JPH06263912A - 片側硬化・片側緩衝シート部材の製造方法 - Google Patents
片側硬化・片側緩衝シート部材の製造方法Info
- Publication number
- JPH06263912A JPH06263912A JP5091800A JP9180093A JPH06263912A JP H06263912 A JPH06263912 A JP H06263912A JP 5091800 A JP5091800 A JP 5091800A JP 9180093 A JP9180093 A JP 9180093A JP H06263912 A JPH06263912 A JP H06263912A
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- JP
- Japan
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- sheet
- sided
- cured
- cushioning material
- polyurethane
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 耐水・防水・強化・剛性等の機能を備えた2
層或いは実質3層の片側硬化・片側緩衝シート部材の製
造方法を提供する。 【構成】 80〜150℃の比較的高温に耐える熱可塑
樹脂製発泡体からなるシート状緩衝材1の片面をポリス
チレン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液で処理し
て硬化させた片側硬化2・片側緩衝3シート部材の製造
方法。
層或いは実質3層の片側硬化・片側緩衝シート部材の製
造方法を提供する。 【構成】 80〜150℃の比較的高温に耐える熱可塑
樹脂製発泡体からなるシート状緩衝材1の片面をポリス
チレン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液で処理し
て硬化させた片側硬化2・片側緩衝3シート部材の製造
方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、片側硬化・片側緩衝シ
ート部材の製造方法に関する。
ート部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】合板に代わる板状部材として、又袋状部
材の補強構造体や組立て式家具に使用するために、ダン
ボール製材料をポリスチレン,ポリウレタン等の複数の
合成樹脂混合溶液中で含浸処理して、耐水・防水・強化
・剛性等の機能を付与した構造体を既に提供して来た。
材の補強構造体や組立て式家具に使用するために、ダン
ボール製材料をポリスチレン,ポリウレタン等の複数の
合成樹脂混合溶液中で含浸処理して、耐水・防水・強化
・剛性等の機能を付与した構造体を既に提供して来た。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】本発明は、上記耐水
・防水・強化・剛性等の機能を備えた構造体の応用及び
用途拡大を図る目的で工夫したもので、2層或いは実質
3層の片側硬化・片側緩衝シート部材の製造方法を提供
することを目的とする。
・防水・強化・剛性等の機能を備えた構造体の応用及び
用途拡大を図る目的で工夫したもので、2層或いは実質
3層の片側硬化・片側緩衝シート部材の製造方法を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、80〜150
℃の比較的高温に耐える熱可塑樹脂製発泡体からなるシ
ート状緩衝材の片面をポリスチレン,ポリウレタン等の
合成樹脂製混合溶液で処理して硬化させた片側硬化・片
側緩衝シート部材の製造方法を提供する。又シート状緩
衝材に予め必要とする孔,溝,凹凸等所定の加工を施し
た後、該シート状緩衝材の片側をポリスチレン,ポリウ
レタン等の合成樹脂製混合溶液で処理して硬化させたこ
とを特徴とする片側硬化・片側緩衝シート部材の製造方
法を提供する。又片側を硬化した熱可塑樹脂製発泡体か
らなるシート状緩衝材の該硬化側に、予め必要とする
孔,溝,凹凸,折り込み等所定の加工を施し,ポリスチ
レン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液中で含浸処
理して、耐水性,防水性,強化,剛性等の機能を付与し
たダンボール製平板材料からなるシート部材を接着また
は添わせて実質3層の部材とした片側硬化・片側緩衝シ
ート部材の製造方法を提供する。
℃の比較的高温に耐える熱可塑樹脂製発泡体からなるシ
ート状緩衝材の片面をポリスチレン,ポリウレタン等の
合成樹脂製混合溶液で処理して硬化させた片側硬化・片
側緩衝シート部材の製造方法を提供する。又シート状緩
衝材に予め必要とする孔,溝,凹凸等所定の加工を施し
た後、該シート状緩衝材の片側をポリスチレン,ポリウ
レタン等の合成樹脂製混合溶液で処理して硬化させたこ
とを特徴とする片側硬化・片側緩衝シート部材の製造方
法を提供する。又片側を硬化した熱可塑樹脂製発泡体か
らなるシート状緩衝材の該硬化側に、予め必要とする
孔,溝,凹凸,折り込み等所定の加工を施し,ポリスチ
レン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液中で含浸処
理して、耐水性,防水性,強化,剛性等の機能を付与し
たダンボール製平板材料からなるシート部材を接着また
は添わせて実質3層の部材とした片側硬化・片側緩衝シ
ート部材の製造方法を提供する。
【0005】
【作用】以上説明したように、本発明では、80〜15
0℃の比較的高温に耐える熱可塑樹脂製発泡体からなる
シート状緩衝材を用意し、その片面をポリスチレン,ポ
リウレタン等の合成樹脂製混合溶液で処理して硬化させ
る。硬化は、シート材を直接硬化する場合と、シート材
に予め必要とする孔,溝,凹凸等所定の加工を施した
後、該シート状緩衝材の片側をポリスチレン,ポリウレ
タン等の合成樹脂製混合溶液で処理して硬化させる場合
とがある。更に、片側を硬化した熱可塑樹脂製発泡体か
らなるシート状緩衝材の該硬化側に、予め必要とする
孔,溝,凹凸,折り込み等所定の加工を施し,ポリスチ
レン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液中で含浸処
理して、耐水性,防水性,強化,剛性等の機能を付与し
たダンボール製平板材料からなるシート部材を接着また
は添わせて実質3層の部材とする。
0℃の比較的高温に耐える熱可塑樹脂製発泡体からなる
シート状緩衝材を用意し、その片面をポリスチレン,ポ
リウレタン等の合成樹脂製混合溶液で処理して硬化させ
る。硬化は、シート材を直接硬化する場合と、シート材
に予め必要とする孔,溝,凹凸等所定の加工を施した
後、該シート状緩衝材の片側をポリスチレン,ポリウレ
タン等の合成樹脂製混合溶液で処理して硬化させる場合
とがある。更に、片側を硬化した熱可塑樹脂製発泡体か
らなるシート状緩衝材の該硬化側に、予め必要とする
孔,溝,凹凸,折り込み等所定の加工を施し,ポリスチ
レン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液中で含浸処
理して、耐水性,防水性,強化,剛性等の機能を付与し
たダンボール製平板材料からなるシート部材を接着また
は添わせて実質3層の部材とする。
【0006】
【実施例】以下図面に従って実施例を説明する。図1
は、本発明に係る第1の実施例を示す図面で、片側硬化
・片側緩衝シート部材を示す。図において、1は80〜
150℃の比較的高温に耐える熱可塑樹脂製発泡体から
なるシート状緩衝材、2は硬化する側、3は硬化しない
側を示す。硬化後に加工するか、硬化前に加工するか
は、使用目的による。図2は、本発明に係る第2の実施
例を示す図面で、図中4は耐水・防水・強化・剛性等の
機能を備えたダンボール製平板材料である。即ち、本発
明に係るシート状部材は、80〜150℃の比較的高温
に耐える熱可塑樹脂製発泡体からなるシート状緩衝材1
の片側をポリスチレン,ポリウレタン等の合成樹脂製混
合溶液で処理して硬化させる。又図示していないが、シ
ート状緩衝材1に予め必要とする孔,溝,凹凸等所定の
加工を施した後、該シート状緩衝材1の片側をポリスチ
レン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液で処理して
硬化させる。又片側を硬化した熱可塑樹脂製発泡体から
なるシート状緩衝材1の該硬化側2に、予め必要とする
孔,溝,凹凸,折り込み等所定の加工を施し,ポリスチ
レン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液中で含浸処
理して、耐水性,防水性,強化,剛性等の機能を付与し
たダンボール製平板材料からなるシート部材4を接着ま
たは添わせて実質3層の部材とする。
は、本発明に係る第1の実施例を示す図面で、片側硬化
・片側緩衝シート部材を示す。図において、1は80〜
150℃の比較的高温に耐える熱可塑樹脂製発泡体から
なるシート状緩衝材、2は硬化する側、3は硬化しない
側を示す。硬化後に加工するか、硬化前に加工するか
は、使用目的による。図2は、本発明に係る第2の実施
例を示す図面で、図中4は耐水・防水・強化・剛性等の
機能を備えたダンボール製平板材料である。即ち、本発
明に係るシート状部材は、80〜150℃の比較的高温
に耐える熱可塑樹脂製発泡体からなるシート状緩衝材1
の片側をポリスチレン,ポリウレタン等の合成樹脂製混
合溶液で処理して硬化させる。又図示していないが、シ
ート状緩衝材1に予め必要とする孔,溝,凹凸等所定の
加工を施した後、該シート状緩衝材1の片側をポリスチ
レン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液で処理して
硬化させる。又片側を硬化した熱可塑樹脂製発泡体から
なるシート状緩衝材1の該硬化側2に、予め必要とする
孔,溝,凹凸,折り込み等所定の加工を施し,ポリスチ
レン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液中で含浸処
理して、耐水性,防水性,強化,剛性等の機能を付与し
たダンボール製平板材料からなるシート部材4を接着ま
たは添わせて実質3層の部材とする。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る片側
硬化・片側緩衝シート部材は、80〜150℃の比較的
高温に耐える熱可塑樹脂製発泡体からなるシート状緩衝
材の片面をポリスチレン,ポリウレタン等の合成樹脂製
混合溶液で処理して硬化させて製造するので、又シート
状緩衝材に予め必要とする孔,溝,凹凸等所定の加工を
施したシート状緩衝材の片側をポリスチレン,ポリウレ
タン等の合成樹脂製混合溶液で処理して硬化させて製造
するので、又片側を硬化した熱可塑樹脂製発泡体からな
るシート状緩衝材の該硬化側に、予め必要とする孔,
溝,凹凸,折り込み等所定の加工を施し,ポリスチレ
ン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液中で含浸処理
して、耐水性,防水性,強化,剛性等の機能を付与した
ダンボール製平板材料からなるシート部材を接着または
添わせて実質3層の部材としたので、極めて簡単かつ大
量かつ安価に製造することができる。製造後の片側硬化
・片側緩衝シート部材の用途(適用例)は極めて広く、
鞄や袋状部材の補強部材として,缶や紙箱の緩衝材料と
して,又各種包装・緩衝形態の材料として利用でき、片
面を硬化することのメリットは極めて大きい。
硬化・片側緩衝シート部材は、80〜150℃の比較的
高温に耐える熱可塑樹脂製発泡体からなるシート状緩衝
材の片面をポリスチレン,ポリウレタン等の合成樹脂製
混合溶液で処理して硬化させて製造するので、又シート
状緩衝材に予め必要とする孔,溝,凹凸等所定の加工を
施したシート状緩衝材の片側をポリスチレン,ポリウレ
タン等の合成樹脂製混合溶液で処理して硬化させて製造
するので、又片側を硬化した熱可塑樹脂製発泡体からな
るシート状緩衝材の該硬化側に、予め必要とする孔,
溝,凹凸,折り込み等所定の加工を施し,ポリスチレ
ン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液中で含浸処理
して、耐水性,防水性,強化,剛性等の機能を付与した
ダンボール製平板材料からなるシート部材を接着または
添わせて実質3層の部材としたので、極めて簡単かつ大
量かつ安価に製造することができる。製造後の片側硬化
・片側緩衝シート部材の用途(適用例)は極めて広く、
鞄や袋状部材の補強部材として,缶や紙箱の緩衝材料と
して,又各種包装・緩衝形態の材料として利用でき、片
面を硬化することのメリットは極めて大きい。
【図1】 本発明の第1の実施例を示す正面断面図
である。
である。
【図2】 本発明の第2の実施例を示す正面断面図
である。
である。
1 シート状緩衝材 2 硬化側 3 緩衝側 4 ダンボール製平板材料からなるシート部材
Claims (3)
- 【請求項1】80〜150℃の比較的高温に耐える熱可
塑樹脂製発泡体からなるシート状緩衝材の片面をポリス
チレン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液で処理し
て硬化させたことを特徴とする片側硬化・片側緩衝シー
ト部材の製造方法。 - 【請求項2】シート状緩衝材に予め必要とする孔,溝,
凹凸等所定の加工を施した後、該シート状緩衝材の片側
をポリスチレン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液
で処理して硬化させたことを特徴とする片側硬化・片側
緩衝シート部材の製造方法。 - 【請求項3】片側を硬化した熱可塑樹脂製発泡体からな
るシート状緩衝材の該硬化側に、予め必要とする孔,
溝,凹凸,折り込み等所定の加工を施し,ポリスチレ
ン,ポリウレタン等の合成樹脂製混合溶液中で含浸処理
して、耐水性,防水性,強化,剛性等の機能を付与した
ダンボール製平板材料からなるシート部材を接着または
添わせて実質3層の部材としたことを特徴とする特許請
求範囲第1項記載の片側硬化・片側緩衝シート部材の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091800A JPH06263912A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 片側硬化・片側緩衝シート部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091800A JPH06263912A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 片側硬化・片側緩衝シート部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06263912A true JPH06263912A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=14036700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5091800A Pending JPH06263912A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 片側硬化・片側緩衝シート部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06263912A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008029761A1 (fr) * | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Toagosei Co., Ltd. | Procédé de fabrication d'une membrane fonctionnelle |
JP2011079280A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Kanayama Kasei Kk | 発泡樹脂複合構造体およびそれを緩衝材として用いた梱包材 |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5091800A patent/JPH06263912A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008029761A1 (fr) * | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Toagosei Co., Ltd. | Procédé de fabrication d'une membrane fonctionnelle |
JP2011079280A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Kanayama Kasei Kk | 発泡樹脂複合構造体およびそれを緩衝材として用いた梱包材 |
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