JPH06123872A - 電気光学装置の画像表示方法 - Google Patents

電気光学装置の画像表示方法

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JPH06123872A
JPH06123872A JP15750591A JP15750591A JPH06123872A JP H06123872 A JPH06123872 A JP H06123872A JP 15750591 A JP15750591 A JP 15750591A JP 15750591 A JP15750591 A JP 15750591A JP H06123872 A JPH06123872 A JP H06123872A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気光学装置の階調表示に関して、精密で素
子間のばらつきの少ない階調表示方式を提供する。 【構成】 アクティブマトリクス型電気光学装置におい
て、個々の画素を駆動する素子として、いわゆるトラン
スファー・ゲイト型の相補型電界効果型素子を用い、そ
の入出力端の一方を画素電極に接続した構成において、
他端に電圧を印加し、あるいは電圧を切りながら、その
制御電極に任意のタイミングでバイポーラパルスを印加
し、画素に電圧のかかる時間を任意に制御することによ
って視覚的な階調表示を得る表示方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】本発明は、アクティブ型電気光学装
置、特にアクティブ型液晶電気光学装置の画像表示方法
に関するものである。本発明はアクティブ素子の1つの
入力端子にパルス電圧(デジタル信号)を加え、別の入
力端子には任意のタイミングで制御用の信号電圧(デジ
タル信号)を加えること、およびその後、パルス信号を
加えない状態で信号電圧を加えることによって、電氣光
学装置の画素に任意の時間だけ電圧がかかる状態を実現
させることにより、視覚的に明確な階調レベルを設定で
きる、デジタル/デジタル方式の階調画像表示方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶組成物はその物質特性から、分子軸
に対して水平方向と垂直方向の誘電率が異なるため、外
部の電界に対して水平方向に配列したり、垂直方向に配
列したりさせることが容易にできる。液晶電気光学装置
はこの誘電率の異方性を利用して、光の透過光量または
分散量を制御することで、ON/OFFの表示をおこな
っている。
【0003】図3には、典型的な液晶材料であるネマテ
ィック液晶の電気光学特性を示す。印加電圧が小さいV
a(A点)では、透過光量はほぼ0%、Vb(B点)で
は約20%、Vc(C点)では約70%、Vd(D点)
では100%というように、電圧とともに透過光量が変
化する。つまり、A、D点のみを利用すれば、白黒の2
階調表示が、B、C点のように電気光学特性の立ち上が
り部分を利用すれば中間階調表示が可能となる。
【0004】従来、TFTを利用した液晶電気光学装置
の階調表示の場合、アクティブマトリクス型の液晶電気
光学装置では、アクティブ素子として薄膜トランジスタ
(TFT)を用い、TFTのゲイト印加電圧もしくはソ
ース、ドレイン間の印加電圧を変化させてアナログ的に
液晶にかかる電圧を調整し、階調表示をおこなってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
このような液晶電気光学装置を製造してみると、TFT
の特性のばらつきが著しく大きく、従来の階調表示方法
では16階調が限界であった。そこで全く新しい階調方
式が求められていた。
【0006】
【問題を解決するための手段】そこで、本発明では、従
来の階調表示の思想とは全く異なった階調表示の方法を
提案する。すなわち、アクティブ素子に対する2つの入
力信号を制御することにより、画素に電圧がかかる状態
を制御するものである。本発明人らは画素に一定の電圧
がかかるにしても、その時間が異なれば、視覚的には明
るさが異なって見えることを本発明人らが発見した。本
発明はその特性を積極的に利用したもので、従来にはな
い全く革新的なものである。
【0007】図2には本発明を実施するために必要な液
晶表示装置のアクティブマトリクスの回路の例を示す。
本発明では、アクティブ素子は100nsec以下の短
時間で応答することが要求されるので、高速動作する回
路を組む必要がある。そのためには従来のようなNチャ
ネル型薄膜トランジスタ(NTFT)あるいはP型薄膜
トランジスタ(PTFT)だけでスイッチングをおこな
うのではなく、図2に示されるようにNTFTとPTF
Tを相補型に動作するように構成した、変形トランスフ
ァー・ゲイト型の回路構成を用いる必要がある。
【0008】この例では、N行M列のマトリクスが構成
されているのであるが、煩雑さをさけるために図2で
は、マトリクスのうちのn行m列の要素の近傍のみを示
してあるが、これと同じものを上下左右に展開すれば完
全なものが得られる。
【0009】図に示されるように、4つの変形トランス
ファーゲイトが描かれているが、各変形トランスファー
・ゲイトのソースはYm あるいはYm+1 (以下、Y線と
総称する)に接続され、また、変形トランスファー・ゲ
イトのゲイトはXn あるいはXn+1 (以下、X線と総称
する)に接続されている。また、変形トランスファー・
ゲイトのドレインは液晶画素Zn,m 、Zn,m+1 、Z
n+1,m 、Zn+1,m+1 に接続されている。変形トンスファ
ー・ゲイトにおいて、NTFTとPTFTは対称なの
で、その位置は入れ替わってもよい。また、図では示さ
れていないが、画素のキャパシタと並列に人為的にキャ
パシタを挿入してもよい。このとき挿入されたキャパシ
タは自然放電によって、がその電圧が低下する減少を抑
える効果を有する。キャパシタの容量としては、画素の
容量の数〜100倍程度、好ましくは10倍以下が望ま
しい。なぜならば、過剰な容量の存在は、本発明の目的
とし、特徴とするところの高速動作を妨げるからであ
る。
【0010】次に、このような回路を用いた場合の回路
の動作例を図1を用いて説明する。以下、VYm、VXn
は、それぞれ、Ym 、Xn に加えられる電位を意味し、
また、VZn,mとは、図2中に示される液晶画素Zn,m
TFT側の電位を意味する。簡単のために、液晶画素の
対向電極の電位を0Vとすれば、VZn,mは、すなわち、
液晶画素に印加される電圧を意味する。
【0011】まず、Y1 線に、図1に示されるような矩
形パルスを印加する。そして、このパルスが続いている
間に、それぞれのX線には、図に示すように、極性の反
転するパルス信号(以下、バイポーラ・パルスという)
が、意図的に任意のタイミングで印加される。
【0012】このとき、液晶画素Zn,m 、Zn,m+1 、Z
n+1,m 、Zn+1,m+1 に注目してみると、いずれの画素に
も電圧は印加されないことがわかる。これは、Ym にも
m+1 にも電圧が供給されていないからである。この段
階で、なんらかの電圧が印加される可能性のある画素
は、第1列の画素、すなわち、Z11、Z21..N1であ
る。ついで、Y2 に同様な矩形パルスが印加され、それ
ぞれのX線には、また、バイポーラ・パルスが印加され
る。このときには第2列の画素に電圧が印加され、第2
列の画像が得られる。
【0013】このようにして、順々に電圧が印加され、
やがて、Ym に矩形パルスが印加される。そして、やは
りX線にはバイポーラ・パルスが印加される。このと
き、それぞれのX線に印加されるパルスのタイミング
(開始時間)は同じではない。例えば、Xn にはXn+1
より早くパルスが印加される。パルスが印加された瞬間
に画素のキャパシターは充電され、画素は電圧のかかっ
た状態となる。その結果として、画素Zn.m には画素Z
n+1,m より先に電圧がかかる。ここでは、液晶画素のキ
ャパシターの充電に要する時間を無視しているが、実際
に、TFTとキャパシターの時定数はせいぜい、数ns
ecであり、これに対し、バイポーラ・パルスの幅は数
100nsecであるので、十分に無視できる。この画
素に電圧のかかった状態は、Ym の矩形パルスが切られ
た後に、全てのX線にバイポーラ・パルスが印加される
ことによって中断される。すなわち、このとき、いずれ
のY線にも電圧は印加されていないので、画素に蓄えら
れた電荷は放出され、画素の電圧はゼロとなる。
【0014】次にYm+1 にパルス電圧が印加される。そ
して、やはりX線にはバイポーラ・パルスが印加され
る。そのときには、Ym+1 には電圧が印加されているの
で図に示すように画素Zn,m+1 とZn+1,m+1 に電荷が蓄
積され、それぞれある時間電圧状態が継続する。
【0015】このようにして、YM まで電圧が順々に印
加されてゆき、1画面(フレームともいう)が形成され
る。このとき注意しなければならないことは、各列ごと
に画像が順々に現れ、そして、次の列の画像が現れると
消えてゆくといういわゆるダイナミック・モードで画像
が表示されることである。しかしながら、例えばトラン
スファー・ゲイトにダイオードを直列に接続することに
よって、電荷の喪失を防ぎ、結果として、通常のアクテ
ィブマトリクスのごとき、スタティック・モードとする
ことは可能である。また、例えば、液晶画素に並列に、
強誘電体でできたキャパシタを接続し、強誘電体の静電
特性のヒステリシスを利用することによって液晶画素の
電荷を保持することも可能である。
【0016】以上の例で明らかになったように、階調表
示をおこなうことができるが、階調の精度は、Y線に印
加される信号電圧の時間幅をバイポーラパルスの幅でわ
ったものと同程度であると考えられる。1画面の形成に
要する時間は、通常30msec程度である。図1の例
では、1画面の時間とはY1 に電圧が印加されてから、
M に電圧が印加され、再び、Y1 に電圧が印加される
までの時間である。1画面の時間を30msecとし、
M=480、すなわち、480列の線を有するディスプ
レー装置の場合で、256階調を達成するには、バイポ
ーラ・パルスは250nsecでなければならない。
【0017】また、以上の説明では、わかりやすくする
ために、信号のゼロレベルと電圧レベルを明確にした
が、これは液晶等の電気光学材料あるいはTFTのしき
い値電圧以下であるか、以上であるかという問題だけで
あるので、絶対に電圧がゼロである必要はない。また、
上記説明において、電圧とは任意の点の電位を基準とし
た相対的な物理量であるので、パルスは逆の極性を持つ
ものであっても構わないことは明らかであろう。さら
に、画素の対向電極に適当なオフセット電圧を加えても
構わない。また、以上の例では、画面は1行づつ順に走
査されていったが、最初に1行目、3行目、5行目とい
うように走査したのち、2行目、4行目、6行目という
ように走査する、いわゆる飛び越し走査方も可能である
ことはいうまでもない。
【0018】
【実施例】
『実施例1』 本実施例では図2に示すような回路構成
を用いた液晶表示装置を用いて、壁掛けテレビを作製し
たので、その説明を行う。またその際のTFTは、レー
ザーアニールを用いた多結晶シリコンとした。
【0019】この回路構成に対応する実際の電極等の配
置構成を1つの画素について、図4に示している。ま
ず、本実施例で使用する液晶パネルの作製方法を図5を
使用して説明する。図5(A)において、石英ガラス等
の高価でない700℃以下、例えば約600℃の熱処理
に耐え得るガラス50上にマグネトロンRF(高周波)
スパッタ法を用いてブロッキング層51としての酸化珪
素膜を1000〜3000Åの厚さに作製する。プロセ
ス条件は酸素100%雰囲気、成膜温度15℃、出力4
00〜800W、圧力0.5Paとした。タ−ゲットに
石英または単結晶シリコンを用いた成膜速度は30〜1
00Å/分であった。
【0020】この上にシリコン膜をプラズマCVD法に
より珪素膜52を作製した。成膜温度は250℃〜35
0℃で行い本実施例では320℃とし、モノシラン(SiH
4)を用いた。モノシラン(SiH4)に限らず、ジシラン(Si2
H6) またトリシラン(Si3H8)を用いてもよい。これらを
PCVD装置内に3Paの圧力で導入し、13.56M
Hzの高周波電力を加えて成膜した。この際、高周波電
力は0.02〜0.10W/cm2 が適当であり、本実
施例では0.055W/cm2 を用いた。また、モノシ
ラン(SiH4)の流量は20SCCMとし、その時の成膜速
度は約120Å/ 分であった。PTFTとNTFTとの
スレッシュホ−ルド電圧(Vth)に概略同一に制御する
ため、ホウ素をジボランを用いて1×1015〜1×1018cm
-3の濃度として成膜中に添加してもよい。またTFTの
チャネル領域となるシリコン層の成膜にはこのプラズマ
CVDだけでなく、スパッタ法、減圧CVD法を用いて
も良く、以下にその方法を簡単に述べる。
【0021】スパッタ法で行う場合、スパッタ前の背圧
を1×10-5Pa以下とし、単結晶シリコンをタ−ゲット
として、アルゴンに水素を20〜80%混入した雰囲気
で行った。例えばアルゴン20%、水素80%とした。
成膜温度は150℃、周波数は13.56MHz、スパ
ッタ出力は400〜800W、圧力は0.5Paであっ
た。
【0022】減圧気相法で形成する場合、結晶化温度よ
りも100〜200℃低い450〜550℃、例えば5
30℃でジシラン(Si2H6) またはトリシラン(Si3H8) を
CVD装置に供給して成膜した。反応炉内圧力は30〜
300Paとした。成膜速度は50〜250Å/ 分であ
った。PTFTとNTFTとのスレッシュホ−ルド電圧
(Vth)に概略同一に制御するため、ホウ素をジボラン
を用いて1×1015〜1×1018cm-3の濃度として成膜中に
添加してもよい。
【0023】これらの方法によって形成された被膜は、
酸素が5×1021cm-3以下であることが好ましい。結晶化
を助長させるためには、酸素濃度を7×1019cm-3以下、
好ましくは1×1019cm-3以下とすることが望ましいが、
少なすぎると、バックライトによりオフ状態のリ−ク電
流が増加してしまうため、この濃度を選択した。この酸
素濃度が高いと、結晶化させにくく、レーザーアニ−ル
温度を高くまたはレーザーアニ−ル時間を長くしなけれ
ばならない。水素は4×1020cm-3であり、珪素4×1022
cm-3として比較すると1原子%であった。
【0024】また、ソ−ス、ドレインに対してより結晶
化を助長させるため、酸素濃度を7×1019cm-3以下、好
ましくは1×1019cm-3以下とし、ピクセル構成するTF
Tのチャネル形成領域のみに酸素をイオン注入法により
5×1020〜5×1021cm-3となるように添加してもよい。
上記方法によって、アモルファス状態の珪素膜を500
〜5000Å、本実施例では1000Åの厚さに成膜し
た。
【0025】その後、図5(B)に示すように、フォト
レジスト53をマスクP1を用いてソース・ドレイン領
域のみ開孔したパターンを形成した。その上に、プラズ
マCVD法によりn型の活性層となる珪素膜54を作製
した。成膜温度は250℃〜350℃で行い本実施例で
は320℃とし、モノシラン(SiH4)とモノシランベース
のフォスフィン(PH3) 3%濃度のものを用いた。これら
をPCVD装置内5Paの圧力でに導入し、13.56
MHzの高周波電力を加えて成膜した。この際、高周波
電力は0.05〜0.20W/cm2 が適当であり、本
実施例では0.120W/cm2 を用いた。
【0026】この方法によって出来上がったn型シリコ
ン層の比導電率は2×10-1〔Ωcm-1〕程度となっ
た。膜厚は50Åとした。その後リフトオフ法を用い
て、レジスト53を除去し、ソース・ドレイン領域5
5、56を形成した。
【0027】同様のプロセスを用いて、p型の活性層を
形成した。その際の導入ガスは、モノシラン(SiH4)とモ
ノシランベースのジボラン(B2H6)5%濃度のものを用い
た。これらをPCVD装置内に4Paの圧力でに導入
し、13.56MHzの高周波電力を加えて成膜した。
この際、高周波電力は0.05〜0.20W/cm2
適当であり、本実施例では0.120W/cm2 を用い
た。この方法によって出来上がったp型シリコン層の比
導電率は5×10-2〔Ωcm-1〕程度となった。膜厚は
50Åとした。その後N型領域と同様にリフトオフ法を
用いて、ソース・ドレイン領域59、60を形成した。
その後、マスクP3を用いて珪素膜52をエッチング除
去し、Nチャネル型薄膜トランジスタ用アイランド領域
63とPチャネル型薄膜トランジスタ用アイランド領域
64を形成した。
【0028】その後XeClエキシマレーザーを用い
て、ソース・ドレイン・チャネル領域をレーザーアニー
ルすると同時に、活性層にレーザードーピングを行なっ
た。この時のレーザーエネルギーは、閾値エネルギーが
130mJ/cm2 で、膜厚全体が溶融するには220
mJ/cm2 が必要となる。しかし、最初から220m
J/cm2 以上のエネルギーを照射すると、膜中に含ま
れる水素が急激に放出されるために、膜の破壊が起き
る。そのために低エネルギーで最初に水素を追い出した
後に溶融させる必要がある。本実施例では最初150m
J/cm2 で水素の追い出しを行なった後、230mJ
/cm2 で結晶化をおこなった。
【0029】アニ−ルにより、珪素膜はアモルファス構
造から秩序性の高い状態に移り、一部は結晶状態を呈す
る。特にシリコンの成膜後の状態で比較的秩序性の高い
領域は特に結晶化をして結晶状態となろうとする。しか
しこれらの領域間に存在する珪素により互いの結合がな
されるため、珪素同志は互いにひっぱりあう。レ−ザラ
マン分光により測定すると単結晶の珪素のピ−ク522
cm-1より低周波側にシフトしたピ−クが観察される。そ
れの見掛け上の粒径は半値巾から計算すると、50〜5
00Åとなっているが、実際はこの結晶性の高い領域は
多数あってクラスタ構造を有し、各クラスタ間は互いに
珪素同志で結合(アンカリング) がされた構造の被膜を
形成させることができた。
【0030】結果として、被膜は実質的にグレインバウ
ンダリ(以下GBという)がないといってもよい状態を
呈する。キャリアは各クラスタ間をアンカリングされた
個所を通じ互いに容易に移動し得るため、いわゆるGBの
明確に存在する多結晶珪素よりも高いキャリア移動度と
なる。即ちホ−ル移動度(μh)=10〜200cm2
VSec、電子移動度(μe )=15〜300cm2 /V
Secが得られる。
【0031】この上に酸化珪素膜をゲイト絶縁膜として
500〜2000Å例えば1000Åの厚さに形成し
た。これはブロッキング層としての酸化珪素膜の作製と
同一条件とした。この成膜中に弗素を少量添加し、ナト
リウムイオンの固定化をさせてもよい。
【0032】この後、この上側にリンが1〜5×1021cm
-3の濃度に入ったシリコン膜またはこのシリコン膜とそ
の上にモリブデン(Mo)、タングステン(W),MoSi2 または
WSi2との多層膜を形成した。これを第4のフォトマスク
P4にてパタ−ニングして図5(E) を得た。NTFT用
のゲイト電極66、PTFT用のゲイト電極67を形成
した。例えばチャネル長7μm、ゲイト電極としてリン
ド−プ珪素を0.2μm、その上にモリブデンを0.3
μmの厚さに形成した。
【0033】また、ゲート電極材料としてアルミニウム
(Al)を用いた場合、これを第4のフォトマスク69に
てパタ−ニング後、その表面を陽極酸化することで、セ
ルファライン工法が適用可能なため、ソース・ドレイン
のコンタクトホールをよりゲートに近い位置に形成する
ことが出来るため、移動度、スレッシュホールド電圧の
低減からさらにTFTの特性を上げることができる。
【0034】かくすると、400℃以上にすべての工程
で温度を加えることがなくC/TFTを作ることができ
る。そのため、基板材料として、石英等の高価な基板を
用いなくてもよく、本発明の大画面の液晶表示装置にき
わめて適したプロセスであるといえる。
【0035】図5(F)において、層間絶縁物68を前
記したスパッタ法により酸化珪素膜の形成として行っ
た。この酸化珪素膜の形成はLPCVD法、光CVD
法、常圧CVD法を用いてもよい。例えば0.2〜0.
6μmの厚さに形成し、その後、第5のフォトマスクP
5を用いて電極用の窓79を形成した。その後、さら
に、これら全体にアルミニウムを0.3μmの厚みにス
パッタ法により形成し第6のフォトマスクP6を用いて
リ−ド74およびコンタクト73、75を作製した後、
表面を平坦化用有機樹脂77例えば透光性ポリイミド樹
脂を塗布形成し、再度の電極穴あけを第7のフォトマス
クP7にて行った。さらに、これら全体にITO(イン
ジウム酸化錫)を0.1μmの厚みにスパッタ法により
形成し第8のフォトマスクP8を用いて画素電極71を
形成した。このITOは室温〜150℃で成膜し、20
0〜400℃の酸素または大気中のアニ−ルにより成就
した。
【0036】得られたTFTの電気的な特性はPTFT
で移動度は40(cm2/Vs)、Vthは−5.9(V)で、
NTFTで移動度は80(cm2/Vs)、Vthは5.0
(V)であった。
【0037】上記の様な方法に従って作製された液晶電
気光学装置用の一方の基板を得ることが出来た。
【0038】この液晶表示装置の電極等の配置の様子を
図4に示している。Nチャネル型薄膜トランジスタとP
チャネル型薄膜トランジスタとを第1の信号線3と第2
の信号線4のとの交差部に設けられている。このような
C/TFTを用いたマトリクス構成を有せしめた。NT
FTは、ドレイン10の入力端のコンタクトを介し第2
の信号線4に連結され、ゲイト9は第1の信号線3に連
結されている。ソ−ス12の出力端はコンタクトを介し
て画素の電極17に連結している。
【0039】他方、PTFTはドレイン20の入力端が
コンタクトを介して第2の信号線4に連結され、ゲイト
21は信号線3に、ソ−ス18の出力端はコンタクトを
介してNTFTと同様に画素電極17に連結している。
かかる構造を左右、上下に繰り返すことにより、640
×480、1280×960といった大画素の液晶表示
装置とすることができる。本実施例では1920×40
0とした。この様にして第1の基板を得た。
【0040】他方の基板の作製方法を図6に示す。ガラ
ス基板上にポリイミドに黒色顔料を混合したポリイミド
樹脂をスピンコート法を用いて1μmの厚みに成膜し、
第9のフォトマスクP9を用いてブラックストライプ8
1を作製した。その後、赤色顔料を混合したポリイミド
樹脂をスピンコート法を用いて1μmの厚みに成膜し、
第10のフォトマスクP10を用いて赤色フィルター8
3を作製した。同様にしてマスクP11、P12を使用
し、緑色フィルター85および青色フィルター86を作
製した。これらの作製中各フィルターは350℃にて窒
素中で60分の焼成を行なった。その後、やはりスピン
コート法を用いて、レベリング層89を透明ポリイミド
を用いて制作した。
【0041】その後、これら全体にITO(インジュー
ム酸化錫)を0.1μmの厚みにスパッタ法により形成
し第5のフォトマスク91を用いて共通電極90を形成
した。このITOは室温〜150℃で成膜し、200〜
300℃の酸素または大気中のアニ−ルにより成就し、
第2の基板を得た。
【0042】前記基板上に、オフセット法を用いて、ポ
リイミド前駆体を印刷し、非酸化性雰囲気たとえば窒素
中にて350℃1時間焼成を行った。その後、公知のラ
ビング法を用いて、ポリイミド表面を改質し、少なくと
も初期において、液晶分子を一定方向に配向させる手段
を設けた。
【0043】その後、前記第一の基板と第二の基板によ
って、ネマチック液晶組成物を挟持し、周囲をエポキシ
性接着剤にて固定した。基板上のリードにTAB形状の
駆動ICと共通信号、電位配線を有するPCBを接続
し、外側に偏光板を貼り、透過型の液晶電気光学装置を
得た。これと冷陰極管を3本配置した後部照明装置、テ
レビ電波を受信するチューナーを接続し、壁掛けテレビ
として完成させた。従来のCRT方式のテレビと比べ
て、平面形状の装置となったために、壁等に設置するこ
とも出来るようになった。この液晶テレビの動作は図1
に示したものと、実質的に同等な信号を液晶画素に印加
することにより確認された。
【0044】『実施例2』本実施例では、対角1インチ
を有する液晶電気光学装置を用いた、ビデオカメラ用ビ
ューファインダーを作製し、本発明を実施したので説明
を加える。
【0045】本実施例では、画素数が387×128の
構成にして、低温プロセスによる高移動度TFTを用い
た素子を形成し、ビューファインダーを構成した。本実
施例で使用する液晶表示装置の基板上のアクティブ素子
の配置の様子を図4に示し図4のA−A’断面およびB
−B’断面を示す作製プロセスを図7に描く。
【0046】図7(A)において、安価な、700℃以
下、例えば約600℃の熱処理に耐え得るガラス50上
にマグネトロンRF(高周波) スパッタ法を用いてブロ
ッキング層51としての酸化珪素膜を1000〜300
0Åの厚さに作製する。プロセス条件は酸素100%雰
囲気、成膜温度15℃、出力400〜800W、圧力
0.5Paとした。タ−ゲットに石英または単結晶シリ
コンを用いた成膜速度は30〜100Å/分であった。
【0047】この上にシリコン膜をLPCVD(減圧気
相)法、スパッタ法またはプラズマCVD法により形成
した。減圧気相法で形成する場合、結晶化温度よりも1
00〜200℃低い450〜550℃、例えば530℃
でジシラン(Si2H6) またはトリシラン(Si3H8) をCVD
装置に供給して成膜した。反応炉内圧力は30〜300
Paとした。成膜速度は50〜250Å/ 分であった。
PTFTとNTFTとのスレッシュホ−ルド電圧(Vt
h)に概略同一に制御するため、ホウ素をジボランを用
いて1×1015〜1×1018cm-3の濃度として成膜中に添加
してもよい。
【0048】スパッタ法で行う場合、スパッタ前の背圧
を1×10-5Pa以下とし、単結晶シリコンをタ−ゲット
として、アルゴンに水素を20〜80%混入した雰囲気
で行った。例えばアルゴン20%、水素80%とした。
成膜温度は150℃、周波数は13.56MHz、スパ
ッタ出力は400〜800W、圧力は0.5Paであっ
た。
【0049】プラズマCVD法により珪素膜を作製する
場合、温度は例えば300℃とし、モノシラン(SiH4)ま
たはジシラン(Si2H6) を用いた。これらをPCVD装置
内に導入し、13.56MHzの高周波電力を加えて成
膜した。
【0050】これらの方法によって形成された被膜は、
酸素が5×1021cm-3以下であることが好ましい。この酸
素濃度が高いと、結晶化させにくく、熱アニ−ル温度を
高くまたは熱アニ−ル時間を長くしなければならない。
また少なすぎると、バックライトによりオフ状態のリ−
ク電流が増加してしまう。そのため4×1019〜4×1021
cm-3の範囲とした。水素は4×1020cm-3であり、珪素4
×1022cm-3として比較すると1原子%であった。
【0051】上記方法によって、アモルファス状態の珪
素膜を500〜5000Å、例えば1500Åの厚さに
作製の後、450〜700℃の温度にて12〜70時間
非酸化物雰囲気にて中温の加熱処理、例えば水素雰囲気
下にて600℃の温度で保持した。珪素膜の下の基板表
面にアモルファス構造の酸化珪素膜が形成されているた
め、この熱処理で特定の核が存在せず、全体が均一に加
熱アニ−ルされる。即ち、成膜時はアモルファス構造を
有し、また水素は単に混入しているのみである。
【0052】アニ−ルにより、珪素膜はアモルファス構
造から秩序性の高い状態に移り、一部は結晶状態を呈す
る。特にシリコンの成膜後の状態で比較的秩序性の高い
領域は特に結晶化をして結晶状態となろうとする。しか
しこれらの領域間に存在する珪素により互いの結合がな
されるため、珪素同志は互いにひっぱりあう。レ−ザラ
マン分光により測定すると単結晶の珪素のピ−ク522
cm-1より低周波側にシフトしたピ−クが観察される。そ
れの見掛け上の粒径は半値巾から計算すると、50〜5
00Åとマイクロクリスタルのようになっているが、実
際はこの結晶性の高い領域は多数あってクラスタ構造を
有し、各クラスタ間は互いに珪素同志で結合(アンカリ
ング) がされたセミアモルファス構造の被膜を形成させ
ることができた。
【0053】結果として、被膜は実質的にグレインバウ
ンダリ(以下GBという)がないといってもよい状態を
呈する。キャリアは各クラスタ間をアンカリングされた
個所を通じ互いに容易に移動し得るため、いわゆるGBの
明確に存在する多結晶珪素よりも高いキャリア移動度と
なる。即ちホ−ル移動度(μh)=10〜200cm2
VSec、電子移動度(μe )=15〜300cm2 /V
Secが得られる。
【0054】他方、上記の如き中温でのアニ−ルではな
く、900〜1200℃の高温アニ−ルにより被膜を多
結晶化すると、核からの固相成長により被膜中の不純物
の偏析がおきて、GBには酸素、炭素、窒素等の不純物
が多くなり、結晶中の移動度は大きいが、GBでのバリ
ア(障壁)を作ってそこでのキャリアの移動を阻害して
しまう。結果として10cm2/Vsec以上の移動度がなかな
か得られないのが実情である。即ち、本実施例ではかく
の如き理由により、セミアモルファスまたはセミクリス
タル構造を有するシリコン半導体を用いている。
【0055】図7(A) において、珪素膜を第1のフォト
マスクにてフォトエッチングを施し、NTFT用の領
域13(チャネル巾20μm)を図面のA−A’断面側
に、PTFT用の領域22をB−B’断面側に作製し
た。
【0056】この上に酸化珪素膜をゲイト絶縁膜として
500〜2000Å例えば1000Åの厚さに形成し
た。これはブロッキング層としての酸化珪素膜の作製と
同一条件とした。この成膜中に弗素を少量添加し、ナト
リウムイオンの固定化をさせてもよい。
【0057】この後、この上側にリンが1〜5×1021cm
-3の濃度に入ったシリコン膜またはこのシリコン膜とそ
の上にモリブデン(Mo)、タングステン(W),MoSi2 または
WSi2との多層膜を形成した。これを第2のフォトマスク
にてパタ−ニングして図7(B) を得た。NTFT用の
ゲイト電極9、PTFT用のゲイト電極21を形成し
た。本実施例にでは、NTFT用チャネル長は10μ
m、PTFT用チャネル長は7μm、ゲイト電極として
リンド−プ珪素を0.2μm、その上にモリブデンを
0.3μmの厚さに形成した。
【0058】図7(C)において、PTFT用のソ−ス
18ドレイン20に対し、ホウ素を1〜5×1015cm-2
のド−ズ量でイオン注入法により添加した。
【0059】次に図7(D)の如く、フォトレジスト6
1をフォトマスクを用いて形成した。NTFT用のソ
−ス10、ドレイン12としてリンを1〜5×1015cm
-2のドーズ量でイオン注入法により添加した。
【0060】また、ゲート電極材料としてアルミニウム
(Al)を用いた場合、これを第2のフォトマスクにて
パタ−ニング後、その表面を陽極酸化することで、セル
ファライン工法が適用可能なため、ソース・ドレインの
コンタクトホールをよりゲートに近い位置に形成するこ
とが出来るため、移動度、スレッシュホールド電圧の低
減からさらにTFTの特性を上げることができる。
【0061】次に、600℃にて10〜50時間再び加
熱アニ−ルを行った。NTFTのソ−ス10、ドレイン
12、PTFTのソ−ス18、ドレイン20を不純物を
活性化してP+ 、N+ として作製した。またゲイト電極
21、9下にはチャネル形成領域19、11がセミアモ
ルファス半導体として形成されている。
【0062】かくすると、セルフアライン方式でありな
がらも、700℃以上にすべての工程で温度を加えるこ
とがなくC/TFTを作ることができる。そのため、基
板材料として、石英等の高価な基板を用いなくてもよ
く、本発明の大画素の液晶表示装置にきわめて適したプ
ロセスである。
【0063】本実施例では熱アニ−ルは図7(A)、
(D)で2回行った。しかし図7(A)のアニ−ルは求
める特性により省略し、双方を図7(D)のアニ−ルに
より兼ね製造時間の短縮を図ってもよい。図7(E)に
おいて、層間絶縁物65を前記したスパッタ法により酸
化珪素膜の形成として行った。この酸化珪素膜の形成は
LPCVD法、光CVD法、常圧CVD法を用いてもよ
い。例えば0.2〜0.6μmの厚さに形成し、その
後、フォトマスクを用いて電極用の窓66を形成し
た。さらに、図7(F)に示す如くこれら全体にアルミ
ニウムをスパッタ法により形成し、リ−ド71、および
コンタクト72をフォトマスクを用いて作製した後、
表面を平坦化用有機樹脂69例えば透光性ポリイミド樹
脂を塗布形成し、再度の電極穴あけをフォトマスクに
て行った。
【0064】2つのTFTを相補型構成とし、かつその
出力端を液晶装置の一方の画素の電極を透明電極として
それに連結するため、スパッタ法によりITO(インジ
ュ−ム・スズ酸化膜)を形成した。それをフォトマスク
によりエッチングし、電極17を構成させた。このI
TOは室温〜150℃で成膜し、200〜400℃の酸
素または大気中のアニ−ルにより成就した。かくの如く
にしてNTFT13とPTFT22と透明導電膜の電極
17とを同一ガラス基板50上に作製した。得られたT
FTの電気的な特性はPTFTで移動度は20(cm2/V
s)、Vthは−5.9(V)で、NTFTで移動度は4
0(cm2/Vs)、Vthは5.0(V)であった。
【0065】上記の様な方法に従って液晶装置用の一方
の基板を作製した。この液晶表示装置の電極等の配置の
様子を図4に示している。このようなC/TFTを用い
たマトリクス構成を有せしめた。
【0066】次に第二の基板として、青板ガラス上にス
パッタ法を用いて、酸化珪素膜を2000Å積層した基
板上に、やはり スパッタ法によりITO(インジュ−
ム・スズ酸化膜)を形成した。このITOは室温〜15
0℃で成膜し、200〜400℃の酸素または大気中の
アニ−ルにより成就した。また、この基板上に『実施例
1』と同様の手法を用いたカラーフィルターを形成し
て、第二の基板とした。
【0067】前記基板上に、オフセット法を用いて、ポ
リイミド前駆体を印刷し、非酸化性雰囲気たとえば窒素
中にて350℃1時間焼成を行った。その後、公知のラ
ビング法を用いて、ポリイミド表面を改質し、少なくと
も初期において、液晶分子を一定方向に配向させる手段
を設けて第一および第二の基板とした。
【0068】その後、前記第一の基板と第二の基板によ
って、ネマチック液晶組成物を挟持し、周囲をエポキシ
性接着剤にて固定した。基板上のリードはそのピッチが
46μmと微細なため、COG法を用いて接続をおこな
った。本実施例ではICチップ上に設けた金バンプをエ
ポキシ系の銀パラジウム樹脂で接続し、ICチップと基
板間を固着と封止を目的としたエポキシ変成アクリル樹
脂にて埋めて固定する方法を用いた。その後、外側に偏
光板を貼り、透過型の液晶表示装置を得た。
【0069】この液晶表示装置は、図1に示されるもの
と実質的に同等な信号駆動によって動作が確かめられ
た。
【0070】例えば384×128ドットの49,15
2組のTFTを50mm角(300mm角基板から36
枚の多面取り)に作成した液晶電気光学装置に対し通常
のアナログ的な階調表示を行った場合、TFTの特性ば
らつきが約±10%存在するために、16階調表示が限
界であった。しかしながら、本発明によるデジタル階調
表示をおこなった場合、TFT素子の特性ばらつきの影
響を受けにくいために、128階調表示まで可能になり
カラー表示では2,097,152色の多彩であり微妙
な色彩の表示が実現できている。
【0071】テレビ映像の様なソフトを映す場合、例え
ば同一色からなる『岩』でもその微細な窪み等にあたる
光の加減から微妙に色合いが異なる。自然の色彩に近い
表示を行おうとした場合、16階調では困難を要し、こ
れらの微妙な窪みの表現には向かない。本発明による階
調表示によって、これらの微細な色調の変化を付けるこ
とが可能になった。
【0072】『実施例3』 本実施例では図1に示すよ
うな回路構成を用いた液晶表示装置を用いて、壁掛けテ
レビを作製したので、その説明を行う。またその際のT
FTは、レーザーアニールを用いた多結晶シリコンとし
た。
【0073】以下では、TFT部分の作製方法について
図8にしたがって記述する。図8(A)において、石英
ガラス等の高価でない700℃以下、例えば約600℃
の熱処理に耐え得るガラス100上にマグネトロンRF
(高周波) スパッタ法を用いてブロッキング層101と
しての酸化珪素膜を1000〜3000Åの厚さに作製
する。プロセス条件は酸素100%雰囲気、成膜温度1
5℃、出力400〜800W、圧力0.5Paとした。
タ−ゲットに石英または単結晶シリコンを用いた成膜速
度は30〜100Å/分であった。
【0074】この上にシリコン膜をプラズマCVD法に
より珪素膜102を作製した。成膜温度は250℃〜3
50℃で行い本実施例では320℃とし、モノシラン(S
iH4)を用いた。モノシラン(SiH4)に限らず、ジシラン(S
i2H6) またトリシラン(Si3H8) を用いてもよい。これら
をPCVD装置内に3Paの圧力で導入し、13.56
MHzの高周波電力を加えて成膜した。この際、高周波
電力は0.02〜0.10W/cm2 が適当であり、本
実施例では0.055W/cm2 を用いた。また、モノ
シラン(SiH4)の流量は20SCCMとし、その時の成膜
速度は約120Å/ 分であった。PTFTとNTFTと
のスレッシュホ−ルド電圧(Vth)を概略同一に制御す
るため、ホウ素をジボランを用いて1×1015〜1×1018
cm-3の濃度として成膜中に添加してもよい。またTFT
のチャネル領域となるシリコン層の成膜にはこのプラズ
マCVDだけでなく、スパッタ法、減圧CVD法を用い
ても良く、以下にその方法を簡単に述べる。
【0075】スパッタ法で行う場合、スパッタ前の背圧
を1×10-5Pa以下とし、単結晶シリコンをタ−ゲット
として、アルゴンに水素を20〜80%混入した雰囲気
で行った。例えばアルゴン20%、水素80%とした。
成膜温度は150℃、周波数は13.56MHz、スパ
ッタ出力は400〜800W、圧力は0.5Paであっ
た。
【0076】減圧気相法で形成する場合、結晶化温度よ
りも100〜200℃低い450〜550℃、例えば5
30℃でジシラン(Si2H6) またはトリシラン(Si3H8) を
CVD装置に供給して成膜した。反応炉内圧力は30〜
300Paとした。成膜速度は50〜250Å/ 分であ
った。PTFTとNTFTとのスレッシュホ−ルド電圧
(Vth)を概略同一に制御するため、ホウ素をジボラン
を用いて1×1015〜1×1018cm-3の濃度として成膜中に
添加してもよい。
【0077】これらの方法によって形成された被膜は、
酸素が5×1021cm-3以下であることが好ましい。結晶化
を助長させるためには、酸素濃度を7×1019cm-3以下、
好ましくは1×1019cm-3以下とすることが望ましいが、
少なすぎると、バックライトによりオフ状態のリ−ク電
流が増加してしまうため、この濃度を選択した。この酸
素濃度が高いと、結晶化させにくく、レーザーアニ−ル
温度を高くまたはレーザーアニ−ル時間を長くしなけれ
ばならない。水素は4×1020cm-3であり、珪素4×1022
cm-3として比較すると1原子%であった。
【0078】また、ソ−ス、ドレインに対してより結晶
化を助長させるため、酸素濃度を7×1019cm-3以下、好
ましくは1×1019cm-3以下とし、ピクセル構成するTF
Tのチャネル形成領域のみに酸素をイオン注入法により
5×1020〜5×1021cm-3となるように添加してもよい。
上記方法によって、アモルファス状態の珪素膜を500
〜5000Å、本実施例では1000Åの厚さに成膜し
た。
【0079】その後、フォトレジスト103をマスクP
1を用いてNTFTのソース・ドレイン領域となるべき
領域のみ開孔したパターンを形成した。そして、レジス
ト103をマスクとして、リンイオンをイオン注入法に
より、2×1014〜5×1016cm-2、好ましくは2×
1016cm-2だけ、注入し、n型不純物領域104を形
成した。その後、レジスト103は除去された。
【0080】同様に、レジスト105を塗布し、マスク
P3を用いて、PTFTのソース・ドレイン領域となる
べき領域のみ開孔したパターンを形成した。そして、レ
ジスト105をマスクとして、p型の不純物領域を形成
した。不純物としては、ホウソを用い、やはりイオン注
入法を用いて、2×1014〜5×1016cm-2、好まし
くは2×1016cm-2だけ、不純物を導入した。このよ
うにして。図8(B)を得た。
【0081】その後、珪素膜102上に、厚さ50〜3
00nm、例えば、100nmの酸化珪素被膜107
を、上記のRFスパッタ法によって形成した。そして、
XeClエキシマレーザーを用いて、ソース・ドレイン
・チャネル領域をレーザーアニールによって、結晶化・
活性化した。この時のレーザーエネルギーは、閾値エネ
ルギーが130mJ/cm2 で、膜厚全体が溶融するに
は220mJ/cm2 が必要となる。しかし、最初から
220mJ/cm2 以上のエネルギーを照射すると、膜
中に含まれる水素が急激に放出されるために、膜の破壊
が起きる。そのために低エネルギーで最初に水素を追い
出した後に溶融させる必要がある。本実施例では最初1
50mJ/cm2 で水素の追い出しを行なった後、23
0mJ/cm2 で結晶化をおこなった。さらに、レーザ
ーアニール終了後は酸化珪素膜107は取り去った。
【0082】その後、フォトマスクP3によって、アイ
ランド状のNTFT領域111とPTFT領域112を
形成した。この上に酸化珪素膜108をゲイト絶縁膜と
して500〜2000Å例えば1000Åの厚さに形成
した。これはブロッキング層としての酸化珪素膜の作製
と同一条件とした。この成膜中に弗素を少量添加し、ナ
トリウムイオンの固定化をさせてもよい。
【0083】この後、この上側にリンが1〜5×1021cm
-3の濃度に入ったシリコン膜またはこのシリコン膜とそ
の上にモリブデン(Mo)、タングステン(W),MoSi2 または
WSi2との多層膜を形成した。これを第4のフォトマスク
P4にてパタ−ニングして図8(D) を得た。NTFT用
のゲイト電極109、PTFT用のゲイト電極110を
形成した。例えばチャネル長7μm、ゲイト電極として
リンド−プ珪素を0.2μm、その上にモリブデンを
0.3μmの厚さに形成した。
【0084】また、ゲート電極材料としてアルミニウム
(Al)を用いた場合、これを第4のフォトマスクP4に
てパタ−ニング後、その表面を陽極酸化することで、セ
ルファライン工法が適用可能なため、ソース・ドレイン
のコンタクトホールをよりゲートに近い位置に形成する
ことが出来るため、移動度、スレッシュホールド電圧の
低減からさらにTFTの特性を上げることができる。
【0085】かくすると、400℃以上にすべての工程
で温度を加えることがなくC/TFTを作ることができ
る。そのため、基板材料として、石英等の高価な基板を
用いなくてもよく、本発明の大画面の液晶表示装置にき
わめて適したプロセスであるといえる。
【0086】図8(E)において、層間絶縁物113を
前記したスパッタ法により酸化珪素膜の形成として行っ
た。この酸化珪素膜の形成はLPCVD法、光CVD
法、常圧CVD法を用いてもよい。例えば0.2〜0.
6μmの厚さに形成し、その後、第5のフォトマスクP
5を用いて電極用の窓117を形成した。その後、さら
に、これら全体にアルミニウムを0.3μmの厚みにス
パッタ法により形成し第6のフォトマスクP6を用いて
リ−ド116およびコンタクト114、115を作製し
た後、表面を平坦化用有機樹脂119、例えば透光性ポ
リイミド樹脂を塗布形成し、再度の電極穴あけを第7の
フォトマスクP7にて行った。さらに、これら全体にI
TO(インジウム酸化錫)を0.1μmの厚みにスパッ
タ法により形成し第8のフォトマスクP8を用いて画素
電極118を形成した。このITOは室温〜150℃で
成膜し、200〜400℃の酸素または大気中のアニ−
ルにより成就した。
【0087】得られたTFTの電気的な特性はPTFT
で移動度は35(cm2/Vs)、Vthは−5.9(V)で、
NTFTで移動度は90(cm2/Vs)、Vthは4.8
(V)であった。
【0088】上記の様な方法に従って作製された液晶電
気光学装置用の一方の基板を得ることが出来た。他方の
基板の作製方法は実施例1と同じであるので省略する。
その後、前記第一の基板と第二の基板によって、ネマチ
ック液晶組成物を挟持し、周囲をエポキシ性接着剤にて
固定した。基板上のリードにTAB形状の駆動ICと共
通信号、電位配線を有するPCBを接続し、外側に偏光
板を貼り、透過型の液晶電気光学装置を得た。これと冷
陰極管を3本配置した後部照明装置、テレビ電波を受信
するチューナーを接続し、壁掛けテレビとして完成させ
た。従来のCRT方式のテレビと比べて、平面形状の装
置となったために、壁等に設置することも出来るように
なった。この液晶テレビの動作は図1に示したものと、
実質的に同等な信号を液晶画素に印加することにより確
認された。
【0089】
【発明の効果】本発明では、従来のアナログ方式の階調
表示に対し、デジタル方式の階調表示を行うことを特徴
としている。その効果として、例えば640×400ド
ットの画素数を有する液晶電気光学装置を想定したばあ
い、合計256,000個のTFTすべての特性をばら
つき無く作製することは、非常に困難を有し、現実的に
は量産性、歩留りを考慮すると、16階調表示が限界と
考えられているのに対し、本発明のように、全くアナロ
グ的な信号を加えることなく純粋にデジタル制御のみで
階調表示することにより、256階調表示以上の階調表
示が可能となった。完全なデジタル表示であるので、T
FTの特性ばらつきによる階調の曖昧さは全くなくな
り、したがって、TFTのばらつきが少々あっても、極
めて均質な階調表示が可能であった。したがって、従来
はばらつきの少ないTFTを得るために極めて歩留りが
悪かったのに対し、本発明によって、TFTの歩留りが
さほど問題とされなくなったため、液晶装置の歩留りは
向上し、作製コストも著しく抑えることができた。
【0090】例えば640×400ドットの256,0
00組のTFTを300mm角に作成した液晶電気光学
装置に対し通常のアナログ的な階調表示を行った場合、
TFTの特性ばらつきが約±10%存在するために、1
6階調表示が限界であった。しかしながら、本発明によ
るデジタル階調表示をおこなった場合、TFT素子の特
性ばらつきの影響を受けにくいために、256階調表示
まで可能になりカラー表示ではなんと16,777,2
16色の多彩であり微妙な色彩の表示が実現できてい
る。テレビ映像の様なソフトを映す場合、例えば同一色
からなる『岩』でもその微細な窪み等から微妙に色合い
が異なる。自然の色彩に近い表示を行おうとした場合、
16階調では困難を要する。本発明による階調表示によ
って、これらの微細な色調の変化を付けることが可能に
なった。
【0091】本発明の実施例では、シリコンを用いたT
FTを中心に説明を加えたが、ゲルマニウムを用いたT
FTも同様に使用できる。とくに、単結晶ゲルマニウム
の電子移動度は3600cm2 /Vs、ホール移動度は
1800cm2 /Vsと、単結晶シリコンの値(電子移
動度で1350cm2 /Vs、ホール移動度で480c
2 /Vs)の特性を上回っているため、高速動作が要
求される本発明を実行する上で極めて優れた材料であ
る。また、ゲルマニウムは非晶質状態から結晶状態へ遷
移する温度がシリコンに比べて低く、低温プロセスに向
いている。また、結晶成長の際の核発生率が小さく、し
たがって、一般に、多結晶成長させた場合には大きな結
晶が得られる。このようにゲルマニウムはシリコンと比
べても遜色のない特性を有している。
【0092】本発明の技術思想を説明するために、主と
して液晶を用いた電気光学装置、特に表示装置を例とし
て説明を加えたが、本発明の思想を適用するには、なに
も表示装置である必要はなく、いわゆるプロジェクショ
ン型テレビやその他の光スイッチ、光シャッターであっ
てもよい。さらに、電気光学材料も液晶に限らず、電
界、電圧等の電気的な影響を受けて光学的な特性の変わ
るものであれば、本発明を適用できることは明らかであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による駆動波形の例を示す。
【図2】 本発明による駆動波形の例を示す。
【図3】 本発明による液晶の階調表示特性の例を示
す。
【図4】 本発明による素子の平面構造の例を示す。
【図5】 実施例によるTFTのプロセスを示す。
【図6】 実施例によるTFTのプロセスを示す。
【図7】 実施例によるカラーフィルターの工程を示
す。
【図8】 実施例によるTFTのプロセスを示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による駆動波形の例を示す。
【図2】 本発明による駆動波形の例を示す。
【図3】 本発明による液晶の階調表示特性の例を示
す。
【図4】 本発明による素子の平面構造の例を示す。
【図5】 実施例によるTFTのプロセスを示す。
【図6】 実施例によるTFTのプロセスを示す。
【図7】 実施例によるTFTのプロセスを示す。
【図8】 実施例によるカラーフィルターの工程を示
す。
【図9】 実施例によるTFTのプロセスを示す。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 保彦 神奈川県厚木市長谷398番地 株式会社半 導体エネルギー研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、N本の信号線X1,2,..n,..
    N と、それに直行するM本の信号線Y1,2,..m,..
    M とによってマトリクス状に形成された配線と、各マ
    トリクスの交差点領域にNチャネル型薄膜トランジスタ
    とPチャネル型薄膜トランジスタとによって形成された
    それぞれ少なくとも1つの変形トランスファー・ゲイト
    素子と、各信号線の交差点領域に設けられた画素Z11,
    12,..mn,...MNとを有し、各変形トランスファー
    ・ゲイト素子の出力端子は各画素を構成する静電装置の
    電極の一方に接続され、該変形トランスファー・ゲイト
    素子の制御電極は信号線X1,2,..n,..N の1つ
    に、入力端子は信号線Y1,2,..m,..M の1つに接
    続された電気光学装置において、時間T1 からT1 にお
    いては信号線Ym だけに電圧を加え、さらに、信号線X
    1,2,..n,..N には、独立に任意のタイミングで時
    間(T1 −T0 )よりも幅が短く、かつ、極性が少なく
    とも1回反転する信号電圧を印加することによって、画
    素Z1m, 2m,...nm,...Nmに電圧のかかった状態を
    任意の時間だけ継続させる過程と、時間T1 からT2
    おいては、信号線Y1,2,..m,..M のいずれにも電
    圧をかけないで、全ての信号線X1,2,..n,..
    N に、時間(T2 −T1 )よりも幅が短く、少なくとも
    極性が1回反転する信号電圧を印加することによって、
    前記画素に蓄えられた電荷を放出せしめる過程と、時間
    2 からT3 においては信号線Ym+1 だけに電圧を加
    え、さらに、信号線X1,2,..n,..N には、独立に
    任意のタイミングで時間(T1 −T0 )よりも幅が短
    く、かつ、極性が少なくとも1回反転する信号電圧を印
    加することによって、画素Z1m+1, 2m+1,...
    nm+1,...Nm+1に電圧のかかった状態を任意の時間だけ
    継続させる過程と、を有することを特徴とする電気光学
    装置の画像表示方法。
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