JPH0626804U - 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル支持機構 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置用受信コイル支持機構

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JPH0626804U
JPH0626804U JP6968792U JP6968792U JPH0626804U JP H0626804 U JPH0626804 U JP H0626804U JP 6968792 U JP6968792 U JP 6968792U JP 6968792 U JP6968792 U JP 6968792U JP H0626804 U JPH0626804 U JP H0626804U
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JP
Japan
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rail base
receiving coil
head
magnetic resonance
resonance imaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP6968792U
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English (en)
Inventor
靖由 来嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】極めて簡単な構成によって、不必要時に容易に
ベッドから取り外すことができる。 【構成】天板に着脱固定部を介して取り付けられるレー
ルベースと、このレールベースに固定して取り付けられ
る頭受けと、前記レールベースに着脱自在に取り付けら
れかつ前記頭受けに対して進退動して位置決めのできる
受信コイルとからなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気共鳴イメージング装置用受信コイル支持機構に係り、その受信 コイルが頭受けに対して進退動して位置決めがなされる磁気共鳴イメージング装 置用受信コイル支持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気共鳴イメージング装置は、その被検体を載置するベッド上において、該被 検体の頭部を安定させて載せるための桶状に形成した断面円弧形の頭受けと、こ の頭受けに載せられた頭部を該頭受けとともに受け入れる円筒形状の受信コイル とが備えられ、さらに、該受信コイルが頭受けに対して進退動できるように構成 され、被検体の頭部に対して受信コイルが任意の位置に位置決めができるように なっている。 そして、このように受信コイルを進退動させる受信コイル支持機構は、ベッド (正確にはベッドに対しその長手方向にスライドする天板)上に配置されたレー ルベースと、このレールベース上にスライドしかつ受信コイルを支持するスライ ド部材とから構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された受信コイル支持機構は、ベッド上に固定 されて構成されていたため、頭部以外の身体の各箇所を専門に検査するような場 合に、たとえば頭受け等が邪魔になり被検体の自由な配置に制約が付されていた 。 それ故、本考案はこのような事情に基づいてなされたものであり、その目的と するところのものは、極めて簡単な構成によって、不必要時に容易にベッドから 取り外すことのできる受信コイル支持機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 このような目的を達成するために、本考案による受信コイル支持機構は、天板 に着脱固定機構を介して取り付けられるレールベースと、このレールベースに固 定して取り付けられる頭受けと、前記レールベースに着脱自在に取り付けられか つ前記頭受けに対して進退動して位置決めのできる受信コイルとからなることを 特徴とするものである。
【0005】
【作用】
このように構成した受信コイル支持機構によれば、受信コイルの必要時におい て、天板にレールベースを装着した後、さらに該レールベースに受信コイルを装 着しこの受信コイルを頭受けに対して進退動させて位置決めを行なうことができ る。 そして、受信コイルの不必要時には、この受信コイルのみを取り外すことがで きるようになる。 この場合において、受信コイルを取り外したレールベース上の頭受けが不要の 場合には、さらに該レールベースをも天板から取り外すこともできる。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案による磁気共鳴イメージング装置用受信コイル支持機構の一実 施例を示す斜視構成図である。 同図において、ベッド(図示せず)上に配置され、このベッド上をその長手方 向にスライドできる天板10が配置されている。 この天板10上の長手方向の端部には、この天板10に着脱固定部19にて固 定されたレールベース1が配置されている。そして、このレールベース1上には 、被検体の頭部Hが載置される頭受け4が固定され、この頭受け4に対して前記 被検体と反対側の位置には受信コイル9が設置されるようになっている。 さらに、設置された前記受信コイル9は、被検体側にスライドできるようにな っており、これにより、前記頭受け4ごと前記被検体の頭部Hを覆うようになっ ている。 以下、前記レールベース1、このレールベース1の着脱固定部19,受信コイ ル9、および頭受け4のそれぞれについて詳述する。
【0007】 レールベース1 そのベース5の長手方向に延在する両辺にそれぞれレール6が設けられている 。このレール6は、図1のII−II線における断面図である図2に示すように、断 面L字状の部材からなり、上部張出し部14が互いに向き合うように前記ベース 5に固定されている。これにより、各レール6の互いに向き合う面には凹条溝が 形成される構成となる。 なお、前記各レール6の凹条溝の間には、受信コイル6を支持するスライド部 材2が嵌合され、これにより前記受信コイル6は図中図面に垂直方向にスライド できるようになっている。
【0008】 着脱固定部19 前記レールベース1の天板10側の端部に設けられたものとなっており、図1 のIII−III線における断面図である図3に示すように、前記天板10に固定され たガイドブロック11が嵌合されるガイド用孔5aが形成されている。 前記ガイドブロック11は、レールベース1の長手方向に直交する対辺のそれ ぞれにおいて、傾斜面となっており、これら各傾斜面は互いに平行になっている 。 これに従い、前記ガイド用孔5aにおいても、その内壁面のうちの対応する対 辺のそれぞれにおいて傾斜面を有するようになっている。
【0009】 このようにガイドブロック11,ガイド用孔5aに傾斜面を有するのは、前記 レールベース1を天板10に対して平行になるように上方に位置づけ、そのまま の状態で、図3に示す矢印D方向へ移動させることにより、前記ガイド用孔5a 内にガイドブロック11が挿入されるためである。 そして、レールベース1の天板10の端部において、蝶番8を介してストッパ ブロック7が取付けられ、このストッパブロック7を該レールベース7に対して その直角方向に位置付けた状態から延在方向へ位置づけることができるようにな っている。
【0010】 ここで、前記レールベース1は、天板10に形成された凹陥部10aに嵌合し て配置できるようになっているが、特に、該レールベース1の前記端部において 、前記凹陥部10aは該レールベース1よりも大きく形成され、前記ストッパブ ロック11を回動させて該レールベース1の延在方向に位置づけた際に、該スト ッパブロック7ごとレールベース1が前記凹陥部10aに完全に嵌合できるよう になっている。
【0011】 このように構成することによって、前記ガイドブロック11を回動させて該レ ールベース1に対して直角方向に位置づけ(凹陥部10aから取り出すことにな る)ない限り、該レールベース1は天板10から全く外れないことになる。 また、受信コイル9の使用時にかかる荷重Fは、天板10の端部5bを支点と して前記ガイドブロック11の付近にて上向きの力となってかかることになるが 、その力を前記傾斜面で抑制するとともに、その反力がレールベース1を固定さ せる方向へと作用するため、たとえばネジあるいは他の固定手段等を用いること なく堅固な着脱固定部19を構成することができる。
【0012】 受信コイル9 図4に示すように、受信コイル9はスライド部材2に固定されている。このス ライド部材は、そのスライド方向と一致付けられる両辺のそれぞれのほぼ中央部 に切欠き17が設けられ、これにより前記両辺のそれぞれの前端部および後端部 には突出部18が形成されるようになっている。 そして、これにともない、レール6には、前記スライド部材2の両辺の形状に 合わせた切欠き15および突出部16が形成されている。 これによって、受信コイル9は、そのスライド部材2とともに、所定の位置で 垂直に下ろすことによってのみ着装でき、また、その後は、前記レール6に沿っ てスライドさせることができるようになっている。
【0013】 なお、図4に示すように、レール6の端部には、ストッパ3が設けられており 、このストッパ3によって、前記受信コイル9がそのスライド方向にレール6か ら外れるのを防止している。
【0014】 頭受け4 図1に示すように、頭受け4は、レールベース1に固定されている。その固定 は受信コイル9の配置個所と反対側におけるほぼ一点でなされ、これにより、受 信コイル9が該頭受け4側にスライドされた場合に、該頭受け4の大部分を被う に到るまでスライドできるようになっている。 このように構成した受信コイル支持機構は、受信コイル9の必要時において、 天板にレールベース1を装着した後、さらに該レールベース1に受信コイル9を 装着しこの受信コイル9を頭受け4に対して進退動させて位置決めを行なうこと ができる。 そして、受信コイル9の不必要時には、この受信コイル9のみを取り外すこと ができるようになる。 この場合において、受信コイル9を取り外したレールベース1上の頭受け4が 不要の場合には、さらに該レールベース1をも天板から取り外すこともできるよ うになる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したことから明らかなように、本考案による磁気共鳴イメージング装 置用受信コイル支持機構によれば、極めて簡単な構成によって、不必要時に容易 にベッドから取り外すことのできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による磁気共鳴イメージング装置用受信
コイル支持機構の一実施例を示す斜視構成図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】図1のIII−III線における断面図である。
【図4】本考案による磁気共鳴イメージング装置用受信
コイル支持機構の受信コイル部の一実施例を示す斜視構
成図である。
【符号の説明】
1 レールベース 4 頭受け 6 レール 9 受信コイル 10 天板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板に着脱固定部を介して取り付けられる
    レールベースと、このレールベースに固定して取り付け
    られる頭受けと、前記レールベースに着脱自在に取り付
    けられかつ前記頭受けに対して進退動して位置決めので
    きる受信コイルとからなることを特徴とする磁気共鳴イ
    メージング装置用受信コイル支持機構。
JP6968792U 1992-09-11 1992-09-11 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル支持機構 Pending JPH0626804U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6968792U JPH0626804U (ja) 1992-09-11 1992-09-11 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル支持機構

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JP6968792U JPH0626804U (ja) 1992-09-11 1992-09-11 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル支持機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0626804U true JPH0626804U (ja) 1994-04-12

Family

ID=13410034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6968792U Pending JPH0626804U (ja) 1992-09-11 1992-09-11 磁気共鳴イメージング装置用受信コイル支持機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH0626804U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014533978A (ja) * 2011-09-28 2014-12-18 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ Rtテーブル面充填材
JP2015104487A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 株式会社東芝 コイル搬送装置及びコイル据付方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014533978A (ja) * 2011-09-28 2014-12-18 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ Rtテーブル面充填材
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