JPH06271241A - 電磁式エレベーター昇降ガイド - Google Patents
電磁式エレベーター昇降ガイドInfo
- Publication number
- JPH06271241A JPH06271241A JP6057793A JP6057793A JPH06271241A JP H06271241 A JPH06271241 A JP H06271241A JP 6057793 A JP6057793 A JP 6057793A JP 6057793 A JP6057793 A JP 6057793A JP H06271241 A JPH06271241 A JP H06271241A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- guide
- guide rail
- elevator
- electromagnets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/022—Guideways; Guides with a special shape
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇降中の乗りかごの衝撃や振動を無くし、エ
レベーターの高速度化を可能にした電磁式エレベーター
昇降ガイドを提供する。 【構成】 エレベーターの昇降路１内を昇降する乗りか
ご２の左右両側部に三方に突出して取り付けられた乗り
かご側電磁石１０と、前記昇降路１内に前記乗りかご２
の左右両側に位置して前記昇降路１の上下方向に延びて
立て付けられた左右ガイドレール７と、この左右ガイド
レール７の側部に前記乗りかご側電磁石１０に対向する
ように三方に突出して取り付けられたガイドレール側電
磁石８とを備え、かつ前記ガイドレール側８と乗りかご
側電磁石１０とを同極に励磁するように構成する。
レベーターの高速度化を可能にした電磁式エレベーター
昇降ガイドを提供する。 【構成】 エレベーターの昇降路１内を昇降する乗りか
ご２の左右両側部に三方に突出して取り付けられた乗り
かご側電磁石１０と、前記昇降路１内に前記乗りかご２
の左右両側に位置して前記昇降路１の上下方向に延びて
立て付けられた左右ガイドレール７と、この左右ガイド
レール７の側部に前記乗りかご側電磁石１０に対向する
ように三方に突出して取り付けられたガイドレール側電
磁石８とを備え、かつ前記ガイドレール側８と乗りかご
側電磁石１０とを同極に励磁するように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーターの乗り
かごの昇降中の振動や衝撃をなくするようにした電磁式
エレベーター昇降ガイドに関する。
かごの昇降中の振動や衝撃をなくするようにした電磁式
エレベーター昇降ガイドに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、エレベーターには昇降中の乗り
かごが衝撃や振動を起こして乗客に不安や不快感を感じ
させないように昇降ガイドが設置されている。例えば、
図７は従来のエレベーター昇降ガイドの一例を示し、図
において、符号１はエレベーターの昇降路、２は昇降路
１内を昇降する乗りかご、３は昇降路１内に乗りかご２
の左右両側に位置して昇降路１の上下方向に延びて立て
付けられたガイドレール、４は乗りかご２の昇降中にガ
イドレール３の側面を滑走して乗りかご２の横方向の揺
れを抑えるガイドローラ、５は乗りかご２の昇降中にガ
イドレール３の側面を滑走して乗りかご２の前後方向の
揺れを抑えるガイドローラ、６はこのガイドローラ４と
５を保持するブラケット、そして、符号７はこのガイド
ローラ４と５を取り付けたブラケット６を乗りかご２の
左右両側部に支持する支持台である。
かごが衝撃や振動を起こして乗客に不安や不快感を感じ
させないように昇降ガイドが設置されている。例えば、
図７は従来のエレベーター昇降ガイドの一例を示し、図
において、符号１はエレベーターの昇降路、２は昇降路
１内を昇降する乗りかご、３は昇降路１内に乗りかご２
の左右両側に位置して昇降路１の上下方向に延びて立て
付けられたガイドレール、４は乗りかご２の昇降中にガ
イドレール３の側面を滑走して乗りかご２の横方向の揺
れを抑えるガイドローラ、５は乗りかご２の昇降中にガ
イドレール３の側面を滑走して乗りかご２の前後方向の
揺れを抑えるガイドローラ、６はこのガイドローラ４と
５を保持するブラケット、そして、符号７はこのガイド
ローラ４と５を取り付けたブラケット６を乗りかご２の
左右両側部に支持する支持台である。
【０００３】このような構成において、乗りかご２の衝
撃や振動は、乗りかご２の昇降中、ガイドローラ４と５
がガイドレール３に接していることにより抑えられる。
なお、ガイドローラ４及び５の代わりにガイドローラ４
及び５と同様の働きをするスライドシューをガイドレー
ル３に接するように取り付けられたものも知られてい
る。
撃や振動は、乗りかご２の昇降中、ガイドローラ４と５
がガイドレール３に接していることにより抑えられる。
なお、ガイドローラ４及び５の代わりにガイドローラ４
及び５と同様の働きをするスライドシューをガイドレー
ル３に接するように取り付けられたものも知られてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベーター昇
降ガイドは以上のように構成され、乗りかご２の昇降
中、ガイドローラ４及び５がガイドレール３に直接接し
ているので、ガイドレール３の表面に付着物が付着して
いたり、途中に継ぎ目があったりすると、衝撃や振動
（特に、低周波振動や高周波振動）が発生し、乗客が不
快感を感ずることがあり、特に高速度エレベーターにな
るほどこの種の振動が顕著に発生し易い等の課題があっ
た。
降ガイドは以上のように構成され、乗りかご２の昇降
中、ガイドローラ４及び５がガイドレール３に直接接し
ているので、ガイドレール３の表面に付着物が付着して
いたり、途中に継ぎ目があったりすると、衝撃や振動
（特に、低周波振動や高周波振動）が発生し、乗客が不
快感を感ずることがあり、特に高速度エレベーターにな
るほどこの種の振動が顕著に発生し易い等の課題があっ
た。
【０００５】また、ガイドローラ４及び５の機械的摩耗
や振動が大きいために、エレベーターの昇降速度をあま
り上げることが出来ないという課題もあった。この発明
は、以上の課題を解決するためになされたもので、昇降
中のエレベーターの衝撃や振動をほぼ完全に解消して乗
客に快適な乗り心地を与え、また、昇降速度の高速度化
を可能にした電磁式エレベーター昇降ガイドを提供する
ことを目的とする。
や振動が大きいために、エレベーターの昇降速度をあま
り上げることが出来ないという課題もあった。この発明
は、以上の課題を解決するためになされたもので、昇降
中のエレベーターの衝撃や振動をほぼ完全に解消して乗
客に快適な乗り心地を与え、また、昇降速度の高速度化
を可能にした電磁式エレベーター昇降ガイドを提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電磁式エ
レベーター昇降ガイドは、エレベーターの昇降路内を昇
降する乗りかごの左右両側部に三方に突出して取り付け
られた乗りかご側電磁石と、前記昇降路内に前記乗りか
ごの左右両側に位置して前記昇降路の上下方向に延びて
立て付けられた左右ガイドレールと、この左右ガイドレ
ールの側部に前記乗りかご側電磁石に対向するように三
方に突出して取り付けられたガイドレール側電磁石とを
備え、かつ、前記前記ガイドレール側及び乗りかご側の
電磁石を同極に励磁するように構成されている。
レベーター昇降ガイドは、エレベーターの昇降路内を昇
降する乗りかごの左右両側部に三方に突出して取り付け
られた乗りかご側電磁石と、前記昇降路内に前記乗りか
ごの左右両側に位置して前記昇降路の上下方向に延びて
立て付けられた左右ガイドレールと、この左右ガイドレ
ールの側部に前記乗りかご側電磁石に対向するように三
方に突出して取り付けられたガイドレール側電磁石とを
備え、かつ、前記前記ガイドレール側及び乗りかご側の
電磁石を同極に励磁するように構成されている。
【０００７】
【作用】この発明に係る電磁式エレベーター昇降ガイド
においては、乗りかご側の電磁石とガイドレール側の電
磁石が同極に励磁されて互いに反発し合うことにより、
昇降路内を昇降中の乗りかごがガイドレールに無接触状
態で保持される。
においては、乗りかご側の電磁石とガイドレール側の電
磁石が同極に励磁されて互いに反発し合うことにより、
昇降路内を昇降中の乗りかごがガイドレールに無接触状
態で保持される。
【０００８】
【実施例】図１〜図６は、この発明に係る電磁式エレベ
ーター昇降ガイドの一実施例を示し、図において、前記
従来例と同一部分及び相当する部分には同一符号を付し
その説明を省略する。
ーター昇降ガイドの一実施例を示し、図において、前記
従来例と同一部分及び相当する部分には同一符号を付し
その説明を省略する。
【０００９】符号８は昇降路１内に乗りかご２の両側に
位置して上下方向に延びて立て付けられた溝形断面形の
ガイドレール、９はガイドレール８の正面部８ａ及び対
向面部８ｂ，８ｂの内側三側面部にそれぞれ取り付けら
れたガイドレール側電磁石、１０は乗りかご２よりガイ
ドレール８の溝部の中に水平に突設されたアーム、１１
はアーム１０の先端部及び左右側部にガイドレール側電
磁石９と対向するように取り付けられた乗りかご側電磁
石、そして、符号１２は停電の際のガイドレール側電磁
石９と乗りかご側電磁石１１との衝突を防止するための
補助ガイドローラである。
位置して上下方向に延びて立て付けられた溝形断面形の
ガイドレール、９はガイドレール８の正面部８ａ及び対
向面部８ｂ，８ｂの内側三側面部にそれぞれ取り付けら
れたガイドレール側電磁石、１０は乗りかご２よりガイ
ドレール８の溝部の中に水平に突設されたアーム、１１
はアーム１０の先端部及び左右側部にガイドレール側電
磁石９と対向するように取り付けられた乗りかご側電磁
石、そして、符号１２は停電の際のガイドレール側電磁
石９と乗りかご側電磁石１１との衝突を防止するための
補助ガイドローラである。
【００１０】ガイドレール側電磁石９及び乗りかご側電
磁石１１は、それぞれ鉄心９ａ，１１ａにコイル９ｂ，
１１ｂを巻きつけることにより構成され、かつ、乗りか
ご側電磁石１１は乗りかご２の左右両側の少なくとも上
下両端部に設置され、また、ガイドレール側電磁石９は
ガイドレール８の上下方向に所定間隔おきに取り付けら
れている。
磁石１１は、それぞれ鉄心９ａ，１１ａにコイル９ｂ，
１１ｂを巻きつけることにより構成され、かつ、乗りか
ご側電磁石１１は乗りかご２の左右両側の少なくとも上
下両端部に設置され、また、ガイドレール側電磁石９は
ガイドレール８の上下方向に所定間隔おきに取り付けら
れている。
【００１１】このような構成においてガイドレール側電
磁石９と乗りかご側電磁石１１が同極となるように励磁
されると、磁界の反発力によって、乗りかご２はガイド
レール８に無接触状態で保持されるので、乗りかご２の
昇降中の振動や衝撃が解消される。
磁石９と乗りかご側電磁石１１が同極となるように励磁
されると、磁界の反発力によって、乗りかご２はガイド
レール８に無接触状態で保持されるので、乗りかご２の
昇降中の振動や衝撃が解消される。
【００１２】また、停電等によりガイドレール側電磁石
９と乗りかご側電磁石１１の励磁がたたれたときは、補
助ガイドローラ１２の働きによってガイドレール側電磁
石９と乗りかご側電磁石１１との衝突が防止される。
９と乗りかご側電磁石１１の励磁がたたれたときは、補
助ガイドローラ１２の働きによってガイドレール側電磁
石９と乗りかご側電磁石１１との衝突が防止される。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る電
磁式エレベーター昇降ガイドは、乗りかご側電磁石とガ
イドレール側電磁石とが同極になるように励磁されて互
いに反発し合うことにより、昇降中の乗りかごがガイド
レールに無接触状態で保持されるので、昇降中のガイド
部材の接触による振動や衝撃等を完全に無くすることが
できるとともに、エレベーターの高速度化が可能になる
という効果がある。
磁式エレベーター昇降ガイドは、乗りかご側電磁石とガ
イドレール側電磁石とが同極になるように励磁されて互
いに反発し合うことにより、昇降中の乗りかごがガイド
レールに無接触状態で保持されるので、昇降中のガイド
部材の接触による振動や衝撃等を完全に無くすることが
できるとともに、エレベーターの高速度化が可能になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る電磁式エレベーター昇降ガイド
の一実施例を示す横断面図である。
の一実施例を示す横断面図である。
【図２】図１におけるＡ部拡大図である。
【図３】図２におけるａ−ａ線断面図である。
【図４】図２におけるｂ−ｂ線断面図である。
【図５】図２におけるｃ−ｃ線断面図である。
【図６】エレベーターの一部斜視図である。
【図７】エレベーター昇降ガイドの従来例の一例を示す
横断面図である。
横断面図である。
１ 昇降路 ２ 乗りかご ８ ガイドレール ９ ガイドレール側電磁石 １１ 乗りかご側電磁石
【手続補正書】
【提出日】平成５年８月４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電磁式エ
レベーター昇降ガイドは、エレベーターの昇降路内を昇
降する乗りかごの左右両側部に三方に突出して取り付け
られた乗りかご側電磁石と、前記昇降路内に前記乗りか
ごの左右両側に位置して前記昇降路の上下方向に延びて
立て付けられた左右ガイドレールと、この左右ガイドレ
ールの側部に前記乗りかご側電磁石に対向するように三
方に突出して取り付けられたガイドレール側電磁石とを
備え、かつ、前記ガイドレール側及び乗りかご側の電磁
石を同極に励磁するように構成されている。
レベーター昇降ガイドは、エレベーターの昇降路内を昇
降する乗りかごの左右両側部に三方に突出して取り付け
られた乗りかご側電磁石と、前記昇降路内に前記乗りか
ごの左右両側に位置して前記昇降路の上下方向に延びて
立て付けられた左右ガイドレールと、この左右ガイドレ
ールの側部に前記乗りかご側電磁石に対向するように三
方に突出して取り付けられたガイドレール側電磁石とを
備え、かつ、前記ガイドレール側及び乗りかご側の電磁
石を同極に励磁するように構成されている。
Claims (1)
- 【請求項１】 エレベーターの昇降路内を昇降する乗り
かごの左右両側部に三方に突出して取り付けられた乗り
かご側電磁石と、前記昇降路内に前記乗りかごの左右両
側に位置して前記昇降路の上下方向に延びて立て付けら
れた左右ガイドレールと、この左右ガイドレールの側部
に前記乗りかご側電磁石に対向するように三方に突出し
て取り付けられたガイドレール側電磁石とを備え、か
つ、前記ガイドレール側及び乗りかご側の電磁石を同極
に励磁するようにしてなることを特徴とする電磁式エレ
ベーター昇降ガイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6057793A JPH06271241A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 電磁式エレベーター昇降ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6057793A JPH06271241A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 電磁式エレベーター昇降ガイド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06271241A true JPH06271241A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13146247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6057793A Pending JPH06271241A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 電磁式エレベーター昇降ガイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06271241A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009227389A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ装置 |
| JP2010042918A (ja) * | 2008-08-14 | 2010-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーター装置 |
| US20170057786A1 (en) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | Otis Elevator Company | Elevator car guidance mechanism |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP6057793A patent/JPH06271241A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009227389A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ装置 |
| JP2010042918A (ja) * | 2008-08-14 | 2010-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーター装置 |
| US20170057786A1 (en) * | 2015-08-25 | 2017-03-02 | Otis Elevator Company | Elevator car guidance mechanism |
| US10745247B2 (en) * | 2015-08-25 | 2020-08-18 | Otis Elevator Company | Elevator car guidance mechanism |
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