JPH0626342Y2 - 混合機 - Google Patents

混合機

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JPH0626342Y2
JPH0626342Y2 JP1989028943U JP2894389U JPH0626342Y2 JP H0626342 Y2 JPH0626342 Y2 JP H0626342Y2 JP 1989028943 U JP1989028943 U JP 1989028943U JP 2894389 U JP2894389 U JP 2894389U JP H0626342 Y2 JPH0626342 Y2 JP H0626342Y2
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JP
Japan
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hopper
screw
soil
transfer body
fertilizer
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JP1989028943U
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JPH02121127U (ja
Inventor
正三 石井
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ISHII MANUFACTURING CO., LTD.
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ISHII MANUFACTURING CO., LTD.
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Publication date
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば、育苗用の床土,覆土として使用する
枠土に、適量の肥料、および/または、藁,更には、燻
炭,籾殻,ピートモスなどの土質改良剤などを均一に混
入する混合機に関する。
[従来の技術] 従来、育苗用り床土,覆土として使用する砕土に、適量
の肥料、および/または、薬剤などを均一に混合する手
段としては、容器の中に容れた砕土に肥料や薬剤を投入
し、砕土を手作業によって攪拌して両者の均一化を行っ
ていた。このような手段では、育苗準備期の多忙に多く
の人力が要求されるとともに、多くの時間が要求される
し、両者の混合量比にバラツキが生じ、育苗に影響を及
ぼすという不都合がある。
このような課題を解決するために本件出願人は、実願昭
63-69099号として、床土をスクリュー移送体にて回転攪
拌筒内に供給するとともに、このスクリュー移送体の送
出端に上方から肥料などを供給し混合する技術を提案し
たが、肥料のような粉末状のものは問題ないが、土質改
良材などを供給しても、スクリュー翼径が同一,同ピッ
チであることから、スクリュー翼間に充満している床土
部にこれらが介入する余地がなく、その場で停滞した
り、あるいは、順次供給される土質改良材が落下流路中
に堆積目詰まりするという不都合がある。
本考案の目的は、スクリュー移送体の送出端部、即ち、
土質改良材などが落下供給される部分に相当するスクリ
ュー部のピッチを、ホッパー5に臨むスクリュー部のピ
ッチより大きく形成することにより、ホッパー5内の床
土の搬送をスムーズにするとともに、床土を崩壊して土
質改良材などが床土に混入しやすくし、荒混合状態で回
転攪拌筒に送り込み、均一攪拌効率の向上が図れる混合
機を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 従来技術の課題を解決する本考案の構成は、機枠に、下
底部に略水平姿勢のスクリュー移送体を軸架した床土ホ
ッパー5を設けるとともに、上記機枠の上側には、搬送
供給量の小さな搬送体をもつ肥料などのホッパー15を設
け、上記スクリュー移送体の送出端に、前面を開口した
略水平姿勢の回転攪拌筒の後部を連通するとともに、上
記ホッパー15の搬送体の搬送下手側と、上記スクリュ
ー移送体の送出部とを略垂直姿勢の落下流路にて連通せ
しめた混合機において、上記落下流路に臨む上記スクリ
ュー移送体のスクリュー部のピッチを、上記ホッパー5
内のスクリュー部のピッチより大きく形成したものであ
る。
[実施例] 図面について本考案実施例の詳細を説明する。
第1図は一部切欠側面図,第2図は第1図A−A線の断
面図、第3図は第1図B−B線の断面図,第4図は肥
料,土質改良機材のホッパー部の平面図,第5図は肥料
ホッパー部の要部の断面図,第6図は土質改良材ホッパ
ー部の要部の断面図,第7図はスクリュー移送体の別例
を示す要部の側面図,第8図は攪拌円盤の別例を示す正
面図である。
1は機枠であって、該機枠1の前端部両側には、下端に
転輪2を軸支した脚杆3が設けてあり、また、機枠1の
後端部両側には、脚杆4が設けてある。また、上記機枠
1の後部には、第1,2図で示すように、底部に断面形
状がU字形(図示略)で、かつ、水平状の搬送筒部5aを
形成した育苗用の床土を容れる大容積の床土ホッパー5
が搭載されている。そして、この床土ホッパー5の上記
搬送筒部5aには搬送量の大きなスクリュー移送体6が軸
架してあり、このスクリュー移送体6の径と上記搬送筒
部5aの径とが略適合し、加えて、上記床土ホッパー5の
前壁に設けた円形孔7をスクリュー移送体6の径に適合
させることにより、床土ホッパー5中の砕土が上記円形
孔7によっスリ切られながら定量の床土が搬送されるよ
うにしてある。また、上記スクリュー移送体6の後端軸
部6aにはプーリー8を設け、このプーリー8と、上記機
枠1に搭載したモータ9のプーリー10とがベルト11によ
り連結され、スクリュー移送体6に回転駆動が与えられ
るように構成されている。5bは補助ホッパーである。
12は、前面に開口12aを形成した略水平姿勢の回転攪拌
筒で、該回転攪拌筒12の後面には窓12bが形成してあ
り、この窓12bを介して上記スクリュー移送体6の送出
端部、および、搬送筒部5aの下手側端部が上記回転攪拌
筒12内に挿入されている。上記回転攪拌筒12の前端部外
周は、第1,2図に示すように機枠1に軸支した複数の
案内輪13に支持され、また、上記スクリュー移送体6の
先端軸部6bは、回転攪拌筒12の内部に設けた支持杆14の
先端に固定されており、スクリュー移送体6と一緒に回
転攪拌筒12が回動するように構成してある。図中12cは
遮蔽板,12dは攪拌板である。
15は、上記機枠1の上手側、詳しくは、上記回転攪拌筒
12の上方に設けたホッパーで、このホッパー15は仕切壁
16によって、第4図に示すように、肥料を収容する比較
的小容積の肥料用ホッパー部15aと、籾殻を焼いた燻
炭,堆肥状の籾殻,ピートモスなどの土質改良材を収容
する大容量の土質改良材用ホッパー部15bに区劃されて
いる。17は、上記ホッパー15の下底部に設けたベルトコ
ンベアであって、このベルトコンベア17は上記両ホッパ
ー15a,15bの下部に共通的に配設されているとともに、
このベルトコンベア17の搬送方向は、上記スクリュー移
送体6の搬送方向と逆方向であり、混合機全体のコンパ
クト化が図れるように構成してある。また、上記土質改
良用ホッパー部15bに臨むベルトコンベア17の表面全域
には、第2,4図で示すようにイボ状突起17aが基盤目
状に形成されている。尚、図中18は、ベルトコンベア17
の搬送駆動用のロールであって、運転中、ベルトコンベ
ア17の上面が常に緊張されるようにしてある。19は、上
記ロール18の軸端に設けたプーリーで、このプーリー19
はベルト伝達機構(図示略)を介して上記機枠1に搭載
したモータ9に接続されている。
また、20は、ベルトコンベア17のガイドロールで、この
ガイドロール20の軸端は上記ホッパー15の側壁にモータ
設けた案内長孔21に挿通軸支されており、この案内長孔
21にそって上記ガイドロール20が移動調節できるように
し、ベルトコンベア17の緊張度を調整可能としたもので
ある。また、上記駆動用のロール18の一部にリング状の
凹溝22を形成し、この凹溝22に適嵌する突条23を上記ベ
ルトコンベア17の裏側にエンドレス状に形成することに
より、ベルトコンベア17の位置決めと、横ズレ防止が図
れるようにしてある。
第1,2図から明らかなように、上記両ホッパー15a,15
bの仕切壁16にタテ方向の案内長孔24を形成し、これに
軸25を上下動調節、かつ、回転可能に挿通させるととも
に、上記肥料用ホッパー部15a内に介入した上記軸25端
には、ベルトコンベア17の上面に圧接される攪拌円盤26
を固定し、また、上記土質改良材用ホッパー部15b内に
介入した軸25端には、ベルトコンベア17に接しない小径
の攪拌円盤27を固定し、ベルトコンベア17の移動に伴っ
て両攪拌円盤26,27が回転し、両ホッパー部15a,15b内の
肥料,土質改良材のブリッジ現象の発生を防止するよう
にしたものである。
尚、上記軸25の上下動調節手段は、仕切壁16に対して上
下動可能にとりつけた取付板28に軸25を回動可能に軸支
したもので、取付板28の仕切壁16に対する固定手段は、
上記案内長孔24に挿通し、かつ、取付板28にとりつけた
ボルトナット29などの公知手段が適用しうるものであ
る。尚、上記攪拌円盤26,27の周縁に、第8図に示すよ
うに細かいギヤ状の凹凸を付設することもある。
上記ホッパー15を構成する肥料用ホッパー部15aと、土
質改良材用ホッパー部15bの搬送下手側のホッパー壁下
部には夫々開口30a,30bが設けてあり、開口30aには第5
図に示すように、下部を搬送上手側方向に屈曲した円弧
状の反転部31aを設けた規制シャッター31が上下動可能
に取りつけられており、この規制シャッター31の下端部
と上記ベルトコンベア17の上面との間には、肥料通過用
の間隙が形成されるとともに、規制シャッター31の下端
にはスリ切り用のナイフエッジ部31bが形成してある。
図中32は案内長孔,33は蝶ナットである。
また、上記開口30bには第6図に示すように、下部を搬
送上手側方向に屈曲した傾斜状の反転部34aを設けた規
制シャッター34が上下動可能に設けてあり、この規制シ
ャッター34の下端部と上記ベルトコンベア17の上面との
間には、土質改良材通過用の間隙が形成されるととも
に、規制シャッター31の下端にはスリ切り用のナイフエ
ッジ部34bが形成してある。図中35は案内長孔,36は蝶
ナットである。
上記ベルトコンベア17の搬送下手側と、上記スクリュー
移送体6の送出端とを略垂直姿勢の落下流路37にて連通
させ、大量に搬送される床土中に少量の肥料、および/
または、土質改良材を落下供給し、床土と混合するよう
にしたものである。また、床土と肥料,土質改良材の混
合を良くするために、第3図に示すように、上記スクリ
ュー移送体6の送出端に、径とピッチの大きなスクリュ
ー部6cを形成し、上記搬送筒部5aから送り出された床土
の送出スピードが早められ、上記スクリュー部6cによっ
て効率よく崩壊し、肥料などとの均一混合が円滑になし
うるようにしたものである。また、上記スクリュー部6c
に代え、第7図に示すように、翼径が同じでピッチを大
きくしたスクリュー部6dを設けることによっても同様な
効果が得られる。
[考案の効果] 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が
得られる。
(a)肥料や土質改良材などが、スクリュー移送体による
搬送途中の床土中に投入されるので、スクリュー搬送作
用による攪拌と、回転攪拌筒による攪拌作用とにより均
一な混合が短時間でなしうることは勿論のこと、 (b)スクリュー移送体の送出端部、即ち、垂直落下流路
に臨むスクリュー移送体部のスクリューピッチが、他の
スクリュー部のピッチより大きく形成されているので、
ホッパー5から出た床土の送り出しスピードを早くする
ことでホッパー5内の床土の送りやスムーズに行われる
とともに、床土の崩壊が効率よく行われ、かつ、この部
分に土質改良材などが落下供給せしめられることから、
これと床土の混合が目詰まりすることなく有効に行わ
れ、次段の回転円筒体における混合作用を助長すること
ができ、更に一層均一混合の短時間化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠側面図,第2図は第1図A−A線の断
面図,第3図は第1図B−B線の断面図,第4図は肥
料,土質改良機材のホッパー部の平面図,第5図は肥料
ホッパー部の要部の断面図,第6図は土質改良材ホッパ
ー部の要部の断面図,第7図はスクリュー移送体の別例
を示す要部の側面図,第8図は攪拌円盤の別例を示す正
面図である。 1……機枠,5……床土ホッパー,5a……搬送筒部,6
……スクリュー移送体,6c……径とピッチの大きなスク
リュー部,6d……ピッチの大きなスクリュー部,7……
円筒孔,12……回転攪拌筒,15……ホッパー,15a……
肥料用ホッパー部,15b……土質改良材用ホッパー部,1
6……仕切壁,17……ベルトコンベア,37……落下流
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠に、下底部に略水平姿勢のスクリュー
    移送体を軸架した床土ホッパー(5)を設けるとともに、
    上記機枠の上側には、搬送供給量の小さな搬送体をもつ
    肥料などのホッパー(15)を設け、上記スクリュー移送体
    の送出端に、前面を開口した略水平姿勢の回転攪拌筒の
    後部を連通するとともに、上記ホッパー(15)の搬送体の
    搬送下手側と、上記スクリュー移送体の送出部とを略垂
    直姿勢の落下流路にて連通せしめた混合機において、 上記落下流路に臨む上記スクリュー移送体のスクリュー
    部のピッチを、上記ホッパー(5)内のスクリュー部のピ
    ッチより大きく形成したことを特徴とする混合機。
JP1989028943U 1989-03-13 1989-03-13 混合機 Expired - Lifetime JPH0626342Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989028943U JPH0626342Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 混合機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989028943U JPH0626342Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 混合機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02121127U JPH02121127U (ja) 1990-10-01
JPH0626342Y2 true JPH0626342Y2 (ja) 1994-07-20

Family

ID=31252721

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989028943U Expired - Lifetime JPH0626342Y2 (ja) 1989-03-13 1989-03-13 混合機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0626342Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004123719A (ja) * 2003-08-28 2004-04-22 Sumitomo Chem Co Ltd 粒状農薬組成物の製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551573U (ja) * 1978-09-29 1980-04-04
JPS61254232A (ja) * 1985-05-07 1986-11-12 Seiko Epson Corp 定量混合装置

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JP2004123719A (ja) * 2003-08-28 2004-04-22 Sumitomo Chem Co Ltd 粒状農薬組成物の製造方法

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Publication number Publication date
JPH02121127U (ja) 1990-10-01

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