JPH06270585A - 透明筆記具 - Google Patents

透明筆記具

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Publication number
JPH06270585A
JPH06270585A JP5060646A JP6064693A JPH06270585A JP H06270585 A JPH06270585 A JP H06270585A JP 5060646 A JP5060646 A JP 5060646A JP 6064693 A JP6064693 A JP 6064693A JP H06270585 A JPH06270585 A JP H06270585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
batting
body shaft
ink
cotton
Prior art date
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Pending
Application number
JP5060646A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Matsumoto
信雄 松本
Haruo Nagura
玄雄 名倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIJI JAPAN KK
Original Assignee
NIJI JAPAN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIJI JAPAN KK filed Critical NIJI JAPAN KK
Priority to JP5060646A priority Critical patent/JPH06270585A/ja
Publication of JPH06270585A publication Critical patent/JPH06270585A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中綿からのインクの漏出を防止して本体軸内
に汚れの付着を生じさせず商品価値が損なわれることが
ないのに加え、中綿の本体軸内での片寄りを生じさせる
ことがない透明筆記具を提供する。 【構成】 ペン芯11が取り付けられた中空の透明な本
体軸12と、本体軸12内に収納されてペン芯11にイ
ンクを供給する中綿13と、中綿13のペン芯11との
接続部を覆って取り付けられ、中綿13との間にインク
を溜めるための微細間隙17を形成すると共に中綿13
を本体軸12の内周面12aから離間させて保持する中
綿キャップ14(保持部材)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明な本体軸を有する
透明筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように、中空の本体軸
1の先端に取り付けられたペン芯2に、インクを染み込
ませて本体軸1内に収納された中綿3から中継芯4を伝
ってインクが供給されることにより、ペン芯2を介して
文字や線等を筆記することができる所謂サインペンやマ
ーカ等の筆記具が知られている。
【0003】これら中綿式の筆記具では、例えば中綿3
に染み込ませるインクの量が多すぎた場合等に、中継芯
4が差し込まれた中綿3の端面3aからインクが漏れ出
してしまい、漏れ出したインクが中綿3の外周面3bと
本体軸1の内周面1aとの間に付着してしまうことがあ
った。このインクの漏出は、製造工程において生じてし
まうが輸送途中或は使用時に筆記具外部に漏れ出ること
がない限り、例えば本体軸1の内部を積極的に見せるも
のとして商品化するものでなければ性能上問題とされる
ことはなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本体軸
1をTPX等の透明性を有する樹脂にて形成し商品化し
た場合、筆記具の内部構造がはっきり見えることから、
本体軸1内のインク漏出箇所5とそれ以外の部分との色
等に明確な相違が生じて汚れの付着と視認されてしま
い、商品価値が著しく損なわれるという問題点があっ
た。
【0005】また、中綿3は、端面3aに差し込まれた
中継芯4を本体軸1に固定することで本体軸1内に位置
させていることから、本体軸1内での片寄りを生じさせ
易いという問題点もあった。本発明の目的は、上記問題
点に鑑みてなされたものであり、中綿からのインクの漏
出を防止して本体軸内に汚れの付着を生じさせず商品価
値が損なわれることがないのに加え、中綿の本体軸内で
の片寄りを生じさせることがない透明筆記具を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ペン芯が取
り付けられた中空の透明な本体軸と、前記本体軸内に収
納されて前記ペン芯にインクを供給する中綿と、前記中
綿の前記ペン芯との接続部を覆って取り付けられ、前記
中綿との間に前記インクを溜めるための微細間隙を形成
すると共に前記中綿を前記本体軸の内周面から離間させ
て保持する保持部材とを有する透明筆記具によって達成
される。
【0007】
【作用】本発明によれば、例え中綿からインクが漏れ出
したとしても、漏れ出したインクは、保持部材により中
綿との間に形成された微細間隙に溜められて本体軸に汚
れの付着を生じさせず、同時に、中綿は保持部材により
本体軸の内周面から離間させて保持される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例による透明筆記具を
図面を参照して説明する。図1に示すように、透明筆記
具10は、ペン芯11と、ペン芯11が先端に取り付け
られた本体軸12と、本体軸12内に収納されてペン芯
11にインクを供給する中綿13と、中綿13に取り付
けられた中綿キャップ(保持部材)14とを有してい
る。
【0009】このような透明筆記具10としては、所謂
サインペンやマーカ等があり、ペン芯11を介して文字
や線等を紙等に筆記することができる。本体軸12は、
例えばTPX等の透明性を有する樹脂を用いて、射出成
形により先端が二段に縮径された中空の円筒体状に形成
されており、外側から内部構造を視認できることから、
本体軸12内に収納された中綿13を見ることができ
る。
【0010】本体軸12の両端開口は、先端側が固着さ
れたペン芯11により塞がれており、後端側が尾栓15
により塞がれている。中綿13は、発色させる色のイン
クを染み込ませた円柱状に形成されており、本体軸12
内に収納されている。この中綿13の先端側の端面13
aには、ペン芯11と一体的に連結された中継芯16が
差し込まれており、中綿13のインクは、中継芯16を
伝ってペン芯11に供給される。
【0011】中綿キャップ14は、例えば本体軸12と
同様に透明性を有する樹脂により、底面の中心に中継芯
16を貫通させる開口14aが開けられた有底円筒状に
形成されており、本体軸12内に収納可能に本体軸12
の内径とほぼ同一の外径、及び中綿13の外径より僅か
に拡径された内径を有している。この中綿キャップ14
は、開口14aに中継芯16を貫通させて、中綿13の
ペン芯11との接続部である中綿13の先端部分及び端
面13aを覆った状態で本体軸12内に装着されてい
る。
【0012】そして、中綿キャップ14を取り付けるこ
とにより、中綿キャップ14の内周面14bと中綿13
の外周面13bとの間にはインクを溜めるための微細間
隙17が形成されると共に、中綿13が本体軸12の内
周面12aから離間させて本体軸12のほぼ縦軸位置に
保持されることとなる。次に、透明筆記具の作用を説明
する。
【0013】これら中綿式の筆記具の組み立てに際して
は、インクを染み込ませた中綿13を本体軸12内に収
納するが、例えば中綿13に染み込ませるインクの量が
多すぎた場合等に、中継芯16が差し込まれた中綿13
の端面13aからインクが漏れ出したとしても、漏れ出
したインクは中綿キャップ14の微細間隙17に溜めら
れることとなり、中綿13の外周面13bと本体軸12
の内周面12aとの間に付着してしまうことがない。
【0014】従って、本体軸12が透明性を有し内部構
造がはっきり見える筆記具でも、汚れの付着等が視認さ
れて商品価値が損なわれることがなく、更に、中綿13
の本体軸12内での片寄りを生じさせることがないこと
から、見栄えが悪くて商品価値が損なわれるということ
もない。なお、保持部材は、中綿キャップ14の他、リ
ング状のスぺーサー等、中綿13の外周面13bとの間
にインクを溜めるための微細間隙17が形成されるもの
であればよい。
【0015】また、本体軸12は、図2に示すように、
内周面12aを射出成形により成形可能な例えば八角形
等の多角形状((b)参照)としても良い。この場合、
外周面は円筒形((b)参照)とすることにより各種印
刷が可能な上に、本体軸12内部の中綿13((a)参
照)が外部から屈折して様々に見えることとなり、視覚
上のおもしろさが加わって商品価値を高めることができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、中綿から
のインクの漏出を防止して本体軸内に汚れの付着を生じ
させず商品価値が損なわれることがないのに加え、中綿
の本体軸内での片寄りを生じさせることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による透明筆記具の説明図で
ある。
【図2】本体軸の他の例を示しており、(a)は平面
図、(b)は縦断面図である。
【図3】従来の透明筆記具の説明図である。
【符号の説明】
10…透明筆記具 11…ペン芯 12…本体軸 12a…内周面 13…中綿 13a…端面 13b…外周面 14…中綿キャップ(保持部材) 14a…開口 14b…内周面 15…尾栓 16…中継芯 17…微細間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペン芯が取り付けられた中空の透明な本
    体軸と、 前記本体軸内に収納されて前記ペン芯にインクを供給す
    る中綿と、 前記中綿の前記ペン芯との接続部を覆って取り付けら
    れ、前記中綿との間に前記インクを溜めるための微細間
    隙を形成すると共に前記中綿を前記本体軸の内周面から
    離間させて保持する保持部材とを有することを特徴とす
    る透明筆記具。
JP5060646A 1993-03-19 1993-03-19 透明筆記具 Pending JPH06270585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060646A JPH06270585A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 透明筆記具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5060646A JPH06270585A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 透明筆記具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06270585A true JPH06270585A (ja) 1994-09-27

Family

ID=13148309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5060646A Pending JPH06270585A (ja) 1993-03-19 1993-03-19 透明筆記具

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JP (1) JPH06270585A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005023559A1 (ja) * 2003-09-05 2006-11-02 三菱鉛筆株式会社 塗布具
CN100450789C (zh) * 2003-09-05 2009-01-14 三菱铅笔株式会社 涂布工具
US8684617B2 (en) 2002-05-14 2014-04-01 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Writing instrument

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JP4601551B2 (ja) * 2003-09-05 2010-12-22 三菱鉛筆株式会社 塗布具

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