JPH0626967Y2 - 回転磁気ヘツド装置 - Google Patents
回転磁気ヘツド装置Info
- Publication number
- JPH0626967Y2 JPH0626967Y2 JP1986104838U JP10483886U JPH0626967Y2 JP H0626967 Y2 JPH0626967 Y2 JP H0626967Y2 JP 1986104838 U JP1986104838 U JP 1986104838U JP 10483886 U JP10483886 U JP 10483886U JP H0626967 Y2 JPH0626967 Y2 JP H0626967Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- rotary
- magnetic
- recording
- magnetic head
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ヘリカルスキャン型ビデオテープレコーダ等
に使用される回転磁気ヘッド装置に関する。
に使用される回転磁気ヘッド装置に関する。
従来より、回転磁気ヘッド装置を用いて信号の記録再生
を行う８mmビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）のテープフ
ォーマットのＰＣＭ記録領域を拡張し、磁気テープ上の
傾斜記録トラックを６分割して各分割領域をそれぞれＰ
ＣＭ記録領域として用いて、６チャンネルのＰＣＭオー
ディオ信号の記録再生を行い得るようにしたマルチセグ
メント方式の磁気記録再生装置いわゆるマルチＰＣＭ８
mmＶＴＲが知られている。
を行う８mmビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）のテープフ
ォーマットのＰＣＭ記録領域を拡張し、磁気テープ上の
傾斜記録トラックを６分割して各分割領域をそれぞれＰ
ＣＭ記録領域として用いて、６チャンネルのＰＣＭオー
ディオ信号の記録再生を行い得るようにしたマルチセグ
メント方式の磁気記録再生装置いわゆるマルチＰＣＭ８
mmＶＴＲが知られている。
また、本件出願人は、上記８mmビデオフォーマットに適
合したマルチセグメント方式の磁気記録再生装置につい
て、各セグメントに対するＰＣＭオーディオ信号の記録
再生を分担する複数対の磁気ヘッドを回転磁気ヘッド装
置の回転ドラムに配設して、上記回転ドラムを正規の回
転周波数のＮ（Ｎは整数）倍の周波数で回転させること
により、上記回転ドラムの直径を規格の値（４０mm）を
１／Ｎ（Ｎは整数）にして、装置の小型軽量化を図るよ
うにしたオーディオ信号の記録再生装置を先に提案して
いる（特願昭６０−２７４２５号参照）。
合したマルチセグメント方式の磁気記録再生装置につい
て、各セグメントに対するＰＣＭオーディオ信号の記録
再生を分担する複数対の磁気ヘッドを回転磁気ヘッド装
置の回転ドラムに配設して、上記回転ドラムを正規の回
転周波数のＮ（Ｎは整数）倍の周波数で回転させること
により、上記回転ドラムの直径を規格の値（４０mm）を
１／Ｎ（Ｎは整数）にして、装置の小型軽量化を図るよ
うにしたオーディオ信号の記録再生装置を先に提案して
いる（特願昭６０−２７４２５号参照）。
ところで、上述のように回転ドラムに配設する磁気ヘッ
ドの数を増やして上記回転ドラムの直径を規格の値（４
０mm）の１／Ｎ（Ｎは整数）にすうようにした回転磁気
ヘッド装置では、小型の回転ドラムに複数の磁気ヘッド
を担当するセグメントに対応するように各設置高さ位置
をずらして極めて正確に配設する必要があり、その機械
的な精度を確保するのが難しい。
ドの数を増やして上記回転ドラムの直径を規格の値（４
０mm）の１／Ｎ（Ｎは整数）にすうようにした回転磁気
ヘッド装置では、小型の回転ドラムに複数の磁気ヘッド
を担当するセグメントに対応するように各設置高さ位置
をずらして極めて正確に配設する必要があり、その機械
的な精度を確保するのが難しい。
また、この小型の回転ドラムによる正確且つ迅速な記録
再生は要請される。
再生は要請される。
そこで、本考案は、上述の如き従来の問題点に鑑み、複
数の一対の磁気ヘッドを回転ドラムに設置高さ位置をず
らして正確に配設できるようにした小型で機械的精度の
高い新規な構成の回転磁気ヘッド装置を提供することを
目的とするものである。
数の一対の磁気ヘッドを回転ドラムに設置高さ位置をず
らして正確に配設できるようにした小型で機械的精度の
高い新規な構成の回転磁気ヘッド装置を提供することを
目的とするものである。
本考案に係る回転磁気ヘッド装置は、上述の目的を達成
するため、磁気テープが巻装されるドラムを少なくとも
３分割するとともに、その中間に位置する回転ドラムの
上面と下面とにそれぞれ一対の磁気ヘッドを設け、同一
平面に配置された一対の磁気ヘッドで記録する時のドラ
ム回転速度の略２倍の速度で回転させ、上記一対の磁気
ヘッドにより２トラックづづ記録するようにしたことを
特徴としている。
するため、磁気テープが巻装されるドラムを少なくとも
３分割するとともに、その中間に位置する回転ドラムの
上面と下面とにそれぞれ一対の磁気ヘッドを設け、同一
平面に配置された一対の磁気ヘッドで記録する時のドラ
ム回転速度の略２倍の速度で回転させ、上記一対の磁気
ヘッドにより２トラックづづ記録するようにしたことを
特徴としている。
本考案に係る回転磁気ヘッド装置では、複数の磁気ヘッ
ドを分配設置する回転ドラムの上面と下面が各磁気ヘッ
ドの設置高さ位置を決定するための取り付け基準面とな
る。
ドを分配設置する回転ドラムの上面と下面が各磁気ヘッ
ドの設置高さ位置を決定するための取り付け基準面とな
る。
また、同一平面に配置された一対の磁気ヘッドで記録す
る時のドラム回転速度の略２倍の速度で回転させること
により、上記一対の磁気ヘッドにより２トラックづづ記
録する。
る時のドラム回転速度の略２倍の速度で回転させること
により、上記一対の磁気ヘッドにより２トラックづづ記
録する。
以下、本考案に係る回転ヘッド装置の一実施例につい
て、図面に従い詳細に説明する。
て、図面に従い詳細に説明する。
第１図ないし第４図に示す実施例は、マルチＰＣＭ８mm
ＶＴＲにおける１〜３チャンネルのオーディオＰＣＭ信
号に記録再生を行う同一平面に配置された一対の磁気へ
っど１Ａ，１Ｂと４〜６チャンネルのオーディオＰＣＭ
信号に記録再生を行う同一平面に配置された一対の磁気
ヘッド２Ａ，２Ｂの合計二対の磁気ヘッド１Ａ，１Ｂ，
２Ａ，２Ｂを回転ドラム３に配設して、ドラム径（Ｄ）
を正規の径（Ｄｏ）の１／２にしたマルチＰＣＭ８mmＶ
ＴＲ用回転磁気ヘッド装置に本考案を適用したものであ
る。
ＶＴＲにおける１〜３チャンネルのオーディオＰＣＭ信
号に記録再生を行う同一平面に配置された一対の磁気へ
っど１Ａ，１Ｂと４〜６チャンネルのオーディオＰＣＭ
信号に記録再生を行う同一平面に配置された一対の磁気
ヘッド２Ａ，２Ｂの合計二対の磁気ヘッド１Ａ，１Ｂ，
２Ａ，２Ｂを回転ドラム３に配設して、ドラム径（Ｄ）
を正規の径（Ｄｏ）の１／２にしたマルチＰＣＭ８mmＶ
ＴＲ用回転磁気ヘッド装置に本考案を適用したものであ
る。
この実施例の回転磁気ヘッド装置は、その機械的な構成
を第１図の要部縦断面図に示してあるように、２対の磁
気ヘッド１Ａ，１Ｂ，２Ａ，２Ｂがドラム外周側に僅か
に突出するように配設された回転ドラム３と、上記回転
ドラム３の回転軸４を回転自在に支持する軸受部５ａ，
５ｂが中心部分に配設された固定ドラム６とを備え、ド
ラム外周に螺旋状に巻装される磁気テープ７の傾斜記録
トラックを上記二対の磁気ヘッド１Ａ，１Ｂ，２Ａ，２
Ｂにてトレースすることにより６チャンネルのＰＣＭオ
ーディオ信号の記録再生を行うようになっている。
を第１図の要部縦断面図に示してあるように、２対の磁
気ヘッド１Ａ，１Ｂ，２Ａ，２Ｂがドラム外周側に僅か
に突出するように配設された回転ドラム３と、上記回転
ドラム３の回転軸４を回転自在に支持する軸受部５ａ，
５ｂが中心部分に配設された固定ドラム６とを備え、ド
ラム外周に螺旋状に巻装される磁気テープ７の傾斜記録
トラックを上記二対の磁気ヘッド１Ａ，１Ｂ，２Ａ，２
Ｂにてトレースすることにより６チャンネルのＰＣＭオ
ーディオ信号の記録再生を行うようになっている。
この実施例において、上記回転ドラム３は、第２図の分
解斜視図に示すように、下側回転ドラム３Ａと上側回転
ドラム３Ｂの２つに分割されており、上記下側回転ドラ
ム３Ａを上記上側回転ドラム３Ｂのスリーブ３ｂに圧入
することにより、上記下側回転ドラム３Ａと上側回転ド
ラム３Ｂとを一体化した構造となっている。そして、上
記下側回転ドラム３Ａには、その下面にヘッドベース８
を介して一対の磁気ヘッド１Ａ，１Ｂが取り付けられ、
また、その上面にヘッドベース９を介して一対の磁気ヘ
ッド２Ａ，２Ｂが取り付けられている。また、上記上側
回転ドラム３Ｂには、その上面部分に配線基板１０等が
装着されている。
解斜視図に示すように、下側回転ドラム３Ａと上側回転
ドラム３Ｂの２つに分割されており、上記下側回転ドラ
ム３Ａを上記上側回転ドラム３Ｂのスリーブ３ｂに圧入
することにより、上記下側回転ドラム３Ａと上側回転ド
ラム３Ｂとを一体化した構造となっている。そして、上
記下側回転ドラム３Ａには、その下面にヘッドベース８
を介して一対の磁気ヘッド１Ａ，１Ｂが取り付けられ、
また、その上面にヘッドベース９を介して一対の磁気ヘ
ッド２Ａ，２Ｂが取り付けられている。また、上記上側
回転ドラム３Ｂには、その上面部分に配線基板１０等が
装着されている。
この実施例のように、回転ドラム３を２分割した下側回
転ドラム３Ａの上面と下面を取り付け基準面として上記
各面に上記各磁気ヘッド１Ａ，１Ｂ，２Ａ，２Ｂを分配
して設置することにより、設置高さ位置をずらして所定
の段差（ｈ）を上記各磁気ヘッド１Ａ，１Ｂ，２Ａ，２
Ｂに与えることができる。
転ドラム３Ａの上面と下面を取り付け基準面として上記
各面に上記各磁気ヘッド１Ａ，１Ｂ，２Ａ，２Ｂを分配
して設置することにより、設置高さ位置をずらして所定
の段差（ｈ）を上記各磁気ヘッド１Ａ，１Ｂ，２Ａ，２
Ｂに与えることができる。
また、上記固定ドラム６は、そのフランジ部６ａの内周
側上面に信号伝送用のロータリートランス１１を構成す
る固定側コア１１ａが設置されている。さらに、上記回
転ドラム３の回転軸４には、上記固定ドラム６のフラン
ジ部６ａの上面に設置したロータリートランス１１を構
成する固定側コア１１ａと対向する回転側コア１１ｂを
フランジ部１２ａに設置したロータリーブロック１２が
固着されている。そして、上記回転ドラム３に配設した
二対の磁気ヘッド１Ａ，１Ｂ，２Ａ，２Ｂと固定側の図
示しない記録処理系や再生処理系との間の信号の授受を
上記ロータリートランス１１を介して行うようになって
いる。
側上面に信号伝送用のロータリートランス１１を構成す
る固定側コア１１ａが設置されている。さらに、上記回
転ドラム３の回転軸４には、上記固定ドラム６のフラン
ジ部６ａの上面に設置したロータリートランス１１を構
成する固定側コア１１ａと対向する回転側コア１１ｂを
フランジ部１２ａに設置したロータリーブロック１２が
固着されている。そして、上記回転ドラム３に配設した
二対の磁気ヘッド１Ａ，１Ｂ，２Ａ，２Ｂと固定側の図
示しない記録処理系や再生処理系との間の信号の授受を
上記ロータリートランス１１を介して行うようになって
いる。
ここで、この実施例の回転磁気ヘッド装置は、上記回転
ドラム３および固定ドラム６がマルチＰＣＭ８mmＶＴＲ
における正規のドラム径（Ｄｏ＝４０mm）の１／２のド
ラム径（Ｄ＝２０mm）に形成され、図示しないドラムモ
ータによりフレーム周波数の２倍の周波数で定速回転駆
動される。そして、この回転磁気ヘッド装置は、第３図
に示すように、ドラム周面に磁気テープ７が221°の角
度範囲に螺旋状に巻装され、第４図に示すように上記磁
気テープ７上の傾斜記録トラックを６分割した各区間Ａ
Ｒ，ＡＲ，ＡＲ，ＡＲ，ＡＲ，ＡＲについ
て、上記磁気テープ７の幅方向に２分割される下側の第
１ないし第３の区間ＡＲ，ＡＲ，ＡＲを一対の磁
気ヘッド１Ａ，１Ｂにてトレースし、上側の第４ないし
第６の区間ＡＲ，ＡＲ，ＡＲを他の一対の磁気ヘ
ッド２Ａ，２Ｂにてトレースすることにより、６チャン
ネルのＰＣＭオーディオ信号の記録再生を正確且つ迅速
に行なうことができるようになしている。
ドラム３および固定ドラム６がマルチＰＣＭ８mmＶＴＲ
における正規のドラム径（Ｄｏ＝４０mm）の１／２のド
ラム径（Ｄ＝２０mm）に形成され、図示しないドラムモ
ータによりフレーム周波数の２倍の周波数で定速回転駆
動される。そして、この回転磁気ヘッド装置は、第３図
に示すように、ドラム周面に磁気テープ７が221°の角
度範囲に螺旋状に巻装され、第４図に示すように上記磁
気テープ７上の傾斜記録トラックを６分割した各区間Ａ
Ｒ，ＡＲ，ＡＲ，ＡＲ，ＡＲ，ＡＲについ
て、上記磁気テープ７の幅方向に２分割される下側の第
１ないし第３の区間ＡＲ，ＡＲ，ＡＲを一対の磁
気ヘッド１Ａ，１Ｂにてトレースし、上側の第４ないし
第６の区間ＡＲ，ＡＲ，ＡＲを他の一対の磁気ヘ
ッド２Ａ，２Ｂにてトレースすることにより、６チャン
ネルのＰＣＭオーディオ信号の記録再生を正確且つ迅速
に行なうことができるようになしている。
上述の実施例の説明から明らかなように本考案によれ
ば、回転ドラムの上面と下面が各磁気ヘッドの設置高さ
位置を決定するための取り付け基準面として、複数の一
対の磁気ヘッドを回転ドラムに設置高さ位置をずらして
正確に配設できるとともに、同一平面に配置された一対
の磁気ヘッドにより、記録する時のドラム回転速度の略
２倍の速度で回転させて上記一対の磁気ヘッドにより２
トラックづつ記録することができ、小型で機械的精度の
高い回転磁気ヘッド装置を提供することができる。
ば、回転ドラムの上面と下面が各磁気ヘッドの設置高さ
位置を決定するための取り付け基準面として、複数の一
対の磁気ヘッドを回転ドラムに設置高さ位置をずらして
正確に配設できるとともに、同一平面に配置された一対
の磁気ヘッドにより、記録する時のドラム回転速度の略
２倍の速度で回転させて上記一対の磁気ヘッドにより２
トラックづつ記録することができ、小型で機械的精度の
高い回転磁気ヘッド装置を提供することができる。
第１図は本考案を適用した回転磁気ヘッド装置の一実施
例の機械的な構成を示す要部縦断面図であり、第２図は
同じく要部分解斜視図であり、第３図は上記実施例にお
けるドラムへの磁気テープの巻装状態を示す模式図であ
り、第４図は上記磁気テープの記録フォーマットを示す
模式図である。 １Ａ，１Ｂ，２Ａ，２Ｂ……磁気ヘッド ３，３Ａ，３Ｂ……回転ドラム ６……固定ドラム
例の機械的な構成を示す要部縦断面図であり、第２図は
同じく要部分解斜視図であり、第３図は上記実施例にお
けるドラムへの磁気テープの巻装状態を示す模式図であ
り、第４図は上記磁気テープの記録フォーマットを示す
模式図である。 １Ａ，１Ｂ，２Ａ，２Ｂ……磁気ヘッド ３，３Ａ，３Ｂ……回転ドラム ６……固定ドラム
Claims (1)
- 【請求項１】磁気テープが巻装されるドラムを少なくと
も３分割するとともに、その中間に位置する回転ドラム
の上面と下面とにそれぞれ一対の磁気ヘッドを設け、同
一平面に配置された一対の磁気ヘッドで記録する時のド
ラム回転速度の略２倍の速度で回転させ、上記一対の磁
気ヘッドにより２トラックづづ記録するようにした回転
磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986104838U JPH0626967Y2 (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 | 回転磁気ヘツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986104838U JPH0626967Y2 (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 | 回転磁気ヘツド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6311717U JPS6311717U (ja) | 1988-01-26 |
| JPH0626967Y2 true JPH0626967Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=30978703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986104838U Expired - Lifetime JPH0626967Y2 (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 | 回転磁気ヘツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626967Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009026373A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Tdk Corp | ヘッド装置、ドライブ装置および記録再生方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5066615U (ja) * | 1973-10-17 | 1975-06-14 |
-
1986
- 1986-07-08 JP JP1986104838U patent/JPH0626967Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6311717U (ja) | 1988-01-26 |
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