JPH06265138A - ノンリンケージ型ガス制御弁 - Google Patents

ノンリンケージ型ガス制御弁

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Publication number
JPH06265138A
JPH06265138A JP7755093A JP7755093A JPH06265138A JP H06265138 A JPH06265138 A JP H06265138A JP 7755093 A JP7755093 A JP 7755093A JP 7755093 A JP7755093 A JP 7755093A JP H06265138 A JPH06265138 A JP H06265138A
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JP
Japan
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valve
gas
control valve
flow rate
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP7755093A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Yamaguchi
哲史 山口
Takashi Yoshida
尚 吉田
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Walbro Far East Inc
Original Assignee
Walbro Far East Inc
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Publication date
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Publication of JPH06265138A publication Critical patent/JPH06265138A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リンク機構がなく、絞り弁に連動してガス弁
の開度が変化し、空燃比の初期設定や微調整が容易で安
定した空燃比が得られるようにする。 【構成】 空気と燃料ガスを混合して燃焼器へ供給する
ガス制御弁において、空気流量を制御する絞り弁Aと一
体にガス流量制御部を形成する。絞り弁Aの上端面に形
成したカム12に、ロツド8aと一体の腕9を付勢係合
する。絞り弁Aの開動作に連動して、カム12に従動す
るロツド8aにより、ガス流量を制御するガス弁Bを開
方向へ駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼器へ空気と燃料ガス
の混合ガスを供給するガス制御弁、詳しくはリンク機構
のガタや摩耗による流量のバラツキをなくしたノンリン
ケージ型ガス制御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリンケージ型ガス制御弁では、空
気流量を加減する絞り弁と燃料ガス流量を加減するガス
弁とは別体で構成され、両者はロツド、ワイヤなどのリ
ンク機構により連動連結され、絞り弁の開度に比例して
ガス弁の開度が変化し、ほぼ一定の空燃比の混合ガスを
燃焼器へ供給する。ところが、長期使用の内にリンク機
構の摩耗や異物の付着により、ガス制御弁の動作部にガ
タが生じると、円滑な動作が妨げられ、空燃比にバラツ
キが生じるという問題がある。
【0003】また、リンケージ型ガス制御弁は燃焼器へ
取り付け後に、正確な空燃比を得るために初期調整を行
う必要があるが、絞り弁とガス弁とは別体で機械的に連
結されているので調整が難しい。特にガス流量か少ない
低負荷運転に対する微調整が非常に難しい。ガス制御弁
が燃焼器のケースの内部にあつて、配設位置が高く狭い
場合は、機械的な微調整ができないこともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、リンク機構がなく、絞り弁に連動してガス
弁の開度が変化し、空燃比の初期設定や微調整が容易で
安定した空燃比が得られるノンリンケージ型ガス制御弁
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は空気と燃料ガスを混合して燃焼器へ
供給するガス制御弁において、空気流量を制御する絞り
弁と一体にガス流量制御部を形成し、絞り弁の開動作に
連動するロツドにより、ガス流量を制御するガス弁を開
方向へ駆動するものである。
【0006】
【作用】空気流量を加減する絞り弁の回動に伴い、絞り
弁のカムによりロツドが押し下げられると、ガス弁が押
し開かれる。ガス弁へ流入する燃料ガスの入口圧は圧力
制御弁により、電気的に設定された所定値に維持される
ので、空気流量に比例してガス流量も増加し、燃焼器へ
供給される混合ガスはほぼ一定の空燃比に維持される。
【0007】圧力制御弁はガス弁の入口と出口の圧力差
により作動する膜により駆動され、入口と出口の圧力差
は両者を結ぶ通路面積を加減するフラツパ型パイロツト
弁により制御される。フラツパ型パイロツト弁はバイモ
ルフ圧電素子により、ガス弁の入口圧と設定圧とに関連
して電気的に制御される。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係るノンリンケージ型ガス制
御弁の側面断面図、図2は同ガス制御弁の要部を拡大し
て示す側面断面図、図3は絞り弁の斜視図である。本発
明によるガス制御弁は、本体20の内部に空気流量を加
減する絞り弁Aと、ガス流量を加減するガス弁Bと、ガ
ス弁Bの入口圧を一定に保つ圧力制御弁Cと、圧力制御
弁Cを制御するフラツパ型のパイロツト弁Dとを備えて
いる。本体20は軸方向に並ぶ入口通路21と出口通路
21aを備えており、入口通路21はフランジ20aに
より空気源へ、出口通路21aはフランジ20bにより
燃焼器へ接続される。本体20から上方へ突出する筒体
16に、入口通路21と出口通路21aに直交する円筒
部16bが形成され、円筒部16bに絞り弁Aが回動可
能に支持される。円筒部16bと絞り弁Aとの間の摺動
部はシール14により密封される。図示の閉位置から絞
り弁Aを回動すると、絞り弁Aの弁孔13は通路21,
21aを連通する面積が増大する。
【0009】図3に示すように、絞り弁Aの上端部は円
筒部10を形成され、周壁に互いに対向する1対の切欠
10aを形成され、上端面は1対のカム12aを形成さ
れる。筒体16の上端に結合したステツプモータ2は、
軸3の下端に形成した断面方形の軸部3aを、逆カツプ
形のヨーク4の角孔4aへ嵌挿される。ヨーク4は下方
へ突出する1対の脚片4bをばね5の力により、絞り弁
Aの切欠10aへ係合され、ステツプモータ2の回転を
絞り弁Aへ伝達する。ばね5は軸3に巻装され、かつス
テツプモータ2とヨーク4の間に介装される。
【0010】筒体16は内周壁に1対の軸方向の溝16
aを形成され、溝16aに係合する1対の腕9を結合す
るカツプ形の頭部8は、ヨーク4と絞り弁Aの円筒部1
0との間へ配設される。ヨーク4と頭部8の間に介装し
たばね7の力により、腕9は絞り弁Aのカム12へ当接
され、絞り弁Aが回動すると頭部8に結合したロツド8
aが昇降する。
【0011】ロツド8aは絞り弁Aの弁孔13を貫通し
て本体20の出口室23へ突出し、ガス弁Bのロツド2
6へ当接する。ロツド8aの絞り弁Aを貫通する部分は
シール15により密封される。ガス弁Bは入口室25と
出口室23とを結ぶ弁孔24へ、ばね27の力により付
勢される。出口室23は通路23aを経て出口通路21
aへ連通される。
【0012】図2に示すように、合成樹脂などの軽量化
されたロート型の圧力制御弁Cは膜(ダイヤフラム)3
5に支持され、入口室25と室33とを結ぶ弁孔34を
開閉する。室33に連通する入口通路31は、本体20
のフランジ20cにより燃料ガス源へ接続される。膜3
5は本体20の底壁と板38の間に挟持され、膜35の
上側に室33を、下側に作動室39をそれぞれ区画す
る。作動室39は絞り32を経て入口通路31へ連通
し、また作動室39の底壁に設けたノズル41、室4
2、通路36を経て入口室25へ連通する。
【0013】膜からなるパイロツト弁Dは板38と板4
0との間に挟持され、膜の上側に室42を、下側に大気
室43をそれぞれ区画する。板40は支持部材45によ
りバイモルフ圧電素子51を支持される。バイモルフ圧
電素子51の左端は板40を貫通するロツド44により
パイロツト弁Dに連結される。バイモルフ圧電素子51
の右端は制御装置49へ接続され、入口室25の圧力を
通路37を経て検出する圧力センサ46の信号と圧力設
定器の信号とに基づく制御装置49の出力により制御さ
れる。圧力設定器と制御装置49を支持する基板50
は、本体20の底部に結合したケース48の内部に配設
される。
【0014】次に、本発明によるガス制御弁の作動につ
いて説明する。制御装置49は圧力センサ46により検
出された入口室25の圧力と、圧力設定値との偏差をな
くするように、バイモルフ圧電素子51へ電流を供給す
る。例えば、入口室25の圧力が設定値よりも低くなる
と、バイモルフ圧電素子51の左端が上方へ湾曲し、パ
イロツト弁Dがノズル41へ接近するので、作動室39
の圧力が高くなり、膜35により圧力制御弁Cが上端面
に作用する入口室25の圧力に打ち勝つて押し上げら
れ、室33(燃料源)の高圧燃料ガスが弁孔34を経て
入口室25へ流入し、入口室25の圧力が高くなる。逆
に、入口室25の圧力が設定値よりも高くなると、バイ
モルフ圧電素子51の左端が下方へ湾曲し、パイロツト
弁Dがノズル41から離れるので、作動室39の圧力が
低くなり、圧力制御弁Cが弁孔34へ接近する。こうし
て、入口室25の圧力は所定値に維持される。
【0015】燃焼器の負荷に対応してステツプモータ2
により絞り弁Aが図1の閉位置から開方向へ回動される
と、空気源の空気が入口通路21、弁孔13を経て出口
通路21aへ流れる。絞り弁Aの回動に伴つて、溝16
aにより回動を阻止される腕9は絞り弁Aのカム12に
沿つて下降し、腕9と一体のロツド8aによりガス弁B
がばね27の力に抗して押し下げられる。入口室25の
燃料ガスは弁孔24、出口室23、通路23aを経て出
口通路21aへ流れる。こうして、空気流量に見合つた
燃料ガスが出口通路21aで空気と混合しつつ燃焼器へ
供給される。
【0016】入口室25の圧力は常に所定値(設定値)
に維持されているので、出口通路21aへ流れるガス流
量はガス弁Bの下方移動量に比例し、ガス弁Bの下方移
動量は絞り弁Aの回動量に比例するので、燃焼器へ供給
される混合ガスの空燃比は、負荷変動に関係なくほぼ一
定に維持される。上述の実施例は、ガス制御弁の内部で
空気と燃料ガスを混合するブンゼン型燃焼器の場合つい
て説明したが、本発明は燃焼器の内部で空気と燃料ガス
を混合するブラスト型燃焼器にも適用できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、空気と燃料ガス
を混合して燃焼器へ供給するガス制御弁において、空気
流量を制御する絞り弁とガス流量制御部を一体に形成
し、絞り弁の開動作に連動して突出するロツドにより、
ガス流量を制御するガス弁を開方向へ駆動するものであ
り、ガス弁の開度は絞り弁に内蔵されたカムにより駆動
されるロツドにより加減されるので異物の浸入がなく、
動作部にガタがないので動作が確実であり、空気流量の
変化に対応してガス流量が正確に制御され、ほぼ一定の
空燃比の混合ガスが燃焼器へ供給される。
【0018】ガス弁の入口圧は膜型の圧力制御弁により
所定値に維持され、圧力制御弁の作動室の圧力は、バイ
モルフ圧電素子を利用したフラツパ型の圧力制御弁によ
り所定値に維持されるので、ガス弁を通過するガス流量
はガス弁の開度に関連して正確に制御される。
【0019】ガス弁の入口圧は自由に設定できるので、
燃焼器の負荷に応じて、例えば軽負荷では空気流量に対
するガス流量を少なくすれば、燃料ガスの無駄な消費を
回避できる。
【0020】燃料ガスの種類に応じ、ガス弁の入口圧を
変更することにより、適正な空燃比の混合ガスが簡単に
得られる。
【0021】本発明によるガス制御弁は一体構造のた
め、燃焼器への取付け時、調整する必要がなく、ガス弁
の入口圧は電子制御より微調整できるので、低負荷運転
に対するガス流量の微調整が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノンリンケージ型ガス制御弁の側
面断面図である。
【図2】同ガス制御弁の要部を拡大して示す側面断面図
である。
【図3】絞り弁の斜視図である。
【符号の説明】
A:絞り弁 B:ガス弁 C:圧力制御弁 D:パイロ
ツト弁 2:ステツブモータ 8a:ロツド 9:腕
12:カム 23:出口室 25:入口室 39:作動
室 46:圧力センサ 51:バイモルフ圧電素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気と燃料ガスを混合して燃焼器へ供給す
    るガス制御弁において、空気流量を制御する絞り弁と一
    体にガス流量制御部を形成し、絞り弁の開動作に連動す
    るロツドにより、ガス流量を制御するガス弁を開方向へ
    駆動することを特徴とする、ノンリンケージ型ガス制御
    弁。
  2. 【請求項2】前記絞り弁はロータリ型のものであり、前
    記ロツドは腕をばね力により、絞り弁の外周側端面に形
    成したカムへ付勢係合されるとともに、先端をガス弁へ
    当接される、請求項1に記載のノンリンケージ型ガス制
    御弁。
  3. 【請求項3】ガス流量制御部は前記ガス弁の入口圧を制
    御する膜型圧力制御弁を有し、膜型圧力制御弁の作動室
    は燃料ガス源に連通される一方、フラツパ型パイロツト
    弁を経てガス弁の入口室へ連通され、フラツパ型パイロ
    ツト弁はガス弁の入口圧に関連してバイモルフ圧電素子
    により駆動される、請求項1に記載のノンリンケージ型
    ガス制御弁。
JP7755093A 1993-03-11 1993-03-11 ノンリンケージ型ガス制御弁 Pending JPH06265138A (ja)

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JP7755093A JPH06265138A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 ノンリンケージ型ガス制御弁

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JP7755093A JPH06265138A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 ノンリンケージ型ガス制御弁

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JP7755093A Pending JPH06265138A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 ノンリンケージ型ガス制御弁

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JP (1) JPH06265138A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015230143A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 リンナイ株式会社 予混合装置
JP2019011900A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 リンナイ株式会社 予混合装置
JP2019086247A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 リンナイ株式会社 予混合装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015230143A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 リンナイ株式会社 予混合装置
JP2019011900A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 リンナイ株式会社 予混合装置
JP2019086247A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 リンナイ株式会社 予混合装置

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