JPH0626279Y2 - 照明付芳香剤等の容器 - Google Patents
照明付芳香剤等の容器Info
- Publication number
- JPH0626279Y2 JPH0626279Y2 JP1087992U JP1087992U JPH0626279Y2 JP H0626279 Y2 JPH0626279 Y2 JP H0626279Y2 JP 1087992 U JP1087992 U JP 1087992U JP 1087992 U JP1087992 U JP 1087992U JP H0626279 Y2 JPH0626279 Y2 JP H0626279Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- fragrance
- storage space
- illuminating
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、芳香剤や消臭剤等の
容器であって、照明手段を内蔵し、光による装飾効果を
具有せしめると共に、熱による芳香剤、消臭剤の蒸散効
果をもたらすようにした照明付芳香剤等の容器に関す
る。
容器であって、照明手段を内蔵し、光による装飾効果を
具有せしめると共に、熱による芳香剤、消臭剤の蒸散効
果をもたらすようにした照明付芳香剤等の容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラスや合成樹脂或は金属等で形
成したビン状容器内に芳香剤若しくは消臭剤等を収納
し、芳香剤等を容器口部から蒸散させて使用するように
した芳香剤等の容器は公知であり、家庭や車両等におい
て広く利用されている。
成したビン状容器内に芳香剤若しくは消臭剤等を収納
し、芳香剤等を容器口部から蒸散させて使用するように
した芳香剤等の容器は公知であり、家庭や車両等におい
て広く利用されている。
【0003】かかる芳香剤等の容器であって、装飾効果
並びに芳香剤等の蒸散効果の向上を図る目的で照明手段
を付設したものが提案されており、例えば実開昭58−
174125号公報、実開平2−49537号公報等に
開示されている。
並びに芳香剤等の蒸散効果の向上を図る目的で照明手段
を付設したものが提案されており、例えば実開昭58−
174125号公報、実開平2−49537号公報等に
開示されている。
【0004】しかしながら、これら公知の照明付の芳香
剤等の容器は、芳香剤等を収納した容器の下部に照明体
を配置したものにすぎず、芳香剤と照明体とは上下方向
に位置関係が異なっている。このため、照明体からの光
は、下方から芳香剤を透過して照出されるにすぎず、照
明効果や蒸散効果が限定されてしまうという欠点があっ
た。
剤等の容器は、芳香剤等を収納した容器の下部に照明体
を配置したものにすぎず、芳香剤と照明体とは上下方向
に位置関係が異なっている。このため、照明体からの光
は、下方から芳香剤を透過して照出されるにすぎず、照
明効果や蒸散効果が限定されてしまうという欠点があっ
た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、芳香剤等
の内部に照明体を位置づけ、照明体を芳香剤等の少なく
とも一部と同一の高さレベルに位置づけることにより、
より高い照明効果と蒸散効果とを図り得るようにせんと
するものである。
の内部に照明体を位置づけ、照明体を芳香剤等の少なく
とも一部と同一の高さレベルに位置づけることにより、
より高い照明効果と蒸散効果とを図り得るようにせんと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案が採った手段は、開孔を有したキャップで
口部を閉塞した芳香剤等の容器の底面を容器内方へ向か
って凹設して収納スペースを形成し、該収納スペース内
に照明手段を配設したことを特徴とする。
に、この考案が採った手段は、開孔を有したキャップで
口部を閉塞した芳香剤等の容器の底面を容器内方へ向か
って凹設して収納スペースを形成し、該収納スペース内
に照明手段を配設したことを特徴とする。
【0007】
【作 用】芳香剤等を収納する容器の底面を容器内方へ
向かって凹設して収納スペースを形成し、該収納スペー
ス内に電球等の照明手段を収納するようにしてあるの
で、照明手段は少なくとも収納された芳香剤等の下部と
同一レベルに位置し、照出される光線による芳香剤等の
残存レベルの視認や光の透過による照明効果の向上をも
たらし得る。
向かって凹設して収納スペースを形成し、該収納スペー
ス内に電球等の照明手段を収納するようにしてあるの
で、照明手段は少なくとも収納された芳香剤等の下部と
同一レベルに位置し、照出される光線による芳香剤等の
残存レベルの視認や光の透過による照明効果の向上をも
たらし得る。
【0008】
【考案の効果】この考案によれば、容器内方へ入り込ん
だ収納スペース内に照明手段を配設するようにしてある
ので、全体の高さを小さくしてコンパクト化の達成とデ
ザイン設計上の自由度を高め得ると共に、芳香剤等の残
量レベルを容易に外部から視認し交換時期を知ることが
出来る。
だ収納スペース内に照明手段を配設するようにしてある
ので、全体の高さを小さくしてコンパクト化の達成とデ
ザイン設計上の自由度を高め得ると共に、芳香剤等の残
量レベルを容易に外部から視認し交換時期を知ることが
出来る。
【0009】
【実施例】以下に図面を参照しつつ、この考案の好まし
い実施例を詳細に説明する。図において、(1)は液状若
しくはゲル状の芳香剤、消臭剤等を収納した容器であ
り、好ましくはガラスで形成され、上部の口部はキャッ
プ(2)で閉塞される。キャップ(2)には、複数の開孔
(3)が開穿され、収納された芳香剤、消臭剤の蒸散を許
容している。容器(1)の底面中央は、容器内方へ向かっ
て略半円球状に凹設され、電球等の照明手段(5)を収納
する収納スペース(4)が形成される。(6)は容器(1)の
底面に嵌着される照明装置の台盤であり、該台盤(6)の
中央に前記照明手段(5)が配設されると共に、コード
(7)を介して所望の電源に接続可能である。
い実施例を詳細に説明する。図において、(1)は液状若
しくはゲル状の芳香剤、消臭剤等を収納した容器であ
り、好ましくはガラスで形成され、上部の口部はキャッ
プ(2)で閉塞される。キャップ(2)には、複数の開孔
(3)が開穿され、収納された芳香剤、消臭剤の蒸散を許
容している。容器(1)の底面中央は、容器内方へ向かっ
て略半円球状に凹設され、電球等の照明手段(5)を収納
する収納スペース(4)が形成される。(6)は容器(1)の
底面に嵌着される照明装置の台盤であり、該台盤(6)の
中央に前記照明手段(5)が配設されると共に、コード
(7)を介して所望の電源に接続可能である。
【0010】収納スペース(4)は、前記半球形状に限ら
れないことは勿論であり、又台盤(6)内に乾電池を収納
して、コード(7)を不要としても良い。照明手段(5)は
電球の他、発光ダイオード、蛍光灯等であっても良い。
又、収納スペース(4)の内面には所望の凹凸模様を形成
したり或は印刷(9)を施して、装飾効果を向上せしめる
ことが可能である。
れないことは勿論であり、又台盤(6)内に乾電池を収納
して、コード(7)を不要としても良い。照明手段(5)は
電球の他、発光ダイオード、蛍光灯等であっても良い。
又、収納スペース(4)の内面には所望の凹凸模様を形成
したり或は印刷(9)を施して、装飾効果を向上せしめる
ことが可能である。
【0011】照明手段(5)を点灯するとき、光線が収納
スペース(4)から容器(1)内の芳香剤(8)を透過して照
出され、照明手段(5)自体に付せられた色若しくは収納
された芳香剤等の色或は容器(1)自体の色等に応じて美
麗な装飾効果をもたらし得る。
スペース(4)から容器(1)内の芳香剤(8)を透過して照
出され、照明手段(5)自体に付せられた色若しくは収納
された芳香剤等の色或は容器(1)自体の色等に応じて美
麗な装飾効果をもたらし得る。
【0012】照明手段(5)に発熱作用のある電球等を用
いることにより、芳香剤(8)を加熱し、蒸散スピードを
向上せしめることが出来、気温の低い時期や場所での芳
香蒸散効果を助長することが可能となる。又、加熱によ
る芳香剤(8)の対流を利用して、芳香剤内部に光を反射
する小片等を混入しておくことにより、小片の上下動と
光の反射とが相乗した装飾効果を得るようにすることが
出来る。
いることにより、芳香剤(8)を加熱し、蒸散スピードを
向上せしめることが出来、気温の低い時期や場所での芳
香蒸散効果を助長することが可能となる。又、加熱によ
る芳香剤(8)の対流を利用して、芳香剤内部に光を反射
する小片等を混入しておくことにより、小片の上下動と
光の反射とが相乗した装飾効果を得るようにすることが
出来る。
【0013】図示のように、収納スペース(4)は容器
(1)の内部に入り込んでおり、照明手段(5)が少なくと
も芳香剤の下部と同一レベルにあるため、芳香剤の減少
レベルを光の透過状態によって外部から容易に視認出
来、芳香剤の補充時期或は容器(1)の交換時期を容易に
知ることが出来る。更に、照明手段(5)が容器(1)内に
収納されるため、全体のスペース、特に高さを小さくす
ることが出来、全体をコンパクトにまとめることが出来
ると共に、商品デザインの自由度が大きくなる。
(1)の内部に入り込んでおり、照明手段(5)が少なくと
も芳香剤の下部と同一レベルにあるため、芳香剤の減少
レベルを光の透過状態によって外部から容易に視認出
来、芳香剤の補充時期或は容器(1)の交換時期を容易に
知ることが出来る。更に、照明手段(5)が容器(1)内に
収納されるため、全体のスペース、特に高さを小さくす
ることが出来、全体をコンパクトにまとめることが出来
ると共に、商品デザインの自由度が大きくなる。
【0014】照明手段(5)と台盤(6)を含む照明装置を
容器(1)の底部に着脱自在に取り付ける構造とすること
により、容器(1)のみを交換することが出来る利点があ
る。
容器(1)の底部に着脱自在に取り付ける構造とすること
により、容器(1)のみを交換することが出来る利点があ
る。
図1 外観斜視図 図2 分解斜視図 図3 一部を切り欠いだ正面図 図4 芳香剤の減少レベルを示す一部を切り欠いだ正
面図
面図
(1) 容 器 (2) キャップ (3) 開 孔 (4) 収納スペース (5) 照明手段 (6) 台 盤 (7) コード (8) 芳香剤 (9) 印 刷
Claims (3)
- 【請求項1】 開孔を有したキャップで口部を閉塞した
芳香剤等の容器の底面を容器内方へ向かって凹設して収
納スペースを形成し、該収納スペース内に照明手段を配
設したことを特徴とする照明付芳香剤等の容器。 - 【請求項2】 容器の底部に着脱自在に照明装置を装着
し、該照明装置の照明手段を収納スペース内に位置付け
たことを特徴とする請求項(1)記載の容器。 - 【請求項3】 収納スペースの内面に凹凸模様若しくは
印刷を施したことを特徴とする請求項(1)又は(2)記載
の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1087992U JPH0626279Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 照明付芳香剤等の容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1087992U JPH0626279Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 照明付芳香剤等の容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067743U JPH067743U (ja) | 1994-02-01 |
JPH0626279Y2 true JPH0626279Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=11762617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1087992U Expired - Lifetime JPH0626279Y2 (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 照明付芳香剤等の容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626279Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP1087992U patent/JPH0626279Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH067743U (ja) | 1994-02-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950117 |