JPH06268932A - テレビカメラ - Google Patents
テレビカメラInfo
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- JPH06268932A JPH06268932A JP5050386A JP5038693A JPH06268932A JP H06268932 A JPH06268932 A JP H06268932A JP 5050386 A JP5050386 A JP 5050386A JP 5038693 A JP5038693 A JP 5038693A JP H06268932 A JPH06268932 A JP H06268932A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
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- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
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- 230000000750 progressive effect Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 4:3と16:9の間での画角切り換えを効
率的に実行可能で、かつ、安価なテレビカメラを提供す
ること。 【構成】 撮像素子としてCCDを使用するテレビカメ
ラにおいて、前記CCD撮像素子を4:3の画角に対応
するサイズ構成とするとともに、該CCD撮像素子の出
力を、4:3の画角に対応する映像出力を得る場合には
全走査線数分を飛越走査出力させ、16:9の画角に対
応する映像出力を得る場合には全走査線数のうちの所定
走査線分を1ライン毎の順次走査で出力させる如く構成
し、これらを適宜切り換え可能に構成したことを特徴と
するテレビカメラ、または、前記CCD撮像素子の出力
を全走査線数分を順次走査で出力させ、4:3の画角に
対応する映像出力を得る場合には飛越走査で出力し、1
6:9の画角に対応する映像出力を得る場合には全走査
線数のうちの所定走査線分を順次走査で出力させる如く
構成し、これらを適宜切り換え可能に構成したことを特
徴とするテレビカメラ。
率的に実行可能で、かつ、安価なテレビカメラを提供す
ること。 【構成】 撮像素子としてCCDを使用するテレビカメ
ラにおいて、前記CCD撮像素子を4:3の画角に対応
するサイズ構成とするとともに、該CCD撮像素子の出
力を、4:3の画角に対応する映像出力を得る場合には
全走査線数分を飛越走査出力させ、16:9の画角に対
応する映像出力を得る場合には全走査線数のうちの所定
走査線分を1ライン毎の順次走査で出力させる如く構成
し、これらを適宜切り換え可能に構成したことを特徴と
するテレビカメラ、または、前記CCD撮像素子の出力
を全走査線数分を順次走査で出力させ、4:3の画角に
対応する映像出力を得る場合には飛越走査で出力し、1
6:9の画角に対応する映像出力を得る場合には全走査
線数のうちの所定走査線分を順次走査で出力させる如く
構成し、これらを適宜切り換え可能に構成したことを特
徴とするテレビカメラ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCDを撮像素子として
使用するテレビカメラに関し、特に、従来の画角4:3
の飛越走査方式と画角16:9の順次走査方式間での画
角切り換えを効率的に実行可能なテレビカメラに関す
る。
使用するテレビカメラに関し、特に、従来の画角4:3
の飛越走査方式と画角16:9の順次走査方式間での画
角切り換えを効率的に実行可能なテレビカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、従来のNTSC方式のテレビジョ
ン放送方式に代って、より高解像度を有する 第2世代
EDTV(Extended Definition Television)方式の
放送の研究が盛んに行われている。ここで、問題となる
のは、両放送方式に兼用できるテレビジョンカメラを、
比較的安価に製造することである。すなわち、当面は従
来の画角4:3のNTSC方式のテレビジョン放送用に
使用するとしても、実験放送を含めた第2世代EDTV
方式の放送にも簡単に切り換えて使用できるテレビジョ
ンカメラを、比較的安価に得たいという問題である。従
来、CCDを撮像素子として使用するテレビカメラ(以
下、単に「テレビカメラ」という)において、横縦比1
6:9と4:3の間の画角切り換えを比較的簡単に行う
方式としては、16:9の画角に対応する映像出力が可
能に構成されたテレビカメラの映像出力から、4:3の
画角に対応する映像出力分だけを切り取って出力する方
式を用いたものが知られている。
ン放送方式に代って、より高解像度を有する 第2世代
EDTV(Extended Definition Television)方式の
放送の研究が盛んに行われている。ここで、問題となる
のは、両放送方式に兼用できるテレビジョンカメラを、
比較的安価に製造することである。すなわち、当面は従
来の画角4:3のNTSC方式のテレビジョン放送用に
使用するとしても、実験放送を含めた第2世代EDTV
方式の放送にも簡単に切り換えて使用できるテレビジョ
ンカメラを、比較的安価に得たいという問題である。従
来、CCDを撮像素子として使用するテレビカメラ(以
下、単に「テレビカメラ」という)において、横縦比1
6:9と4:3の間の画角切り換えを比較的簡単に行う
方式としては、16:9の画角に対応する映像出力が可
能に構成されたテレビカメラの映像出力から、4:3の
画角に対応する映像出力分だけを切り取って出力する方
式を用いたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、16:9の画角に対応する映像出力から4:3の画
角に対応する映像出力分だけを切り取る処理を、CCD
デバイス上で行うことは困難であるため、16:9の画
角に対応する映像出力を一旦メモリに出力して、該メモ
リ上で、4:3の画角に対応する映像出力分だけを切り
取る処理を行っている。この概念を、図4に示す。図4
中、斜線を施した部分は、16:9の画角に対応する映
像出力から4:3の画角に対応する映像出力分だけを出
力するために切り取られる部分を示している。しかしな
がら、この技術には、上述のメモリを含む処理部はメモ
リのアドレス制御が複雑になるため、装置が大型化し、
また、高価になるという重大な問題を有するものであっ
た。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、従来の技術における上述の如き問題
を解消し、4:3と16:9の間での画角切り換えを効
率的に実行可能で、かつ、安価なテレビカメラを提供す
ることにある。
は、16:9の画角に対応する映像出力から4:3の画
角に対応する映像出力分だけを切り取る処理を、CCD
デバイス上で行うことは困難であるため、16:9の画
角に対応する映像出力を一旦メモリに出力して、該メモ
リ上で、4:3の画角に対応する映像出力分だけを切り
取る処理を行っている。この概念を、図4に示す。図4
中、斜線を施した部分は、16:9の画角に対応する映
像出力から4:3の画角に対応する映像出力分だけを出
力するために切り取られる部分を示している。しかしな
がら、この技術には、上述のメモリを含む処理部はメモ
リのアドレス制御が複雑になるため、装置が大型化し、
また、高価になるという重大な問題を有するものであっ
た。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、従来の技術における上述の如き問題
を解消し、4:3と16:9の間での画角切り換えを効
率的に実行可能で、かつ、安価なテレビカメラを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、
(請求範囲と同様の内容)によって達成される。
(請求範囲と同様の内容)によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係るテレビカメラにおいては、基本的
には、図5に示す如く、従来の16:9の画角に対応す
る映像出力から4:3の画角に対応する映像出力分だけ
を切り取るのとは逆に、4:3の画角に対応する映像出
力から16:9の画角に対応する映像出力分だけを切り
取るようにしたものである。この場合、4:3の画角に
対応する映像出力時には、CCD撮像素子を公知の2ラ
イン加算モードで飛越走査出力するようにし、16:9
の画角に対応する映像出力時には、1ライン毎の順次走
査で出力するようにする。この構成により、CCDデバ
イス上で、4:3と16:9の間での画角切り換えを容
易に行うことが可能となる。なお、この方式によれば、
第2世代EDTVの方式とも整合のよいカメラ出力を取
り出すことが可能になる。
には、図5に示す如く、従来の16:9の画角に対応す
る映像出力から4:3の画角に対応する映像出力分だけ
を切り取るのとは逆に、4:3の画角に対応する映像出
力から16:9の画角に対応する映像出力分だけを切り
取るようにしたものである。この場合、4:3の画角に
対応する映像出力時には、CCD撮像素子を公知の2ラ
イン加算モードで飛越走査出力するようにし、16:9
の画角に対応する映像出力時には、1ライン毎の順次走
査で出力するようにする。この構成により、CCDデバ
イス上で、4:3と16:9の間での画角切り換えを容
易に行うことが可能となる。なお、この方式によれば、
第2世代EDTVの方式とも整合のよいカメラ出力を取
り出すことが可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係るテレビカ
メラに用いられるCCD撮像素子の構成を示す図であ
る。なお、本実施例に示すCCD撮像素子は、本出願人
が先に特願平4-96733号「テレビカメラ」により提案し
た、2系統の飛越走査信号を出力する如く構成されたこ
とを特徴とするものである。図1において、90はCC
D撮像素子を示しており、91は電荷蓄積部、92は水
平転送部(水平転送レジスタ:HSR)を示している。な
お、水平転送部92は、2個(92aと92b)設けられ
ている。上述の電荷蓄積部91は、詳細な図示は省略し
たが、二次元的に配列された画素(センサ)と、垂直方向
に配列された1本の画素列に対してそれぞれ設けられた
垂直転送部(垂直転送レジスタ)とから構成されている。
水平方向に配列された画素行(水平ライン)を480本と
する場合、本実施例においては、4:3の画角に対応す
る映像出力時には、CCD撮像素子を上述の480本の
走査線全部を用いての2ライン加算モードで飛越走査出
力する。
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係るテレビカ
メラに用いられるCCD撮像素子の構成を示す図であ
る。なお、本実施例に示すCCD撮像素子は、本出願人
が先に特願平4-96733号「テレビカメラ」により提案し
た、2系統の飛越走査信号を出力する如く構成されたこ
とを特徴とするものである。図1において、90はCC
D撮像素子を示しており、91は電荷蓄積部、92は水
平転送部(水平転送レジスタ:HSR)を示している。な
お、水平転送部92は、2個(92aと92b)設けられ
ている。上述の電荷蓄積部91は、詳細な図示は省略し
たが、二次元的に配列された画素(センサ)と、垂直方向
に配列された1本の画素列に対してそれぞれ設けられた
垂直転送部(垂直転送レジスタ)とから構成されている。
水平方向に配列された画素行(水平ライン)を480本と
する場合、本実施例においては、4:3の画角に対応す
る映像出力時には、CCD撮像素子を上述の480本の
走査線全部を用いての2ライン加算モードで飛越走査出
力する。
【0007】この場合の出力は、第1フィールドでは、
図1中の奇数番目とこれに続く偶数番目の水平ラインの
電荷を加算した値を第1の水平転送部92aから出力
し、第2フィールドでは、図1中の偶数番目とこれに続
く奇数番目の水平ラインの電荷を加算した値を第1の水
平転送部92aから出力することになる。一方、本実施
例に係る撮像素子において、16:9の画角に対応する
映像出力時には、CCD撮像素子の上述の480本の走
査線のうちの中央部の360本を用いて、2ラインずつ
の順次読み出しモードで出力する。この場合の出力は、
図1中の奇数番目と偶数番目の水平ラインの電荷を、第
1の水平転送部92aと第2の水平転送部92bとから
並列に出力することになる。上述の如き方式で読み出さ
れる4:3の画角に対応する映像出力と16:9の画角
に対応する映像出力は、テレビカメラ内で、以下に述べ
る如き方式により、適宜、切り換えて使用される。
図1中の奇数番目とこれに続く偶数番目の水平ラインの
電荷を加算した値を第1の水平転送部92aから出力
し、第2フィールドでは、図1中の偶数番目とこれに続
く奇数番目の水平ラインの電荷を加算した値を第1の水
平転送部92aから出力することになる。一方、本実施
例に係る撮像素子において、16:9の画角に対応する
映像出力時には、CCD撮像素子の上述の480本の走
査線のうちの中央部の360本を用いて、2ラインずつ
の順次読み出しモードで出力する。この場合の出力は、
図1中の奇数番目と偶数番目の水平ラインの電荷を、第
1の水平転送部92aと第2の水平転送部92bとから
並列に出力することになる。上述の如き方式で読み出さ
れる4:3の画角に対応する映像出力と16:9の画角
に対応する映像出力は、テレビカメラ内で、以下に述べ
る如き方式により、適宜、切り換えて使用される。
【0008】図2に、その構成例を示す。本構成例は、
上述の4:3の画角に対応する映像出力が可能な、48
0本の走査線を有するCCD撮像素子を用いて、16:
9の画角に対応する360本の走査線からの映像出力を
取り出すものである。図において、r1,r2,g1,g2,b
1およびb2は、それぞれ、R,G,B3色に対応して配置
された3個のCCD撮像素子の、第1の水平転送部92
aと第2の水平転送部92bの出力を示している。すな
わち、前述の480本の走査線全部を用いての2ライン
加算モードでの飛越走査出力時には、r1,g1,b1の 各
ラインからは、第1フィールドでの、図1中の奇数番目
とこれに続く偶数番目の水平ラインの電荷を加算した値
と、第2フィールドでの、図1中の偶数番目とこれに続
く奇数番目の水平ラインの電荷を加算した値とが、交互
に出力されることになる。
上述の4:3の画角に対応する映像出力が可能な、48
0本の走査線を有するCCD撮像素子を用いて、16:
9の画角に対応する360本の走査線からの映像出力を
取り出すものである。図において、r1,r2,g1,g2,b
1およびb2は、それぞれ、R,G,B3色に対応して配置
された3個のCCD撮像素子の、第1の水平転送部92
aと第2の水平転送部92bの出力を示している。すな
わち、前述の480本の走査線全部を用いての2ライン
加算モードでの飛越走査出力時には、r1,g1,b1の 各
ラインからは、第1フィールドでの、図1中の奇数番目
とこれに続く偶数番目の水平ラインの電荷を加算した値
と、第2フィールドでの、図1中の偶数番目とこれに続
く奇数番目の水平ラインの電荷を加算した値とが、交互
に出力されることになる。
【0009】また、前述の480本の走査線のうちの3
60本を用いての順次走査による出力時には、r1,r2,
g1,g2,b1およびb2の各ラインには、480本の走査
線に対応する図1中の奇数番目とこれに続く偶数番目の
水平ラインの電荷が、出力されることになる。但し、こ
のうちの上下合わせて120本の走査線に対応するデー
タは、後述する上下マスク部でカットされる。以下、具
体的に動作を説明する。まず、4:3の画角に対応する
映像出力を得る場合の動作を説明する。4:3の画角に
対応する映像出力を得る場合には、図2に示した構成例
において、r1,g1,b1の 各ラインに順次入力される2
ライン加算の飛越走査出力をそのまま、切り換え手段
(スイッチSW)25を通して出力させる。このような構
成により、従来の2ライン加算の飛越走査出力と同様の
出力を得ることができるので、これを用いて公知の回路
構成によりテレビジョン信号を作成する。
60本を用いての順次走査による出力時には、r1,r2,
g1,g2,b1およびb2の各ラインには、480本の走査
線に対応する図1中の奇数番目とこれに続く偶数番目の
水平ラインの電荷が、出力されることになる。但し、こ
のうちの上下合わせて120本の走査線に対応するデー
タは、後述する上下マスク部でカットされる。以下、具
体的に動作を説明する。まず、4:3の画角に対応する
映像出力を得る場合の動作を説明する。4:3の画角に
対応する映像出力を得る場合には、図2に示した構成例
において、r1,g1,b1の 各ラインに順次入力される2
ライン加算の飛越走査出力をそのまま、切り換え手段
(スイッチSW)25を通して出力させる。このような構
成により、従来の2ライン加算の飛越走査出力と同様の
出力を得ることができるので、これを用いて公知の回路
構成によりテレビジョン信号を作成する。
【0010】一方、16:9の画角に対応する映像出力
を得る場合には、図2に示した構成例において、r1,r
2,g1,g2,b1およびb2の各ラインに入力される2ライ
ン毎の電荷出力を、倍速変換回路21〜23により時間
圧縮し、2倍速信号R2,G2,B2を得た後、上下マスク
部24により 所定走査線番号のデータをカットし、1
6:9の画角に対応する信号R2',G2',B2'を得る。そ
して、この信号を切り換え手段(SW)25を通して出力
させ、これを用いて公知の回路構成によりテレビジョン
信号R,G,Bを作成する。上記実施例によれば、簡単な
切り換え手段を付加するのみで、4:3の画角に対応す
る映像出力と16:9の画角に対応する映像出力をテレ
ビカメラ内で切り換えることができ、実用上大きな効果
を得られるものである。図3に、本発明に係るテレビカ
メラの映像出力切り換え方式の他の実施例を示す。
を得る場合には、図2に示した構成例において、r1,r
2,g1,g2,b1およびb2の各ラインに入力される2ライ
ン毎の電荷出力を、倍速変換回路21〜23により時間
圧縮し、2倍速信号R2,G2,B2を得た後、上下マスク
部24により 所定走査線番号のデータをカットし、1
6:9の画角に対応する信号R2',G2',B2'を得る。そ
して、この信号を切り換え手段(SW)25を通して出力
させ、これを用いて公知の回路構成によりテレビジョン
信号R,G,Bを作成する。上記実施例によれば、簡単な
切り換え手段を付加するのみで、4:3の画角に対応す
る映像出力と16:9の画角に対応する映像出力をテレ
ビカメラ内で切り換えることができ、実用上大きな効果
を得られるものである。図3に、本発明に係るテレビカ
メラの映像出力切り換え方式の他の実施例を示す。
【0011】本実施例は、先に示した構成例が、従来の
画角4:3の飛越走査方式のテレビジョン放送用に使用
する映像出力を得るために有効な、2ライン加算の飛越
走査出力を基本としたものであったのに対して、いわゆ
る第2世代EDTVの方式との整合のよいカメラ出力を
取り出すために有効なプログレッシブCCDデバイスを
使用した例を示すものである。すなわち、本実施例にお
いては、CCD撮像素子の出力を全走査線数分順次走査
で出力させ、4:3の画角に対応する映像出力を得る場
合にはこれから2ライン加算モードでの出力を飛越走査
時と同じ出力速度で得、16:9の画角に対応する映像
出力を得る場合には全走査線数のうちの所定走査線分を
1ライン毎の順次走査出力時と同じ出力速度で出力させ
るものである。
画角4:3の飛越走査方式のテレビジョン放送用に使用
する映像出力を得るために有効な、2ライン加算の飛越
走査出力を基本としたものであったのに対して、いわゆ
る第2世代EDTVの方式との整合のよいカメラ出力を
取り出すために有効なプログレッシブCCDデバイスを
使用した例を示すものである。すなわち、本実施例にお
いては、CCD撮像素子の出力を全走査線数分順次走査
で出力させ、4:3の画角に対応する映像出力を得る場
合にはこれから2ライン加算モードでの出力を飛越走査
時と同じ出力速度で得、16:9の画角に対応する映像
出力を得る場合には全走査線数のうちの所定走査線分を
1ライン毎の順次走査出力時と同じ出力速度で出力させ
るものである。
【0012】図3中のr3,g3,b3の 各ラインには、前
述の如く、480本の走査線全部を用いて順次走査で出
力される。飛越走査時は、これから、時間伸長回路26
により、順次走査出力を飛越走査速度,2並列に変換
し、それを加算回路27で加算することにより、2ライ
ン加算出力を得る。これは、2ライン加算をせずに片方
のみを出力することで飛越走査としてもよい。また、前
述の480本の走査線のうちの360本を用いての順次
走査での出力時には、このうちの上下合わせて120本
の走査線に対応するデータを、前記上下マスク部24で
カットする。本実施例によれば、CCD撮像素子の外付
け回路による2ライン加算モードでの飛越走査出力を用
いての4:3の画角に対応する映像出力と、所要走査線
分のみを切り取った順次走査出力を用いての16:9の
画角に対応する映像出力を得ることが可能である。
述の如く、480本の走査線全部を用いて順次走査で出
力される。飛越走査時は、これから、時間伸長回路26
により、順次走査出力を飛越走査速度,2並列に変換
し、それを加算回路27で加算することにより、2ライ
ン加算出力を得る。これは、2ライン加算をせずに片方
のみを出力することで飛越走査としてもよい。また、前
述の480本の走査線のうちの360本を用いての順次
走査での出力時には、このうちの上下合わせて120本
の走査線に対応するデータを、前記上下マスク部24で
カットする。本実施例によれば、CCD撮像素子の外付
け回路による2ライン加算モードでの飛越走査出力を用
いての4:3の画角に対応する映像出力と、所要走査線
分のみを切り取った順次走査出力を用いての16:9の
画角に対応する映像出力を得ることが可能である。
【0013】なお、上記各実施例はいずれも本発明の一
例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべ
きものではないことは言うまでもないことである。例え
ば、本発明に係る技術を、本出願人が先に特願平4-967
33号「テレビカメラ」により提案した各テレビカメラと組
み合わせることが可能である。
例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべ
きものではないことは言うまでもないことである。例え
ば、本発明に係る技術を、本出願人が先に特願平4-967
33号「テレビカメラ」により提案した各テレビカメラと組
み合わせることが可能である。
【0014】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、4:3と16:9の間での画角切り換えを効率的
に実行可能で、かつ、安価なテレビカメラを実現できる
という顕著な効果を奏するものである。
れば、4:3と16:9の間での画角切り換えを効率的
に実行可能で、かつ、安価なテレビカメラを実現できる
という顕著な効果を奏するものである。
【図1】本発明の一実施例に係るテレビカメラに用いら
れるCCD撮像素子の構成を示す図である。
れるCCD撮像素子の構成を示す図である。
【図2】図1に示したCCD撮像素子を用いたテレビカ
メラの信号切り換え部の第1の構成例を示す図である。
メラの信号切り換え部の第1の構成例を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すテレビカメラの信号
切り換え部の第2の構成例を示す図である。
切り換え部の第2の構成例を示す図である。
【図4】従来の4:3と16:9の間での画角切り換え
の概念を示す図である。
の概念を示す図である。
【図5】本発明に係る上述の画角切り換えの概念を示す
図である。
図である。
21〜23:倍速変換回路、24:上下マスク部、2
5:切り換え手段(SW)、26:時間伸長回路、27:
加算回路。
5:切り換え手段(SW)、26:時間伸長回路、27:
加算回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 撮像素子としてCCDを使用するテレビ
カメラにおいて、前記CCD撮像素子を4:3の画角に
対応するサイズ構成とするとともに、該CCD撮像素子
の出力を、4:3の画角に対応する映像出力を得る場合
には全走査線数分を飛越走査出力させ、16:9の画角
に対応する映像出力を得る場合には全走査線数のうちの
所定走査線分を1ライン毎の順次走査で出力させる如く
構成し、これらを適宜切り換え可能に構成したことを特
徴とするテレビカメラ。 - 【請求項2】 撮像素子としてCCDを使用するテレビ
カメラにおいて、前記CCD撮像素子を4:3の画角に
対応するサイズ構成とするとともに、該CCD撮像素子
の出力を全走査線数分を順次走査で出力させ、4:3の
画角に対応する映像出力を得る場合には飛越走査で出力
し、16:9の画角に対応する映像出力を得る場合には
全走査線数のうちの所定走査線分を順次走査で出力させ
る如く構成し、これらを適宜切り換え可能に構成したこ
とを特徴とするテレビカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5050386A JPH06268932A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | テレビカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5050386A JPH06268932A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | テレビカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06268932A true JPH06268932A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12857434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5050386A Pending JPH06268932A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | テレビカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06268932A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7525589B2 (en) | 2003-08-27 | 2009-04-28 | Fujifilm Corporation | Video outputting method and device |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5050386A patent/JPH06268932A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7525589B2 (en) | 2003-08-27 | 2009-04-28 | Fujifilm Corporation | Video outputting method and device |
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