JPH06269069A - リモコン装置 - Google Patents

リモコン装置

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Publication number
JPH06269069A
JPH06269069A JP5052806A JP5280693A JPH06269069A JP H06269069 A JPH06269069 A JP H06269069A JP 5052806 A JP5052806 A JP 5052806A JP 5280693 A JP5280693 A JP 5280693A JP H06269069 A JPH06269069 A JP H06269069A
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JP
Japan
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remote control
notification signal
circuit
transmitting
signal
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JP5052806A
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English (en)
Inventor
Atsushi Ozaki
敦司 尾崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモコン送信装置とリモコン受信装置からな
るリモコン装置において、リモコン送信装置の所在が判
別できるようにする。 【構成】 リモコン送信装置のリモコン送信回路3aに
告知信号受信手段101aを設けるとともにリモコン受
信装置のリモコン受信回路19aに告知信号送信手段1
00aを設け、告知信号受信手段101aにより告知信
号を検知した場合に音声を発するスピーカ16を設ける
ようにした。 【効果】 リモコン送信装置の所在が判別できること
で、リモコン送信装置の紛失を防止できるという効果が
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はリモコン装置に関し、
特に、リモートコントロールによって、外部装置の動作
を制御する装置のシステム構成を改良したものに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機,ホームビデオ,エ
アコン,オーディオを始めとする最近の家電製品には多
くの機能が備わっており、それらの機能をうまく、かつ
これらの制御対象機器から離れたところから1箇所で集
中して操作できる装置としてリモコン装置が標準で備わ
っていることが多い。リモコンとは、遠隔制御(リモー
トコントロール)を意味し、リモコン送信装置に備わっ
ているキーパッドを操作することにより、離れたところ
にある制御対象機器を操作することができる。
【0003】リモコンに必要な操作項目の例として以下
のようなものがある。 (1) すなわち、制御対象機器がテレビジョン受像機の場
合 電源ON/OFF,音量上下,チャンネル切替え等
がある。 (2) また、制御対象機器がホームビデオの場合 電源O
N/OFF,再生,録画,停止,早送り,巻戻し等があ
る。
【0004】次にこのリモコンシテスムについて概説す
る。現在のリモコン装置はその信号を運ぶ搬送波として
主に赤外線が用いられている。この搬送波としては、電
波や超音波も使用できることはもちろんであるが、赤外
線を使用することにより、電波や超音波を用いる場合に
比べて次のような利点が得られる。 (1) リモコン送信装置に赤外線発光ダイオードを使うこ
とにより、装置を小型化しやすく、しかも安価に製作で
きる。 (2) 赤外線発光ダイオードは簡単に変調することが可能
で、変調信号をコード化することにより、制御項目数を
多くとることができる。 (3) 赤外線は壁などを通過して、部屋の外へ漏れること
がないので、混信などによる誤動作がない。
【0005】次に一般的なリモコンの送・受信回路の系
統図の一例を図2に示す。同図において、1cは赤外線
を発光する赤外線発光ダイオード、13aはこの赤外線
発光ダイオード1cをオンオフ駆動するトランジスタ、
14aはこのトランジスタ13aのエミッタ抵抗であ
る。また、2aは受信側、すなわち制御対象機器の駆動
すべき機能を選択するためのキー、3はキー2aの操作
に応じて上記トランジスタ13aを制御する送信回路で
あり、分周回路5a,データレジスタ6a,出力回路7
aおよびキー入出力回路8aから構成されている。4a
はこの送信回路3の基準振動を発振するセラミック振動
子、5aはこのセラミック振動子4aが出力する固有振
動を有する信号を分周する分周回路、8aはキー2aの
どのキーパッドが操作されたかを検出するキー入出力回
路、6aはこのキー入出力回路8aにより検出された操
作されたキーに対応する送信データを作成するデータレ
ジスタ、7aはこの送信データをシリアル出力するため
の出力回路であり、リモコンの赤外線信号を周囲の赤外
線と容易に区別,分離判別可能とするために送信データ
を振幅変調用のキャリアに重畳する。
【0006】また、1dは赤外線を受光するPINフォ
トダイオード、19はこのPINフォトダイオード1d
によって光電変換されたアナログ信号をシリアルデータ
に変換する受信回路であり、増幅回路9a,検波回路1
0aおよび波形整形回路11aから構成されている。9
aはPINフォトダイオード1dで受信した信号を増幅
する増幅回路、10aはこの増幅回路9aから出力され
る送信側で振幅変調された信号を積分し、ディジタルレ
ベルに戻す検波回路、11aはこの検波回路10aから
出力されるディジタルレベルの信号波形をさらに整形す
る波形整形回路である。また12aはこの受信回路19
から出力されたシリアルデータをリモコンコードに変換
するマイクロコンピュータである。
【0007】赤外線発光ダイオード1cの構造・原理は
可視光の発光ダイオードと同じである。リモコン装置に
使用される赤外線発光ダイオードは、その発光効率が良
い940nm付近の波長が使用される。この発振回路は
送信回路3のどれかのキー2aが押されるまで、電池の
消耗を少なくするためにその動作を停止している。キー
2aが押されると、発振回路が動作を開始する。発振
は、例えば455KHz付近の固有振動数を有するセラ
ミック振動子4aを使い、分周回路5aでこれを1/1
2分周して38KHz付近の信号を得、これにより送信
すべきデータを振幅変調する。
【0008】リモコン送信回路3から送る信号データは
38KHz付近の周波数で、振幅変調した赤外線を
「1」,「0」で表される2値のディジタルデータで断
続して送る。「1」,「0」で表されるデータの変調に
は消費電力を少なく保ちながら大きな光出力が得られる
パルス位置変調(以下、PPMと記す)が使われる。こ
の変調方式は、赤外線パルスの幅は一定で、信号データ
の「1」,「0」に応じてパルスの間隔を変える方法
で、変調データの内容によって消費電力が変わらないと
いう利点がある。
【0009】太陽や白熱電流の光には赤外線が多く含ま
れているが、高い周波数の変調成分はほとんどない。こ
れに対し、リモコン信号は赤外線を38KHz付近の高
い周波数で振幅変調しているので、周囲の赤外線と容易
に分離,区別ができる。
【0010】リモコン信号の到達距離を10mくらいに
するには、赤外線発光ダイオードに大きなピーク電流を
流す必要があるが、上述のようなPPMを行うことで平
均電流を1/10以下にすることができ、これにより、
低消費電力化を図っており、電池による駆動が可能とな
っている。
【0011】また、受信側では、PINフォトダイオー
ド1dで、受信した信号を光電変換し、この光電変換さ
れた信号を増幅回路9aにより増幅し、その後、検波回
路10aで検波し、波形整形回路11aでこれを波形整
形して、マイクロコンピュータ12aにより送信側でど
のキーが押されたかを示すコードを作成する。その際マ
イクロコンピュータ12aはデータの誤り訂正を行って
いる。ほとんどのリモコンは「データ+反転データ」を
一度だけ送る方法により誤り検出を行っている。
【0012】リモコン信号の構成は先頭のリーダーコー
ドに続き、「カスタムコード」,「反転カスタムコー
ド」,「データコード」,「反転データコード」などで
構成されるが、その組み合わせ,順序構成ビット数はメ
ーカ,機器毎に異なっている。
【0013】リモコン信号の一例と各部の時間例を図3
と表1に示す。図3の信号の構成について以下に説明す
る。
【0014】
【表1】
【0015】(1) リーダーコード これからデータを送
信することを受信側に知らせるためのもの。 (2) カスタムコード メーカおよび機器ごとに決められ
たコードで、受信側ではこのコードによって自分に対す
る命令かどうかを識別する。 (3) データコード 送信部のキーに対応したコードで、
受信側ではこのコードでどのような動作をするのか判別
する。 (4) 連続コード 送信部のキーが押し続けられているこ
とを知らせるもので、例えば音量の上下,温度設定の上
下などを連続して行なう場合に使われる。 (5) 反転コード カスタムコードとデータコードにはそ
れぞれの信号の「1」,「0」の極性を反転した反転コ
ードが付けられており、誤り検出に使われている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のリモコン装置は
以上のように構成されているが、近年、制御対象機器の
持つ全ての機能をリモコンにより操作可能とし、制御対
象機器自体には頻用される基本的な操作ボタンのみを残
すようにした機器が多くなってきた。また、エアコンの
ように全ての操作をリモコンのみで行なう装置も多くな
ってきた。これは、制御対象機器自体に設ける操作ボタ
ンを少なくしてその美観を向上し、あわせて、使用者が
操作を明快に行なえるようにするためである。
【0017】しかしながら、制御対象機器から離れて操
作をする場合や特殊な機能を使用する際には必ずリモコ
ンを用いてこれを操作しなければならず、リモコンの置
き場所がわからなくなった時などには、かえって不便で
あるなどの問題点があった。
【0018】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、リモコン送信装置の所在を使用
者に告知することができるリモコン装置を得ることを目
的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリモコン
装置は、リモコン送信装置の所在を使用者に告知するた
めの告知信号を適宜送信する告知信号送信手段をリモコ
ン受信装置に設けるとともに、告知信号送信手段から適
宜発せられた告知信号を受信する告知信号受信手段をリ
モコン送信装置に設け、かつ告知信号を受信したことを
音声によって告知する告知信号発声手段を設けるように
したものである。
【0020】また、この発明に係るリモコン装置は、リ
モコン送信装置の所在を使用者に告知するための告知信
号を常時送信する告知信号送信手段をリモコン受信装置
に設けるとともに、告知信号送信手段から常時発せられ
た告知信号を受信する告知信号受信手段をリモコン送信
装置に設け、かつ告知信号を送信したことを音声によっ
て告知する告知信号発声手段を設けるようにしたもので
ある。
【0021】また、この発明に係るリモコン装置は、リ
モコン送信装置の所在を使用者に告知するための告知信
号を常時送信する告知信号送信手段をリモコン送信装置
に設けるとともに、告知信号送信手段から常時発せられ
る告知信号を受信する告知信号受信手段をリモコン受信
装置に設け、かつ告知信号を受信できなくなったことを
音声によって告知する告知信号発声手段を設けるように
したものである。
【0022】また、この発明に係るリモコン装置は、告
知信号の送信媒体信号として赤外線を使用するようにし
たものである。
【0023】また、この発明に係るリモコン装置は、告
知信号の送信媒体信号として超音波を使用するようにし
たものである。
【0024】さらに、この発明に係るリモコン装置は、
告知信号の送信媒体信号として微弱電波を使用するよう
にしたものである。
【0025】
【作用】この発明に係るリモコン装置においては、上述
のようにリモコン送信装置の所在を使用者に告知するた
めの告知信号を適宜送信する告知信号送信手段をリモコ
ン受信装置に設けるとともに、告知信号送信手段から適
宜発せられた告知信号を受信する告知信号受信手段をリ
モコン送信装置に設け、かつ告知信号を受信したことを
音声によって告知する告知信号発声手段を設けるように
したので、リモコン送信装置が見当たらなくなった場合
は告知信号送信手段から告知信号を送信することによ
り、リモコン受信装置から告知音を発生でき、リモコン
送信装置の所在が判らなくなることを防止できる。
【0026】また、この発明に係るリモコン装置におい
ては、上述のようにリモコン送信装置の所在を使用者に
告知するための告知信号を常時送信する告知信号送信手
段をリモコン受信装置に設けるとともに、告知信号送信
手段から常時発せられた告知信号を受信する告知信号受
信手段をリモコン送信装置に設け、かつ告知信号を受信
したことを音声によって告知する告知信号発声手段を設
けるようにしたので、リモコン送信装置が物かげに隠れ
る等により告知信号送信手段からの告知信号を受信でき
なくなった場合は、リモコン送信装置から告知音を発生
でき、リモコン送信装置の所在が判らなくなることを防
止できる。
【0027】また、この発明に係るリモコン装置におい
ては、上述のようにリモコン送信装置の所在を使用者に
告知するための告知信号を常時送信する告知信号送信手
段をリモコン送信装置に設けるとともに、告知信号送信
手段から常時発せられる告知信号を受信する告知信号受
信手段をリモコン受信装置に設け、かつ告知信号を受信
できなくなったことを音声によって告知する告知信号発
声手段を設けるようにしたので、リモコン送信装置が物
かげに隠れる等により告知信号送信手段からの告知信号
を受信できなくなった場合は、リモコン受信装置から告
知音を発生でき、リモコン送信装置の所在が判らなくな
ることを防止できる。
【0028】また、この発明に係るリモコン装置におい
ては、上述のように告知信号の送信媒体信号として赤外
線を使用するようにしたので、コストの増加を最小限に
とどめながらリモコン送信装置の紛失を防止できるもの
が得られる。
【0029】また、この発明に係るリモコン装置におい
ては、上述のように告知信号の送信媒体信号として超音
波を使用するようにしたので、回折現象を利用して告知
信号を確実に伝達することが可能となる。
【0030】さらに、この発明に係るリモコン装置にお
いては、上述のように告知信号の送信媒体信号として微
弱電波を使用するようにしたので、回折現象を利用して
告知信号を確実に伝達することが可能となる。
【0031】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例によるリモ
コン装置を示す。図1において、1cはリモコン送信装
置側に設けられ、本来のリモコン信号の送信媒体信号と
しての赤外線を発光する発光ダイオード、1dは制御対
象機器側、すなわちリモコン受信装置側に設けられ、発
光ダイオード1cからの赤外線を受光しこれを光電変換
するPINフォトダイオード、1fは制御対象機器側に
設けられ、告知信号の送信媒体信号としての赤外線を発
光する発光ダイオード、1eはリモコン送信装置側に設
けられ、発光ダイオード1fからの赤外線を受光しこれ
を光電変換するPINフォトダイオード、2aはリモコ
ン送信装置側に設けられ、制御対象機器の種類に応じて
用意されこれを操作することにより制御機器の機能を実
行させるキー、8aはキー2aをスキャンし、どのキー
が操作されたかを検出するキー入出力回路、4aは所定
の固有振動数の信号を発振する振動子、5aはこの振動
子4aが発振した信号を所定の分周比で分周する分周回
路、6aはこのキー入出力回路8aにより検出された操
作されたキーに対応する送信データを作成するデータレ
ジスタ、7aはこの送信データをシリアル出力するため
の出力回路であり、本来のリモコン信号としての赤外線
信号を周囲の赤外線と容易に区別,分離判別可能とする
ために送信データを振幅変調用のキャリアに重畳する。
また、15はPINフォトダイオード1eで受信された
信号を増幅する増幅回路であり、このPINフォトダイ
オード1eとともに告知信号受信手段101aを構成し
ている。また、16はこの増幅回路15によって増幅さ
れた信号を音声として発する告知信号発声手段としての
スピーカであり、3aは以上の分周回路5a,データレ
ジスタ6a,出力回路7a,キー入出力回路8a,増幅
回路15およびスピーカ16からなる送信回路である。
また、13aは送信回路3aの出力に応じて発光ダイオ
ード1cをオンオフ駆動するトランジスタ、14aはこ
のトランジスタ13aのエミッタ抵抗である。
【0032】また、9aはPINフォトダイオード1d
で受信した信号を増幅する増幅回路、10aはこの増幅
回路9aから出力される送信側で振幅変調された信号を
積分し、ディジタルレベルに戻す検波回路、11aはこ
の検波回路10aから出力されるディジタルレベルの信
号波形をさらに整形する波形整形回路、18はリモコン
受信装置側から告知信号を発信するための押しボタン、
20はこの押しボタン18の出力を電源電位Vccにプル
アップするための抵抗、17はこのボタン18の操作に
応じて発光ダイオード1fを駆動するフォトダイオード
駆動回路であり、このフォトダイオード駆動回路17,
押しボタン18,抵抗20および発光ダイオード1fに
より告知信号送信手段100aが構成されている。ま
た、19aは以上の増幅回路9a,検波回路10a,波
形整形回路11a,抵抗20およびフォトダイオード駆
動回路17からなる受信回路である。また、12aはこ
の受信回路19aから出力されたシリアルデータをリモ
コンコードに変換するマイクロコンピュータである。
【0033】次に動作について説明する。図1におい
て、PINフォトダイオード1e,発光ダイオード1
f,増幅回路15,スピーカ16,フォトダイオード駆
動回路17,抵抗20および押しボタン18の部分以外
は従来例でその動作を説明したものと同様である。
【0034】本実施例では、リモコン送信装置側に告知
信号受信手段101aとしてのPINフォトダイオード
1eおよび増幅回路15を設けるとともに告知信号発声
手段としてのスピーカ16を設け、かつリモコン受信装
置側に告知信号送信手段100aとしての発光ダイオー
ド1f,フォトダイオード駆動回路17,抵抗20およ
び押しボタン18を従来のリモコン装置に付加したこと
が特徴である。
【0035】すなわち、従来のリモコン装置では、キー
2aの操作により送信回路3aを動作させ、受信回路1
9aでそのデータを取り込み、マイクロコンピュータ1
2aにより制御対象機器の各種回路を制御するが、本実
施例では、さらに、その受信回路19aに発光ダイオー
ド1fを設けており、これを駆動するフォトダイオード
回路17に対し押しボタン18により例えば“L”信号
を送ることにより、発光ダイオード1fより告知信号と
しての赤外線を発し、一方、送信回路3a側にはPIN
フォトダイオード1eを設けておき、発光ダイオード1
fからの光を受けてこれを光電変換し、さらにその信号
を増幅回路15により増幅して、例えばスピーカ16よ
り発振音を出すというものである。
【0036】このように構成することにより、例えば受
信回路19aがテレビやビデオに内蔵されており、送信
回路3aを内蔵したリモコン送信装置がどこにあるか判
らなくなった場合、テレビやビデオに設けられたボタン
18に相当するものを押すことで、リモコン送信装置よ
り発振音が聞こえ、これによりその所在を容易につかむ
ことができる。
【0037】実施例2.また、上記実施例1では、告知
信号の送信媒体が赤外線である場合について示したが、
これを超音波とすることもできる。
【0038】図4はこのように告知信号の送信媒体とし
て超音波を用いるようにした本発明の第2の実施例を示
す。図において、21は図1のフォトダイオード駆動回
路17および発光ダイオード1fの代わりに設けられた
超音波発振回路、22は図1のPINフォトダイオード
1eおよび増幅回路15の代わりに設けられた超音波受
信回路およびスピーカ駆動回路である。
【0039】この実施例では、受信回路19a側に超音
波発振回路21を設けており、この超音波発振回路21
に対し押しボタン18により例えば“L”信号を送るこ
とにより超音波発振回路21より超音波を発振し、一
方、送信回路3a側には超音波受信回路およびスピーカ
駆動回路22を設けておき、これにより超音波発振回路
21からの超音波を受けて例えばスピーカ16を駆動
し、このスピーカ16より発振音を出すというものであ
る。
【0040】このように構成することにより、例えば受
信回路19aがテレビやビデオに内蔵されており、送信
回路3aを内蔵したリモコン送信装置がどこにあるか判
らなくなった場合、テレビやビデオに設けられたボタン
18に相当するものを押すことで、リモコン送信装置よ
り発振音が聞こえ、これによりその所在を容易につかむ
ことができ、また告知信号の送信信号媒体として超音波
を用いているので、回折現象を利用して告知信号を確実
に伝達できる。
【0041】実施例3.また、上記実施例1では、告知
信号の送信媒体が赤外線である場合について示したが、
これを微弱電波とすることもできる。
【0042】図5はこのように告知信号の送信媒体とし
て微弱電波を用いるようにした本発明の第3の実施例を
示す。図において、23は図1のフォトダイオード駆動
回路17および発光ダイオード1fの代わりに設けられ
た微弱電波発振回路、24は図1のPINフォトダイオ
ード1eおよび増幅回路15の代わりに設けられた微弱
電波受信回路およびスピーカ駆動回路である。
【0043】この実施例では、受信回路19a側に微弱
電波発振回路23を設けており、この微弱電波発振回路
23に対し押しボタン18により例えば“L”信号を送
ることにより微弱電波を発振し、一方、送信回路3a側
には微弱電波受信回路およびスピーカ駆動回路24を設
けておき、これにより微弱電波発振回路23からの微弱
電波を受けて例えばスピーカ16を駆動し、このスピー
カ16より発振音を出すというものである。
【0044】このように構成することにより、例えば受
信回路19aがテレビやビデオに内蔵されており、送信
回路3aを内蔵したリモコン送信装置がどこにあるか判
らなくなった場合、テレビやビデオに設けられたボタン
18に相当するものを押すことで、リモコン送信装置よ
り発振音が聞こえ、これによりその所在を容易につかむ
ことができ、また告知信号の送信信号媒体として超音波
を用いているので、回折現象を利用して告知信号を確実
に伝達できる。
【0045】なお、実施例1ないし3では、リモコン受
信装置側に設けたボタンを押すことで赤外線や超音波や
微弱電波を発生し、リモコン送信装置側でそれを検知し
てスピーカが鳴るようにしていたが、受信回路側でボタ
ンを常時押す等により赤外線や超音波や微弱電波の告知
信号送信手段を常時駆動していて、送信回路側で受信回
路側からの告知信号を受信している間はスピーカは鳴ら
ないようにし、送信回路がどこかに隠れて告知信号を検
知できなくなった時に、スピーカが鳴るようにしてもよ
く、上記各実施例と同様の目的を達することができる。
【0046】あるいは、また送信回路に設けた告知信号
送信手段により常時受信回路の告知信号受信手段に赤外
線等の信号を送っていて、遮蔽物等によりその信号が遮
断されると、受信回路に設けた告知信号受信手段により
制御機器の側から発振音を出すようにしてもよく、この
ように構成しても、やはりリモコン送信装置の所在が判
らなくなるといった問題をなくすることができる。
【0047】さらに、上記各実施例では、本来のリモコ
ン信号の送信媒体として赤外線を用いたものを示した
が、赤外線以外に送信媒体として微弱電波や超音波が利
用できることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るリモコン
装置によれば、リモコン送信装置の所在を使用者に告知
するための告知信号を適宜送信する告知信号送信手段を
リモコン受信装置に設けるとともに、告知信号送信手段
から適宜発せられた告知信号を受信する告知信号受信手
段をリモコン送信装置に設け、かつ告知信号を受信した
ことを音声によって告知する告知信号発声手段を設ける
ようにしたので、リモコン送信装置が見当たらなくなっ
た場合は告知信号送信手段から告知信号を送信すること
により、リモコン受信装置から告知音を発生でき、リモ
コン送信装置の所在が判らなくなることを防止できると
いう効果がある。
【0049】また、この発明に係るリモコン装置によれ
ば、リモコン送信装置の所在を使用者に告知するための
告知信号を常時送信する告知信号送信手段をリモコン受
信装置に設けるとともに、告知信号送信手段から常時発
せられた告知信号を受信する告知信号受信手段をリモコ
ン送信装置に設け、かつ告知信号を受信したことを音声
によって告知する告知信号発声手段を設けるようにした
ので、リモコン送信装置が物かげに隠れる等により告知
信号送信手段からの告知信号を受信できなくなった場合
は、リモコン送信装置から告知音を発生でき、リモコン
送信装置の所在が判らなくなることを防止できるという
効果がある。
【0050】また、この発明に係るリモコン装置によれ
ば、リモコン送信装置の所在を使用者に告知するための
告知信号を常時送信する告知信号送信手段をリモコン送
信装置に設けるとともに、告知信号送信手段から常時発
せられる告知信号を受信する告知信号受信手段をリモコ
ン受信装置に設け、かつ告知信号を受信できなくなった
ことを音声によって告知する告知信号発声手段を設ける
ようにしたので、リモコン送信装置が物かげに隠れる等
により告知信号送信手段からの告知信号を受信できなく
なった場合は、リモコン受信装置から告知音を発生で
き、リモコン送信装置の所在が判らなくなることを防止
できるという効果がある。
【0051】また、この発明に係るリモコン装置によれ
ば、告知信号の送信媒体信号として赤外線を使用するよ
うにしたので、コストの増加を最小限にとどめながらリ
モコン送信装置の紛失を防止できるものが得られるとい
う効果がある。
【0052】また、この発明に係るリモコン装置によれ
ば、告知信号の送信媒体信号として超音波を使用するよ
うにしたので、回折現象を利用して告知信号を確実に伝
達することが可能となる効果がある。
【0053】さらに、この発明に係るリモコン装置によ
れば、告知信号の送信媒体信号として微弱電波を使用す
るようにしたので、回折現象を利用して告知信号を確実
に伝達することが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるリモコン装置を示す
図である。
【図2】従来のリモコン送信,受信装置を示す図であ
る。
【図3】従来のリモコン送信装置の信号の一例を示す図
である。
【図4】この発明の第2の実施例によるリモコン装置を
示す図である。
【図5】この発明の第3の実施例によるリモコン装置を
示す図である。
【符号の説明】
1d,1e PINフォトダイオード 1c,1f 発光ダイオード 3a 送信回路 19a 受信回路 15 増幅回路 16 スピーカ 17 フォトダイオード駆動回路 18 押しボタン 20 抵抗 21 超音波発振回路 22 超音波受信回路およびスピーカ駆動回路 23 微弱電波発振回路 24 微弱電波受信回路およびスピーカ駆動回路 100a 告知信号送信手段 101a 告知信号受信手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔制御のためのリモコン送信装置と、 該リモコン送信装置の制御対象となる制御対象機器に設
    けられたリモコン受信装置とからなるリモコン装置にお
    いて、 上記リモコン受信装置に設けられ上記リモコン送信装置
    の所在を使用者に告知するための告知信号を適宜送信す
    る告知信号送信手段と、 上記リモコン送信装置に設けられ上記告知信号送信手段
    から適宜発せられた告知信号を受信する告知信号受信手
    段と、 上記リモコン送信装置に設けられ上記告知信号を受信し
    たことを音声によって告知する告知信号発声手段とを備
    えたことを特徴とするリモコン装置。
  2. 【請求項2】 遠隔制御のためのリモコン送信装置と、 該リモコン送信装置の制御対象となる制御対象機器に設
    けられたリモコン受信装置とからなるリモコン装置にお
    いて、 上記リモコン受信装置に設けられ上記リモコン送信装置
    の所在を使用者に告知するための告知信号を常時送信す
    る告知信号送信手段と、 上記リモコン送信装置に設けられ上記告知信号送信手段
    から常時発せられる告知信号を受信する告知信号受信手
    段と、 上記告知信号を受信できなくなったことを音声によって
    告知する告知信号発声手段とを備えたことを特徴とする
    リモコン装置。
  3. 【請求項3】 遠隔制御のためのリモコン送信装置と、 該リモコン送信装置の制御対象となる制御対象機器に設
    けられたリモコン受信装置とからなるリモコン装置にお
    いて、 上記リモコン送信装置に設けられ本リモコン送信装置の
    所在を使用者に告知するための告知信号を常時送信する
    告知信号送信手段と、 上記リモコン受信装置に設けられ上記告知信号送信手段
    から常時発せられる告知信号を受信する告知信号受信手
    段と、 上記告知信号を受信できなくなったことを音声によって
    告知する告知信号発声手段とを備えたことを特徴とする
    リモコン装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のリ
    モコン装置において、 上記告知信号の送信媒体信号として赤外線を用いたこと
    を特徴とするリモコン装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載のリ
    モコン装置において、 上記告知信号の送信媒体信号として超音波を用いたこと
    を特徴とするリモコン装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかに記載のリ
    モコン装置において、 上記告知信号の送信媒体信号として微弱電波を用いたこ
    とを特徴とするリモコン装置。
JP5052806A 1993-03-15 1993-03-15 リモコン装置 Pending JPH06269069A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7706698B2 (en) 2004-12-21 2010-04-27 Sony Corporation Remote control system and receiver

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01126126U (ja) * 1988-02-23 1989-08-29

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