JPH0626705B2 - 基質上に単分子層を施すための方法 - Google Patents

基質上に単分子層を施すための方法

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JPH0626705B2
JPH0626705B2 JP61504962A JP50496286A JPH0626705B2 JP H0626705 B2 JPH0626705 B2 JP H0626705B2 JP 61504962 A JP61504962 A JP 61504962A JP 50496286 A JP50496286 A JP 50496286A JP H0626705 B2 JPH0626705 B2 JP H0626705B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、基質上に単分子層(1分子程度の厚みを有す
る層)を形成させるための方法及び装置に関し、より詳
細には基質上に単分子層を連続的に形成させるための実
用的な方法及び装置に関する。
2.従来技術 有機化合物の単分子層は、エレクトロニクスの分野等、
種々の分野に多く利用されている。
例えば、金属−絶縁体−金属ような構成の構造物を形成
するに際し、該絶縁体の厚みを高い精度で制御しなけれ
ばならないような場合に、単分子層が使用される。
両親媒性分子の単分子層を形成させるための公知の手段
として、ラングミュアが教示しているものがある。(J.
Am.ケミカルソサイティ、57巻(1935年),1007〜101
0頁)。両親媒性分子とは、親水性端部と疎水性端部と
を有しており、一定の方向に配列しているものである。
ラングミュアが教示する方法は、水等の液体が充填され
ているタンク内において、その液面に単分子層を形成さ
せることから成るものである。
この方法は、タンク内の液体と混和しないような溶媒中
に両親媒性分子が溶解している溶液を使用し、該溶液を
タンク内の液面上に広げ、この状態で溶媒を蒸発させる
ことによって該液面上に流動的な単分子層が形成され
る。
このようにして形成された単分子層を、ガス又は液体の
状態から固定状態に変化させるには、一定の表面圧力を
該層に加えてその表面積を減少させることによって行わ
れる。
この結果として、所定の表面圧力が加えられた状態に保
持されている層に所定の基質を通すことによって、該基
質上に単分子層が形成されることとなる。
このような単分子層に圧力を加えるための一般的な方法
は、タンク内の液面上を移動するリークタイト式可動バ
リヤー(leak-tight moving barrier)を用いることに
よって行われる。このようなバリヤーを載置することに
よって、タンク内の液面上に予じめ形成された単分子層
に所定の表面圧力が加えられ、その表面積は減少する。
この操作がなされた後に単分子層の定着乃至塗布操作が
開始される。
単分子層の表面圧力は、可動バリヤーを載置することに
よって所望の圧力値に保持され、これによって基質上に
施すべき分子によって占められていない空間が段階に補
正される。
単分子層の塗布操作が完了すると、可動バリヤーは始め
の位置に戻され、該液体表面は洗浄されて残存物質が除
去され、次いで該液体の全表面に再び新たな両親媒性溶
液が供給される。
このような一般的に方法においては、定期的にタンク内
に液体を充填すること及び単分子層を加圧することが必
要であるため、単分子層を基質上に連続的に施すことが
容易でない。更に単分子層の連続的な加圧を再現性よく
行うことも困難である。また可動バリヤーが単分子層の
一部を圧迫するために、屡々単分子層の破損を生ずる。
固体基質上に両親媒性分子の単分子層を連続的に施すた
めの手段として、米国特許第4,093,757号及び第4,224,8
96号に開示されたものがある。
これらに開示された手段によれば、水タンク内の液面は
互いに隣接する2つの部分に分割される。この分割は、
タンク内の液体に部分的に浸漬している水平回転シリン
ダーによってなされる。
即ち、前記シリンダーを回転させることによって未加圧
の単分子層を一方の部分からこれに隣接する他方の部分
に移送せしめ、かくして該部分において加圧単分子層が
形成される。この回転シリンダーは、未加圧の単分子層
を加圧し、これによって該単分子層に所望の表面圧力が
加えられる。
基質上に単分子層を連続的に施すために、タンク内液面
の一方の部分に両親媒性分子の溶液を連続的に供給し、
次いで前記シリンダーの回転動作によって両親媒性分子
をタンク内の該部分に基質を連続的に若干浸漬する。上
述した方法は着想的には申し分のないものであるが、実
際に商業的に実施するためには、改良すべき種々の欠点
を有している。
例えば、タンクや該タンク内を区画するためのシリンダ
ーの構造及び材質は、所望の実施態様に応じて決定しな
ければならないと開示されている。
また該シリンダーが両親媒性分子によってコートされる
ため、その洗浄が頻繁に必要となる。
更に、シリンダー等の可動部材を単分子層と接触させて
使用するため、単分子層の破壊が生ずる。即ちこれらの
部材が液面上を加圧する結果として該層の連続性が破壊
されるのである。
また従来公知のこの方法では、シリンダー端部の周囲で
の密封性に問題があるため、単分子層の表面圧力を所望
の範囲に設定し、維持することが困難となっている。
発明の要約 基本的に言って本発明は、水面上のフィルムを高い表面
圧力で加圧することができると同時に、該水面における
流れを利用して該フィルムを移送し得るものであり、し
かもこの流れ(好ましくは層流)は、フィルムと接触す
るような可動機械式部品(例えば回転シリンダー等の固
定機械式部材や浮動バリヤー)を全く使用することなし
に発生するものである。可動部材が水面上のフィルムと
接触する場合には、形成された層にダメージを与え、ま
たこれを圧迫する。
本発明においては、互いに流通し、好適には隣接する少
なくとも2つの表面領域を備えた液面を利用する。
これらの領域における液体表面層の頂部は、単分子層と
は接触しない固定式或いは不動式機械部材によって一方
の領域から他方の領域に流れるようになっている。
従って一方の領域で形成される単分子層にはダメージは
殆んどなく、該層は流体表面によって加圧された状態で
基質上に施される。
この方法によれば、一定の表面圧力を単分子層に加える
ことが可能となり、この圧力値は2つの各領域間の表面
流に主として依存する。
更に本発明によれば、第1の領域に両親媒性分子の溶液
を連続的に供給し、第1の領域に隣接する第2の領域内
において加圧され、また移送された単分子層を1或いは
複数の基質上に連続的に施すことが商業的に実現可能と
なった。
即ち本発明は、単分子層の移送及び加圧のために静的機
械的部材を使用して単分子層を基質上に施すための装置
及び方法に関するものである。
本発明の装置の一つの態様は、ノズル等の静的機械的部
材を使用し、第1の領域内の液面に、これに隣接する第
2の領域方向に向ってガス流を吹きつける。
このガス流によって、頂部液体表面層が第1の領域から
これに隣接する第2の領域に流れる。この第2の領域に
おいて、第1の領域内において予じめ液体表面上に拡散
され該第2の領域内に移送された単分子層の加圧が行わ
れる。このノズルは単分子層には接触しないように設け
られている。単分子層の表面圧力はガス流の速度調整に
よって調節される。
本発明の装置の他の態様によれば、導管等の静的機械的
部材を互いに隣接する2つの領域(第1の領域と第2の
領域)を備えたタンクに設け、1つの導管によって一定
の速度で液体を第1の領域に供給し、更に第2の領域に
連結された他の導管によって液体流を第2の領域に導入
する。
第1の領域においては、第2の領域の液面よりも高くな
っていることが望ましい。第2の領域においては、単分
子層が基質上に施される。
第1の領域から第2の領域への液体の流れは、これら2
つの液面の高さの相違によって生じ、またその流れは連
続的に行われるように維持されている。
表面圧力は、これら領域間を流れる液体流の速度を適宜
調整することによって制御される。
更に本発明の装置及び方法の他の態様においては、循環
ポンプとタンクとを連結する導管を複数個設け、該ポン
プによって液体をタンク内に循環し、これによって液体
の表面流を生じせしめている。
本発明において、両親媒性分子の単分子層を基質上に施
す方法は、次の行程から成る。
両親媒性物質を液体表面上に置くことによって、非加
圧の或いは比較的フリーな状態の単分子層を形成する。
上記分子層に一定の表面圧力を加える。これは該単分
子層に接触することがないようにして静的機械部材を使
用し、これによって該層を加圧すると同時に加圧された
単分子層を他の液体表面上に移送することによって行わ
れる。
移送され且つ加圧された状態の単分子層を基質上に施
す。
上記方法を連続的に行う場合には、以下の過程が順次生
ずる。
タンク内の第1の領域にある液体表面上部を、該領域
に隣接する第2の領域に移動する。
前記第1の領域内の液体表面には、両親媒性物質の溶
液が連続的に拡がり、非加圧状態の或いはフリーな状態
の単分子層を形成する。
第1の領域から第2の領域に液体表面を流すことによ
って、単分子層の移送及び一定圧力での加圧が同時に行
われる。移送及び加圧のための部材としては、第1の領
域において液体表面に十分な力を作用するための静的機
械部材が必須不可欠であり、これによって液体表面は隣
接する第2の領域に流れる。この部材は、単分子層と機
械的に接触することはない。
第2の領域において、加圧された単分子層に基質を通
すことにより、単分子層が1または複数の基質上に施さ
れる。
このような順序で、各操作を行うことによって、両親媒
性分子の単分子層を連続的且つ迅速に形成し及び施すこ
とが可能となる。
更に本発明の装置の構造は、第2の領域において、単分
子層の表面圧力を、2つの領域間を移動する液体表面上
部の粘度を調整することによってコントロールし得るた
め、種々の形式に利用することができる。
更に液体移送媒体の連続的動作により、洗浄の必要性が
減少し、また単分子層の破壊を生じせしめるような可動
部材は全く使用されない。
これらの利点により、本発明は商業的実施が可能とな
る。
図面の簡単な説明 第1a図及び第1b図は、本発明のひとつの態様を示す
断面図及び上面図であり、 第2a図及び第2b図は、本発明の他の態様を示す断面
図及び上面図であり、 第3a図及び第3b図は、本発明の更に他の態様を示す
断面図及び上面図であり、 第4a図及び第4b図は、本発明の更に他の態様を示す
斜視図及び断面図である。
発明の詳細な説明 本発明を以下、添付図面に示す具体例に基づいて説明す
る。本発明の装置の一例を示す第1a図及び第1b図に
おいて、タンク10には液体が充填されている。該液体
としては水が好適であるが、単分子層移送媒体であるな
らば如何なるものも使用し得る。該媒体と単分子層を形
成する分子との化学的相互作用を含む種々の因子に応じ
て特定の液体移送媒体を適宜決定することができる。更
に該媒体の温度及びpHを調整するための手段も考慮され
る。
開口、樋或いは切り抜き20aを有する水平バリヤー壁
20がタンク壁10aと10bとの間を延びている。
このバリヤー壁20によって、タンク10は互いに隣接
する2つの室10c,10dに分割されている。この具
体例(及び後述する他の具体例)においては、バリヤー
壁によって2つの室が仕切られているが、本発明は液体
表面上に互いに隣接する複数の領域を形成するものであ
る。従ってタンク内の各室は、複数の液体表面領域を有
していてよい。
この具体例においては、タンク10内の液体表面レベル
は、開口20aの両端部20b,20cよりも若干上方
にあり、これによって液体表面媒体は開口20aの底部
を通って流れる。
開口20aはバリヤー壁20の上部20dの中央部分に
位置していることが好適であるが(第1b図参照)、バ
リヤー壁20の全体にわたって設けられていればよい。
タンク内の各室10c,10dには、それぞれ表面圧力
計30a,30bを設けていてもよい。これらの表面圧
力計は当業者にはそれ自体公知のものであり、形成され
る単分子層の表面圧力を測定するために使用されるもの
である。
第1a図,第1b図に示す本発明例においては、ノズル
40を用いて室10cにおける液体表面にガスを吹きつ
けることが基本的な特徴であり、これによってローラ等
の動的可動要素を有する部材を用いること無しに、しか
も単分子層に何等接触することなく、液体表面を室10
cから室10dに移送するものである。
このノズル40は、ガス吐出口40a及びガス導入口4
0bを有しており、所定のガス流供給源(図示せず)に
連結されている。このノズル40は、タンク10の上方
部分であってバリヤー壁20の近傍に位置しており、吐
出ガス流が水面の接線方向(図中矢線Iで示す)を指向
し、開口20aの全体を通過するようになっている。
即ちこのガス流によって室10cから室10dへの液体
表面の移送が行われるのであり、更に後述する方法によ
って室10cの液体表面上に形成された単分子層の加圧
及び移送が行われる。
本発明において、上記ガスとしては空気が好適に使用さ
れるが、単分子層を形成すべき分子種に応じて、窒素や
アルゴン等の他のガスを用いてもよい。また液体流を生
じせしめるのに際して、例えば酸素も用いた場合に生ず
る酸化のように、単分子層と反応するようなガス流と用
いることもできる。またガスを用いる代わりに、液体や
エアロゾル等の他の移送媒体を使用することも可能であ
る。更に、反応性のガスや液体等の反応性物質を前記ガ
ス流に加え、何れかの室乃至領域において単分子層と接
触させて該層の変性を行うことも可能である。
単分子層を形成する分子は、始めの段階では、両親媒性
分子或いは他の適当な分子の溶液50を収容する溜め4
5に貯溜されている。
この溜め45は、タンク10の上方に設けられており、
該溶液が室10c内の液体表面上に流れ落ちて未加圧の
(或いは部分的に加圧された)単分子層を形成するよう
になっている。勿論本発明においては、未加圧乃至はフ
リーな状態の単分子層を形成させるための手段として、
上記とは別の手段、例えば溶液50を、液体表面レベル
の下方からタンク10cの表面に持っていくような手段
を採用してもよい。
室10dの上方には、適当な浸漬部材60が設けられ、
前記単分子層をコートすべき基質70が、該加圧単分子
層を有する室10dの液体流に浸漬され得るようになっ
ている。
浸漬部材としては、米国特許第4,093,757号に開示され
たものや、その他の適当なものは使用される。
上記の装置を使用し、本発明方法に従って基質上に単分
子層を連続的に形成乃至施すための例を以下に説明す
る。
ノズル40は、水面の接線方向Iにガス流を連続的に吹
きつけ、開口20aの全体を通過せしめる。このガス流
は接線方向Iに吹きつけられるのが望ましいが、勿論こ
のような方向に限定されるものではない。このガス流
は、液体の上部表面層に室10cから室10dに連続的
に流れる層流を発生させる。この場合、2つの室間を水
は自由に流れるため、タンク内の液面レベルは常に一定
に維持される。
溜め45からは、室10cの液面上に、一定の割合で両
親媒性分子の溶液を供給し、溶媒は蒸発し、未加圧の単
分子層が連続的に形成される。単分子層を形成する両親
媒性分子は、液面に密着している。
液体表面層が室10cから室10d内に連続的に移動す
る結果として、単分子層は室10cから室10dに連続
的に移送される。
未加圧の単分子層は、液面を単分子層に移動させること
による移送の間に加圧される。
この表面圧力は、ノズル40からのガス流速を調整する
ことによって一定の圧力にコントロールされる。
単分子層が移送され、加圧された後、基質70が室10
dの液体中に繰り返し浸漬され、浸漬される毎に基質7
0が加圧単分子層を通過し、該基質70には単分子層が
コートされる。単分子層が基質70上に施されると、室
10cから室10dへの液体表面の連続的移動によっ
て、室10cから室10d内に単分子層が連続的に導入
され、しかも室10d内の単分子層の表面圧力は一定に
保持される。
単分子層の表面圧力は、表面圧力計30a,30bを使
用して測定される。
装置の作動に際して、圧力計30aによって示される表
面圧力は、圧力計30bによって示される圧力よりも高
い。また室10d内の単分子層の表面圧力は、液面に対
して接線方向に吹きつけられるガス流に速度に依存す
る。
かように本発明の装置によれば、室10d内の単分子層
の表面圧力を装置の構造とは無関係に容易にコントロー
ルすることができるという顕著な利点が達成される。
所定の分子が導入される室(乃至領域)10c,及び基
質へのコーティングが行われる室(乃至領域)10dは
互いに隣接していることが望ましいが、これらの室が流
通可能である限り、必ずしも隣接している必要はない。
従って、これらの室10c,10dの間に1またはそれ
以上の室乃至領域を設け、これら室乃至領域間で別の作
業を行うようにすることも可能である。
本発明の装置の他の態様によれば、1つの室からこれに
隣接する他の室への液体上部面の移動が、これら室間を
連続的に流れる移送媒体によって行われる。ここで、各
室における移送媒体の液面レベルは、総体的に差異が設
けられている。
この態様を第2a図、第2b図に示す。
即ち、タンク110は、バリヤー壁120によって区画
され、互いに隣接する室110a,110bに分割され
ている。
各室110a,110bには、それぞれ表面圧力計19
0a,190bが設けられている。
バリヤー壁120の頂部には、開口、樋或いは切り抜き
120aが設けられており、該開口120aには下方に
傾斜している底面120b及び両端縁120c,120
dが形成されている。
この開口120aは、バリヤー壁120の頂部の一部分
或いは全体にわたって形成されている。室110aにお
ける開口120aの近傍の液面レベルは、室110bの
開口120aの近傍部分の液面レベルよりも高いので、
移送媒体は容易に流れる。
液体源(図示せず)は、導管130によって室110a
に連結されており、該導管130を通る液体の流速はバ
ルブ130aによって制御される。
また室110bは、排水管140を介してオープンなる
貯溜槽140aに連結されており、該槽140aには液
体が満杯状態となっている。貯溜槽140aの縁140
bと室110bの水面レベルとは、水平状態となってい
る。
両親媒性分子の溶液160を収容している貯溜槽150
はタンク110の上方に位置しており、室110aの水
面上に該溶液160が流れ落ちるようになっている。
室110bに相当するタンク110の部分には、適当な
浸漬部材170が設けられており、単分子層が施される
べき基質180は、加圧された単分子層が施されるべき
基質180は、加圧された単分子層が形成されている室
110bの液体中に浸漬されるようになっている。
本発明中のこの第2の態様の装置を用いて、単分子層を
連続的に施す方法を以下に説明する。
まず導管130を通って浸漬110a内に液体流が連続
的に導入される。この液体流によって、室110aの水
面レベルが加工120aの端部120cの若干上方に常
に保たれており、水の薄層が常時傾斜底面120b上を
覆うようになっている。
この結果として、室110aから室110bに向って液
体表面層上部に連続的な層流が形成される。室110b
においては、オープン貯溜槽140aによって水面レベ
ルが一定に保持される。
貯溜槽150は、室110a内の液面上に両親媒性分子
の溶液160を一定の速度で供給し、これによって既に
述べた通り溶媒が蒸発し、未加圧の単分子層が連続的に
形成される。
単分子層を形成する両親媒性分子は、液体に密着する。
従って、室110aから室110bへの液体表面層上部
の連続移動に伴なって、未加圧の単分子層は室110a
から室110bに移送される。
未加圧層は、液体表面流によって加圧され、加圧単分子
層は一定の表面圧力を有する。
同時に基質180は室110bの液体中に浸漬され、基
質180が加圧単分子層を通過する毎に、該基質180
に単分子層がコートされる。
単分子層が基質180上に施されると、室110aから
室110bへの液体表面層上部の連続移動によって、室
110bには室110から加圧単分子層が連続的に補給
され、該室110b内の単分子層の表面圧力は一定に保
持される。
第1a図及び第1b図の装置に関して既に説明した通
り、基質上にコートされる単分子層の表面圧力は、表面
圧力計190a,190bを使用することによって測定
される。
表面圧力計190bによって示される圧力は、表面圧力
計190aによって示される圧力よりも高い。また11
0b内の単分子層の表面圧力は、導管130を通って室
110a内に導入される単位時間当りの液体の容積に依
存する。この容積が大となるに従って液体表面層上部の
速度が大となり、且つ室110b内の加圧単分子層の表
面圧力は大となる。
両親媒性分子としては、例えば22−トリコセノイック
酸を使用し、この溶液を3つの室を有するタンクの第1
の室内に拡散させた。3つの室はそれぞれ水面レベルが
異なっており、互いに隣接する空間の水面レベルには約
0.3インチの差があり、開口の傾斜角は30度とした。
第1の室内への水の供給速度は0.6/minとした時、第
3の室の単分子層は、27mNm-1の表面圧力に加圧され
た。
同様に実験において、水の供給速度を1.4/minとした
時、単分子層は44mNm-1の表面圧力に加圧された。
かように本発明のこの態様によれば、単分子層の表面圧
力を容易にコントロールし得るのである。更に清浄な水
を連続的に供給するため、クリーニングの頻度を少なく
することが可能となる。
上述した説明は、2の室及び1つの傾斜バリヤー壁を有
するタンクに関連して行ったが、2よりも多数の室及び
複数の傾斜バリヤー壁を有するタンクについても本発明
は適用される。
本発明の第3の態様を第3a及び第3b図に示す。この
態様は変形構造のタンクを使用したものであり、1の室
からこれに隣接する室への上部液体表面層の移動が互い
に隣接する2つの空間の水面レベルの差によって生じる
ものであり、これによって液体の層流の連続性が保持さ
れる。
即ちタンク200は、バリヤー壁210,220(それ
ぞれ開口210a,220aを備えている)によって仕
切られており、3つの室200a,200b,200c
に分割されている。
このタンク200には水等の液体が充填されており、室
200aの液面レベルは室200bの液面レベルよりも
高く、室200bの液面レベルは室200cの液面レベ
ルよりも高い。
室200aには導管230を介して液体源に連結されて
おり、該貯溜槽250にはその容量一杯に液体が充填さ
れている。貯留槽250のリム250aと室200cの
液面レベルとは同一レベルにある。
室200aと200bとは、バルブ260aを備えたバ
イパス管260によって連結されており、室200bと
室200cとは、バルブ270aを備えたバイパス管2
70によって連結されている。
この態様においては、開口210aを介しての室210
aから室210bへの上部液体表面層の移動速度は、導
管230を介して室200a内に導入される単位時間当
りの液体量及びバルブ260aを介してバイパス管26
0を通る液体量に依存する。
また開口220aを通って室220bから室200cに
流れる上部液体表面層の速度は、バルブ270aを介し
てバイパス管270を通る液体量に依存する。
互いに隣接する2つの室における単分子層の表面圧力の
差は、これに室における上部液体表面層の速度に依存す
るため、この態様によれば、最後の室における単分子層
の表面圧力の差のコントロールとともに行うことができ
る。
上述した第3の態様は、単分子層を連続的に形成させる
点に関しては極めて優れているが、室200c内におい
て単分子層に破壊が生じることがある、このような問題
は開口220aのコーナー部において液体の速度が低下
するために、液体流に乱れが生じることに起因する。
このような液体流の乱れが、加圧単分子層に伝達され、
該単分子層が固定の場合に高い表面圧力を与え該層の破
壊が生じる。
このような問題を回避するために第4a図及び第4b図
に示す第4の態様の装置が使用される。
この装置は、最後の室内に設けられた連続シュート(ch
ute)から成る静的機械的機構を有するものであり、前
記連続シュートは、好ましくは循環ポンプとタンクとを
連続する導管から成るものであり、これによってタンク
内の液体を循環させて液体表面に層流を形成させる。
好適な構造は、ポンプ300をタンク310の下方部分
外側に設け、導管320b,320cを介して室310
aに連結せしめる。この室310bの周囲に連続シュー
トが形成されるように設計されている。
加圧単分子層フィルムは、室310bにおいて基質上に
施される。
タンク内の水は、矢線aで示すように流れる。即ち、ポ
ンプ300によって水は導管320aを介して室310
bから吸引され、更に導管320b及び320cを介し
て室310a内に押し出される。この室310aは、連
続シュート310dによって室310bと区画されてい
る。
この態様においては、n個の室を有するタンクのn番目
の室の底部に排出口320dが設けられている。また
(n−2)番目の室310cには、単分子層溶液は収容
されている。(n−2)番目の室と(n−1)番目の室
との間の流れは、既に説明した方法の何れかで行われ
る。本発明においては、タンク内に3以上の室を設けて
もよいことが理解されよう。
例えば、本発明の第4の態様を変形使用する場合、リン
グ状のシュートを有する室内で最終的にフィルムの加圧
が行われる以前の段階に、4以上の室乃至表面領域を形
成することができる。
この場合、室310a及び310cを区画するバリヤー
壁は、第1のバリヤー壁20に関して述べたような開口
を有し且つ第1図の方式を用いてフィルム(単分子層)
の移送及び加圧を行うことが好適である。室310b内
の流速及びこれによる表面圧力は、ポンプ出力を制御す
ることによってコントロールされる。
このような構造によれば、可能な限り最も速い速度で最
大限の物資を移送することができ、また速度分布も一定
に保たれる(即ち表面速度がゼロに低下するような端部
は存在しない)。また水面が乱れるようなことはほとん
どない。
またこの態様は、種々の形式に変更し得る。
例えば、導管の数や開口の形状等は、流速を正確に保持
できるように適宜変更することができる。
更に、タンク内の室を更に多数の領域に分割し、異なる
分子の単分子層を基質上に施すか或いは単分子層の積層
体を施すようにすることも可能である。
本発明の装置及び方法においては、移送液体の温度制御
機構、pH制御機構を設けたり、或いはタンク内の各室乃
至領域に付加的な機構を設けること及びを単分子層を形
成する分子種として複数の分子を使用することや、両親
媒性分子と他の分子との混合物を用いることも可能であ
る。
またタンク内の各室は、必ずしもバリヤー壁のような構
造によって仕切られていなくてもよい。
本発明の最も基本的な態様は、液体表面に液流を形成さ
せ、流動する液体表面の第1の領域において、単分子層
分子を施し、更に第2の領域において、第1の領域から
移送され加圧された単分子層と基質とを接触することか
ら成るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/312 Z 7352−4M (72)発明者 ロドブ ブラディミア アメリカ合衆国,カリフォルニア州 90227,レドンド ビーチ,サウス ジュ アニタ アベニュー 818 (56)参考文献 特開 昭60−193325(JP,A) 特公 昭61−47582(JP,B2) 特公 昭62−5662(JP,B2) 米国特許4093757(US,A)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク内に収容された液体の表面を上部に
    水平通路を備えたバリヤー壁によって第1の表面領域と
    第2の表面領域に区画し、 第1の表面領域において、該液体と不溶性の揮発性溶媒
    に単分子膜形成物質を溶解させた溶液を、該液面に滴下
    し且つ該溶媒を揮発させて単分子膜形成物質の単分子層
    を形成し、 前記単分子層が形成された液面にガス流を吹きつけ、前
    記水平通路を介して、前記単分子層を有する液体表面層
    を第1の表面領域から第2の表面領域に層流状態で移送
    し、該液体流による単分子層の加圧によって第2の表面
    領域に単分子膜を形成することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記ガス流は、第1の表面領域から第2の
    表面領域に向かって液面の接線方向に吹きつけられる特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記ガス流は、ノズルによって吹きつけら
    れる特許請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記ガス流は、空気、窒素、アルゴン酸
    素、或いはこれらの混合ガス流である特許請求の範囲第
    2項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記単分子膜形成物質が、両親媒性物質の
    少なくとも1種である特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】前記第2の表面領域は、更に水平通路を備
    えた少なくとも1個のバリヤー壁により複数の表面領域
    に区画されており、前記単分子層を有する液体表面層
    は、第2の液体表面領域内における第1の表面領域とは
    最も離れた位置の表面領域に移送され、該表面領域で単
    分子膜の形成が行われる特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】前記単分子膜が形成された第2の表面領域
    に所定の基体を浸漬し、該基体上に単分子膜を形成させ
    る特許請求の範囲第1項または第6項のいずれかに記載
    の方法。
  8. 【請求項8】第1の室と第2の室を有し、第1の室から
    第2の室に向かって下方に傾斜した通路が上部に形成さ
    れた平板状のバリヤー壁によって第1の室と第2の室と
    が完全に区画されているタンク内に液体を充填し、第1
    の室内の液面レベルを前記傾斜通路の上方端部が位置し
    ているレベルとし、且つ第2の室内の液面レベルを前記
    傾斜通路の下方端部が位置しているレベルとすると共
    に、 第1の室内の液面に、該液体と不溶性の揮発性溶媒に単
    分子膜形成物質を溶解させた溶液を滴下し且つ該溶媒を
    揮発させて単分子膜形成物質の単分子層を形成し、 第1の室内の下方から該液体を一定の速度で供給し、前
    記傾斜通路からのオーバーフローにより、前記単分子層
    が形成された液体表面層を第1の室から第2の室内に層
    流状態で移送し、該液体流による単分子層の加圧によっ
    て第2の室の液体表面に単分子膜を形成することを特徴
    とする方法。
  9. 【請求項9】前記第2の室内には、液面レベルを調整す
    るための貯溜槽が連通して設けられている請求項8記載
    の方法。
  10. 【請求項10】前記単分子膜形成物質が、両親媒性物質
    の少なくとも1種である特許請求の範囲第8項記載の方
    法。
  11. 【請求項11】前記単分子膜が形成された第2の室の液
    体表面に所定の基体を浸漬し、該基体上に単分子膜を形
    成させる特許請求の範囲第8項に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記第2の室は、更に傾斜通路を備えた
    少なくとも1個のバリヤー壁により複数の室に分割され
    ており、 これらの各バリヤー壁の傾斜通路は、第1の室の液体が
    オーバーフローすると同時に、第2の室内の各室の液体
    がオーバーフローするように高さのレベルが設定され、
    且つ各室の中の第1の室とは最も離れた室内は、前記貯
    溜槽に連通して液面レベルの調整が行われ、 第1の室から移送された前記単分子層を有する液体表面
    層は、これの分割された各室を順次通って貯溜槽に連通
    している室まで移送され、該室内で単分子膜の形成が行
    われる特許請求の範囲第9項に記載の方法。
  13. 【請求項13】タンク内の互いに隣接する各室が、下方
    部分において、流量調整バルブを備えたバイパス管によ
    って連結され、該バルブによって各室の液体量の調整が
    行われる特許請求の範囲第12項に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記第2の室が、1個の平板状バリヤー
    壁によって2つに分割されている特許請求の範囲第12
    項または第13項のいずれかに記載の方法。
  15. 【請求項15】前記第2の室内の貯溜槽に連通している
    室を区画しているバリヤー壁が円筒状である特許請求の
    範囲第12項に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記円筒状のバリヤー壁の上端部には、
    内側に傾斜している傾斜面が全体にわたって形成されて
    いる特許請求の範囲第12項に記載の方法。
  17. 【請求項17】第1の室と最も離れた最後の室と、これ
    に隣接している室とは、ポンプが設けられている導管に
    よって互いに連通しており、ポンプの流量制御によって
    該円筒室内への液体の量が調整される特許請求の範囲第
    16項に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記単分子膜が形成された円筒室内の液
    面に所定の基体を浸漬し、該基体上に単分子膜を形成さ
    せる特許請求の範囲第15項に記載の方法。
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