JP4568119B2 - 複数の熱源機とポンプ群を有する熱供給システム - Google Patents

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本発明は、大規模な事務所ビルの空気調和システムや地域冷暖房システム等、多くの部屋や建物を同時に空気調和しなければならないような設備の熱供給システム、特に複数の熱源機(冷凍機・加熱機などの熱源機器)からなる熱源機器群と、熱媒(水・冷媒など)を搬送するための複数の熱媒ポンプからなるポンプ群とを備えた熱供給システムの改良に関する。
大規模な熱供給システムとして、複数の熱源機を備えると共に、各熱源機への送水動力源として複数の熱媒ポンプを備えた熱供給システムは広く実用化されている。この種の熱供給システムでは、一般に各熱源機の定格出力に合わせた熱媒流量のポンプを各熱源機器に対応させてそれぞれ用意しているが、日常的に発生する熱負荷側の変動に対し、熱負荷側の要求熱量を供給可能な熱源機の台数と、熱負荷側の要求熱媒量を供給可能な熱媒ポンプの台数の、いずれか大きいほうに合わせて熱源機と熱媒ポンプを運転している。
熱負荷側へ供給された熱媒の往き還り温度差(利用温度差)は常に一定ではなく、熱負荷の変動に伴って変化する。
各熱源機の流量が定格流量付近に限定されているため、熱負荷側の利用温度差が定格時の温度差よりも大きい場合には、熱負荷側からの還り熱媒は、熱媒ポンプの出口側管路から熱負荷側戻り管路に設けられたバイパス管からの多量の熱媒と合流して定格温度差以下の温度差となり、運転中の熱源機の負荷率に比例した温度差に相当する熱媒温度で各熱源機に供給される。
熱負荷側の利用温度差が定格時の温度差よりも小さい場合には、熱負荷側からの還り熱媒は前記バイパス管からの熱媒と合流して、温度差がさらに小さい状態となり、運転中の熱源機の負荷率に比例した利用温度差に相当する熱媒温度で各熱源機に供給される。
いずれの場合も、バイパス流量だけ余分な熱媒量が循環することになる。
流量に合わせて熱源機と熱媒ポンプの運転台数を決めているため、熱媒ポンプ動力や熱源機の付帯機器(冷凍機の冷却塔および冷却水ポンプ等)の動力を余分に消費し、エネルギーの過大な消費やランニングコストの増大などの問題が生じていた。
本発明と関連する熱供給システムの従来例として次のようなものがある。
実開昭58−104826「空気調和装置」では、冷温水を作る複数台のチリングユニット(冷凍機)にそれぞれ複数台の循環用ポンプを直列的に連通し、熱負荷側熱交換器の往き還り温度差を検出して開閉弁を操作することにより、チリングユニットと循環ポンプとを同数ずつ制御している。しかしながら、検知温度差が小さくなったことだけで一組のチリングユニットと循環ポンプを停止させると、熱負荷側熱交換器への供給水量が不足して所要の冷暖房能力が発揮できないという不都合が発生する欠点がある。 特開平6−94267「クリーンルームの温湿度制御装置」には、熱負荷の要求に応じた数の並列運転が可能な複数の冷凍機と、当該冷凍機の送水動力源として各冷凍機に対応して設けられかつ同調して運転が行われる複数のポンプとを備えた温湿度制御装置が記載されている。さらに、熱負荷に供給される冷凍機の出力水の流量を調整する流量調節弁と熱負荷に対するバイパス系とが設けられて、このバイパス系が冷凍機の台数切り替え付近の熱量供給時に開かれるようになっている。この従来例を図7に示す。
図7において、7台の冷水ポンプ15a〜15gから送り出された水が7台の冷凍機14a〜14gで冷却され、流量調節弁17を介して、熱負荷(各室ごとの空調装置)19へと送られている。さらに熱負荷19をバイパスするバイパス回路21が設けられている。
しかしながら、前記冷水ポンプは冷凍機の送水動力源として前記冷凍機の各々に対応させて設けられるとともに稼働対象の冷凍機に同調して運転が行われるようになっているため、各冷水ポンプの定格流量は対応する冷凍機の定格流量に合わせる必要があり、負荷側の要求水量に対して最適な冷水ポンプ運転台数を選ぶことができない。その結果、冷水ポンプは効率の悪い運転を行い、冷水ポンプの消費電力が大きくなるという不都合が発生するという欠点がある。
本発明の主たる目的は、熱源機の運転効率を高めるとともに、部分負荷時における熱源機群の運転の自由度を拡張することによって熱媒(熱媒体)ポンプの搬送動力を削減し、熱供給システムの省エネルギーとランニングコストの低減を図ることにある。
本発明の他の目的は、熱源機及び熱媒ポンプの運転台数を最適化し、熱源機の負荷率を向上させることにより、熱源機の付帯機器の消費動力を削減し、熱供給システムの省エネルギーとランニングコストの低減を図ることにある。
本発明の更なる目的は、ホンプ群の一部の熱媒ポンプを変流量ポンプとしてポンプ群の供給熱媒量を連続可変とし、熱媒ポンプの搬送動力を大幅に削減して熱供給システムの省エネルギーとランニングコストの低減を図ることにある。
前述した課題を解決するため、本発明は複数の並列に接続された熱源機群に対し、前記熱源機によって冷却または加熱された熱媒を熱負荷側へ循環するために複数の熱媒ポンプを並列に接続したポンプ群が配管で直列に接続された、ランニングコストの大幅な削減が可能な熱供給システムを提供する。この熱供給システムは、その基本態様として、定格出力以下で運転されるときに定格流量以上および定格流量以下の流量範囲で使用可能な熱源機が配置され、各熱源機の熱媒配管に負荷分配用の流量調整弁が配置され、ポンプ群の総熱媒流量を熱源機の総定格流量以上とし、熱負荷側の必要熱量にあわせて運転する熱源機が選択可能であり、熱負荷側の必要流量に合わせて運転する熱媒ポンプが選択可能であり、前記ポンプ群の出口側管路から熱負荷側戻り管路に余分な流量をバイパスさせるためのバイパス管が設けられると共に当該バイパス管路内に流量制御弁が設けられ、各流量調整弁は各熱源機の負荷率が等しくなるように調整して熱媒を分配することが可能であることを特徴とする。
さらに、好適な態様として、前記ポンプ群の一部の熱媒ポンプを変流量ポンプとし、熱負荷側の必要流量に合わせて変流量ポンプの回転数を制御する。
かかる構成に基づき、熱源機の定格出力以下で運転されるときに定格流量以上および定格流量以下の流量範囲で使用可能な熱源機を使用するとともに、熱負荷側の必要流量にあわせて熱媒ポンプを選択して運転することにより、熱負荷側の必要流量を確保した状態で、熱負荷側の流量に関係なく、熱負荷に合わせた最適な熱源機を運転することが可能になる。
この結果、従来のように検知温度差が小さくなったことだけで一組のチリングユニットと循環ポンプを停止させることにより生じる、熱負荷側熱交換器への供給水量が不足して所要の冷暖房能力が発揮できないという事態を回避することができるようになる。
次に、各熱源機器の熱媒配管に負荷分配用の流量調整弁を配置したことにより、熱媒流量が変動しても各熱源機の負荷率が等しくなるように各熱源機器の熱媒流量を調整することが可能になり、熱源機の効率よい運転が可能になる。
ポンプ群の総熱媒流量は熱源機の総定格流量以上とするが、各熱媒ポンプの熱媒流量は各熱源機の定格流量と同容量にする必要はない。ポンプ群を構成する熱媒ポンプの中に、熱源機1台分の定格流量よりも大きい熱媒ポンプを1台以上設けてもよいし、熱源機1台分の定格流量よりも小さい熱媒ポンプを1台以上設けてもよい。また、熱媒ポンプの台数は熱源機の台数と同じでもよいし、同じでなくてもよい。さらに、1台以上の熱媒ポンプを変流量ポンプにしてもよい。
運転方法として、熱負荷側必要熱量にあわせて運転する熱源機を選択し、熱負荷側の必要流量に合わせて運転する熱媒ポンプを選択し、さらには熱媒ポンプの回転数を制御し、各流量調整弁を各熱源機の負荷率が等しくなるように調整して熱媒を分配することにより、バイパス流量を小さく、あるいは0にでき、熱媒ポンプの搬送動力が削減され、熱供給システムの省エネルギーとランニングコストの低減を図ることができる。
また、ポンプ群の出口側管路から熱負荷側戻り管路にバイパス管を設けて、余分な流量をバイパスさせるようにしているので、熱負荷側の必要な流量とポンプ群の供給熱媒流量とが完全に一致しなくてもよく、熱媒ポンプの運転が不安定になることを防止できる。
また、熱源機及び熱媒ポンプの運転機の選択を最適化し、熱源機の負荷率を向上させることにより、熱源機の運転台数や熱媒ポンプの運転台数を削減することも可能になり、熱源機の運転台数が削減された場合、それに属する冷却塔や冷却水ポンプの運転台数も削減でき、熱供給システムの省エネルギーとランニングコストの低減を図ることもできるという利点がある。
以下、添付図面の実施態様を参照しながら、本発明による熱供給システムの態様についてさらに説明する。
図1〜図6に示した例における熱源機は、1号機は蓄熱槽11と熱交換器12を利用した蓄熱槽型熱源機14a、2号機〜4号機は冷凍機を利用した熱源機14b,14c,14dであり、以下の説明ではこれらを冷熱源機として説明するが、他の型式の各種熱源機についても同様に本発明が適用可能であることを理解されたい。また、図1〜図6に示した例における熱源機は1号機〜4号機が同一定格容量としてあるが、各熱源機の定格容量が異なる熱源機についても同様に本発明が適用可能であることを理解されたい。
さらに、図1〜図6に示した例においては、熱源機群の下流側にポンプ群が接続されているが、ポンプ群を熱源機群の上流側に接続してもよい。
図1は、本発明による熱供給システムの主要部を表す回路図であり、1号機から4号機までの4台の冷熱源機14a〜14dからの冷水が、4台の冷水ポンプ15a〜15dに吸い出されて熱負荷(各室ごとの空調装置)19へと送られている。なお2号機から4号機までの3台の冷凍機14b,14c,14dには冷却水ポンプ17b,17c,17dから冷却用の水が供給されるようになっている。また、冷水ポンプ15a〜15dの出口側管路22から熱負荷側の戻り管路23との間にバイパス回路24が設けられ、流量制御弁16でバイパス流量が制御されている。
本発明の特徴に従い、冷熱源機14a〜14dは、定格出力(定格熱量100)以下で運転されるときに定格流量(100)以上および定格流量以下の流量範囲で使用可能な(変流量対応の)冷熱源機で構成されている。従来、一般に用いられている冷熱源機は、定格出力以下で運転されるときであっても、定格流量付近での運転しかすることができず、実際上は定格流量以上および定格流量以下の流量範囲での使用が困難であった。
さらに本発明の他の特徴に従い、冷熱源機14a〜14dの出口付近の回路にそれぞれ流量計26と流量調整弁28とが設けられている。図1の状態では冷熱源機の2号機14bと3号機14cとが運転中であり、ここでの熱量はそれぞれ80、80、流量はそれぞれ100、100であり、同様に運転中の3号機の冷水ポンプ15cと4号機の冷水ポンプ15dもそれぞれ流量は100、100となっている。このとき熱負荷19側に必要とされる熱量は160、流量は160であるため、バイパス管路24を通じて流量40が冷熱源機側に戻されることになる。
このように、流量調整弁28を設けたことにより、各冷熱源機から送水される流量をほぼ均等に分配させることが可能になり、冷熱源機の負荷率もほぼ均等にすることができて、一部の冷熱源機に負荷が成り行きで集中すること及び運転していない熱源機に熱媒が流れてしまうことを防止することができ、省エネルギーを図ることができる。
また、従来の装置のように冷熱源機と冷水ポンプとが1対1で対応して動作する必要がないため、冷水ポンプの相互運転が可能となり、冷水ポンプが故障した場合にも他の冷水ポンプによるバックアップが可能になる。また、冷熱源機と冷水ポンプの組み合わせが自由になり、冷水ポンプの運転時間を均等にして、寿命の均等化とメンテナンスの容易化など、ランニングコストの低減を図ることができる。
図2は、図1に示した変流量対応の冷熱源機を利用し、さらに冷水ポンプの一部(1号機15a’と2号機15b’)を変流量ポンプにすることによって、熱負荷側の必要流量が冷熱源機の定格流量未満の場合に必要流量に合わせて運転することを可能にし、消費電力を削減するようにした例である。図2の例では、運転されている2号機の冷熱源機14bと変流量ポンプ15a’の定格流量が100でありながら、熱負荷側の必要熱量が70、必要流量が70であるため、変流量対応の冷熱源機14bを熱量70、流量70で部分負荷運転すれば、バイパス管路24の流量は0となる。かくしてランニングコストの低減が図られている。また、複数の冷熱源機が並列に接続された冷熱源機群と複数の冷水ポンプが並列に接続されたポンプ群とが直列に配置されているため、変流量ポンプ運転時に運転可能な冷熱源機は14bだけではなく、14a,14c,14dも運転可能となり、冷熱源機が故障した場合にも他の冷熱源機によるバックアップが可能になる。また、冷熱源機の運転時間を均等にして寿命の均等化を図ることができる。
図3は、図1に示した変流量対応の冷熱源機と、図2に示した変流量ポンプとを利用し、さらに冷熱源機1台の定格流量(100)よりも大きい流量(120)の冷水ポンプ(4号機15d’)を設けて、定格容量よりもわずかに大きい出力を必要とするような場合に冷熱源機と冷水ポンプの運転方法を多様化させて対応させるようにした例である。すなわち、図3に示すように、定格流量100の冷熱源機を4台、流量100の冷水ポンプを3台、流量120の冷水ポンプを1台設置したとして、熱負荷側の熱量・流量共に110必要な場合、流量120の冷水ポンプ15d’を運転することにより、冷水ポンプの運転台数が2台でなく1台で足りることになる。このとき、運転されている冷熱源機14b,14cの熱量はそれぞれ55、流量は60、バイパス管路24の流量は10となる。かくして、運転方法の多様化と、搬送動力の低減による省エネルギーとランニングコストの低減を図ることができる。
図4は、本発明の別の応用例を表しており、冷水の往き還り温度差が定格値より小さく、流量が熱量に対して多く必要な場合でも、変流量対応の冷熱源機と変流量ポンプとを組み合わせることにより、冷熱源機の運転可能流量の範囲内で冷水ポンプは流量に合わせて、冷熱源機は熱量に合わせて運転することができ、冷熱源機と冷却水ポンプの運転台数の削減及び消費電力の削減を図ることができることを表している。すなわち、図4に示すように、熱負荷19側に熱量80、流量130が必要な場合には、冷熱源機14bだけを運転すれば熱量80が得られ、冷水ポンプ15a’,15b’をそれぞれ流量65で運転することにより流量130が得られる。このときバイパス管路24の流量は0となる。かくして、運転方法の多様化と、搬送動力の低減による省エネルギーとランニングコストの低減を図ることができる。
図5は、本発明のさらなる応用例を表しており、冷水の往き還り温度差が定格値より大きく、熱量が流量に対して多く必要な場合でも、変流量対応の冷熱源機とバイパス管とを組み合わせることにより、冷熱源機の運転可能流量の範囲内で冷水ポンプの流量に合わせて、冷熱源機を熱量に合わせて運転することができ、冷水ポンプの運転台数の削減及び消費動力の削減を図ることができることを表している。すなわち、図5に示すように、熱負荷19側に熱量110、流量90が必要な場合には、冷熱源機14c,14dをそれぞれ熱量55で運転すれば熱量110が得られ、冷水ポンプ15cだけを運転することにより流量90が得られる。このときバイパス管路24の流量は10となる。かくして、運転方法の多様化と、搬送動力の低減による省エネルギーとランニングコストの低減を図ることができる。
図6は、本発明の熱供給システムにおいて、冷熱源機の設置台数と冷水ポンプの設置台数とが異なる場合の例を表している。すなわち、4台の冷熱源機が5台の冷水ポンプを共有しており、従来の装置のように冷熱源機と冷水ポンプとが1対1で対応して動作する必要がない。これにより、各冷水ポンプの定格流量を選定する自由度が増えて稼働中の冷熱源機に対して運転する冷水ポンプの組み合わせが自由になり、熱負荷側の必要流量に対して最適な流量の冷水ポンプを選択して運転でき、冷水ポンプの消費電力を大幅に低減できるのみでなく、冷水ポンプの運転時間を均等にして、寿命の均等化とメンテナンスの容易化など、省エネルギーとランニングコストの低減を図ることができる。
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、部分負荷時における熱源機群およびポンプ群の運転の自由度が拡張される結果、熱負荷側の必要熱量に合わせて運転する熱源機を選択し、熱負荷側の必要流量に合わせて運転する熱媒ポンプを選択し、および/あるいは熱媒ポンプの回転数を制御し、各流量調整弁を各熱源機の負荷率が等しくなるように調整して熱媒を分配することができ、熱源機の負荷率が向上して熱源機の運転効率が高まるとともに、熱媒ポンプの搬送動力が削減され、熱供給システムの省エネルギーとランニングコストの低減を図ることができる。また、熱源機の運転台数を最適化させることにより、熱源機の運転効率を高めるとともに、熱源機の付帯機器の消費動力も削減でき、熱供給システムの省エネルギーとランニングコストをさらに低減できるなど、その技術的効果にはきわめて顕著なものがある。
本発明による熱供給システムを表す回路図 本発明における変流量熱源機と変流量ポンプを表す回路図 大流量ポンプを追加したシステムを表す回路図 負荷流量が熱量より大きい場合のシステムを表す回路図 負荷熱量が流量より大きい場合のシステムを表す回路図 本発明によるポンプ共有状態でのシステムを表す回路図 従来の空調システムにおける制御装置を表す系統図
符号の説明
11 蓄熱槽
12 熱交換器
14a〜14d 冷熱源機
15a〜15e,15a’,15b’,15d’ 冷水ポンプ
16 流量制御弁
17b〜17d 冷却水ポンプ
19 熱負荷
24 バイパス管路
26 流量計
28 流量調整弁

Claims (2)

  1. 複数の並列に接続された熱源機群に対し、前記熱源機によって冷却または加熱された熱媒を熱負荷側へ循環するために、複数の熱媒ポンプを並列に接続したポンプ群が配管で直列に接続された熱供給システムであって、
    定格出力以下で運転されるときに定格流量以上および定格流量以下の流量範囲で使用可能な熱源機が配置され、
    各熱源機の熱媒配管に負荷分配用の流量調整弁が配置され、
    ポンプ群の総熱媒流量を熱源機の総定格流量以上とし、
    熱負荷側の必要熱量にあわせて運転する熱源機が選択可能であり、
    熱負荷側の必要流量に合わせて運転する熱媒ポンプが選択可能であり、
    前記ポンプ群の出口側管路から熱負荷側戻り管路に余分な流量をバイパスさせるためのバイパス管が設けられると共に当該バイパス管路内に流量制御弁が設けられ、
    各流量調整弁は各熱源機の負荷率が等しくなるように調整して熱媒を分配することが可能であることを特徴とする複数の熱源機とポンプ群を有する熱供給システム。
  2. 前記ポンプ群の一部の熱媒ポンプを変流量ポンプとし、熱負荷側の必要流量に合わせて変流量ポンプの回転数を制御することを特徴とする請求項1記載の熱供給システム。
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