JPH0626561B2 - 検診台の制御装置 - Google Patents

検診台の制御装置

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JPH0626561B2
JPH0626561B2 JP4036947A JP3694792A JPH0626561B2 JP H0626561 B2 JPH0626561 B2 JP H0626561B2 JP 4036947 A JP4036947 A JP 4036947A JP 3694792 A JP3694792 A JP 3694792A JP H0626561 B2 JPH0626561 B2 JP H0626561B2
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武志 赤坂
雅行 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変位可能な検診台を制
御する装置に関し、特に、産婦人科用検診台の変位を制
御する装置として好適な制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】産婦人科用の検診装置は、一般に、患者
の腰を受ける腰マットおよび患者の背を受ける背マット
を備える検診台と、医師に対する患者の高さを調節すべ
く検診台を昇降させる昇降機構と、医師に対する患者の
向きを調節すべく検診台を垂直軸線の周りに角度的に回
転させる回転機構と、患者を任意な角度の仰臥状態にお
くべく背マットを腰マットに対し任意な角度に倒す傾動
機構とを含む(たとえば、特開平3−49462号公
報、実開平3−40995号公報)。検診時、患者が検
診台に着座すると、検診台は、更衣領域の側から検診領
域の側に向けられる。次いで、患者を所定の高さにおく
べく検診台が所定の高さに上昇され、患者を任意な角度
の仰臥状態におくべく背マットが腰マットに対し所定の
角度に倒される。この状態で、検診が行われる。検診が
終了すると、背マットが起され、検診台が下降され、検
診台が初期の位置に向けられる。検診時における検診台
の高さおよび腰マットに対する背マットの角度の最適な
値は、医師によって異なる。
【0003】昇降機構、回転機構および傾動機構を駆動
させる各種の制御は、複数のスイッチ等を利用した制御
装置により行われる。これらのスイッチは、検診台を変
位させる作動指令、検診の開始指令、検診の終了指令
等、各種の制御指令を制御装置の制御回路へ入力する手
段として用いられる。制御装置は、また、検診台の高
さ、検診台の回転角度、腰マットの角度等を調整するた
めの作動指令、検診台の高さ、検診台の回転角度、腰マ
ットの角度等の初期値を設定する作動指令等、他の各種
の制御指令を発生すべく検診装置の操作パネルに設けら
れた複数の指令キーを備えている。制御装置は、開始指
令が制御回路に入力されたことにより、検診台の高さ
(腰マットの高さ)および腰マットに対する背マットの
角度が予め定められた初期値になるように検診台を変位
させ、変位または調整のための作動指令が制御回路に入
力されたことにより、その作動指令に応じて検診台を変
位させ、設定のための作動指令が制御回路に入力された
ことにより、その作動指令に応じて検診台を作動させ、
終了指令が制御回路に入力されたことにより、検診台を
元の状態に戻す。
【0004】しかし、従来の制御装置では、操作された
スイッチまたはキーに対応する駆動指令が出力されるか
ら、スイッチまたはキーが誤って操作された場合でも検
診台が作動してしまう。特に、操作パネルに設けられた
指令キーは、医師および看護婦以外に、検診台上の患者
が無意識のうちに誤って操作することがある。このよう
な制御装置では、検診中に、指令キーが誤って操作され
たことにより、検診台が作動し、危険である。
【0005】
【解決しようとする課題】本発明は、所定のキーが一定
時間連続して操作され続けない限り、指令キーが操作さ
れても、検診台が作動しないようにすることを目的とす
る。
【0006】
【解決手段、作用、効果】本発明は、各種の制御指令を
発生する複数の指令キーと、前記指令キーを有効にする
解除指令を発生する解除キーと、前記制御指令および前
記解除指令を受け、常時は前記指令キーを無効にし、前
記解除指令を所定時間連続して受けたことにより、前記
指令キーを有効にしかつ前記指令キーから入力された前
記制御指令に応じた制御信号を発生する制御回路とを含
むことを特徴とする。
【0007】開始指令が制御回路に入力されると、制御
回路は、検診台上の患者を所定の検診状態におくべく、
検診台を変位させる制御信号を出力する。しかし、常時
は、前記指令キーが無効の状態におかれているから、指
令キーが操作されても、その指令キーに対応する制御信
号は出力されず、したがって検診台は作動しない。これ
に対し、解除キーが所定時間連続して操作状態に維持さ
れると、解除指令が制御回路に所定時間連続して入力さ
れるから、各指令キーは有効の状態におかれる。したが
って、その後、いずれかの指令キーが操作されたことに
より、制御回路はその指令キーに対応する制御信号を出
力し、検診台はその制御信号に対応して作動する。
【0008】上記のように、本発明によれば、解除キー
が所定時間連続して操作状態に維持されない限り、指令
キーが無効の状態におかれ、したがって指令キーが誤っ
て操作されても、検診台が作動せず、安全である。
【0009】前記制御回路は、前記解除指令を所定時間
連続して受けたときから所定時間経過した後、前記指令
キーを再度無効にすることが好ましい。これにより、解
除キーが操作されたときから所定時間経過した後に指令
キーが再度無効にされるから、より安全である。前記制
御回路は、前記解除指令を所定時間連続して受けかつ前
記制御指令を受けたときから所定時間経過した後、前記
指令キーを再度無効にすることが好ましい。これにより
指令キーが操作されたときから所定時間経過した後に指
令キーが再度無効の状態におかれ、安全がより高められ
るのみならず、複数の指令キーにより次々と制御指令を
入力することができる。前記指令キーは、前記検診台を
駆動させる各種の制御指令を発生するキーを備えること
ができる。
【0010】
【実施例】図1を参照するに、検診装置10は、患者が
着座する検診台12と、検診台12を昇降させる昇降機
構14と、検診台12を昇降機構14に支承させるべく
昇降機構14に取り付けられかつ検診台12を受けるL
字状のアーム16とを含む。
【0011】検診台12は、医師に対する患者の向きを
調節する図示しない回転機構を介してアーム16に取り
付けられており、また前記回転機構により、垂直方向へ
伸びる軸線すなわち垂直軸線の周りに角度的に回転され
る。昇降機構14は、ベローズを用いたケース18内に
配置されている。検診台12は、患者の腰を受ける腰マ
ット12aと、患者の背を受ける背マット12bと、患
者の足を受ける一対の股受け12cと、患者の肘を受け
る一対の肘受け12dとを有する。背マット12bは、
患者を任意な角度の仰臥状態におくべく、図示しない傾
動機構により腰マット12aに対し任意な角度に傾動さ
れる。両股受け12cは、患者を任意な検診状態におく
べく、図示しない上下動機構により調整される。昇降機
構14および前記傾動機構は、油圧機構のような複数の
油圧ジャッキを用いた機構である。これに対し、前記回
転機構および前記上下動機構は、駆動源として電動機を
用いた機構である。
【0012】図2を参照するに、検診台12のための制
御装置20は、検診台12を作動させる指令を入力する
第1および第2の入力ユニット22,24と、垂直軸線
の周りにおける検診台の回転角度、腰マットの高さ、背
マットの角度および股受けの高さからなる現在値を検出
しかつ出力する測定装置26と、検診台の回転角度、腰
マットの高さ、背マットの角度および股受けの高さを記
憶する複数の記憶部を備える記憶回路28と、主制御回
路30と、該主制御回路により制御される第1,第2お
よび第3のドライバー32,34および36と、主制御
回路30により制御されるメロディー発生器38とを備
える。第1の入力ユニット22は、それぞれが第1のス
イッチとして作用する複数のフットスイッチを備えてお
り、また検診装置が設置された床に移動可能に配置され
る。第2の入力ユニット24は、それぞれが第2のスイ
ッチとして作用する複数の指令キーを備えており、また
図1に示すようにケース18の上面に取り付けられてい
る。
【0013】第1の入力ユニット22の各フットスイッ
チは、検診の開始を指令する開始スイッチ、検診が終了
したことを指令する終了スイッチ、検診台の上昇を指令
する台上昇スイッチ、検診台の下降を指令する台下降ス
イッチ、背マットを倒すことを指令する背マット傾動ス
イッチ、背マットを起すことを指令する背マット復帰ス
イッチ、股受けを上昇させることを指令する股受け上昇
スイッチ、股受けを下降させることを指令する股受け下
降スイッチ等、検診台を実際に変位させるスイッチに割
り当てられている。開始スイッチおよび終了スイッチ
は、オンにされたことにより対応する指令信号を出力す
る。これに対し、他のスイッチは、オンに維持されてい
る間、対応する指令信号を出力する。
【0014】第2の入力ユニット24の各指令キーは、
図3に示すように、垂直軸線の周りにおける検診台の回
転角度の設定値を大きくすることを指令する角度大キー
40a、前記垂直軸線の周りにおける検診台の回転角度
の設定値を小さくすることを指令する角度小キー40
b、各指令キーを無効(キーロック)の状態から解除す
る解除キー40c、メロディーを発生するモード(メロ
ディモード)への設定とその解除を指令するメロディキ
ー40d、記憶部内への情報の更新が可能のモード(更
新モード)に設定する更新モードキー40e、記憶部に
対応されかつ対応する記憶部を特定する記憶部指定信号
を出力する複数のメモリキー40f,40g,40h,
40i,40jを含む。
【0015】第2の入力ユニット24は、また、垂直軸
線の周りにおける検診台の回転角度の設定値を表示する
表示器42と、キー40c〜40jに個々に対応された
複数の発光ダイオード44c〜44jとを備える。表示
器42は、数字を複数のセグメントにより表示する既知
のものであり、図示の例では3桁の数字を表示可能であ
る。各発光ダイオード44c〜44jは、対応するキー
40c〜40jが有効とされている間点灯される。
【0016】測定装置26は、垂直軸線の周りにおける
検診台の回転角度、検診台の高さ、腰マットに対する背
マットの角度および股受けの高さの現在値を、超音波や
レーザ光線を用いたセンサ46と、該センサの出力信号
を処理する計測回路48とにより計測し、計測した現在
値を制御回路30へ入力する。
【0017】第1のドライバー32は、制御回路30か
ら供給される制御信号に応じて、検診台を垂直軸線の周
りに回転させる回転機構および股受けを上下動させる上
下動機構等の電動機50を駆動させる。第2のドライバ
ー34は、制御回路30から供給される制御信号に応じ
て、検診台の高さを調整する昇降機構、腰マットに対す
る背マットの角度を調整する傾動機構等の電磁弁52を
駆動させる。第3のドライバー36は、制御回路30か
ら供給される制御信号に応じて、第2の入力ユニット2
4に設けられた所定の発光ダイオード44c〜44j
(図2においては、包括的な符号44で示す)を駆動さ
せる。
【0018】待機時、検診台12は、所定の方向へ向け
られており、検診台12および股受け12cは下げられ
ており、背マット12bは起されている。また、メモリ
キー40f〜40jのいずれか1つが有効にされてお
り、そのメモリキーに対応する発光ダイオードが点灯さ
れている。
【0019】検診時、患者が検診台12に着座した後
に、第1の入力ユニット22の開始スイッチが医師また
は看護婦により踏まれ、開始指令が制御回路30に入力
される。これにより、制御回路30が動作を開始する。
【0020】制御回路30は、先ず、有効とされている
メモリキーに対応する記憶部に記憶されている、垂直軸
線の周りにおける検診台の回転角度、腰マットの高さ、
背マットの角度および股受けの高さを読み出す。次い
で、制御回路30は、検診台12を読み出した回転角度
に変位させるための制御信号を第1のドライバー32に
供給する。これにより、検診台12は、垂直軸線の周り
に所定の角度回転されて、所定の方向へ向けられる。次
いで、制御回路30は、腰マット12aを読み出した高
さに上昇させるための制御信号と、背マット12bを読
み出した角度に傾斜させるための制御信号とを第2のド
ライバー34に供給し、股受け12cを読出した高さに
上昇させるための制御信号を第1のドライバー32に供
給する。
【0021】これにより、腰マット12aおよび股受け
12cが所定の高さに上昇され、背マット12bが所定
の角度に傾斜されるから、検診台12上の患者は所定の
仰臥状態におかれ、所定の検診状態におかれる。
【0022】第1の入力ユニット22の終了スイッチが
踏まれると、制御回路30は、検診台12、背マット1
2bおよび股受け12cを初期状態に戻すための所定の
制御信号を第1および第2のドライバー32,34に供
給する。これにより、検診台12および股受け12cが
下げられ、背マット12bが起され、検診台12が元の
方向へ向けられる。
【0023】第1の入力ユニット22の他のスイッチが
踏まれたとき、制御回路30は、そのスイッチが踏まれ
ている間、踏まれたスイッチに対応する制御信号を第1
または第2のドライバー32または34に供給する。こ
れにより、踏まれたスイッチに応じて、検診台12の上
昇、検診台12の下降、背マット12bの傾動、背マッ
ト12bの復帰、股受け12cの上昇、および股受け1
2cの下降のいずれかが行われる。
【0024】垂直軸線の周りにおける検診台12の回転
角度の設定値、すなわち基準位置からの回転角度の設定
値は、第2の入力ユニット24の表示器42に表示され
る。メロディーを発生させるべく(メロディモードに)
設定されていると、検診台12が変位している間、制御
回路30はメロディー発生指令をメロディー発生器38
に供給し、それによりメロディーが発生される。
【0025】次に、図4〜図9を参照して、第2の入力
ユニット24のキーが圧下されたときの制御回路の動作
について説明する。
【0026】第2の入力ユニット24の各指令キーのう
ち、解除キー40c以外の各指令キーは、圧下されても
無効すなわちキーロックのモードに常におかれている。
このため、解除キー40c以外のいずれかの指令キーが
誤って圧下されても、検診台12は動作しない。すなわ
ち、第2の入力ユニット24の各指令キーは、医師およ
び看護婦以外に、患者が無意識のうちに誤って圧下する
ことがある。もし、各指令キーが有効すなわちキーロッ
ク解除のモードに常時おかれていると、患者等が検診中
に誤っていずれかの指令キーを圧下することにより、検
診台が作動するから、危険である。しかし、各指令キー
が常時キーロックのモードにおかれていると、患者等が
検診中に誤っていずれかの指令キーを圧下しても、検診
台が作動しないから、安全である。
【0027】図4に示すように、解除キー40cが圧下
されると、制御回路30は、解除キー40cが圧下され
た状態が一定時間たとえば2秒連続していたか否かを判
定する(ステップ100)。ステップ100における判
定の結果、解除キー40cが圧下された状態が一定時間
連続していなかったときは、制御回路30は待機状態に
戻る。しかし、解除キー40cが圧下された状態が一定
時間連続していると、制御回路30は、第2の入力ユニ
ット24の各キーをキーロック解除の状態におき、解除
キー40cに対応する発光ダイオード44cを点灯させ
る(ステップ101)。このため、解除キーが所定時間
連続して操作状態に維持されない限り、指令キーが誤っ
て操作されても、検診台が作動せず、安全である。次い
で、制御回路30は、解除キー40cが圧下されてから
一定時間たとえば3秒経過したか否かを判定する(ステ
ップ102)。この判定の結果、3秒経過していると、
制御回路30は、第2の入力ユニット24の各キーを無
効すなわちキーロックの状態におき、解除キー40cに
対応する発光ダイオード44cを消灯状態においた後
(ステップ103)、待機状態に戻る。このため、第2
の入力ユニット24の各キーは、再びキーロックの状態
におかれ、安全性が高められる。ステップ102におけ
る判定の結果、3秒経過していないと、制御回路30
は、他のキーが圧下されたか否かを判定する(ステップ
104)。この判定の結果、他のキーが圧下されていな
いと、制御回路30は、ステップ102に戻る。このた
め、解除キー40cが圧下されてから一定時間の間に他
のキーが圧下されないと、制御回路30はステップ10
3を実行した後待機状態に戻り、第2の入力ユニット2
4の各キーは再びキーロックの状態におかれ、安全性が
高められる。ステップ104における判定の結果、他の
キーが圧下されていると、制御回路30は、圧下された
キーに対応する処理をした後(ステップ105)、その
他のキーが圧下されてから一定時間たとえば3秒経過し
ているか否かを判定する(ステップ106)。制御回路
30は、ステップ106における判定の結果、一定時間
を経過していないと、ステップ104に戻るが、一定時
間を経過していると、ステップ103を実行した後、待
機状態に戻る。このため、他のキーが圧下されてから一
定時間の間に、複数の指令キーにより次々と制御指令を
入力することができる。また、他のキーが圧下されてか
ら一定時間の間にさらに他のキーが圧下されないと、各
指令キーは再びキーロックの状態におかれ、安全性が高
められる。
【0028】図5に示すように、角度大キー40aが圧
下されると、制御回路30は、キーロックが解除されて
いるか否かを判定する(ステップ107)。この判定の
結果、キーロックが解除されていないと、制御回路30
は、待機状態に戻る。しかし、ステップ107における
判定の結果、キーロックが解除されていると、制御回路
30は、垂直軸線の周りにおける検診台12の回転角度
の設定値をアップ状態で計数した後(ステップ10
8)、待機状態に戻る。これにより、垂直軸線の周りに
おける検診台12の回転角度の設定値が修正される。
【0029】図6に示すように、角度小キー40bが圧
下されると、制御回路30は、キーロックが解除状態さ
れているか否かを判定する(ステップ109)。この判
定の結果、キーロックが解除されていないと、制御回路
30は、待機状態に戻る。しかし、ステップ109にお
ける判定の結果、キーロックが解除されていると、制御
回路30は、垂直軸線の周りにおける検診台12の回転
角度の設定値をダウン状態で計数した後(ステップ10
8)、待機状態に戻る。これにより、垂直軸線の周りに
おける検診台12の回転角度の設定値が修正される。
【0030】図7に示すように、メロディキー40dが
圧下されると、制御回路30は、キーロックが解除され
ているか否かを判定する(ステップ111)。この判定
の結果、制御回路30は、キーロックが解除されていな
いと、そのまま待機状態に戻るが、キーロックが解除さ
れていると、メロディーを発生させるべく、すなわちメ
ロディモードに設定されているか否かを判定する(ステ
ップ112)。ステップ112における判定の結果、メ
ロディモードに設定されていないと、制御回路30は、
メロディモードに設定し(ステップ113)、メロディ
キー40dに対応する発光ダイオード44dを点灯状態
においた後(ステップ114)、待機状態に戻る。ステ
ップ112における判定の結果、メロディモードに設定
されていると、制御回路30は、メロディーを発生させ
ないように、すなわち非メロディモードに設定し(ステ
ップ115)、メロディキー40dに対応する発光ダイ
オード44dを消灯状態においた後(ステップ11
6)、待機状態に戻る。
【0031】図8に示すように、更新モードキー40e
が圧下されると、制御回路30は、キーロックが解除さ
れているか否かを判定する(ステップ117)。この判
定の結果、キーロックが解除されていないと、制御回路
30はそのまま待機状態に戻るが、キーロックが解除さ
れていると、制御回路30は、更新可能のモードすなわ
ち更新モードに設定されているか否かを判定する(ステ
ップ118)。ステップ118における判定の結果、更
新モードに設定されていないと、制御回路30は、更新
モードに設定し(ステップ119)、更新モードキー4
0eに対応する発光ダイオード44eを点灯状態におい
た後(ステップ120)、待機状態に戻る。ステップ1
18における判定の結果、更新モードに設定されている
と、制御回路30は、待機状態に戻る。後述するよう
に、メモリキー40f〜40jのいずれか1つが圧下さ
れたときの処理時に、発光ダイオード44eは消灯状態
におかれ、また更新モードは解除される(非更新モード
に設定される)。
【0032】図9に示すように、メモリキー40f〜4
0jのいずれか、たとえばメモリキー40fが圧下され
ると、制御回路30は、キーロックが解除されているか
否かを判定する(ステップ121)。この判定の結果、
制御回路30は、キーロックが解除されていないと、待
機状態に戻るが、キーロックが解除されていると、更新
モードに設定されているか否かを判定する(ステップ1
22)。ステップ122における判定の結果、更新モー
ドに設定されていないと、制御回路30は、第1の入力
ユニット22の開始スイッチが踏まれたときに読み出す
べき情報がそのメモリキー44fに対応する記憶部(メ
モリ・1)内の情報であることを設定し(ステップ12
3)、メモリキー40fに対応する発光ダイオード44
fを点灯状態においた後(ステップ124)、待機状態
に戻る。ステップ122における判定の結果、更新モー
ドに設定されていると、制御回路30は、メモリキー4
4fに対応する記憶部(メモリ・1)内の情報を測定装
置26から供給されている現在値に更新し(ステップ1
25)、更新モードを解除(非更新モードに設定)する
とともに更新モードキーに対応する発光ダイオード44
eを消灯状態におき(ステップ126)、メモリキー4
4fに対応する発光ダイオード44fを点灯状態におい
た後(ステップ127)、待機状態に戻る。これによ
り、メモリキー44fに対応する記憶部(メモリ・1)
内の情報は、測定装置26から制御回路30に供給され
る、検診台の回転角度、腰マットの高さ、背マットの角
度および股受けの高さの各現在値に更新される。他のメ
モリキー44g,44h,44h,44iおよび44j
のいずれかが圧下された場合は、図9に示すステップ1
23〜127においてそのメモリキーに対応する記憶部
および発光ダイオードの処理をすることとを除いて、制
御回路30は上記のステップ121〜127を実行す
る。したがって、医師は、第1の入力ユニット22の任
意なフットスイッチにより、患者を最適な仰臥状態およ
び最適な検診状態においた後、解除キー40cを圧下
し、更新キー40eを圧下した後、メモリキー40f〜
40jのいずれか1つを圧下することにより、自身に最
適な体位を設定することができる。
【0033】なお、更新モードキー40eにより記憶部
内の情報の更新を許す更新可能状態におく代りに、更新
モードキー40eを記憶部内の情報の更新指令を出力す
る手段として利用し、更新指令が出力されたことによ
り、記憶部指定信号により特定される記憶部内の情報を
測定装置から出力される現在値に更新するようにしても
よい。また、垂直軸線の周りにおける検診台の回転角度
は、検診装置およびその設置場所が決定すると、その検
診装置を利用する医師が異なっても、常に同じであるか
ら、検診台の回転角度が常に同じになるように、所定の
回転角度を特定の記憶部にまたは他の手段に記憶してお
くかまたは設定しておいてもよい。さらに、股受けの高
さは、医師毎に異なる値としなくてもよい。、第1の入
力ユニット22の各フットスイッチに対応する指令キー
を第2の入力ユニットにまたは第2の入力ユニットにも
設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置を備えた検診装置の一実施例
を示す図である。
【図2】本発明の制御装置の一実施例を示す電気回路の
ブロック図である。
【図3】第2の入力ユニットの一実施例を示す図であ
る。
【図4】解除キーが圧下されたときの動作を説明するた
めの図である。
【図5】角度大キーが圧下されたときの動作を説明する
ための図である。
【図6】角度小キーが圧下されたときの動作を説明する
ための図である。
【図7】メロディキーが圧下されたときの動作を説明す
るための図である。
【図8】更新モードキーが圧下されたときの動作を説明
するための図である。
【図9】メモリキーが圧下されたときの動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10 検診装置 12 検診台 14 昇降機構 20 制御装置 40a〜40j 指令キー 42 表示器 44a〜44j 発光ダイオード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の制御指令を発生する複数の指令キ
    ーと、前記指令キーを有効にする解除指令を発生する解
    除キーと、前記制御指令および前記解除指令を受け、常
    時は前記指令キーを無効にし、前記解除指令を所定時間
    連続して受けたことにより、前記指令キーを有効にしか
    つ前記指令キーから入力された前記制御指令に応じた制
    御信号を発生する制御回路とを含む、検診台の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、前記解除指令を所定時
    間連続して受けたときから所定時間経過した後、前記指
    令キーを再度無効にする、請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、前記解除指令を所定時
    間連続して受けかつ前記制御指令を受けたときから所定
    時間経過した後、前記指令キーを再度無効にする、請求
    項1に記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記指令キーは、前記検診台を駆動させ
    る各種の制御指令を発生するキーを備える、請求項1に
    記載の制御装置。
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