JPH06265847A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH06265847A
JPH06265847A JP3077317A JP7731791A JPH06265847A JP H06265847 A JPH06265847 A JP H06265847A JP 3077317 A JP3077317 A JP 3077317A JP 7731791 A JP7731791 A JP 7731791A JP H06265847 A JPH06265847 A JP H06265847A
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JP
Japan
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liquid crystal
time
display device
display
writing
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JP3077317A
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Inventor
正明 ▲ひろ▼木
Masaaki Hiroki
Akira Mase
晃 間瀬
Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アクティブ型の液晶表示装置において、画素
に書込みをする単位時間225を時分割することによっ
て、1画面を書き込む時間である1フレームの時間を変
更することなく、画素に書込みをする単位時間の時分割
227、229、231に応じて階調表示を可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブ型表示装
置、特にアクティブ型液晶表示装置に関するもので、明
確な階調のレベルを設定できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】液晶組成物はその物質特性から、分子軸
に対して水平方向と垂直方向の誘電率が異なるため、外
部の電界に対して水平方向に配列したり、垂直方向に配
列したりさせることが容易にできる。液晶電気光学装置
はこの誘電率の異方性を利用して、光の透過光量または
分散量を制御することで、ON/OFFの表示を行って
いる。
【0003】図2にネマチック液晶の電気光学特性を示
す。印加電圧が小さいVa(A点201)のときには、
透過光量がほぼ0%、Vb(B点202)の場合には2
0%ほど、Vc(C点203)の場合には70%ほど、
Vd(D点204)の場合には100%ほどになる。つ
まり、A、D点のみを利用すれば、白黒の2階調表示
が、B、C点のように電気光学特性の立ち上がりの部分
を利用すれば、中間階調表示が可能となる。
【0004】従来、TFTを利用した液晶電気光学装置
の階調表示の場合、TFTのゲート印加電圧もしくはソ
ース・ドレイン間の印加電圧を変化させてアナログ的に
電圧を調整し、階調表示をおこなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マトリ
クス構成をなす多数のTFT素子の全てが均一な特性を
有するように作成するのには困難を有し、特に階調表示
に必要な中間の電圧の微調整は非常な困難を要してい
た。
【0006】
【問題を解決するための手段】そこで本発明では、従来
のアナログ的階調表示ではなく、デジタル的階調表示を
行うことで、明確な階調表示レベルを液晶に供給する手
段を提案するものである。
【0007】そこで、アクティブマトリクス型液晶表示
装置において、任意の画素に書き込む単位時間tと1画
面を書き込む時間Fで関係される表示タイミングを有す
る表示駆動方式を用いた表示装置の階調表示を、前記時
間Fを変更すること無しに前記時間tの書込み時間中の
信号を時分割とし、このことによって時間tに画素の液
晶に加わる電界の平均値を分割の割合に応じた変化さ
せ、階調を表示可能にしたことを特徴としている。
【0008】説明のために図3に示す様な4×4のマト
リクスを用いる。従来の表示装置の場合図4に示す様
に、データ方向の信号線210〜213の電界の強さの
強弱で220〜223 に示すような画素電極にかかる
電界が決まり、それによって液晶の透過率が決定され
る。なお図3と図4の符号が対応していることはいうま
でもない。
【0009】本発明では、このようなアナログ的な階調
制御を行うのでは無く、図1に示す様に、任意の画素に
書き込む単位時間t225の書込み時間中の信号を時分
割とし、分割数分の階調を表示可能にしている。
【0010】その際、書き込み時間における電界変化2
27、229、231が図1のように変化した場合、非
書き込み時間ではその平均値228、230、232の
ようになり、明解な階調表示が可能となる。以下に実施
例をもってさらに詳細な説明を加える。
【0011】
【実施例】
『実施例1』 本実施例では図3に示すような回路構成
を用いた液晶表示装置を用いて、液晶表示装置の説明を
行う。この回路構成に対応する実際の電極等の配置構成
を図5に示している。これらは説明を簡単にする為2×
2に相当する部分のみ記載されている。また、実際の駆
動信号波形を図1に示す。これも説明を簡単にする為に
4×4のマトリクス構成とした場合の信号波形で説明を
行う。
【0012】まず、本実施例で使用する液晶表示装置の
作製方法を図6において説明する。図6(A)におい
て、石英ガラス等の高価でない700℃以下、例えば約
600℃の熱処理に耐え得るガラス50上にマグネトロ
ンRF(高周波) スパッタ法を用いてブロッキング層5
1としての酸化珪素膜を1000〜3000Åの厚さに
作製する。プロセス条件は酸素100%雰囲気、成膜温
度15℃、出力400〜800W、圧力0.5Paとし
た。タ−ゲットに石英または単結晶シリコンを用いた成
膜速度は30〜100Å/分であった。
【0013】この上にシリコン膜をLPCVD(減圧気
相)法、スパッタ法またはプラズマCVD法により形成
した。減圧気相法で形成する場合、結晶化温度よりも1
00〜200℃低い450〜550℃、例えば530℃
でジシラン(Si2H6) またはトリシラン(Si3H8) をCVD
装置に供給して成膜した。反応炉内圧力は30〜300
Paとした。成膜速度は50〜250Å/ 分であった。
NTFTのスレッシュホ−ルド電圧(Vth)を制御する
ため、ホウ素をジボランを用いて1×1015〜1×1018cm
-3の濃度として成膜中に添加してもよい。
【0014】スパッタ法で行う場合、スパッタ前の背圧
を1×10-5Pa以下とし、単結晶シリコンをタ−ゲット
として、アルゴンに水素を20〜80%混入した雰囲気
で行った。例えばアルゴン20%、水素80%とした。
成膜温度は150℃、周波数は13.56MHz、スパ
ッタ出力は400〜800W、圧力は0.5Paであっ
た。
【0015】プラズマCVD法により珪素膜を作製する
場合、温度は例えば300℃とし、モノシラン(SiH4)ま
たはジシラン(Si2H6) を用いた。これらをPCVD装置
内に導入し、13.56MHzの高周波電力を加えて成
膜した。
【0016】これらの方法によって形成された被膜は、
酸素が5×1021cm-3以下であることが好ましい。この酸
素濃度が高いと、結晶化させにくく、熱アニ−ル温度を
高くまたは熱アニ−ル時間を長くしなければならない。
また少なすぎると、バックライトによりオフ状態のリ−
ク電流が増加してしまう。そのため4×1019〜4×1021
cm-3の範囲とした。水素は4×1020cm-3であり、珪素4
×1022cm-3として比較すると1原子%であった。また、
ソ−ス、ドレインに対してより結晶化を助長させるた
め、酸素濃度を7×1019cm-3以下、好ましくは1×1019
cm-3以下とし、ピクセル構成するTFTのチャネル形成
領域のみに酸素をイオン注入法により5×1020〜5×10
21cm-3となるように添加してもよい。その時周辺回路を
構成するTFTには光照射がなされないため、この酸素
の混入をより少なくし、より大きいキャリア移動度を有
せしめることは、高周波動作をさせるためる有効であ
る。
【0017】前記の様な方法によって、アモルファス状
態の珪素膜を500〜5000Å、例えば1500Åの
厚さに作製の後、450〜700℃の温度にて12〜7
0時間非酸化物雰囲気にて中温の加熱処理、例えば水素
雰囲気下にて600℃の温度で保持した。珪素膜の下の
基板表面にアモルファス構造の酸化珪素膜が形成されて
いるため、この熱処理で特定の核が存在せず、全体が均
一に加熱アニ−ルされる。即ち、成膜時はアモルファス
構造を有し、また水素は単に混入しているのみである。
【0018】アニ−ルにより、珪素膜はアモルファス構
造から秩序性の高い状態に移り、一部は結晶状態を呈す
る。特にシリコンの成膜後の状態で比較的秩序性の高い
領域は特に結晶化をして結晶状態となろうとする。しか
しこれらの領域間に存在する珪素により互いの結合がな
されるため、珪素同志は互いにひっぱりあう。レ−ザラ
マン分光により測定すると単結晶の珪素のピ−ク522
cm-1より低周波側にシフトしたピ−クが観察される。そ
れの見掛け上の粒径は半値巾から計算すると、50〜5
00Åとマイクロクリスタルのようになっているが、実
際はこの結晶性の高い領域は多数あってクラスタ構造を
有し、各クラスタ間は互いに珪素同志で結合(アンカリ
ング) がされたセミアモルファス構造の被膜を形成させ
ることができた。
【0019】結果として、被膜は実質的にグレインバウ
ンダリ(以下GBという)がないといってもよい状態を
呈する。キャリアは各クラスタ間をアンカリングされた
個所を通じ互いに容易に移動し得るため、いわゆるGBの
明確に存在する多結晶珪素よりも高いキャリア移動度と
なる。即ちホ−ル移動度(μh)=10〜200cm2
VSec、電子移動度(μe )=15〜300cm2 /V
Secが得られる。
【0020】他方、上記の如き中温でのアニ−ルではな
く、900〜1200℃の高温アニ−ルにより被膜を多
結晶化すると、核からの固相成長により被膜中の不純物
の偏析がおきて、GBには酸素、炭素、窒素等の不純物
が多くなり、結晶中の移動度は大きいが、GBでのバリ
ア(障壁)を作ってそこでのキャリアの移動を阻害して
しまう。結果として10cm2/Vsec以上の移動度がなかな
か得られないのが実情である。即ち、本実施例ではかく
の如き理由により、セミアモルファスまたはセミクリス
タル構造を有するシリコン半導体を用いている。
【0021】この上に酸化珪素膜をゲイト絶縁膜54と
して500〜2000Å例えば1000Åの厚さに形成
した。これはブロッキング層としての酸化珪素膜の作製
と同一条件とした。この成膜中に弗素を少量添加し、ナ
トリウムイオンの固定化をさせてもよい。
【0022】この後、この上側にリンが1〜5×1021cm
-3の濃度に入ったシリコン膜またはこのシリコン膜とそ
の上にモリブデン(Mo)、タングステン(W),MoSi2 または
WSi2との多層膜を形成した。これを第2のフォトマスク
にてパタ−ニングして図6(B) を得た。図6(C)に
おいて、NTFT用のソ−ス20、ドレイン18として
リンを1〜5×1015cm-2のドーズ量でゲート電極9を
マスクとしてイオン注入法により添加した。また、ゲー
ト電極材料としてアルミニウム(Al)を用いた場合、こ
れを第2のフォトマスクにてパタ−ニング後、その表
面を陽極酸化することで、セルファライン工法が適用可
能なため、ソース・ドレインのコンタクトホールをより
ゲートに近い位置に形成することが出来るため、移動
度、スレッシュホールド電圧の低減からさらにTFTの
特性を上げることができる。
【0023】これらはゲイト絶縁膜54を通じて行っ
た。しかし図6(B)において、ゲイト電極9をマスク
としてシリコン膜上の酸化珪素を除去し、その後、リン
を直接珪素膜中にイオン注入してもよい。
【0024】次に、600℃にて10〜50時間再び加
熱アニ−ルを行った。NTFTのソ−ス20、ドレイン
18を不純物を活性化してN+として作製した。またゲ
イト電極9下にはチャネル形成領域21がセミアモルフ
ァス半導体として形成されている。
【0025】かくすると、セルフアライン方式でありな
がらも、700℃以上にすべての工程で温度を加えるこ
とがなくNTFTを作ることができる。そのため、基板
材料として、石英等の高価な基板を用いなくてもよく、
本発明の大画素の液晶表示装置にきわめて適したプロセ
スである。
【0026】本実施例では熱アニ−ルは図6(A)、
(C)で2回行った。しかし図6(A)のアニ−ルは求
める特性により省略し、双方を図6(C)のアニ−ルに
より兼ね製造時間の短縮を図ってもよい。図6(D)に
おいて、層間絶縁物65を前記したスパッタ法により酸
化珪素膜の形成として行った。この酸化珪素膜の形成は
LPCVD法、光CVD法、常圧CVD法を用いてもよ
い。例えば0.2〜0.6μmの厚さに形成し、その
後、フォトマスクを用いて電極用の窓66を形成し
た。さらに、これら全体にアルミニウムをスパッタ法に
より形成し、リ−ド71、72およびコンタクト67、
68をフォトマスクを用いて作製した後、表面を平坦
化用有機樹脂69例えば透光性ポリイミド樹脂を塗布形
成し、再度の電極穴あけをフォトマスクにて行った。
【0027】図6(G)に示す如くTFTを形成し、か
つその出力端を液晶装置の一方の画素の電極を透明電極
としてそれに連結するため、スパッタ法によりITO
(インジュ−ム・スズ酸化膜)を形成した。それをフォ
トマスクによりエッチングし、画素電極17、画素電
極とドレイン電極とのコンタクト73を構成させた。こ
のITOは室温〜150℃で成膜し、200〜400℃
の酸素または大気中のアニ−ルにより成就した。
【0028】かくの如くにしてNTFT13と画素電極
である透明導電膜の電極17とを同一ガラス基板50上
に作製した。得られたTFTの特性は移動度は40(cm
2/Vs)、Vthは5.0(V)であった。このようにし
て、第一の基板を得た。
【0029】次に第二の基板として、青板ガラス上にス
パッタ法を用いて、酸化珪素膜を2000Å積層した基
板上に、やはり スパッタ法によりITO(インジュ−
ム・スズ酸化膜)を形成した。このITOは室温〜15
0℃で成膜し、200〜400℃の酸素または大気中の
アニ−ルにより成就した。
【0030】前記基板上に、オフセット法を用いて、ポ
リイミド前駆体を印刷し、非酸化性雰囲気たとえば窒素
中にて350℃1時間焼成を行った。その後、公知のラ
ビング法を用いて、ポリイミド表面を改質し、少なくと
も初期において、液晶分子を一定方向に配向させる手段
を設けて第二の基板とした。
【0031】その後、前記第一の基板と第二の基板によ
って、強誘電性を示す液晶組成物を挟持し、周囲をエポ
キシ性接着剤にて固定した。基板上のリードにTAB形
状の駆動ICを接続し、外側に偏光板を貼り、透過型の
液晶表示装置を得た。
【0032】図1に示す駆動波形を加えた時の画素A、
F、Iの表示の様子を図7に示す。明解な階調表示がえ
られることが分かった。
【0033】『実施例2』 本実施例では前実施例1と
同様の工程によって、第一の基板と第二の基板を得た。
ただし、第二の基板上にはポリイミドの配向膜は形成し
なかった。また用途としてビデオカメラのビューファイ
ンダー用途としたため、画素ピッチは60μmとし、縦
200×横300ドットのマトリクス構成とした。
【0034】本実施例では、液晶組成物としてアクリル
有機樹脂中にネマチック液晶組成物を分散させた分散型
液晶表示装置とした。紫外線硬化性を有するエポキシ変
成アクリル樹脂中に62重量%のネマチック液晶を分散
させ、第一の基板と第二の基板にて挟持した後に、10
00mWの出力を有するUV光源を20秒照射によって
硬化させた。
【0035】階調表示のための時分割数を16として、
各色16諧調、合計4096色の表示が可能な液晶表示
装置となった。そのときの駆動波形を図8に示す。
【0036】従来、階調表示を行う方法として、複数の
書込み(表示フレーム)を用いて、例えば16フレーム
を利用して、そのON/OFFの割合に応じた階調表示
を行う方法が提案されていた。これは、16フレームの
内、8フレームをON、残り8フレームをOFFとした
場合、その平均的な透過率である50%の透過として、
階調表示がなされる。また、16フレームの内、4フレ
ームがON、残り12フレームがOFFの場合、その平
均的な透過率である25%の透過として、階調表示がな
される。しかし、この方法を用いた場合、人間の目が確
認不可能なフレームである30フレームにあたる確認最
低フレーム数を割り込む可能性が多きく表示品質を落と
す要因となっていた。
【0037】しかしながら、本発明では、ドライバーの
駆動周波数を上げて、階調表示を行う本発明による方式
では、実質的なフレーム周波数を落とすことなく階調表
示が可能になるために、視覚確認周波数を割り込むこと
なく、表示品質の低下をおこすことが無い、良質な画面
を提供することができた。
【0038】本発明の階調表示方法を行うのと同時にさ
らに前記従来の階調方法を同時に行うことによって、従
来より階調表示能力を高めることは有用である。本発明
は1つの画素を表示させる際の液晶画素に加わる平均電
圧をコントロールする方法であり、この時液晶を完全に
応答させる必要がないという特徴を有する。これは従
来、図2のVb やVC の電圧を画素に直接くわえること
が困難であったものを画素電極へ加える平均の電圧を変
化させることによって、あたかもVbやVC の電圧を直
接加えたのと同じ効果を得られるからである。いいかえ
らば、本発明は中途半端に応答する液晶をコントロール
する方法である。
【0039】なお本明細書中においてはNTFTすなわ
ちNチャネル型電界効果トランジスタを用いたがPTF
TすなわちPチャネル型電界効果トランジスタを駆動素
子として用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】任意の画素に書き込む単位時間tと1画
面を書き込む時間Fで関係される表示タイミングを有す
る表示駆動方式を用いた表示装置の階調表示を、前記時
間Fを偏向すること無しに前記時間tの書込み時間中の
信号を時分割としたことで、デジタル制御された明解な
階調表示をえることができ、TFTの面内特性ばらつき
を補償することができた。かつ、複数フレームによる階
調表示方法に比べて、表示周波数の低下が生じず、高品
位な表示が可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明例による駆動波形
【図2】ネマチック液晶の電気光学特性を示す。
【図3】NチャネルTFTマトリクス回路図
【図4】従来例の駆動波形
【図5】本実施例によるデバイス平面図
【図6】本実施例の作成工程
【図7】本実施例による表示例
【図8】本実施例による駆動波形
【符号の説明】
227、229、231・・・書込み時間における電界
変化 228、230、232・・・非書込み時間において画
素電極に加わる電界 225・・・画素に書込みを行う単位時間
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図8】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上にマトリックス構成を有する信号線
    とそれぞれの画素電極にNチャンネル型薄膜トランジス
    タを設け、該薄膜トランジスタの入出力側の一方を前記
    画素電極へ、他の一方を前記マトリックス構成を有する
    一対の信号線の第1の信号線へ接続し、かつ前記薄膜ト
    ランジスタのゲートを前記マトリックス構成を有する信
    号線の第2の信号線へ接続した電気回路を有する第一の
    基板と、基板上に電極およびリードを有する第2の基板
    によって、少なくとも液晶組成物または液晶組成物を含
    む混合物を挟持した液晶表示装置において、任意の画素
    に書き込む単位時間tと1画面を書き込む時間Fで関係
    される表示タイミングを有する表示駆動方式を用いた表
    示装置の階調表示を、前記時間Fを変更すること無しに
    前記時間tの書込み時間中の信号を時分割とし、分割の
    割合に応じた階調を表示可能にしたことを特徴とする表
    示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、液晶組成物は強誘電性
    を示すことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、液晶組成物はネマチッ
    ク液晶を主体とすることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、液晶組成物はコレステ
    ィック液晶を主体とすることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、液晶組成物を含む混合
    物はネマチック液晶を有機樹脂中に分散させたことを特
    徴とする表示装置。
JP3077317A 1991-02-16 1991-02-16 表示装置 Pending JPH06265847A (ja)

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