JPH06272988A - 空調設備における冷水系制御方法 - Google Patents

空調設備における冷水系制御方法

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JPH06272988A
JPH06272988A JP3132803A JP13280391A JPH06272988A JP H06272988 A JPH06272988 A JP H06272988A JP 3132803 A JP3132803 A JP 3132803A JP 13280391 A JP13280391 A JP 13280391A JP H06272988 A JPH06272988 A JP H06272988A
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JP
Japan
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cold water
temperature
refrigerator
water
absorption
Prior art date
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Pending
Application number
JP3132803A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Kawana
讓 川名
Masao Oki
正男 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Shin Nippon Kucho KK
Original Assignee
Toshiba Corp
Shin Nippon Kucho KK
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Publication date
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Publication of JPH06272988A publication Critical patent/JPH06272988A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

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  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】冷却器負荷変動に応じ全体での必要冷凍能力は
確保しつつ、廃熱利用による吸収式冷凍機側の負荷分担
率を高く維持する。 【構成】吸収式冷凍機1、1および圧縮式冷凍機2、2
を巡る循環水量を一定に保ちながら、冷凍機1、2…か
ら送給される冷水の温度と、冷却器4からの還り冷水の
温度を温度計14、11でそれぞれ測定し、この還り冷
水温度が定格値以下となる場合に、制御器8、8により
吸収式冷凍機1、1からの冷水の温度を下げる制御を行
う。吸収式冷凍機1、1からの冷水温度が低下した結
果、合流後の冷水温度が定格値以下となるため、この冷
水温度が定格値となるまで、制御器9、9により圧縮式
冷凍機2、2側からの冷水の温度を上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力施設等の空調用
設備に係り、吸収式冷凍機および圧縮式冷凍機を並設し
た空調用設備における冷水系の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、原子力施設等における空調用
冷水設備においては、原子炉系統や発電用タービン系統
からの廃熱を利用する目的で設置される吸収式冷凍機
と、この吸収式冷凍機での容量不足を補うとともに、原
子炉系統等からの廃熱を利用できない期間に対応するた
めに設置されるターボ冷凍機等の圧縮式冷凍機とを並列
的に備えている。
【0003】図2に、従来の原子力施設における空調用
設備の冷水系制御システムの一例を示す。図示の例で
は、吸収式冷凍機1、1とターボ冷凍機2、2の合計4
台の冷凍機が並列的に配設され、各冷凍機1、2…によ
って冷却された冷水は、冷水往管路17A〜17D、1
9Aを経て冷却器4に送られる。この冷却器4からの還
り冷水は、冷水還り管路19B、18A〜18Dにより
冷水ポンプ3、3…を経て再び前記各冷凍機1、2…に
循環されている。なお、前記ターボ冷凍機2、2…の内
の一台は、予備機であり、冷凍機故障時にのみ運転され
る。前記冷水還り管路18A〜18Dに設けられた流量
調整弁12、13により冷水の循環量は常に一定に保た
れながら、前記各冷水往管路17A〜17Dには、冷水
温度計6、7が設けられており、送られる冷水の温度が
常に一定となるように、制御器8、9により、各冷凍機
1、2…がそれぞれ制御されている。前記冷却器4への
送水量は、外気状況による負荷変動に応じて冷水往管路
19Aに設けられた調整弁10により調整されるため、
余剰となる冷水については、前記各冷凍機1、2…の冷
水循環量を変動させないようにするために、前記冷却器
4の往側と還側とを連結するバイパス管20により前記
冷却器4を通過することなく、直接冷却器4からの還り
水と合流され、前記冷凍機1、2…に循環されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した空調用設備に
おける冷水系循環システムにおいては、冷却器4での冷
房負荷が減少した場合、冷却器4に供給される冷水量が
絞られる。その結果、バイパス管20を通る冷水量の増
加分が、冷却器4からの還り冷水の温度を定格値より低
下させることにより、すなわち冷却器4からの還り冷水
の温度低下により各冷凍機1、2の冷凍負荷を一律に低
下させるシステムである。
【0005】しかし、廃熱利用により経済的な運転が可
能な吸収式冷凍機1と動力を別途必要とするターボ冷凍
機2を一律に低下させたのでは、廃熱利用効率は低いも
のとなり、不経済なものとなっていた。
【0006】そこで、本発明の主たる課題は、廃熱利用
による吸収式冷凍機と圧縮式冷凍機とを併用した空調用
冷凍設備に係り、冷却器負荷変動に応じ、全体での必要
冷凍能力は確保しつつ、吸収式冷凍機側の負荷分担率を
高く維持することにより廃熱利用率を高め、効率的かつ
経済的な冷水系制御方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、廃熱利用に
よる吸収式冷凍機と、動力を別途必要とする圧縮式冷凍
機とをそれぞれ並列的に備え、前記冷凍機群から冷水を
冷却器に供給し、この冷却器からの還り冷水を再び前記
冷凍機に循環させるようにした空調設備において、前記
吸収式冷凍機および圧縮式冷凍機を巡る循環水量を一定
に保ちながら、前記冷却器からの還り冷水温度を測定
し、この還り冷水温度が定格値以下となる場合に、前記
吸収式冷凍機の負荷が減少しないように前記吸収式冷凍
機からの冷水の温度を下げる制御を行うとともに、各冷
凍機からの冷水が合流した後の冷水温度を測定し、この
冷水温度が定格値となるまで前記圧縮式冷凍機からの冷
水の温度を上げる制御を行うことで解決できる。
【0008】
【作用】本発明においては、廃熱利用による吸収式冷凍
機および圧縮式冷凍機を巡る循環水量を一定に保ちなが
ら、前記冷却器からの還り冷水温度を測定することで冷
却器負荷を把握し、この還り冷水温度が定格値以下とな
る場合(冷却器負荷が減少した場合)に、前記吸収式冷
凍機からの冷水の温度を下げる制御を行い、前記吸収式
冷凍機の負荷が減少しないようにしている。そして、吸
収式冷凍機からの冷水の温度を下げた結果、合流後の冷
水の温度が低下するため、この合流後の冷水温度を測定
し、この冷水温度が定格値となるまで前記圧縮式冷凍機
からの冷水の温度を上げる制御を行い、前記吸収式冷凍
機側の負荷を高く維持する一方、圧縮式冷凍機側の負荷
を積極的に低減させて、廃熱を有効的に利用するように
している。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す具体例に基づき詳
説する。図1において、冷凍機群は、吸収式冷凍機1、
1とターボ冷凍機2、2の合計4台の冷凍機からなり、
それぞれ並列的に配置されている。各冷凍機1、2…に
よって冷却された冷水は、冷水往管路17A〜17Dお
よび冷水往管路19Aを経て冷却器4に送られる。この
冷却器4からの還り冷水は、冷水還り管路19Bおよび
冷水還り管路18A〜18Dにより冷水ポンプ3、3…
を経て再び前記各冷凍機1、2…に循環されている。な
お、前記ターボ冷凍機2、2…の内の一台は、予備機で
あり、冷凍機故障時にのみ運転される。先ず、前記吸収
式冷凍機1、1側では、冷水還り管路18A、18Bに
設けられた流量調整弁12、12により冷水の循環量は
常に一定に保たれており、また前記各冷水往管路17
A、17Bに、冷水温度計6が配設され、送り冷水の温
度が制御器8、8により制御されている。
【0010】一方、ターボ冷凍機2、2側においても、
冷水還り管路18C、18Dに設けられた流量調整弁1
3、13により冷水の循環量は常に一定に保たれてお
り、また冷水往管路17C、17Dに冷水温度計7、7
が配設され、送り冷水の温度が制御器9、9により制御
されている。
【0011】前記吸収式冷凍機1、1およびターボ冷凍
機2、2からの冷水は、各冷水送管路17A〜17Dを
経て、冷水往管路19Aで合流し、冷却器4に送られ、
この冷却器4からの還り冷水が、冷水還り管路19B、
18A〜18Dにより冷水ポンプ3、3…を経て再び前
記各冷凍機1、2…に循環されている。また、冷却器4
の負荷変動に応じてバイパス管20を流れる冷水量が調
整弁5により制御されている。
【0012】本発明においては、冷水還り管路19Bの
中間に還水温度計11、11が設けられており、その測
定温度を前記制御器8、8に送っている。前記制御器
8、8においては、還り冷水の温度低下を検知したなら
ば、吸収式冷凍機1、1の冷凍負荷が減少しないよう
に、送り冷水の温度を下げる制御を行う。吸収式冷凍機
1、1からの冷水の温度が下がった結果、合流後の冷水
温度が定格値よりも低下するため、冷水往管路19Aの
中間に配設された冷水温度計14、14により冷水の温
度を把握し、この冷水温度が定格値となるように制御器
9、9によりターボ冷凍機2、2を制御する。
【0013】(実施例)図2に示される従来の冷水系制
御システムにおける各冷凍機の負荷変動と図1に示され
る本発明に係る冷水系制御システムにおける各冷凍機の
負荷変動との比較を行った。表1は、冷凍機全体に対す
る負荷を変動させて、それに対する吸収式冷凍機および
ターボ冷凍機の負荷分担について示したものである。
【0014】
【表1】
【0015】上記表1に示されるように、従来例の場合
には、冷凍機の全負荷量の変動率に正比例して各冷凍機
の負荷が変動しているのに対し、本発明例の場合には、
冷凍機の全負荷量の変動率に対して、ターボ冷凍機の負
荷が大きく低下し、その分吸収式冷凍機側の負荷が増加
していることが判明される。その結果、廃熱利用効率の
向上とともに、ターボ冷凍機の動力原の低減により総合
的に経済的なものとなる。
【0016】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、冷
却器負荷変動に応じ、全体での必要冷凍能力は確保しつ
つ、廃熱利用による吸収式冷凍機側の負荷分担率を高く
維持し得るため、廃熱の有効利用を図るとともに、圧縮
式冷凍機の動力原の低減により、効率かつ経済的な冷凍
機運転が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空調用冷水設備のおける全体フロ
ー図である。
【図2】従来の空調用冷水設備のおける全体フロー図で
ある。
【符号の説明】 1…吸収式冷凍機、2…ターボ冷凍機、3…冷水ポン
プ、4…冷却器、6・7・14…冷水温度計、8・9…
制御器、11…還水温度計、12・13…流量調整弁、
20…バイパス管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃熱利用による吸収式冷凍機と、動力を別
    途必要とする圧縮式冷凍機とをそれぞれ並列的に備え、
    前記冷凍機群からの冷水を冷却器に供給し、この冷却器
    からの還り冷水を再び前記冷凍機に循環させるようにし
    た空調設備において、 前記吸収式冷凍機および圧縮式冷凍機を巡る循環水量を
    一定に保ちながら、前記冷却器からの還り冷水温度を測
    定し、この還り冷水温度が定格値以下となる場合に、前
    記吸収式冷凍機の負荷が減少しないように前記吸収式冷
    凍機からの冷水の温度を下げる制御を行うとともに、各
    冷凍機からの冷水が合流した後の冷水温度を測定し、こ
    の冷水温度が定格値となるまで前記圧縮式冷凍機からの
    冷水の温度を上げる制御を行うことを特徴とする空調設
    備における冷水系制御方法。
JP3132803A 1991-06-04 1991-06-04 空調設備における冷水系制御方法 Pending JPH06272988A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003014328A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Asahi Breweries Ltd 冷熱搬送装置
JP2012145245A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Toyo Netsu Kogyo Kk 複数種の熱源装置で構成される熱源システム及びその制御方法

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