JPH06262700A - グリーンタイヤローデング装置 - Google Patents
グリーンタイヤローデング装置Info
- Publication number
- JPH06262700A JPH06262700A JP5053846A JP5384693A JPH06262700A JP H06262700 A JPH06262700 A JP H06262700A JP 5053846 A JP5053846 A JP 5053846A JP 5384693 A JP5384693 A JP 5384693A JP H06262700 A JPH06262700 A JP H06262700A
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- JP
- Japan
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- tires
- pallets
- tire
- pallet
- pair
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 2個のタイヤの同時搬送を容易にした。
【構成】 タイヤ成形機1からタイヤを受取りペアパレ
ット11,12上に交互にタイヤを載置する移動装置2
0と、前記ペアパレット11,12上の2個のタイヤ
を、同時回収する搬送機15と、該搬送機15の待時間
を吸収するため前記ペアパレット11,12と交替する
収納自在の予備パレット13,14とこれら各パレット
11〜14に取付けられてタイヤの付着を防止するカバ
ー17とからなる。
ット11,12上に交互にタイヤを載置する移動装置2
0と、前記ペアパレット11,12上の2個のタイヤ
を、同時回収する搬送機15と、該搬送機15の待時間
を吸収するため前記ペアパレット11,12と交替する
収納自在の予備パレット13,14とこれら各パレット
11〜14に取付けられてタイヤの付着を防止するカバ
ー17とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ工場のタイヤ成
形機からタイヤを搬送機に移載するときに使用するトラ
ック又はバス用のグリーンタイヤローデング装置に関す
る。
形機からタイヤを搬送機に移載するときに使用するトラ
ック又はバス用のグリーンタイヤローデング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来タイヤ工場においてタイヤ成形機か
ら成形されたグリーンタイヤは、これをパレットへ移載
する時は人力で行い、パレット毎にフォークリフト車で
搬送していた。
ら成形されたグリーンタイヤは、これをパレットへ移載
する時は人力で行い、パレット毎にフォークリフト車で
搬送していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらグリーン
タイヤは1個で約90kgの重量があり、それを安全に
搬送するには人手では重労働であり、而も後流の加硫機
は、通常同時に2個のグリーンタイヤを加硫するのでグ
リーンタイヤの2個を同時に搬送する必要があり、この
ためタイヤを成形する時間と、搬送要求を出し搬送機が
タイヤを受取り搬送するまでの時間に差がありバッファ
が必要となり、又グリーンタイヤとパレットが付着する
ときがあり、その引き剥しに時間がかかる等の問題点が
あった。
タイヤは1個で約90kgの重量があり、それを安全に
搬送するには人手では重労働であり、而も後流の加硫機
は、通常同時に2個のグリーンタイヤを加硫するのでグ
リーンタイヤの2個を同時に搬送する必要があり、この
ためタイヤを成形する時間と、搬送要求を出し搬送機が
タイヤを受取り搬送するまでの時間に差がありバッファ
が必要となり、又グリーンタイヤとパレットが付着する
ときがあり、その引き剥しに時間がかかる等の問題点が
あった。
【0004】本発明は、かかる問題点に対処するため開
発されたものであって、2個のグリーンタイヤの同時搬
送を容易にすることを目的とする。
発されたものであって、2個のグリーンタイヤの同時搬
送を容易にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図1乃至図5を用
いて説明すると、本発明は、タイヤ成形機1からタイヤ
2を受取りペアパレット11,12上に交互にタイヤ2
を載置する移動装置20と前記ペアパレット11,12
上の2個のタイヤを同時回収する搬送機15と、該搬送
機15の待時間を吸収するため前記ペアパレット11,
12と交替する収納自在の予備パレット13,14と、
前記各パレット11〜14に取付けられてタイヤの付着
を防止するカバー17とからなる。
めの本発明の構成を実施例に対応する図1乃至図5を用
いて説明すると、本発明は、タイヤ成形機1からタイヤ
2を受取りペアパレット11,12上に交互にタイヤ2
を載置する移動装置20と前記ペアパレット11,12
上の2個のタイヤを同時回収する搬送機15と、該搬送
機15の待時間を吸収するため前記ペアパレット11,
12と交替する収納自在の予備パレット13,14と、
前記各パレット11〜14に取付けられてタイヤの付着
を防止するカバー17とからなる。
【0006】
【作用】そして本発明は上記の手段により移動装置はタ
イヤ成形機から受取ったタイヤを交互にペアパレット上
に載置し、ペアパレット上に載置された2個のタイヤは
同時に搬送機に回収されて次工程に搬送され、その際搬
送機が次のタイヤが完成するまでに来ない場合はタイヤ
を予備パレット上に載置して、このような場合でも搬送
機の2個搬送はくずさない。
イヤ成形機から受取ったタイヤを交互にペアパレット上
に載置し、ペアパレット上に載置された2個のタイヤは
同時に搬送機に回収されて次工程に搬送され、その際搬
送機が次のタイヤが完成するまでに来ない場合はタイヤ
を予備パレット上に載置して、このような場合でも搬送
機の2個搬送はくずさない。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1乃至図5に基づ
いて説明すると1はタイヤ成形機を示し、該タイヤ成形
機1により成形されたタイヤ2はこれを第1アンローダ
3により第2アンローダ4に移動し、該第2アンローダ
4は支柱4′を中心に90°回転してタイヤ2を2aの
位置に移動させ、この位置で移動装置20に受渡され
る。
いて説明すると1はタイヤ成形機を示し、該タイヤ成形
機1により成形されたタイヤ2はこれを第1アンローダ
3により第2アンローダ4に移動し、該第2アンローダ
4は支柱4′を中心に90°回転してタイヤ2を2aの
位置に移動させ、この位置で移動装置20に受渡され
る。
【0008】移動装置20は図2に示すように架台10
上を横方向に移動する上部台車5と、該上部台車5に縦
方向に移動自在に吊り下げられる下部台車6と該下部台
車6に上下に移動自在に取付けられる昇降台7と、該昇
降台7の下端に上下方向に90°旋回自在に取付けられ
るアーム8と、該アームにリンク機構を介して半径方向
に開閉自在に取付けられる3本のチャック9とから構成
され、該移動装置20の移動路上にはパレット11とパ
レット12とのペアパレットが設けられ、該ペアパレッ
ト11及び12は図3及び図4に示すように予備パレッ
ト13及び14を連結し、該予備パレット13及び14
は架台10に設けた垂直ガイド部材18に案内されるス
ライダ19に連結されて常時に収納状態に格納され、前
記ペアパレット11及び12が図4に示すようにシリン
ダ16の伸長で一対のタイヤを同時搬送する搬送機15
が臨むタイヤ把持位置より移動するとき、その移動につ
れて搬送機15のタイヤ把持位置に展開される。17は
前記各パレット11〜14に装着されるタイヤ付着防止
カバーを示す。
上を横方向に移動する上部台車5と、該上部台車5に縦
方向に移動自在に吊り下げられる下部台車6と該下部台
車6に上下に移動自在に取付けられる昇降台7と、該昇
降台7の下端に上下方向に90°旋回自在に取付けられ
るアーム8と、該アームにリンク機構を介して半径方向
に開閉自在に取付けられる3本のチャック9とから構成
され、該移動装置20の移動路上にはパレット11とパ
レット12とのペアパレットが設けられ、該ペアパレッ
ト11及び12は図3及び図4に示すように予備パレッ
ト13及び14を連結し、該予備パレット13及び14
は架台10に設けた垂直ガイド部材18に案内されるス
ライダ19に連結されて常時に収納状態に格納され、前
記ペアパレット11及び12が図4に示すようにシリン
ダ16の伸長で一対のタイヤを同時搬送する搬送機15
が臨むタイヤ把持位置より移動するとき、その移動につ
れて搬送機15のタイヤ把持位置に展開される。17は
前記各パレット11〜14に装着されるタイヤ付着防止
カバーを示す。
【0009】かくて図2に示すように第2アンローダ4
により2a位置に移動されたタイヤ2は、チャック9の
開放によってチャック9に把持され、下部台車6の後
退、昇降台7の上昇、上部台車5の横移動、アーム8の
垂直位置への回動及び昇降台7の下降により図3に示す
ようにパレット11又はパレット12上にタイヤ2を載
置し、その後チャック9の閉鎖、昇降台7の上昇、アー
ム8の水平位置への回転、上部台車5の横移動で、移動
装置20は原点に復帰して、これを繰返すことによりパ
レット11及びパレット12上に交互にタイヤを載置
し、ペアパレット11,12上にそれぞれタイヤが置か
れた状態で搬送機15に対し搬送要求を出し、搬送機1
5により2個のタイヤが同時に搬送され、その際搬送要
求を出したにもかかわらず次のタイヤが完成するまで搬
送機が来ない場合はシリンダ16を伸長させて予備パレ
ットを展開させ、この予備パレット上にタイヤを載置し
て、このような場合でも搬送機15のペア搬送はくずさ
ないようにした。
により2a位置に移動されたタイヤ2は、チャック9の
開放によってチャック9に把持され、下部台車6の後
退、昇降台7の上昇、上部台車5の横移動、アーム8の
垂直位置への回動及び昇降台7の下降により図3に示す
ようにパレット11又はパレット12上にタイヤ2を載
置し、その後チャック9の閉鎖、昇降台7の上昇、アー
ム8の水平位置への回転、上部台車5の横移動で、移動
装置20は原点に復帰して、これを繰返すことによりパ
レット11及びパレット12上に交互にタイヤを載置
し、ペアパレット11,12上にそれぞれタイヤが置か
れた状態で搬送機15に対し搬送要求を出し、搬送機1
5により2個のタイヤが同時に搬送され、その際搬送要
求を出したにもかかわらず次のタイヤが完成するまで搬
送機が来ない場合はシリンダ16を伸長させて予備パレ
ットを展開させ、この予備パレット上にタイヤを載置し
て、このような場合でも搬送機15のペア搬送はくずさ
ないようにした。
【0010】
【発明の効果】このように本発明によるときは、タイヤ
成形機からタイヤを受取りペアパレット上に交互にタイ
ヤを載置する移動装置と、前記ペアパレット上の2個の
タイヤを同時回収する搬送機と、該搬送機の待時間を吸
収するため前記ペアパレットと交替する収納自在の予備
パレットと、前記各パレットに取付けられてタイヤの付
着を防止するカバーとからなるものであるから移動装置
はタイヤ成形機の生産に合せて移動するだけでペアパレ
ット上にタイヤを載置して、搬送機の到着で同時に搬送
され、而も搬送機の到着が遅れてもタイヤを予備パレッ
トに置くことでペア搬送はくずれず、その搬送を容易に
し、又各パレットにはタイヤ付着防止カバーが付されて
いるのでパレットにタイヤが付着してパレット毎搬送機
で吊り上げる事故が防止できる等の効果を有する。
成形機からタイヤを受取りペアパレット上に交互にタイ
ヤを載置する移動装置と、前記ペアパレット上の2個の
タイヤを同時回収する搬送機と、該搬送機の待時間を吸
収するため前記ペアパレットと交替する収納自在の予備
パレットと、前記各パレットに取付けられてタイヤの付
着を防止するカバーとからなるものであるから移動装置
はタイヤ成形機の生産に合せて移動するだけでペアパレ
ット上にタイヤを載置して、搬送機の到着で同時に搬送
され、而も搬送機の到着が遅れてもタイヤを予備パレッ
トに置くことでペア搬送はくずれず、その搬送を容易に
し、又各パレットにはタイヤ付着防止カバーが付されて
いるのでパレットにタイヤが付着してパレット毎搬送機
で吊り上げる事故が防止できる等の効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】パレット上にタイヤが載置された状態の立面図
である。
である。
【図4】搬送機がタイヤを受取る状態の立面図である。
【図5】タイヤ付着防止カバーの概念図である。
1 タイヤ成形機 2 タイヤ 11 パレット 12 パレット 13 予備パレット 14 予備パレット 15 搬送機 17 カバー 20 移動装置
Claims (1)
- 【請求項1】 タイヤ成形機からタイヤを受取り、ペア
パレット上に交互にタイヤを載置する移動装置と、前記
ペアパレット上の2個のタイヤを同時回収する搬送機
と、該搬送機の待時間を吸収するため前記ペアパレット
と交替する収納自在の予備パレットと前記各パレットに
取付けられてタイヤの付着を防止するカバーとからなる
グリーンタイヤローデング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05053846A JP3117315B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | グリーンタイヤローデング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05053846A JP3117315B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | グリーンタイヤローデング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06262700A true JPH06262700A (ja) | 1994-09-20 |
JP3117315B2 JP3117315B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=12954141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05053846A Expired - Fee Related JP3117315B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | グリーンタイヤローデング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3117315B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100476079B1 (ko) * | 2002-11-08 | 2005-03-11 | 한국타이어 주식회사 | 그린타이어 인출장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111504274B (zh) * | 2020-04-24 | 2022-04-19 | 广西电网有限责任公司百色供电局 | 一种输电线路三跨区段的精确航测方法 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP05053846A patent/JP3117315B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100476079B1 (ko) * | 2002-11-08 | 2005-03-11 | 한국타이어 주식회사 | 그린타이어 인출장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3117315B2 (ja) | 2000-12-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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