JPH06269574A - 車両玩具走行装置 - Google Patents
車両玩具走行装置Info
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- JPH06269574A JPH06269574A JP6396093A JP6396093A JPH06269574A JP H06269574 A JPH06269574 A JP H06269574A JP 6396093 A JP6396093 A JP 6396093A JP 6396093 A JP6396093 A JP 6396093A JP H06269574 A JPH06269574 A JP H06269574A
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- Japan
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- vehicle toy
- vehicle
- curve
- toy
- course
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両玩具の操縦を容易に行うことができ、し
かも変化に富んだ走行内容を展開することのできる車両
玩具走行装置を提供する。 【構成】 手動操縦手段を操作していないときは自動操
縦になり、コース10の直線区間Aでは誘導線11を車
両玩具1の検知部6で追跡することにより車両玩具1が
所定のプログラムに基づいて自動操縦され、コース10
の各カーブ区間B,Cでは車両玩具1の検知部6でカー
ブ手前のカーブ識別線12または13を読み取ることに
より車両玩具1がカーブ情報に対応する所定のプログラ
ムに基づいて自動操縦される。また、手動操縦手段を操
作すると自動操縦に優先して車両玩具1が任意に加速、
減速及び操舵される。従って、自動操縦にすることによ
り車両玩具1がコース10から逸脱することなく安定的
に走行し、手動操縦にすることにより車両玩具1が操縦
者の操作に応じて変化に富んだ走行をする。
かも変化に富んだ走行内容を展開することのできる車両
玩具走行装置を提供する。 【構成】 手動操縦手段を操作していないときは自動操
縦になり、コース10の直線区間Aでは誘導線11を車
両玩具1の検知部6で追跡することにより車両玩具1が
所定のプログラムに基づいて自動操縦され、コース10
の各カーブ区間B,Cでは車両玩具1の検知部6でカー
ブ手前のカーブ識別線12または13を読み取ることに
より車両玩具1がカーブ情報に対応する所定のプログラ
ムに基づいて自動操縦される。また、手動操縦手段を操
作すると自動操縦に優先して車両玩具1が任意に加速、
減速及び操舵される。従って、自動操縦にすることによ
り車両玩具1がコース10から逸脱することなく安定的
に走行し、手動操縦にすることにより車両玩具1が操縦
者の操作に応じて変化に富んだ走行をする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレーシングカー
等を模した車両玩具を所定のコースに沿って走行させる
車両玩具走行装置に関するものである。
等を模した車両玩具を所定のコースに沿って走行させる
車両玩具走行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラジオコントロールカー等のよう
に送信機を操作することにより走行動作を無線制御する
車両玩具が知られており、複数の操縦者が各々の車両玩
具を所定のコースに沿って走行させ、操縦技術を駆使し
て車両玩具同士を競走させるといった遊び方が人気を集
めている。
に送信機を操作することにより走行動作を無線制御する
車両玩具が知られており、複数の操縦者が各々の車両玩
具を所定のコースに沿って走行させ、操縦技術を駆使し
て車両玩具同士を競走させるといった遊び方が人気を集
めている。
【0003】また、車両玩具の競走ゲームとしては、実
際のレーシングコースを模擬した路面に車両玩具の進路
となる誘導軌道を敷設し、この軌道に沿って誘導される
複数の車両玩具を各々の遠隔操作部によって加速または
減速することにより、各車両玩具同士を競走させるよう
にしたものも知られている。
際のレーシングコースを模擬した路面に車両玩具の進路
となる誘導軌道を敷設し、この軌道に沿って誘導される
複数の車両玩具を各々の遠隔操作部によって加速または
減速することにより、各車両玩具同士を競走させるよう
にしたものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ラ
ジオコントロールカー等の無線制御では、車両玩具を所
定のコースに沿って巧みに走行させるには相当の熟練と
高度な技術が必要となるため、操縦が未熟だと車両玩具
同士の衝突やコースからの逸脱等が頻発し、手軽に楽し
めないという問題点があった。また、誘導軌道が敷設さ
れた競走ゲームでは、車両玩具同士の衝突やコースから
の逸脱等を起こすことはないが、車両玩具が一定の軌道
しか走行しないので、レースの内容が単調となり、面白
みに欠けるという問題点があった。
ジオコントロールカー等の無線制御では、車両玩具を所
定のコースに沿って巧みに走行させるには相当の熟練と
高度な技術が必要となるため、操縦が未熟だと車両玩具
同士の衝突やコースからの逸脱等が頻発し、手軽に楽し
めないという問題点があった。また、誘導軌道が敷設さ
れた競走ゲームでは、車両玩具同士の衝突やコースから
の逸脱等を起こすことはないが、車両玩具が一定の軌道
しか走行しないので、レースの内容が単調となり、面白
みに欠けるという問題点があった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、車両玩具の操縦を容
易に行うことができ、しかも変化に富んだ走行内容を展
開することのできる車両玩具走行装置を提供することに
ある。
であり、その目的とするところは、車両玩具の操縦を容
易に行うことができ、しかも変化に富んだ走行内容を展
開することのできる車両玩具走行装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の車両玩具走行
装置は前記目的を達成するために、自走手段を有する車
両玩具と、車両玩具を走行させるコースと、コースの直
線及び略直線区間の路面に敷設され、車両玩具の進路に
沿って延びる少なくとも一つの誘導線と、コースのカー
ブ手前の路面に敷設され、各カーブ固有の情報を有する
カーブ識別線と、コースの直線及び略直線区間では車両
玩具に設けた検知部で前記誘導線を追跡することにより
車両玩具を所定のプログラムに基づいて自動操縦し、コ
ースのカーブ区間では車両玩具の検知部でカーブ手前の
カーブ識別線を読み取ることにより車両玩具をカーブ情
報に対応する所定のプログラムに基づいて自動操縦する
自動操縦手段と、自動操縦手段に優先して車両玩具を所
定の操作部により任意に加速、減速及び操舵する手動操
縦手段とを備えている。
装置は前記目的を達成するために、自走手段を有する車
両玩具と、車両玩具を走行させるコースと、コースの直
線及び略直線区間の路面に敷設され、車両玩具の進路に
沿って延びる少なくとも一つの誘導線と、コースのカー
ブ手前の路面に敷設され、各カーブ固有の情報を有する
カーブ識別線と、コースの直線及び略直線区間では車両
玩具に設けた検知部で前記誘導線を追跡することにより
車両玩具を所定のプログラムに基づいて自動操縦し、コ
ースのカーブ区間では車両玩具の検知部でカーブ手前の
カーブ識別線を読み取ることにより車両玩具をカーブ情
報に対応する所定のプログラムに基づいて自動操縦する
自動操縦手段と、自動操縦手段に優先して車両玩具を所
定の操作部により任意に加速、減速及び操舵する手動操
縦手段とを備えている。
【0007】また、請求項2の車両玩具走行装置は、前
記自動操縦のプログラムを記憶する記憶媒体と、記憶媒
体のプログラムを変更可能な入力手段とを備えている。
記自動操縦のプログラムを記憶する記憶媒体と、記憶媒
体のプログラムを変更可能な入力手段とを備えている。
【0008】また、請求項3では、前記記憶媒体を車両
玩具に着脱自在に設けている。
玩具に着脱自在に設けている。
【0009】また、請求項4では、前記車両玩具に運転
者を模した人形を着脱自在に設け、この人形に前記記憶
媒体を内蔵している。
者を模した人形を着脱自在に設け、この人形に前記記憶
媒体を内蔵している。
【0010】また、請求項5では、前記検知部を車両玩
具の幅方向に並設された多数のセンサから構成するとと
もに、各センサを前後複数列に設け、同一列の各センサ
間に他の列の各センサを配置している。
具の幅方向に並設された多数のセンサから構成するとと
もに、各センサを前後複数列に設け、同一列の各センサ
間に他の列の各センサを配置している。
【0011】また、請求項6では、前記検知部を車両玩
具の前後複数箇所に所定間隔をおいて設けている。
具の前後複数箇所に所定間隔をおいて設けている。
【0012】
【作用】請求項1の車両玩具走行装置によれば、車両玩
具が自動操縦手段によって制御されているときは、コー
スの直線及び略直線区間では路面に敷設した誘導線を車
両玩具の検知部で追跡することにより車両玩具が所定の
プログラムに基づいて自動操縦され、コースのカーブ区
間では車両玩具の検知部でカーブ手前のカーブ識別線を
読み取ることにより車両玩具がカーブ情報に対応する所
定のプログラムに基づいて自動操縦される。また、手動
操縦手段を操作すると自動操縦手段に優先して車両玩具
が所定の操作部により任意に加速、減速及び操舵され
る。従って、自動操縦にすることにより車両玩具がコー
スから逸脱することなく安定的に走行し、手動操縦にす
ることにより車両玩具が操縦者の操作に応じて走行す
る。
具が自動操縦手段によって制御されているときは、コー
スの直線及び略直線区間では路面に敷設した誘導線を車
両玩具の検知部で追跡することにより車両玩具が所定の
プログラムに基づいて自動操縦され、コースのカーブ区
間では車両玩具の検知部でカーブ手前のカーブ識別線を
読み取ることにより車両玩具がカーブ情報に対応する所
定のプログラムに基づいて自動操縦される。また、手動
操縦手段を操作すると自動操縦手段に優先して車両玩具
が所定の操作部により任意に加速、減速及び操舵され
る。従って、自動操縦にすることにより車両玩具がコー
スから逸脱することなく安定的に走行し、手動操縦にす
ることにより車両玩具が操縦者の操作に応じて走行す
る。
【0013】また、請求項2の車両玩具走行装置によれ
ば、請求項1の作用を有するとともに、車両玩具の記憶
媒体に書き込まれた自動操縦のプログラムを入力手段に
よって変更することにより、自動操縦時の走行パターン
が多様になる。
ば、請求項1の作用を有するとともに、車両玩具の記憶
媒体に書き込まれた自動操縦のプログラムを入力手段に
よって変更することにより、自動操縦時の走行パターン
が多様になる。
【0014】また、請求項3の車両玩具走行装置によれ
ば、請求項1または2の作用を有するとともに、車両玩
具の記憶媒体が着脱自在に設けられていることから、走
行パターンの変更が容易に行われる。
ば、請求項1または2の作用を有するとともに、車両玩
具の記憶媒体が着脱自在に設けられていることから、走
行パターンの変更が容易に行われる。
【0015】また、請求項4の車両玩具走行装置によれ
ば、請求項3の作用を有するとともに、車両玩具に任意
の運転者の人形を装着することにより、その人形に内蔵
された記憶媒体のプログラムに基づいて自動操縦が行わ
れることから、あたかも人形固有の運転技術によって車
両玩具が走行しているような感覚が得られる。
ば、請求項3の作用を有するとともに、車両玩具に任意
の運転者の人形を装着することにより、その人形に内蔵
された記憶媒体のプログラムに基づいて自動操縦が行わ
れることから、あたかも人形固有の運転技術によって車
両玩具が走行しているような感覚が得られる。
【0016】また、請求項5の車両玩具走行装置によれ
ば、請求項1、2、3または4の作用を有するととも
に、検知部の各センサが前後複数列に設けられるととも
に、同一列の各センサ間に他の列の各センサが配置され
ていることから、各センサ同士を接近させなくとも前後
方向に対するセンサの検知密度が高まる。
ば、請求項1、2、3または4の作用を有するととも
に、検知部の各センサが前後複数列に設けられるととも
に、同一列の各センサ間に他の列の各センサが配置され
ていることから、各センサ同士を接近させなくとも前後
方向に対するセンサの検知密度が高まる。
【0017】また、請求項6の車両玩具走行装置によれ
ば、請求項1、2、3、4または5の作用を有するとと
もに、誘導線が車両玩具の前後方向に設けられた複数箇
所の検知部で検知されることから、誘導線に対する車両
玩具の傾きが分かる。
ば、請求項1、2、3、4または5の作用を有するとと
もに、誘導線が車両玩具の前後方向に設けられた複数箇
所の検知部で検知されることから、誘導線に対する車両
玩具の傾きが分かる。
【0018】
【実施例】図1乃至図7は本発明の一実施例を示すもの
で、複数の車両玩具をコースに沿って走行させる車両玩
具走行装置である。この車両玩具走行装置は、自走手段
を有する車両玩具1と、車両玩具1を走行させる周回コ
ース10と、車両玩具1を無線で手動操縦するコントロ
ーラ20と、車両玩具1に任意の走行プログラムを入力
する入力装置30とを備えている。
で、複数の車両玩具をコースに沿って走行させる車両玩
具走行装置である。この車両玩具走行装置は、自走手段
を有する車両玩具1と、車両玩具1を走行させる周回コ
ース10と、車両玩具1を無線で手動操縦するコントロ
ーラ20と、車両玩具1に任意の走行プログラムを入力
する入力装置30とを備えている。
【0019】車両玩具1は図1に示すようにレーシング
カーを模した外形を有し、モータによって自走するよう
構成されている。即ち、車両玩具1には、図2に示すよ
うに車両玩具1の前輪1aを操舵するステアリングモー
タ2と、車両玩具1の後輪1bを駆動する駆動モータ3
と、駆動モータ3に電力を供給する電源4と、コントロ
ーラ10からの無線信号を受信する受信部5と、路面の
情報を検知する検知部6と、車両玩具1の速度を検出す
る速度センサ7と、車両玩具1の走行動作を制御する制
御部8とを備えている。ステアリングモータ2はパルス
信号によって任意の回転角が得られるサーボモータ等か
らなり、制御部9から送られるパルス信号に応じて前輪
1aを左右に操舵するようになっている。駆動モータ3
は直流モータ等からなり、歯車3a,3bを介して後輪
1bの車軸1cに連結されている。また、駆動モータ3
には電気制動(抵抗を介しての発電や回生ブレーキ等)
を発生させる回路が接続され、以下でいうブレーキとは
この電気制動によるものである。電源4はニッカド電池
等からなり、図示しない外部電源によって充電できるよ
うになっている。検知部6は車両玩具1の幅方向に等間
隔で並設された多数の近接センサ6aからなり、車両玩
具1の前部及び略中央部の計2箇所に設けられている。
各検知部6では各センサ6aがそれぞれ前後2列に配列
されるとともに、前列の各センサ6a間には後列の各セ
ンサ6aが配置されている。速度センサ7はエンコーダ
等からなり、車軸1cに取付られた円板7aの回転数を
検知するようになっている。制御部8は、図3に示すよ
うに中央演算処理部8aと、受信信号パルス変換部8b
と、ステアリングモータ用パルス信号生成部8cと、駆
動モータ用パルス信号生成部8dと、駆動モータ用モー
タドライバ8eからなり、中央演算処理部8aには各検
知部6が、受信信号パルス変換部8bには受信部5がそ
れぞれ接続され、パルス変換部8bはステアリングモー
タ2に、モータドライバ8eは駆動モータ3がそれぞれ
接続されている。受信信号パルス変換部8bではコント
ローラ20から送られた無線パルス信号の変化率(操作
量)が検出され、これが数値化されて中央演算処理部8
aに入力される。ステアリングモータ用パルス信号生成
部8cでは中央演算処理部8aから与えられた信号に基
づいて必要なパルス信号が生成され、このパルス信号に
よりステアリングモータ2が駆動される。駆動モータ用
パルス信号生成部8dでは中央演算処理部8aから与え
られた信号に基づいてモータを高速回転可能なパルス信
号が生成される。具体的には矩形波のパルスがデューテ
ィを0%〜100%まで可変され、このパルス信号がモ
ータドライバ8eで電力増幅されて駆動モータ3が駆動
される。一方、車両玩具1には図1に示すように運転者
を模した人形9が着脱自在に設けられ、この人形9には
車両玩具1を自動操縦するためのプログラムが記憶され
た記憶媒体9aが内蔵されている。この記憶媒体9aは
ROM等からなり、人形9を車両玩具1に装着すると制
御部8の中央演算処理部8aに電気的に接続されるよう
になっている。
カーを模した外形を有し、モータによって自走するよう
構成されている。即ち、車両玩具1には、図2に示すよ
うに車両玩具1の前輪1aを操舵するステアリングモー
タ2と、車両玩具1の後輪1bを駆動する駆動モータ3
と、駆動モータ3に電力を供給する電源4と、コントロ
ーラ10からの無線信号を受信する受信部5と、路面の
情報を検知する検知部6と、車両玩具1の速度を検出す
る速度センサ7と、車両玩具1の走行動作を制御する制
御部8とを備えている。ステアリングモータ2はパルス
信号によって任意の回転角が得られるサーボモータ等か
らなり、制御部9から送られるパルス信号に応じて前輪
1aを左右に操舵するようになっている。駆動モータ3
は直流モータ等からなり、歯車3a,3bを介して後輪
1bの車軸1cに連結されている。また、駆動モータ3
には電気制動(抵抗を介しての発電や回生ブレーキ等)
を発生させる回路が接続され、以下でいうブレーキとは
この電気制動によるものである。電源4はニッカド電池
等からなり、図示しない外部電源によって充電できるよ
うになっている。検知部6は車両玩具1の幅方向に等間
隔で並設された多数の近接センサ6aからなり、車両玩
具1の前部及び略中央部の計2箇所に設けられている。
各検知部6では各センサ6aがそれぞれ前後2列に配列
されるとともに、前列の各センサ6a間には後列の各セ
ンサ6aが配置されている。速度センサ7はエンコーダ
等からなり、車軸1cに取付られた円板7aの回転数を
検知するようになっている。制御部8は、図3に示すよ
うに中央演算処理部8aと、受信信号パルス変換部8b
と、ステアリングモータ用パルス信号生成部8cと、駆
動モータ用パルス信号生成部8dと、駆動モータ用モー
タドライバ8eからなり、中央演算処理部8aには各検
知部6が、受信信号パルス変換部8bには受信部5がそ
れぞれ接続され、パルス変換部8bはステアリングモー
タ2に、モータドライバ8eは駆動モータ3がそれぞれ
接続されている。受信信号パルス変換部8bではコント
ローラ20から送られた無線パルス信号の変化率(操作
量)が検出され、これが数値化されて中央演算処理部8
aに入力される。ステアリングモータ用パルス信号生成
部8cでは中央演算処理部8aから与えられた信号に基
づいて必要なパルス信号が生成され、このパルス信号に
よりステアリングモータ2が駆動される。駆動モータ用
パルス信号生成部8dでは中央演算処理部8aから与え
られた信号に基づいてモータを高速回転可能なパルス信
号が生成される。具体的には矩形波のパルスがデューテ
ィを0%〜100%まで可変され、このパルス信号がモ
ータドライバ8eで電力増幅されて駆動モータ3が駆動
される。一方、車両玩具1には図1に示すように運転者
を模した人形9が着脱自在に設けられ、この人形9には
車両玩具1を自動操縦するためのプログラムが記憶され
た記憶媒体9aが内蔵されている。この記憶媒体9aは
ROM等からなり、人形9を車両玩具1に装着すると制
御部8の中央演算処理部8aに電気的に接続されるよう
になっている。
【0020】コース10は、図4に示すように無端状に
形成され、実際のサーキットの如く直線及びカーブが各
所に配置されている。コース10の全周は二つの直線区
間Aと、第1カーブ区間B及び第2カーブ区間Cとから
なり、各直線区間Aには緩やかなカーブからなる略直線
区間が含まれている。各直線区間Aには導電体等からな
る計2本の誘導線11がコース10に沿って平行に敷設
され、この誘導線11を自動操縦時に車両玩具1の検知
部6によって追跡することにより、車両玩具1がコース
10に沿って走行するようになっている。各カーブ区間
B,Cの手前にはカーブ識別線12,13が敷設され、
各カーブ識別線12,13はコース10の幅方向に延び
る導電体の帯等からなる。第1カーブ区間Bのカーブ識
別線12は導電体の帯の数が2本、第2カーブ区間Cの
カーブ識別線13は導電体の帯の数が3本になってお
り、車両玩具1の検知部6によってカーブ識別線12ま
たは13を検知することにより、導電体の帯の数の違い
から何れのカーブかが識別されるようになっている。
尚、前記コース10のレイアウトは一例である。
形成され、実際のサーキットの如く直線及びカーブが各
所に配置されている。コース10の全周は二つの直線区
間Aと、第1カーブ区間B及び第2カーブ区間Cとから
なり、各直線区間Aには緩やかなカーブからなる略直線
区間が含まれている。各直線区間Aには導電体等からな
る計2本の誘導線11がコース10に沿って平行に敷設
され、この誘導線11を自動操縦時に車両玩具1の検知
部6によって追跡することにより、車両玩具1がコース
10に沿って走行するようになっている。各カーブ区間
B,Cの手前にはカーブ識別線12,13が敷設され、
各カーブ識別線12,13はコース10の幅方向に延び
る導電体の帯等からなる。第1カーブ区間Bのカーブ識
別線12は導電体の帯の数が2本、第2カーブ区間Cの
カーブ識別線13は導電体の帯の数が3本になってお
り、車両玩具1の検知部6によってカーブ識別線12ま
たは13を検知することにより、導電体の帯の数の違い
から何れのカーブかが識別されるようになっている。
尚、前記コース10のレイアウトは一例である。
【0021】コントローラ20は、図5に示すようにス
ロットルレバー21と、操舵ボタン22と、無線信号パ
ルス生成部23とを備え、無線信号パルス生成部23は
外部に設けた送信部24に接続されている。コントロー
ラ20には、図4に示すようにグリップ25が形成さ
れ、操縦者はこのグリップ25を拳銃を握るように把持
する。スロットルレバー21は操縦者の人差指等を掛け
られるように略環状に形成され、グリップ25を握った
状態で指を拳銃の引き金のようにスロットルレバー21
に掛けることより、スロットルレバー21を前後に操作
できるようになっている。即ち、スロットルレバー21
を引くと加速、前方へ押すと減速、前後の中立位置に戻
すと自動操縦に切換わるようになっている。操舵ボタン
22は操縦者の親指等で押圧できるようグリップ25の
上方に配置され、操舵ボタン22の左側を押すと左に、
右側を押すと右に曲がり、中立位置に戻すと自動操縦に
切換わるようになっている。無線信号パルス生成部23
では、スロットルレバー21における後(加速)・前
(減速)の操作量と、操舵ボタン22の左・右の操作量
に応じたパルス信号がそれぞれ生成される。
ロットルレバー21と、操舵ボタン22と、無線信号パ
ルス生成部23とを備え、無線信号パルス生成部23は
外部に設けた送信部24に接続されている。コントロー
ラ20には、図4に示すようにグリップ25が形成さ
れ、操縦者はこのグリップ25を拳銃を握るように把持
する。スロットルレバー21は操縦者の人差指等を掛け
られるように略環状に形成され、グリップ25を握った
状態で指を拳銃の引き金のようにスロットルレバー21
に掛けることより、スロットルレバー21を前後に操作
できるようになっている。即ち、スロットルレバー21
を引くと加速、前方へ押すと減速、前後の中立位置に戻
すと自動操縦に切換わるようになっている。操舵ボタン
22は操縦者の親指等で押圧できるようグリップ25の
上方に配置され、操舵ボタン22の左側を押すと左に、
右側を押すと右に曲がり、中立位置に戻すと自動操縦に
切換わるようになっている。無線信号パルス生成部23
では、スロットルレバー21における後(加速)・前
(減速)の操作量と、操舵ボタン22の左・右の操作量
に応じたパルス信号がそれぞれ生成される。
【0022】入力装置30は、図6に示すようにコース
レイアウト等を表示する画面31やキーボード32等を
備え、自動操縦用プログラムの設定を行えるようになっ
ている。また、入力装置30には車両玩具1から取外し
た人形9を装着することにより、人形内部の記憶媒体9
aと入力装置30とを電気的に接続できるようになって
いる。即ち、入力装置30では、コース10の直線区間
Aおける速度と、各カーブ区間B,Cにおけるブレーキ
及び操舵角等を設定することができ、その内容が記憶媒
体9aに書き込まれるようになっている。
レイアウト等を表示する画面31やキーボード32等を
備え、自動操縦用プログラムの設定を行えるようになっ
ている。また、入力装置30には車両玩具1から取外し
た人形9を装着することにより、人形内部の記憶媒体9
aと入力装置30とを電気的に接続できるようになって
いる。即ち、入力装置30では、コース10の直線区間
Aおける速度と、各カーブ区間B,Cにおけるブレーキ
及び操舵角等を設定することができ、その内容が記憶媒
体9aに書き込まれるようになっている。
【0023】以上の構成によれば、コース10を走行す
る車両玩具1は、記憶媒体9aのプログラムによる自動
操縦またはコントローラ20の操作による手動操縦によ
って制御される。
る車両玩具1は、記憶媒体9aのプログラムによる自動
操縦またはコントローラ20の操作による手動操縦によ
って制御される。
【0024】ここで、自動操縦時における制御部8の動
作の一例を図7に示すフローチャートを参照して説明す
る。尚、Vは速度、θ1 は1回目の操舵角、θ2 は2回
目の操舵角、C1 ,C2,C3 は速度センサ7によるカ
ウント数である。
作の一例を図7に示すフローチャートを参照して説明す
る。尚、Vは速度、θ1 は1回目の操舵角、θ2 は2回
目の操舵角、C1 ,C2,C3 は速度センサ7によるカ
ウント数である。
【0025】まず、直線区間Aでは車両玩具1の速度が
設定値Vになるよう駆動モータ3が制御されるとともに
(S1)、車両玩具1がコース10の誘導線11を追跡
するようステアリングモータ2が制御され(S2)、車
両玩具1が誘導線11に沿って走行する。また、車両玩
具1が各カーブ区間BまたはCのカーブ識別線12また
は13を通過すると(S3)、駆動モータ3にブレーキ
がかかるとともに(S4)、検知部6により何れのカー
ブか識別され(S5)、そのカーブに対応する設定値が
θ1 ,θ2 ,C1 ,C2,C3 にそれぞれ代入される
(S6)。この後、カウント数C1 が経過すると(S
7)、駆動モータ3のブレーキが解除され(S8)、ス
テアリングモータ2によって1回目の操舵角θ1 が切ら
れる(S9)。更に、カウント数C2 が経過すると(S
10)、ステアリングモータ2によって2回目の操舵角
θ2 が切られる(S11)。そして、カウント数C3 が
経過すると(S12)、操舵角がθ1 +θ2 だけ戻され
て0になり(S13)、カーブから出て直線区間Aの誘
導線11を検知すると(S14)、ステップS1に戻っ
て速度Vまで加速する。この時、いきなり加速し始める
とハンチング(左右に振れる現象)を起こすので、車両
玩具1の向きが誘導線11と同一方向になった時点で加
速する。
設定値Vになるよう駆動モータ3が制御されるとともに
(S1)、車両玩具1がコース10の誘導線11を追跡
するようステアリングモータ2が制御され(S2)、車
両玩具1が誘導線11に沿って走行する。また、車両玩
具1が各カーブ区間BまたはCのカーブ識別線12また
は13を通過すると(S3)、駆動モータ3にブレーキ
がかかるとともに(S4)、検知部6により何れのカー
ブか識別され(S5)、そのカーブに対応する設定値が
θ1 ,θ2 ,C1 ,C2,C3 にそれぞれ代入される
(S6)。この後、カウント数C1 が経過すると(S
7)、駆動モータ3のブレーキが解除され(S8)、ス
テアリングモータ2によって1回目の操舵角θ1 が切ら
れる(S9)。更に、カウント数C2 が経過すると(S
10)、ステアリングモータ2によって2回目の操舵角
θ2 が切られる(S11)。そして、カウント数C3 が
経過すると(S12)、操舵角がθ1 +θ2 だけ戻され
て0になり(S13)、カーブから出て直線区間Aの誘
導線11を検知すると(S14)、ステップS1に戻っ
て速度Vまで加速する。この時、いきなり加速し始める
とハンチング(左右に振れる現象)を起こすので、車両
玩具1の向きが誘導線11と同一方向になった時点で加
速する。
【0026】また、前記自動操縦中にコントローラ20
を操作すると、自動操縦に優先してコントローラ20に
よる手動操縦に切り換わる。即ち、スロットルレバー2
1を引くと、操作量に応じたパルス信号が車両玩具1に
送信され、駆動モータ3の回転数が上昇して車両玩具1
が加速する。この後、スロットルレバー21を中立位置
に戻して手動操縦を放棄すると、制御部8でパルス信号
が受信されなくなり、再び記憶媒体9aのプログラムに
基づく自動操縦に切り換わる。また、操舵ボタン22の
操作についても同様であり、操舵ボタン22の操作量に
応じたパルス信号が車両玩具1に送信されると、ステア
リングモータ2が作動して車両玩具1が左または右に操
舵される。この後、操舵ボタン22を中立位置に戻す
と、再び記憶媒体9aのプログラムに基づく自動操縦に
切り換わる。
を操作すると、自動操縦に優先してコントローラ20に
よる手動操縦に切り換わる。即ち、スロットルレバー2
1を引くと、操作量に応じたパルス信号が車両玩具1に
送信され、駆動モータ3の回転数が上昇して車両玩具1
が加速する。この後、スロットルレバー21を中立位置
に戻して手動操縦を放棄すると、制御部8でパルス信号
が受信されなくなり、再び記憶媒体9aのプログラムに
基づく自動操縦に切り換わる。また、操舵ボタン22の
操作についても同様であり、操舵ボタン22の操作量に
応じたパルス信号が車両玩具1に送信されると、ステア
リングモータ2が作動して車両玩具1が左または右に操
舵される。この後、操舵ボタン22を中立位置に戻す
と、再び記憶媒体9aのプログラムに基づく自動操縦に
切り換わる。
【0027】前記自動操縦時において車両玩具1が誘導
線11に沿って走行する際、誘導線11が常に幅方向中
央のセンサ6aで検知されるよう車両玩具1の向きが制
御される。即ち、誘導線11が左寄りのセンサ6aで検
知されると操舵角を右に切り、右寄りのセンサ6aで検
知されると操舵角を左に切ることにより、車両玩具1の
向きが誘導線11と同一方向になるよう制御される。こ
の左右に蛇行する動作が大きいと加速時や高速走行時に
ハンチングを起し易い。これを防止するためには各セン
サ6aの間隔を小さくして誘導線11の検知密度を高め
ればよいが、各センサ6a同士を接近させると相互干渉
を起こしてしまう。そこで、本実施例では各センサ6a
を前後二列に設け、前列の各センサ6a間に後列の各セ
ンサ6aを配置したので、前後方向に対するセンサ6a
の密度は実質的に二倍になり、各センサ6a同士を接近
させなくとも誘導線11の検知密度を高めることができ
る。更に、本実施例では誘導線11を車両玩具1の前後
方向に設けられた二箇所の検知部6で検知しているの
で、誘導線11に対する車両玩具1の傾きが分かり、車
両玩具1の向きを速やかに矯正することができる。以上
の構成により車両玩具1のハンチングを効果的に抑制す
ることができるので、カーブを出てからの立ち上がりが
スムーズであるとともに、安定した高速走行が可能にな
る。
線11に沿って走行する際、誘導線11が常に幅方向中
央のセンサ6aで検知されるよう車両玩具1の向きが制
御される。即ち、誘導線11が左寄りのセンサ6aで検
知されると操舵角を右に切り、右寄りのセンサ6aで検
知されると操舵角を左に切ることにより、車両玩具1の
向きが誘導線11と同一方向になるよう制御される。こ
の左右に蛇行する動作が大きいと加速時や高速走行時に
ハンチングを起し易い。これを防止するためには各セン
サ6aの間隔を小さくして誘導線11の検知密度を高め
ればよいが、各センサ6a同士を接近させると相互干渉
を起こしてしまう。そこで、本実施例では各センサ6a
を前後二列に設け、前列の各センサ6a間に後列の各セ
ンサ6aを配置したので、前後方向に対するセンサ6a
の密度は実質的に二倍になり、各センサ6a同士を接近
させなくとも誘導線11の検知密度を高めることができ
る。更に、本実施例では誘導線11を車両玩具1の前後
方向に設けられた二箇所の検知部6で検知しているの
で、誘導線11に対する車両玩具1の傾きが分かり、車
両玩具1の向きを速やかに矯正することができる。以上
の構成により車両玩具1のハンチングを効果的に抑制す
ることができるので、カーブを出てからの立ち上がりが
スムーズであるとともに、安定した高速走行が可能にな
る。
【0028】本実施例の車両玩具走行装置によれば、コ
ントローラ20の操作を放棄すると記憶媒体9のプログ
ラムによる自動操縦になり、車両玩具1がコース10か
ら逸脱することなく安定的に走行する。また、コントロ
ーラ20を操作すると自動操縦に優先して手動操縦にな
り、車両玩具1が操縦者の操作に応じて走行する。従っ
て、複数の車両玩具1を用いたレース等を行う場合、手
動操縦に熟練していなくとも自動操縦を多用することに
より車両玩具1を容易に走行させることができるし、操
縦に慣れてくれば手動操縦により個人の操縦技術を駆使
することができるので、変化に富んだ走行内容を展開さ
せることができる。また、車両玩具1の記憶媒体9aに
書き込まれた自動操縦のプログラムを入力装置30によ
って変更することにより、自動操縦時の走行パターンを
任意に変えることができる。その際、記憶媒体9aは車
両玩具1に着脱自在に設けられているので、走行パター
ンの変更を容易に行うことができる。更に、記憶媒体9
aは運転者を模した人形9に内蔵されているので、車両
玩具1に任意の人形9を装着することにより、その人形
9に内蔵された記憶媒体9aのプログラムに基づいて自
動操縦が行われることから、あたかも人形9の固有の運
転技術によって車両玩具1が走行しているような感覚が
得られる。尚、記憶媒体9aは車両玩具1の部品や専用
のカセット等に内蔵するようにしてもよい。
ントローラ20の操作を放棄すると記憶媒体9のプログ
ラムによる自動操縦になり、車両玩具1がコース10か
ら逸脱することなく安定的に走行する。また、コントロ
ーラ20を操作すると自動操縦に優先して手動操縦にな
り、車両玩具1が操縦者の操作に応じて走行する。従っ
て、複数の車両玩具1を用いたレース等を行う場合、手
動操縦に熟練していなくとも自動操縦を多用することに
より車両玩具1を容易に走行させることができるし、操
縦に慣れてくれば手動操縦により個人の操縦技術を駆使
することができるので、変化に富んだ走行内容を展開さ
せることができる。また、車両玩具1の記憶媒体9aに
書き込まれた自動操縦のプログラムを入力装置30によ
って変更することにより、自動操縦時の走行パターンを
任意に変えることができる。その際、記憶媒体9aは車
両玩具1に着脱自在に設けられているので、走行パター
ンの変更を容易に行うことができる。更に、記憶媒体9
aは運転者を模した人形9に内蔵されているので、車両
玩具1に任意の人形9を装着することにより、その人形
9に内蔵された記憶媒体9aのプログラムに基づいて自
動操縦が行われることから、あたかも人形9の固有の運
転技術によって車両玩具1が走行しているような感覚が
得られる。尚、記憶媒体9aは車両玩具1の部品や専用
のカセット等に内蔵するようにしてもよい。
【0029】また、前記実施例では通電していない誘導
線11を検知部6の近接センサ6aによって検知するよ
うにしたが、検知部6を多数のコイルによって構成し、
誘導線11に電流を流して磁界の変化を検知するように
したり、検知部6を多数の光センサによって構成し、誘
導線11を路面と区別できる色の線等から形成して光セ
ンサで検知するようにしてもよい。
線11を検知部6の近接センサ6aによって検知するよ
うにしたが、検知部6を多数のコイルによって構成し、
誘導線11に電流を流して磁界の変化を検知するように
したり、検知部6を多数の光センサによって構成し、誘
導線11を路面と区別できる色の線等から形成して光セ
ンサで検知するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の車両玩
具走行装置によれば、手動操縦に熟練していなくとも自
動操縦を多用することにより車両玩具を容易に走行させ
ることができるとともに、操縦に慣れてくれば手動操縦
により個人の操縦技術を駆使することができるので、変
化に富んだ走行内容を展開させることができ、複数の車
両玩具を用いたレース等の面白みを格段に向上させるこ
とができる。
具走行装置によれば、手動操縦に熟練していなくとも自
動操縦を多用することにより車両玩具を容易に走行させ
ることができるとともに、操縦に慣れてくれば手動操縦
により個人の操縦技術を駆使することができるので、変
化に富んだ走行内容を展開させることができ、複数の車
両玩具を用いたレース等の面白みを格段に向上させるこ
とができる。
【0031】また、請求項2の車両玩具走行装置によれ
ば、請求項1の効果を達成し得るとともに、自動操縦の
プログラムを任意に変えることができるので、車両玩具
の走行パターンが多様になり、走行内容をより発展させ
ることができる。
ば、請求項1の効果を達成し得るとともに、自動操縦の
プログラムを任意に変えることができるので、車両玩具
の走行パターンが多様になり、走行内容をより発展させ
ることができる。
【0032】また、請求項3の車両玩具走行装置によれ
ば、請求項1または2の効果を達成し得るとともに、自
動操縦のプログラムを記憶した記憶媒体が車両玩具に着
脱自在に設けられているので、走行パターンの変更を容
易に行うことができる。
ば、請求項1または2の効果を達成し得るとともに、自
動操縦のプログラムを記憶した記憶媒体が車両玩具に着
脱自在に設けられているので、走行パターンの変更を容
易に行うことができる。
【0033】また、請求項4の車両玩具走行装置によれ
ば、請求項3の効果を達成し得るとともに、記憶媒体を
内蔵した運転者の人形により、自動操縦時にあたかも運
転者の人形固有の運転技術によって車両玩具が走行して
いるような感覚が得られるので、実際のレースに近い本
格的なゲームを行うことができる。
ば、請求項3の効果を達成し得るとともに、記憶媒体を
内蔵した運転者の人形により、自動操縦時にあたかも運
転者の人形固有の運転技術によって車両玩具が走行して
いるような感覚が得られるので、実際のレースに近い本
格的なゲームを行うことができる。
【0034】また、請求項5の車両玩具走行装置によれ
ば、請求項1、2、3または4の効果を達成し得るとと
もに、検知部の各センサ同士を接近させなくとも前後方
向に対するセンサの検知密度を高めることができるの
で、車両玩具のハンチングを効果的に抑制することがで
きる、カーブを出てからの立ち上がりがスムーズである
とともに、安定した高速走行が可能になる。
ば、請求項1、2、3または4の効果を達成し得るとと
もに、検知部の各センサ同士を接近させなくとも前後方
向に対するセンサの検知密度を高めることができるの
で、車両玩具のハンチングを効果的に抑制することがで
きる、カーブを出てからの立ち上がりがスムーズである
とともに、安定した高速走行が可能になる。
【0035】また、請求項6の車両玩具走行装置によれ
ば、請求項1、2、3、4または5の効果を達成し得る
とともに、誘導線に対する車両玩具の傾きが分かるの
で、車両玩具の向きを矯正する際に有利である。
ば、請求項1、2、3、4または5の効果を達成し得る
とともに、誘導線に対する車両玩具の傾きが分かるの
で、車両玩具の向きを矯正する際に有利である。
【図1】本発明の一実施例を示す車両玩具の全体斜視図
【図2】車両玩具の構成図
【図3】制御系を示すブロック図
【図4】コースの平面図
【図5】コントローラの全体斜視図
【図6】入力装置の全体斜視図
【図7】自動操縦時の動作を示すフローチャート
1…車両玩具、6…検知部、6a…センサ、8…制御
部、9…人形、9a…記憶媒体、10…コース、11…
誘導線、12,13…カーブ識別線、20…コントロー
ラ、30…入力装置、A…直線区間、B…第1カーブ区
間、C…第2カーブ区間。
部、9…人形、9a…記憶媒体、10…コース、11…
誘導線、12,13…カーブ識別線、20…コントロー
ラ、30…入力装置、A…直線区間、B…第1カーブ区
間、C…第2カーブ区間。
Claims (6)
- 【請求項1】 自走手段を有する車両玩具と、 車両玩具を走行させるコースと、 コースの直線及び略直線区間の路面に敷設され、車両玩
具の進路に沿って延びる少なくとも一つの誘導線と、 コースのカーブ手前の路面に敷設され、各カーブ固有の
情報を有するカーブ識別線と、 コースの直線及び略直線区間では車両玩具に設けた検知
部で前記誘導線を追跡することにより車両玩具を所定の
プログラムに基づいて自動操縦し、コースのカーブ区間
では車両玩具の検知部でカーブ手前のカーブ識別線を読
み取ることにより車両玩具をカーブ情報に対応する所定
のプログラムに基づいて自動操縦する自動操縦手段と、 自動操縦手段に優先して車両玩具を所定の操作部により
任意に加速、減速及び操舵する手動操縦手段とを備えた
ことを特徴とする車両玩具走行装置。 - 【請求項2】 前記自動操縦のプログラムを記憶する記
憶媒体と、 記憶媒体のプログラムを変更可能な入力手段とを備えた
ことを特徴とする請求項1記載の車両玩具走行装置。 - 【請求項3】 前記記憶媒体を車両玩具に着脱自在に設
けたことを特徴とする請求項1または2記載の車両玩具
走行装置。 - 【請求項4】 前記車両玩具に運転者を模した人形を着
脱自在に設け、この人形に前記記憶媒体を内蔵したこと
を特徴とする請求項3記載の車両玩具走行装置。 - 【請求項5】 前記検知部を車両玩具の幅方向に並設さ
れた多数のセンサから構成するとともに、各センサを前
後複数列に設け、同一列の各センサ間に他の列の各セン
サを配置したことを特徴とする請求項1、2、3または
4記載の車両玩具走行装置。 - 【請求項6】 前記検知部を車両玩具の前後複数箇所に
所定間隔をおいて設けたことを特徴とする請求項1、
2、3、4または5記載の車両玩具走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6396093A JPH06269574A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 車両玩具走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6396093A JPH06269574A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 車両玩具走行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269574A true JPH06269574A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13244394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6396093A Pending JPH06269574A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 車両玩具走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06269574A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002177635A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-25 | Konami Co Ltd | 画像表示装置、移動体制御装置、移動体制御方法及びゲーム装置 |
KR100516413B1 (ko) * | 2001-03-28 | 2005-09-23 | 고나미 가부시끼가이샤 | 자주체를 사용한 게임 장치 |
KR100620277B1 (ko) * | 2006-03-10 | 2006-09-06 | 주식회사 아이오. 테크 | 작업 모드 코드와 절대 위치 코드가 인쇄된 패드 |
JP2013521079A (ja) * | 2010-03-09 | 2013-06-10 | ズィーパー リューデンシャイド ゲーエムベーハー ウント コーカーゲー | 遠隔操作される玩具車両 |
JP2020062298A (ja) * | 2018-10-18 | 2020-04-23 | 株式会社タカラトミー | カメラ付き自動車玩具のための走行路構築具 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP6396093A patent/JPH06269574A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002177635A (ja) * | 2000-12-12 | 2002-06-25 | Konami Co Ltd | 画像表示装置、移動体制御装置、移動体制御方法及びゲーム装置 |
KR100516413B1 (ko) * | 2001-03-28 | 2005-09-23 | 고나미 가부시끼가이샤 | 자주체를 사용한 게임 장치 |
KR100620277B1 (ko) * | 2006-03-10 | 2006-09-06 | 주식회사 아이오. 테크 | 작업 모드 코드와 절대 위치 코드가 인쇄된 패드 |
JP2013521079A (ja) * | 2010-03-09 | 2013-06-10 | ズィーパー リューデンシャイド ゲーエムベーハー ウント コーカーゲー | 遠隔操作される玩具車両 |
JP2020062298A (ja) * | 2018-10-18 | 2020-04-23 | 株式会社タカラトミー | カメラ付き自動車玩具のための走行路構築具 |
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