JPH06264522A - 目地カバー - Google Patents
目地カバーInfo
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- JPH06264522A JPH06264522A JP10872993A JP10872993A JPH06264522A JP H06264522 A JPH06264522 A JP H06264522A JP 10872993 A JP10872993 A JP 10872993A JP 10872993 A JP10872993 A JP 10872993A JP H06264522 A JPH06264522 A JP H06264522A
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- Japan
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- gap
- locking
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 両壁パネルの間の隙間に対する装着性の悪化
を防止しながら両壁パネルに対するアウタカバー部材の
浮上がりや外れを防止してシール性を確保する。 【構成】 アウタカバー部材11の係止部13とインナ
保持部材21の係止溝26の溝壁面とのうち少なくとも
一方はホットメルト系接着剤が含有又は塗布された合成
樹脂・ゴム等より形成され、係止部13が係止溝26に
嵌込まれた後、ホットメルト系接着剤が加熱溶融される
ことで係止部13と係止溝26とが接着される構成にし
てある。
を防止しながら両壁パネルに対するアウタカバー部材の
浮上がりや外れを防止してシール性を確保する。 【構成】 アウタカバー部材11の係止部13とインナ
保持部材21の係止溝26の溝壁面とのうち少なくとも
一方はホットメルト系接着剤が含有又は塗布された合成
樹脂・ゴム等より形成され、係止部13が係止溝26に
嵌込まれた後、ホットメルト系接着剤が加熱溶融される
ことで係止部13と係止溝26とが接着される構成にし
てある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は隣接する両壁パネルの
間の隙間の表面側開口部に装着されて前記隙間を塞ぐア
ウタカバー部材と、前記隙間の奥側に装着されて前記ア
ウタカバー部材を保持するインナ保持部材とを備えた目
地カバーに関するものである。
間の隙間の表面側開口部に装着されて前記隙間を塞ぐア
ウタカバー部材と、前記隙間の奥側に装着されて前記ア
ウタカバー部材を保持するインナ保持部材とを備えた目
地カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の目地カバーにおいて、アウタカ
バー部材は、両壁パネルの間の隙間に挿入されかつ先端
部に係止部を有する支持脚と、該支持脚の両側面から突
出されかつ前記両壁パネルの相対する端面に接するシー
ルリップとを一体に有する。
バー部材は、両壁パネルの間の隙間に挿入されかつ先端
部に係止部を有する支持脚と、該支持脚の両側面から突
出されかつ前記両壁パネルの相対する端面に接するシー
ルリップとを一体に有する。
【0003】また、インナ保持部材は前記隙間に挿入さ
れかつ前記係止部が嵌込まれる係止溝を隔てて対向する
一対の脚片を有する。さらに、前記係止部は支持脚の両
側方に張出して突設される一方、前記係止溝の溝壁面に
は前記係止部に係合して抜止めをなす係合部が突設され
る構造のものがある。
れかつ前記係止部が嵌込まれる係止溝を隔てて対向する
一対の脚片を有する。さらに、前記係止部は支持脚の両
側方に張出して突設される一方、前記係止溝の溝壁面に
は前記係止部に係合して抜止めをなす係合部が突設され
る構造のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うに構成される目地カバーにおいて、アウタカバー部材
の係止部とインナ保持部材の係止溝の係合部との係合力
を高めることで、両壁パネルに対しアウタ部材の浮上が
りや外れを防止できる。
うに構成される目地カバーにおいて、アウタカバー部材
の係止部とインナ保持部材の係止溝の係合部との係合力
を高めることで、両壁パネルに対しアウタ部材の浮上が
りや外れを防止できる。
【0005】しかしながら、前記係止部と係止溝の係合
部との係合力を高めると、係止部を係止溝の係合部に係
合する位置まで嵌込むことが困難となり、両壁パネルの
間の隙間に対するアウタカバー部材及びインナ保持部材
の装着性が悪化される。
部との係合力を高めると、係止部を係止溝の係合部に係
合する位置まで嵌込むことが困難となり、両壁パネルの
間の隙間に対するアウタカバー部材及びインナ保持部材
の装着性が悪化される。
【0006】この発明の目的は、前記した問題点に鑑
み、両壁パネルの間の隙間に対する装着性の悪化を防止
しながら両壁パネルに対するアウタカバー部材の浮上が
りや外れを防止してシール性を確保することができる目
地カバーを提供することである。
み、両壁パネルの間の隙間に対する装着性の悪化を防止
しながら両壁パネルに対するアウタカバー部材の浮上が
りや外れを防止してシール性を確保することができる目
地カバーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、隣接する両壁パネルの間の隙間
の表面側開口部に装着されて前記隙間を塞ぐアウタカバ
ー部材と、前記隙間の奥側に装着されて前記アウタカバ
ー部材を保持するインナ保持部材とを備え、前記アウタ
カバー部材は、前記隙間に挿入されかつ先端部に係止部
を有する支持脚と、該支持脚の両側面から突出されかつ
前記両壁パネルの相対する端面に接するシールリップと
を一体に有し、前記インナ保持部材は前記隙間に挿入さ
れかつ前記係止部が嵌込まれる係止溝を隔てて対向する
一対の脚片を有し、前記アウタカバー部材の係止部とイ
ンナ保持部材の係止溝の溝壁面とのうち少なくとも一方
はホットメルト系接着剤が含有又は塗布された合成樹脂
・ゴム等より形成され、前記係止部が前記係止溝に嵌込
まれた後、前記ホットメルト系接着剤が加熱溶融される
ことで前記係止部と係止溝とが接着される構成にしてあ
る。
に、請求項1の発明は、隣接する両壁パネルの間の隙間
の表面側開口部に装着されて前記隙間を塞ぐアウタカバ
ー部材と、前記隙間の奥側に装着されて前記アウタカバ
ー部材を保持するインナ保持部材とを備え、前記アウタ
カバー部材は、前記隙間に挿入されかつ先端部に係止部
を有する支持脚と、該支持脚の両側面から突出されかつ
前記両壁パネルの相対する端面に接するシールリップと
を一体に有し、前記インナ保持部材は前記隙間に挿入さ
れかつ前記係止部が嵌込まれる係止溝を隔てて対向する
一対の脚片を有し、前記アウタカバー部材の係止部とイ
ンナ保持部材の係止溝の溝壁面とのうち少なくとも一方
はホットメルト系接着剤が含有又は塗布された合成樹脂
・ゴム等より形成され、前記係止部が前記係止溝に嵌込
まれた後、前記ホットメルト系接着剤が加熱溶融される
ことで前記係止部と係止溝とが接着される構成にしてあ
る。
【0008】また、請求項2の発明は、所要の電流が通
電されることで発熱しホットメルト系接着剤を溶融させ
る金属製ワイヤが前記ホットメルト系接着剤の含有部分
又は塗布部分の近傍にインサートされている。
電されることで発熱しホットメルト系接着剤を溶融させ
る金属製ワイヤが前記ホットメルト系接着剤の含有部分
又は塗布部分の近傍にインサートされている。
【0009】
【作用】前記したように構成される請求項1の目地カバ
ーにおいて、両壁パネルの隙間の奥側にインナ保持部材
が、前記隙間の表面側開口部にアウタカバーがそれぞれ
嵌込まれるとともに、前記アウタカバー部材の支持脚先
端の係止部がインナ保持部材の係止溝に嵌込まれる。こ
のとき、係止部又は係止溝の溝壁面のホットメルト系接
着剤は乾燥固化状態にあるから、その接着剤が妨害物と
なることなく前記係止部が係止溝の所定位置まで容易に
嵌込まれる。その後、前記係止部又は係止溝の溝壁部の
ホットメルト系接着剤が加熱溶融されることで、前記係
止部と係止溝の溝壁面とが接着される。この結果、両壁
パネルの隙間に対する装着性の悪化が解消される一方、
アウタカバー部材の浮上がりや外れが防止される。
ーにおいて、両壁パネルの隙間の奥側にインナ保持部材
が、前記隙間の表面側開口部にアウタカバーがそれぞれ
嵌込まれるとともに、前記アウタカバー部材の支持脚先
端の係止部がインナ保持部材の係止溝に嵌込まれる。こ
のとき、係止部又は係止溝の溝壁面のホットメルト系接
着剤は乾燥固化状態にあるから、その接着剤が妨害物と
なることなく前記係止部が係止溝の所定位置まで容易に
嵌込まれる。その後、前記係止部又は係止溝の溝壁部の
ホットメルト系接着剤が加熱溶融されることで、前記係
止部と係止溝の溝壁面とが接着される。この結果、両壁
パネルの隙間に対する装着性の悪化が解消される一方、
アウタカバー部材の浮上がりや外れが防止される。
【0010】また請求項2の目地カバーにおいて、ホッ
トメルト系接着剤の含有部分又は塗布部分の近傍にイン
サートされている金属製ワイヤに電流が通電され、該ワ
イヤが発熱することで、ホットメルト系接着剤が効率よ
く加熱溶融され、前記係止部と係止溝の溝壁面とが確実
に接着される。
トメルト系接着剤の含有部分又は塗布部分の近傍にイン
サートされている金属製ワイヤに電流が通電され、該ワ
イヤが発熱することで、ホットメルト系接着剤が効率よ
く加熱溶融され、前記係止部と係止溝の溝壁面とが確実
に接着される。
【0011】
(実施例1)この発明の実施例1を図1〜図3にしたが
って説明する。図1〜図3において、目地カバー10
は、隣接する両壁パネル1の間の隙間2の表面側開口部
に装着されるアウタカバー部材11と、前記隙間2の奥
側に装着されるインナ保持部材21とを主体として構成
される。
って説明する。図1〜図3において、目地カバー10
は、隣接する両壁パネル1の間の隙間2の表面側開口部
に装着されるアウタカバー部材11と、前記隙間2の奥
側に装着されるインナ保持部材21とを主体として構成
される。
【0012】アウタカバー部材11は前記隙間2の表面
側から該隙間2に挿入されかつ先端部に係止部13を有
する支持脚12と、その支持脚12の表面側端部を被う
ようにして該支持脚12の両側面から突出されかつ両壁
パネル1の相対する端面に湾曲状に弾性変形して密接す
る高弾性の合成樹脂・ゴム等よりなるシールリップ14
とを備えかつ押出成形によって一体成形される。前記支
持脚12は、その先端部の係止部13以外は硬質の合成
樹脂よりなり、その内部には鋼板等の平帯状金属板より
なる芯金15がインサートされている。
側から該隙間2に挿入されかつ先端部に係止部13を有
する支持脚12と、その支持脚12の表面側端部を被う
ようにして該支持脚12の両側面から突出されかつ両壁
パネル1の相対する端面に湾曲状に弾性変形して密接す
る高弾性の合成樹脂・ゴム等よりなるシールリップ14
とを備えかつ押出成形によって一体成形される。前記支
持脚12は、その先端部の係止部13以外は硬質の合成
樹脂よりなり、その内部には鋼板等の平帯状金属板より
なる芯金15がインサートされている。
【0013】支持脚12の先端の係止部13はホットメ
ルト系接着剤が含有された合成樹脂・ゴム等より形成さ
れており、後述するインナ保持部材21の係止溝26内
に嵌挿される前においてはホットメルト系接着剤は乾燥
固化の状態にある。
ルト系接着剤が含有された合成樹脂・ゴム等より形成さ
れており、後述するインナ保持部材21の係止溝26内
に嵌挿される前においてはホットメルト系接着剤は乾燥
固化の状態にある。
【0014】さらに、係止部13の略中心部にはアウタ
カバー部材11の全長にわたって金属製ワイヤ16がイ
ンサートされ、そのワイヤ16の両端部16aは図1に
示すように、アウタカバー部材11の長手方向両端面よ
りそれぞれ所定長さだけ突出して露出されている。そし
てワイヤ16の両端部16aに所要の電圧が印加され、
同ワイヤ16に電流が通電されることで、ワイヤ16が
発熱し、その発熱に基づく熱エネルギーによって係止部
13に含有されたホットメルト系接着剤が加熱溶融され
るようになっている。
カバー部材11の全長にわたって金属製ワイヤ16がイ
ンサートされ、そのワイヤ16の両端部16aは図1に
示すように、アウタカバー部材11の長手方向両端面よ
りそれぞれ所定長さだけ突出して露出されている。そし
てワイヤ16の両端部16aに所要の電圧が印加され、
同ワイヤ16に電流が通電されることで、ワイヤ16が
発熱し、その発熱に基づく熱エネルギーによって係止部
13に含有されたホットメルト系接着剤が加熱溶融され
るようになっている。
【0015】インナ保持部材21は、保持プレート2
2、一対の脚片25及び弾性リップ29を備えるととも
に、高弾性の合成樹脂・ゴム等より一体に押出成形され
る。保持プレート22は鋼板等の平帯状芯金23がイン
サートされることで、剛性を有し、両壁パネル1の間の
奥側開口部を塞ぐようにして設けられるとともに、柱体
3に対し釘4やビスで止着される。保持プレート22の
幅方向両端部には両壁パネル1の背面に弾性変形して密
接する突片24がそれぞれ形成されている。
2、一対の脚片25及び弾性リップ29を備えるととも
に、高弾性の合成樹脂・ゴム等より一体に押出成形され
る。保持プレート22は鋼板等の平帯状芯金23がイン
サートされることで、剛性を有し、両壁パネル1の間の
奥側開口部を塞ぐようにして設けられるとともに、柱体
3に対し釘4やビスで止着される。保持プレート22の
幅方向両端部には両壁パネル1の背面に弾性変形して密
接する突片24がそれぞれ形成されている。
【0016】両壁パネル1の背面に対面する前記保持プ
レート22の一側面には、アウタカバー部材11の係止
部13が嵌挿される係止溝26を隔てて一対の脚片25
が突出されている。これら一対の脚片25の外側面に
は、両壁パネル1の相対する端面に湾曲状に弾性変形し
て密接する弾性リップ29が突設されている。
レート22の一側面には、アウタカバー部材11の係止
部13が嵌挿される係止溝26を隔てて一対の脚片25
が突出されている。これら一対の脚片25の外側面に
は、両壁パネル1の相対する端面に湾曲状に弾性変形し
て密接する弾性リップ29が突設されている。
【0017】前記係止溝26は前記係止部13の肉厚と
ほぼ同じ大きさの溝幅に設定されている。また、係止溝
26の溝壁面をなす一対の脚片25の対向面には、係止
溝26の開口端寄りにおいて前記係止部13に対する係
合部27がそれぞれ突出されている。この係合部27の
突出量は、前記係止部13が容易に通過できる程度に設
定される。
ほぼ同じ大きさの溝幅に設定されている。また、係止溝
26の溝壁面をなす一対の脚片25の対向面には、係止
溝26の開口端寄りにおいて前記係止部13に対する係
合部27がそれぞれ突出されている。この係合部27の
突出量は、前記係止部13が容易に通過できる程度に設
定される。
【0018】この実施例1の目地カバー10は上述した
ように構成される。したがって、両壁パネル1の間の隙
間2に目地カバー10を装着する場合、まず、両壁パネ
ル1の間の隙間2の奥側開口部に対し、柱体3に固定の
インナ保持部材21の弾性リップ29が湾曲状に弾性変
形されながら同インナ保持部材21の脚片25が前記隙
間2に挿入される。そしてインナ保持部材21の保持プ
レート22が両壁パネル1の背面に密接する位置まで押
込まれる。
ように構成される。したがって、両壁パネル1の間の隙
間2に目地カバー10を装着する場合、まず、両壁パネ
ル1の間の隙間2の奥側開口部に対し、柱体3に固定の
インナ保持部材21の弾性リップ29が湾曲状に弾性変
形されながら同インナ保持部材21の脚片25が前記隙
間2に挿入される。そしてインナ保持部材21の保持プ
レート22が両壁パネル1の背面に密接する位置まで押
込まれる。
【0019】次に、図3に示すように、前記隙間2の表
面側開口部に対しアウタカバー部材11のシールリップ
14が湾曲状に弾性変形されながら同アウタカバー部材
11の支持脚12が前記隙間2に挿入されるとともに、
該支持脚12の先端の係止部13が前記インナ保持部材
21の係止溝26に嵌挿される。
面側開口部に対しアウタカバー部材11のシールリップ
14が湾曲状に弾性変形されながら同アウタカバー部材
11の支持脚12が前記隙間2に挿入されるとともに、
該支持脚12の先端の係止部13が前記インナ保持部材
21の係止溝26に嵌挿される。
【0020】このとき、係止突起13に含有されたホッ
トメルト接着剤は乾燥固化状態にあるため、前記ホット
メルト系接着剤が嵌込み操作の妨害物とはならない。し
たがって、前記支持脚12の先端の係止部13は係止溝
26の係合部27を容易に通過して係止溝26の所定位
置まで軽快に嵌込まれる。
トメルト接着剤は乾燥固化状態にあるため、前記ホット
メルト系接着剤が嵌込み操作の妨害物とはならない。し
たがって、前記支持脚12の先端の係止部13は係止溝
26の係合部27を容易に通過して係止溝26の所定位
置まで軽快に嵌込まれる。
【0021】前記したように、係止部13が係止溝26
の所定位置まで嵌込まれた後、係止部13にインサート
されているワイヤ16の両端部16aに所要の電圧が印
加される。すると、ワイヤ16の通電発熱に基づく熱エ
ネルギによって係止部13のホットメルト系接着剤が加
熱溶融され、そのホットメルト系接着剤によって係止部
13と係止溝26の溝壁面とが接着されて一体状に接合
される。これによって目地カバー10の装着が完了す
る。
の所定位置まで嵌込まれた後、係止部13にインサート
されているワイヤ16の両端部16aに所要の電圧が印
加される。すると、ワイヤ16の通電発熱に基づく熱エ
ネルギによって係止部13のホットメルト系接着剤が加
熱溶融され、そのホットメルト系接着剤によって係止部
13と係止溝26の溝壁面とが接着されて一体状に接合
される。これによって目地カバー10の装着が完了す
る。
【0022】前記目地カバー10が装着された状態にお
いて、係止部13と係止溝26の溝壁面とがホットメル
ト系接着剤によって一体状に接合されるため、アウタカ
バー部材11の浮上がりや外れが積極的に防止され、シ
ール性が確保される。
いて、係止部13と係止溝26の溝壁面とがホットメル
ト系接着剤によって一体状に接合されるため、アウタカ
バー部材11の浮上がりや外れが積極的に防止され、シ
ール性が確保される。
【0023】(実施例2)次にこの発明の実施例2を図
4と図5にしたがって説明する。この実施例2において
は、アウタカバー部材11の支持脚12先端の係止部1
3が支持脚12と同材質の硬質合成樹脂によって一体に
形成され、その係止部13の両側面及び下面にホットメ
ルト系接着剤17が塗布されたものである。
4と図5にしたがって説明する。この実施例2において
は、アウタカバー部材11の支持脚12先端の係止部1
3が支持脚12と同材質の硬質合成樹脂によって一体に
形成され、その係止部13の両側面及び下面にホットメ
ルト系接着剤17が塗布されたものである。
【0024】その他の部分及び部材は実施例1と同様の
ため、同一部分及び部材に対し同一付号を付記してその
説明は省略する。
ため、同一部分及び部材に対し同一付号を付記してその
説明は省略する。
【0025】したがって、この実施例2においても、実
施例1とほぼ同様にして、両壁パネル1の間の隙間2の
背面側開口部からインナ保持部材21が嵌込まれる。そ
の後前記隙間2の表面側開口部に対しアウタカバー部材
11が嵌込まれる。アウタカバー部材11の支持脚12
先端の係止部13が前記インナ保持部材21の係止溝2
6に嵌挿されるときには、係止部13に塗布されたホッ
トメルト系接着剤17は乾燥固化状態にあるため、前記
係止部13は前記係止溝26の係合部27を容易に通過
して該係止溝26の所定位置まで軽快に嵌込まれる。
施例1とほぼ同様にして、両壁パネル1の間の隙間2の
背面側開口部からインナ保持部材21が嵌込まれる。そ
の後前記隙間2の表面側開口部に対しアウタカバー部材
11が嵌込まれる。アウタカバー部材11の支持脚12
先端の係止部13が前記インナ保持部材21の係止溝2
6に嵌挿されるときには、係止部13に塗布されたホッ
トメルト系接着剤17は乾燥固化状態にあるため、前記
係止部13は前記係止溝26の係合部27を容易に通過
して該係止溝26の所定位置まで軽快に嵌込まれる。
【0026】その後、ワイヤ16の通電発熱によって係
止部13のホットメルト系接着剤17が加熱溶融され、
そのホットメルト系接着剤17によって係止部13と係
止溝26の溝壁面とが接着されて一体状に接合されるた
め、アウタカバー部材11の浮上がりや外れが積極的に
防止される。
止部13のホットメルト系接着剤17が加熱溶融され、
そのホットメルト系接着剤17によって係止部13と係
止溝26の溝壁面とが接着されて一体状に接合されるた
め、アウタカバー部材11の浮上がりや外れが積極的に
防止される。
【0027】(実施例3)次に、この発明の実施例3を
図6と図7にしたがって説明する。この実施例3におい
ては、アウタカバー部材11の支持脚12先端の係止部
13が支持脚12と同材質の硬質合成樹脂によって一体
に形成される一方、インナ保持部材21の係止溝26の
溝壁面及び底面にホットメルト系接着剤が含有された接
着層30が設けられる。さらに接着層30にはそのホッ
トメルト系接着剤を通電発熱によって溶融させるワイヤ
31がインサートされたものである。
図6と図7にしたがって説明する。この実施例3におい
ては、アウタカバー部材11の支持脚12先端の係止部
13が支持脚12と同材質の硬質合成樹脂によって一体
に形成される一方、インナ保持部材21の係止溝26の
溝壁面及び底面にホットメルト系接着剤が含有された接
着層30が設けられる。さらに接着層30にはそのホッ
トメルト系接着剤を通電発熱によって溶融させるワイヤ
31がインサートされたものである。
【0028】その他の部分及び部材は実施例1と同様の
ため、同一部分及び部材に対し同一付号を付記してその
説明は省略する。
ため、同一部分及び部材に対し同一付号を付記してその
説明は省略する。
【0029】したがって、この実施例3においても、実
施例1とほぼ同様にして、両壁パネル1の間の隙間2の
背面側開口部からインナ保持部材21が嵌込まれる。そ
の後前記隙間2の表面側開口部に対しアウタカバー部材
11が嵌込まれる。アウタカバー部材11の支持脚12
先端の係止突起13が前記インナ保持部材21の係止溝
26に嵌挿されるときには、その接着層30に含有され
たホットメルト系接着剤は乾燥固化状態にあるため、前
記係止部13は係止溝26の所定位置まで軽快に嵌込ま
れる。
施例1とほぼ同様にして、両壁パネル1の間の隙間2の
背面側開口部からインナ保持部材21が嵌込まれる。そ
の後前記隙間2の表面側開口部に対しアウタカバー部材
11が嵌込まれる。アウタカバー部材11の支持脚12
先端の係止突起13が前記インナ保持部材21の係止溝
26に嵌挿されるときには、その接着層30に含有され
たホットメルト系接着剤は乾燥固化状態にあるため、前
記係止部13は係止溝26の所定位置まで軽快に嵌込ま
れる。
【0030】その後、ワイヤ31の通電発熱によって接
着層30のホットメルト系接着剤が加熱溶融され、その
ホットメルト系接着剤によって係止部13と係止溝25
の溝壁面とが接着されて一体状に接合されるため、アウ
タカバー部材11の浮上がりや外れが積極的に防止され
る。
着層30のホットメルト系接着剤が加熱溶融され、その
ホットメルト系接着剤によって係止部13と係止溝25
の溝壁面とが接着されて一体状に接合されるため、アウ
タカバー部材11の浮上がりや外れが積極的に防止され
る。
【0031】(実施例4)次に、この発明の実施例4を
図8と図9にしたがって説明する。この実施例4におい
ては、アウタカバー部材11の支持脚12先端の係止部
13が支持脚12と同材質の硬質合成樹脂によって一体
に形成される一方、インナ保持部材21の係止溝26の
溝壁面及び底面にはホットメルト系接着剤32が塗布さ
れている。さらに、係止溝26を隔てて対向する両脚片
25には前記ホットメルト系接着剤32を通電発熱によ
って溶融させるワイヤ33がインサートされたものであ
る。
図8と図9にしたがって説明する。この実施例4におい
ては、アウタカバー部材11の支持脚12先端の係止部
13が支持脚12と同材質の硬質合成樹脂によって一体
に形成される一方、インナ保持部材21の係止溝26の
溝壁面及び底面にはホットメルト系接着剤32が塗布さ
れている。さらに、係止溝26を隔てて対向する両脚片
25には前記ホットメルト系接着剤32を通電発熱によ
って溶融させるワイヤ33がインサートされたものであ
る。
【0032】その他の部分及び部材は実施例1と同様の
ため、同一部分及び部材に対し同一付号を付記してその
説明は省略する。
ため、同一部分及び部材に対し同一付号を付記してその
説明は省略する。
【0033】したがって、この実施例4においても、実
施例1とほぼ同様にして、両壁パネル1の間の隙間2の
背面側開口部からインナ保持部材21が嵌込まれる。そ
の後前記隙間2の表面側開口部に対しアウタカバー部材
11が嵌込まれる。アウタカバー部材11の支持脚12
先端の係止突起13が前記インナ保持部材21の係止溝
26に嵌挿されるときには、係止溝26に塗布されたホ
ットメルト系接着剤32は乾燥固化状態にあるため、前
記係止部13は係止溝26の所定位置まで軽快に嵌込ま
れる。
施例1とほぼ同様にして、両壁パネル1の間の隙間2の
背面側開口部からインナ保持部材21が嵌込まれる。そ
の後前記隙間2の表面側開口部に対しアウタカバー部材
11が嵌込まれる。アウタカバー部材11の支持脚12
先端の係止突起13が前記インナ保持部材21の係止溝
26に嵌挿されるときには、係止溝26に塗布されたホ
ットメルト系接着剤32は乾燥固化状態にあるため、前
記係止部13は係止溝26の所定位置まで軽快に嵌込ま
れる。
【0034】その後、ワイヤ33の通電発熱によって係
止溝26のホットメルト系接着剤32が加熱溶融され、
そのホットメルト系接着剤32によって係止部13と係
止溝26の溝壁面とが接着されて一体状に接合されるた
め、アウタカバー部材11の浮上がりや外れが積極的に
防止される。
止溝26のホットメルト系接着剤32が加熱溶融され、
そのホットメルト系接着剤32によって係止部13と係
止溝26の溝壁面とが接着されて一体状に接合されるた
め、アウタカバー部材11の浮上がりや外れが積極的に
防止される。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
アウタカバー部材の支持脚先端の係止部がインナ保持部
材の係止溝の所定位置まで嵌込まれた後、前記係止部又
は係止溝の溝壁面のホットメルト系接着剤が加熱溶融さ
れることで、前記係止部と係止溝の溝壁面とを接着する
構造上、両壁パネルの間の隙間に対する装着性の悪化を
防止しながらアウタカバー部材の浮上がりや外れを防止
することができ、アウタカバー部材の浮上がりや外れに
よるシール不良を解消することができる。また、前記ホ
ットメルト系接着剤の含有部分又は塗布部分の近傍にイ
ンサートされている金属製ワイヤの通電発熱によってホ
ットメルト系接着剤を効率よく加熱溶融して前記係止部
と係止溝とを確実に接着することができ、接着不良によ
る外れを防止できる。
アウタカバー部材の支持脚先端の係止部がインナ保持部
材の係止溝の所定位置まで嵌込まれた後、前記係止部又
は係止溝の溝壁面のホットメルト系接着剤が加熱溶融さ
れることで、前記係止部と係止溝の溝壁面とを接着する
構造上、両壁パネルの間の隙間に対する装着性の悪化を
防止しながらアウタカバー部材の浮上がりや外れを防止
することができ、アウタカバー部材の浮上がりや外れに
よるシール不良を解消することができる。また、前記ホ
ットメルト系接着剤の含有部分又は塗布部分の近傍にイ
ンサートされている金属製ワイヤの通電発熱によってホ
ットメルト系接着剤を効率よく加熱溶融して前記係止部
と係止溝とを確実に接着することができ、接着不良によ
る外れを防止できる。
【図1】この発明の実施例1の目地カバーを構成するイ
ンナ保持部材とアウタカバー部材とを分離した状態を示
す斜視図である。
ンナ保持部材とアウタカバー部材とを分離した状態を示
す斜視図である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】同じく両壁パネルの間の隙間にインナ保持部材
とアウタカバー部材とをそれぞれ嵌込んで、目地カバー
を装着した状態を示す断面図である。
とアウタカバー部材とをそれぞれ嵌込んで、目地カバー
を装着した状態を示す断面図である。
【図4】この発明の実施例2の目地カバーを構成するイ
ンナ保持部材とアウタカバーとを分離した状態を示す断
面図である。
ンナ保持部材とアウタカバーとを分離した状態を示す断
面図である。
【図5】同じく両壁パネルの間の隙間にインナ保持部材
とアウタカバー部材とをそれぞれ嵌込んで目地カバーを
装着した状態を示す断面図である。
とアウタカバー部材とをそれぞれ嵌込んで目地カバーを
装着した状態を示す断面図である。
【図6】この発明の実施例3の目地カバーを構成するイ
ンナ保持部材とアウタカバー部材とを分離した状態を示
す断面図である。
ンナ保持部材とアウタカバー部材とを分離した状態を示
す断面図である。
【図7】同じく両壁パネルの間の隙間にインナ保持部材
とアウタカバー部材とをそれぞ嵌込んで目地カバーと装
着した状態を示す断面図である。
とアウタカバー部材とをそれぞ嵌込んで目地カバーと装
着した状態を示す断面図である。
【図8】この発明の実施例4の目地カバーを構成するイ
ンナ保持部材とアウタカバー部材とを分離した状態を示
す断面図である。
ンナ保持部材とアウタカバー部材とを分離した状態を示
す断面図である。
【図9】同じく両壁パネルの間の隙間にインナ保持部材
とアウタカバー部材とをそれぞれ嵌込んで目地カバーを
装着した状態を示す断面図である。
とアウタカバー部材とをそれぞれ嵌込んで目地カバーを
装着した状態を示す断面図である。
1 壁パネル 2 隙間 10 目地カバー 11 アウタカバー部材 12 支持脚 13 係止部 14 シールリップ 21 インナ保持部材 25 脚片 26 係止溝 27 係合部 29 弾性リップ
Claims (2)
- 【請求項1】 隣接する両壁パネルの間の隙間の表面側
開口部に装着されて前記隙間を塞ぐアウタカバー部材
と、前記隙間の奥側に装着されて前記アウタカバー部材
を保持するインナ保持部材とを備え、 前記アウタカバー部材は、前記隙間に挿入されかつ先端
部に係止部を有する支持脚と、該支持脚の両側面から突
出されかつ前記両壁パネルの相対する端面に接するシー
ルリップとを一体に有し、 前記インナ保持部材は前記隙間に挿入されかつ前記係止
部が嵌込まれる係止溝を隔てて対向する一対の脚片を有
し、 前記アウタカバー部材の係止部とインナ保持部材の係止
溝の溝壁面とのうち少なくとも一方はホットメルト系接
着剤が含有又は塗布された合成樹脂・ゴム等より形成さ
れ、前記係止部が前記係止溝に嵌込まれた後、前記ホッ
トメルト系接着剤が加熱溶融されることで前記係止部と
係止溝とが接着される構成にしてあることを特徴とする
目地カバー。 - 【請求項2】 請求項1の目地カバーにおいて、所要の
電流が通電されることで発熱しホットメルト系接着剤を
溶融させる金属製ワイヤが前記ホットメルト系接着剤の
含有部分又は塗布部分の近傍にインサートされているこ
とを特徴とする目地カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10872993A JPH06264522A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 目地カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10872993A JPH06264522A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 目地カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264522A true JPH06264522A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=14492061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10872993A Pending JPH06264522A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 目地カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06264522A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000199285A (ja) * | 1998-12-29 | 2000-07-18 | Seiki Kogyo Kk | 建物開口部枠用目地材 |
CN111851821A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-10-30 | 中冶建工集团有限公司 | 一种干挂面板的安装方法 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP10872993A patent/JPH06264522A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000199285A (ja) * | 1998-12-29 | 2000-07-18 | Seiki Kogyo Kk | 建物開口部枠用目地材 |
CN111851821A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-10-30 | 中冶建工集团有限公司 | 一种干挂面板的安装方法 |
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