JPH06272451A - 扉装置 - Google Patents

扉装置

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Publication number
JPH06272451A
JPH06272451A JP5090863A JP9086393A JPH06272451A JP H06272451 A JPH06272451 A JP H06272451A JP 5090863 A JP5090863 A JP 5090863A JP 9086393 A JP9086393 A JP 9086393A JP H06272451 A JPH06272451 A JP H06272451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
glass
liquid crystal
crystal layer
passing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5090863A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Kishimoto
俊哉 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nabco Ltd filed Critical Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉が閉扉時には室内に様子が伺えず、扉の開
扉動作時に通行体と通行体、又は、通行体と扉とが衝突
する恐れがある場合に、扉の反対側が伺え通行体に衝突
回避行動の必要を促すことのできる扉を提供することを
目的とする。 【構成】 通電時に透明となり非通電時には不透明とな
る液晶層35を有するガラス36を用いた扉34と、液
晶層35を通電と非通電とにするガラス制御部33を備
えた扉装置において、扉34の一方に扉34を通行する
ために接近した通行体41を検知する検知スイッチ38
と、扉34の他方に存在する通行体42を検知する安全
スイッチ32とを設け、前記ガラス制御部33は、検知
スイッチ38と安全スイッチ32との検知信号が入力さ
れるアンド回路43と、このアンド回路43の出力信号
に基づいて液晶層35に通電する電圧供給回路44とに
より構成したことを特徴とする扉装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電時に透明となり非
通電時に不透明となる液晶層を有するガラスを用いた扉
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶層を有するガラスを用いた扉
装置には、特開平3−253682号公報に開示された
ものがある。図7に示されるように、全面が透明の扉3
4に用いられ、通行体の速度を測定する速度センサー1
6と、通行体を検知する第1検知装置2とを設け、通電
時に不透明になる液晶層15を有するガラスにより扉3
4を形成し、第1検知装置2の検知信号を入力して扉3
4の開扉動作を行うモータ制御装置3と、第1検知装置
2と速度センサー16との信号を演算する演算処理装置
17と、この演算処理装置17に接続され扉34の液晶
層15に通電する給電制御装置18とにより構成されて
いる。
【0003】通行体が扉34を通行するために扉34に
向かう速度を速度センサー16が測定し、通行体が第1
検知装置に検知された時の信号により扉34の開扉動作
が開始される。演算処理装置17は通行体が扉34に衝
突する恐れがある時に、液晶層15を不透明にする信号
を給電制御装置18に送り、この給電制御装置18は液
晶層15に通電する。液晶層15が通電されることによ
り、ガラスは不透明となり通行体に扉34の存在を知ら
せるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は全面を透
明のガラスにより形成し、室内の様子が伺えるようにし
た扉に用いるのに適している。しかしながら、会議室,
コンピュータ室などの出入り口に用いる扉に従来の技術
を使用すると、室内から通路を通行する人が見え気にな
ると共に、通路を通行する人が室内を伺えるために、室
内の秘密事項が守れない。室内の秘密事項が守れるため
に全面が常時不透明である扉を用いると、扉の開扉時に
通行体と通行体、又は、通行体と扉が衝突する問題があ
った。
【0005】本発明は、扉が閉状態には室内の様子が伺
えず、開扉時に通行体と通行体、又は、通行体と扉とが
衝突する恐れがある場合に、扉の反対側が伺える扉を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】出入り口に設けられ、通
電時に透明となり非通電時に不透明となる液晶層を有す
るガラスを用いた扉と、前記液晶層を通電と非通電とに
するガラス制御部を備えた扉装置において、扉を通行す
るために接近した通行体を検知する検知スイッチと、扉
の反対側付近に存在する通行体を検知する安全スイッチ
とを設け、前記ガラス制御部は、安全スイッチと検知ス
イッチとの検知信号が入力されるアンド回路と、このア
ンド回路の出力信号に基づいて前記液晶層に通電する電
圧供給回路とにより構成したことを特徴とする扉装置。
【0007】
【作用】前記安全スイッチに通行体が検知されている時
に、扉の反対側に接近する通行体が前記検知スイッチに
検知された場合、又は、通行体が前記検知スイッチに検
知され扉が開扉動作中である時に、前記安全スイッチに
通行体が検知された場合においても、前記ガラス制御部
の前記アンド回路に前記安全スイッチと前記検知スイッ
チの検知信号が入力され、前記アンド回路はこの二つの
検知信号が入力された時に前記電圧供給回路に出力し、
前記電圧供給回路は前記アンド回路に基づいて液晶層に
電圧を供給し、前記ガラス制御部はガラスを透明とする
ために液晶層を通電状態にする。衝突の恐れがある場合
に不透明となるために通行体が衝突回避動作を行うこと
ができる。
【0008】
【実施例】
(第1実施例)実施例1は手動の開戸であり、図1と図
2とを参照して説明する。扉34は通電状態では透明と
なり非通電状態では不透明となる液晶層35を有するガ
ラス36により形成され、扉34の付近に通行体41を
検知する検知スイッチ38と、扉34の開閉領域を覆い
通行体42が扉34の付近に接近したことを検知する安
全スイッチ32とを設け、この安全スイッチ32と検知
スイッチ38とはガラス制御部33に接続され、このガ
ラス制御部33はアンド回路43と電圧供給回路44と
で形成され、ガラス36の液晶層35にガラス制御部3
3が接続されている。
【0009】以下、第1実施例の作動について説明す
る。通行体41が検知スイッチ38に検知されることに
より、ガラス制御部33のアンド回路43に検知信号が
送られる。又、安全スイッチ32は扉34の開閉領域に
通行体42が存在するとガラス制御部33のアンド回路
43に信号を送る。通行体41又は通行体42のどちら
か一方だけが扉を通行する場合には、ガラス36は扉3
4の閉状態と同様に不透明な状態である。
【0010】通行体41が扉34の開扉動作を開始する
時に、扉34の開閉領域に通行体42が存在する場合、
又は、通行体41が扉34の開扉動作中に、扉34の開
閉領域に通行体42が進入してきた場合に、ガラス制御
部33のアンド回路43には検知スイッチ38と安全ス
イッチ32とから二つの検知信号が入力され、アンド回
路43はこの二つの検知信号が入力されることにより電
圧供給回路44に信号を送り、ガラス制御部33が液晶
層35に通電しガラス36が透明となる。
【0011】ガラス36が透明な状態から不透明となる
のは、前記安全スイッチ32と前記検知スイッチ38の
どちらか一方でも通行体が検知されなくなった時、又
は、アンド回路34にタイマー機構を備え一定時間経過
した後であり、電圧供給回路44はアンド回路43から
の信号が入力されなくなると、液晶層への通電を止めて
ガラスは不透明な状態になる。
【0012】上記したように本発明の第1実施例では、
通行体41が扉34を通行する時に、扉34の反対側付
近に存在する通行体42と通行体41が開扉した扉34
とが衝突する恐れがある場合にガラス36を透明とし、
通行体41に通行体42の存在を知らせ、衝突する危険
を激減することができる。
【0013】(第2実施例)第2実施例は自動の開戸で
あり、図3と図4とを参照して説明する。扉34の開閉
領域を覆う安全スイッチ32と、この安全スイッチ32
に隣接するように通行体42を検知する検知スイッチ3
7と、扉34が開閉しない側に通行体41を検知する検
知スイッチ38とを備え、この検知スイッチ38と検知
スイッチ37および安全スイッチ32の検知信号を入力
して扉34の開閉信号を出力する扉制御部39と、この
扉制御部39の開閉信号を入力し扉34を開閉する扉駆
動部40とを設け、扉34は通電状態では透明となり非
通電状態では不透明となる液晶層35を有するガラス3
6により形成され、液晶層35を通電するガラス制御部
33を設け、このガラス制御部33はアンド回路43と
電圧供給回路44とで構成されると共に、検知スイッチ
38と安全スイッチ32に接続されている。
【0014】以下、第2実施例の作動について、説明す
る。検知スイッチ37,38に通行体41,42のどち
らか一方が検知された場合、検知スイッチ37,38か
らは扉制御部39に検知信号が送られ、扉駆動部40が
扉34を開扉する。この扉34を通行する通行体41,
42が一方のみである場合、ガラス36は扉34の閉状
態と同様に不透明な状態である。
【0015】検知スイッチ38が通行体41を検知し、
扉駆動部40が開扉動作を開始した時、又は、開扉動作
中に安全スイッチ32が扉34の反対側から通行して来
る通行体42を検知すると、この安全スイッチ32の検
知信号が扉制御部39に送られ、扉制御部39は開扉動
作を停止する信号を扉駆動部40に送り、扉が停止す
る。
【0016】安全スイッチ32の検知信号はガラス制御
部33にも送られ、ガラス制御部33のアンド回路43
は検知スイッチ38の検知信号と安全スイッチ32の検
知信号の二つの検知信号が入力されると、電圧供給回路
44に信号を送り、ガラス制御部33は液晶層35に通
電しガラス36を透明にする。
【0017】上記したように本発明の第2実施例では、
扉34の開閉領域から進入する通行体42と扉34とが
衝突する恐れがある時に、扉34が停止すると共に、液
晶層35が通電状態となりガラス36が透明となる。通
行体41と通行体42とに衝突の恐れがあるため扉34
が停止したことを知らせることができる。
【0018】(第3実施例)第3実施例は自動引戸であ
り、図5と図6とを参照して説明する。扉34の付近に
通行体41を検知すると検知スイッチ38と、扉の反対
側に通行体42を検知する検知スイッチ37とを設け、
検知スイッチ38と検知スイッチ37とはガラス制御部
33に接続されると共に、扉制御部39にも接続され、
ガラス制御部33はアンド回路43と電圧供給回路44
とを備えており、扉34を形成するガラス36の液晶層
35にガラス制御部33が接続され、扉34の開閉動作
を行う扉駆動部40には扉制御部39が接続されてい
る。
【0019】扉34を通行体41が通行するために、検
知スイッチ38に進入すると、扉34の反対側に設けら
れた検知スイッチ37は安全スイッチとして使用され、
検知スイッチ38の検知信号が扉制御部39に入力さ
れ、扉制御部39が扉駆動部40に開扉信号を送り、扉
34の開扉信号を開始する。通行体41,42のどちら
か一方が通行する場合には、ガラス36は扉34の閉状
態と同様に不透明な状態である。
【0020】扉34の開扉動作中に安全スイッチとして
使用される検知スイッチ39に通行体42が検知される
と、ガラス制御部33のアンド回路43には検知スイッ
チ38と検知スイッチ39の二つの検知信号が入力さ
れ、アンド回路43は電圧供給回路44に信号を送り、
電圧供給回路44は液晶層35を通電し、扉34のガラ
ス36が透明となる。
【0021】又、通行体42が扉34を通行するため検
知スイッチ37に進入した場合には、検知スイッチ38
が安全スイッチとして使用され、扉に通行体41が接近
すると同様に作動する。
【0022】上記した本発明の第3実施例では、扉34
の両側に通行体41と通行体42とが存在する時に、扉
34のガラス36が透明となり、通行体41と通行体4
2とが扉34の反対側が伺え、衝突回避行動の必要を促
すことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、扉を通行する時に、通行体と
扉の反対側から進入してくる通行体、又、開戸では、扉
と扉の開閉領域から進入してくる通行体とが、衝突する
恐れがあることを通行体に知らせることにより、衝突回
避行動を促し衝突の危険を激減することができ、室内の
様子が伺える期間を必要最小限とし室内の秘密事項が守
れると共に、液晶層への通電時間も開扉毎に通電するよ
りも短くなり、液晶層の消耗を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である手動の開戸の正面図
である。
【図2】第1実施例の制御ブロック図を含む手動の開戸
の平面図である。
【図3】本発明の第2実施例である自動の開戸の正面図
である。
【図4】第2実施例の制御ブロック図を含む自動の開戸
の平面図である。
【図5】本発明の第3実施例である自動の引戸の正面図
である。
【図6】第3実施例の制御ブロック図を含む自動の引戸
の平面図である。
【図7】従来の扉装置の全体図および制御ブロック図で
ある。
【符号の説明】
32 安全スイッチ 33 ガラス制御部 34 扉 35 液晶層 36 ガラス 37,38 検知スイッチ 41,42 通行体 43 アンド回路 44 電圧供給回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電時に透明となり非通電時に不透明と
    なる液晶層を有するガラスを用いた扉と、前記液晶層を
    通電と非通電とにするガラス制御部を備えた扉装置にお
    いて、 扉の一方に扉を通行するために接近した通行体を検知す
    る検知スイッチと、扉の他方に存在する通行体を検知す
    る安全スイッチとを設け、前記ガラス制御部は、安全ス
    イッチと検知スイッチとの検知信号が入力されるアンド
    回路と、このアンド回路の出力信号に基づいて前記液晶
    層に通電する電圧供給回路とにより構成したことを特徴
    とする扉装置。
JP5090863A 1993-03-24 1993-03-24 扉装置 Pending JPH06272451A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5090863A JPH06272451A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 扉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5090863A JPH06272451A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 扉装置

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JPH06272451A true JPH06272451A (ja) 1994-09-27

Family

ID=14010394

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JP5090863A Pending JPH06272451A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 扉装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015016154A1 (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 九州ナノテック光学株式会社 開閉具
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