JPH0627304Y2 - 回転テ−ブル駆動装置 - Google Patents
回転テ−ブル駆動装置Info
- Publication number
- JPH0627304Y2 JPH0627304Y2 JP1987093768U JP9376887U JPH0627304Y2 JP H0627304 Y2 JPH0627304 Y2 JP H0627304Y2 JP 1987093768 U JP1987093768 U JP 1987093768U JP 9376887 U JP9376887 U JP 9376887U JP H0627304 Y2 JPH0627304 Y2 JP H0627304Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary table
- bearing member
- drive motor
- fixed
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は駆動モータにより回転テーブルを回転駆動する
回転テーブル駆動装置に関する。
回転テーブル駆動装置に関する。
<従来の技術> 従来のこの種の回転テーブル駆動装置は、第2図に示す
ように支持台1上に軸受部材2を介して回転テーブル3
を回転可能に支持し、この回転テーブル3に対して駆動
モータ4の回転を伝達して回転テーブル3を回転駆動す
るとともにその回転をカップリング5を介してエンコー
ダ7に伝え、回転テーブル3の回転を検出するようにし
ている。
ように支持台1上に軸受部材2を介して回転テーブル3
を回転可能に支持し、この回転テーブル3に対して駆動
モータ4の回転を伝達して回転テーブル3を回転駆動す
るとともにその回転をカップリング5を介してエンコー
ダ7に伝え、回転テーブル3の回転を検出するようにし
ている。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながらかかる従来装置によると、駆動モータ4が
支持台1の中心部、すなわち軸受部材2の軸受位置より
大きく下方にずれた位置に設置されているため、駆動モ
ータ4の組付け時に芯ずれしたり、またロータ5あるい
はステータ6の加工精度が悪いと、ロータ5に対して径
方向の力Fが作用する。
支持台1の中心部、すなわち軸受部材2の軸受位置より
大きく下方にずれた位置に設置されているため、駆動モ
ータ4の組付け時に芯ずれしたり、またロータ5あるい
はステータ6の加工精度が悪いと、ロータ5に対して径
方向の力Fが作用する。
この力は軸受位置を支点とするモーメントF・Sとして
回転テーブル3に作用して回転テーブル3を傾斜させて
しまい、回転テーブル3をスムーズに回転できなくなっ
たり、また回転精度を低下させたりするという問題があ
った。
回転テーブル3に作用して回転テーブル3を傾斜させて
しまい、回転テーブル3をスムーズに回転できなくなっ
たり、また回転精度を低下させたりするという問題があ
った。
<問題点を解決するための手段> 本考案はかかる従来の問題を解決するためになされたも
ので、支持台上に上部案内面と内周案内面を有する軸受
部材を固定し、前記軸受部材の前記上部案内面と対接す
る摺動面を有する回転テーブルを前記軸受部材上に回転
可能に支持しかつこの回転テーブルを駆動モータにより
回転駆動するようにした回転テーブル駆動装置におい
て、前記回転テーブルの中央下面に前記軸受部材に嵌合
し、前記軸受部材の前記内周案内面と対接する摺動面を
有する回転筒を固定し、前記支持台より前記回転筒の中
心内部に支持部材を延出させ、この支持部材の先端に前
記駆動モータのステータを前記軸受部材の前記内周案内
面と同じ高さ位置において固定し、この駆動モータのロ
ータを前記回転テーブルの下面に固定したものである。
ので、支持台上に上部案内面と内周案内面を有する軸受
部材を固定し、前記軸受部材の前記上部案内面と対接す
る摺動面を有する回転テーブルを前記軸受部材上に回転
可能に支持しかつこの回転テーブルを駆動モータにより
回転駆動するようにした回転テーブル駆動装置におい
て、前記回転テーブルの中央下面に前記軸受部材に嵌合
し、前記軸受部材の前記内周案内面と対接する摺動面を
有する回転筒を固定し、前記支持台より前記回転筒の中
心内部に支持部材を延出させ、この支持部材の先端に前
記駆動モータのステータを前記軸受部材の前記内周案内
面と同じ高さ位置において固定し、この駆動モータのロ
ータを前記回転テーブルの下面に固定したものである。
<作用> 上記構成の回転テーブル駆動装置によると、駆動モータ
を作動することでこの回転は直接回転テーブルに伝達さ
れて回転駆動される。
を作動することでこの回転は直接回転テーブルに伝達さ
れて回転駆動される。
この回転駆動に際し、駆動モータは回転テーブルの直
下、すなわち軸受部材の内周案内面と同じ高さ位置に位
置されており、駆動モータの組付誤差が生じても、回転
テーブルにモーメントは作用せず、円滑に回転テーブル
を回転駆動できる。
下、すなわち軸受部材の内周案内面と同じ高さ位置に位
置されており、駆動モータの組付誤差が生じても、回転
テーブルにモーメントは作用せず、円滑に回転テーブル
を回転駆動できる。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
において、10は固定台、11は支持台、13は回転テ
ーブルである。前記支持台11上には軸線Lを中心とす
る環状の軸受部材12が固定され、また回転テーブル1
3の下面には同じく軸線Lを中心とする第1,第2回転
筒14,15が固定されている。この軸受部材12には
その内周側支持面に前記第1回転筒14が嵌合しかつそ
の上下支持面に前記回転テーブル13ならびに第2回転
筒15が対面するようにして組付られ、かつその各支持
面に形成された軸受ポケット22に圧力流体を供給する
ことで前記回転テーブル13を回転軸線Lを中心として
回転可能に軸承するようになっている。
において、10は固定台、11は支持台、13は回転テ
ーブルである。前記支持台11上には軸線Lを中心とす
る環状の軸受部材12が固定され、また回転テーブル1
3の下面には同じく軸線Lを中心とする第1,第2回転
筒14,15が固定されている。この軸受部材12には
その内周側支持面に前記第1回転筒14が嵌合しかつそ
の上下支持面に前記回転テーブル13ならびに第2回転
筒15が対面するようにして組付られ、かつその各支持
面に形成された軸受ポケット22に圧力流体を供給する
ことで前記回転テーブル13を回転軸線Lを中心として
回転可能に軸承するようになっている。
一方支持台11の中心部には円筒状の支持部材17が固
定されている。この支持部材17は支持台11の下部よ
り前記第1回転筒14の中心部に向かって前記軸受部材
12の軸受位置と同じ高さ位置まで延び、その先端部に
駆動モータ18のステータ19が固定され、また磁石か
らなるロータ20が前記回転テーブル13の下面から突
出する回転軸21に固定されている。そしてこの回転軸
21にはロータリエンコーダ25がカップリング23を
介して連結され、前記回転テーブル13の回転位置を検
出するようになっている。
定されている。この支持部材17は支持台11の下部よ
り前記第1回転筒14の中心部に向かって前記軸受部材
12の軸受位置と同じ高さ位置まで延び、その先端部に
駆動モータ18のステータ19が固定され、また磁石か
らなるロータ20が前記回転テーブル13の下面から突
出する回転軸21に固定されている。そしてこの回転軸
21にはロータリエンコーダ25がカップリング23を
介して連結され、前記回転テーブル13の回転位置を検
出するようになっている。
上記構成において、駆動モータ18に駆動パルスを投与
すると、前記回転テーブル13は軸受部材12に支持さ
れながら回転軸線Lを中心として回転される。そしてロ
ータリエンコーダ25にて回転テーブル13が所定の角
度位置まで回転されたことが検出されると前記駆動モー
タ18への駆動パルスの投与が停止し、回転テーブル1
3は所定の角度位置に割り出される。
すると、前記回転テーブル13は軸受部材12に支持さ
れながら回転軸線Lを中心として回転される。そしてロ
ータリエンコーダ25にて回転テーブル13が所定の角
度位置まで回転されたことが検出されると前記駆動モー
タ18への駆動パルスの投与が停止し、回転テーブル1
3は所定の角度位置に割り出される。
またこの回転駆動に際し、前記駆動モータ18は第1回
転筒14の中心部すなわち前記軸受部材12の軸受位置
と同じ高さ位置、即ち軸受部材12の内周案内面と同じ
高さ位置に設置されているため、この駆動モータ18が
回転軸線Lに対して多少芯ずれして組付られても、回転
テーブル13に対してモーメントとして作用することも
なく、従って回転テーブル13は傾くことなく、真の回
転軸線Lを中心として円滑かつ高精度に回転する。
転筒14の中心部すなわち前記軸受部材12の軸受位置
と同じ高さ位置、即ち軸受部材12の内周案内面と同じ
高さ位置に設置されているため、この駆動モータ18が
回転軸線Lに対して多少芯ずれして組付られても、回転
テーブル13に対してモーメントとして作用することも
なく、従って回転テーブル13は傾くことなく、真の回
転軸線Lを中心として円滑かつ高精度に回転する。
<考案の効果> 上記詳述したように、本考案は回転テーブルの下面に固
定された回転筒の中心内部に向けて支持台側より支持部
材を延出させ、この支持部材の先端に駆動モータを軸受
部材の内周案内面と同じ高さ位置において固定したの
で、駆動モータの芯ずれにかかわらず、回転テーブルに
は何らのモーメントも作用せず、従って回転テーブルは
真の回転軸線を中心として円滑かつ高精度に回転できる
という顕著な利点を有する。
定された回転筒の中心内部に向けて支持台側より支持部
材を延出させ、この支持部材の先端に駆動モータを軸受
部材の内周案内面と同じ高さ位置において固定したの
で、駆動モータの芯ずれにかかわらず、回転テーブルに
は何らのモーメントも作用せず、従って回転テーブルは
真の回転軸線を中心として円滑かつ高精度に回転できる
という顕著な利点を有する。
第1図は本考案の回転テーブル駆動装置の実施例を示す
縦断面図、第2図は従来の回転テーブル駆動装置を示す
縦断面図である。 11……支持台、12……軸受部材、13……回転テー
ブル、14……第1回転筒、15……第2回転筒、17
……支持部材、18……駆動モータ、19……ステー
タ、20……ロータ、21……回転軸。
縦断面図、第2図は従来の回転テーブル駆動装置を示す
縦断面図である。 11……支持台、12……軸受部材、13……回転テー
ブル、14……第1回転筒、15……第2回転筒、17
……支持部材、18……駆動モータ、19……ステー
タ、20……ロータ、21……回転軸。
Claims (1)
- 【請求項1】支持台上に上部案内面と内周案内面を有す
る軸受部材を固定し、前記軸受部材の前記上部案内面と
対接する摺動面を有する回転テーブルを前記軸受部材上
に回転可能に支持しかつこの回転テーブルを駆動モータ
により回転駆動するようにした回転テーブル駆動装置に
おいて、前記回転テーブルの中央下面に前記軸受部材に
嵌合し、前記軸受部材の前記内周案内面と対接する摺動
面を有する回転筒を固定し、前記支持台より前記回転筒
の中心内部に支持部材を延出させ、この支持部材の先端
に前記駆動モータのステータを前記軸受部材の前記内周
案内面と同じ高さ位置において固定し、この駆動モータ
のロータを前記回転テーブルの下面に固定したことを特
徴とする回転テーブル駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987093768U JPH0627304Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | 回転テ−ブル駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987093768U JPH0627304Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | 回転テ−ブル駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63201027U JPS63201027U (ja) | 1988-12-26 |
JPH0627304Y2 true JPH0627304Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=30956625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987093768U Expired - Lifetime JPH0627304Y2 (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | 回転テ−ブル駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627304Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9327683B2 (en) | 2007-11-13 | 2016-05-03 | Nsk Ltd. | Steering apparatus |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5197778B2 (ja) * | 2011-02-04 | 2013-05-15 | 株式会社日研工作所 | ロータリテーブル |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60123819A (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-02 | Copal Denshi Kk | 回転ミラとその加工装置 |
-
1987
- 1987-06-18 JP JP1987093768U patent/JPH0627304Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9327683B2 (en) | 2007-11-13 | 2016-05-03 | Nsk Ltd. | Steering apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63201027U (ja) | 1988-12-26 |
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