JPH06267339A - フラットリボンケーブル及びそれを使用したハイブリ ッドケーブル - Google Patents
フラットリボンケーブル及びそれを使用したハイブリ ッドケーブルInfo
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- JPH06267339A JPH06267339A JP6060073A JP6007394A JPH06267339A JP H06267339 A JPH06267339 A JP H06267339A JP 6060073 A JP6060073 A JP 6060073A JP 6007394 A JP6007394 A JP 6007394A JP H06267339 A JPH06267339 A JP H06267339A
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- Japan
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- cable
- ribbon
- conductors
- binding
- hybrid
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B9/00—Power cables
- H01B9/003—Power cables including electrical control or communication wires
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/08—Flat or ribbon cables
- H01B7/0823—Parallel wires, incorporated in a flat insulating profile
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大直径の導体同士を連結する架橋部を折曲げ
容易としたフラットリボンケーブル及びそれを使用した
ハイブリッドリボンケーブルを提供すること。 【構成】 フラットリボンケーブル２は大直径の導体10
−12と小直径の導体21−26を含む結束リボン30を有す
る。結束リボン30の各導体を連結する架橋部33のうち少
なくとも大直径の導体10、11間を結ぶ架橋部33の少なく
とも一部を折曲げ容易な波形とした。フラットリボンケ
ーブル２はこの波形のついた架橋部33で折畳まれてケー
ス50に収容されハイブリッドケーブルが構成される。
容易としたフラットリボンケーブル及びそれを使用した
ハイブリッドリボンケーブルを提供すること。 【構成】 フラットリボンケーブル２は大直径の導体10
−12と小直径の導体21−26を含む結束リボン30を有す
る。結束リボン30の各導体を連結する架橋部33のうち少
なくとも大直径の導体10、11間を結ぶ架橋部33の少なく
とも一部を折曲げ容易な波形とした。フラットリボンケ
ーブル２はこの波形のついた架橋部33で折畳まれてケー
ス50に収容されハイブリッドケーブルが構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気分岐ケーブルに関
し、特に波形の結束リボンに保持された複数の導体を有
するフラットリボンケーブル及びそれを使用したハイブ
リッド（混成）ケーブルに関する。
し、特に波形の結束リボンに保持された複数の導体を有
するフラットリボンケーブル及びそれを使用したハイブ
リッド（混成）ケーブルに関する。
【０００２】
【従来の技術およびその問題点】住宅用の電気系続は、
典型的には種々の異なる伝送ケーブル及び配線ケーブル
によって構成される。例えば、通信設備、娯楽設備、警
報設備等の各々は、多数の電力線、制御線、アナログ及
びデジタル通信線を介して連結しなければならない。そ
の結果引込みケーブルの取違えがよく生じる。
典型的には種々の異なる伝送ケーブル及び配線ケーブル
によって構成される。例えば、通信設備、娯楽設備、警
報設備等の各々は、多数の電力線、制御線、アナログ及
びデジタル通信線を介して連結しなければならない。そ
の結果引込みケーブルの取違えがよく生じる。
【０００３】分岐したハイブリッドケーブルは、個別の
ケーブルが散在するのを防ぐ為に導入されたものであ
る。ハイブリッドケーブルは多数の内部導体を有する単
一のケーブルである。導体は110 ボルト、60ヘルツの電
源、データ通信、及び制御を含む異なる目的に供され
る。ミラー等に付与された米国特許第5,053,583 号公報
には多導体のフラットリボンケーブル（以下、単にリボ
ンケーブルという）が略筒形の外部ケース内に巻回され
束ねられた典型的なハイブリッドケーブルが開示されて
いる。リボンケーブルは成端が容易であり、束ねられて
筒状にすることによって、住宅の骨組を通ってハイブリ
ッドケーブルを取付け且つ伸長することが容易になる。
ケーブルが散在するのを防ぐ為に導入されたものであ
る。ハイブリッドケーブルは多数の内部導体を有する単
一のケーブルである。導体は110 ボルト、60ヘルツの電
源、データ通信、及び制御を含む異なる目的に供され
る。ミラー等に付与された米国特許第5,053,583 号公報
には多導体のフラットリボンケーブル（以下、単にリボ
ンケーブルという）が略筒形の外部ケース内に巻回され
束ねられた典型的なハイブリッドケーブルが開示されて
いる。リボンケーブルは成端が容易であり、束ねられて
筒状にすることによって、住宅の骨組を通ってハイブリ
ッドケーブルを取付け且つ伸長することが容易になる。
【０００４】更に取付けを容易にする為に、ハイブリッ
ドケーブルは可能な限り柔軟でなければならない。しか
し、種々の信号導体、電力用導体、等の全てはケーブル
の柔軟性を低下させる。更に内部導体が接近しているこ
とにより漏話が生じるので内部の遮蔽が必要となる。こ
れはケーブルの柔軟性を更に低下させることになる。例
えば、前述の米国特許第5,053,583 号公報に開示された
組み合わされた薄い金属の層はケーブルの剛性をその軸
線に沿って著しく増大させる。
ドケーブルは可能な限り柔軟でなければならない。しか
し、種々の信号導体、電力用導体、等の全てはケーブル
の柔軟性を低下させる。更に内部導体が接近しているこ
とにより漏話が生じるので内部の遮蔽が必要となる。こ
れはケーブルの柔軟性を更に低下させることになる。例
えば、前述の米国特許第5,053,583 号公報に開示された
組み合わされた薄い金属の層はケーブルの剛性をその軸
線に沿って著しく増大させる。
【０００５】ミラーに付与された米国特許第5,097,099
号公報には、複合ファイバーシールドの形態で部分的な
解決策が示されている。複合シールドは電磁干渉（ＥＭ
Ｉ）から導体を保護し、繊維質の性質は束ねられたケー
ブルの軸線方向の堅さを限定しない。改善策はシールド
に限定される。このことはケーブルの他の部品の一層の
柔軟性に余裕を残す。
号公報には、複合ファイバーシールドの形態で部分的な
解決策が示されている。複合シールドは電磁干渉（ＥＭ
Ｉ）から導体を保護し、繊維質の性質は束ねられたケー
ブルの軸線方向の堅さを限定しない。改善策はシールド
に限定される。このことはケーブルの他の部品の一層の
柔軟性に余裕を残す。
【０００６】更に、束ねられたハイブリッドケーブルの
製造は外部シェルに納める前にリボンケーブルを巻回す
ることを含む。斯るケーブルの取付け及び補修には、シ
ェルの剥離、リボンケーブルの展開及び導体の位置決め
が必要となる。内部のリボンケーブルを頻繁に扱うとす
れば、柔軟性を増加させて折曲げ及び展開を容易にする
ことは大きな効果がある。
製造は外部シェルに納める前にリボンケーブルを巻回す
ることを含む。斯るケーブルの取付け及び補修には、シ
ェルの剥離、リボンケーブルの展開及び導体の位置決め
が必要となる。内部のリボンケーブルを頻繁に扱うとす
れば、柔軟性を増加させて折曲げ及び展開を容易にする
ことは大きな効果がある。
【０００７】
【課題解決の為の手段】本発明は革新的な解決策を提供
する。
する。
【０００８】本発明はハイブリッド分岐ケーブルの形状
に束ねることが容易になるようにフラットリボンケーブ
ルを改良したものである。
に束ねることが容易になるようにフラットリボンケーブ
ルを改良したものである。
【０００９】このフラットリボンケーブルは多導体を覆
い、平行且つ隣接した関係にそれらを維持する可撓性、
且つ絶縁性の結束リボンを含む。この結束リボンは隣接
する導体を架橋する１個以上の領域に沿う波形状に形成
され、筒状の外部ケース内に更に収容するのに結束リボ
ンを折り畳み乃至折曲げるのを容易にする。
い、平行且つ隣接した関係にそれらを維持する可撓性、
且つ絶縁性の結束リボンを含む。この結束リボンは隣接
する導体を架橋する１個以上の領域に沿う波形状に形成
され、筒状の外部ケース内に更に収容するのに結束リボ
ンを折り畳み乃至折曲げるのを容易にする。
【００１０】波形形状は小じわを設けたうね、角度付き
の溝、矩形の切欠き、台形の切欠き、又は他の適切な形
状としてもよい。また波形形状は、所望の可撓性を得る
為に結束リボンの架橋部の１個以上の表面に沿って形成
してもよい。
の溝、矩形の切欠き、台形の切欠き、又は他の適切な形
状としてもよい。また波形形状は、所望の可撓性を得る
為に結束リボンの架橋部の１個以上の表面に沿って形成
してもよい。
【００１１】以上の如く、本発明のフラットケーブル
は、可撓性且つ絶縁性の結束リボンによって複数の大直
径及び小直径の導体を平行に離隔し、且つ隣接した関係
に含み、前記各導体は前記結束リボンの架橋部によって
連結されたフラットリボンケーブルにおいて、隣接する
少なくとも１ケ所の前記大直径の導体同士間の前記架橋
部の少なくとも１部を折曲げ容易な波形形状とすること
を特徴とする。
は、可撓性且つ絶縁性の結束リボンによって複数の大直
径及び小直径の導体を平行に離隔し、且つ隣接した関係
に含み、前記各導体は前記結束リボンの架橋部によって
連結されたフラットリボンケーブルにおいて、隣接する
少なくとも１ケ所の前記大直径の導体同士間の前記架橋
部の少なくとも１部を折曲げ容易な波形形状とすること
を特徴とする。
【００１２】更に本発明のハイブリッドケーブルは、絶
縁性の略筒状のケースと、該ケース内に収容され、可撓
性且つ絶縁性の結束リボンによって複数の大直径及び小
直径の導体を平行に離隔して含むと共に前記導体間を前
記結束リボンの架橋部によって連結したフラットリボン
ケーブルと、を具えるハイブリッドケーブルにおいて、
前記フラットリボンケーブルは、隣接する少なくとも１
ケ所の前記大直径の導体同士間の前記架橋部の少なくと
も１部を折曲げ容易な波形形状とすると共に前記架橋部
で折曲げられて前記ケース内に収容されることを特徴と
する。
縁性の略筒状のケースと、該ケース内に収容され、可撓
性且つ絶縁性の結束リボンによって複数の大直径及び小
直径の導体を平行に離隔して含むと共に前記導体間を前
記結束リボンの架橋部によって連結したフラットリボン
ケーブルと、を具えるハイブリッドケーブルにおいて、
前記フラットリボンケーブルは、隣接する少なくとも１
ケ所の前記大直径の導体同士間の前記架橋部の少なくと
も１部を折曲げ容易な波形形状とすると共に前記架橋部
で折曲げられて前記ケース内に収容されることを特徴と
する。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の好適実施例について添付図を
参照して詳細に説明する。
参照して詳細に説明する。
【００１４】図１は結束されたハイブリッドケーブルに
使用するのに特に適した典型的な多導体のフラットリボ
ンケーブル（以下単にリボンケーブルという）２の断面
図である。リボンケーブル２は最初平板状に形成され、
可撓性且つ絶縁性の結束リボン30に埋め込まれた16以上
の別体の導体を保持することができる。図２は６本の信
号用導体21乃至26に沿って３本の電力用導体10、11、12
が示されており、それらは結束リボン30によって離隔し
て隣接した状態に保持されている。
使用するのに特に適した典型的な多導体のフラットリボ
ンケーブル（以下単にリボンケーブルという）２の断面
図である。リボンケーブル２は最初平板状に形成され、
可撓性且つ絶縁性の結束リボン30に埋め込まれた16以上
の別体の導体を保持することができる。図２は６本の信
号用導体21乃至26に沿って３本の電力用導体10、11、12
が示されており、それらは結束リボン30によって離隔し
て隣接した状態に保持されている。
【００１５】リボンケーブル２は電力用導体10−12、及
び信号用導体21−26の周囲に絶縁リボンを押出し加工し
て成形してもよい。各電力用導体10−12及び信号用導体
21−26の各々は追加の絶縁塗装をしてもよい。例えば、
図に於て各電力用導体10−12は、追加の絶縁層に囲まれ
ている。絶縁性の結束リボン30は追加の絶縁層13−15の
周囲に押出し加工されている。従来の方法では、押出し
加工された結束リボン30内に保持された全ての各導体10
−15は、色で識別された追加の絶縁性塗装によって取囲
まれる。下記の表は代表的な導体及びそれに対応する色
彩計画を列挙したものである。 （表Ｉ） １−電話線 ＃１ 黒 24番線 ２−電話線 ＃１ 赤 24番線 ３−電話線 ＃２ 緑 24番線 ４−電話線 ＃２ 黄 24番線 ５−直流＋12ボルト 黒 18番線 ６−直流−12ボルト 白 18番線 ７−データ ＃１ 紫 24番線 ８−データ ＃２ 茶 24番線 ９−データ接地 緑／黄線 24番線 10−クロック ＃１ 茶 24番線 11−クロック ＃２ オレンジ 24番線 12−電源 中立 白 12又は14番
線 13−電源 接地 緑 12又は14番
線 14−電源 活線 黒 12又は14番
線 15−同軸 ＃１ 白 適用せず 16−同軸 ＃２ 黒 適用せず
び信号用導体21−26の周囲に絶縁リボンを押出し加工し
て成形してもよい。各電力用導体10−12及び信号用導体
21−26の各々は追加の絶縁塗装をしてもよい。例えば、
図に於て各電力用導体10−12は、追加の絶縁層に囲まれ
ている。絶縁性の結束リボン30は追加の絶縁層13−15の
周囲に押出し加工されている。従来の方法では、押出し
加工された結束リボン30内に保持された全ての各導体10
−15は、色で識別された追加の絶縁性塗装によって取囲
まれる。下記の表は代表的な導体及びそれに対応する色
彩計画を列挙したものである。 （表Ｉ） １−電話線 ＃１ 黒 24番線 ２−電話線 ＃１ 赤 24番線 ３−電話線 ＃２ 緑 24番線 ４−電話線 ＃２ 黄 24番線 ５−直流＋12ボルト 黒 18番線 ６−直流−12ボルト 白 18番線 ７−データ ＃１ 紫 24番線 ８−データ ＃２ 茶 24番線 ９−データ接地 緑／黄線 24番線 10−クロック ＃１ 茶 24番線 11−クロック ＃２ オレンジ 24番線 12−電源 中立 白 12又は14番
線 13−電源 接地 緑 12又は14番
線 14−電源 活線 黒 12又は14番
線 15−同軸 ＃１ 白 適用せず 16−同軸 ＃２ 黒 適用せず
【００１６】図１に示す如きリボンケーブル２は多数の
接続に経済的である。その理由は多数のコンタクトをピ
アシング（突き通し）或いは圧接により単一の操作で各
導体に接続できるからである。円形の断面を有する結束
されたケーブルでは同じ一工程で成端することは不可能
である。他方、リボンケーブル２は従来の電気配線設備
には手ごろではない。本発明による図１のリボンケーブ
ル２は円形に結束するのに好適である。これはリボンケ
ーブル２を単に折曲げて筒状のジャケットの中にこの折
曲げたリボンケーブル２を封入すればよいだけである。
ここで折曲げとは折畳んだ状態をも含むものとする。
接続に経済的である。その理由は多数のコンタクトをピ
アシング（突き通し）或いは圧接により単一の操作で各
導体に接続できるからである。円形の断面を有する結束
されたケーブルでは同じ一工程で成端することは不可能
である。他方、リボンケーブル２は従来の電気配線設備
には手ごろではない。本発明による図１のリボンケーブ
ル２は円形に結束するのに好適である。これはリボンケ
ーブル２を単に折曲げて筒状のジャケットの中にこの折
曲げたリボンケーブル２を封入すればよいだけである。
ここで折曲げとは折畳んだ状態をも含むものとする。
【００１７】リボンケーブル２を折曲げることがその導
体を接近させることになることは明白である。信号用導
体21−26が電力用導体10−12に接近して漏話を招く。漏
話及び干渉を防止する為に、折曲げる前にシールド（遮
蔽）部材40をリボンケーブル２に載置してもよい。
体を接近させることになることは明白である。信号用導
体21−26が電力用導体10−12に接近して漏話を招く。漏
話及び干渉を防止する為に、折曲げる前にシールド（遮
蔽）部材40をリボンケーブル２に載置してもよい。
【００１８】図２に示す如く、信号用導体21−26を含む
リボンケーブル２の領域にシールド部材40が被覆され
る。シールド部材40は、電力用導体12の方に延び且つ覆
っている。シールド部材40は従来電磁干渉を防止するの
に用いられていたのと同様の任意の適切な金属製の導電
フィルムによって製造してもよい。リボンケーブル２の
折り畳みを一層容易にする為に、シールド部材40はミラ
ーに付与された米国特許第5,097,099 号公報に開示さ
れ、説明された如き編組ウェブであってもよい。
リボンケーブル２の領域にシールド部材40が被覆され
る。シールド部材40は、電力用導体12の方に延び且つ覆
っている。シールド部材40は従来電磁干渉を防止するの
に用いられていたのと同様の任意の適切な金属製の導電
フィルムによって製造してもよい。リボンケーブル２の
折り畳みを一層容易にする為に、シールド部材40はミラ
ーに付与された米国特許第5,097,099 号公報に開示さ
れ、説明された如き編組ウェブであってもよい。
【００１９】図３に示す如く、シールド部材40に沿って
信号用導体21−26を保持するリボンケーブル２の領域
は、電力用導体10−12の上に折畳まれる。空間を保全す
る為に、電力用導体10、11は互いの方向へ圧縮可能であ
る。全てのリボンケーブル２は、次に筒状の外部のケー
ス50内に収容される。
信号用導体21−26を保持するリボンケーブル２の領域
は、電力用導体10−12の上に折畳まれる。空間を保全す
る為に、電力用導体10、11は互いの方向へ圧縮可能であ
る。全てのリボンケーブル２は、次に筒状の外部のケー
ス50内に収容される。
【００２０】図３には、結束リボン30とシールド部材40
との間にドレンワイヤ27があることを説明する為に追加
の18番線のドレンワイヤ27を示す。
との間にドレンワイヤ27があることを説明する為に追加
の18番線のドレンワイヤ27を示す。
【００２１】出来上ったものが、結束されたハイブリッ
ド（混成）ケーブル１であり、これは住居、構造の間柱
の間を容易に通り抜けることができる。結束されたシー
ルド部材40は信号用導体21−26を電力用導体10−12及び
外部の電磁干渉（ＥＭＩ）から保護する。
ド（混成）ケーブル１であり、これは住居、構造の間柱
の間を容易に通り抜けることができる。結束されたシー
ルド部材40は信号用導体21−26を電力用導体10−12及び
外部の電磁干渉（ＥＭＩ）から保護する。
【００２２】本発明によると、個別の電力用導体10−12
及び／又は信号用導体21−26を架橋するリボンケーブル
２の領域（架橋部）33は、次に続く展開と同様に前述の
結束操作を容易にする為に波形にされる。
及び／又は信号用導体21−26を架橋するリボンケーブル
２の領域（架橋部）33は、次に続く展開と同様に前述の
結束操作を容易にする為に波形にされる。
【００２３】図３の実施例では結束リボン30の最も負担
のかかる２ケ所の架橋部33、即ち、最も外側の２本の電
力用導体10、11間の架橋部33及び、最も内側の電力用導
体12と最も内側の信号用導体21との間に生じている架橋
部33が波形にされている。２ケ所の架橋部33のうち、最
初の架橋部33では、この波形により２本の電力用導体1
0、11間の間隔がケース50内に納まるように確実に調整
される。第２の架橋部33では、この波形によって結束作
業時に結束リボン30の折り畳みが容易となる。波形の両
架橋部33によりリボンケーブルの柔軟性が著しく向上
し、その結果、折り畳みが容易となり、且つその周りの
外部のケース50の押出成形が可能となる。
のかかる２ケ所の架橋部33、即ち、最も外側の２本の電
力用導体10、11間の架橋部33及び、最も内側の電力用導
体12と最も内側の信号用導体21との間に生じている架橋
部33が波形にされている。２ケ所の架橋部33のうち、最
初の架橋部33では、この波形により２本の電力用導体1
0、11間の間隔がケース50内に納まるように確実に調整
される。第２の架橋部33では、この波形によって結束作
業時に結束リボン30の折り畳みが容易となる。波形の両
架橋部33によりリボンケーブルの柔軟性が著しく向上
し、その結果、折り畳みが容易となり、且つその周りの
外部のケース50の押出成形が可能となる。
【００２４】波形は多種類の異なる形状に成形すること
ができ、それらの実施例を図４乃至図15に示す。例えば
図４に示す如く、波形形状は、結束リボン30の架橋部33
の逆向きの２面に連続して形成されたさざ波形のうねの
溝34によって形成される。
ができ、それらの実施例を図４乃至図15に示す。例えば
図４に示す如く、波形形状は、結束リボン30の架橋部33
の逆向きの２面に連続して形成されたさざ波形のうねの
溝34によって形成される。
【００２５】柔軟性の程度は結束リボン30の波形模様を
数量、寸法及び／又は形状を変えることによって変化さ
せることができる。例えば、波形の数を減らせば柔軟性
も減少する。
数量、寸法及び／又は形状を変えることによって変化さ
せることができる。例えば、波形の数を減らせば柔軟性
も減少する。
【００２６】柔軟性の程度は、逆向きの２面上の溝34の
並びを変えることにより更に調整できる。図１乃至図４
に図示した形状から一定の柔軟性が得られるが、これら
は結束リボン30の一面の溝が他面の山に合致している。
逆に、結束リボン30の一面の溝が他面の溝及び一面の山
が他面の山に合致するようにしてもよい。
並びを変えることにより更に調整できる。図１乃至図４
に図示した形状から一定の柔軟性が得られるが、これら
は結束リボン30の一面の溝が他面の山に合致している。
逆に、結束リボン30の一面の溝が他面の溝及び一面の山
が他面の山に合致するようにしてもよい。
【００２７】図５は結束リボン30の２面の一方のみに波
形134 を形成してどの様に柔軟性の程度を減少させるこ
とができるかを示す。
形134 を形成してどの様に柔軟性の程度を減少させるこ
とができるかを示す。
【００２８】波形の形状自体は変えてもよい。例えば、
図６に各波形が角度付きの溝234 を含む他の波形形状を
示す。前述の如く、各角度付きの溝234 は結束リボン30
の片面若しくは両面に形成してもよく、全体の可撓性の
程度を決める為にそれらの配置を変えてもよい。
図６に各波形が角度付きの溝234 を含む他の波形形状を
示す。前述の如く、各角度付きの溝234 は結束リボン30
の片面若しくは両面に形成してもよく、全体の可撓性の
程度を決める為にそれらの配置を変えてもよい。
【００２９】図７は図６に示したものの変形例の結束リ
ボン330 である。一面に沿う波形の溝334 の山は反対側
の表面の山に合致し、溝334 は他側の溝に合致してい
る。この形状では結束リボン330 は溝の部分で厚さが最
小となり、且つ可撓性は最大となる。
ボン330 である。一面に沿う波形の溝334 の山は反対側
の表面の山に合致し、溝334 は他側の溝に合致してい
る。この形状では結束リボン330 は溝の部分で厚さが最
小となり、且つ可撓性は最大となる。
【００３０】図８乃至図10は、矩形断面の溝を含む波形
模様の更に他の形状を示す。
模様の更に他の形状を示す。
【００３１】図８では、結束リボン430 の一面の溝434
が他面の山に対応している。
が他面の山に対応している。
【００３２】図９では、結束リボン530 の一面の溝534
が他面の溝に対応し、山は他面の山に対応している。
が他面の溝に対応し、山は他面の山に対応している。
【００３３】図10では、溝634 は結束リボン630 の一面
のみに形成されている。
のみに形成されている。
【００３４】図11乃至図13は、波形形状の追加の代替例
を示す。図11乃至図13の波形は、前述の図８乃至図10の
形状と同様に直線の断面形状を有するが、台形の溝及び
山となっている。
を示す。図11乃至図13の波形は、前述の図８乃至図10の
形状と同様に直線の断面形状を有するが、台形の溝及び
山となっている。
【００３５】図11は、台形の溝734 が結束リボン730 の
両面に沿って形成されており、結束リボン730 の一面の
溝734 は他面の山に対応している。
両面に沿って形成されており、結束リボン730 の一面の
溝734 は他面の山に対応している。
【００３６】図12では、台形の溝834 が結束リボン830
の一面のみに沿って形成されている。
の一面のみに沿って形成されている。
【００３７】いずれの変形例においても、結束リボンの
逆向きの面の溝及び山は可撓性の程度を変えるために、
位置ずれさせ、或いは位置合せしてもよい。
逆向きの面の溝及び山は可撓性の程度を変えるために、
位置ずれさせ、或いは位置合せしてもよい。
【００３８】例えば、図13では、台形の溝934 は結束リ
ボン930 の両面に沿って形成されているが、片面の溝93
4 は他面の溝に対応している。
ボン930 の両面に沿って形成されているが、片面の溝93
4 は他面の溝に対応している。
【００３９】図14及び図15は、夫々図12及び図10の台形
及び矩形の波形に追加して形成した切欠き836 、636 を
示す。同様な追加の切欠きは、本明細書に示された波形
を含むいかなる波形形状にも事実上形成できることを注
意すべきである。追加の切欠き836 及び636 は、各波形
の溝及び／又は山に形成してもよい。更に、切欠きは、
波形であってもなくとも結束リボン830 及び630 の片面
若しくは両面に沿って形成してもよい。追加の切欠き83
6 、636 を形成することにより、波形のみによって得ら
れた柔軟性を超えて、柔軟性を増大し、且つ大量のプラ
スチック材料を除去することなく可撓性が得られる。更
に、追加の切欠きは各結束リボン830 、630 の切断に好
都合である。
及び矩形の波形に追加して形成した切欠き836 、636 を
示す。同様な追加の切欠きは、本明細書に示された波形
を含むいかなる波形形状にも事実上形成できることを注
意すべきである。追加の切欠き836 及び636 は、各波形
の溝及び／又は山に形成してもよい。更に、切欠きは、
波形であってもなくとも結束リボン830 及び630 の片面
若しくは両面に沿って形成してもよい。追加の切欠き83
6 、636 を形成することにより、波形のみによって得ら
れた柔軟性を超えて、柔軟性を増大し、且つ大量のプラ
スチック材料を除去することなく可撓性が得られる。更
に、追加の切欠きは各結束リボン830 、630 の切断に好
都合である。
【００４０】以上、本発明のフラットリボンケール及び
それを使用したハイブリッドケーブルについて詳細に説
明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形
変更例が考えられることは当業者にとって明白に理解で
きよう。
それを使用したハイブリッドケーブルについて詳細に説
明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形
変更例が考えられることは当業者にとって明白に理解で
きよう。
【００４１】例えば、結束リボンの材料は絶縁性のゴ
ム、ナイロン、ビニール等の樹脂が考えられる。
ム、ナイロン、ビニール等の樹脂が考えられる。
【００４２】
【発明の効果】本発明のフラットリボンケーブルは、隣
接する少なくとも１ケ所の大直径の導体同士間を結ぶ結
束リボンの架橋部に結束リボンを折曲げるのを容易にす
る波形の波形形状部を設ける構成であるので次の効果を
奏する。
接する少なくとも１ケ所の大直径の導体同士間を結ぶ結
束リボンの架橋部に結束リボンを折曲げるのを容易にす
る波形の波形形状部を設ける構成であるので次の効果を
奏する。
【００４３】フラットリボンケーブルを折曲げて占有ス
ペースを小さくすることができる。特に大直径のワイヤ
を結合する架橋部は、比較的厚いがこの様な場合でも容
易に曲げることができる。また、フラットリボンケーブ
ルが比較的剛性のある場合でも折曲げが可能である。
ペースを小さくすることができる。特に大直径のワイヤ
を結合する架橋部は、比較的厚いがこの様な場合でも容
易に曲げることができる。また、フラットリボンケーブ
ルが比較的剛性のある場合でも折曲げが可能である。
【００４４】更にこのフラットリボンケーブルを収容し
た本発明のハイブリッドケーブルは断面形状を小さくす
ることができ住居等に使用する場合、狭い場所にも設置
することができ、取り回しも容易である。
た本発明のハイブリッドケーブルは断面形状を小さくす
ることができ住居等に使用する場合、狭い場所にも設置
することができ、取り回しも容易である。
【図１】図１は外部のケースに収容される前の典型的な
フラットリボンケーブルの断面図である。
フラットリボンケーブルの断面図である。
【図２】図１のフラットリボンケーブル上にシールド部
材を載置した状態を示す図１と同様の断面図である。
材を載置した状態を示す図１と同様の断面図である。
【図３】フラットリボンケーブルを含む折曲げられ、組
立てられたハイブリッドケーブルの断面図である。
立てられたハイブリッドケーブルの断面図である。
【図４】図１乃至図３に示す波形を有する結束リボンの
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図５】他の波形形状を有する結束リボンの拡大断面図
である。
である。
【図６】更に他の波形形状を有する結束リボンの拡大断
面図である。
面図である。
【図７】別の波形形状を有する結束リボンの拡大断面図
である。
である。
【図８】更に別の波形形状を有する結束リボンの拡大断
面図である。
面図である。
【図９】他の波形形状を有する結束リボンの拡大断面図
である。
である。
【図１０】別の波形形状を有する結束リボンの拡大断面
図である。
図である。
【図１１】更に他の波形形状を有する結束リボンの拡大
断面図である。
断面図である。
【図１２】別の波形形状を有する結束リボンの拡大断面
図である。
図である。
【図１３】更に別の波形形状を有する結束リボンの拡大
断面図である。
断面図である。
【図１４】図12に示す結束リボンに切欠きを追加した拡
大断面図である。
大断面図である。
【図１５】図10に示す結束リボンに切欠きを追加した拡
大断面図である。
大断面図である。
１ ハイブリッドケーブル ２ フラットリボンケーブル 10、11、12 電力用導体 21、22、23、24、25、26 信号用導体 30、130 、230 、330 、430 、530 、630 、730 、830
、930 結束リボン 33 架橋部 50 ケース
、930 結束リボン 33 架橋部 50 ケース
Claims (2)
- 【請求項１】 可撓性且つ絶縁性の結束リボンによって
複数の大直径及び小直径の導体を平行に離隔し、且つ隣
接した関係に含み、前記各導体は前記結束リボンの架橋
部によって連結されたフラットリボンケーブルにおい
て、 隣接する少なくとも１ケ所の前記大直径の導体同士間の
前記架橋部の少なくとも１部を折曲げ容易な波形形状と
することを特徴とするフラットリボンケーブル。 - 【請求項２】 絶縁性の略筒状のケースと、該ケース内
に収容され、可撓性且つ絶縁性の結束リボンによって複
数の大直径及び小直径の導体を平行に離隔して含むと共
に前記導体間を前記結束リボンの架橋部によって連結し
たフラットリボンケーブルと、を具えるハイブリッドケ
ーブルにおいて、 前記フラットリボンケーブルは、隣接する少なくとも１
ケ所の前記大直径の導体同士間の前記架橋部の少なくと
も１部を折曲げ容易な波形形状とすると共に前記架橋部
で折曲げられて前記ケース内に収容されることを特徴と
する、フラットリボンケーブルを使用したハイブリッド
ケーブル。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/025,536 US5342991A (en) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | Flexible hybrid branch cable |
| US08/025536 | 1993-03-03 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06267339A true JPH06267339A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=21826652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6060073A Pending JPH06267339A (ja) | 1993-03-03 | 1994-03-03 | フラットリボンケーブル及びそれを使用したハイブリ ッドケーブル |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| US (1) | US5342991A (ja) |
| JP (1) | JPH06267339A (ja) |
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