JP2607139Y2 - 速度制御式ギャッジベッド - Google Patents

速度制御式ギャッジベッド

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JP2607139Y2
JP2607139Y2 JP1993066707U JP6670793U JP2607139Y2 JP 2607139 Y2 JP2607139 Y2 JP 2607139Y2 JP 1993066707 U JP1993066707 U JP 1993066707U JP 6670793 U JP6670793 U JP 6670793U JP 2607139 Y2 JP2607139 Y2 JP 2607139Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、腰椎牽引治療に際し
て、患者を海老形姿勢にするギャッチベッドの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術は、特公昭51−30716号
に見られ、この公報には、主枠と、背凭れ用マットと、
腰部用マットと、脚支持用マットと、車輪を用いて主枠
上に移動自在な脚載せ台とが開示され、背凭れ用マット
は該マット用の角度調整部で角度が調整され、脚支持用
マットは該マット用の角度調整部で角度が調整される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述の従来技術におけ
る各角度調整部は、通常電動式のアクチュエーターで構
成され、該アクチュエーターの駆動は瞬時に立ち上がり
所定速度に至り又瞬時に停止するものであるから、背凭
れ用マットや脚支持用マットの動きの開始と停止は急で
あった。その為、背凭れ用マットや脚支持用マットを傾
斜させる時に、該両マット上の患者に衝撃を与え、患者
に恐怖心を与える恐れが多分にあった。又、従来技術に
おいては、背凭れ用マットと脚支持用マットが為す挾角
が表示されないので、該角度を知りたい時には測定した
値を用いて算出しなければならず面倒であった。
【0004】更に、従来技術においては、従来装置に併
設する牽引機と連動しておらず、併設する牽引機の作動
開始及び終了の都度操作者がギャッジベッドを操作し
て、背凭れ用マットと脚支持用マットに傾斜角度を生じ
させ、又、傾斜角度を消失させて平坦に戻すという動き
をさせ、更に載せ台の固定操作をしていたので、操作者
にとっては一々の操作が面倒であり時間的ロスも生じ、
多忙な時間帯の折りには患者にとっては待ち時間の増大
となり、好ましくなかった。本考案は前述の不都合な点
を解消したもので、各シートの傾斜時に患者に恐怖心を
与えず、該各シートの間の挾角が容易に分かり、該各シ
ートの傾斜及び復帰操作が併設の牽引機と同期して時間
ロスなく能率的に自動的に実施できる速度制御式ギャッ
ジベッドを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本考案は、ベッド枠
(3)と、該ベッド枠(3)に設けられる背シート
(5)と、該ベッド枠(3)に移動・固定自在に載設さ
れる移動枠(4)と、該移動枠(4)に順次設けられる
腰シート(6)、大腿シート(7)と、背シート(5)
を回動させて傾斜させる背用アクチュエーター(11)
と、大腿シート(7)を回動させて傾斜させる脚用アク
チュエーター(13)と、背用・脚用アクチュエーター
(11)・(13)の駆動を漸増駆動及び漸減駆動させ
る制御部(15)と、背シート(5)の傾斜角度と大腿
シート(7)の傾斜角度を表示する表示器(16)とか
らなる速度制御式ギャッジベッドである。 前記制御部
(15)は、併設の牽引機(2)から得る信号に制御さ
れて背用・脚用アクチュエーター(11)・(13)を
駆動させ背シート(5)及び大腿シート(7)を設定傾
斜角度又は零角度に至らせるものである。 前記移動枠
(4)には、該枠(4)から進退可能に移動するピン
(51)と、該ピン(51)に連結され進退駆動するソ
レノイド(49)とが設けられ、制御部(15)は、併
設の牽引機(2)から得る信号に制御されて該ソレノイ
ド(49)を作動させ、該ソレノイド(49)の作動に
よりピン(51)を進退動させ、ピン(51)をベッド
枠(3)に掛け止め又はその解除をなし該ベッド枠
(3)に移動枠(4)が固定又はその解除がなされるも
のである。
【0006】
【作用】ベッド枠3上に設けられる背シート5と、ベッ
ド枠3上に移動自在に載設された移動枠4へ順次設けら
れる腰シート6、大腿シート7に患者を寝かせ、好適な
海老形の腰椎牽引姿勢になして、併設の牽引機2で患者
の腰部を牽引し、効果的な腰椎牽引の治療をする。背用
アクチュエーター11はベッド枠3上へ設けられる背シ
ート5を回動させ、脚用アクチュエーター13は大腿シ
ート7を傾斜させる。制御部15は背用・脚用アクチュ
エーター11・13の駆動を漸増駆動及び漸減駆動さ
せ、表示器16は背シート5の傾斜角度及び大腿シート
7の傾斜角度をリアルタイムに表示し、更に、背シート
5と大腿シート7が為す挾角もリアルタイムに表示す
る。併設の牽引機2から得る信号は前記制御部15を制
御し、背用・脚用アクチュエーター11・13を駆動さ
せ背・大腿シート5・7を設定角度又は零角度に至らせ
る。記憶装置53は、背・大腿シート5・7の設定され
た傾斜角度を記憶し、電源が供給されなくなってもその
記憶を保存する。上記と同様に、牽引機2から得る信号
に制御される前記制御部15はソレノイド49を作動さ
せ、ソレノイド49は移動枠4に進退可能に設けられた
ピン51を進退させ、該ピン51はベッド枠3に掛止し
又はその解除をなし該移動枠4を固定状態又は移動自在
状態にする。
【0007】
【実施例】本考案の実施例について図1ないし図6に示
す図面を参照して説明すると、図1は患者を仰臥させる
ギャッチベッド1に牽引機2を併設したものの側面図を
示しており、ベッド枠3上には車輪59を介して移動枠
4が、仰臥患者の頭側方向の前方向と、足側方向の後方
向とに移動自在に載設される。移動枠4の前端から後端
に向かって、患者の腰部を支持する腰シート6、患者の
大腿部を支持する大腿シート7、患者の下腿部及び足部
を支持する下腿シート58が、順次設けられベッド枠3
上部の前端には患者の背部を支持する背シート5が設け
られる。
【0008】前記背シート5の後端はベッド枠3に背ヒ
ンジ8で回動可能に取着され、前記大腿シート7の前端
は移動枠4に大腿ヒンジ9で回動可能に取着され、前記
大腿シート7の後端と下腿シート58の前端は下腿ヒン
ジ10で回動可能に連結される。更に、背シート5を回
動させて傾斜を付ける背用アクチュエーター11が、ベ
ッド枠3に取着された背用枠12と背シート5裏面との
間に枢着される。又、大腿シート7を回動させて傾斜を
付ける脚用アクチュエーター13が、移動枠4に取着さ
れた脚用枠14と大腿シート7裏面との間に枢着され
る。
【0009】又、ベッド枠3の側部には制御部15と表
示器16とが取着され、該制御部15は、背用・脚用ア
クチュエーター11・13へ電力を付与するものであ
り、該両アクチュエーター11・13の伸縮駆動を漸増
駆動及び漸減駆動させ、又、該制御部15は、併設の牽
引機2から得る信号に従って背用・脚用アクチュエータ
ー11・13の駆動を開始及び停止する。前記表示器1
6(図5参照)は、背シート5を回動した時ベッド枠3
と背シート5の間に生じた角度即ち背シート5の傾斜角
度を表示する背部表示器17と、大腿シート7を回動し
た時ベッド枠3と大腿シート7の間に生じた角度即ち大
腿シート7の傾斜角度を表示する脚部表示器18と、背
シート5と大腿シート7の為す挾角即ち180度から背
シート5の傾斜角度と大腿シート7の傾斜角度を差し引
いた角度を表示する腰部表示器19を有する。
【0010】図5に示すパネル20は、前記表示器16
を擁し、前記制御部15の表面に付されるものであり、
該パネル20には、該表示器16と、電源スイッチ21
と、制御部15を単独で作動させるか牽引機2に連動さ
せるかを切り換える選択スイッチ22と、最初に当該実
施例を使用する時に、背シート5と大腿シート7を手動
指示で回動させ傾斜角度をインプットし設定する手動ス
イッチ23と、該両シート5・7の傾斜を自動で設定角
度に至らせる自動スイッチ25と、背シート5の傾斜角
度と大腿シート7の傾斜角度を共に零にしギャッジベッ
ド1を平坦な状態に戻す復帰スイッチ26と、背用・脚
用アクチュエーター11・13の作動を停止させる停止
スイッチ54と、移動枠4の移動をベッド枠3にロック
又は解除するシート解除スイッチ27とが配設される。
前記手動スイッチ23は、背シート5を上昇・下降させ
る背上昇・背下降スイッチ28・29と、大腿シート7
を上昇・下降させる脚上昇・脚下降スイッチ30・31
とでなる。
【0011】図6の電気的構成を示すブロック図を説明
すると、牽引機2の開始及び停止に連動して出力される
開始又は停止の指示信号がギャッジベッド1のマイコン
部32へ入力される。操作イッチ33で付与する信号は
マイコン部32に至り情報変換され、マイコン部32か
ら出る信号は、背速度制御機34と背過負荷保護器35
を経て、背用アクチュエーター11の伸縮作動を、始動
時に漸増制御し停止時に漸減制御し及び最高速度の制御
を行なう。更に、マイコン部32から出る信号は、脚速
度制御機36と脚過負荷保護器37を経て、脚用アクチ
ュエーター13を漸増、漸減及び最高速度制御する。背
シート5に設け該シート5の角度を検出する背角度セン
サ38で得た信号は、背アンプ39と、背A/D変換器
40を経てマイコン部32へ至る。下腿シート7に設け
該シート7の角度を検出する脚角度センサ41で得た信
号は、脚アンプ42と、脚A/D変換器43を経てマイ
コン部32へ至る。
【0012】ベッド枠3に設け背シート5の零角度を検
出する背水平検出器44で得た信号はマイコン部32へ
至り、移動枠4に設け大腿シート7の零角度を検出する
脚水平検出器45で得た信号もマイコン部32へ至る。
尚、背・脚水平検出器44・45は背・大腿シート5・
7に押圧されて作動するリミットスイッチで構成され
る。背シート5の角度及び大腿シート7の角度に係る情
報は、マイコン部32から表示制御器46を経て表示器
16に至り、該表示器16に背シート5の傾斜角度、大
腿シート7の傾斜角度及び腰部角度が表示される。報知
器47は、パネル20に配設した各種スイッチ即ち操作
スイッチ33を押した時と、牽引機2から開始信号又は
終了信号が入った時、いずれかのパーツが誤動作し制御
部15の制御に異常が生じた時にブザー音等の報知音を
発生するものであり、緊急停止スイッチ48は、患者の
手に持たせる押し釦スイッチであって、マイコン部32
の作動を緊急停止するものであり、該スイッチ48を患
者に異状事態が発生した時又は実施例装置に異常事態が
発生した時に押すと、背用・脚用アクチュエーター11
・13の作動は停止し同時に牽引機2の索24の動きも
停止する。尚、図示を省略するが、背・大腿・下腿シー
ト5・7・58の各シート裏面に感圧面状スイッチを止
着し、背・大腿・下腿シート5・7・58が復帰する
時、ベッド枠3と該各シートとの間に異物を挾むと上述
の緊急停止を為すようにすることもできる。
【0013】移動自在状態にある移動枠4を固定状態に
するソレノイド49には、マイコン部32から指示信号
がソレノイド制御器50を経て付与される。前記ソレノ
イド49は移動枠4に止着され該ソレノイド49にピン
51が連結され、ソレノイド49が非磁化時にはベッド
枠3に多数列設した穴52のいずれかに該ピン51が入
り固定状態になる。ソレノイド49が磁化時には穴52
から該ピン51を抜き、移動枠4を移動自在状態にす
る。前記移動枠4は、牽引機2が作動している牽引治療
中は移動自在状態にあり、牽引機2が作動していない待
機中は、ソレノイド49が非磁化状態となりピン51が
進出して穴52に入り固定状態になる。記憶装置53
は、手動スイッチ23でマイコン部32に入力した設定
角度値を記憶するものである。即ち、操作者が最初に、
手動スイッチ23で背シート5及び大腿シート7を回動
させた時、背シート5の傾斜角度及び大腿シート7の傾
斜角度は自動的に記憶装置53に記憶される。一旦記憶
すると電源を切ってもその記憶が保存され、再使用時に
は同設定値に至るよう背・大腿シート5・7が自動上昇
する。該記憶値は手動スイッチ23を用いて再設定する
ことにより更新される。尚、図6中55はノイズフィル
ター、56は背用・脚用アクチュエーター11・13へ
供給する動力用電源、57は制御用電子部品へ供給する
制御回路用電源、60は患者の腹部を背シート5に固定
するベルトである。
【0014】実施例の使用に際しては、先ず、患者を平
坦なギャッジベッド1に乗せ、腰装具(図示省略)を腰
部に、脇装具(図示省略)を脇部に装着しギャッジベッ
ド1にセッティングし、牽引機2の索24の先端を前記
腰装具に掛止する。次に、牽引機2を始動するが、始動
と共に、牽引機2からギャッジベッド1に開始信号が入
り、ギャッジベッド1が作動状態になる。背上昇スイッ
チ28を操作して背シート5を回動させて角度を付け、
脚上昇スイッチ30を操作して大腿シート7を回動させ
て角度を付け下腿ヒンジ10を上昇させ、大腿シート7
と下腿シート58を側面視山形にする。このように初回
に背シート5及び大腿シート7の角度を手動設定すると
その設定値は自動的に記憶装置53に記憶され、次回か
ら、上記牽引治療を開始すると自動で背シート5及び大
腿シート7が回動し、今回設定した傾斜角度に至る。
【0015】背用・脚用アクチュエーター11・13は
マイコン部32に制御されて、漸増漸減作動をなす。即
ち、背用アクチュエーター11を例に取って述べると、
該アクチュエーター11は、始動時約1.25秒間の漸
増伸長行程、定速伸長行程、背シート5が設定角度の5
度手前に来ると0.9秒間漸減伸長行程、低速伸長行
程、0.3秒間の減速伸長停止行程の各行程を経て伸長
し、背シート5を設定角度に至らせる。定速伸長行程の
所要時間は背シート5の設定角度の値から決まる。傾斜
させた背シート5を元の水平状態に戻す場合は、背用ア
クチュエーター11は、始動時約1.25秒間の漸減退
縮行程、定速退縮行程、背シートが零角度の5度手前に
来ると0.9秒間漸減退縮行程、低速退縮行程、0.3
秒間の減速退縮停止行程の各行程を経て退縮し、背シー
ト5を水平状態に至らせる。
【0016】脚用アクチュエーター13も背用アクチュ
エーター11と同様の動きをするので説明を省略する。
表示器16には、背シート5及び大腿シート7の回動に
伴って、背シート5及び大腿シート7の各傾斜角度と計
算による腰部角度とがリアルタイムに表示される。牽引
機2の始動と共に、ソレノイド49が作動し、移動枠4
が固定状態から移動自在状態に変わる。索24の引き込
みに従って、患者脇部の後方移動を阻止する前記脇装具
の弛みが取れ、患者の脊椎が伸展し、移動枠4が後方向
へ僅か移動する。牽引機2の作動が終了すると、停止信
号がキャッジベッド1に至り、背シート5及び大腿シー
ト7の傾斜角度は自動的に零の平坦状態に至り、平坦状
態になると移動枠4が自動的に固定状態になり、患者の
乗降を安全にする。選択スイッチ22で「単独」を選択
した場合には、背シート5及び大腿シート7の傾斜付
け、及び両シート5・7の水平状態への回動は、牽引機
2に連動せず操作者が牽引の度に自動スイッチ25を操
作して行ない更にシート解除スイッチ27も操作する。
【0017】
【考案の効果】本考案は、背用・脚用アクチュエーター
11・13の駆動を始動時には漸増駆動及び停止時には
漸減駆動させる制御部15を有するものであるから、背
シート5と大腿シート7が急激に移動することなくスロ
ースタート、スローストップで移動し、患者に衝撃振動
や不安感を与えることなく作動でき、好都合である。
【0018】本考案は、背シート5の傾斜角度、大腿シ
ート7の傾斜角度に加え、背シート5と大腿シート7と
の為す挾角をリアルタイムに数字表示する表示器16を
有するので、現時点の腰部の前屈角度を認識し易く、又
それ故に初回の設定が容易であり、好都合である。
【0019】本考案は、牽引機2の作動の開始と停止に
連動してギャッジベッド1の背用・脚用アクチュエータ
ー11・13が駆動し、背・大腿シート5・7を設定角
度に至らせたり該両シート5・7を零角度に至らせ自動
復帰させるので、ギャッジベッド1を操作することなく
牽引機2だけの操作でよいので、操作の手数が省け、且
つ、操作に係る時間も短縮でき、能率良く腰椎牽引の治
療が実施でき、好都合である。
【0020】本考案は、電源を供給しなかったとして
も、前回使用時の設定値が記憶装置53に残存している
ので、今回使用時に自動的に前回使用時の傾斜角度に背
・大腿シート5・7が回動して至らせることができるの
で、使用後にメモを取っておかなくてもよく、又設定の
手数が省け、使用上好都合である。
【0021】本考案は、牽引機2の作動の開始と停止に
連動するソレノイド49の作動により、ギャッジベッド
1の移動枠4が移動自在状態と固定状態に切り換えられ
るので、一々手動で固定・解除操作をする必要がなくな
り操作手数が省け、更に、患者の乗降時、操作者が移動
枠4の固定を忘れると発生し得る患者転倒事故を防止で
き安全性を高め、好都合である。けて免荷状況を報知す
るから好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の側面図である。
【図2】本考案実施例におけるギャッジベッドの平面図
である。
【図3】本考案実施例におけるギャッジベッドの正面図
である。
【図4】本考案実施例におけるギャッジベッドの横断端
面図である。
【図5】本考案実施例におけるパネルを示す図である。
【図6】本考案実施例の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】 2 牽引機 3 ベッド枠 4 移動枠 5 背シート 6 腰シート 7 大腿シート 11 背用アクチュエーター 13 脚用アクチュエーター 15 制御部 16 表示器 49 ソレノイド 51 ピン

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド枠(3)と、該ベッド枠(3)に
    設けられる背シート(5)と、ベッド枠(3)に移動・
    固定自在に載設される移動枠(4)と、該移動枠(4)
    に順次設けられる腰シート(6)、大腿シート(7)
    と、背シート(5)を回動させて傾斜させる背用アクチ
    ュエーター(11)と、大腿シート(7)を回動させて
    傾斜させる脚用アクチュエーター(13)と、背用・脚
    用アクチュエーター(11)・(13)の駆動を漸増駆
    動及び漸減駆動させる制御部(15)と、背シート
    (5)の傾斜角度と大腿シート(7)の傾斜角度を表示
    する表示器(16)とからなり、 前記制御部(15)は、併設の牽引機(2)から得る信
    号に制御されて背用・脚用アクチュエーター(11)・
    (13)を駆動させ背シート(5)及び大腿シート
    (7)を設定傾斜角度又は零角度に至らせることを特徴
    とする 速度制御式ギャッジベッド。
  2. 【請求項2】 ベッド枠(3)と、該ベッド枠(3)に
    設けられる背シート(5)と、ベッド枠(3)に移動・
    固定自在に載設される移動枠(4)と、該移動枠(4)
    に順次設けられる腰シート(6)、大腿シート(7)
    と、背シート(5)を回動させて傾斜させる背用アクチ
    ュエーター(11)と、大腿シート(7)を回動させて
    傾斜させる脚用アクチュエーター(13)と、背用・脚
    用アクチュエーター(11)・(13)の駆動を漸増駆
    動及び漸減駆動させる制御部(15)と、背シート
    (5)の傾斜角度と大腿シート(7)の傾斜角度を表示
    する表示器(16)とからなり、 前記移動枠(4)には、該枠(4)から進退可能に移動
    するピン(51)と、該ピン(51)に連結され進退駆
    動するソレノイド(49)とが設けられ、制御部(1
    5)は、併設の牽引機(2)から得る信号に制御されて
    該ソレノイド(49)を作動させ、該ソレノイド(4
    9)の作動によりピン(51)を進退動させ、ピン(5
    1)をベッド枠(3)に掛け止め又はその解除をなし該
    ベッド枠(3)に移動枠(4)が固定又はその解除がな
    される ことを特徴とする速度制御式ギャッジベッド。
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