JPH06271090A - 紙葉案内装置 - Google Patents

紙葉案内装置

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Publication number
JPH06271090A
JPH06271090A JP6020393A JP6020393A JPH06271090A JP H06271090 A JPH06271090 A JP H06271090A JP 6020393 A JP6020393 A JP 6020393A JP 6020393 A JP6020393 A JP 6020393A JP H06271090 A JPH06271090 A JP H06271090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper sheet
paper
guide
foreign matter
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6020393A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Fujiwara
勉 藤原
Kiyoshi Morino
清 森野
Mamoru Tago
守 田子
Hisao Suzuki
久雄 鈴木
Akira Suzuki
彰 鈴木
Tsugio Narushima
次夫 鳴嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP6020393A priority Critical patent/JPH06271090A/ja
Publication of JPH06271090A publication Critical patent/JPH06271090A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙葉を給紙案内通路から紙葉搬送路に確実に
受け渡し、また、給紙案内通路に異物を落した場合には
速やかに除去し得る紙葉案内装置を提供する。 【構成】 給紙案内通路12とその下流側に配置された
紙葉搬送路13との間に異物31の落下を許容する大き
さに定められた異物落下空間部24を形成し、この異物
落下空間部24に紙葉を支える複数の紙葉案内条25を
紙葉の幅方向に所定の間隔を開けて配列する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事務機器に単票用紙を
搬送するための紙葉案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉を搬送して情報の読み取り又
は印字処理等を行う事務機器において、事務機器の本体
の内部に設けられた紙葉搬送路の上流側に、紙葉を挿入
するための給紙案内通路を設けたものがある。その一例
を図3ないし図5に示す。給紙案内通路1と紙葉搬送路
2とが同一平面上で接続されている。給紙案内通路1
は、上下方向で所定の隙間を開けて対向する一対の案内
板3,4と、紙葉の両側を案内する一対の側板5とを有
する。同様に、紙葉搬送路2も、上下で対向する一対の
案内板6,7と、両側に位置する一対の側板8とを有す
る。また、紙葉搬送路2にはそれぞれフィードローラ9
に駆動される複数の搬送ベルト10と、フィードローラ
9上で搬送ベルト10に圧接されたピンチローラ11と
が設けられている。
【0003】一般に、給紙案内通路1と紙葉搬送路2と
はそれぞれ別のブロックとして製作された後に結合され
る。したがって、給紙案内通路1から挿入された紙葉の
先端が紙葉搬送路2の案内板6,7の端縁に引っ掛かる
場合を考慮して、この従来例では図3に示すように、案
内板3と案内板6とには櫛歯状に交互に突出する突片3
a,6aが形成されている。このことは上側の案内板
4,7についても同様である。したがって、給紙案内通
路1から挿入された紙葉は、これらの櫛歯状の突片3
a,6aを介して紙葉搬送路2に受け渡され、搬送ベル
ト10により搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】紙葉はクリップやステ
ープルにより固定されることがあり、これらのクリップ
やステープル等の異物を誤って給紙案内通路1に落した
場合に、給紙案内通路1と紙葉搬送路2とは、紙葉の受
け渡しを円滑に行わせるために接近されているため、異
物は紙葉搬送路2を通って事務機器の機能部に送り込ま
れ、故障の原因となる。また、異物が紙葉の搬送経路中
に停滞した場合には、後続の紙葉の進行を妨げジャムが
発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
給紙案内通路とその下流側に配置された紙葉搬送路との
間に異物の落下を許容する大きさに定められた異物落下
空間部を形成し、この異物落下空間部に紙葉を支える複
数の紙葉案内条を前記紙葉の幅方向に所定の間隔を開け
て配列した。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、紙葉案内条を紙葉搬送方向に沿って摺動自
在に保持する案内部を設けた。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明は、給紙案内通路と紙葉搬
送路との間には異物落下空間部が形成されているが、給
紙案内通路から挿入された紙葉を紙葉案内条により円滑
に紙葉搬送路に受け渡すことができる。また、紙葉案内
条は、細く且つ紙葉の幅方向に所定の間隔を開けて配列
されているため、給紙案内通路に異物を落した場合に
は、紙葉搬送路に到達する前に異物を異物落下空間部か
ら落下させることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、紙葉案内条を摺動
させて異物落下空間部から退避させて異物落下空間部を
広げることができ、これにより、給紙案内通路に大きな
異物を落した場合においても、その異物を確実に異物落
下空間部から落下させることができる。また、給紙案内
通路を支持する支持部材、或いは紙葉搬送路を支持する
支持部材に寸法誤差が生じた場合においても、紙葉案内
条を紙葉搬送方向に摺動させることにより、給紙案内通
路と紙葉搬送路とを紙葉案内条によりできるだけ隙間を
小さくした状態で接続することができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。給紙案内通路12と紙葉搬送路13とが傾斜
する平面上に配列されている。給紙案内通路12は、紙
葉を支える案内板14と、上方から案内板14の先端に
向けて下方に傾斜する案内板15と、紙葉の両側を案内
する側板16とよりなる。下側の案内板14の先端に
は、さらに下方への傾斜度を増す傾斜面14aが形成さ
れている。上側の案内板15は、事務機器の本体の上部
に設けられたカバー17に保持されている。また、紙葉
搬送路13は、所定の隙間を開けて上下方向で対向する
一対の案内板18,19と、紙葉の両側を案内する側板
20とを有する。さらに、紙葉搬送路13には、それぞ
れフィードローラ21に駆動される複数の搬送ベルト2
2と、フィードローラ21上で搬送ベルト22に圧接さ
れたピンチローラ23とが設けられている。
【0010】図2において明らかなように、紙葉搬送路
13の少なくとも下側の案内板18には、給紙案内通路
12側に突出する複数の突片18aが形成されている。
そして、これらの突片18aの間、及び給紙案内通路1
2の下側の案内板14と紙葉搬送路13の下側の案内板
18との間に異物落下空間部24が形成されている。
【0011】また、給紙案内通路12の下側の案内板1
4の下面には、断面円形のワイヤにより形成された複数
の紙葉案内条25を紙葉の搬送方向に沿って摺動自在に
保持する案内部26が固定されている。複数の紙葉案内
条25は、案内板14の傾斜面14aの折曲部に形成さ
れた孔27(図2参照)から異物落下空間部24に向け
て突出され、且つ、紙葉の幅方向に沿って所定の間隔を
開けて配列されている。さらに、図1に示すように、両
側に位置する紙葉案内条25は一本のワイヤを曲げるこ
とにより連続して形成され、その連続部28に中間に位
置する他の紙葉案内条25が溶接等の手段によって結合
されている。連続部28はスライドレバー29に連結さ
れている。さらに、紙葉搬送路13の入口側には紙葉を
検出する紙葉センサ30が設けられている。
【0012】このような構成において、給紙案内通路1
2と紙葉搬送路13との間には異物落下空間部24が形
成されているが、給紙案内通路12から挿入された紙葉
を紙葉案内条25により円滑に紙葉搬送路13に受け渡
すことができる。紙葉センサ30が紙葉を検出すると、
その検出信号によりフィードローラ21が駆動され、紙
葉が搬送ベルト22により左方の印字部等に向けて搬送
される。また、紙葉案内条25は、細く且つ紙葉の幅方
向に所定の間隔を開けて配列されているため、給紙案内
通路12にクリップ等の異物31(図1参照)を落した
場合には、紙葉搬送路13に到達する前にその異物31
を異物落下空間部24から断面円形の紙葉案内条25の
表面に沿って容易に落下させることができる。この場
合、案内板14の先端部には下方に傾斜する傾斜面14
aが形成されているため、異物31の滑落作用を促進す
ることができる。なお、図1に示すように、異物落下空
間部24の下方に異物受け32を設置することにより、
落下した異物31を溜め、纏めて廃棄することができ
る。
【0013】また、クリップにも大小の種類があるが、
最も大きなクリップ等の異物31を給紙案内通路12に
落した場合には、その異物31は隣接する紙葉案内条2
5にまたがった状態で停止することがある。この状態で
異物31を取り除くことは大変に困難な作業となるが、
本実施例においてはスライドレバー29を後方(図1に
おいて右方)に引くことにより、紙葉案内条25を摺動
させて異物落下空間部24から退避させて異物落下空間
部24を広げることができる。これにより、大型のクリ
ップ等の異物31をも確実に異物落下空間部24から異
物受け32に落下させることができる。
【0014】さらに、給紙案内通路12を支持する支持
部材、或いは紙葉搬送路13を支持する支持部材に寸法
誤差が生じた場合においても、紙葉案内条25を紙葉搬
送方向に摺動させることにより、給紙案内通路12と紙
葉搬送路13とを紙葉案内条25により隙間のない状態
で接続することができ、これにより、給紙案内通路12
から紙葉搬送路13への紙葉の受け渡しをより一層確実
にしてジャムの発生を防止することができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、上述のように、
給紙案内通路と紙葉搬送路との間に異物落下空間部を形
成し、この異物落下空間部に紙葉を支える複数の紙葉案
内条を紙葉の幅方向に所定の間隔を開けて配列したの
で、給紙案内通路から挿入された紙葉を紙葉案内条によ
り円滑に紙葉搬送路に受け渡すことができ、また、紙葉
案内条は、細く且つ紙葉の幅方向に所定の間隔を開けて
配列されているため、給紙案内通路に異物を落した場合
には、紙葉搬送路に到達する前に異物を異物落下空間部
から落下させることができ、これにより、異物による事
務機器の故障を防止するとともに、ジャムの発生を防止
することができる等の効果を有する。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、紙葉案内条を紙葉搬送方向に沿って摺動自
在に保持する案内部を設けたので、紙葉案内条を摺動さ
せて異物落下空間部から退避させて異物落下空間部を広
げることができ、これにより、給紙案内通路に大きな異
物を落した場合においても、その異物を確実に異物落下
空間部から落下させることができ、また、給紙案内通路
を支持する支持部材、或いは紙葉搬送路を支持する支持
部材に寸法誤差が生じた場合においても、紙葉案内条を
紙葉搬送方向に摺動させることにより、給紙案内通路と
紙葉搬送路とを紙葉案内条により隙間のない状態で接続
することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】給紙案内通路と紙葉搬送路との下側の案内板の
接続状態を示す平面図である。
【図3】従来例を示すもので、給紙案内通路と紙葉搬送
路との下側の案内板の接続状態を示す平面図である。
【図4】図3のA−A位置における縦断正面図である。
【図5】図3のB−B位置における縦断正面図である。
【符号の説明】
12 給紙案内通路 13 紙葉搬送路 24 異物落下空間部 25 紙葉案内条 26 案内部 31 異物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 久雄 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内 (72)発明者 鈴木 彰 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内 (72)発明者 鳴嶋 次夫 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京電 気株式会社大仁工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙案内通路とその下流側に配置された
    紙葉搬送路との間に異物の落下を許容する大きさに定め
    られた異物落下空間部を形成し、この異物落下空間部に
    紙葉を支える複数の紙葉案内条を前記紙葉の幅方向に所
    定の間隔を開けて配列したことを特徴とする紙葉案内装
    置。
  2. 【請求項2】 紙葉案内条を紙葉搬送方向に沿って摺動
    自在に保持する案内部を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の紙葉案内装置。
JP6020393A 1993-03-19 1993-03-19 紙葉案内装置 Pending JPH06271090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6020393A JPH06271090A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 紙葉案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6020393A JPH06271090A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 紙葉案内装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06271090A true JPH06271090A (ja) 1994-09-27

Family

ID=13135365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6020393A Pending JPH06271090A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 紙葉案内装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06271090A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010253731A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Seiko Epson Corp 流体噴射装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010253731A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Seiko Epson Corp 流体噴射装置

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