部7の内部のチューブ接続構造を拡大して
示す縦断面図である。
【図5】図2中X−X線に沿う縦断面図である。
【図6】図2中Y−Y線に沿う縦断面図である。
【図7】摺動体87、軸88、ハウジング93の分解斜
視図である。
【図8】本発明の変形例を説明するための縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 塗装用ロボット 4 旋回ベース 5 第1アーム 6 第2アーム 7 手首部 8 塗装ガン 10 第1手首部材 11 第2手首部材 13 治具支持部 14〜16 手首駆動モータ 17 伝達機構 18 モータ取付部 19 モータ収納ケース 20〜22 減速機 33〜35 駆動軸 36〜38,53,57,61,84 ギヤ 46〜48 チューブ 41 支持ケース 40(40a〜40c),51,55a,55b,69
a,69b,73a,73b,78,82a,82b,
92 軸受 52,56,60,66,70,79 円筒軸 54,68,81 フランジ 62,67,72,76,100 ベベルギヤ 63,74,83 中空部材 63a,74a,83a 挿通路 64,77 ケース 85(85a〜85d) 連結ピン 86(86a〜86d) コイルバネ 87 摺動体 88 軸 93 ハウジング 94 蛇腹軸 95 筒状部 96 第1の蛇腹部 97 中空部 98 第2の蛇腹部 99 筒状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム先端に回動自在に支持された複数
    の円筒軸が同軸上に配され、各円筒軸の回動により各軸
    の駆動力が伝達されて向きが変更されるように作業用治
    具が装着された工業用ロボットにおいて、 前記作業用治具と前記アーム先端との間を連通する中空
    部材を前記複数の円筒軸の最内周に挿通するように設
    け、 前記作業用治具の動作に伴う前記中空部材と前記アーム
    先端との相対回転を防止する相対回転防止機構を設け、 前記中空部材の内側に前記作業用治具に接続される索条
    体を挿通させたことを特徴とする工業用ロボット。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の工業用ロボットであ
    って、 前記中空部材と前記回転防止機構とを連結する連結部材
    を軸方向に移動可能に設けたことを特徴とする工業用ロ
    ボット。
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