JPH06270667A - 自動車用ドア構造 - Google Patents

自動車用ドア構造

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Publication number
JPH06270667A
JPH06270667A JP5714293A JP5714293A JPH06270667A JP H06270667 A JPH06270667 A JP H06270667A JP 5714293 A JP5714293 A JP 5714293A JP 5714293 A JP5714293 A JP 5714293A JP H06270667 A JPH06270667 A JP H06270667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
sash
panel
outer panel
side window
Prior art date
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Pending
Application number
JP5714293A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Uchida
勝義 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP5714293A priority Critical patent/JPH06270667A/ja
Publication of JPH06270667A publication Critical patent/JPH06270667A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアを急に閉じてもサイドウインドパネルが
ドアサッシュに介装されたグラスランより外れてしまわ
ないようにすること。 【構成】 ドアインナパネル2及びドアアウタパネル3
より内部に空間4を形成してなると共に、ドアサッシュ
15の下端部をサッシュブラケット6を介して前記ドア
インナパネル2に結合する一方、該ドアサッシュ15の
内部に介装されたグラスラン9間にサイドウインドパネ
ル11が上下摺動自在に装設されてなり、前記ドアサッ
シュ15の下端部の前記ドアアウタパネル3に対向した
部分15aには、該ドアアウタパネル3に近接するガイ
ド部16を形成してなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ドア構造に関
し、特にサッシュ付きドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、図3(特開昭6
0−166521号、特開昭57−44519号公報参
照)に示すようなものがある。即ち、自動車用ドア構造
1としては、ドアインナパネル2及びドアアウタパネル
3より内部に空間4を形成してなると共に、ドアサッシ
ュ5の下端部に一端部6aが溶接されたサッシュブラケ
ット6の他端部6bに形成された下孔7を介して前記ド
アインナパネル2にボルト8により結合する一方、該ド
アサッシュ5の内部に介装されたグラスラン9のリップ
10間にサイドウインドパネル11が上下摺動自在に装
設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
自動車用ドア構造1にあっては、サイドウインドパネル
11の上下摺動を可能にする為、サイドウインドパネル
11の端末部11aとグラスラン9の底面9aとの間に
寸法aを形成しているが、この寸法aが部品相互の精度
バラツキや組み立て時の精度バラツキ等により予定より
広くなってしまうと、ドア1を急に閉じることにより、
図4に示すようにサイドウインドパネル11の慣性12
によりドアサッシュ5が矢印13に示すように「捻れ」
が生じ、ドアサッシュ5が図4の破線より実線で示す位
置に移動してサイドウインドパネル11がドアサッシュ
5に介装されたグラスラン9より外れてしまうおそれが
ある。
【0004】そこで、本発明は、ドアを急に閉じてもサ
イドウインドパネルがドアサッシュに介装されたグラス
ランより外れてしまわないようにする自動車用ドア構造
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用ドア構
造は、ドアインナパネル及びドアアウタパネルより内部
に空間を形成してなると共に、ドアサッシュの下端部を
サッシュブラケットを介して前記ドアインナパネルに結
合する一方、該ドアサッシュの内部に介装されたグラス
ラン間にサイドウインドパネルが上下摺動自在に装設さ
れてなり、前記ドアサッシュの下端部の前記ドアアウタ
パネルに対向した部分には、該ドアアウタパネルに近接
するガイド部を形成していることを特徴とする。
【0006】
【作 用】この構造によると、前記ドアサッシュの下端
部の前記ドアアウタパネルに対向した部分に形成したガ
イド部により、前記ドアサッシュの下端部が固持される
ことになる。此の為、前記ドアサッシュが確実に支持さ
れて、ドアを急に閉じても、サイドウインドパネルがド
アサッシュに介装されたグラスランより外れてしまわな
いことになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を用いて詳述
する。図1及び図2において、自動車用ドア構造1とし
ては、ドアインナパネル2及びドアアウタパネル3より
内部に空間4を形成してなると共に、ドアサッシュ15
の下端部に一端部6aが溶接されたサッシュブラケット
6の他端部6bに形成された下孔7を介して前記ドアイ
ンナパネル2にボルト8により結合する一方、該ドアサ
ッシュ15の内部に介装されたグラスラン9のリップ1
0間にサイドウインドパネル11が上下摺動自在に装設
されてなる。
【0008】前記ドアサッシュ15の下端部の前記ドア
アウタパネル3に対向した部分15aには、該ドアアウ
タパネル3に近接するガイド部16を形成してなり、前
記ドアアウタパネル3と該ガイド部16の対向面17と
の間にはマスチック接着剤18を介在して固着される。
この対向面17には、一般面17aと、該一般面17a
より前記ドアアウタパネル3により近接するように膨出
した突出面17bとが交互に形成されている。この突出
面17bに、前記接着剤18が塗布される。これによ
り、ドアアウタパネル3の張剛性が向上すると共に、ド
ア1閉時のドアアウタパネル3の制振効果も作用する。
【0009】前記ガイド部16には、前記ドアアウタパ
ネル3に固設されたアウトサイドハンドル又はキーシリ
ンダ(図示省略)等からのハーネス19を保持した「ハ
ーネスを固持する手段」としてのクリップ20が係合さ
れている。
【0010】この実施例の構造によると、前記ドアサッ
シュ15の下端部の前記ドアアウタパネル3に対向した
部分に形成したガイド部16により、前記ドアサッシュ
15の下端部が固持されることになる。此の為、前記ド
アサッシュ15が確実に支持されて、ドア1を急に閉じ
ても、サイドウインドパネル11がドアサッシュ15に
介装されたグラスラン9より外れてしまわないことにな
る。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明の自動車用ドア構造
は、ドアインナパネル及びドアアウタパネルより内部に
空間を形成してなると共に、ドアサッシュの下端部をサ
ッシュブラケットを介して前記ドアインナパネルに結合
する一方、該ドアサッシュの内部に介装されたグラスラ
ンのリップ間にサイドウインドパネルが上下摺動自在に
装設されてなり、前記ドアサッシュの下端部の前記ドア
アウタパネルに対向した部分には、該ドアアウタパネル
に近接するガイド部を形成していることを特徴とするか
ら、前記ドアサッシュの下端部の前記ドアアウタパネル
に対向した部分に形成したガイド部により、前記ドアサ
ッシュの下端部が固持されることになり、前記ドアサッ
シュが確実に支持されて、ドアを急に閉じても、サイド
ウインドパネルがドアサッシュに介装されたグラスラン
より外れないという実益的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面視断面図である。
【図2】図1のドアサッシュのアウタパネルに対向した
面を示す斜視図である。
【図3】従来例の図1相当断面図である。
【図4】図3の状態でドアを急に閉じた時の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 自動車用ドア構造 2 ドアインナパネル 3 ドアアウタパネル 4 空間 5 ドアサッシュ 15 ドアサッシュ 6 サッシュブラケット 9 グラスラン 11 サイドウインドパネル 16 ガイド部 17 対向面 20 クリップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアインナパネル及びドアアウタパネル
    より内部に空間を形成してなると共に、ドアサッシュの
    下端部をサッシュブラケットを介して前記ドアインナパ
    ネルに結合する一方、該ドアサッシュの内部に介装され
    たグラスラン間にサイドウインドパネルが上下摺動自在
    に装設されてなる自動車用ドア構造において、 前記ドアサッシュの下端部の前記ドアアウタパネルに対
    向した部分には、該ドアアウタパネルに近接するガイド
    部を形成してなることを特徴とする自動車用ドア構造。
  2. 【請求項2】 ガイド部は、前記ドアアウタパネルに固
    着されてなる請求項1記載の自動車用ドア構造。
  3. 【請求項3】 ガイド部には、ハーネスを固持する手段
    を結合してなる請求項1又は請求項2記載の自動車用ド
    ア構造。
JP5714293A 1993-03-17 1993-03-17 自動車用ドア構造 Pending JPH06270667A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112259A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Toyota Motor Corp 固定部材構造
JP2018058381A (ja) * 2016-09-30 2018-04-12 スズキ株式会社 車両用ドアサッシュ
JP2018076034A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 いすゞ自動車株式会社 車両ドア及び車両ドアへのハーネスの設置方法

Cited By (4)

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JP4701989B2 (ja) * 2005-10-19 2011-06-15 トヨタ自動車株式会社 固定部材構造
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