JPH06270763A - シートベルト非着用警報装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートベルト非着用の場合、音声で警告する
ことにより、シートベルトの着用者を増加させ死亡事故
を減少させる装置を提供する。 【構成】 ニュートラルスイッチから出ている電線
にリレースイッチを設ける。リレースイッチとシー
トベルト着用確認スイッチを接続し、その一端にブザ
ーを設けたシートベルト非着用警報装置。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、車両走行中、乗員が
シートベルト非着用の場合に音声で警告する装置に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、計器板に設けられたシートベルト
非着用警告灯があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 （イ）非着用警告灯は、視覚的に訴えるだけでシートベ
ルトの着用を促すには不十分であった。 （ロ）非着用警告灯は、計器板に設けられているため運
転者にしか見えなかった。

【０００４】

【課題が解決するための手段】車両に設けられているニ
ュートラルスイッチ（ニュートラルでＯＮ）から出て
いる電線にリレースイッチ（通電でＯＦＦ）を設け
る。リレースイッチとシートベルト止め金内部に設け
られているシートベルト着用確認スイッチ（着用でＯＦ
Ｆ）を接続する。シートベルト着用確認スイッチの
一端にブザーを設ける。本発明は、以上のような構成
よりなるシートベルト非着用警報装置である。

【０００５】

【作用】ニュートラルスイッチがＯＮのときリレース
イッチは、作動せず、シートベルト着用確認スイッチ
に電流は流れない。そのため、シートベルト着用確認
スイッチのＯＮ、ＯＦＦにかかわらずブザーは作動
しない。ニュートラルスイッチがＯＦＦのときリレー
スイッチは、作動し、シートベルト着用確認スイッチ
に電流が流れブザーの作動は、シートベルト着用確
認スイッチの状態による。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）ニュートラルスイッチから出ている電線にリ
レースイッチを接続する。 （ロ）リレースイッチとシートベルト着用確認スイッ
チを接続する。 （ハ）シートベルト着用確認スイッチの一端にブザー
を設ける。

【０００７】

【発明の効果】本発明は、以上のような構成であるの
で、車両走行中、シートベルト非着用の場合にのみ音声
によって乗員全てに警告することができる。また、停車
中（ニュートラル時）は不快な警告音を発することがな
い。故に、シートベルト着用者の増加につながり、死亡
事故を減少させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の配線図である

【符号の説明】

１，ニュートラルスイッチ ２，電線 ３，リレー
スイッチ ４，シートベルト着用確認スイッチ ５，ブザー
６，バッテリー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ニュートラルスイッチから出ている電
   線にリレースイッチを設ける。リレースイッチと
   シートベルト着用確認スイッチを接続し、その一端に
   ブザーを設けたシートベルト非着用警報装置。