JPH06272937A - 空気調和装置の制御方法 - Google Patents

空気調和装置の制御方法

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JPH06272937A
JPH06272937A JP5081081A JP8108193A JPH06272937A JP H06272937 A JPH06272937 A JP H06272937A JP 5081081 A JP5081081 A JP 5081081A JP 8108193 A JP8108193 A JP 8108193A JP H06272937 A JPH06272937 A JP H06272937A
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毅一 入江
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正和 藤本
Yoshiharu Tanaka
祥治 田中
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 過度の室温低下を防止し、快適な室内環境の
維持が可能な空調装置の制御方法の提供。 【構成】 冷温水コイル4、冷温水弁5、給気ファン6
を有する空調機2と、排気ファン8、外気導入の外気フ
ァン7と、該排気と導入外気とを熱交換する全熱交換器
3とを有し、排気又は外気の全熱交換器3のバイパス経
路20を備え、排気18、外気19及びバイパス20の
夫々の経路中にダンパ12,13,14を設け、室内1
に室内温度設定器17と、室内温度、室内からの還気温
度、外気温度を測定する温度センサ23,15,16
と、それらに基づき制御する制御装置10,11を備え
た空調装置の制御方法において、冷房中は、室内設定温
度より還気温度が低く、外気温度が高い場合に、また暖
房中は、室内設定温度より還気温度が高く、外気温度が
低い場合に、冷温水弁に全閉信号を出力し、同時に全熱
交換器に外気と排気で全熱交換を行う指令を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置に係り、
特に全熱交換器を接続した空気調和装置の制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、空調機では、冷房時に室内の温度
が下がりすぎた場合や、暖房時に室温が上がりすぎた場
合などは、空調機の風量による冷暖房能力制御手段など
で冷暖房能力を低下させて、室温が過度に低下しないよ
うに構成していた。しかしながら、空調機においては、
室内への最小換気量を確保することが必要なため、上記
のような構成では、図4のように冷暖房能力を充分に低
下させることができず、室温を過度に低下させてしま
い、居住者に不快感を与えるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決し、過度の室温低下の防止を行うことが
でき、快適な室内環境の維持が可能な空気調和装置の制
御方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、冷温水コイルと冷温水弁を備えた冷温
水配管と、給気ファンとを有する空調機と、還気空気を
排気する排気ファンと、外気を導入する外気ファンと、
該排気空気と導入外気とを熱交換する全熱交換器とを有
し、排気又は外気の全熱交換器をバイパスする経路を備
え、排気、外気及びバイパスのそれぞれの経路中にダン
パを設け、室内に室内温度設定器と、室内温度及び室内
からの還気温度及び外気温度を測定する温度センサと、
それらに基づいて制御する制御装置を備えた空気調和装
置の制御方法において、冷房運転中は、室内の設定温度
より還気温度が低く、外気温度が高い場合に、また、暖
房運転中は、室内の設計温度より還気温度が高く、外気
温度が低い場合に、冷温水弁に全閉信号を出力し、同時
に全熱交換器に外気と排気で全熱交換を行う換気指令を
出力することとしたものである。
【0005】さらに、詳しくは本発明は、冷温水コイル
とそれに接続した冷温水弁を備えた冷温水配管と、空調
空間に空調空気を供給する給気ファンとを有する空調機
と、空調空間からの還気空気の一部を排気する排気ファ
ンと、外気を導入する外気ファンと、該排気空気と導入
外気とを熱交換する全熱交換器と、還気経路と排気経路
と外気経路とを有し、排気及び外気の内少なくとも1方
が全熱交換器をバイパスできる経路を備え、前記排気経
路、外気経路及びバイパス経路中にそれぞれダンパを設
けると共に、空調空間内に温度を設定する室内温度設定
器と、室内温度と室内からの還気温度及び外気温度をそ
れぞれ測定する温度センサとを備え、前記室内温度設定
器及び温度センサの設定値及び測定値に基づいて制御す
る制御装置を備えた空気調和装置の制御方法において、
冷房運転中は、還気温度が室内の設定温度より所定の設
定値以上低く、外気温度が室内の設定温度より高い場合
に、また、暖房運転中は、還気温度が室内の設定温度よ
り所定の設定値以上高く、外気温度が室内の設定温度よ
り低い場合に、冷温水弁に全閉信号を出力すると同時に
全熱交換器に外気と排気で全熱交換を行う換気指令を出
力することとしたものである。
【0006】
【作用】本発明では、上記したように室内温度が設定値
より、冷房運転中は低く、暖房運転中は高い場合に、冷
温水弁を閉じて外気と排気とで全熱交換を行い、熱交換
した外気を室内の空調空間内に給気するように制御する
ことによって、空調機の室内への換気量を確保して空調
のしすぎ、即ち室温の下がりすぎ、又は上がりすぎを防
止し、快適な空調を維持することができるものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1 図1に本発明に用いる空気調和装置の概略構成図を示
す。図1において、1は、室内温度設定器により設定さ
れた温度に空調されている居室であり、2は、冷温水弁
5を有する配管により接続された冷温水コイル4と給気
ファン6を有する空調機であり、7は外気ファン、8は
排気ファンで、3は外気経路19、排気経路18にまた
がって設けられた全熱交換器である。外気経路19には
バイパス経路20が設けられており、それぞれの経路1
8、19、20にダンパ12、13、14が設けられて
いる。また、温度センサが、還気経路22、外気経路1
9及び居室1内にそれぞれ15、16、23として備え
られており、10は空調機制御盤、11は全熱交換器制
御盤である。
【0008】次に、図1の空気調和装置を用いる空調運
転操作を説明する。空調機2では室内1からの還気が還
気経路22を通り、フィルタ9を通過し、冷温水コイル
4で冷却又は加熱され、給気ファン6によって給気経路
21を通り居室に送られ、居室1の空調を行う。また、
給気を加熱又は冷却する冷温水コイル4には、熱源機か
ら冷温水弁5が接続された冷温水往配管24を通り冷温
水が供給され、冷温水復配管25を通り熱源機に戻され
る。空調機2には、フィルタ9を通過後に排気を室外排
出する経路18を設けており、排気は経路18を通り全
熱交換器3へ導かれている。また、外気は外気ファン7
によって全熱交換器3に導入されている。
【0009】全熱交換器3では、空調機2が運転され、
外気を居室1へ供給する場合に、外気ファン7及び排気
ファン8を運転し、排気ダンパ12を開とする。外気ダ
ンパ13は、外気ファン7が運転され全熱交換を行う場
合に開とし、全熱交換を行わない場合及び外気ファン7
が停止した場合に閉となる。全熱交バイパスダンパ14
は、外気ファン7が運転され全熱交換を行わない場合に
開とし、全熱交換を行う場合及び外気ファン7が停止し
た場合に閉となる。
【0010】空調機2から経路18を通り全熱交換器3
に導入された排気は、全熱交換器3を通過し、排気ファ
ン8によって室外へ排出される。外気は、外気ファン7
によって全熱交換器3に導入され、全熱交換を行う場
合、全熱交換器3を通過し、経路19を経由して空調機
2に供給している。また、全熱交換を行わない場合、全
熱交換器3を通過せず、開となった全熱交バイパスダン
パ14を通り、経路20を経由して空調機2に供給して
いる。
【0011】空調機2は空調機制御盤10によって制御
され、給気ファン6の運転制御及び冷温水弁5の開閉制
御を行っている。また、空調機制御盤10には、室内温
度センサ23、還気温度センサ15、外気温度センサ1
6、室内温度設定器17が接続されている。全熱交換器
制御盤11では、排気ダンパ12、外気ダンパ13及び
全熱交バイパスダンパ14の開閉制御、外気ファン及び
排気ファンの運転制御の全熱交換器3の制御を空調機2
からの運転指令、外気冷房指令などに従って行ってい
る。
【0012】本発明では、空調機2が運転され、空調機
制御盤10から全熱交換器制御盤11に運転指令が発信
され、外気ファン7及び排気ファン8が運転される。こ
の時、室内からの還気の1部が排気ファン8によって排
出され、ほぼ同じ量の外気が還気に混合されて、冷温水
コイル4を通過して室内に供給されることになる。室内
温度センサ23で測定した居室1の温度と室内温度設定
器17で設定した設定温度を比較し、空調機の能力制御
を居室への風量で行う場合、居室1の空調負荷が少な
く、居室1への最小換気量まで空調機2の給気風量を減
少させても、空調負荷が少ないために居室1の温度は、
冷房時には更に低下し、暖房時には更に上昇してしまう
ケースが考えられる。
【0013】本発明では、このような状態を防ぐため、
還気温度と外気温度の関係を示す図2において、冷房時
は図2の斜線部のように居室1の温度が室内温度設定器
17によって設定された設定温度より所定の温度だけ低
下した場合で、外気温度センサ16で測定した外気温度
が室内温度設定器17で設定した温度より高い場合に、
空調機制御盤10から冷温水弁5に全閉信号を発信する
と共に、全熱交換器制御盤11に全熱交換器を使用した
換気指令を発信するように構成し、全熱交換器制御盤1
1は外気ダンパ13・排気ダンパ12に開信号を、全熱
交バイパスダンパ14に全閉信号を発信して全熱交換器
を使用した換気を行うように構成し、室温の過度の低下
を防止、快適な室内環境の維持・提供し、室温よりも過
度に高い温度の外気を直接室内に導入することで室温を
急激に上昇させて居住者に不快感を与えることを防止す
ると共に省エネルギを実現している。
【0014】また、暖房時は図3の斜線部のように居室
1の温度が室内温度設定器17によって設定された設定
温度より所定の温度だけ上昇した場合で、外気温度セン
サ16で測定した外気温度が室内温度設定器17で設定
した温度より低い場合に、空調機制御盤10から冷温水
弁5に全閉信号を発信すると共に、全熱交換器制御盤1
1に全熱交換器を使用した換気指令を発信するように構
成し、全熱交換器制御盤11は外気ダンパ13・排気ダ
ンパ12に開信号を、全熱交バイパスダンパ14に全閉
信号を発信して全熱交換器を使用した換気を行うように
構成し、室温の過度の上昇を防止し、快適な室内環境を
維持・提供し、室温よりも過度に低い温度の外気を直接
室内に導入することで室温を急激に低下させて居住者に
不快感を与えることを防止すると共に省エネルギを実現
している。
【0015】
【発明の効果】前記のように、本発明では全熱交換器を
接続した空調機において、空調のし過ぎすなわち室温の
下がりすぎ及び上がりすぎを防止することが可能とな
り、快適な空調を実現するとともに、省エネルギを図る
ことも可能である。また、前記実施例では全熱交換器3
を空調機2と別置き型としているが、空調機2に全熱交
換器3が内蔵されているタイプでも同様の制御を行うこ
とで、同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる空気調和装置の概略構成図。
【図2】冷房時の還気温度と外気温度の関係を示すグラ
フ。
【図3】暖房時の還気温度と外気温度の関係を示すグラ
フ。
【図4】従来の制御方法における風量と室内温度の関係
を示すグラフ。
【従来の説明】
1:居室、2:空調機、3:全熱交換器、4:冷温水コ
イル、5:冷温水弁、6:給気ファン、7:外気ファ
ン、8:排気ファン、9:フィルタ、10:空調機制御
盤、11:全熱交換器制御盤、12:排気ダンパ、1
3:外気ダンパ、14:全熱交バイパスダンパ、15:
還気温度センサ、16:外気温度センサ、17:室内温
度設定器、18:排気経路、19:外気導入経路、2
0:全熱交バイパス経路、21:給気経路、22:還気
経路、23:室内温度センサ、24:冷温水往管、2
5:冷温水復管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 恭一 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷温水コイルと冷温水弁を備えた冷温水
    配管と、給気ファンとを有する空調機と、還気空気を排
    気する排気ファンと、外気を導入する外気ファンと、該
    排気空気と導入外気とを熱交換する全熱交換器とを有
    し、排気又は外気の全熱交換器をバイパスする経路を備
    え、排気、外気及びバイパスのそれぞれの経路中にダン
    パを設け、室内に室内温度設定器と、室内温度及び室内
    からの還気温度及び外気温度を測定する温度センサと、
    それらに基づいて制御する制御装置を備えた空気調和装
    置の制御方法において、冷房運転中は、室内の設定温度
    より還気温度が低く、外気温度が高い場合に、また、暖
    房運転中は、室内の設計温度より還気温度が高く、外気
    温度が低い場合に、冷温水弁に全閉信号を出力し、同時
    に全熱交換器に外気と排気で全熱交換を行う換気指令を
    出力することを特徴とする空気調和装置の制御方法。
JP5081081A 1993-03-17 1993-03-17 空気調和装置の制御方法 Expired - Lifetime JP2715237B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104390318B (zh) * 2014-09-30 2017-01-11 杭州悦居环境设备有限公司 一种恒温恒湿恒氧空调系统
CN110715364A (zh) * 2019-10-14 2020-01-21 珠海格力电器股份有限公司 空气处理设备及其控制方法、装置
US20210285661A1 (en) * 2020-03-10 2021-09-16 Wolf Steel Ltd. Heating and cooling appliance

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CN110715364A (zh) * 2019-10-14 2020-01-21 珠海格力电器股份有限公司 空气处理设备及其控制方法、装置
CN110715364B (zh) * 2019-10-14 2023-10-27 珠海格力电器股份有限公司 空气处理设备及其控制方法、装置
US20210285661A1 (en) * 2020-03-10 2021-09-16 Wolf Steel Ltd. Heating and cooling appliance

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