JPS6130593B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はおもちや車両およびおもちや車両ゲ
ーム、特に別の制御可能な車両が走行されるおも
ちや車両ゲームの軌条の電気導体からの集電によ
り軌条に沿つて駆動される緩速車両に関するもの
である。

米国特許願第747442号明細書にては、別の制御
可能な車両が走行されるおもちや車両ゲームの軌
条上を一定の速度で走行する遅い緩速車両として
蓄電池駆動されるおもちや車両が用いられること
が記載されている。制御可能なおもちや車両の速
度は変化でき、その軌条上における相対的走行路
位置はこれら車両に供給される電流の極性を変え
ることによつて変化できて他の車両や遅い車両を
追い越すようにできる。この場合に、緩速車両は
比較的一定の速度で駆動されて、その蓄電池は軌
条に沿つて緩速車両が走るときに軌条の導電条片
から連続的に細流充電される。

この発明の目的は速度を変化できるレースゲー
ムに用いられる緩速車両を提供することにある。

この発明の別の目的は、電動機駆動される緩速
車両が２つの制御可能なおもちや車両の電流供給
軌条から電流を受けるようなつていて、受けた電
流の適宜な極性の高電圧に比例した速度にて駆動
されるおもちや車両ゲームを提供することにあ
る。

この発明の他の目的は、他の車両が走行される
ときのゲーム中の少くとも１つの他の車両に比例
した速度で自動的に走行される緩速車両すなわち
障害車両を有したおもちや車両レースゲームを提
供することにある。

この発明のまた別の目的は、構造が比較的簡単
で安価な上述した特長のおもちや車両およびおも
ちや車両ゲームを提供することにある。

この発明のまた他の目的は丈夫で使用中信頼で
きるおもちや車両およびおもちや車両レースゲー
ムを提供することにある。

この発明の１つの形態に従えば、軌条と、おも
ちや車両の走行通路に沿つた軌条の複数個の電流
供給条片とを有した型のおもちや車両レースゲー
ムに使用されるようになつたおもちや車両が提供
される。この様なおもちや車両ゲームの１つが米
国特許願第747441号明細書に記載されており、
こゝにその説明が参照される。この種のゲームに
おいて、軌条はおもちや車両用の少くとも２つの
走行路を有し、遊戯者の個々別々の制御のもとに
各おもちや車両に電力が供給されるので、各おも
ちや車両の走行速度と軌条に沿つた車両の位置
（すなわち各走行路内の相対位置）は車両が位置
される走行路に関りなく操縦者により個別に制御
できる。この発明のおもちや車両は、この発明の
１つの特長に従つて、制御可能な車両が緩速車両
をまわつて追い越すよう操縦者が所要する障害を
軌条に設けるゲーム用の緩速車両を提供すべく軌
条に用いられる。

緩速車両は車両の少くとも１つの駆動車輪を駆
動すべく設けられた電動機を有したフレームを備
えている。軌条からの電流は、電動機に所要の極
性の電流だけを供給するダイオードブリツジ回路
を介して電動機に接続された集電子を介して集電
されるので、緩速車両は前進方向に軌条のまわり
を常に駆動される。好適には、緩速車両は減速機
構を有しているので、軌条を速い速度で走行する
制御可能な車両よりも遅い速度で走行する。

この発明の上述およびその他の目的、特長並び
に利点は添付図面に沿つての図示実施例に就いて
の詳細な説明から明らかになろう。

いま図面、先づ第１図を詳しく参照するに、図
示されるゲーム１０はこの発明のおもちや車両が
用いられるようなつており、操縦者により制御さ
れるおもちや車両１８，２０が互に走行するよう
になつた２つの走行路１４，１６を区画する軌条
１２を有する。この発明に従えば、のらくら走る
緩速車両すなわち遅い車両２２が軌条１２の上に
置かれ、制御可能な車１８，２０の少くとも１つ
の車両の速度よりも遅い速度で軌条１２に沿つて
走るので、車両１８，２０が軌条１２を走るとき
に障害となり追い越さねばならない。

ゲーム１０は1976年12月６日出願の米国特許願
第747441号明細書に詳細に説明されており、その
構造と作用の詳細に就いては同書を参照する。基
本的には、ゲーム１０は軌条面とほゞ同一面に各
走行路１４，１６に埋込まれた３つの導電条片
Ａ，Ｂ，Ｃを有し、第５図に示される様に各走行
路の対応する条片Ａ，Ｂ，Ｃは互に条片毎に電気
的に連接されており、条片Ｃは電気的に接地され
ている。条片Ａ，Ｂは操縦者により操作される
個々の制御器２４，２６により夫々制御され、各
条片Ａ，Ｂに供給される電流が制御されると共に
おもちや車両に作用される電流の極性が制御され
るようになつている。おもちや車両には条片Ａま
たはＢに夫々対応した集電子が下面に設けられて
おり、例えば車両１８は制御器２４の制御のもと
に条片Ａからのみ集電し、車両２０は条片Ｂから
だけ集電する。車両１８，２０の駆動機構は後駆
動輪の一方または他方が関連した条片に供給され
る電流の極性に従つて駆動されるようなつている
ので、おもちや車両は軌条１２の内側壁２８か外
側壁３０に向つて駆動され、駆動される後駆動輪
の選択の変更の結果として走行路を切換えるよう
になる。この様に、操縦者はおもちや車両１８，
２０の走行速度とおもちや車両が走行する走行路
とに亘つて完全に制御できる。これは遅い車両２
２を追い越したり或は車両１８，２０が互に追い
越したりするよう操縦者が車両１８，２０の走行
路を変え得るようにしている。

おもちや車両ゲームの制御装置３１が第５図に
概略的に示されており、各制御器２４，２６の外
に、制御装置３１を交流電源に接続するプラグ３
２と変圧器３４とを有している。電力は変圧器３
４から半波整流器３６を介して供給され、半波整
流器３６は制御器２４，２６に個々に電流を供給
するよう図示の如く接続された２つのダイオード
を有する。各制御器２４，２６は握持装置として
つくられ、トリガとして作動される可変抵抗器３
８と単極双投スイツチ４０とを有している。制御
器２４からの電流は可変抵抗器３８を経て条片Ａ
に供給され、制御器２６からの電流は可変抵抗器
３８を経て条片Ｂに供給される。可変抵抗器３８
は適宜な構成のものとすることができ、おもちや
車両の速度を変えるために各条片Ａ，Ｂすなわち
車両１８，２０に供給される電流を操縦者が変え
得るようなす。

おもちや車両に供給される電流の極性はスイツ
チ４０により個々別々に制御されるので、各車両
の電動機に供給される電流の極性は各操縦者によ
り制御されるときにスイツチ４０が置かれる位置
に従つて変えられる。この様な構成によつて、制
御器２６，２４を用いる各操縦者は軌条１２に沿
つて走る車両の速度を制御できると共に、車両に
供給される電流の極性を変えることにより簡単に
軌条１２に沿つて走る車両の位置を変えることが
またできる。上述した様に、各おもちや車両の電
動機に供給される電流の極性は２つの後駆動輪の
いづれが駆動されるかを決めると共に車両が走行
する走行路を決めるようなす。この発明のこの実
施例にて、おもちや車両１８，２０の電動機と第
５図の電流供給回路は、正の極性の電流が供給さ
れるときに車両の左駆動輪が駆動されて負の極性
の電流が供給されるときに右駆動輪が駆動される
ように構成されている。例えば、下の方のダイオ
ード３６は交流電流の正の半サイクルのときに導
通するようなり、上の方のダイオード３６は交流
電流の負の半サイクルのときに導通するような
す。制御器の１つのスイツチ４０が左手の接点と
係合したときには、正の電流は変圧器３４、下側
のダイオード３６、スイツチ４０、可変抵抗器３
８から対応する軌条ＡまたはＢに流れ、更に各車
両の電動機を経て軌条Ｃに流れる。スイツチ４０
が右手の接点と係合すれば、負の電流は変圧器３
４、上側のダイオード３６、スイツチ４０、可変
抵抗器３８を経て対応する軌条ＡまたはＢに流
れ、更に各車両の電動機を経て軌条Ｃに流れる。

第１図に示される様に、車両２０で示される様
に外側の走行路１４から内側の走行路１６に車両
を切換えるよう所要されるときには、車両に供給
される電流の極性は車両の外側すなわち右側の車
輪を駆動するよう選ばれ、車両が内側の走行路１
６に向つて左方に動かされる。同様に、車両を外
側に動かすよう所要されるときには、車両の電動
機に供給される電流の極性を適宜選択することに
より車両の内側すなわち左側の車輪が駆動され、
従つて車両は右方に向つて外側の走行路１４の方
に動かされる。従つて、操縦者は車両の速度と、
車両が走行する走行路との両方に亘つて完全な制
御をなす。

この発明の図示の実施例にて、遅い車両２２が
用いられるときに、障害が軌条の外側の走行路に
設けられて、遊戯者は軌条に沿つて車両を走り続
けるために追い越さねばならない。このことは、
ゲームの操作の或る段階で全ての遊戯者がゲーム
中に緩速車両を追い越すときにゲームの遊びの価
置を高め、レースに勝つために高度な熟練と車両
制御とを必要とする別の可変的な要因をもたら
す。

遅い車両２２はフレーム４２とプラスチツク車
体４３と一対の前後駆動輪４４，４５とを有して
いる。前輪４４は車体４３の縦軸心に対して僅か
に角度をもつて取付けられているので、車両２２
は常に軌条１２の側壁の一方に向つて走行され
る。従つて、第３，４図に示される様に、フレー
ム４２は、フレーム４２の縦軸心に対して角度を
もつて取付けられて前輪４４が回転可能に取付け
られる前輪取付部４６を有しており、従つて前輪
４４は右に僅かに傾けられて車両が軌条１２の外
側走行路にあるようなる。前輪４４が代りに左に
傾けられゝば、車両は軌条の内側走行路にあるよ
うなる。また、前輪をフレーム４２に対して真直
ぐにするようできる。この場合、遠心力の作用の
ために、車両２２は外側の側壁３０に対して外側
の走行路１４を通常走行し、始めに車両２２を内
側の走行路１６に置いても、車両２２が軌条の曲
部を走るときに遠心力によつて外側の側壁３０に
対して外側走行路１４に車両２２を押しやるため
である。後駆動輪４５は後駆動軸４７に固着され
ており、後駆動軸４７の中央には平歯車４８が取
付けられている。この平歯車４８はフレーム４２
上に取付けられた電動機５２の出力軸５０に設け
られたウオーム歯車４９を介して駆動される。電
流は軌条１２の条片から、ダイオードブリツジ５
４を有する電流制御回路５３（第６図）と、車両
のフレーム４２の下面に取付けられた複数個の集
電子５５，５６，５７とを介して電動機５２に供
給される。これら集電子５５，５６，５７は可撓
性の金属材料でつくられ、適宜な具合にフレーム
４２の底部に取外し自在に取付けられる。集電子
５７は条片Ｃ、すなわち軌条１２の接地された条
片に接触するよう配置され、集電子５５，５６は
条片Ａ，Ｂと夫々接触するよう設けられていて軌
条１２から電流を連続に取り上げる。

集電子５５，５６はダイオードブリツジ５４に
電気的に接続されていて、ブリツジ５４に電流を
供給するようなしている。前進方向に車両２２を
駆動する極性だけの電流を電動機５２に供給する
よう必要なので、ブリツジ５４のダイオード５８
は電動機５２の一方の側にだけ電流を流すよう配
置される。従つて、集電子５５，５６，５７は条
片Ａ，Ｂ，Ｃの各から電流を集電して適宜な極性
の電流を電動機５２に供給することができる。す
なわち、集電子５５，５６に供給される電流の極
性が正であれば、従つてこの様な正の電流は同じ
に流れる正の半サイクルである。従つて、正の電
流が集電子５５からダイオード５８ａ、リード線
６０、電動機５２およびダイオード６４を経て集
電子５７に流れる。また、正の電流は集電子５６
からダイオード５８ｂ、リード線６０、電動機５
２およびダイオード６４を経て集電子５７に流れ
る。逆に、集電子５５，５６に供給される電流の
極性がもし負であれば、車両１８，２０は内側の
走行路１６にあるときに、この様な負の電流は負
の半サイクルである。それでも、電流が正である
ときには、電流は電動機５２を通つて同一方向に
流れ続ける。すなわち、電流は集電子５７からダ
イオード６２、電動機５２、ダイオード５８ｃ，
５８ｄを経て集電子５５，５６に夫々流れる。

内側の走行路１６にて追い越するときを除い
て、軌条の外側の走行路１４にて変換自在な車両
１８，２０を作動することが通常好適なので、こ
れら変換自在な車両１８，２０の電動機は車両１
８，２０を外側の走行路１４に維持するよう用い
られる極性の電流を通常受ける。従つて、ダイオ
ード３６はこの極性の電流だけが電動機に流れる
ように設けられる。変換自在な車両１８，２０が
外側走行路１６にあつて同一極性の電流が供給さ
れるときに、電動機５８は整流器３６を介して半
波電圧だけを受けて最大電圧をもつ条片にて駆動
されよう。他方、かじ取り可能な車両の１つが外
側走行路にあつて、他の１つの車両が内側走行路
にあれば、遅い車両２２は整流器３６と第６図の
ブリツジ５４とを介して全波電圧を受ける。すな
わち、もし条片Ａの電圧が正で、条片Ｂの電圧が
負であれば、正の半サイクルの際に電流は集電子
５５からダイオード５８ａ、リード線６０、電動
機５２、ダイオード５８ｂを経て集電子５６に流
れ、また次の負の半サイクルの際に電流は集電子
５６からダイオード５８ｂ、リード線６０、電動
機５２、ダイオード５８ｃを経て集電子５５に流
れる。全波電圧を受ける結果として、変換可能な
車両の１つが追い越すよう内側走行路に変換され
るときに、緩速車両の速度がこの実施例では増速
される。

この様な場合、転換可能な車両１８，２０は内
側走行路に移るよう作動されるので、両条片Ａ，
Ｂの電流の極性は電動機５２に流れるようダイオ
ード５８により許される電流と逆であり、電動機
５２は車両２２を駆動し続け、電流が接地導体５
７からダイオード６２を経て電動機４２に、次い
でブリツジ５４に流れるようダイオード６２，６
４が許すときに半波電圧を受ける。従つて、条片
Ａ，Ｂにおける極性の組合せ（例えば両方正か負
か、或は一方が正で他方が負）に係りなく、遅い
車両２２は適宜な極性の高電圧の条片の作用のも
とに前進方向に常に動く。

好適には、車両２２の伝動機構４８，４９は、
車両２２の最大速度が車両２２に電流を供給する
条片に関連した車両の速度よりも低くなるような
歯車比をもつよう選ばれる。すなわち、歯車比は
遅い車両２２の最大速度が制御可能な車両１８，
２０の最大速度に比例するようなる。現在、70％
の割合が好適であると考えられる。これは重要な
ことで、１つの車両が外側走行路から内側走行路
に移つて遅い車両２２が全波電圧を受けるとき
に、速度が増大されて、制御可能な車両が遅い車
両を追い越すに十分な速さに加速できることを確
実にする歯車比をなしている。

遅い車両の速度の増大を避けるために、制御可
能な車両１８，２０の１つが遅い車両２２を追い
越すよう操作されるときに、制御可能な車両１
８，２０に電流を供給する制御回路が第７図に示
される様に変更できる。この発明のこの実施例に
て、半波整流器３６から車両２０用の制御器条片
Ｂへの電力供給は車両内の電動機における様に逆
転されて、その結果負の極性の電流が電動機に供
給されるときに車両２０は外側走行路内にとどま
つて前進方向に駆動され、正の電流が電動機に供
給されるときに制御器２４により制御される車両
１８は外側走行路にとどまる。この様に、両車両
１８，２０が外側走行路にあるゲームの代表的操
作において、正の極性の電流は制御器条片Ａに示
され、負の極性の電流は制御器条片Ｂに示され
る。従つて、遅い車両の電動機（制御回路が第６
図におけると同じである）は、制御可能な車両の
一方は内側走行路にあつて他方が外側走行路にあ
るときの第５図の実施例に就いて上述したと同じ
様な具に、条片Ａ，Ｂから半波整流器３６を経て
全波電流を受ける。すなわち、交流電流の正の位
相は導線５５を経てブリツジ５４に流れてダイオ
ード５８ａ、導線６０を経て電動機５２に流れ、
正の位相と180゜位相がずれた交流電流の負の位
相は接地集電子５７を経てダイオード６２と電動
機５２に流れる。従つて、第７図の回路によつ
て、制御可能な両車両１８，２０が外側走行路に
あるときに、遅い車両２２は制御可能な車両が駆
動される速度にもとづいてその最大速度で駆動さ
れる。

この発明の実施例にて、遅い車両を追い越すた
めに車両の１つが内側走行路に移るよう切換えら
れるときに、内側および外側走行路内にある両車
両はそれらの電動機に同一極性の電流が作用され
る。例えば、車両２０が内側走行路に移されると
きに、車両２０に作用される電流は負から正に切
換えられるので、両車両１８，２０は正の極性の
電流を受ける。結果的に、電動機５２は整流器３
６から正の半波電流だけを受け、幾らか減速され
て２つの車両１８，２０の最大走行速度に比例し
た速度で走行する。他方、車両１８は内側走行路
にもし動かされゝば、供給される電流は正から負
に切換えられ、両車両１８，２０は負の極性の電
流を受け、再び車両２２の電動機は半波電流だけ
を受け、２つの制御可能な車両の最大速度に比例
した速度で走行する。従つて、遅い車両２２は僅
かに減速されて外側走行路において障害物とな
り、制御可能な車両が追い越さねばならない。こ
のことは制御可能な車両による遅い車両の追い越
しを容易にする。

上述の構成によつて、遅い車両２２は、制御可
能な車両１８，２０の１つが操作される軌条１２
のいづれの走行路にても連続操作される。その速
度は速い車両が軌条を走行する速度よりも常に遅
くて軌条に沿つて走り、操縦者が制御可能な車両
の位置と速度を変えるときに予告できない具合に
速度が変わり、制御可能な車両の最大速度よりも
常に遅い速度で走つて追い越ししなければならな
い軌条上の障害物をなす。

従つて、遅い車両が予告できない比較的遅い速
度で軌条を走行し、軌条に設けられた条片から供
給される電流により駆動される比較的簡単に構成
された車両とおもちや車両ゲームが提供されるこ
とが理解される。

この発明の図示実施例を添付図面に沿つて説明
したが、この発明が実施例に限定されるものでな
く、この発明の範囲と精神を逸脱することなく当
業者により種々の変更と変形がなし得ることが理
解されるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のおもちや車両が用いられる
おもちやゲームの平面図、第２図はこの発明に従
つて構成されたおもちや車両の縦断面図、第３図
は第２図に示されるおもちや車両のボデイを取り
除いた平面図、第４図はおもちや車両の底面図、
第５図は軌条の条片に電流を供給するよう用いら
れる電力供給および制御装置を示す回路図、第６
図は緩速車両の電動機に所要の極性の電流だけを
供給するよう用いられるダイオードブリツジの回
路図、第７図はこの発明に用いられる電力供給お
よび制御装置の変形例を示す別の回路図である。 図中、１２……軌条、１４，１６……走行路、
１８，２０……車両、２２……緩速車両、２４，
２６……制御器、３１……制御装置、３６……半
波整流器、３８……可変抵抗器、４０……単極双
投スイツチ、４２……フレーム、４４，４５……
駆動輪、４８……歯車、５２……電動機、５３…
…制御回路、５４……ダイオードブリツジ、５
５，５６，５７……集電子、５８……ダイオー
ド、Ａ，Ｂ，Ｃ……条片。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 軌条、軌条のおもちや車両の走行路内の電流
   供給および接地条片、フレームとフレーム内の電
   動機とフレームに回転自在に設けられた少くとも
   １つの駆動輪と電動機を駆動輪に駆動連結する伝
   動機構と軌条から電流を集める集電子とを有した
   車両を備えたおもちや車両ゲームにおいて、おも
   ちや車両は、電流供給条片の電流の極性に関係な
   く予定の極性の電流を電動機に供給すべく集電子
   および電動機間に作動的に接続された電気回路を
   有し、これによりおもちや車両は前進方向に軌条
   のまわりを連続駆動され、予定の極性の電流を供
   給する電気回路は、電流供給条片に関連した集電
   子および電動機間に接続されたダイオードブリツ
   ジを有したことを特徴とするおもちや車両ゲー
   ム。 ２ 電動機に予定の極性の電流を供給する電気回
   路は、接地条片と電動機の両側に関連した集電子
   間に接続された一対の対向配置されたダイオード
   を有したことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のおもちや車両ゲーム。 ３ 伝動機構が減速歯車比を有したことを特徴と
   する特許請求の範囲第１，２項いずれか記載のお
   もちや車両ゲーム。 ４ 軌条は大きさと極性が変化する電流が流れる
   少くとも２つの電流供給条片と接地条片とを有
   し、集電子は電流供給条片と同時に接触して集電
   するようになつたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１〜３項いずれか１項記載のおもちや車両ゲ
   ーム。