JPH06264999A - 無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

無段変速機の油圧制御装置

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JPH06264999A
JPH06264999A JP4699293A JP4699293A JPH06264999A JP H06264999 A JPH06264999 A JP H06264999A JP 4699293 A JP4699293 A JP 4699293A JP 4699293 A JP4699293 A JP 4699293A JP H06264999 A JPH06264999 A JP H06264999A
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JP
Japan
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control
oil
variable transmission
primary
chamber
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JP4699293A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Kanbara
英敏 蒲原
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動部の始動時においてプーリのオイル室に
対する油圧の供給を早期に終了させることができるよう
にする。 【構成】 プライマリプーリと、このプライマリプーリ
の駆動力をセカンダリプーリに伝達するベルトとを有
し、上記プライマリプーリおよびセカンダリプーリの一
方のオイル室、例えばプライマリ室27に供給される油
圧を制御して無段変速機の変速比を変更する無段変速機
の油圧制御装置において、エンジンA等からなる駆動部
が始動直後の状態にあるか否かを検出する始動検出手段
112と、この始動検出手段112によって駆動部が始
動直後の状態であることが検出された場合に、上記オイ
ル室に対して油圧を一時的に供給する始動時制御を実行
する始動時制御手段113とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に搭載されたエ
ンジン等からなる駆動部に取り付けられ、上記駆動部に
よって回転駆動されるプライマリプーリと、このプライ
マリプーリの駆動力をセカンダリプーリに伝達するベル
トとを有する無段変速機の油圧制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平3−69851号公
報に示されるように、プライマリプーリのオイル室に対
する油圧の給排を制御する変速比制御手段により、プラ
イマリプーリのオイル室に油圧を供給して変速比を高レ
シオ側に移行させてシフトアップし、また上記オイル室
から油圧を排出させて変速比を低レシオ側に移行させる
ことにより、シフトダウンするように構成されたベルト
式無段変速機が知られている。
【0003】上記ベルト式無段変速機は、プーリを低レ
シオの状態から高レシオの状態に移行させてシフトアッ
プする際に、上記プライマリプーリのオイル室への油圧
の給排を制御して変速比を変更する変速比制御手段を、
上記オイル室に油圧を供給する直前の臨堺状態に設定す
ることにより、シフトアップ時の制御応答性を向上させ
るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の無段変速機
は、プライマリプーリのオイル室に予め油圧が充填され
ている自動車の走行状態において、上記オイル室の油圧
を迅速に増大させることことにより、変速比を低レシオ
状態から高レシオ状態に移行させてシフトアップさせる
際の制御応答性を向上させることができるが、エンジン
の始動直後における制御応答性を十分に確保することが
できないという問題がある。
【0005】すなわち、エンジンの始動時には、エンジ
ン停止中のオイルの流失により、上記オイル室の油圧が
0となっているので、このオイル室に必要な油圧を供給
するのに長い時間を要し、上記油圧の供給が完了する前
に自動車が発進される可能性が高い。また、この場合に
発進からシフトアップが可能となるまでに時間がかか
り、この間にオイル室に対する油圧の供給が継続され、
早期にシフトアップ動作を終了させることができない。
したがって、上記シフトアップが完了するまで、エンジ
ン回転数が増大することとなってオーバラン現象が生
じ、走行フィーリングが悪化するという問題がある。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、駆動部の始動時においてプーリのオ
イル室に対する油圧の供給を早期に終了させることがで
きる無段変速機の油圧制御装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
駆動部によって回転駆動されるプライマリプーリと、こ
のプライマリプーリの駆動力をセカンダリプーリに伝達
するベルトとを有し、上記プライマリプーリおよびセカ
ンダリプーリの一方のオイル室に供給される油圧を制御
して無段変速機の変速比を制御する無段変速機の油圧制
御装置において、上記駆動部が始動直後の状態にあるか
否かを検出する始動検出手段と、この始動検出手段によ
って駆動部が始動直後の状態にあることが検出された場
合に、上記オイル室に対して油圧を一時的に供給する始
動時制御手段とを設けたものである。
【0008】請求項2に係る発明は、駆動部の始動直後
に、オイル室に作動油を一時的に供給する始動時制御を
実行すべき状態にあるか否かを判別する判別手段を設
け、この判別手段において上記始動時制御を実行すべき
状態にないことが確認された場合に、始動時制御を禁止
して通常の変速比制御を実行するように構成したもので
ある。
【0009】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、駆動部が始
動直後の状態にある場合には、プーリのオイル室に一時
的に油圧を供給する始動時制御が実行されることによ
り、空の状態にあるオイル室に油圧が油圧が迅速に供給
され、自動車の発進時等において、所望の変速比が早期
に得られることになる。
【0010】上記請求項2記載の発明によれば、駆動部
が停止状態となった直後に再始動された場合等には、駆
動部が始動直後の状態にあってもオイル室に十分な油圧
が充填されており、上記始動時制御を実行する必要はな
いので、この始動時制御が停止されて通常の変速比制御
が実行されることになる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係る無段変速機を備えた自
動車の駆動系を示している。上記無段変速機は、前輪駆
動車の駆動部となるエンジンAの出力軸1に連結された
トルクコンバータBと、前後進切換機構Cと、ベルト伝
動機構Dと、減速機構Eと、差動機構Fとを備えてい
る。
【0012】上記トルクコンバータBは、エンジンAの
出力軸1に結合されたポンプカバー7の一側部に固定さ
れ、上記出力軸1と一体的に回転するポンプインペラ3
と、このポンプインペラ3と対向するように設置される
とともに、ポンプカバー7の内側に形成されたコンバー
タ7a内に回転自在に支持されたタービンライナ4と、
上記ポンプインペラ3およびタービンライナ4の間に介
設されたステータ5とを有している。上記タービンライ
ナー4は、タービン軸2を介して前後進切換機構Cの入
力メンバであるキャリア15に連結されている。また、
上記ステータ5は、ワンウェイクラッチ8およびステー
タ軸9を介してミッションケース19に連結されてい
る。
【0013】上記タービンライナ4とポンプカバー7と
の間には、ロックアップピストン6が配設されている。
このロックアップピストン6は、タービン軸2にスライ
ド可能に取り付けられ、ロックアップ室10内への油圧
の導入あるいは排出により、ポンプカバー7と接触して
このポンプカバー7と一体化されるロックアップ状態
と、ポンプカバー7から離間するコンバータ状態とを選
択的に実現するように構成されている。そして上記ロッ
クアップ状態においては、エンジンAの出力軸1とター
ビン軸2とが、油圧を介することなく直結されるように
なっている。また、上記コンバータ状態においては、エ
ンジンAの出力トルクが上記出力軸1から流体を介して
タービン軸2に伝達される。
【0014】上記前後進切換機構Cは、トルクコンバー
タBのタービン軸2の回転をそのままベルト伝動機構D
側に伝達する前進状態と、タービン軸2の回転をベルト
伝動機構Dに逆転して伝達する後進状態とを選択的に設
定するものである。この前後進切換機構Cは、ダブルピ
ニオン式のプラネタリギヤユニットからなっている。
【0015】すなわち、上記タービン軸2にスプライン
結合されたキャリア15には、サンギア12に歯合する
第1ピニオンギア13と、リングギア11に歯合する第
2ピニオンギア14とが取り付けられ、この両ピニオン
ギア13,14は、互いに歯合している。また、上記サ
ンギア12は、ベルト伝動機構Dのプライマリ軸22に
対してスプライン結合されている。上記リングギア11
とキャリア15との間には、この両者を断続させるクラ
ッチ16が設けられている。また、上記リングギア11
と、ミッションケース19との間には、リングギア11
をミッションケース19に対して選択的に固定するため
のブレーキ17が設けられている。
【0016】そして、上記クラッチ16を締結してブレ
ーキ17を開放した状態においては、リングギア11と
キャリア15とが一体化されるとともに、ミッションケ
ース19に対してリングギア11の相対回転が可能とな
るため、タービン軸2の回転に応じてリングギア11が
回転すると、ピニオンギア14,13を介してプライマ
リ軸22のサンギア12が回転駆動される。これによっ
てプライマリ軸22がタービン軸2と同方向に回転して
前進状態となる。
【0017】これに対して上記クラッチ16を開放して
ブレーキ17を締結した状態では、リングギア11がミ
ッションケース側に固定されるとともに、リングギアと
キャリアとの相対回転が可能となるため、タービン軸2
の回転に応じてキャリア15が回転すると、ピニオンギ
ア14,13を介してプライマリ軸22のサンギア12
が回転駆動される。これによってプライマリ軸22がタ
ービン軸2と逆方向に回転して後進状態となる。このよ
うにしてクラッチ16とブレーキ17との作動状態に応
じ、自動車の前進と後進との切換が上記前後進切換機構
Cによって選択的に行なわれるように構成されている。
【0018】上記ベルト伝動機構Dは、上記前後進切換
機構Cの後方側において同軸上に配置されたプライマリ
プーリ21と、このプライマリプーリ21に対して平行
に配置されたセカンダリプーリ31と、この両プーリ2
1,31に張設されたベルト20とからなっている。上
記プライマリプーリ21は、プライマリ軸22上に一体
的に設けられた所定径の固定円錐板23と、プライマリ
軸22に対してその軸方向に移動可能に設けられた所定
径の可動円錐板23とによって構成されている。そし
て、上記固定円錐板23および可動円錐板24の相対向
する円錐状摩擦面により、略V字状断面のベルト受け溝
21aが形成されるようになっている。
【0019】また、上記可動円錐板24の内側面24a
側には、円筒状のシリンダ25が同軸上に固定されてい
る。上記シリンダ25の内面側には、プライマリ軸22
に固定されたピストン26が油密的に嵌挿されており、
このピストン26と上記シリンダ25と可動円錐板24
との三者により、後述する油圧回路Qから作動油が導入
されるプライマリ室27が形成されている。そして、上
記プライマリプーリ21のプライマリ室27に作動油が
給排されることにより、可動円錐板24が軸方向に駆動
されてこの可動円錐板24と固定円錐板23との間隔が
増減させられ、これによってベルト20に対するプライ
マリプーリ21の有効径が調整されるようになってい
る。
【0020】一方、セカンダリプーリ31は、基本的に
上記プライマリプーリ21と同様の構成を有し、プライ
マリプーリ22に対して平行に配置されたセカンダリプ
ーリ軸32上に一体的に設けられた固定円錐板33と、
セカンダリ軸32上に移動可能に設けられた可動円錐板
34とから構成されている。そして、上記固定円錐板3
3および可動円錐板34の相対向する円錐状摩擦面によ
り、略V字状断面のベルト受け溝31aが形成されるよ
うになっている。
【0021】また、上記可動円錐板34の内側面34a
側には、円筒状のシリンダ35が同軸上に固定されてい
る。上記シリンダ35の内面側には、セカンダリ軸32
に固定されたピストン36が油密的に嵌挿されており、
このピストン36と上記シリンダ35と可動円錐板34
との三者により、後述する油圧回路Qから作動油が導入
されるセカンダリ室37が形成されている。そして、上
記プライマリプーリ31のセカンダリ室37に作動油が
給排されることにより、可動円錐板34が軸方向に駆動
されてこの可動円錐板34と固定円錐板33との間隔が
増減させられ、これによってベルト20に対するセカン
ダリプーリ31の有効径が調整されるようになってい
る。
【0022】上記構成において、エンジンAからトルク
コンバータBを介して伝達される駆動トルクは、前後進
切換機構Cによりその回転方向が前進方向あるいは後進
方向に設定された後、ベルト伝動機構Dに伝達される。
このベルト伝動機構Dにおいて、プライマリプーリ21
のプライマリ室27内に対する作動油の導入あるいは排
出が行われることにより、プライマリプーリ21の有効
径が調整されると、このプライマリプーリ21にベルト
20を介して連結されたセカンダリプーリ31の有効径
が調整されることになる。
【0023】そして上記プライマリプーリ21の有効径
とセカンダリプーリ31との有効径との比に応じ、プラ
イマリ軸22とセカンダリ軸32との間の変速比が決定
され、この変速比に応じてプライマリ軸22の回転が変
速されてセカンダリ軸32に伝達される。なお、上記セ
カンダリ軸32の回転は、減速機構Eによって減速され
た後、作動歯車機構Fに伝達され、この作動機構Fから
図外の前輪軸に伝達されるようになっている。
【0024】次に、上記トルクコンバータBのロックア
ップピストン6、前後進切換機構Cのクラッチ16およ
びブレーキ17、ベルト伝動機構Dのプライマリプーリ
21の作動を制御する油圧回路Qの構成を図2に基づい
て説明する。この油圧回路Qは、上記エンジンAによっ
て駆動されるオイルポンプ40を備え、このオイルポン
プ40は、上記ベルト伝動機構Dのプライマリ室27お
よびセカンダリ室37等の制御要素に供給される共通の
制御元圧を提供する圧力源となる。
【0025】上記オイルポンプ40から吐出される作動
油は、まずライン圧調整弁41において所定のライン圧
に調整された後、ライン101を介してセカンダリ室3
7に供給されるとともに、上記ライン101から分岐さ
れたライン102を介してプライマリプーリ21のプラ
イマリ室27に供給されるようになっている。上記ライ
ン圧調整弁41によるライン圧制御は、そのパイロット
室41aに導入されるパイロット圧により行われる。
【0026】上記ライン圧調整弁41は、スプール41
bと、このスプール41bを付勢するスプリング41c
とを備えるとともに、オイルポンプ40からの吐出油が
導かれる調圧ポート41dと、オイルポンプ40のサク
ション側に連通するドレーンポート41eとを備えてい
る。上記パイロット室41aには、ライン102から分
岐した後、レデューシング弁42により所定圧に減圧さ
れた作動油がパイロット圧としてライン103を介して
導入される。
【0027】そして上記ライン圧調整弁41のスプール
41bは、その一方の端部にかかるライン101内の油
圧と、他方の端部にかかるスプリング41cの付勢力お
よびパイロット室41a内に導入されるパイロット圧の
合力との釣合いに応じてスライドすることにより、ドレ
ーンポート41eを調圧ポート41dに連通状態あるい
は遮断状態とし、これによって上記パイロット圧に応じ
たライン圧を生じさせるように構成されている。上記ラ
イン圧を制御するパイロット圧は、ライン103に設け
られた第1電磁ソレノイド弁51のデューティ比制御を
実行することにより、調整されるものである。
【0028】また、上記ライン102には、切換弁44
からのパイロット圧を受けて作動し、上記無段変速機の
変速比制御を実行する変速比制御弁43が設けられてい
る。上記変速比制御は、この変速比制御弁43によりプ
ライマリプーリ21のプライマリ室27への作動油の給
排制御に応じて行われる。
【0029】上記変速比制御弁3は、スプリング43b
により、常に一方側に押圧付勢されたスプール43aを
備え、上記ライン102に連通するライン圧の導入ポー
ト43cと、ドレーンポート43dと、スプール43を
付勢するスプリング43bの設置部の反対側に形成され
たパイロット室43fに開口するパイロットポート43
eと、スプリング43b側に開口し、かつ後述するシフ
ト弁45を介してライン圧が導入されるリバースポート
43gとを有している。
【0030】そして上記シフト弁45がD,2,1のい
ずれかにある前進時には、変速制御弁のリバースポート
43gからの作動油がシフト弁45を介してドレーンさ
れるので、上記パイロット室43fに導入されるパイロ
ット圧を受けて上記スプール43aが軸方向にスライド
可能な状態となる。したがって、上記スプール43aに
よりライン圧導入ポート43cと、ドレーンポート43
dとが選択的にプライマリ室27に連通させられ、これ
によって上記プライマリ室27に対して作動油が供給あ
るいは排出されて上記変速制御が実行されることにな
る。
【0031】一方、後進時には、シフト弁45からの作
動油がリバースポート43gに導入されるので、スプー
ル43aが上記作動油を受けて図中右方向に一杯に押し
つけられた状態となって保持される。したがって、上記
パイロット室43fに導入されるパイロット圧の如何に
拘らず、プライマリ室27とドレーンポート43dと
は、常に連通状態となり、これによって無段変速機の変
速比が最低変速比の状態で保持される。
【0032】上記変速比制御弁43に対するパイロット
圧の供給は、2系統の供給路によって行われ、この両供
給路の切換は、切換弁44によって選択的に行われる。
この切換弁44は、スプール44aと、このスプール4
4aを付勢するスプリング43bとを備えている。そし
て、上記スプリング43の設置部の反対側に形成された
パイロットポート44cが上記ライン103から分岐し
たライン105に接続され、こによってスプール44a
の一端に、レデューシング弁42で減圧されたパイロッ
ト圧が作用するようになっている。
【0033】また上記切換弁44の中間部には、ライン
105に連通する第1パイロット圧の導入ポート44d
と、ピトー圧発生手段(PI)に連通する第2パイロッ
ト圧の導入ポート44eと、変速比制御弁43のパイロ
ットポート43eにライン104を介して連通するパイ
ロット圧の供給ポート44fとが設けられている。
【0034】そして上記第1パイロット圧の導入ポート
44dに連通するライン105には、第2電磁ソレノイ
ド弁52が設けられ、この第2電磁ソレノイド弁52の
作動に応じて調圧された油圧と、エンジンAの回転速度
に対応して発生するピトー圧とが選択的に変速比制御弁
43のパイロット室43fにパイロット圧として供給さ
れ、これによって所定の変速比制御が実行されるように
なっている。
【0035】なお、上記ライン圧調整弁41により調圧
された作動油は、ライン106を介して切換弁45のポ
ート45aに導入される。このポート45aに供給され
た作動油は、後進変速段の設定時にライン107を介し
てブレーキ17のブレーキ室62に供給されるととも
に、前進変速段設定時にライン108を介してクラッチ
16のクラッチ室61に供給され、これによって上記前
後進切換機構Cが後進あるいは前進作動状態となる。ま
た、上記ライン107とライン108との間には、アキ
ュームレータ18が設けられ、このアキュームレータ1
8により、クラッチ16およびブレーキ17の両方の締
結ショックを効果的に緩和するように構成されている。
【0036】上記ライン圧調整弁41で調圧された作動
油は、クラッチ圧調整弁46で所定のクラッチ圧に調圧
された後、ライン109を介してロックアップピストン
6のにロックアップコントロール弁47に導入される。
このロックアップコントロール弁47に導入された作動
油は、第3電磁ソレノイド弁53により制御されるパイ
ロット圧に応じ、ロックアップ締結側あるいはロックア
ップ解除側に選択的に供給される。なお、上記油圧回路
Qには、リリーフ弁48が設けられている。
【0037】上記第2電磁ソレノイド弁52は、そのデ
ューティ比が図3に示すように、0〜100%に変化
し、これに対してライン105内の油圧(パイロット
圧)は、0〜P1までの範囲内で変化するようになって
いる。また、上記切換弁44は、そのパイロットポート
44cに作用する油圧に応じ、スプール44aが軸方向
に移動して第1パイロット圧の導入ポート44dと、第
2パイロット圧の導入ポート44eとを選択的に連通さ
せるように構成されている。
【0038】上記第1,第2パイロット圧の導入ポート
44d,44fと、パイロット圧の供給ポート44fと
の相対位置は、パイロット圧の高さ、つまり第2電磁ソ
レノイド弁52のデューティ比に対応して以下のように
設定される。すなわち、上記第2電磁ソレノイド弁52
のデューティ比がD1〜D2%、つまりパイロット圧が
P1〜P2の範囲内である場合には、スプール44aが
図2の上段と下段とにそれぞれ示された位置の中間に位
置し、第1パイロット圧の導入ポート44dがパイロッ
ト圧の供給ポート44fに連通し、第2パイロット圧の
供給ポート44eが閉塞状態となる。
【0039】また、第2電磁ソレノイド弁52のデュー
ティ比が0〜D1%の範囲内、つまりパイロット圧P0
〜P1の範囲内である場合には、図2の上段に示される
ようにスプール44aが右方に一杯に移動し、第1パイ
ロット圧の導入ポート44dが閉塞状態となるととも
に、上記第2パイロット圧の導入ポート44eがパイロ
ット圧の供給ポート44fに連通した状態となる。
【0040】このようにして上記第1,第2パイロット
圧の導入ポート44d,44eと、パイロット圧の供給
ポート44fとの相対位置は、第2電磁ソレノイド弁5
2のデューティ比、つまりライン105内の油圧に応じ
て相対的に設定される。
【0041】上記第2電磁ソレノイド弁52による変速
制御は、図4に示すように、予め各シフト位置に車速、
つまりセカンダリプーリ31の回転速度およびスロット
ル開度をパラメータとして設定された目標プライマリプ
ーリの回転数マップに基づき、現在の運転状態に対応す
る目標プライマリプーリの回転数との偏差から、目標と
する変速比を算定し、この変速比が得られるように切換
弁44を介して変速比制御弁43への作動油の給排を制
御することによって実行される。
【0042】また、上記第1電磁ソレノイド弁51は、
図5に示すように、弁ハウジング70を備え、この弁ハ
ウジング70内には、流路71が形成されている。この
流路71は、一端がライン圧103の分岐ライン72の
終端に連通しているとともに、他端がリザーバタンク7
4に導入される戻りライン73の始端に連通している。
また、上記弁ハウジング70内には、流路71内に突出
してこの流路71を閉塞する閉塞位置と、流路71から
導出されてこの流路71を開放する開放位置との間で往
復動可能な弁体としてのプランジャー75が配設されて
いる。
【0043】上記プランジャー75は、コイルスプリン
グ76によって閉塞位置側に付勢されているとともに、
プランジャー75の中間部が電磁コイル77によって囲
繞されている。そして制御ユニット78から出力される
制御信号に応じて上記電磁コイル77が通電されると、
上記プランジャー75に磁気付勢力が作用し、このプラ
ンジャー75が上記コイルスプリング76の付勢力に抗
して開放位置に移動するようになっている。
【0044】なお、上記電磁ソレノイド弁51のデュー
ティ比は、1サイクル時間(Tc)当たりの通電時間
(To)の比率(To/Tc)によって表される値であ
る。また、上記変速比制御を実行する第2電磁ソレノイ
ド弁52も、上記第1電磁ソレノイド弁51と同様の構
成を有している。
【0045】上記各電磁ソレノイド51,52,53
は、図6に示すように、制御ユニット78を有する電気
制御回路Rによって駆動制御されるように構成されてい
る。上記制御ユニット78には、運転者の操作によるシ
フト位置(D,1,2,R,N,P)を検出するシフト
位置センサ82と、プライマリ軸22の回転数Npを検
出するプライマリ回転数センサ83と、車速に対応する
セカンダリ軸32の回転数Nsを検出するからセカンダ
リ回転数センサ84と、エンジンAのスロットル開度T
VOを検出するスロットル開度センサ85と、エンジン
Aの回転数Neを検出するエンジン回転数センサ86
と、トルクコンバータBのタービン軸2の回転数を検出
するNtを検出するタービン回転数センサ87から出力
される各検出信号がそれぞれ入力される。
【0046】そして上記制御ユニット78は、トルクコ
ンバータBからの入力トルク、つまりタービントルクT
tに変速比Hhを掛けた値の関数f(Tt×Hh)とし
て規定されたライン圧P〔=f(Tt×Hh)〕を得る
ためのデューティ比を設定して第1電磁ソレノイド弁5
1に出力するように構成されている。
【0047】上記変速比Hhは、セカンダリ軸32の回
転数Nsのプライマリ軸22の回転数Npに対する割合
(Hh=Ns/Np)として規定される。また、上記タ
ービントルクTtは、エンジンAの出力トルクTeにト
ルク比Htを掛け合わせた値(Tt=Te×Ht)とな
る。ここで、エンジンの出力トルクTeは、エンジン回
転数Neと、スロットル開度TVOとの関係によって規
定される値である。したがって最終的には、上記ライン
圧Pが、エンジントルクTeと、上記トルク比Htと、
変速比Hhとを掛け合わせた値の関数f(Te×Ht×
Hh)として表される。
【0048】また、制御ユニット78には、上記各セン
サ82〜87の故障の有無を検出する故障検出手段11
0と、センサ故障の発生時に自動車の安全性を確保する
ように無段変速機の変速比を制御する故障時制御手段1
11と、エンジン回転数センサ86の検出信号等に応じ
てエンジンAが始動直後の状態であるか否かを検出する
始動検出手段112と、エンジンAの始動直後に上記プ
ライマリ室27に作動油を一時的に供給する始動時制御
手段113とが設けられている。
【0049】そして、始動検出手段112によって現時
点がエンジンAの始動直後であることが確認された場合
には、上記始動時制御手段112から上記第2電磁ソレ
ノイド52にそのデューティ比を所定時間に亘って0%
に設定する制御信号を出力する。これによって上記切換
弁44を介して変速比制御弁43のライン圧導入ポート
43cがプライマリ室27に連通し、このプライマリ室
27に作動油が供給されることになる。
【0050】上記制御ユニット78には、上記シフト位
置センサ82、セカンダリ回転数センサ84およびスロ
ットル開度センサ85から出力される検出信号に応じ、
上記始動時制御手段113による始動時制御を行うこと
が適正か否かを判別する判別手段114が設けられてい
る。そして上記判別手段114において自動車が現在、
上記始動時制御を実行すべき状態にないことが確認され
た場合には、始動時制御手段113による始動時制御を
禁止する制御信号が判別手段114から始動時制御手段
113に出力されるようになっている。
【0051】上記制御ユニット78による変速比制御の
概要を、図7に示すフローチャートに基づいて説明す
る。上記制御動作がスタートすると、ステップS1にお
いて、上記各センサ82〜87に故障が発生したか否か
を判定する。この判定により、特定のセンサに故障が発
生したことが確認された場合には、ステップS2におい
て、無段変速機の変速比を予め設定された所定の低レシ
オに固定し、あるいは上記変速比を車速のみに対応させ
て設定する等により、故障時制御を実行する。
【0052】上記センサ故障が発生してないことが確認
された場合には、ステップS3において、現時点がエン
ジンAの始動後、タイマによって設定された所定時間内
であるか否かを判定する等により、始動直後の状態にあ
るか否かを判定する。この判定の結果がNOである場合
には、既にプライマリ室27からなるオイル室に必要量
の作動油が供給されていると考えられるため、ステップ
S4において、上記図4に示す回転数マップに基づいて
設定された目標変速比に無段変速機の変速比を設定する
通常の変速比制御を実行する。
【0053】また、上記の判定により現時点がエンジン
Aの始動直後であることが確認された場合には、ステッ
プS5において、車速が0であるか否かを判定した後、
ステップS6において、シフト位置がパーキング位置
(P)もしくはニュートラル位置(N)にあるか否かを
判定とともに、ステップS7において、スロットル開度
TVOが予め設定された基準開度K以下であるか否かを
判定する。
【0054】上記ステップS5おける判定の結果、車速
が0ではなく、自動車が走行時にあることが確認された
場合には、上記ステップS4に進み、通常の変速比制御
を実行する。また、上記ステップS6においてシフト位
置が上記位置P,N以外の走行位置にあることが確認さ
れた場合には、自動車が発進直前の状態にあると考えら
れるため、上記ステップS4に進み、通常の変速比制御
を実行する。さらに、あるいはステップS7においてア
クセルペダルがある程度、踏み込まれていることが確認
された場合には、運転者が急発進する可能性があるた
め、上記ステップS4に進み、通常の変速比制御を実行
する。
【0055】また、上記ステップS5〜7において、い
ずれもNOと判定され、車両が走行状態なく、また自動
車が発進直前の状態にもなく、さらに急発進が行われる
可能性もないことが確認された場合には、ステップS8
において、上記上記第2電磁ソレノイド52のデューテ
ィ比を0%に設定してプライマリ室27に作動油を一時
的に供給する始動時制御を実行する。
【0056】このようにエンジンAからなる駆動部が始
動直後の状態にあることが確認された場合に、プライマ
リ室27に作動油を一時的に供給する始動時制御を実行
するように構成したため、エンジンAの始動後、自動車
の発進前の状態において、ポンプ40から吐出された作
動油がライン101からセカンダリ室37に供給される
のと同時に、上記作動油がライン102から変速制御弁
43を経てプライマリ室27に供給されることになる。
【0057】したがって、上記プライマリ室27および
セカンダリ室37の両方に作動油がそれぞれ迅速に充填
されることになり、ベルト伝動機構のプライマリプーリ
21およびセカンダリプーリ31の有効径を調整する無
段変速機の変速比制御を早期に実行することができる。
この結果、エンジンAの始動後に所定時間が経過した時
点で自動車を発進させた場合に、この発進直後の時点か
ら車速およびエンジンAのスロットル開度に対応させて
上記変速比を制御する変速比制御を適正に実行すること
ができ、変速比制御の応答遅れに起因するエンジンAの
オーバラン現象の発生等を効果的に防止することができ
る。
【0058】すなわち、無段変速機の目標変速比が、図
8の破線で示すように変化する場合において、従来の無
段変速機では、一点鎖線で示すように、エンジンAの始
動時点から変速比を増大させる変速比制御が開始される
までの時間が長いため、上記始動時点から短時間内に自
動車が発進されると、この発進時点から上記変速比が適
正値になるまでに長い時間を要する。これによって、上
記変速比が適正値となるまでエンジン回転数が増加し続
け、エンジンAの回転数が一時的に高くなるオーバラン
現象が生じることになる。
【0059】これに対して本発明の実施例に係る無段変
速機では、図8の実線で示すように、エンジンAの始動
時点から上記変速比制御が開始されるまでの時間が短い
ため、始動時点から短時間内に自動車が発進された場合
においても、両プーリ21,31の有効径比を上記目標
変速比に一致させる変速比制御を早期に終了させること
ができる。このため、エンジン回転数が不必要に増大す
るオーバラン現象の発生を効果的に抑制することができ
る。
【0060】また、上記実施例では、エンジンの始動直
後に車速が0であるか否かを判定し、車速が0でない場
合には、上記始動時制御を実行することなく通常の変速
比制御を実行するように構成したため、自動車の走行時
に上記始動時制御が実行されることに起因して変速比が
不必要に増大するという事態の発生を確実に防止するこ
とができる。さらに、上記のように無段変速機のシフト
位置およびエンジンAのスロットル開度等に応じ、例え
ば運転者が急発進を意図しているか否かを判定し、その
判定結果に応じて上記始動時制御を禁止するように構成
によると、上記自動車の発進時に無段変速機が不必要な
高レシオに設定されるという不自然な変速比制御が実行
されるのを防止することができる。
【0061】なお、上記セカンダリ室37内の油圧を検
出する油圧センサを設け、この油圧センサの検出信号に
応じてセカンダリ室37内に予め設定された所定量の作
動油が充填されているか否かを判別するように構成して
もよい。そして上記セカンダリ室37内に所定量の作動
油が充填されていることが上記判別手段114において
確認された場合には、上記始動時制御を実行する必要は
ないため、この始動時制御を禁止して通常の変速比制御
を実行することにより、セカンダリ室37内の作動油量
が必要以上に多くなるのを防止することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、エンジ
ン等からなる駆動部が始動直後の状態にあることが確認
された場合に、プライマリプーリもしくはセカンダリプ
ーリのオイル室に作動油を一時的に供給する始動時制御
を実行するように構成したため、駆動部の始動直後にお
いて自動車の発進前に、上記オイル室に対して作動油を
迅速に充填することができる。
【0063】したがって、エンジンの始動後に所定時間
が経過した時点で自動車を発進させた場合等に、この発
進直後の時点から車速およびエンジンのスロットル開度
等に対応させて上記変速比を制御する変速比制御を適正
に実行することができ、これによって変速比制御の応答
遅れに起因するエンジンのオーバラン現象の発生を効果
的に防止できるという利点がある。
【0064】また、駆動部が始動直後の状態にある場合
において、車速が0であるか否かを判定する等により、
上記始動時制御を実行すべき状態にあるか否かを判別
し、始動時制御を実行すべき状態にないことが確認され
た場合に、上記始動時制御を実行することなく通常の変
速比制御を実行するようにした構成によると、自動車の
走行時に上記始動時制御が実行されることに起因して変
速比が不必要に増大するという事態の発生を確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無段変速機の概略構成を示すスケルトン図であ
る。
【図2】上記無段変速機の油圧回路の構成を示す回路図
である。
【図3】電磁ソレノイド弁のデューティ比とパイロット
圧との相関関係図である。
【図4】無段変速機の変速特性を示すグラフである。
【図5】電磁ソレノイド弁の構成を示す断面図である。
【図6】油圧回路の電気制御回路を示すブロック図であ
る。
【図7】制御ユニットの制御動作を示すフローチャート
である。
【図8】変速制御動作およびエンジン回転数の変化状態
を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
21 プライマリプーリ 27 プライマリ室(オイル室) 31 セカンダリプーリ 112 始動検出手段 113 始動時制御手段 114 判別手段 A エンジン(駆動部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動部によって回転駆動されるプライマ
    リプーリと、このプライマリプーリの駆動力をセカンダ
    リプーリに伝達するベルトとを有し、上記プライマリプ
    ーリおよびセカンダリプーリの一方のオイル室に供給さ
    れる油圧を制御して無段変速機の変速比を制御する無段
    変速機の油圧制御装置において、上記駆動部が始動直後
    の状態にあるか否かを検出する始動検出手段と、この始
    動検出手段によって駆動部が始動直後の状態にあること
    が検出された場合に、上記オイル室に対して油圧を一時
    的に供給する始動時制御手段とを設けたことを特徴とす
    る無段変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 駆動部の始動直後に、オイル室に作動油
    を一時的に供給する始動時制御を実行すべき状態にある
    か否かを判別する判別手段を設け、この判別手段におい
    て上記始動時制御を実行すべき状態にないことが確認さ
    れた場合に、始動時制御を禁止して通常の変速比制御を
    実行するように構成したことを特徴とする請求項1記載
    の無段変速機の油圧制御装置。
JP4699293A 1993-03-08 1993-03-08 無段変速機の油圧制御装置 Pending JPH06264999A (ja)

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Cited By (3)

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JP2010071471A (ja) * 2009-12-28 2010-04-02 Toyota Motor Corp 車両用無段変速機の油圧制御装置
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