JPH06266954A - セルフスキャニング方式のチェックアウト装置 - Google Patents

セルフスキャニング方式のチェックアウト装置

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JPH06266954A
JPH06266954A JP5703393A JP5703393A JPH06266954A JP H06266954 A JPH06266954 A JP H06266954A JP 5703393 A JP5703393 A JP 5703393A JP 5703393 A JP5703393 A JP 5703393A JP H06266954 A JPH06266954 A JP H06266954A
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JP
Japan
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lane
unit
scanner
settlement
dual
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Pending
Application number
JP5703393A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Matsumura
和行 松村
Mikio Nakakawaji
幹雄 中川路
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH06266954A publication Critical patent/JPH06266954A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一層の小型化とコスト低減を達成する。 【構成】上流側商品置場と下流側商品置場との間にスキ
ャナ(20A,20B)を配設してなるセルフスキャニ
ングユニットを平行配設して2レーンを形成し、両レー
ンの間でかつ各スキャナよりも下流側に接近位置決めさ
れた精算部110に制御部(11,12)に接続された
兼用キーボード14とレーン選択切替手段(14CH
G)とを配設し、該制御部(11,12)を兼用キーボ
ード14から入力された信号をレーン選択切替手段(1
4CHG)で選択されたレーン側の入力信号として当該
レーン側のスキャナから入力された商品データに基づく
精算業務処理を実行可能に構成し、1台の兼用キーボー
ド14を各レーンに共通としかつ選択切替使用可能に形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顧客自身に買上商品の
商品データをスキャニングさせるセルフスキャニング方
式のチェックアウト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スーパーマーケットに供される
チェックアウト装置の中には、買上商品の商品データの
スキャニングはセルフスキャニングユニットを用いて顧
客自身に行わせ、金銭授受を含む精算業務は電子キャッ
シュレジスタを用いてオペレータ(キャッシャー)が行
うように構成したセルフスキャニング方式のものがあ
る。
【0003】図7に、このセルフスキャニング方式で2
レーン(1A,1B)型の従来チェックアウト装置の構
成を示す。同図において、セルフスキャニングユニット
は、顧客がスキャニング操作する操作部30と,搬入・
計量部40と,搬出部50と,ストック・袋詰部60と
を商品流れ方向に列配設してなる。操作部30には、商
品に付されたバーコードを読取るための固定型スキャナ
31とスタートボタン等の各種スイッチや表示器を含む
入力・表示ユニット32とが設けられている。また、搬
入・計量部40は、セルフスキャニングされた商品を矢
印方向に搬入する搬入コンベア41とこの搬入コンベア
41に載置された商品の重量を計量する計量器42とを
含み形成されている。43は商品の検出センサである。
搬出部50は、搬出コンベア51と傾斜シュータ52と
を含み、精算後の商品のストック場所61を有するスト
ック・袋詰部60に搬出するものと形成されている。
【0004】ここに、電子キャッシュレジスタ10A,
10Bは、精算部110を形成するもので、各レーン1
A,1Bごとに搬入・計量部40と搬出部50との中間
に設けられている。各電子キャッシュレジスタ10A
(10B)は、同一構造とされ図8に示す如く、CPU
11,ROM12,RAM13等からなる制御部と,キ
ーボード14,ハンドスキャナ17,カードリーダ1
8,プリンタ16,キャッシャー用表示器28および顧
客用表示器29,ドロワ16等を含み形成されている。
【0005】かかるチェックアウト装置では、例えば図
7で示す左側のレーン1Aに関し、顧客自身が操作部3
0において自己の買上商品を固定型スキャナ31を用い
てスキャンすると、それら商品データは電子キャッシュ
レジスタ10Aの売上登録ファイル13RAに登録さ
れ、登録後の商品は搬入コンベア41,搬出コンベア5
1を通しストック・袋詰部60に搬送される。したがっ
て、キャッシャーは、精算部110において当該電子キ
ャッシュレジスタ10Aを用いて、スキャニング後の顧
客に対して精算業務だけを行えばよい。その後、顧客は
ストック場所61において袋詰することになる。右側の
レーンについても同様である。
【0006】よって、キャッシャーは、精算業務のみに
専念できるから業務能率が向上する。一方、顧客も長蛇
の列を待つことなく迅速な買物ができる。しかも、キャ
ッシャーの兼任により2レーン1A,1B用の両電子キ
ャッシュレジスタ10A,10Bを1人のキャッシャー
が取扱うので、一段と精算業務能率を高められる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置には、次のような問題点がある。 搬入コンベア41,搬出コンベア51等を直列配設
しているので、装置全体が長大かつ大型となり、コスト
高となるばかりか設置スペースが大きい。 固定型スキャナ31と精算部110(電子キャッシ
ュレジスタ10A,10B)とが離れているので、キャ
ッシャーが操作部30の近傍における搬入コンベア41
上に未スキャニングの商品を載置したり、未スキャニン
グ商品とのすり替え等の不正防止を監視することは実際
上困難である。したがって、商品重量チェック機能,搬
入コンベアの停止機能等々の不正防止策を講じなければ
ならないから、この点からもコスト高となるばかりか、
制御が複雑となりかつチェックアウトまでに長時間を要
する。 固定型スキャナ31と精算部110とが離れている
ので、スキャン操作に不慣れの顧客にその取扱を容易に
説明することができずサービス低下となる。また、固定
型スキャナ31で読取できない商品については、電子キ
ャッシュレジスタ10A,10B側の各ハンドスキャナ
17で読取しなければならないから、商品登録終了まで
に時間が掛る。 各電子キャッシュレジスタ10A,10Bのキャッ
シャー用表示器28および顧客用表示器29がCRTの
ように大型となると、精算部110のスペースも大きく
なり、コスト高にもなる。特に、1人のキャッシャーに
キーボード14等を各レーンごとに設けるという慣習的
レイアウト自体が過大装置化の虞れが強く、またミス操
作も生じ易い。
【0008】本発明の目的は、小型化と大幅なコスト低
減を図りつつ取扱が簡単で不正防止のための監視が容易
なセルフスキャニング方式のチェックアウト装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】2レーン型では各レーン
ごとにスキャニングができることからスキャニング能率
が向上するが、精算業務の操作に必要とする時間はスキ
ャニング操作に必要とする時間よりも遥かに短くかつ1
人のキャッシャーで行うことから両レーンについての精
算業務を同時に行うことは不可能であること、また両レ
ーン間の精算部に2人のキャッシャーが入ることは装置
小型化等から実現不可能でかつその意味もないことに着
目し、本発明は各スキャナと精算部とを接近配設すると
ともに精算業務に供するキーボードを共通の1台として
各レーン用に切替使用可能に構成し、前記目的を達成す
るものである。
【0010】すなわち、本発明に係るセルフスキャニン
グ方式のチェックアウト装置は、上流側商品置場と下流
側商品置場との間にスキャナを配設してなるセルフスキ
ャニングユニットを平行配設して2レーンを形成し、両
レーンの間でかつ各スキャナよりも下流側に接近位置決
めされた精算部に制御部に接続された兼用キーボードと
レーン選択切替手段とを配設し、該制御部を兼用キーボ
ードから入力された信号をレーン選択切替手段で選択さ
れたレーン側の入力信号として当該レーン側のスキャナ
から入力された商品データに基づく売上データ処理を実
行可能に形成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成による本発明では、各レーンにおい
て、顧客はスキャナに向って立ち上流側商品置場から自
己買上商品を手に取りかつスキャナを用いてスキャンす
る。顧客用表示器を目読しつつスキャンの正常を確認で
きる。スキャン操作が誤っていれば、精算部に居るキャ
ッシャーが的確かつ容易に教えられるから迅速なスキャ
ンができる。スキャンが終了した商品は、顧客自身が下
流側商品置場の例えば買物カゴ内に入れる。この際、キ
ャッシャーは不正行為があったか否かを簡単に監視でき
る。このようにして、スキャンされた商品データは各レ
ーンごとに記憶される。
【0012】ここに、キャッシャーは、例えば一方レー
ンのスキャン操作が終了した際にレーン選択切替手段を
用いて当該一方レーンを選択し、しかる後に兼用キーボ
ードを用いて締め操作等を行う。すると、制御部は兼用
キーボードから入力された信号を選択されたレーン側の
入力信号として当該一方レーンのスキャナでスキャンさ
れた商品データを元に精算業務を遂行するに必要とする
売上データ処理が行われる。他方レーンの場合も同様で
ある。したがって、キャッシャーはレーン選択操作を介
せば同一の兼用キーボードを操作して各レーンの精算業
務を迅速に行える。
【0013】よって、精算業務を、1人のキャッシャー
が居ながらにして1台の兼用キーボードを用いて実行で
きるから、取扱容易で一段と業務能率が高い。装置全体
をしては小型で省スペースが図れかつ低コストである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)本チェックアウト装置は、図1〜図4に
示す如く、上流側商品置場(1A,1B)と下流側商品
置場(2A,2B)との間に配設されたセルフスキャニ
ングユニット(20A,20B)を平行配設して2レー
ンを形成し、各セルフスキャニングユニット(20A,
20B)に接近配設された精算部110に制御部(1
1,12)に接続された兼用キーボード14とレーン選
択切替手段(14CHG)とを配設し、兼用キーボード
14等を各レーンに共通としかつ切替使用できる構成と
し、大幅な小型化とコスト低減を図りつつ不正防止の監
視が容易で精算業務を一段と正確かつ迅速に行えるよう
に形成されている。
【0015】また、この実施例では、各レーンの顧客用
表示器とキャッシャー用表示器とを、各1台の兼用表示
器21A,21Bから形成し、かつ顧客CSTとキャッ
シャーCSHとがその場に居ながら目読可能な位置に配
設し、一層の小型化とコスト低減とを図っている。
【0016】図2において、左側の一方レーンを形成す
る上流側商品置場は買物カゴBの載置テーブル1Aから
形成され、かつ下流側商品置場は載置テーブル2Aから
形成されている。ただし、カート等をそのまま利用して
形成するものとしてもよい。また、他方レーンも同様に
載置テーブル1B,2Bから形成してある。
【0017】また、両載置テーブル1A,2A(1B,
2B)間に配設された各セルフスキャニングユニット
は、各スキャナ20A,20Bおよびキャッシャー用表
示器を兼ねる顧客用表示器としての各兼用表示器21
A,21Bから構成されている。スキャナ20A(20
B)でスキャニングされた商品データ(商品コード)
は、図3に示す電子キャッシュレジスタ10の一部を構
成するCPU11によってRAM13の一部記憶エリア
からなる登録ファイル13RA(13RB)に記憶され
る。つまり、各スキャナ20A,20Bを用いてのスキ
ャニングは何時でもそれぞれに実行され、かつ当該登録
ファイル13RA,13RBに記憶される。ここに、ス
キャナ20A,20Bは、ハンド型でも固定型でもよい
が、この実施例では固定型とされている。
【0018】なお、スキャニングしない商品を、載置テ
ーブル1A(1B)上の買物カゴBから載置テーブル2
A(2B)上の買物カゴB内に不正に入れられないよう
にするために、載置テーブル2A(2B)には固定型ス
キャナ20A(20B)を通過したことを検出するセン
サ(図示省略)が設けられている。
【0019】次に、各レーンの固定型スキャナ20A,
20Bの下流側に接近位置決めされた精算部110に
は、両レーン(20A,20B)に共通の兼用キーボー
ド14等とレーン選択切替手段(14CHG)とが配設
される。すなわち、この兼用キーボード14等は、図3
に示す1台の電子キャッシュレジスタ10をもって形成
されている。
【0020】図3において、電子キャッシュレジスタ1
0は、両レーンに兼用するキーボード14,プリンタ1
5,ドロワ16,ハンドスキャナ17,カードリーダ1
8を、1台の制御部(CPU11,ROM12,RAM
13等)に接続した構成とされている。また、各レーン
用の固定型スキャナ20A,20Bも当該コントローラ
を介して接続されている。顧客用表示器とキャッシャー
用表示器とを兼ねる各レーンごとの兼用表示器(CR
T)21A,21Bも接続されている。
【0021】但し、RAM13の一部記憶エリアをもっ
て形成された登録ファイルは、各セルフスキャニングユ
ニット(20A,20B)に対応させて別々(13R
A,13RB)に設けてある。
【0022】制御部(11,12)は、各固定型スキャ
ナ20A,20Bからそれぞれに入力された商品コード
に対応する商品データ(品名,単価等)を検索し、対応
する登録ファイル13RA,13RBにそれぞれ登録す
るとともに、対応する兼用表示器21A,21Bに当該
各商品データを表示させるものと形成されている。
【0023】ここに、本発明の技術的特長の1つである
レーン選択切替手段は、図4に示す如く、兼用キーボー
ド14上の選択切替スイッチ14CHGから形成され、
この選択切替スイッチ14CHGによって図2に示す左
側のAラインを選択する(図5のST10のYES)
と、Aライン用のランプ14LAが点灯されかつBライ
ン用のランプ14LBが消灯される(ST11)ととも
に、その旨がRAM13のワークエリアに記憶される。
図2で右側のBラインを選択する(ST10のNO)と
ランプ14LAと14LBとは上記の場合と逆に消灯,
点灯される(ST13)。この場合も記憶される(ST
14)。
【0024】また、このレーン選択切替手段(14CH
G)との関係で、制御部(11,12)は、兼用キーボ
ード14から入力された信号を選択されたレーン側の入
力信号として当該レーン側の固定型スキャナ(20A
OR 20B)から入力された商品データに基づき精算
業務の遂行に必要とする売上データ処理を実行(ST1
7 OR ST18)するものとされている。
【0025】すなわち、制御部(11,12)は、1台
の電子キャッシュレジスタ10の一部を形成し両レーン
(両スキャニングユニット20A,20B)に共通とさ
れているが、兼用するキーボード14,プリンタ15,
ドロワ16,ハンドスキャナ17,カードリーダ18に
ついてはレーン選択切替手段(14CHG)を用いてレ
ーン選択されるごとに、当該選択ライン用として用いる
ことができるように切替制御する。
【0026】したがって、各レーンの固定型のスキャナ
20A,20Bを用いてそれぞれにスキャニングできる
か、精算業務はレーン選択切替手段(14CHG)によ
って選択されたレーンごとに兼用キーボード14を用い
て実行可能となる。
【0027】なお、各固定型スキャナ20A,20Bで
スキャニングできない商品について、兼用のハンドスキ
ャナ17を用いてスキャン入力する場合も、レーン選択
切替手段(14CHG)を用いてレーン選択をする(図
5のST10)必要がある。制御部(11,12)は、
精算業務に必要とする売上データ処理をする際に兼用キ
ーボード14の専用権を選択されたレーン用と認めると
同様に、ハンドスキャナ17からのスキャン入力を選択
されたレーン用のものとして対応する登録ファイル(1
3RA,13RB)に登録処理する(ST17 OR
ST18)。
【0028】次に、この第1実施例の作用を説明する。
各レーンの顧客CSTは、それぞれに固定型スキャナ2
0A,20Bを用いて自己買上商品についてのスキャニ
ングを行う。上流側商品置場(1A,1B)から1つず
つ手にもってスキャンし、スキャン終了後の商品は下流
側商品置場(2A,2B)に移される。兼用表示器21
A,21Bを目視しつつスキャンの正常を確認できる。
キャッシャーCSHも同時に確認できる。もし、スキャ
ン操作が誤っていれば、キャッシャーCSHは精算部1
10に居たまま当該顧客CSTにその説明と注意喚起が
できる。
【0029】また、固定型スキャナ20A,20Bでス
キャンできない商品については、キャッシャーCSHが
ハンドスキャナ17を用いて入力することができる。こ
の場合には、前もってレーン選択切替手段(14CH
G)を用いて当該レーンを選択しておく(図5のST1
0)。
【0030】スキャンが終了した商品は、上記の通り顧
客自身が下流側商品置場(2A,2B)の買物カゴB内
に入れることになるが、この際、キャッシャーCSHは
不正行為があったか否かを簡単に監視できる。さらに、
固定型スキャナ20A,20Bを通さないで商品を入れ
ると、検出センサが働き注意喚起される。
【0031】このようにして、スキャンされた商品デー
タは、制御部(11,12)がレーン選択切替手段(1
4CHG)によっていずれのレーンが選択されているか
否かに拘わらず各レーンごとに対応する登録ファイル1
3RA,13RBに記憶する。各データは、兼用表示器
21A,21Bに表示されるから、顧客CSTとキャッ
シャーCSHとは同時に同一内容を確認できる。
【0032】ここにおいて、例えば図2で左側のレーン
の顧客CSTによるスキャン操作が終了しその精算を行
おうとする場合は、図2のレーン選択切替手段(14C
HG)を用いてAラインを選択する(図5のST10の
YES)。すると、兼用キーボード14上のランプ14
LAが点灯し、かつランプ14LBが消灯する(ST1
1)。すなわち、兼用するキーボード14,プリンタ1
5,ドロワ16の専用権が選択されたAライン用に移
る。
【0033】したがって、キャッシャーCSHが兼用キ
ーボード14のキータッチにより締め操作を行う(ST
15のYES)と、制御部(11,12)は当該Aライ
ンについての売上データ処理を行う(ST17)。この
ようにして求められた合計金額,釣銭等は、兼用表示器
21Aに表示されプリンタ15がレシートに印字する。
以上の操作は、Bラインを選択した場合も同様である。
【0034】したがって、キャッシャーCSHはレーン
選択操作を介せば同一の兼用キーボード14を用いて各
レーンの精算業務を行える。
【0035】しかして、この第1実施例によれば、上流
側商品置場(1A,1B)と下流側商品置場(2A,2
B)との間に固定型のスキャナ(20A,20B)を配
設してなるセルフスキャニングユニットを平行配設して
2レーンを形成し、両レーンの間でかつ各固定型スキャ
ナよりも下流側に接近位置決めされた精算部110に制
御部(11,12)に接続された兼用キーボード14と
レーン選択切替手段(14CHG)とを配設し、該制御
部(11,12)を兼用キーボード14から入力された
信号をレーン選択切替手段(14CHG)で選択された
レーン側の入力信号として当該レーン側の固定型スキャ
ナ(20A,20B)から入力された商品データに基づ
く精算業務に必要な売上データ処理を実行可能に構成
し、1台の兼用キーボード14等を各レーンに共通とし
かつ選択切替使用可能に形成されているので、大幅な小
型化とコスト低減とを達成でき、取扱が簡単で不正防止
のための監視も容易に行える。
【0036】また、制御部(11,12)は各レーンの
固定型スキャナ20A,20Bのスキャニングをそれぞ
れに許し、かつ対応する登録ファイル13RA,13R
Bのそれぞれに登録処理するものとされているので、各
レーンの当該顧客CSTによるスキャニングが高能率か
つ円滑に行える。
【0037】また、レーン選択切替手段(14CHG)
を選択切替操作すると、ランプ14LA,14LBのど
ちらかが点灯するものとされているので、兼用するキー
ボード14がいずれのライン用に専用権が移行している
かを正確に知ることができる。よって、誤操作を一掃で
き得る。
【0038】また、いずれのレーンについても1台の兼
用キーボード14を操作して精算業務を行うので、キャ
ッシャーの労力を軽減できる。
【0039】また、各レーンの顧客用表示器とキャッシ
ャー用表示器とが1台の各兼用表示器21A,21Bか
ら形成されているので、一段と小型化とコスト低減が図
れ、レイアウトスペースも小さい。しかも、顧客CST
とキャッシャーCSHとが同一データを確認できるので
信頼性が高い。つまり、コミュニケーションがとり易く
スムースな業務が行える。
【0040】また、各固定型スキャナ20A,20Bと
精算部110とが接近配設されているので、不正監視が
容易であるばかりか、顧客CSTのスキャンニング操作
に誤り等があれば直ちにかつ親切に説明できる。この点
からも迅速なスキャニングができ、サービスも向上でき
る。
【0041】また、各固定型スキャナ20A,20Bと
精算部110とが接近配設されているので、固定型スキ
ャナ20A,20Bでスキャニングできなかった商品を
電子キャッシュレジスタ10のハンドスキャナ17を用
いて簡単にスキャン入力できる。つまり、スキャニング
操作を中断せずに行える。
【0042】(第2実施例)この第2実施例は、図6に
示すように、第1実施例(図3)が1台のCPU11で
全体を制御していたのに対して、各レーンごとに設けた
2台のCPU11A,CPU11Bで制御させ、一層の
高速処理と円滑運転を達成する。
【0043】すなわち、レーンごとに対応する制御ユニ
ット111A,111Bと各レーンに共通の操作ユニッ
ト112とから形成し、この操作ユニット112を両レ
ーン間の精算部110に配設してなる。
【0044】まず、操作ユニット112は、図6に示す
通り、両レーンに共通するキーボード14,プリンタ1
5,ドロワ16,ハンドスキャナ17,カードリーダ1
8を組込んだもので、これらをいずれのレーンについて
使用するかはレーン選択切替手段(14CHG)の選択
により決まる。
【0045】次に、制御ユニット111Aは、図2で左
側の一方レーン(1A,20A,2A)に専用とされ、
CPU11A,ROM12A,RAM13A,操作ユニ
ット112とのインターフェース(I/F)19Aとを
含み構成されている。また、当該レーン用の固定スキャ
ナ20Aと兼用表示器21Aとが各コントローラを介し
て接続されている。
【0046】したがって、CPU11Aは、常に固定ス
キャナ20Aでスキャニングされた商品コードに対応す
る商品コードを当該登録ファイル13RAに登録する。
レーン選択切替手段(14CHG)による選択切替には
無関係である。
【0047】以上の構成・機能は、他方レーン(1B,
20B,2B)に専用の制御ユニット111Bについて
も同じである。
【0048】そして、各制御ユニット111A,111
Bの各CPU11A,11Bは、当該各インターフェー
ス19A,19Bを介して操作ユニット112からレー
ン選択切替信号が入力されたか否かを一定サイクルごと
にサーチする。自己が選択されたとの信号を受けると、
CPU11A(CPU11B)はその旨をRAM13A
(13B)のワークエリアに記憶する。その後に、操作
ユニット112のキーボード14からの指令信号がある
と、選択された側のCPU11A(CPU11B)が所
定処理し、かつその印字データ,表示データ等を操作ユ
ニット112に伝送する。
【0049】しかして、この第2実施例によれば、第1
実施例の場合と同様な作用効果を奏する他、さらに、2
台のCPU11A,11Bで各レーンごとに制御するの
で、一段と高速かつ円滑に処理できるとともに、操作ユ
ニット112を小型化できるので全体としても一段と小
型化できる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、上流側商品置場と下流
側商品置場との間にスキャナを配設してなるセルフスキ
ャニングユニットを平行配設して2レーンを形成し、両
レーンの間でかつ各スキャナよりも下流側に接近位置決
めされた精算部に制御部に接続された兼用キーボードと
レーン選択切替手段とを配設し、該制御部を兼用キーボ
ードから入力された信号をレーン選択切替手段で選択さ
れたレーン側の入力信号として当該レーン側のスキャナ
から入力された商品データに基づく精算業務に必要な売
上データ処理を実行可能に構成し、1台の兼用キーボー
ド等を各レーンに共通としかつ選択切替使用可能に形成
されているので、大幅な小型化とコスト低減とを達成で
き、取扱が簡単で不正防止のための監視も容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す外観斜視図である。
【図2】同じく、平面図である。
【図3】同じく、ブロック図である。
【図4】同じく、キーボードとレーン選択切替手段とを
説明するための図である。
【図5】同じく、レーン選択切替動作と制御部の動作と
を説明するためのフローチャートである。
【図6】第2実施例を示すブロック図である。
【図7】従来例を説明するための平面図である。
【図8】従来例を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1A,1B 載置テーブル(上流側商品置
場) 2A,2B 載置テーブル(下流側商品置
場) 10 電子キャッシュレジスタ 11,11A,11B CPU(制御部) 12,12A,12B ROM(制御部) 13,13A,13B RAM 13RA,13RB 登録ファイル 14 キーボード 14CHG 選択切替スイッチ(レーン選択
切替手段) 15 プリンタ 16 ドロワ 17 ハンドスキャナ 18 カードリーダ 20A,20B スキャナ 21A,21B 表示器 110 精算部 111A,111B 制御ユニット 112 操作ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側商品置場と下流側商品置場との間
    にスキャナを配設してなるセルフスキャニングユニット
    を平行配設して2レーンを形成し、両レーンの間でかつ
    各スキャナよりも下流側に接近位置決めされた精算部に
    制御部に接続された兼用キーボードとレーン選択切替手
    段とを配設し、該制御部を兼用キーボードから入力され
    た信号をレーン選択切替手段で選択されたレーン側の入
    力信号として当該レーン側のスキャナから入力された商
    品データに基づく売上データ処理を実行可能に形成した
    ことを特徴とするセルフスキャニング方式のチェックア
    ウト装置。
JP5703393A 1993-03-17 1993-03-17 セルフスキャニング方式のチェックアウト装置 Pending JPH06266954A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6892940B2 (en) * 2003-04-07 2005-05-17 Stmicroelectronics S.R.L. Encryption process employing chaotic maps and digital signature process

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