JPH06264663A - ドア開閉の中間ロック装置 - Google Patents
ドア開閉の中間ロック装置Info
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- JPH06264663A JPH06264663A JP5260693A JP5260693A JPH06264663A JP H06264663 A JPH06264663 A JP H06264663A JP 5260693 A JP5260693 A JP 5260693A JP 5260693 A JP5260693 A JP 5260693A JP H06264663 A JPH06264663 A JP H06264663A
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- door
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡便な操作でドアを中間開放位置に保持する
ことのできるドア開閉の中間ロック装置を提供するこ
と。 【構成】 ドア1の開閉軌跡に沿って連設された多数の
係合孔11を有しドア1の上端縁1bに近接して室壁体
5に取付けられた開き角度保持板10と、ドア1の上端
縁部に設けられるとともに上方へ付勢されて開き角度保
持板10の係合孔11に係脱可能な係合ピン15と、連
結機構20を介して係合ピン15の係合孔11への係脱
を操作可能な操作手段30と、を備えてなることを特徴
とする。
ことのできるドア開閉の中間ロック装置を提供するこ
と。 【構成】 ドア1の開閉軌跡に沿って連設された多数の
係合孔11を有しドア1の上端縁1bに近接して室壁体
5に取付けられた開き角度保持板10と、ドア1の上端
縁部に設けられるとともに上方へ付勢されて開き角度保
持板10の係合孔11に係脱可能な係合ピン15と、連
結機構20を介して係合ピン15の係合孔11への係脱
を操作可能な操作手段30と、を備えてなることを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は住宅、事務所等の建物
のドア(開き戸)に関し、特にドアを任意の開閉位置で
ロックすることができるドア開閉の中間ロック装置に関
する。
のドア(開き戸)に関し、特にドアを任意の開閉位置で
ロックすることができるドア開閉の中間ロック装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の建物に用いられる玄関ド
アや室内ドアは、例えば、図13のドア101で示すよ
うに、一側端縁がヒンジ102によって室壁体103に
支持され、他側端縁は自由端として把手104等を設
け、ヒンジ102を軸として回動して開閉するように設
けられている。
アや室内ドアは、例えば、図13のドア101で示すよ
うに、一側端縁がヒンジ102によって室壁体103に
支持され、他側端縁は自由端として把手104等を設
け、ヒンジ102を軸として回動して開閉するように設
けられている。
【0003】このドア101を通じて通風性を確保する
場合、ドア101自体にはドアの開放を任意の位置で保
持する機能がなく、ドア開放時に、ドア101が風等に
よりばたつくことがある。このドアのばたつきを防止す
るため、開いたドア101の開放端において、係脱可能
なフック付ストッパー等を用いて床面105に固定した
り、また、ドアチェックを装備したドアでは、ドアチェ
ックを開放端まで作動させて、開放位置を保持するよう
にしていた。
場合、ドア101自体にはドアの開放を任意の位置で保
持する機能がなく、ドア開放時に、ドア101が風等に
よりばたつくことがある。このドアのばたつきを防止す
るため、開いたドア101の開放端において、係脱可能
なフック付ストッパー等を用いて床面105に固定した
り、また、ドアチェックを装備したドアでは、ドアチェ
ックを開放端まで作動させて、開放位置を保持するよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記において
は、ドア101の開口量を調整することができず、通風
性や冷暖房効果との兼ね合いで不便なものであった。
は、ドア101の開口量を調整することができず、通風
性や冷暖房効果との兼ね合いで不便なものであった。
【0005】そのため、ドア101を中間位置(任意の
半開きの状態)に保持できるように、ドア101下端縁
と床面105との間にくさび状ブロック106を挿入し
たり、または、ペダルの踏込みにより床面105に接す
るパッドを有するドアホルダ107をドア101の下端
縁に取付け、そのパッドを床面105に密接させて、ド
ア101を任意の中間位置で固定することが行われてい
た。
半開きの状態)に保持できるように、ドア101下端縁
と床面105との間にくさび状ブロック106を挿入し
たり、または、ペダルの踏込みにより床面105に接す
るパッドを有するドアホルダ107をドア101の下端
縁に取付け、そのパッドを床面105に密接させて、ド
ア101を任意の中間位置で固定することが行われてい
た。
【0006】しかし、くさび状ブロック106を用いた
ものにあっては、ドア101の開口量を調整する場合、
ドア101の操作とくさび状ブロック106の位置設定
と、それをドア101と床面105との間に食い込ませ
る等の煩わしい作業を必要としていた。
ものにあっては、ドア101の開口量を調整する場合、
ドア101の操作とくさび状ブロック106の位置設定
と、それをドア101と床面105との間に食い込ませ
る等の煩わしい作業を必要としていた。
【0007】また、ドアホルダ107を用いた場合は、
足によるドアホルダ107の操作と手によるドア把手1
04の二重操作を必要とするとともに、床面105が荒
れているとドア101を的確に固定できないという問題
があった。
足によるドアホルダ107の操作と手によるドア把手1
04の二重操作を必要とするとともに、床面105が荒
れているとドア101を的確に固定できないという問題
があった。
【0008】この発明は、上記問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、簡便な操
作でドアを中間開放位置に保持することのできるドア開
閉の中間ロック装置を提供しようとするものである。
されたものであり、その目的とするところは、簡便な操
作でドアを中間開放位置に保持することのできるドア開
閉の中間ロック装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたものであり、ドアの開閉軌跡に沿
って連設された多数の係合孔を有し当該ドアの上端縁に
近接して室壁体に取付けられた開き角度保持板と、前記
ドアの上端縁部に設けられるとともに上方へ付勢されて
前記開き角度保持板の係合孔に係脱可能な係合ピンと、
連結機構を介して前記係合ピンの係合孔への係脱を操作
可能な操作手段と、を備えてなることを特徴とするドア
開閉の中間ロック装置である。
成するためになされたものであり、ドアの開閉軌跡に沿
って連設された多数の係合孔を有し当該ドアの上端縁に
近接して室壁体に取付けられた開き角度保持板と、前記
ドアの上端縁部に設けられるとともに上方へ付勢されて
前記開き角度保持板の係合孔に係脱可能な係合ピンと、
連結機構を介して前記係合ピンの係合孔への係脱を操作
可能な操作手段と、を備えてなることを特徴とするドア
開閉の中間ロック装置である。
【0010】
【作用】この発明は上記のように構成されたものであ
り、操作手段の操作により、係合ピンと開き角度保持板
の係合孔との係合を解除するとともに、操作手段の押
し、または、引きによりドアの開閉回動を行う。
り、操作手段の操作により、係合ピンと開き角度保持板
の係合孔との係合を解除するとともに、操作手段の押
し、または、引きによりドアの開閉回動を行う。
【0011】ドアが随意の開放位置に移動したら、操作
手段の操作を解除することにより、係合ピンを、その移
動位置に対応した係合孔に嵌入係合させて、そのドア開
放位置の保持を行う。
手段の操作を解除することにより、係合ピンを、その移
動位置に対応した係合孔に嵌入係合させて、そのドア開
放位置の保持を行う。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0013】図1〜5は本発明の第1の実施例を示し、
図6は取付け状態を示す斜視図である。
図6は取付け状態を示す斜視図である。
【0014】図において符号1で示すドアは、本体部1
aの一側端縁が、ヒンジ2,2を軸として開閉回動可能
に室壁体5に取付けられている。
aの一側端縁が、ヒンジ2,2を軸として開閉回動可能
に室壁体5に取付けられている。
【0015】本発明のドア開閉の中間ロック装置は、多
数の係合孔11を有してドア1の上方の室壁体5に取付
けられた開き角度保持板10と、ドア1の上端縁部に設
けられた係合ピン15と、連結機構20を介して、係合
ピン15の係合孔11への係脱を操作する操作手段30
とを主体にして構成されている。
数の係合孔11を有してドア1の上方の室壁体5に取付
けられた開き角度保持板10と、ドア1の上端縁部に設
けられた係合ピン15と、連結機構20を介して、係合
ピン15の係合孔11への係脱を操作する操作手段30
とを主体にして構成されている。
【0016】開き角度保持板10は、ヒンジ2を軸とし
て回動するドア1の開閉軌跡に沿って連設された多数の
係合孔11を有し、取付部12においてドア1の上端縁
1bに近接して室壁体5に取付けられている。開き角度
保持板10は、その一端側の係合孔11が、図3に示す
ように、閉じられたドア1の係合ピン14の真上にくる
ように位置設定され、ドア1の閉じた状態を保持し、他
端側の係合孔11は、ドア1を所定の最大開き角度に保
持するように形成されている。
て回動するドア1の開閉軌跡に沿って連設された多数の
係合孔11を有し、取付部12においてドア1の上端縁
1bに近接して室壁体5に取付けられている。開き角度
保持板10は、その一端側の係合孔11が、図3に示す
ように、閉じられたドア1の係合ピン14の真上にくる
ように位置設定され、ドア1の閉じた状態を保持し、他
端側の係合孔11は、ドア1を所定の最大開き角度に保
持するように形成されている。
【0017】係合ピン15は、係合孔11に嵌合可能な
先細状丸棒部材からなり、ドア1の上端縁部に取付けら
れたガイド16により、上下方向へ移動可能に支持され
ている。また係合ピン15は、圧縮コイル状のばね17
により上方へ付勢されており、常には、係合ピン15の
先端部が、ドア1の上端縁1bより上方の開き角度保持
板10の係合孔11の高さ位置よりも上方へ突出し、ま
た、操作手段30の操作により、上端縁1bより下方の
高さ位置へ移動するように形成されている。なお符号1
9は、ばね17を係合ピン15に係止する固定ピンであ
る。
先細状丸棒部材からなり、ドア1の上端縁部に取付けら
れたガイド16により、上下方向へ移動可能に支持され
ている。また係合ピン15は、圧縮コイル状のばね17
により上方へ付勢されており、常には、係合ピン15の
先端部が、ドア1の上端縁1bより上方の開き角度保持
板10の係合孔11の高さ位置よりも上方へ突出し、ま
た、操作手段30の操作により、上端縁1bより下方の
高さ位置へ移動するように形成されている。なお符号1
9は、ばね17を係合ピン15に係止する固定ピンであ
る。
【0018】係合ピン15と操作手段30とを連結する
連結機構20は、連結棒21,28と、軸24によりド
ア1の外板1c内面に枢着された連結レバー25とから
構成されている。上下方向に配設された連結棒21の一
端は、ピン22により係合ピン15に枢着され、他端は
ピン26により連結レバー25の上端に枢着されてい
る。
連結機構20は、連結棒21,28と、軸24によりド
ア1の外板1c内面に枢着された連結レバー25とから
構成されている。上下方向に配設された連結棒21の一
端は、ピン22により係合ピン15に枢着され、他端は
ピン26により連結レバー25の上端に枢着されてい
る。
【0019】水平方向に配設された連結棒28の一端
は、ピン27により連結レバー25の下端に枢着され、
他端は後述する操作手段30の作動レバー32の先端に
ピン34により枢着されている。従って、連結棒28の
水平方向への移動により、連結レバー25を介して連結
棒21を下方へ移動可能に構成されている。
は、ピン27により連結レバー25の下端に枢着され、
他端は後述する操作手段30の作動レバー32の先端に
ピン34により枢着されている。従って、連結棒28の
水平方向への移動により、連結レバー25を介して連結
棒21を下方へ移動可能に構成されている。
【0020】操作手段30は、丸形の握り部を有し、ド
ア1の自由端縁部に軸31により回動可能に取付けられ
ている。軸31には、下方へ延びた作動レバー32が固
着されており、操作手段30の回動によって、作動レバ
ー32にピン34で連結された連結棒28が回動方向に
移動するように構成されている。また、この操作手段3
0は、ドア1の開閉回動用把手を兼用している。
ア1の自由端縁部に軸31により回動可能に取付けられ
ている。軸31には、下方へ延びた作動レバー32が固
着されており、操作手段30の回動によって、作動レバ
ー32にピン34で連結された連結棒28が回動方向に
移動するように構成されている。また、この操作手段3
0は、ドア1の開閉回動用把手を兼用している。
【0021】次に、このように構成されたドア開閉の中
間ロック装置の動作について説明する。
間ロック装置の動作について説明する。
【0022】まず、ドア1が閉じられているときは、ド
ア1は室壁体5と平行し、係合ピン15はばね17に付
勢されて上昇し、開き角度保持板10の一端側の係合孔
11に嵌入して、ドア1の閉じた状態を保持している。
ア1は室壁体5と平行し、係合ピン15はばね17に付
勢されて上昇し、開き角度保持板10の一端側の係合孔
11に嵌入して、ドア1の閉じた状態を保持している。
【0023】ドア1を開ける場合は、操作手段30を右
または左方向へ回転し、連結機構20を介して係合ピン
15を下降させる。例えば、操作手段30の右回転によ
り作動レバー32は左方向へ回動し、連結棒28は左方
向へ移動する。これにより、連結レバー25は時計回り
方向へ回転し、ピン26側は右下方へ移動する。これに
より、連結棒21は下降して係合ピン15をばね17の
付勢力に勝って下降させ、係合ピン15と係合孔11と
の係合を解除する。なお、操作手段30の左回転によっ
ても、連結棒28,連結レバー25が上記とは逆方向へ
移動して、連結棒21を介して係合ピン15を下降させ
ることができる。
または左方向へ回転し、連結機構20を介して係合ピン
15を下降させる。例えば、操作手段30の右回転によ
り作動レバー32は左方向へ回動し、連結棒28は左方
向へ移動する。これにより、連結レバー25は時計回り
方向へ回転し、ピン26側は右下方へ移動する。これに
より、連結棒21は下降して係合ピン15をばね17の
付勢力に勝って下降させ、係合ピン15と係合孔11と
の係合を解除する。なお、操作手段30の左回転によっ
ても、連結棒28,連結レバー25が上記とは逆方向へ
移動して、連結棒21を介して係合ピン15を下降させ
ることができる。
【0024】その状態で、操作手段30を押して(また
は引いて)ドア1を開き回動し、任意の開放位置におい
て、操作手段30の操作を解除すると、ばね17の付勢
力により係合ピン15は上昇し、その上方に位置する係
合孔11内に嵌入し係合する。これにより、ドア1が任
意の開放位置にロックされ保持される。なお、符号35
は音声、数字、指紋鍵等により開閉操作可能なドア錠
で、操作手段30とは別の位置に装備される。
は引いて)ドア1を開き回動し、任意の開放位置におい
て、操作手段30の操作を解除すると、ばね17の付勢
力により係合ピン15は上昇し、その上方に位置する係
合孔11内に嵌入し係合する。これにより、ドア1が任
意の開放位置にロックされ保持される。なお、符号35
は音声、数字、指紋鍵等により開閉操作可能なドア錠
で、操作手段30とは別の位置に装備される。
【0025】なお、上述の連結機構20の連結レバー2
5,連結棒28を、図7に示すように、水平方向に連設
された2個の連結レバー25a,25bにより構成して
もよい。
5,連結棒28を、図7に示すように、水平方向に連設
された2個の連結レバー25a,25bにより構成して
もよい。
【0026】すなわち、連結レバー25a,25bは、
それぞれのほぼ中央部で、軸24により外板1c内面に
枢着されるとともに、両者はピン27で一方の回動を他
方へ伝達するように連結されている。また、連結レバー
25aの右端はピン26により連結棒21の下端に枢着
され、連結レバー25bの左端は、軸31に右内側方向
は固着された作動レバー32に、ピン34により回動可
能に連結されている。
それぞれのほぼ中央部で、軸24により外板1c内面に
枢着されるとともに、両者はピン27で一方の回動を他
方へ伝達するように連結されている。また、連結レバー
25aの右端はピン26により連結棒21の下端に枢着
され、連結レバー25bの左端は、軸31に右内側方向
は固着された作動レバー32に、ピン34により回動可
能に連結されている。
【0027】この構成によれば、支点軸24,24の位
置により、係合ピン15の移動距離を容易に大きくする
ことができ、操作手段30の少ない回動により、係合ピ
ン15の係脱を行うことができる。
置により、係合ピン15の移動距離を容易に大きくする
ことができ、操作手段30の少ない回動により、係合ピ
ン15の係脱を行うことができる。
【0028】図8,9はこの発明の第2の実施例を示
す。なお、以下の説明では第1実施例との重複部分につ
いては同一符号を付して説明を省略する。
す。なお、以下の説明では第1実施例との重複部分につ
いては同一符号を付して説明を省略する。
【0029】この第2実施例では、L字状のレバー式の
操作手段40を備え、その軸31には、作動レバー32
がピン43で固着されている。そして、作動レバー32
はピン34により連結棒28に枢着されて、操作手段4
0の左右方向、何れかへの1タッチ回動操作により、連
結機構20を介して、係合ピン15を係脱操作すること
ができる。
操作手段40を備え、その軸31には、作動レバー32
がピン43で固着されている。そして、作動レバー32
はピン34により連結棒28に枢着されて、操作手段4
0の左右方向、何れかへの1タッチ回動操作により、連
結機構20を介して、係合ピン15を係脱操作すること
ができる。
【0030】図10,11はこの発明の第3の実施例を
示す。
示す。
【0031】この第3実施例では、常には水平状態に設
けられたレバー式の操作手段40と、連結機構50と、
引張りコイル状のばね57とを備えて構成されている。
そして、係合ピン15は、ガイド16により上下に移動
自在に支持されており、その下端部は連結機構50に連
結されている。
けられたレバー式の操作手段40と、連結機構50と、
引張りコイル状のばね57とを備えて構成されている。
そして、係合ピン15は、ガイド16により上下に移動
自在に支持されており、その下端部は連結機構50に連
結されている。
【0032】連結機構50は、水平方向に延びた連結レ
バー51と、垂直方向に延びた連結棒55とから構成さ
れている。連結レバー51は、その中央部より図9のや
や左寄りにおいて、軸52によりドア1の外板1c内面
に枢着されており、一端はピン22により係合ピン15
に枢着され、他端はピン27により連結棒55の上端に
枢着されている。
バー51と、垂直方向に延びた連結棒55とから構成さ
れている。連結レバー51は、その中央部より図9のや
や左寄りにおいて、軸52によりドア1の外板1c内面
に枢着されており、一端はピン22により係合ピン15
に枢着され、他端はピン27により連結棒55の上端に
枢着されている。
【0033】さらに、連結棒55の下端は、操作手段4
0に連動する作動レバー32にピン34により枢着され
ている。また、連結レバー51の所定位置に設けられた
係止ピン53と、その下方の外板1cに設けられた係止
ピン58との間には、ばね57が介装されて、常時、連
結レバー51の一端側、すなわち、係合ピン15を開き
角度保持板10の係合孔11に嵌入方向に付勢してい
る。
0に連動する作動レバー32にピン34により枢着され
ている。また、連結レバー51の所定位置に設けられた
係止ピン53と、その下方の外板1cに設けられた係止
ピン58との間には、ばね57が介装されて、常時、連
結レバー51の一端側、すなわち、係合ピン15を開き
角度保持板10の係合孔11に嵌入方向に付勢してい
る。
【0034】この第3実施例によれば、操作手段40の
極めて容易な押下げ操作とその解除により、係合ピン1
5の係脱操作を行うことができる。
極めて容易な押下げ操作とその解除により、係合ピン1
5の係脱操作を行うことができる。
【0035】図12はこの発明の第4の実施例を示す。
【0036】この第4の実施例ではロープ61を用いた
連結機構60を備えて構成されている。ロープ61は、
一端が係合ピン15の下端部に固着されるとともに、他
端が操作手段40の軸31に同軸に設けられた巻取軸6
3の係合ピン64に固着されている。そしてロープ61
は、外板1cに枢着された滑車25,25に巻掛けられ
て本体部1a内を張設されている。
連結機構60を備えて構成されている。ロープ61は、
一端が係合ピン15の下端部に固着されるとともに、他
端が操作手段40の軸31に同軸に設けられた巻取軸6
3の係合ピン64に固着されている。そしてロープ61
は、外板1cに枢着された滑車25,25に巻掛けられ
て本体部1a内を張設されている。
【0037】この実施例によれば、ドア1にガラス窓6
5を組み込んだ場合、2点鎖線で示すように、ガラス窓
65を迂回して容易に連結機構60を設けることができ
る。また、連結機構を簡潔に構成でき、コスト低減をす
ることができる。
5を組み込んだ場合、2点鎖線で示すように、ガラス窓
65を迂回して容易に連結機構60を設けることができ
る。また、連結機構を簡潔に構成でき、コスト低減をす
ることができる。
【0038】なお、この発明は上述の説明および図例に
限定されることなく、この発明の技術的思想から逸脱し
ない範囲において、その実施態様を変更することができ
る。例えば、係合ピンを上方へ付勢するばねの形状は自
由である。また、連結機構は、操作手段の操作により係
合ピンを下降移動できるものであればよく、その構成は
自由に設定することができる。
限定されることなく、この発明の技術的思想から逸脱し
ない範囲において、その実施態様を変更することができ
る。例えば、係合ピンを上方へ付勢するばねの形状は自
由である。また、連結機構は、操作手段の操作により係
合ピンを下降移動できるものであればよく、その構成は
自由に設定することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドア開閉
の中間ロック装置によれば、ドア側に設けられるととも
に操作手段に連動した係合ピンが、室壁体側に設けられ
た開き角度保持板の多数の係合孔に、ドア開き角度に応
じて選択的に係合するので、ドアを任意の中間開放位置
でロックし保持することができる。
の中間ロック装置によれば、ドア側に設けられるととも
に操作手段に連動した係合ピンが、室壁体側に設けられ
た開き角度保持板の多数の係合孔に、ドア開き角度に応
じて選択的に係合するので、ドアを任意の中間開放位置
でロックし保持することができる。
【0040】また、本発明は操作性に優れ、簡便な操作
で開放位置のロックおよび解除、ならびにドアの開閉回
動を行うことができる効果を奏する。
で開放位置のロックおよび解除、ならびにドアの開閉回
動を行うことができる効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例のドアの開閉の中間ロック装
置の一部破断正面図。
置の一部破断正面図。
【図2】図1のII−II線矢視断面図。
【図3】図1の平面図。
【図4】係合ピン部分の拡大断面図。
【図5】連結機構部分の拡大図。
【図6】本装置の取付状態を示す斜視図。
【図7】他の連結機構を示す拡大図。
【図8】第2実施例の操作手段の正面図。
【図9】図8の側断面図。
【図10】第3実施例の一部破断正面図。
【図11】図10の平面図。
【図12】第4実施例の一部破断正面図。
【図13】従来のドアの開閉の中間ロックを示す斜視
図。
図。
1 ドア 10 開き角度保持板 11 係合孔 15 係合ピン 20,50 連結機構 30,40 操作手段
Claims (1)
- 【請求項1】 ドアの開閉軌跡に沿って連設された多数
の係合孔を有し当該ドアの上端縁に近接して室壁体に取
付けられた開き角度保持板と、 前記ドアの上端縁部に設けられるとともに上方へ付勢さ
れて前記開き角度保持板の係合孔に係脱可能な係合ピン
と、 連結機構を介して前記係合ピンの係合孔への係脱を操作
可能な操作手段と、 を備えてなることを特徴とするドア開閉の中間ロック装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260693A JPH06264663A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | ドア開閉の中間ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260693A JPH06264663A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | ドア開閉の中間ロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264663A true JPH06264663A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12919456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5260693A Withdrawn JPH06264663A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | ドア開閉の中間ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06264663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101322106B1 (ko) * | 2007-08-02 | 2013-10-25 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설차량의 엔진룸 개폐장치 |
WO2019059862A3 (en) * | 2017-05-12 | 2019-06-06 | Arma Baglanti Sistemleri Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | A gradual positioning mechanism for window systems |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5260693A patent/JPH06264663A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101322106B1 (ko) * | 2007-08-02 | 2013-10-25 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설차량의 엔진룸 개폐장치 |
WO2019059862A3 (en) * | 2017-05-12 | 2019-06-06 | Arma Baglanti Sistemleri Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | A gradual positioning mechanism for window systems |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |