JPH06269544A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Publication number
JPH06269544A
JPH06269544A JP5088210A JP8821093A JPH06269544A JP H06269544 A JPH06269544 A JP H06269544A JP 5088210 A JP5088210 A JP 5088210A JP 8821093 A JP8821093 A JP 8821093A JP H06269544 A JPH06269544 A JP H06269544A
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JP
Japan
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space
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pachinko ball
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Pending
Application number
JP5088210A
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English (en)
Inventor
Kenkichi Nakajima
健吉 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入賞装置内のパチンコ球の視認性を良好にす
る。 【構成】 入賞装置1の空間部2に複数の振分可動体13
〜15を目視可能に配置することによって、パチンコ球が
上流側から下流に段階を追って通常入賞口10または第2
空間部12に目視可能に誘導される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定条件が満足された
ときに遊技者に有利な権利を発生させ、権利の発生中に
特定の入賞口にパチンコ球が入賞したときに上記権利を
行使可能にしたパチンコ機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機は所定条件が満足されたとき
に遊技者にとって有利な権利(以下、権利という)が発
生し、この権利発生が遊技者の遊技意欲を増大させる要
件の一つになっている。
【0003】たとえばパチンコ機には、パチンコ球を入
賞させる流入口が設けられた空間部に、通常入賞口と、
パチンコ球の入賞に基いて権利が発生する特別入賞口
と、流入口から空間部に入賞したパチンコ球を特別入賞
口または通常入賞口に振り分ける振分装置とを設ける一
方、パチンコ機の遊戯盤面にはパチンコ球が入賞し易い
第1状態および入賞しない第2状態のいずれかをとる大
入賞口と、第3種始動入賞口とを設けた機種がある。
【0004】そして権利発生中に第3種始動入賞口にパ
チンコ球が入賞したときに第2状態にある大入賞口を所
定時間だけ第1状態に移行させる大入賞口駆動源を設
け、権利発生中における第3種始動入賞口への入賞によ
って単位時間当たりに大入賞口に入賞するパチンコ球数
が通常の遊技時よりも増大するのである。
【0005】これに伴って単位時間当たりに得られる賞
品球数も増大して権利を行使できるのである。この権利
は、権利の発生中に第3種始動口に入賞したパチンコ球
数が所定値に達した場合または権利の発生中に権利発生
時と同様の状況が再度形成された場合に消滅する。
【0006】なお上述した各入賞口には所定領域を通過
したパチンコ球をふたたび遊技盤に戻すようにした構造
のもの、空間部には流入口を開閉可能に設け、所定条件
が満足されたときのみに通常閉止状態の流入口を所定時
間開放させるものもある。
【0007】この種のパチンコ機は一般に権利の発生確
率いいかえれば特別入賞口への入賞確率が通常入賞口へ
の入賞確率よりも小さく定められ、その確率はパチンコ
球を通常入賞口および特別入賞口に振り分ける振分可動
体に依存している。
【0008】上記振分可動体は空間部内に設けられてお
り、たとえば特別入賞口または通常入賞口に連通する複
数の流入孔が同一平面上に配設された水平な板体からな
る機種、振分可動体を回転体で構成した機種などがあ
る。
【0009】前者すなわち水平な板体からなる機種はい
わゆるクルーンと呼ばれる振分可動体で、パチンコ球が
流入する板体の流入孔に応じて権利の発生有無が決定さ
れる。また後者では空間部への入賞球および回転体の衝
突のタイミングに応じ、特別入賞口または通常入賞口に
入賞させるように構成している。
【0010】さらにまた空間部の流入口を開閉可能に形
成するとともに所定条件が満足された場合のみ、流入口
を開放しする一方、通常時に流入口を閉鎖状態に保持す
るようにした機種もある。
【0011】一般に上述した機種のうちの前者では、振
分可動体を収容するために空間部が奥行き方向に延設さ
れ、空間部の奥行き寸法は、前者・クルーン形式の振分
可動体では流入孔の設置数に依存し、また後者・回転体
形式の振分可動体にあっては回転体の外径、駆動源設置
空間の寸法および回転体の配置角度などに依存する。
【0012】そして振分可動体は空間部への入賞球をパ
チンコ機の正面に対して左右前後方向に誘導させなが
ら、視覚的変化を遊技者に付与しつつ通常入賞口または
特別入賞口に振り分ける。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ような機種のパチンコ機では空間部が奥行き方向に延設
されている構成上理由から、空間部への入賞球が振分可
動体で振り分けられる時点で、最奥部に位置するパチン
コ球を目視しにくかったり、振分可動体によって視界が
遮られることがある。
【0014】この場合、上述した振り分けに際し、特別
入賞口または通常入賞口に入賞するパチンコ球すなわち
権利発生の有無を遊技者自身の目視により、終始確認で
きる訳ではない。
【0015】これにより権利の発生を阻止するなど、遊
技者に不利になる細工がパチンコ機になんら施されてい
ないにもかかわらず、この種の遊技に対して不信感を抱
かせる可能性を残し、遊技意欲の低下という問題を招き
易い。
【0016】そこで本発明は、特別入賞口または通常入
賞口に振り分けるパチンコ球の動きに変化を付与しつ
つ、上記振り分けの開始から権利発生有無の決定までを
終始明確に目視確認できる振分可動体を有するパチンコ
機の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、前記空間部を、前記流入口を有する第1空
間部と該第1空間部の下流側に連通し前記第1空間部に
入賞したパチンコ球を前記特別入賞領域に誘導するため
の第2空間部とで構成し、前記第1空間部には、前記流
入口よりも下流に配置された前記通常入賞口と、前記第
1空間部に入賞したパチンコ球を第2空間部に誘導する
第1状態および前記第1空間部に入賞したパチンコ球を
前記通常入賞口に誘導する第2状態のいずれかをとり前
記第2空間部よりも上流かつ前記流入口よりも下流で目
視可能な位置に配置された複数の振分可動体とを設け、
前記第2空間部には、前記振分可動体によって前記第2
空間部に振り分けられたパチンコ球の検出に基いて複数
種の識別情報のいずれかを表示する可変表示器と、前記
第2空間部にパチンコ球を目視可能に停留させる第1状
態と該第1状態中に前記第2空間部に停留されたパチン
コ球を前記特別入賞領域に誘導する第2状態と前記第1
状態中に前記第2空間部に停留されたパチンコ球を前記
通常入賞口に誘導する第3状態とのいずれかを取る振分
可動片と、通常時には前記振分可動片を第1状態にせし
め前記可変表示器に特定の識別情報が表示されたときに
は前記振分可動片を第2状態にせしめ前記可変表示器に
特定の識別情報と異なる識別情報が表示されたときには
前記振分可動片を第3状態にせしめる振分制御部材とを
設けている。
【0018】第1空間部と第2空間部と可変表示器とが
一体に形成されている。
【0019】第1空間部と第2空間部と大入賞口とが一
体に形成されている。
【0020】複数の振分可動体が同一平面上に配設され
ている。
【0021】複数の振分可動体のいずれかによって誘導
されるパチンコ球を流入させる連通口を各振分可動体と
ともに同一平面上に配設し、連通口に誘導されたパチン
コ球を下流に位置する振分可動体または第2空間部に向
かって誘導する第1状態および通常入賞口側に誘導する
第2状態のいずれかをとる誘導部材を設けている。
【0022】複数の振分可動体の少なくとも2つの動作
を同期させ該同期させた振分可動体と他の振分可動体と
を別個に動作させる振分駆動部を設けている。
【0023】
【作用】上記構成によって流入口から第1空間部に流入
したパチンコ球は複数の振分可動体の状態に応じ、上流
側から下流に段階を追って通常入賞口または第2空間部
に目視可能に誘導され、第2空間部に流入したパチンコ
球が検出されると、可変表示器にいずれかの識別情報が
表示され、振分制御部材は、特定の識別情報が可変表示
器に表示されるか否かの決定以前において振分可動片を
第1状態にせしめ、振分可動片を第2状態または第3状
態にせしめることなく、パチンコ球は第2空間部に目視
可能に保持され、特定の識別情報が可変表示器に表示さ
れるか否かの決定後、振分可動片を第1状態から第2状
態または第3状態にせしめることにより、パチンコ球を
通常入賞口または特別入賞領域に誘導する。
【0024】第1空間部と第2空間部と可変表示器とが
一体に形成された場合、構成部品点数は減少される。
【0025】第1空間部と第2空間部と大入賞口とが一
体に形成された場合、構成部品点数は減少される。
【0026】各振分可動体を同一平面上に配設した場
合、第1空間部に誘導されたパチンコ球を同一平面に沿
ってパチンコ球の流れに変化を付与する。
【0027】連通口および各振分可動体を同一平面上に
配設し、連通口に誘導されたパチンコ球を下流に位置す
る振分可動体または特別入賞領域に向かって誘導する第
1状態および通常入賞口側に誘導する第2状態のいずれ
かをとる誘導部材を設けた場合、誘導部材の動作に応じ
て上流側から下流に段階を追って同一平面に沿ってパチ
ンコ球の流れに変化を付与する。
【0028】複数の振分可動体の少なくともいずれか2
つの動作を同期させ同期させた振分可動体と他の振分可
動体とを別個に動作させる振分駆動部を設けた場合、振
分可動体の駆動制御系の構成の簡素化が図られる。
【0029】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
図1および図2は入賞装置1を示し、この入賞装置1は
第1空間部2、可変表示器3および大入賞口4などを備
え、図3に示したパチンコ機5の遊技盤(図4参照)6
に設けられている。
【0030】図1および図2に戻り、入賞装置1は空間
枠体7によって形成されており、第1空間部2の上方に
はパチンコ球を第1空間部2内に入賞させるための流入
口8が設けられている。以下、流入口8から第1空間部
2に流入したパチンコ球を、「空間入賞球」ということ
にする。
【0031】空間枠体7の正面側には装飾板9が取り付
けられ、第1空間部2内には複数の通常入賞口10、連通
口11、第1振分可動体13、一対の第2振分可動体14,1
4、第3振分可動体15が設けられ、第2空間部12には特
別入賞領域(図2参照)16が設けられている。
【0032】このように入賞装置1は第1空間部2、可
変表示器3、大入賞口4および、第2空間部12などを空
間枠体7によって一体に形成することにより、これらを
別個に設ける場合と比較して部品点数が少なくなってい
る。
【0033】空間入賞球は主に第1振分可動体13ないし
第3振分可動体15によって特別入賞領域16または通常入
賞口10に振り分けられる。本実施例において各通常入賞
口10は流入口8よりも下流に配置され、特別入賞領域16
は最下流いいかえれば連通口11、第2空間部12、第1振
分可動体13ないし第3振分可動体15および各通常入賞口
10よりも下流に配置されている。
【0034】なお第1振分可動体13ないし第3振分可動
体15は図1中、破線によって本体を示し、また実線の輪
郭部位は装飾板を示しており、この装飾板は、外形寸法
が空間入賞球の全部が被覆されないように定められてい
る(図2参照)。
【0035】また流入口8、第2空間部12および特別入
賞領域16にはそれぞれ、流入スイッチSW1、変動スイッ
チSW2および特別スイッチSW3が設けられ、各スイッチ
SW1〜SW3は周知の近接センサから構成されている。
【0036】本実施例において各スイッチSW1〜SW3は
空間入賞球の通過を磁界の変動によって検出する構成に
なっているが、これに限定されるものではなく、光線授
受の有無および接点の開閉などに基いて空間入賞球の通
過を検出するように構成してもよい。
【0037】そしてパチンコ球が第1空間部2に入賞す
ると、空間入賞球は流入スイッチSW1によって検出さ
れ、効果音および光によって第1空間部2への入賞を遊
技者に報知する。さらに空間入賞球が変動スイッチSW2
によって検出されると、可変表示器3が動作を開始する
(後述)。
【0038】また空間入賞球が特別入賞領域16を通過す
ると、その旨が特別スイッチSW3によって検出され、こ
れに基いて後述する特別装置(図示省略)が作動され、
これにより遊技者に有利な権利が発生する。
【0039】なお図1中、破線で示したTは連通路で、
連通路Tは第1空間部2および第2空間部12を連通し、
空間入賞球を第1空間部2から第2空間部12を経て特別
入賞領域16に誘導する。
【0040】この権利発生中に空間入賞球がふたたび特
別入賞領域16を通過した場合および予め定められた回数
の権利が行使された場合、上記特別装置の作動は停止さ
れ、権利が消滅する。
【0041】流入スイッチSW1が空間入賞球を検出する
ことなく、変動スイッチSW2および特別スイッチSW3の
少なくとも一方のみが空間入賞球を検出した場合、不正
に変動スイッチSW2および特別スイッチSW3にパチンコ
球を検出させたものまたは流入スイッチSW1の故障とみ
なし、所定の処理が施される。
【0042】第1振分可動体13および第2振分可動体1
4,14は、空間入賞球を下流いいかえれば第2空間部12
に向かって誘導する第1状態と、空間入賞球を通常入賞
口10に誘導する第2状態とのいずれかをとるもので、第
2振分可動体14,14は第1振分可動体13によって下流に
振り分けられた空間入賞球を振り分ける。
【0043】また第3振分可動体15は第2振分可動体1
4,14によって下流に振り分けられた空間入賞球を第2
空間部第2空間部12および特別入賞領域16と、通常入賞
口10とのいずれ一方に振り分ける。特別入賞領域16は第
2空間部12のすぐ下流に配置されている。
【0044】第2空間部12の上流には第3振分可動体15
が、第3振分可動体15には第2振分可動体14,14が、ま
た第2振分可動体14,14の上流に第1振分可動体13が配
置され、第1振分可動体13ないし第3振分可動体15は、
遊技者がパチンコ機5の正面側から目視できるように平
面(図1および図2参照)p上に配置されている。また
連通口11の開口も平面p上に設けられている。
【0045】これにより流入口8から第1空間部2に流
入した空間入賞球は、第1振分可動体13ないし第3振分
可動体15の状態に応じ、上流側から下流に段階を追って
平面pに沿い、いずれかの通常入賞口10誘導されるか、
連通路Tを通過して第2空間部12を経て特別入賞領域16
に向かって誘導されることになる。
【0046】なお図1中、破線で示したRは案内リブ
で、案内リブRは装飾板9から可変表示器3の右直上す
なわち複数の設けられたうちの最下位置の通常入賞口10
の内方に向かって突設されており、第1空間部2の上方
から流下してきた空間入賞球をこの通常入賞口10に誘導
する。
【0047】空間入賞球が第2空間部12に誘導されて変
動スイッチSW2によって検出されると、可変表示器3は
複数種の識別情報のいずれかを表示する。
【0048】本実施例において可変表示器3は2桁の7
セグメントLEDからなり、第2空間部12に空間入賞球
が入賞して、その旨が検出されると、可変表示器3には
合計で5〜6秒間程度、「C,E,F,H,L,P」な
どのアルファベットおよび数字などからなる識別情報の
うち任意のものが2桁、順次比較的短い時間づつ表示
(変動表示)されたのち、いずれか1種類の2桁のから
なる識別情報が所定時間停止表示される。
【0049】詳しくいえば変動スイッチSW2が空間入賞
球を検出すると(図5a参照)、比較的早い変動表示速
度(図5b参照)Aで2桁ともで可変表示器3に識別情
報を変動表示させ、変動スイッチSW2による空間入賞球
の検出から0.999sec経過後(図5c参照)、可変表示器
3に停止表示される2桁の識別情報が図示を省略したリ
ングカウンタによって決定される。
【0050】この識別情報の決定時点から0〜81.920mse
cの間の任意の時間が経過した時点で(図5d参照)、
図5c時点で決定された識別情報のうちの図1中、左桁
の識別情報が停止表示されると同時に、比較的遅い変動
表示速度Bで右桁の識別情報を可変表示器3に2.753sec
変動表示する(図5e参照)。
【0051】この時点から0〜1572.864msecの間の任意
の時間が経過した時点で(図5f参照)、右桁の識別情
報が停止表示され、さらに0.50msecが経過した時点で
(図5g参照)、権利を発生させるための特定の識別情
報であるか否かが判定される(後述)。本実施例では可
変表示器3に表示される識別情報が2桁ともに同じ場合
を特定の識別情報に定める。
【0052】図6は上記特別装置の作動状態と、可変表
示器3が特定の識別情報を表示する確率とを示し、通常
時における特定の識別情報が表示される確率を権利発生
後よりもおよそ10倍少なくしている。すなわち通常時
に可変表示器3に特定の識別情報が表示されると、図6
aのように上記特別装置は権利を発生させる。
【0053】そして権利の行使に基いて権利が消滅する
と(図6b参照)、可変表示器3に特定の識別情報が表
示される確率は、通常時と比較しておよそ10倍大きく
(図6c参照)、上記特別装置は権利を発生させ易くな
る。
【0054】権利発生後(図6d参照)、図6eのよう
に権利が消滅すると、ふたたび通常状態に戻り、特定の
識別情報が表示される確率は図6の区間b〜eと比較し
て10倍少なくなる。
【0055】第1振分可動体13ないし第3振分可動体15
の各々は上面が平坦な板状体からなり、中央部には図7
および図8に示すように、一端にクランク部材17〜19を
嵌合した回動軸20〜22の他端が嵌合されている。このた
め第1振分可動体13ないし第3振分可動体15の各々は回
動軸20〜22を中心として揺動可能に設けられる。
【0056】クランク部材17〜19の各々は一端に回動軸
20〜22が嵌合され、他端には振分可動体13〜15と反対側
に突出するピン23〜25が設けられている。ピン23および
ピン25は同期部材26に係合することによって第1振分可
動体13および第3振分可動体15の動作を同期させるもの
である。
【0057】同期部材26は図7中、上端部左側に長孔27
を備え、下端部右側に長孔28を備えている。長孔27,28
の長手方向は左右方向に配置されており、長孔27,28内
にはピン23,25が移動可能に挿通されている。
【0058】クランク部材17,19は回動軸20,22を垂直
方向に配置し、ピン23,25を図7中、左右方向いいかえ
れば相反する方向に配置するとともに第1振分可動体13
および第3振分可動体15が互いに異なる向きに傾斜する
ように設けている。
【0059】これにより第1振分可動体13の左側が図1
中、右側よりも下位に傾斜されているとき、第3振分可
動体15は、同期部材26によって右側が左側よりも下位に
傾斜され、第1振分可動体13の右側が図1中、左側より
も下位になるように傾斜された場合、第3振分可動体15
は、同期部材26によって右側が左側よりも下位になるよ
うに傾斜される。
【0060】同期部材26の中央部には長手方向を上下に
配置した長孔29が穿設され、長孔29内には空間枠体7に
突設されたリブ(図示省略)が挿通され、図示を省略し
たワッシャなどを介して上記リブに上下動可能な程度に
ねじ止めされている。
【0061】これにより同期部材26の上下動作範囲が長
孔29の開口縁および上記リブの当接で規制される一方、
奥行き方向の動作範囲が同期部材26および上記ワッシャ
の当接で規制される。また長孔29の長手方向の寸法は第
1振分可動体13および第3振分可動体15の揺動角度に基
いて定められている。
【0062】一対のピン24,24は一対の第2振分可動体
14,14の動作を同期させるためのもので、同期部材30の
中央部に穿設された長孔31内に移動可能に挿通され、長
孔31の長手方向は左右方向に配置されている。
【0063】なお両回動軸21,21は図8に示すように同
期部材26の両側を通って両クランク部材18,18に嵌合さ
れ、一対の第2振分可動体14,14は図7に示すように一
対のピン24,24を互いに内側に向け、一対の回動軸21,
21を互いに外側に向けて配置されている。
【0064】また同期部材30には上端部左側および下端
部両側にそれぞれ長孔32〜34が穿設され、各長孔32〜34
の長手方向は上下に配置されている。長孔32〜34内には
空間枠体7に突設されたリブ(図7参照)35〜37が挿通
され、後述する後枠体(図2参照)38とリブ35〜37とが
上下動可能な程度にねじ止めされている。
【0065】後枠体38は入賞装置1の後方部位を形成す
るものであり、図2および図8に示したモータ39を収容
するためのものである。モータ39はクランク部材17〜19
および同期部材26,30などとともに振分駆動部40を構成
している。
【0066】モータ39には互いに異なる比の図示を省略
したギアが2組内蔵され、一方を同期部材26の駆動のた
めに第1回転軸41から出力し、他方を同期部材30の駆動
のために第2回転軸42から出力し、第1ないし第3振分
可動体13〜15の駆動系の構成簡素化を図っている。
【0067】第1回転軸41には延長軸43がねじ止めさ
れ、第2回転軸42には延長軸44がねじ止めされ、さらに
延長軸43には第1カム45が取り付けられる一方、延長軸
44には第2カム46が取り付けられている。
【0068】本実施例において第1回転軸41および第2
回転軸42の1分当たりの回転数は、それぞれ15回転お
よび24回転程度に定められている。
【0069】そして第1カム45は凸部47を同期部材26に
穿設された長孔48内に移動可能に挿通させる一方、第2
回転軸42は凸部49を同期部材30に「く」の字形状に穿設
された長孔50内に移動可能に挿通させている。
【0070】これにより振分駆動部40はモータ39の駆動
に伴って第1振分可動体13および第3振分可動体15と、
一対の第2振分可動体14,14とを上記ギアの比に応じて
た互いに異なる速度いいかえれば別個に揺動動作させ
る。
【0071】このとき同期部材30の上下動作範囲は長孔
32〜34の開口縁およびリブ35〜37の当接で規制される一
方、奥行き方向の動作範囲が同期部材30および後枠体38
の当接で規制される。
【0072】そしてモータ39の動作に基く第2回転軸42
の回転により、同期部材30が上下動作されるので、一対
の第2振分可動体14,14は、図1および図7中、内側
(または外側)を同時に上下させる揺動を繰り返す。
【0073】なお一対の第2振分可動体14,14が図1お
よび図7中、内側を外側よりも上位に傾斜させている状
態を以下「山状(第2状態)」といい、図1および図7
中、外側を内側よりも上位に傾斜させている状態を以下
「谷状(第1状態)」ということにする。
【0074】また51は挿通孔で、挿通孔51は第1カム45
および延長軸43を挿通させるためのものである。また52
は遮光板で、遮光板52は第2カム46の周縁部に設けられ
ており、一部に切欠(図8参照)53が形成されている。
【0075】54は、発光・受光素子が一体に形成された
位置出しセンサで、位置出しセンサ54の発光・受光素子
間には遮光板52が通されている。そして発光・受光素子
間における光線の授受時に基いて第2カム46いいかえれ
ば一対の第2振分可動体14,14の初期位置が検出され
る。
【0076】連通口11は第2振分可動体14,14のすぐ後
側に設けられており、長手方向が上下向きに配置された
長孔で、開口部は平面pにおける第1振分可動体13の直
下位置から第3振分可動体15の直上位置にかけて配置さ
れている。
【0077】連通口11は図1中、第2振分可動体14,14
の右下に位置する通常入賞口10に連通し、第2振分可動
体14,14によって両側の通常入賞口10,10に振り分けら
れなかった空間入賞球が流入する。
【0078】図7、図9ないし図11において、56は誘導
部材であり、誘導部材56は連通口11の平面pよりも後側
(図2仮想線で示す平面pより右側)に設けられ、カム
57を備えたモータ58によって駆動される。
【0079】誘導部材56は誘導杆59と誘導バー60とから
構成されており、誘導杆59は「く」の字形状に形成され
ている。誘導杆59は、中央の屈曲部位が空間枠体7に突
設されたリブ61に回動可能に支持されており、両端には
それぞれ長孔62,63が穿設されている。
【0080】そして一方の長孔62には、カム57に突設さ
れたピン64が移動可能に挿通されており、他方の長孔63
には、誘導バー60の一端に突設されたピン65が移動可能
に挿通されている。また誘導バー60の他端は図7に示す
ように、空間枠体7に突設されたガイドリブ66に係合し
ている。
【0081】ガイドリブ66は、断面が「コ」の字形状に
形成されており、「コ」の字形状の凹所部位に誘導バー
60の他端が摺接可能に設けられている。これによりモー
タ58が駆動されると、誘導杆59はリブ61を中心として繰
り返し揺動され、この揺動に伴って誘導バー60は図7
中、平面pに沿って左右方向に繰り返し駆動されること
になる。
【0082】なお図7においてモータ58の回転軸は、67
で表されており、本実施例において回転軸67の1分当た
りの回転数は、40回転程度に定められている。
【0083】図7において破線で示した68は、空間枠体
7に設けられた長孔で、誘導バー60の平面p側には長孔
68を挟んでガイド部材(図9ないし図11参照)69が図示
を省略したビスによって取り付けられている。
【0084】ガイド部材69は上述した誘導バー60の左右
方向の動作に伴って、連通口11の開口の下端部位と、連
通口11内の通常入賞口8に連通する部位とを開閉し、こ
の開閉タイミングに応じて空間入賞球を振り分ける構造
になっている。
【0085】くわしくいえば誘導部材56の誘導バー60が
図1中、もっとも右側に移動したときに第1状態として
連通口11の開口の下端部位と、連通口11内の通常入賞口
8に連通する部位とを閉鎖する。
【0086】誘導部材56が第1状態のとき、連通口11に
一旦流入しようとした空間入賞球は、ガイド部材69によ
って再び連通口11から流出されたのち、第3振分可動体
15すなわち下流に位置する特別入賞領域16に向かって誘
導される(図11参照)。
【0087】なおガイド部材69には、連通口11に一旦流
入しようとした空間入賞球を連通口11の前方側に流出さ
せるため、図2に示すように平面p側をモータ39側より
も下位に傾斜した傾斜面70が形成されている。
【0088】また誘導部材56の誘導バー60が第1状態か
ら図1中、左側に移動されて、連通口11の開口の下端部
位と、連通口11内の通常入賞口8に連通する部位とがガ
イド部材69によって空間入賞球径分だけ開放されたと
き、図9および図10に示すような第2状態を形成し、第
2状態が形成されると、連通口11内に流入した空間入賞
球は通常入賞口10に誘導される。
【0089】また図9ないし図11において、71は補助誘
導部材であり、補助誘導部材71は「L」字形状に形成さ
れている。補助誘導部材71は、屈曲していない中間部位
が空間枠体7に突設されたリブ72に回動可能に支持され
ている。
【0090】補助誘導部材71は一端に係止ピン73を備
え、この係止ピン73は平面pに穿設された長孔74内に移
動可能に挿通されるとともに入賞装置1の奥側から平面
pを通して手前側に向かって突出するように設けられて
いる。長孔74はリブ72を中心とする扇形状に形成されて
いる。
【0091】また補助誘導部材71の一端で、係止ピン73
の裏側には図9ないし図11に破線で示したウエイト75が
設けられ、通常時において補助誘導部材71の一端側が他
端側よりも下位になるように設けている。
【0092】補助誘導部材71の他端でウエイト75と同じ
側には、図9ないし図11に破線で示した摺接リブ76が突
設されており、摺接リブ76はモータ58の動作に応じてカ
ム57に摺接する。
【0093】本実施例においてモータ58は図9ないし図
11中、時計方向に回動するものとし、摺接リブ76および
カム57の摺接状態に応じ、係止ピン73は長孔74の両端間
を移動するように設けられている。
【0094】かりに第1振分可動体13が図1中、右側を
左側よりも下位に傾斜させている第2状態であれば、空
間入賞球は第1振分可動体13の右下に位置する通常入賞
口10に誘導されることになるが、上述した摺接リブ76お
よびカム57の摺接状態によっては、空間入賞球が係止ピ
ン73によって係止される場合がある。
【0095】この状態から第1振分可動体13が図1中、
左側を右側よりも下位に傾斜させるまでの間、摺接リブ
76およびカム57が摺接していれば、係止ピン73による空
間入賞球の係止状態は継続される。
【0096】これにより空間入賞球は第1振分可動体13
の右下に位置する通常入賞口10に誘導されることがない
第1状態になる。すなわち空間入賞球は第1振分可動体
13の下流に誘導されたのち、一対の第2振分可動体14,
14に誘導される。
【0097】そして一対の第2振分可動体14,14が第2
状態であれば、第2振分可動体14,14に誘導された空間
入賞球は第2振分可動体14,14の両脇に配置されている
通常入賞口10,10のいずれかに誘導される。
【0098】他方、一対の第2振分可動体14,14が第1
状態であれば、第2振分可動体14,14に誘導された空間
入賞球は第2振分可動体14,14よりも下流の連通口11に
流入する。
【0099】そして連通口11に流入した空間入賞球は、
誘導部材56が第1状態のときに下流に位置する第3振分
可動体15に誘導される一方、第2状態のときに連通口11
内の通常入賞口10に誘導される。
【0100】さらに第3振分可動体15に誘導された空間
入賞球は、第3振分可動体15が第2状態すなわち図1
中、右側を左側よりも下位に傾斜させている場合、空間
入賞球は第3振分可動体15の右下に位置する通常入賞口
10に誘導される。
【0101】他方、第3振分可動体15が左側を右側より
も下位に傾斜させた第1状態の場合、空間入賞球は第3
振分可動体15によって連通路Tを経て第2空間部12に誘
導される。
【0102】このため空間入賞球は第1振分可動体13な
いし第3振分可動体15の動作に応じて第1空間部2内を
上流側から下流の第2空間部12に向かい、段階を追って
平面pに沿って空間入賞球の流れに変化が付与され、し
かも第1振分可動体13ないし第3振分可動体15の上記装
飾板が空間入賞球の流れを視覚上遮ることもない。
【0103】なお上記特別装置はパチンコ機5への電源
投入時および権利の終了の度にリセット信号を発生さ
せ、位置出しセンサ54により、に基いて遮光板52いいか
えれば第2回転軸42を原位置に復帰させるようにしてい
る。
【0104】このときモータ39は上述したように第1回
転軸41および第2回転軸42の回転速度が定められている
ことから、第1回転軸41および第2回転軸42の相対位置
関係は一定なので、第2回転軸42の原位置復帰と同時に
第1回転軸41も原位置に復帰することになる。
【0105】これによりパチンコ機5が電源投入された
場合および権利の終了の度に振分可動体14、ガイド部材
69および係止ピン73は初期位置(原位置)に復帰される
ことになる。
【0106】第2振分可動体14,14が初期位置に復帰さ
れると、振分可動体14,14は谷状に形成されて空間入賞
球を連通口14に誘導する。また初期位置に復帰した状態
の係止ピン73は長孔74の図9ないし図11中、上方に位置
している。
【0107】これにより係止ピン73は空間入賞球を第1
振分可動体13から通常入賞口10に流入可能な状態を形成
し、この状態においてガイド部材69は連通孔11を避けた
箇所に位置している(図9参照)。このことから遊技終
了毎に同じ状態でパチンコ遊技が再開される。
【0108】なお上述した電源投入時点および権利の終
了時点における第1振分可動体13および第3振分可動体
15の停止位置は不定ではあるものの、その時点において
摺接リブ76とカム57との当接によって係止ピン73は長孔
74の図9ないし図11中、上方に位置する。
【0109】しかしながら上記リセット後、モータ58の
動作再開によって摺接リブ76とカム57との当接は即座に
解除されることから、係止ピン73は空間入賞球を第1振
分可動体13から通常入賞口10に流入可能な状態を即座に
形成できる。
【0110】また上述した図9ないし図11における係止
ピン73の長孔74の上方に位置する状態は、摺接リブ76が
マイクロスイッチMS2の操作部位を押圧することによっ
て検出される。
【0111】すなわちマイクロスイッチMS2は、図10お
よび図11に示すように係止ピン73が長孔74の下方に位置
する状態で図示を省略した接点を開成(または閉成)状
態にせしめる。
【0112】他方、図10および図11に示す状態から、係
止ピン73が図9に示す長孔74の上方に位置する状態に移
行したとき、上記開成(または閉成)状態から閉成(ま
たは開成)状態に移行させるので、上記接点のターンオ
ンによって検出できる。
【0113】図2に戻り、77は振分可動片で、振分可動
片77は、第2空間部12に入賞した空間入賞球が特別スイ
ッチSW3によって検出されたとき、停止表示される識別
情報の種別に応じ、第2空間部12に空間入賞球を停留さ
せる第1状態と、第1状態中に第2空間部12に停留され
た空間入賞球を特別入賞領域16に誘導する第2状態と、
第1状態中に第2空間部12に停留された空間入賞球を通
常入賞口10に誘導する第3状態とのいずれかを取る。
【0114】78は振分制御部材で、振分制御部材78はた
とえばステッピングモータからなり、回転軸が正逆両方
向に回転可能な駆動手段で、振分可動片77を駆動するた
めのものである。振分制御部材78の回転軸79には整合軸
80が嵌合され、整合軸80は振分可動片77に形成された嵌
合孔81に嵌合されている。
【0115】振分可動片77には整合軸80の図2中、下方
に延びる振分突部82が延設されている。そして振分可動
片77は振分制御部材78によって後述する第1ないし第3
状態のいずれかを取る。
【0116】第2空間部12のうち空間枠体7の特別スイ
ッチSW3が設けられている底面83は、前(図2中、左)
側が奥(図2中、右)側よりも上位になるように傾斜さ
れ、空間入賞球は振分可動片77の方向すなわち図2中、
右方向に流下して、振分突部82の先端は空間入賞球に当
接する。
【0117】そして本実施例では、通常時に振分制御部
材78は、振分可動片77を振分突部82の先端が図12に示す
ように直下に向くようにせしめ、図2中、右方向に流下
する空間入賞球を係止させる。
【0118】これにより振分可動片77は第2空間部12内
に空間入賞球を保留させることになり、これを振分可動
片77の第1状態ということにし、また振分可動片77の第
1状態を振分可動片77の原位置または振分突部82の原位
置という。
【0119】この振分可動片77の第1状態において空間
入賞球が上記特別装置によって特別スイッチSW3を介し
て検出されると、上記特別装置は可変表示器3を表示制
御することによって特定の識別情報または特定の識別情
報以外の識別情報を表示する。
【0120】上記特別装置はパチンコ機5の全体を制御
するためのもので、MPU、ROMおよびRAM(とも
に図示省略)を主構成とし、MPUはROMに格納され
たソフトウェアを順次実行し、上述した識別情報の表示
制御もMPUによるソフトウェアの実行によってなされ
る。
【0121】可変表示器3に特定の識別情報以外の識別
情報が表示されると、振分制御部材78は第1状態にある
振分可動片77を第1状態から図13に示すように反時計方
向に回動せしめる。
【0122】他方、特定の識別情報が可変表示器3に表
示されると、振分制御部材78は第1状態にある振分可動
片77を図12に示す状態から図14に示すように時計方向に
回動せしめる。
【0123】このため空間入賞球と振分突部82の先端と
の当接状態が解除されるので、空間入賞球は底面83の傾
斜によって奥方に流下し(図2中、右方)、底板102 上
に形成された凹所と背面板103 に係止される。底板102
は背面枠104 に形成され、背面枠104 は背面枠106 と一
体に設けられている。
【0124】こののち振分制御部材78は振分可動片77を
時計方向(図13および図15参照)または反時計方向(図
14および図16参照)に回動させながら原位置に復帰させ
ることにより、振分突部82が空間入賞球を底面83から図
15中、左側または図16中、右側に押し出す。
【0125】このように可変表示器3が特定の識別情報
を停止表示した場合、振分制御部材78は振分可動片77に
よって空間入賞球を特別入賞領域16に誘導するための第
2状態を形成する。
【0126】他方、可変表示器3が特定の識別情報以外
の識別情報を停止表示した場合、振分制御部材78は振分
可動片77によって空間入賞球を通常入賞口10に誘導する
ための第3状態を形成する。
【0127】このことから振分制御部材78は、特定の識
別情報が可変表示器3に表示されるか否かの決定以前に
おいて振分可動片77を第1状態にするので、振分可動片
77を第2状態または第3状態にせしめることはなく、空
間入賞球が第2空間部12に保持される。なお図2におい
て84は遮光板で、遮光板84は振分可動片77の周縁部に設
けられており、一部に切欠(図7破線参照)85が形成さ
れている。86は、発光・受光素子が一体に形成された位
置出しセンサで、位置出しセンサ86の発光・受光素子間
には遮光板84が通されている。
【0128】そして発光・受光素子間で光線が授受され
てた時点で、振分可動片77の振分突部82の原位置すなわ
ち振分可動片77が第1状態にあることを上記特別装置に
よって検出する。
【0129】図2および図7においてMS1はマイクロス
イッチで、マイクロスイッチMS1は振分可動片77の直上
位置に設けられている。そして振分可動片77が第1状態
および第3状態を形成する場合、マイクロスイッチMS1
は図示を省略した接点を開成している。
【0130】これに対して第1状態にある振分可動片77
が第2状態に移行する際、上述したように空間入賞球と
振分突部82の先端との当接状態が図14に示すように解除
された時点で、マイクロスイッチMS1は上記接点を閉成
する。すなわちマイクロスイッチMS1は空間入賞球と振
分突部82の先端との当接状態の解除を検出する。
【0131】大入賞口4には一対の開閉羽根87,87が設
けられており、図1に破線示すようにパチンコ球が入賞
し易い第1状態と、パチンコ球が入賞しない第2状態
(図1仮想線参照)とに変化し得る構造を開閉羽根87,
87の開閉によって構成している。88,88は装飾板であ
る。
【0132】図2において、89は大入賞口駆動源として
のソレノイドで、ソレノイド89,89は両開閉羽根87,87
に対応させて2組設けられている。この一対のソレノイ
ド89,89は上記特別装置によって励磁制御される。一対
のソレノイド89,89は、一対のクランク部90,90および
一対のクランク軸91,91を介して両開閉羽根87,87に連
結されている。
【0133】各ソレノイド89,89は後枠体38に連設され
た取付板105 に振分制御部材78とともに取り付けられ、
プランジャ92,92の頭部が各々下向きになるように取り
付けられている。
【0134】各プランジャ92,92にはクランク部90,90
の一端がそれぞれ連結部材93,93を介して連結され、ク
ランク部90,90の他端は各クランク軸(図1破線参照)
91,91の一端に連結されている。
【0135】これにより一対のソレノイド89,89が上記
特別装置によって励磁されると、プランジャ92,92が図
2中、上方に吸引されるので、一対の開閉羽根87,87は
クランク部90,90およびクランク軸91,91を介し、図2
の実線(開閉羽根87,87およびその装飾板)で示す第1
状態にせしめられる。
【0136】ソレノイド89,89が解磁されたとき、プラ
ンジャ92,92が図示を省略したスプリングによって原位
置に戻るので、開閉羽根87,87は第1状態とは逆の動作
で図1仮想線(開閉羽根87,87およびその装飾板)で示
す第2状態にせしめられ(図2参照)、大入賞口4への
入賞が阻止される。
【0137】図3および図4において94は第3種始動口
で、第3種始動口94には回転盤95とが設けられ、回転盤
95は図示を省略したモータによっておよそ10秒間周期
で図3および図4中、時計方向に常時、回転駆動されて
いる。また回転盤95には図3および図4に破線で示した
凹部96が形成され、凹部96にはパチンコ球が1球分だけ
収容される。
【0138】なお上記特別装置は、図17aに示すように
権利を発生(作動)させたのち、第3種始動口94に入賞
すると(図17b参照)、その時点から0.5sec経過後、図
17cないしdに示すようにソレノイド89,89を9.748sec
励磁することによって大入賞口4を開放する。
【0139】これにより第2状態にある大入賞口4が所
定時間第1状態になるので、パチンコ球は通常時よりも
入賞し易く、単位時間あたりのパチンコ球数は増大する
ため、遊技者に有利な権利を行使することができる。
【0140】また第3種始動口94は、凹部96が天頂位置
にある場合、パチンコ球は凹部96に収容され、2球続け
て凹部96に収容されることはない。このような場合、第
2球目のパチンコ球は凹部96内のパチンコ球の頂部と、
第3種始動口94の直上に位置する一対の障害釘97,97と
によって支持される。
【0141】やがて回転盤95が回転駆動されると、パチ
ンコ球は凹部96の側部と一対の障害釘97,97とによって
支持され、さらに回転盤95が回転されて凹部96を天頂位
置まで到達させる直前で、凹部96内の第1球目のパチン
コ球は回収される。
【0142】この回収された第1球目のパチンコ球は図
示を省略したセンサによって検出されたのち、この検出
信号が上記特別装置に入力される。こののち凹部96がふ
たたび天頂位置に到達したとき、第2球目のパチンコ球
は凹部96内に落下し、上記同様に回収される。
【0143】なお凹部96が天頂位置にないときに第3種
始動口94に入賞した場合、そのパチンコ球は一対の障害
釘97,97と凹部96の側部とによって支持され、凹部96が
ふたたび天頂位置に到達するまで待機する。
【0144】このため複数のパチンコ球が瞬時に第3種
始動口94に入賞するような場合、後のパチンコ球は、先
のパチンコ球の入賞から回転盤95の周期分の時間が経過
まで第3種始動口94の直上で待機しているので、あとの
パチンコ球の待機中に第3球目が第3種始動口94に入賞
しようとしても、第3球目のパチンコ球は、この待機球
によって入賞が阻止される。
【0145】また大入賞口4に入賞したパチンコ球数は
図示を省略した大入賞スイッチによって検出され、その
入賞球数は図1に示すように可変表示器3の両側に配設
された10個のLED98の点灯数によって表示される。
【0146】さらに権利発生中に第3種始動口94に入賞
したパチンコ球数いいかえれば権利の行使回数は、大入
賞口4の直下に設けられた始動口入賞球数表示器99に点
灯表示される。
【0147】本実施例において始動口入賞球数表示器99
はLEDからなり、「0〜16」を点灯表示できる。ま
た図1中、100 は図示を省略した装飾用ランプの光線を
屈折または乱反射させるための表示灯レンズである。
【0148】さらに図2において107 は中継基板、108
はコネクタで、中継基板107 はコネクタ108 を介してパ
チンコ機5の他の制御系との間に電気的な信号を授受す
るためのものである。
【0149】さらにまた図3および図4において入賞装
置1の直上に位置する101 は誘導入賞装置で、誘導入賞
装置101 はいわゆるクルーンと呼ばれるものからなる。
誘導入賞装置101 に入賞したパチンコ球は誘導入賞装置
101 内を数秒間旋回する。
【0150】そして誘導入賞装置101 内の入賞球は、図
示を省略したパチンコ球の発射装置によって付与された
エネルギーがある程度消費されたのち、流入口8すなわ
ち流入スイッチSW1に向かって入賞装置1内に誘導さ
れ、これにより視覚的な遊技変化がもたらせられる。
【0151】また図7において109 は大入賞口4に入賞
したパチンコ球の出口、110 は特別入賞領域16に誘導さ
れたパチンコ球の出口、さらに111 は通常入賞口10に入
賞したパチンコ球の出口をそれぞれ示している。なお大
入賞口4に入賞したパチンコ球は10カウントスイッチSW
4によって検出される。
【0152】つぎに上記構成のパチンコ機5の使用手順
を以下に説明する。まずパチンコ機図5に電源が投入さ
れると、上記特定装置によってパチンコ機5の全体が初
期設定される。
【0153】これにより回転盤95は図3および図4中、
時計方向に1回転を12秒間程度で回転駆動され、同時
に振分可動体14、ガイド部材69および係止ピン73は初期
位置に設けられる。
【0154】このとき入賞装置1の中央部に配設された
複数のランプ(図示省略)は点灯されたのち、所定周期
で順次点灯および消灯を繰り返し、また表示灯レンズ10
0 の背面に設けられたランプ(図示省略)が点滅するこ
とで、通常のパチンコ遊技である旨を表示する。この時
点ではパチンコ機5が入賞装置1への入賞待ち状態にな
り、権利は発生していない。
【0155】入賞装置1にパチンコ球が入賞して流入口
8から第1空間部2に流入すると、空間入賞球は複数の
振分可動体13〜15の状態に応じ、上流側から下流に段階
を追って通常入賞口10または第2空間部12に目視可能に
誘導される。
【0156】そして空間入賞球が第2空間部12に流入し
た場合、振分制御部材78は振分可動片77を第1状態にせ
しめているので、空間入賞球は第2空間部12に目視可能
に停留される。
【0157】このとき特定の識別情報が可変表示器3に
表示されるか否かの決定以前において、振分制御部材78
が振分可動片77を第2状態または第3状態にせしめるこ
とはない。
【0158】第2空間部12に停留されたパチンコ球は変
動スイッチSW2によって検出されると、上記各ランプは
上述した態様とは異なる態様で点灯または点滅され、上
記効果音がとは異なる効果音が図示を省略したスピーカ
から発生する。
【0159】これと同時に同時に可変表示器3は、複数
種の識別情報を所定時間(たとえば3秒間)変動表示さ
せたのち、いずれかの識別情報を予め定められた時間だ
け停止表示させる。
【0160】そして特定の識別情報が停止表示されない
場合、振分制御部材78は振分可動片77を第1状態から第
3状態にせしめることにより、空間入賞球を通常入賞口
10に誘導したのちに入賞装置1への入賞待ち状態にな
る。
【0161】これに対して特定の識別情報が可変表示器
3に停止表示された場合、上記各ランプおよびスピーカ
は上述した態様とは異なる態様でその旨を報知し、振分
制御部材78は振分可動片77を第1状態から第2状態せし
めることにより、空間入賞球を特別入賞領域16に誘導す
る。
【0162】これにより特別スイッチSW3が空間入賞球
を検出するので、上記特別装置は権利を発生させ、その
旨は効果音と各ランプとの上述した態様とは異なる態様
によって遊技者に報知される。
【0163】この権利発生中に第3種始動口94に入賞す
ると、ソレノイド89は励磁されるので第2状態にある大
入賞口4を所定時間第1状態にせしめ、遊技者に有利な
権利を行使させる。この時点ではその旨が効果音と各ラ
ンプとの上述した態様とは異なる態様によって遊技者に
報知される。権利行使後、権利は消滅し、入賞装置1へ
の入賞待ち状態になる。
【0164】
【発明の効果】本発明は上述したように構成したので、
入賞装置に入賞したパチンコ球を複数の振分可動体の状
態に応じ、上流側から下流に段階を追って通常入賞口ま
たは第2空間部に目視可能に誘導でき、パチンコ球第2
空間部に誘導された場合には可変表示器にいずれの識別
情報が表示されても、権利発生の有無が決定される以前
にはパチンコ球が振分制御部材によって振分可動片に係
止され、パチンコ球を第2空間部に目視可能に保持でき
る。
【0165】これにより入賞装置内のパチンコ球の特別
入賞口または通常入賞口への振り分け時の動作に変化を
付与しつつ、パチンコ球を権利発生以前に目視できなか
ったり、振分可動体によって視界が遮られることを皆無
にせしめ、権利発生の有無を遊技者自身の目視によって
終始確認できるので、遊技者に不利になる細工がパチン
コ機に施されているなどの遊技に対する不信感を遊技者
に抱かせる可能性がまったくなく、この種の原因による
遊技意欲の低下を抑止する。
【0166】第1空間部と第2空間部と可変表示器とが
一体に形成された場合、構成部品点数は減少されるの
で、取扱部品点数が減少して作業性が向上するとともに
部品コストを低減させる。
【0167】第1空間部2と第2空間部12と大入賞口4
とが一体に形成された場合、構成部品点数は減少される
ので、取扱部品点数が減少して作業性が向上するととも
に部品コストを低減させる。
【0168】各振分可動体を同一平面上に配設した場
合、第1空間部に誘導されたパチンコ球を同一平面に沿
ってパチンコ球の流れに変化を付与するので、視認性を
良好にする。
【0169】連通口および各振分可動体を同一平面上に
配設し、連通口に誘導されたパチンコ球を下流に位置す
る振分可動体または特別入賞領域に向かって誘導する第
1状態および通常入賞口側に誘導する第2状態のいずれ
かをとる誘導部材を設けた場合、誘導部材56の動作に応
じて上流側から下流に段階を追って同一平面に沿ってパ
チンコ球の流れに変化を付与する視認性を良好にする。
【0170】複数の振分可動体の少なくともいずれか2
つの動作を同期させ同期させた振分可動体と他の振分可
動体とを別個に動作させるモータを設けた場合、振分可
動体の駆動制御系の構成の簡素化が図られ、取扱部品点
数が減少して作業性が向上するとともに部品コストを低
減させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示す入賞装置の中央部分断面図である。
【図3】図2の入賞装置を設けたパチンコ機を示す正面
図である。
【図4】図3の遊技盤を示す正面図である。
【図5】図4の入賞装置の動作を示すタイミングの図で
ある。
【図6】図5と異なる状態を示すタイミングの図であ
る。
【図7】図1の後枠体および駆動系を除いた入賞装置を
示す背面図である。
【図8】図2の入賞装置の一部を示す斜視図である。
【図9】図2の他部を示す正面図である。
【図10】図9と異なる状態を示す正面図である。
【図11】図10と異なる状態を示す正面図である。
【図12】図11の他部を示す正面図である。
【図13】図12と異なる状態を示す正面図である。
【図14】図13と異なる状態を示す正面図である。
【図15】図14と異なる状態を示す正面図である。
【図16】図15と異なる状態を示す正面図である。
【図17】図2の入賞装置の動作を示すタイミングの図で
ある。
【符号の説明】
2 第1空間部 3 可変表示器 4 大入賞口 5 パチンコ機 8 流入口 10 通常入賞口 11 連通口 12 第2空間部 13〜15 振分可動体 16 特別入賞領域 39 モータ 56 誘導部材 77 振分可動片 78 振分制御部材 89 ソレノイド 94 第3種始動口 p 平面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球を入賞させる流入口と通常入
    賞口とパチンコ球の通過に基いて遊技者に有利な権利が
    発生する特別入賞領域と前記流入口から入賞したパチン
    コ球を前記特別入賞領域または通常入賞口に振り分ける
    振分可動体とを有する空間部と、第3種始動領域と、パ
    チンコ球が入賞し易い第1状態および入賞しない第2状
    態のいずれかをとる大入賞口と、前記権利の発生中にパ
    チンコ球が前記第3種始動領域を通過したときに第2状
    態にある前記大入賞口を所定時間第1状態にせしめる大
    入賞口駆動源とを設けたパチンコ機において、前記空間
    部を、前記流入口を有する第1空間部と該第1空間部の
    下流側に連通し前記第1空間部に入賞したパチンコ球を
    前記特別入賞領域に誘導するための第2空間部とで構成
    し、前記第1空間部には、前記流入口よりも下流に配置
    された前記通常入賞口と、前記第1空間部に入賞したパ
    チンコ球を第2空間部に誘導する第1状態および前記第
    1空間部に入賞したパチンコ球を前記通常入賞口に誘導
    する第2状態のいずれかをとり前記第2空間部よりも上
    流かつ前記流入口よりも下流で目視可能な位置に配置さ
    れた複数の振分可動体とを設け、前記第2空間部には、
    前記振分可動体によって前記第2空間部に振り分けられ
    たパチンコ球の検出に基いて複数種の識別情報のいずれ
    かを表示する可変表示器と、前記第2空間部にパチンコ
    球を目視可能に停留させる第1状態と該第1状態中に前
    記第2空間部に停留されたパチンコ球を前記特別入賞領
    域に誘導する第2状態と前記第1状態中に前記第2空間
    部に停留されたパチンコ球を前記通常入賞口に誘導する
    第3状態とのいずれかを取る振分可動片と、通常時には
    前記振分可動片を第1状態にせしめ前記可変表示器に特
    定の識別情報が表示されたときには前記振分可動片を第
    2状態にせしめ前記可変表示器に特定の識別情報と異な
    る識別情報が表示されたときには前記振分可動片を第3
    状態にせしめる振分制御部材とを設けたことを特徴とす
    るパチンコ機。
  2. 【請求項2】 第1空間部と第2空間部と可変表示器と
    が一体に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    パチンコ機。
  3. 【請求項3】 第1空間部と第2空間部と大入賞口とが
    一体に形成されたことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 複数の振分可動体が同一平面上に配設さ
    れたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】 複数の振分可動体のいずれかによって誘
    導されるパチンコ球を流入させる連通口を各振分可動体
    とともに同一平面上に配設し、該連通口に誘導されたパ
    チンコ球を下流に位置する振分可動体または第2空間部
    に向かって誘導する第1状態および通常入賞口側に誘導
    する第2状態のいずれかをとる誘導部材を設けたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の
    パチンコ機。
  6. 【請求項6】 複数の振分可動体の少なくとも2つの動
    作を同期させ該同期させた振分可動体と他の振分可動体
    とを別個に動作させる振分駆動部を設けたことを特徴と
    する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のパチン
    コ機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006034733A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006296845A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2006305118A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

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