JPH0626843U - 多用途対応型介助バー - Google Patents

多用途対応型介助バー

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JPH0626843U
JPH0626843U JP6517092U JP6517092U JPH0626843U JP H0626843 U JPH0626843 U JP H0626843U JP 6517092 U JP6517092 U JP 6517092U JP 6517092 U JP6517092 U JP 6517092U JP H0626843 U JPH0626843 U JP H0626843U
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JP
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grip
attached
leg
side frame
support pipe
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JP6517092U
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功士 鈴木
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Paramount Bed Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる形状の複数の柵部材、または脚部と握
り部とを選択的に組み合わせ取り付けるようにする。 【構成】 基部3に脚部5または握り部6を、連結手段
4を介し選択的に組み合わせ取り付けるようにする。通
常の介助バーでは、握り部6を基部3に取り付ける。介
助手段他、側柵として機能させるには、先端がサイドフ
レーム2長手方向に曲げられた脚部26と、握り部6と
によって構成する。歩行訓練用の補助手段としては、一
端部がベッド幅方向に突出する形状の脚部27と、一端
部に病室床面に接するようにした補助脚28とによって
構成する。通常の側柵として機能させるには、サイドフ
レーム2長手方向に延びる柵部材29を適用する。 【効果】 状況に対応した機能の介助バーを構成するこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、脚部材、握り部、柵部材を組合せ構成することにより、介助手段の 他、柵として、さらには訓練手段としての機能等を持たせるようにした多用途対 応型介助バーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ベッドのサイドフレームには、側柵が取り付けられ、最近では、側 柵の他、長期療養者や、老人の機能回復訓練のための介助部材が備え付けられる ようになり、介助手段として大いに活用されている。このような介助部材は、通 常、サイドフレーム上に穿設された差し込み孔に、別個に用意された取り付け金 具(締め付けボルト、ナット)等によって、着脱自在に設けられる構成となってい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のような介助バーでは、あくまでも介助手段として機能す るのみであり、サイドフレーム上において、必要に応じて、取外したり取り付け たりする必要があり、看護婦等の手を大いに煩わすこととなっている。また、そ れらの物には、取外した際の保管上の問題もある。 本考案はこのような課題を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するために、本考案は、ベッド等のサイドフレームに取り 付けられる基部に、連結手段を介して取り付けられるように規格化した複数の互 いに異なる形状の柵部材、脚部および握り部とを備え、これら柵部材、脚部およ び握り部を状況に対応して選択的に組み合わせ構成するようにしたものである。 前述の構成において、基部は、サイドフレームに穿設された取付孔に差し込む ための支持パイプと、この支持パイプに挿通される取付ボルトと、取付ボルトに 螺合するナット部材とを具備し、前記支持パイプとナット部材とは、支持パイプ の軸方向に対して傾斜して形成された面を介し接すると共に、取付ボルトにより サイドフレームに締め付け固定する構成としたものである。 さらに、前記連結手段は、取り付けるべき柵部材、または脚部、握り部のうち 、一方側端部に他方側端部を嵌挿させる構成とし、内側となる他方側端部内面に 屈曲状態で弾性板を装着すると共に、この弾性板に突起部を形成する一方、他方 側端部および一方側端部にそれぞれ穿設された穴を介して前記突起部を突出させ 、前記一方側端部に軸方向に切り込みを設け、これら切り込みを横切るように、 一方側端部の外周に沿って螺刻したねじ部を形成し、このねじ部にジョイントナ ットを螺合させて締め付ける構成としたものである。
【0005】
【作用】
サイドフレームに取り付けた基部に、脚部を連結手段により固定し取り付ける 。次いで、握り部を脚部に連結手段を介し取付固定する。この際、使用状況に応 じて異なった形状の脚部や握り部をそれぞれ選択して、組み立てるようにすると 、異なる機能を持たせた多用途対応型介助バーとすることができる。
【0006】
【実施例】
次に、本考案にかかる多用途対応型介助バーについて、一実施例を挙げ、添付 の図面を参照しながら以下説明する。 図1に、本考案にかかる介助バー1を示す。この介助バー1は、ベッドのサイ ドフレーム2に取り付けられる基部3と、この基部3に連結手段4により着脱自 在に設けられる脚部5と、この脚部5に連結手段4により着脱自在に取り付ける ようにした握り部6とを具備するものである。
【0007】 前記基部3は、図2に示すように、サイドフレーム2に穿設された取付孔7a 、7bに差し込むための支持パイプ8a、8bと、この支持パイプ8a、8bに 挿通される取付ボルト9a、9bと、取付ボルト9a、9bに螺合するナット部 材10a、10bを具備し、前記支持パイプ8a、8bとナット部材10a、1 0bとは、支持パイプ8a、8bの軸方向に対して傾斜して形成された面を介し 接する構成としたものである。 また、基部3の上面には、脚部5に接続するための支柱パイプ11a、11b が突設されている。なお、かかる基部3は、カバー部材12によって蔽われるよ うになっている。
【0008】 前記脚部5は、クランク形状を有し、一端部を連結手段4を介して支柱パイプ 11a、11bに取り付けられるようになっており、他端部に連結手段4を介し て握り部6を接続する構成となっている。 前記脚部5と支柱パイプ11a、11bとの連結手段4において、図3に示す ように、支柱パイプ11a、11bの端部が内側になるように、脚部5の支柱パ イプ11a、11bの端部を嵌挿するようになっている。前記支柱パイプ11a 、11bの端部内面には、屈曲状態の弾性板12が装着されると共に、この弾性 板12の支柱パイプ11a、11bの内壁に接する部位に、突起部13が形成さ れる一方、支柱パイプ11a、11bの内壁には前記突起部13を突出させるた めの穴14が形成されている。 一方、前記脚部5の端部には軸方向に切り込み15と、これら切り込み15を 横切るように、脚部5の外周に沿ってねじ部16が螺刻されている。さらに、脚 部5の端部に支柱パイプ11a、11bの端部を嵌挿させたとき、脚部5の端部 には、弾性板12の突起部13が嵌合する穴17が形成される。 そして、前記脚部5の外周に沿って螺刻されたねじ部16には、ジョイントナ ット18が螺合するようになっている。
【0009】 さらに、脚部5と握り部6とを接合する連結手段4も同様の構成を有している 。この場合、脚部5の端部を内側にして、握り部6の端部を外側になる形態とし ている(図4参照)。 脚部5の端部内側には、屈曲状態の弾性板19が装着され、穴20を介して、 弾性板19の突起部21を突出させている。一方、握り部6側の端部には、切り 込み22が形成されると共に、外周にねじ部23が螺刻されている。また、握り 部6側の端部には、脚部5の端部における弾性板19の突起部21を突出させる ように穴24が形成されている。かかる連結箇所は、握り部6側の端部のねじ部 23にジョイントナット25を螺合することにより、締め付け固定される構造と なっている。
【0010】 以上のような構成であるので、サイドフレーム2に取り付けた基部3に、脚部 5を連結手段4により容易に着脱することが可能である。また、握り部6も、脚 部5に連結手段4によって着脱することができる。 すなわち、基部3の支柱パイプ11a、11bの端部を脚部5の端部に嵌挿さ せ、弾性板12の突起部13を支柱パイプ11a、11bの穴14、そして、脚 部5の端部の穴17から突出させるようにする。次いで、ジョイントナット18 を脚部5の端部のねじ部16に螺合させる。脚部5の端部は、支柱パイプ11a 、11b端部を締め付けていき、がたつかないように固定される。 脚部5に握り部6を取り付けるときも連結手段4によって固定することができ る。なお、基部3から、脚部5を取り外すときは、先ず、ジョイントナット18 を脚部5の端部のねじ部16から外し、図5に示すように、弾性板12の突起部 13を押し込み、脚部5の端部の穴17、そして、支柱パイプ11a、11bの 穴14から係脱させて、支柱パイプ11a、11bから脚部5を引き抜くように する。 脚部5から握り部6を取り外すときも同様に行う。
【0011】 ところで、以上のような脚部5や握り部6は、異なった形状のものを備えてい るので、目的に対応した介助バーを構成するべく、適切な脚部5や握り部6を選 択して組み立てることができる。 例えば、握り部6を基部3に取り付けると、通常の介助バーとして機能する。 取付作業は、連結手段4を操作するだけでよいので、容易に取り付けることがで き作業は簡単であり、構造も単純である(図6参照)。
【0012】 また、図7に示すように、基部3に、先端がサイドフレーム2軸方向に曲げら れた脚部26と、握り部6を取り付けると、介助手段他、側柵としても機能する ものとなる。
【0013】 また、図8に示すように、基部3に、一端部がベッド幅方向に突出する形状の 脚部27と、前記一端部に病室床面に接するようにした補助脚28とを組付ける と、患者の歩行訓練用の補助手段としても機能させることができる。
【0014】 さらに、図9のように、基部3に、サイドフレーム2軸方向に延びる柵部材2 9を取り付けると、通常の側柵として機能させることができる。
【0015】 以上、基部3に、異なった形状の脚部や、握り部、柵部材を組合せ、取り付け た例を列挙し、説明したが、いずれにしても、基部3における支柱パイプ11a 、11bに取り付けられるように規格化され、且つ連結手段を同構造とすれば、 さらに他の形状のものを組合せて、別な機能の介助バーとして構成することがで きる。
【0016】
【考案の効果】
以上の通り、本考案によれば、状況に対応した機能の介助バーを構成すること ができる。また、連結手段も共通化することにより、組付け、取外しを容易に行 うことができる。構成部品を共通化、規格化することによって、大量生産が可能 であり、コスト的にも有利である。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる多用途対応型介助バーの一実施
例を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示す多用途対応型介助バーの分解説明図
である。
【図3】本考案にかかる多用途対応型介助バーの連結手
段の分解斜視説明図である。
【図4】脚部と握り部との連結箇所を示す斜視説明図で
ある。
【図5】図3に示す連結手段の取外し操作を説明する説
明図である。
【図6】本考案にかかる多用途対応型介助バーの別の組
合せ構成例を示す外観斜視図である。
【図7】本考案にかかる多用途対応型介助バーの別の組
合せ構成例を示す外観斜視図である。
【図8】本考案にかかる多用途対応型介助バーの別の組
合せ構成例を示す外観斜視図である。
【図9】本考案にかかる多用途対応型介助バーの別の組
合せ構成例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 介助バー 2 サイドフレーム 3 基部 4 連結手段 5 脚部 6 握り部 7a、7b 取付穴 8a、8b 支持パイプ 9a、9b 取付ボルト 10a、10b ナット部材 11a、11b 支柱パイプ 12、19 弾性板 13、21 突起部 14、17、20、24 穴 15、22 切り込み 16、23 ねじ部 18、25 ジョイントナット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド等のサイドフレームに取り付け
    られる基部に、連結手段を介して取り付けられるように
    規格化した複数の互いに異なる形状の柵部材、脚部およ
    び握り部とを備え、これら柵部材、脚部および握り部を
    状況に対応して選択的に組み合わせ構成することを特徴
    とする多用途対応型介助バー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基部は、サイドフレー
    ムに穿設された取付孔に差し込むための支持パイプと、
    この支持パイプに挿通される取付ボルトと、取付ボルト
    に螺合するナット部材とを具備し、前記支持パイプとナ
    ット部材とは、支持パイプの軸方向に対して傾斜して形
    成された面を介し接すると共に、取付ボルトによりサイ
    ドフレームに締め付け固定する構成としたことを特徴と
    する多用途対応型介助バー。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の連結手段は、取り付け
    るべき柵部材、または脚部、握り部のうち、一方側端部
    に他方側端部を嵌挿させる構成とし、内側となる他方側
    端部内面に屈曲状態で弾性板を装着すると共に、この弾
    性板に突起部を形成する一方、他方側端部および一方側
    端部にそれぞれ穿設された穴を介して前記突起部を突出
    させ、前記一方側端部に軸方向に切り込みを設け、これ
    ら切り込みを横切るように、一方側端部の外周に沿って
    螺刻したねじ部を形成し、このねじ部にジョイントナッ
    トを螺合させて締め付ける構成とすることを特徴とする
    多用途対応型介助バー。
JP1992065170U 1992-09-18 1992-09-18 多用途対応型介助バー Expired - Lifetime JPH074020Y2 (ja)

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