JPH062163Y2 - 炎電球 - Google Patents

炎電球

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JPH062163Y2
JPH062163Y2 JP1987201578U JP20157887U JPH062163Y2 JP H062163 Y2 JPH062163 Y2 JP H062163Y2 JP 1987201578 U JP1987201578 U JP 1987201578U JP 20157887 U JP20157887 U JP 20157887U JP H062163 Y2 JPH062163 Y2 JP H062163Y2
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安雄 脇本
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安雄 脇本
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案電球はローソクの炎のように発光する炎電球に
関する。
従来の技術 従来、炎のように発光する電球は、内部フイラメントに
形状的特徴をもたせてそのように発光するもの、発光を
放電現象よりなして、発光源を炎形とするもの、電球の
外側のカバーを炎形とするものなど多数提案されてい
る。
即ち、実公昭30−14772号公報には、下部におい
て電球を装着した容器の上部に装着するガラス筒内にエ
ーテル及び粉末を封入する電灯が掲載され、また実公昭
31−16877号公報には、電球を装着したグローブ
の上端開口に透明管体を挿入し、この管体内に合成樹脂
片及び軽い砂粒を充填し、上部に空隙を存する如く粘性
の小なる着色液を封入し、透明管体の底部の外側に電球
体を触接させてなる装飾用ランプが掲載されている。
考案が解決しようとする課題 前記実公昭30−14772号の考案は、電球と気体と
でエーテルを加熱し、エーテルを沸騰し、粉末をエーテ
ル及びその泡と共に上下左右に流動させるものであるか
ら、ガラス筒が比較的大きなものでないと、その沸騰光
景を観賞できない欠点がある。また実公昭31−168
77号の考案は、透明管体を電球体により加熱し、管体
に充填してある合成樹脂片から発する多数の小気泡を着
色液の中を上昇反復し、同時に同じく装填される軽き砂
粒片を前記小気泡の上昇により上方から舞い上がらせ、
これを反復するものであるから、前記考案と同じく透明
管体内を循環する光景を直接に観賞できる点は効果があ
るが、これを不透明のカバーで覆ったときには、このカ
バーに明確な照射像を作ることができないものである。
この考案は、ローソクの炎の様に揺らめきの照射の可能
とした新感覚の炎電球であって、ローソクの代りに点灯
し、グローブ、提灯等を多様に変化させて照射し、色彩
による清澄感と多数の点照射による豪華感とをあわせも
った照明器具を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 電球に装着枠が一体に取付けられて、この装着枠を取付
けることにより電球本体を内方へ収容し、その点灯によ
る照射光を外方及び特定方向へ発光照射する電球収容部
と、これに一体に接続形成又は連接形成され、トリクロ
ロエチレン又はトリクロロトリフルオロエタン等の無色
揮発性・非引火性液体の散光液と、合成樹脂薄膜の片面
に金属箔を密着して設けた散光用細片とを内方空胴部に
充填すると共に外形を炎形などの所望になした透明発光
体部とから設け、前記散光液により透明発光体部を平均
或は強調して発光させると共に、電球の点灯熱で発光体
部内を流動し、これに略同じ比重で浮遊する前記散光用
細片を流動し、照射光の一部を点反射し、透明発光体部
より外部に照射することを特徴とする炎電球にある。
作用 この考案炎電球は前述のような構成によりなるから、通
常の電球のような取扱うことができ、例えばソケットに
螺合して給電すれば商用電源によって点灯することがで
き、その点灯状態は散光液によって全体が美しく発光
し、同時に点灯熱源により散光液は流動し、これに浮遊
する散光用細片を流動し、散光用細片により照射光の一
部をあらゆる方向に点反射するものである。
実施例 始めに、図面第1図〜第3図に示す第1の実施例につい
て説明すると、1は第1の実施例の炎電球であって、こ
れは装着枠2をつけた電球本体3と、本体カバー発光体
4とからなり、前記カバー発光体4は製造上前記電球本
体2を囲繞して内方に装着する電球収容部5と、その電
球の照射投光を受け、全体を動的に発光するための散光
液6と、その散光液中に略同一比重で浮遊して反射散光
する散光用細片7の多数片とを収容し、全体を円錐炎形
に形成される透明発光体部8とからなる。
発光体部8および電球収容部5は、この実施例ではガラ
スを素材に用いており、発光体部8の尖端を成形時に開
口し、そこから散光液6の所定量および散光用細片7の
所定数量片を注入した後、開口を溶着閉鎖するものであ
る。
散光液6は、無色揮発性・非引火性液体、例えば、物質
名をトリクロロエチレン(商品名トリクレン)又はトリ
クロロトリフルエタン(商品名フロンソルブ)が用いら
れる。
散光用細片7は、ポリエステル薄膜など合成樹脂薄膜の
片面にアルミ箔或は銀箔を密着し、所要面積の光反射面
を設け、しかも散光液6と略同一の比重に設けられる。
前記電球収容部5の下半電球収容部9は透光性着色塗料
10を内面に塗布し、電球の照射投光を所要に着色す
る。またこの電球収容部5の上半部11には、発光体部8
の底部を所要深さ内方に嵌入し、接着剤12により一体に
固着する。接着剤12は内側壁に塗布し、照射光の通過の
さまたげにならないようにする。
尚、電球収容部5の下端外周面を装着枠3を螺合するネ
ジ部13に形成し、一体に螺合する。そしてこのように構
成された炎電球1は燭台14のソケット(図示しない)に
螺合し、給電されて点灯する。
この炎電球1は前述のようになるから、電球本体3が点
灯すると、その照射光を受けて、電球収容部5はこの実
施例では透明であるので発光し、内壁面が塗布された着
色塗料によって着色されて発光し、その内天面の照射光
は上方に連接する発光体部8に投光されて散光液と略同
一比重で浮遊する散光用細片7の動きによって全方向に
点反射する。
電球本体3の電球は白熱電球であるから熱量を発生し、
電球収容部5を加熱する。第1の実施例では電球収容部
5および発光体部8ともガラスであるので、かなり高温
まで耐えることができる。そしてその上方に連接する発
光体部8も伝導加熱する。そこで、内底面に接する散光
液6は対流を起こし、すなわち内底面に接する部分が先
ず加熱されて上昇し、回りからは冷たい液体が上昇した
分だけ入り込み循環流が生じる。この流れにしたがって
浮遊する散光用細片7は流動し、さらに流動は一様でな
いから転回し、その反射方向を全細片7が間断なく変
え、全体を美麗に発光させるものである。前記散光液6
の対流で一部分だけが異状に加熱されるというような不
都合はなく、全体が平均的に冷却され、全体が過度に温
度上昇することはない。
次に、第2の実施例について説明すると、装着枠2を具
えた電球本体3を螺合着し、電球本体3を内方に収容す
る電球収容部15は図示の如く、ガラスを素材に用いて逆
円錐筒形に形成され、またその外周面は同時に水平方向
にリング突条帯が連続する環状波形16に形成され、レン
ズ効果をだして発光する。その上端縁には受皿形天井面
17を接続している。
前記電球収容部15の天井面17に底面を連接し、接着剤18
を部分的に塗布し、炎形の発光体部19が固着され、カバ
ー発光体4となる。
前記発光体部19は塩化ビニールをブロー成形し、上端の
尖端12開口20を設け、その適宜下方に首部は前記はかま
部15と同様の環状波形模様21を形成している。そして、
開口20から散光液6と散光用細片7を注入し、最後に開
口20の内径面を溶解した後、圧力を外周から加え、その
部分を溶着密封するものである。
電球収容部15の電球本体3の収容部内壁には透光性着色
塗料20が塗布され、電球本体3の照射光を所望に着色
し、全体発光させることもある。
電球収容部15は素材をガラスに代えて耐熱性の合成樹
脂、例えばポリカーボネイトにより成形することもでき
る。
尚、第1の実施例では電球収容部5と発光体部8、第2
の実施例では電球収容部15と発光体部19の外形を夫々変
えることにより、炎形以外に例えば人形、動物、花、星
その他と具体的又は抽象的に変形した形態を採ることが
できること勿論である。また電球の照射光の着色にも電
球自体を色電球を用いることを含め種々ある。
考案の効果 この考案は異常のようになるから、通常の電球のような
取扱うことができるものでありながら、電球の形態とし
て新しく、また趣興に富み多くの人々の趣味感を満足す
るものである。
また構造的に電球収容部と一体に設けられる透明発光体
部内には、循環対流する散光液が封入されるので、その
点灯状態は散光液によって全体が美しく発光し、同時に
点灯熱源により散光液は流動し、これに浮遊する散光用
細片を流動し、散光用細片は光反射面を有するものであ
るから、電球から照射される照射光の一部をあらゆる方
向に点反射し、回り配置されるグローブ、カバー、提灯
に投光するものである。
また局部的に加熱されることがなく、全体的に冷却さ
れ、それらの部材に合成樹脂材を用いても商用電源から
通電点灯するミニ電球で長時間照明をなすことができ、
実用になるものである。
尚、透明発光体部の上部外周における環状波形模様は、
散光液の上面線をカムフラージュし、内方全部に液体が
充填されているようにみえることについて効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は第1の
実施例の縦断側面図、第2図はその分解一部切欠き側面
図、第3図はその使用状態を示す側面図、第4図は第2
の実施例の縦断側面図、第5図はその分解一部切欠き側
面図である。 1…炎電球、2…装着枠、3…電球本体、4…カバー発
光体、5,15…電球収容、6…散光液、7…散光用細
片、8、19…透明発光体部、13…燭台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電球に装着枠が一体に取付けられて、この
    装着枠を取付けることにより電球本体を内方へ収容し、
    その点灯による照射光を外方及び特定方向へ発光照射す
    る電球収容部と、これに一体に接続形成又は連接形成さ
    れ、トリクロロエチレン又はトリクロロトリフルオロエ
    タン等の無色揮発性・非引火性液体の散光液と、合成樹
    脂薄膜の片面に金属箔を密着して設けた散光用細片とを
    内方空胴部に充填すると共に外形を炎形などの所望にな
    した透明発光体部とから設け、前記散光液により透明発
    光体部を平均或は強調して発光させると共に、電球の点
    灯熱で発光体部内を流動し、これに略同じ比重で浮遊す
    る前記散光用細片を流動し、照射光の一部を点反射し、
    透明発光体部より外部に照射することを特徴とする炎電
    球。
JP1987201578U 1987-12-30 1987-12-30 炎電球 Expired - Lifetime JPH062163Y2 (ja)

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JPH01104606U JPH01104606U (ja) 1989-07-14
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