JPH0626899A - 先行待機型ポンプの吐出し水量測定装置および吐出し水量測定方法 - Google Patents

先行待機型ポンプの吐出し水量測定装置および吐出し水量測定方法

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JPH0626899A
JPH0626899A JP4109329A JP10932992A JPH0626899A JP H0626899 A JPH0626899 A JP H0626899A JP 4109329 A JP4109329 A JP 4109329A JP 10932992 A JP10932992 A JP 10932992A JP H0626899 A JPH0626899 A JP H0626899A
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discharge water
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裕久 武田
Tsuneya Sugitani
恒也 杉谷
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DENGIYOUSHIYA KIKAI SEISAKUSHO KK
Dengyosha Machine Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 羽根車より下方の羽根車ケーシング16また
は吸込ベルマウス18に開口させた吸気管10の開口水
位hsと、実揚程hd、および管路抵抗値を定める蝶形
弁22の開度を測定して、先行待機型の立軸ポンプ12
の吐出し水量を算出する。 【構成】 吸気管10の開口水位hsの複数の値をパラ
メータとして予め実測された立軸ポンプ12のポンプ性
能特性曲線群を演算手段32に記憶させる。演算手段3
2は、吸込水槽水位測定手段34と吐出し水槽水位測定
手段36で得られる信号から、開口水位hsと実揚程h
dを算出する。また、この実揚程hdと蝶形弁22の開
度に応じた信号から管路抵抗曲線を求める。ポンプ性能
特性曲線群より、開口水位hsに応じた一本のポンプ性
能特性曲線を選定し、この曲線と管路抵抗曲線の交点を
ニュートン・ラフソン法で算出し、吐出し水量を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常のポンプ運転水位
以下で空気が吸引混合される水位から全速運転を行なわ
せる先行待機型ポンプの吐出し水量を測定するための吐
出し水量測定装置および吐出し水量測定方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、都市部において市街地化や宅地化
による舗装率の向上および下水管渠の普及等によって、
雨水がポンプ設備に急激かつ大量に流入する傾向にあ
る。しかし、この大量の雨水が流入するのに充分な容量
の吸水槽を設備することは、土地が高価である等のため
経済的に困難である。そこで、吸水槽の容量が充分でな
く、水位が大幅に急激な変化をし易い。この水位の急激
な変化に対応するために、雨水の流入を予測して予めポ
ンプを全速運転状態とする先行待機運転が試みられてい
る。
【0003】この先行待機運転にあっては、通常のポン
プ運転水位以下で全速運転がなされるので、気水混合運
転状態および気中運転状態を生じさせる。そこで、気水
混合運転状態における異常な振動や騒音を軽減する試み
として、図11に示すごとく、大気に連通する吸気管1
0が、立軸ポンプ12の羽根車14より下方の羽根車ケ
ーシング16または吸込ベルマウス18に開口されたも
のが提案されている。なお、図11で、20は吸込水槽
である。
【0004】この図11に示す先行待機型ポンプは、羽
根車14の入口部に生じる負圧により空気が自然に吸気
管10を介して立軸ポンプ12内に吸引されるので、異
常な振動や騒音の発生が軽減される。
【0005】ところで、上記図11に示す先行待機型ポ
ンプにあっては、吸引された空気が吐出し流量に混合さ
れており、吐出し流量から混合された空気量を除いた吐
出し水量を正確に測定することが困難である。これは従
来の空気が混入されない状態で運転するポンプであるな
らば、予めポンプの全揚程と吐出し水量との一本のポン
プ性能特性曲線を求め、ポンプの実揚程の測定値と管系
統抵抗値から求まる管路抵抗曲線と、先のポンプ性能特
性曲線とから簡単に吐出し水量を算出することができ
る。しかしながら、先行待機型ポンプにあっては、性能
が空気量と吐出し水量の混合比をパラメータとして、実
揚程と吐出し流量(空気量+吐出し水量)の特性曲線群
で表わされ、実揚程の測定値のみから吐出し水量を算出
することができない。
【0006】そこで、本発明者らは、空気量と吐出し水
量の混合比をパラメータとする実揚程と吐出し流量のポ
ンプ性能特性曲線群から、空気量と実揚程を用いて吐出
し水量が得られるという知見に基づき、特願平2−22
5229号により、図12に示すごとく、吸気管10に
吸引される空気量を測定する空気量測定手段30を介装
し、吸込水槽20の水位を測定する吸込水槽水位測定手
段34を設け、吐出し水槽28の水位を測定する吐出し
水槽水位測定手段36を設け、空気量測定手段30から
出力される空気量に応じた信号と、吸込および吐出し水
槽水位測定手段34,36からそれぞれ出力される水位
に応じた信号と、吐出し流量に混合される空気量の混合
比をパラメータとして予め実測された立軸ポンプ12の
吐出し流量と実揚程のポンプ性能特性曲線群とから、演
算手段32で吐出し水量を演算する技術を提案した。な
お、図12において、22は蝶形弁であり、24は伸縮
管、26は漸拡管、38は表示手段である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】先に、特願平2−22
5229号にて提案した技術は、気水混合運転域であっ
ても立軸ポンプ12の吐出し水量を、ポンプが設置され
た現地で簡単かつ正確に求めることができ、実用上極め
て有益なものである。
【0008】ここで、吸気管10から立軸ポンプ12内
に吸引される空気を測定する空気量測定手段30は、例
えば白金線に所定の電流を流して加熱し、この白金線が
空気量に応じて冷却されることから、白金線の温度を測
定して空気量を測定する等の極めて精密な測定装置が用
いられる。このため、空気量測定手段30の設置および
保守管理が煩らわしいという面があった。
【0009】本発明は、空気量測定手段を用いることな
しに、吸気管の開口水位と実揚程とから吐出し水量が正
確に算出されるようにした先行待機型ポンプの吐出し水
量測定装置および水量測定方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の先行待機型ポンプの吐出し水量測定装置
は、立軸ポンプの羽根車より下方の羽根車ケーシングま
たは吸込ベルマウスに大気と連通する吸気管を開口し、
吸込水槽の水位を測定する吸込水槽水位測定手段を設
け、吐出し水槽の水位を測定する吐出し水槽水位測定手
段を設け、前記吸込および吐出し水槽水位測定手段から
それぞれ出力される信号から算出される前記吸気管の開
口水位および実揚程と、前記吸気管の開口水位に応じた
値をパラメータとして予め実測された前記立軸ポンプの
ポンプ性能特性曲線群と、予め実測された前記立軸ポン
プ管系統抵抗値とから、演算手段で吐出し水量を演算す
るように構成されている。
【0011】そして、前記吸気管の開口水位に応じた値
をパラメータとして予め実測されたポンプ性能特性曲線
群に代えて、管系統抵抗値をパラメータとして前記吸気
管の開口水位を変化させて予め実測された前記立軸ポン
プの吐出し水量および全揚程の関係式群を用いて、前記
演算手段で吐出し水量を演算するように構成してもよ
い。
【0012】また、本発明の先行待機型ポンプの吐出し
水量測定方法は、吸込水槽水位測定手段または吸込水槽
に配置された水圧測定手段から出力される信号から立軸
ポンプの羽根車より下方の羽根車ケーシングまたは吸込
ベルマウスに大気に連通させて開口した吸気管の開口水
位を算出し、この吸気管の開口水位に応じた複数の値を
パラメータとして予め実測された立軸ポンプの吐出し水
量と全揚程のポンプ性能特性曲線群から前記算出された
吸気管の開口水位の値をパラメータとするポンプ性能特
性曲線の関係式を選定し、吸込水槽水位測定手段または
吸込水槽に配置された水圧測定手段から出力される信号
と吐出し水槽水位測定手段または吐出し水槽に配置され
た水圧測定手段または吐出し圧力測定手段から出力され
る信号から実揚程を算出し、この実揚程と設定された管
系統抵抗値から管路抵抗曲線の関係式を算出し、前記ポ
ンプ性能特性曲線の関係式と管路抵抗曲線の関係式の交
点を、ニュートン・ラフソン法により近似計算して前記
立軸ポンプから吐出される吐出し水量を演算する。
【0013】そして、前記吸気管の開口水位に応じた複
数の値をパラメータとして予め実測されたポンプ性能特
性曲線群に代えて、複数の管系統抵抗値をパラメータと
して前記吸気管の開口水位を変化させて予め実測された
吐出し水量および全揚程の関係式群から前記算出された
吸気管の開口水位の値をパラメータとするポンプ性能特
性曲線の関係式を選定して吐出し水量を演算しても良
い。
【0014】
【作 用】請求項1記載の装置にあっては、吸気管の開
口水位に応じた値をパラメータとして予め実測されたポ
ンプ性能特性曲線群から、現地で実測された吸気管の開
口水位に応じて一本のポンプ性能特性曲線を選び、この
曲線と現地で測定された実揚程から求まる管路抵抗曲線
とから、吐出し水量を演算し得る。現地では、開口水位
と実揚程が測定できれば良く、装置が簡単なものとな
る。
【0015】そして、請求項2記載の装置にあっては、
管系統抵抗値をパラメータとして吸気管の開口水位を変
化させて実測された吐出し水量および全揚程の関係式群
から、測定された開口水位に対応するポンプ性能特性曲
線が演算により選定され、この曲線と管路抵抗曲線とか
ら吐出し水量が演算により算出される。
【0016】また、請求項7および8記載の方法にあっ
ては、測定算出された開口水位に応じて選定されたポン
プ性能特性曲線と、測定算出された実揚程に応じた管路
抵抗曲線との交点を、ニュートン・ラフソン法により近
似計算して吐出し水量を演算するので、小型電子計算機
等を用いて迅速に算出し得る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図6を参照
して説明する。図1は、本発明の先行待機型ポンプの吐
出し水量測定装置の一実施例の構成図であり、図2は、
図1に示す立軸ポンプの吸気管の開口水位の複数の値を
パラメータとして吐出し水量に対する全揚程および効率
を示すポンプ性能特性曲線群の図であり、図3は、図2
における吸気管の開口水位と最高効率点吐出し水量の関
係を示す特性曲線図であり、図4は、図2における吸気
管の開口水位と最高効率点全揚程の関係を示す特性曲線
図であり、図5は、吸気管の開口水位の複数の値をパラ
メータとした流量比(吐出し水量/最高効率点吐出し水
量)と全揚程比(全揚程/最高効率点全揚程)の規格化
されたポンプ性能特性曲線群の図であり、図6は、図1
の演算手段で行なわれる吐出し水量を演算するための一
例のフローチャートである。
【0018】まず、図1を参照してその構造を説明す
る。吸込水槽20に、吸気管10を備えた立軸ポンプ1
2が配置され、この立軸ポンプ12に、蝶形弁22と伸
縮管24および漸拡管26が順次に連結され、漸拡管2
6が吐出し水槽28に開口される。また、吸込水槽20
には、水位を測定する吸込水槽水位測定手段34が設け
られ、吸込水位に応じた信号が演算手段32に与えられ
る。同様に、吐出し水槽28には、水位を測定する吐出
し水槽水位測定手段36が設けられ、吐出し水位に応じ
た信号が演算手段32に与えられる。そして、演算手段
32では、測定された水位差から実揚程hdと吸気管1
0の開口水位hsを演算し、さらにこの実揚程hdと吸
気管10の開口水位hsと吸気管10の開口水位hsを
パラメータとして予め実測されたポンプ性能特性曲線群
と予め実測された管系統抵抗曲線とを用いて吐出し水量
Qを後述のごとく演算する。さらに、演算手段32より
吐出し水量Qの演算結果に応じた信号が表示手段38に
与えられて吐出し水量Qが適宜に表示される。
【0019】次に、演算手段32における吐出し水量Q
の演算方法について説明する。予め立軸ポンプ12の吸
気管10を羽根車ケーシング16または吸込ベルマウス
18に開口させた開口水位hsの複数の値をパラメータ
として吐出し水量Qに対する全揚程Hおよび効率ηを、
製造工場等にて正確に多数の点で実測して、図2に示す
ごときポンプ性能特性曲線群のデータを求める。この図
2で、Wは最高効率点吐出し水量であり、Vは最高効率
点の全揚程である。
【0020】さらに、図2から吸気管10の開口水位の
値hsと最高効率点吐出し水量Wの関係を示す特性曲線
が図3のごとく示せる。ここで、図3の関係式は、 W=C0+C1hs+C2hs2+C3hs3 (1) で示される。
【0021】また、図2から吸気管10の開口水位の値
hsと最高効率点全揚程Vの関係を示す特性曲線が図4
のごとく示せる。ここで、図4の関係式は、 V=D0+D1hs+D2hs3+D3hs3 (2) で示される。
【0022】これらの(1),(2)式における係数C
0,C1,C2,C3およびD0,D1,D2,D3は、実測デ
ータをそれぞれ代入して最小二乗法により求め得る定数
である。
【0023】ところで、図2において最高効率点より吐
出し水量Qが少ない範囲におけるポンプ性能は、吸気管
10の開口水位hsが充分に大きい場合、すなわち空気
を吸入しない場合と一致する。そこで、吐出し水量Qの
演算において、吸気管10の開口水位hsに対して吐出
し水量Qの最高効率点を分岐点として曲線を表わす式を
分けて扱うこととする。
【0024】そこで、図2で最高効率点より吐出し水量
Qの多い範囲で、吸気管10の開口水位hs毎に、吐出
し水量Qを最高効率点吐出し水量Wで割った吐出し水量
比φ(Q/W)に対する、全揚程Hを最高効率点全揚程
Vで割った全揚程比ψ(H/V)の規格化した関係が図
5のごとく示せる。ここで、吸気管10の開口水位hs
をパラメータとした、規格化された関係式は、 ψ=A0+A1φ+A2φ2+A3φ3+A4φ4 (3) と示される。ここで、A0,A1,A2,A3,A4の値
は、最小二乗法による各水位hsをパラメータとする係
数であり、吸気管10の開口水位hsが定まればA0
4は定数として定まる。
【0025】さらに、最高効率点より吐出し水量Qの多
い範囲では、ポンプ性能特性曲線図の関係式は、 H1=ψ×V =A0+A1(φW)+A2(φW)2+A3(φW)3+A4(φW)4 (4) で示される。この(4)式に(1),(2)式を代入す
ることで、吸気管10の任意の開口水位hsに対するポ
ンプ性能特性曲線が求め得る。
【0026】また、最高効率点より吐出し水量Qの少な
い範囲では、開口水位hsに拘らず一定であり、その関
係式は、 H0=B0+B1Q+B22+B33+B44 (5) で示せる。そして、実測値を代入して最小二乗法により
係数B0,B1,B2,B3,B4が定数として求められ
る。
【0027】一方、管路抵抗曲線は、 R=hd+EQ2 (6) で示される。ここでhdは実揚程であり、Eは蝶形弁2
2の開度等で定まる定数の管系統抵抗値である。
【0028】したがって、(4)と(6)式、または
(5)と(6)式とから吐出し水量Qが求められる。こ
のため、(1),(2),(3)式の係数のデータおよ
び蝶形弁22の開度に応じた管系統抵抗値Eを、演算手
段32に予め記憶させ、立軸ポンプ12が設置された現
地において、吸込水槽水位測定手段34と吐出し水槽水
位測定手段36とから得られる信号により、吸気管10
の開口水位hsと実揚程hdを求め、蝶形弁22の開度
に応じた信号から管路抵抗値Eを算出することで、吐出
し水量Qの演算が可能である。
【0029】そこで、測定された開口水位hsと実揚程
hdおよび管路抵抗値Eより、(4)と(6)式、また
は(5)と(6)式から、ニュートン・ラフソン法によ
りg1=H1−R=0、またはg0=H0−R=0を解くこ
とで、吐出し水量Qを求める手順を図6のフローチャー
トにより説明する。
【0030】まず、吐出し水量Qの仮の初期仮定値X1
とニュートン・ラフソン法の収束計算を打ち切るための
しきい値εとを適宜に設定する(ステップ1)。次に、
吸込水槽水位測定手段34と吐出し水槽水位測定手段3
6の信号から、吸気管10の開口水位hsと実揚程hd
を演算するとともに、蝶形弁22の開度に応じた信号か
ら管系統抵抗値Eを設定する(ステップ2)。そして、
ステップ2で求められた開口水位hsから(1)式によ
り最高効率点吐出し水量Wを算出するとともに、(3)
または(4)式の係数A0,A1,A2,A3,A4を算出
する(ステップ3)。さらに、初期仮定値X1を吐出し
水量R1に設定し(ステップ4)、設定された吐出し水
量R1が最高効率点吐出し水量Wより多いか少ないかが
判別される(ステップ5)。R1<WまたはR1=Wであ
れば、R2=R1−g0(R1)/g0´(R1)が演算され
(ステップ6)、さらに|R2−R1|>εが判別される
(ステップ7)。|R2−R1|>εであれば、R2を新
しい吐出し水量R1とし(ステップ8)、ステップ5に
戻る。ステップ5で、R1>Wであれば、R2=R1−g1
(R1)/g1´(R1)が演算され(ステップ9)、ス
テップ7に至る。ステップ7で|R2−R1|<εとなる
まで繰り返し、|R2−R1|<εとなれば、その時点の
1をして吐出し水量Qとし(ステップ10)、演算を
終了する。
【0031】このニュートン・ラフソン法で近似計算す
る吐出し水量Qの演算方法は、本発明者らの実施におい
て、32ビットの小型電子計算機(数値演算プロセッサ
付き)を用いて、0.5秒以下で処理することができ、
短いサンプリングタイムにより実用上充分に吐出し水量
Qの変化に対応できる。
【0032】図7および図8は、吸気管10の開口水位
hsをパラメータとするポンプ性能特性曲線の関係式を
求める他の一例を説明するための図である。
【0033】まず、吸気管10の開口水位hsが充分に
大きく、空気を吸込まない状態で、蝶形弁22の開度に
より管系統抵抗値を調整して、例えば立軸ポンプ12の
100%吐出し水量に設定し、吸気管10の開口水位h
sを変化させて、吐出し水量Qと全揚程Hを測定するこ
とで、開口水位hsに対する吐出し水量Qおよび全揚程
Hの関係が図7のごとく示せる。ここで、これらの関係
式は、 Q=a0+a1(hs)+a2(hs)2+a3(hs)3+a4(hs)4 (7) H=b0+b1(hs)+b2(hs)2+b3(hs)3+b4(hs)4 (8) で示される。これらの(7),(8)式における係数a
0,a1,a2,a3,a4,b0,b1,b2,b3,b4は、
実測値をそれぞれ代入して最小二乗法により求め得る定
数である。
【0034】さらに、蝶形弁22の開度を種々に変え
て、立軸ポンプ12の例えば60%,80%,120%
吐出し水量に設定し、吸気管10の開口水位hsを低下
させて、吐出し水量Qおよび全揚程Hを実測して、管系
統抵抗値をパラメータとして図7のごとき関係を複数求
める。そして、吐出し水量Qと全揚程Hをそれぞれに示
す複数組の(7),(8)式の係数を、それぞれに求め
る。
【0035】すると、蝶形弁22の開度の調整によって
設定された管系統抵抗値をパラメータとして、係数が定
数である吸気管10の開口水位hsに対する吐出し水量
Qと全揚程Hの(7),(8)の関係式が複数組得られ
る。ここで、吐出し水量Qと全揚程Hの関係式を、 H(hs)=c0+c1Q(hs)+c2Q(hs)2+c3Q(hs)3 (9) とすれば、吸気管10の開口水位hsを任意に設定すれ
ば、複数の(7),(8)式群から開口水位hsにそれ
ぞれ対応する吐出し水量Qと全揚程Hの複数組が算出で
き、これらの吐出し水量Qと全揚程Hの値を(9)式に
代入して最小二乗法により係数c0,c1,c2,c3が定
数として定まる。なお、この(9)式は4つの異なる管
系統抵抗値をパラメータとする測定値で係数を算出する
ために3次式で構成されるが、パラメータとなる管系統
抵抗値の個数を増やすことで(9)式をより次数の高い
式で構成できる。
【0036】図8の実線は、空気を吸込まない状態での
ポンプ性能特性曲線と、蝶形弁22により管路抵抗値を
調整して、立軸ポンプ12を通常運転で60%,80
%,100%,120%吐出し水量とし、吸気管10の
開口水位hsを低下させたときの吐出し水量Qと全揚程
Hの関係を示す曲線群を示し、破線は、(9)式より任
意に設定された開口水位hsで求められるポンプ性能特
性曲線群である。図から明らかなごとく、図8の破線
は、図2に示すものと同じである。
【0037】したがって、(7),(8)の関係式群お
よび管路抵抗曲線を求めるための蝶形弁22の開度に応
じた管系統抵抗値を、演算手段32に予め記憶させてお
くことで、立軸ポンプ12が設置された現地において、
吸気管10の開口水位hsと実揚程hdを求めること
で、吐出し水量Qを演算することができる。
【0038】図9は、本発明の先行待機型ポンプの吐出
し水量測定装置の他の実施例の構成図である。図9にお
いて、図1と同一部材には同一符号を付けて重複する説
明を省略する。
【0039】図9において、図1と相違するところは、
吸込水槽20には吸込水槽水位測定手段34に代えて底
面に水圧を測定する吸込水槽水圧測定手段40が配置さ
れ、吸込水槽圧に応じた信号が演算手段32に与えられ
る。また、吐出し水槽28には吐出し水槽水位測定手段
36に代えて底面に水圧を測定する吐出し水槽水圧測定
手段42が配置され、吐出し水槽水圧に応じた信号が演
算手段32に与えられることにある。さらに、演算手段
32で、吸込および吐出し水槽水圧測定手段40,42
の配置された位置の高低差および測定された水圧差か
ら、吸気管10の開口水位hsと実揚程hdを算出する
ことにある。この開口水位hsと実揚程hdとから、図
6のフローチャートにより吐出し水量Qを演算する。
【0040】なお、図9において、水圧測定手段40,
42は、それぞれ吸込水槽20および吐出し水槽28の
底面に配置したが、配置する位置は底面に限られず水中
であれば水槽の途中の深さであっても良い。
【0041】図10は、本発明の先行待機型ポンプの吐
出し水量測定装置のさらに別の実施例の構成図である。
図10において、図1と同一部材には同一符号を付けて
重複する説明を省略する。
【0042】図10において図1と相違するところは、
吐出し水槽測定手段36に代えて、立軸ポンプ12の吐
出し圧力を測定する吐出し圧力測定手段50が設けら
れ、吐出し圧力に応じた信号が演算手段32に与えられ
ることにある。さらに、演算手段32で、吸込水位と吐
出し圧力および吐出し圧力測定手段50が設けられた高
さから実揚程hdを演算することにある。図10にあっ
ては、蝶形弁22による圧力損失の影響を無くすために
蝶形弁22の上流に吐出し圧力測定手段50を設けた
が、蝶形弁22の損失係数が既知ならば圧力損失を算出
できるので、蝶形弁22の下流に設けても良い。
【0043】さらに、吸込水槽20に設けた吸込水槽水
位測定手段34から出力される吸込水位に応じた信号
と、吐出し水槽28の底面に設けられた吐出し水槽水圧
測定手段42から出力される吐出し水槽水圧に応じた信
号およびこの吐出し水槽水圧測定手段42が設けられた
高さから、実揚程hdを演算するものであっても良い。
【0044】なお、開口水位hsに応じて選定されたポ
ンプ性能特性曲線と、実揚程hdに応じた管路抵抗曲線
との交点の算出は、ニュートン・ラフソン法以外の近似
計算法を用いても良い。
【0045】また、ポンプ性能特性曲線は開口水位hs
自体をパラメータとするものに限られず、開口水位hs
に応じた値の吸込水槽20の水位等をパラメータの値と
して用いても良い。
【0046】
【発明の効果】本発明の先行待機型ポンプの吐出し水量
測定装置および吐出し水量測定方法は、以上のように構
成されているので、以下のような効果を奏する。
【0047】請求項1記載の先行待機型ポンプの吐出し
水量測定装置にあっては、吸気管の開口水位に応じた値
をパラメータとして予め実測されたポンプ性能特性曲線
群と、現地で測定された吸気管の開口水位および実揚程
とから、吐出し水量が演算されるので、立軸ポンプが設
置された現地で吐出し水量を簡単かつ正確に求めること
ができる。しかも、吸気管の開口水位および実揚程は、
吸込水槽と吐出し水槽のそれぞれの水位から容易に測定
算出でき、これらの水位測定手段はポンプ場施設で従来
から備えられており、装置全体の構成が簡単なものであ
る。
【0048】そして、請求項2記載の先行待機型ポンプ
の吐出し水量測定装置にあっては、管系統抵抗値をパラ
メータとして吸気管の開口水位を変化させて予め実測さ
れた吐出し水量および全揚程の関係式群から、現地で測
定された開口水位に応じたポンプ性能特性曲線を選定し
て吐出し水量を演算するので、開口水位をパラメータと
したポンプ性能特性曲線群のデータ自体を演算手段に記
憶させる必要がない。
【0049】さらに、請求項3記載の先行待機型ポンプ
の吐出し水量測定装置にあっては、管系統内に介装され
た弁の開度に応じた管系統抵抗値を用いて、演算手段で
管路抵抗曲線の関係式が求まるので、弁による吐出し水
量の調整に拘らず、正確な吐出し水量を演算できる。
【0050】そしてさらに、請求項4乃至6記載の先行
待機型ポンプの吐出し水量測定装置にあっても、水位測
定手段や水圧測定手段および吐出し圧力測定手段によ
り、開口水位と実揚程が求められ、請求項1または2と
同様に、立軸ポンプの設置された現場で簡単に吐出し水
量を求めることができる。
【0051】また、請求項7または8記載の先行待機型
ポンプの吐出し水量測定方法にあっては、吸気管の開口
水位に応じた値をパラメータとして予め実測されたポン
プ性能特性曲線群から開口水位に応じて選定されたポン
プ性能特性曲線、または管系統抵抗値をパラメータとし
て吸気管の開口水位を変化させて予め実測された吐出し
水量および全揚程の関係式群から開口水位に応じて選定
されたポンプ性能特性曲線と、管路抵抗曲線の交点をニ
ュートン・ラフソン法により算出して吐出し水量を求め
るので、演算手段に比較的に小型の電子計算機を用いて
も短時間内に吐出し水量を求めることができ、吐出し水
量の変化に対して充分に対応できる。
【0052】そして、請求項9記載の先行待機型ポンプ
の吐出し水量測定方法にあっては、ポンプ性能特性曲線
が、吸気管の開口水位における最高効率吐出し水量の点
で変曲点となるので、この点を分岐点として2つの式で
表わすことで、ポンプ性能特性曲線をより正確に表現で
き、演算算出される吐出し水量の精度が向上する。
【0053】さらに、請求項10記載の先行待機型ポン
プの吐出し水量測定方法にあっては、吸気管の開口水位
における最高効率吐出し水量より吐出し水量の少ない範
囲では、ポンプ性能特性曲線が、開口水位に拘らず、空
気の吸込みのない通常運転のポンプ性能特性曲線と一致
する。そこで、最高効率吐出し水量より吐出し水量の少
ない範囲では、開口水位をパラメータとするポンプ性能
特性曲線を選択する必要なしに、予め測定された通常運
転のポンプ性能特性曲線を用いて吐出し水量の演算がで
き、演算処理の工程が省かれ、それだけ迅速に演算結果
を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の先行待機型ポンプの吐出し水量測定装
置の一実施例の構成図である。
【図2】図1に示す立軸ポンプの吸気管の開口水位の複
数の値をパラメータとして吐出し水量に対する全揚程お
よび効率を示すポンプ性能特性曲線群の図である。
【図3】図2における吸気管の開口水位と最高効率点吐
出し水量の関係を示す特性曲線図である。
【図4】図2における吸気管の開口水位と最高効率点全
揚程の関係を示す特性曲線図である。
【図5】吸気管の開口水位の複数の値をパラメータとし
た流量比(吐出し水量/最高効率点吐出し水量)と全揚
程比(全揚程/最高効率点全揚程)の規格化されたポン
プ性能特性曲線群の図である。
【図6】図1の演算手段で行なわれる吐出し水量を演算
するための一例のフローチャートである。
【図7】管系統抵抗値をパラメータとして、吸気管の開
口水位に対する吐出し水量および全揚程の関係を示す図
である。
【図8】空気を吸込まない状態でのポンプ性能特性曲線
と、管系統抵抗値を調整して通常運転で60%,80
%,100%,120%吐出し水量として開口水位を低
下させたときの吐出し水量と全揚程の関係を示す曲線
と、この曲線から任意に設定された開口水位で選定され
るポンプ性能特性曲線群を示す特性図である。
【図9】本発明の先行待機型ポンプの吐出し水量測定装
置の他の実施例の構成図である。
【図10】本発明の先行待機型ポンプの吐出し水量測定
装置のさらに別の実施例の構成図である。
【図11】先行待機型ポンプの一例を示す図である。
【図12】先に提案した先行待機型ポンプの吐出し水量
測定装置の構成図である。
【符号の説明】
10 吸気管 12 立軸ポンプ 14 羽根車 16 羽根車ケーシング 18 吸込ベルマウス 20 吸込水槽 22 蝶形弁 28 吐出し水槽 32 演算手段 34 吸込水槽水位測定手段 36 吐出し水槽水位測定手段 40 吸込水槽水圧測定手段 42 吐出し水槽水圧測定手段 50 吐出し圧力測定手段 hs 吸気管の開口水位 hd 実揚程

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立軸ポンプの羽根車より下方の羽根車ケ
    ーシングまたは吸込ベルマウスに大気と連通する吸気管
    を開口し、吸込水槽の水位を測定する吸込水槽水位測定
    手段を設け、吐出し水槽の水位を測定する吐出し水槽水
    位測定手段を設け、前記吸込および吐出し水槽水位測定
    手段からそれぞれ出力される信号から算出される前記吸
    気管の開口水位および実揚程と、前記吸気管の開口水位
    に応じた値をパラメータとして予め実測された前記立軸
    ポンプのポンプ性能特性曲線群と、予め実測された管系
    統抵抗値とから、演算手段で吐出し水量を演算するよう
    に構成したことを特徴とする先行待機型ポンプの吐出し
    水量測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の先行待機型ポンプの吐出
    し水量測定装置において、前記吸気管の開口水位に応じ
    た値をパラメータとして予め実測されたポンプ性能特性
    曲線群に代えて、管系統抵抗値をパラメータとして前記
    吸気管の開口水位を変化させて予め実測された前記立軸
    ポンプの吐出し水量および全揚程の関係式群を用いて、
    前記演算手段で吐出し水量を演算するように構成したこ
    とを特徴とする先行待機型ポンプの吐出し水量測定装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の先行待機型ポン
    プの吐出し水量測定装置において、前記予め実測された
    管系統抵抗値に代えて、管系統内に介装された弁の開度
    に応じて設定される管系統抵抗値を用いて、前記演算手
    段で吐出し水量を演算するように構成したことを特徴と
    する先行待機型ポンプの吐出し水量測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のいずれかの先行待
    機型ポンプの吐出し水量測定装置において、前記吸込水
    槽水位測定手段と前記吐出し水槽水位測定手段に代え
    て、前記吸込水槽と前記吐出し水槽にそれぞれ水圧測定
    手段を配置し、これらの水圧測定手段から出力される信
    号およびこれらの水圧測定手段が配置された高低差から
    算出される前記吸気管の開口水位と実揚程を用いて、前
    記演算手段で吐出し水量を演算するように構成したこと
    を特徴とする先行待機型ポンプの吐出し水量測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3記載のいずれかの先行待
    機型ポンプの吐出し水量測定装置において、前記吸込水
    槽水位測定手段または前記吐出し水槽水位測定手段のい
    ずれか一方に代えて、当該水槽に水圧測定手段を配置
    し、この水圧測定手段から得られる信号と配置された高
    さおよび他方の水位測定手段から得られる信号から算出
    される前記吸気管の開口水位と実揚程を用いて、前記演
    算手段で吐出し水量を演算するように構成したことを特
    徴とする先行待機型ポンプの吐出し水量測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3記載のいずれかの先行待
    機型ポンプの吐出し水量測定装置において、前記吐出し
    水位測定手段に代えて、前記立軸ポンプの吐出し圧力を
    測定する吐出し圧力測定手段を設け、前記吸込水槽水位
    測定手段から得られる信号と前記吐出し圧力測定手段か
    ら得られる信号から算出される前記吸気管の開口水位と
    実揚程を用いて、前記演算手段で吐出し水量を演算する
    ように構成したことを特徴とする先行待機型ポンプの吐
    出し水量測定装置。
  7. 【請求項7】 吸込水槽水位測定手段または吸込水槽に
    配置された水圧測定手段から出力される信号から立軸ポ
    ンプの羽根車より下方の羽根車ケーシングまたは吸込ベ
    ルマウスに大気と連通させて開口した吸気管の開口水位
    を算出し、この吸気管の開口水位に応じた複数の値をパ
    ラメータとして予め実測された立軸ポンプの吐出し水量
    と全揚程のポンプ性能特性曲線群から前記算出された吸
    気管の開口水位の値をパラメータとするポンプ性能特性
    曲線の関係式を選定し、吸込水槽水位測定手段または吸
    込水槽に配置された水圧測定手段から出力される信号と
    吐出し水槽水位測定手段または吐出し水槽に配置された
    水圧測定手段または吐出し圧力測定手段から出力される
    信号から実揚程を算出し、この実揚程と設定された管系
    統抵抗値から管路抵抗曲線の関係式を算出し、前記ポン
    プ性能特性曲線の関係式と管路抵抗曲線の関係式の交点
    を、ニュートン・ラフソン法により近似計算して前記立
    軸ポンプから吐出される吐出し水量を演算することを特
    徴とした先行待機型ポンプの吐出し水量測定方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の先行待機型ポンプの吐出
    し水量測定方法において、前記吸気管の開口水位に応じ
    た複数の値をパラメータとして予め実測されたポンプ性
    能特性曲線群に代えて、複数の管系統抵抗値をパラメー
    タとして前記吸気管の開口水位を変化させて予め実測さ
    れた吐出し水量および全揚程の関係式群から前記算出さ
    れた吸気管の開口水位の値をパラメータとするポンプ性
    能特性曲線の関係式を選定することを特徴とした先行待
    機型ポンプの吐出し水量測定方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の先行待機型ポン
    プの吐出し水量測定方法において、前記ポンプ性能特性
    曲線の関係式を、当該吸気管の開口水位における最高効
    率吐出し水量の点を分岐点として、2つの式で表わすこ
    とを特徴とした先行待機型ポンプの吐出し水量測定方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の先行待機型ポンプの吐
    出し水量測定方法において、前記ポンプ性能特性曲線の
    関係式を、当該吸気管の開口水位における最高効率吐出
    し水量より吐出し水量の少ない範囲で、空気の吸込みの
    ない通常運転のポンプ性能特性曲線を用いて算出するこ
    とを特徴とした先行待機型ポンプの吐出し水量測定方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008076291A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Torishima Pump Mfg Co Ltd 先行待機型立軸ポンプの排水量測定方法
CN117193095A (zh) * 2023-09-26 2023-12-08 无锡市德谷科技有限公司 一种水力泵站用智能控制系统

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